JPH0360517A - 光電スイッチの自動感度調整方法 - Google Patents
光電スイッチの自動感度調整方法Info
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- JPH0360517A JPH0360517A JP19786089A JP19786089A JPH0360517A JP H0360517 A JPH0360517 A JP H0360517A JP 19786089 A JP19786089 A JP 19786089A JP 19786089 A JP19786089 A JP 19786089A JP H0360517 A JPH0360517 A JP H0360517A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 17
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
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- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、光電スイッチの自動感度調整方法に関する
。
。
(ロ)従来の技術
従来、光電スイッチの感度調整方法としては、第11図
に示すように、投光パルスVINのi幅をボリウム11
1で調整して、駆動用トランジスタ112のベース電圧
を制御し、投光用のLED113に流れる電流を調整し
て感度調整する方法と、第12図に示すように、受光素
子121で受光されて入力された受光電流をI/V変換
器122で電圧信号に変換した後、プリアンプ123で
増幅し、抵抗ボリウム124でコンパレータ125への
入力電圧を調整する感度調整方法がある。前者は投光側
で行う感度調整方法であり、後者は受光側で行う感度調
整方法である。
に示すように、投光パルスVINのi幅をボリウム11
1で調整して、駆動用トランジスタ112のベース電圧
を制御し、投光用のLED113に流れる電流を調整し
て感度調整する方法と、第12図に示すように、受光素
子121で受光されて入力された受光電流をI/V変換
器122で電圧信号に変換した後、プリアンプ123で
増幅し、抵抗ボリウム124でコンパレータ125への
入力電圧を調整する感度調整方法がある。前者は投光側
で行う感度調整方法であり、後者は受光側で行う感度調
整方法である。
(ハ)発明が解決しようとする課題
上記した従来の光電スイッチの感度調整方法は、いずれ
も、ボリウムによる手動調整であるため、■微妙な調整
が困難であり、また調整ができたとしても、かなり時間
を要する。■調整技術の巧拙により、光電スイッチの検
知能力が左右されてしまう。■人の手が届かないところ
に設置された光電スイッチにおいては、いちいち取り外
して調整する必要がある。■受光量のモニタがないため
、調整する人の勘に頼る部分がある。等の問題がある。
も、ボリウムによる手動調整であるため、■微妙な調整
が困難であり、また調整ができたとしても、かなり時間
を要する。■調整技術の巧拙により、光電スイッチの検
知能力が左右されてしまう。■人の手が届かないところ
に設置された光電スイッチにおいては、いちいち取り外
して調整する必要がある。■受光量のモニタがないため
、調整する人の勘に頼る部分がある。等の問題がある。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、容易でバラツキの少ない調整を行える光電スイッチ
の自動感度調整方法を提供することを目的としている。
て、容易でバラツキの少ない調整を行える光電スイッチ
の自動感度調整方法を提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用この発明の光
電スイッチの自動感度調整方法は、出力値が連続的に変
化する信号を出力する信号発生手段と、光電スイッチの
動作信号を取込み、動作信号のオン/オフを判別するオ
ン/オフ判別手段とを備える装置を光電スイッチに接続
し、前記連続的に変化する信号を光電スイッチに与えて
感度を変化させ、前記オン/オフ判別手段により光電ス
イッチの感度変化によるオン領域からオフ領域に至るオ
フ点、あるいはオフ領域からオン領域に至るオン点を検
出し、検出したオフ点より所定値だけオン側の感度値を
、あるいは検出したオン点より所定値だけオフ側の感度
値を設定感度として光電スイッチに記憶させるようにし
ている。
電スイッチの自動感度調整方法は、出力値が連続的に変
化する信号を出力する信号発生手段と、光電スイッチの
動作信号を取込み、動作信号のオン/オフを判別するオ
ン/オフ判別手段とを備える装置を光電スイッチに接続
し、前記連続的に変化する信号を光電スイッチに与えて
感度を変化させ、前記オン/オフ判別手段により光電ス
イッチの感度変化によるオン領域からオフ領域に至るオ
フ点、あるいはオフ領域からオン領域に至るオン点を検
出し、検出したオフ点より所定値だけオン側の感度値を
、あるいは検出したオン点より所定値だけオフ側の感度
値を設定感度として光電スイッチに記憶させるようにし
ている。
この光電スイッチの自動調整方法では、信号発生手段よ
り出力値を連続的に変化する信号が出力される。例えば
、ON時の感度を設定する場合は、信号発生手段より、
出力が予定するMAX値からMIN値の方に向けて変化
する信号が順次に出力される。この信号値を受けて光電
スイッチは、例えば投光量が変化する。投光量がMAX
値の場合は、光電スイッチの動作信号がオンであり、オ
ン領域であるが、投光量が減少してオフ点に達すると、
光電スイッチの動作信号はオフとなり、オン/オフ判別
手段で、これが判別される。そして、光電スイッチには
、このオフ点に所定値を加算した値が設定感度値として
記憶される。所定値は、安定動作マージンを考慮して決
定される。
り出力値を連続的に変化する信号が出力される。例えば
、ON時の感度を設定する場合は、信号発生手段より、
出力が予定するMAX値からMIN値の方に向けて変化
する信号が順次に出力される。この信号値を受けて光電
スイッチは、例えば投光量が変化する。投光量がMAX
値の場合は、光電スイッチの動作信号がオンであり、オ
ン領域であるが、投光量が減少してオフ点に達すると、
光電スイッチの動作信号はオフとなり、オン/オフ判別
手段で、これが判別される。そして、光電スイッチには
、このオフ点に所定値を加算した値が設定感度値として
記憶される。所定値は、安定動作マージンを考慮して決
定される。
(ホ)実施例
以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。
。
〈実施例1〉
第1図は、この発明の一実施例を示す回路ブロック図で
ある。この実施例は投光側で感度調整を行う場合を示し
ている。第1図において、光電スイッチ1には、自動感
度調整を行うための装W2が接続されている。
ある。この実施例は投光側で感度調整を行う場合を示し
ている。第1図において、光電スイッチ1には、自動感
度調整を行うための装W2が接続されている。
装置2は、自動感度調整指令を与えるためキー等を有す
る操作部21、操作部21からの指令を受けて、出力値
が連続的に変化する投光量データTDを出力する機能や
光電スイッチ1からの動作信号を受はオン/オフを判別
する機能等を有するCPU22、及び投光量モニタ23
を備えている。
る操作部21、操作部21からの指令を受けて、出力値
が連続的に変化する投光量データTDを出力する機能や
光電スイッチ1からの動作信号を受はオン/オフを判別
する機能等を有するCPU22、及び投光量モニタ23
を備えている。
光電スイッチ1は、CPU22からの投光量データTD
を受けてアナログ値に変換し、かつラッチ信号LAによ
りそのアナログ値をラッチするD/A変換器11、投光
パルス発生回路12、D/A変換器11でラッチされた
信号レベルで投光パルス発生回路12からのパルス信号
を導出するゲート回路13、駆動用トランジスタ14、
投光用(7)LED15、受光素子16、I/V変換回
路等を含む受光回路17、受光信号を基準信号と比較す
るコンパレータ18、オンあるいはオフの動作信号を出
力する処理回路19を備えている。
を受けてアナログ値に変換し、かつラッチ信号LAによ
りそのアナログ値をラッチするD/A変換器11、投光
パルス発生回路12、D/A変換器11でラッチされた
信号レベルで投光パルス発生回路12からのパルス信号
を導出するゲート回路13、駆動用トランジスタ14、
投光用(7)LED15、受光素子16、I/V変換回
路等を含む受光回路17、受光信号を基準信号と比較す
るコンパレータ18、オンあるいはオフの動作信号を出
力する処理回路19を備えている。
この実施例回路により、光電スイッチ1の感度設定を行
うために、オン点、オフ点のティーチングが行われるが
、次にティーチングを行うための光電スイッチ(センサ
)1と被検出体との関係について説明する。オン点ティ
ーチングを行う場合は、反射率の高い被検出体(検出し
たいワーク)を使用する。この場合には、第2図に示す
ようにセンサ1と背景物体3の間に被検出物体4を配置
するか、あるいは第3図に示すように、水色の背景シー
ト6中の白色の被検出体5にセンサ1からの光を当てる
ようにする。
うために、オン点、オフ点のティーチングが行われるが
、次にティーチングを行うための光電スイッチ(センサ
)1と被検出体との関係について説明する。オン点ティ
ーチングを行う場合は、反射率の高い被検出体(検出し
たいワーク)を使用する。この場合には、第2図に示す
ようにセンサ1と背景物体3の間に被検出物体4を配置
するか、あるいは第3図に示すように、水色の背景シー
ト6中の白色の被検出体5にセンサ1からの光を当てる
ようにする。
オン点ティーチングは、操作部21のオン点ティーチン
グキーの操作によりスタートする。この操作指令により
CPU22は、オン点ティーチングのための処理動作を
開始する。以下、第4図の特性図、第8図のフローチャ
ートにより、オン点ティーチング動作について説明する
。
グキーの操作によりスタートする。この操作指令により
CPU22は、オン点ティーチングのための処理動作を
開始する。以下、第4図の特性図、第8図のフローチャ
ートにより、オン点ティーチング動作について説明する
。
オン点ティーチングがスタートすると、CPU22は、
先ず投光量をMAXに設定する(ステップ5TI)。こ
の投光量データTDは、光電スイッチlのD/A変換器
11に人力され、LED15は、最大投光1#(第4図
のa参照)で発光する。この最大投光量は、被検出体4
で反射され、受光素子16で受光され、受光回路17を
経て、コンパレータ18に入力されるが、受光信号の方
が基準信号よりも大なので、処理回路19は、オン動作
信号を出力する。CPU22は、この動作信号を受けて
オンかオフか判定する(ステップ5T2)、正常時は、
この判定はオンであり、次に投光量がゼロか否か判定し
くステップ5T3)、正常時の頭初は、この判定がNo
であり、次に投光量TDとデクリメントしくステップ5
T4)、第4図に示すように時間とともに減少させてゆ
く。
先ず投光量をMAXに設定する(ステップ5TI)。こ
の投光量データTDは、光電スイッチlのD/A変換器
11に人力され、LED15は、最大投光1#(第4図
のa参照)で発光する。この最大投光量は、被検出体4
で反射され、受光素子16で受光され、受光回路17を
経て、コンパレータ18に入力されるが、受光信号の方
が基準信号よりも大なので、処理回路19は、オン動作
信号を出力する。CPU22は、この動作信号を受けて
オンかオフか判定する(ステップ5T2)、正常時は、
この判定はオンであり、次に投光量がゼロか否か判定し
くステップ5T3)、正常時の頭初は、この判定がNo
であり、次に投光量TDとデクリメントしくステップ5
T4)、第4図に示すように時間とともに減少させてゆ
く。
デクリメントさせた後、光電スイッチlからの動作信号
をチエツクし、オンかオフか判定する(ステップ5T5
)、オンの間は、光電スイッチ1は、オン動作領域にあ
り、このステップST5の判定NOで、ステップST3
に戻り、以後投光量のデクリメントと、動作信号のオン
/オフ判定処理を繰り返す。やがて、動作信号がオフに
なると(第4図のb点)、この時点における投光量はオ
ン領域とオフ領域を区分する境界値であり、オフ領域の
最大値である。このオフ点が検出されれば、ステップS
T5の判定がYESとなり、続いてワークのばらつき等
によるオフ領域の最大値の変化量、温度変化分にマージ
ンを加えた値(安定動作マージン)ΔTを、オフ領域の
最大値に加えて算出した値Cを投光量として設定する(
ステップ5T6)この設定値は、光電スイッチ1のD/
A変換器11に記憶される。なお、ステップST2では
、投光量をMAXに設定した直後に、動作信号がオフと
なるのでは検出物体を検知できないので、エラー処理と
する(ステップ5T7)。またJステップST3で、動
作信号がオフとなる前に投光量がゼロとなると、やはり
オフ点が検出できないので、ステップST3で判定YE
Sの場合もエラー処理している(ステップ5T8)。以
上の処理を行うことにより、いま検知しているワークを
確実に検知する投光量の設定が行え、感度調整ができる
。
をチエツクし、オンかオフか判定する(ステップ5T5
)、オンの間は、光電スイッチ1は、オン動作領域にあ
り、このステップST5の判定NOで、ステップST3
に戻り、以後投光量のデクリメントと、動作信号のオン
/オフ判定処理を繰り返す。やがて、動作信号がオフに
なると(第4図のb点)、この時点における投光量はオ
ン領域とオフ領域を区分する境界値であり、オフ領域の
最大値である。このオフ点が検出されれば、ステップS
T5の判定がYESとなり、続いてワークのばらつき等
によるオフ領域の最大値の変化量、温度変化分にマージ
ンを加えた値(安定動作マージン)ΔTを、オフ領域の
最大値に加えて算出した値Cを投光量として設定する(
ステップ5T6)この設定値は、光電スイッチ1のD/
A変換器11に記憶される。なお、ステップST2では
、投光量をMAXに設定した直後に、動作信号がオフと
なるのでは検出物体を検知できないので、エラー処理と
する(ステップ5T7)。またJステップST3で、動
作信号がオフとなる前に投光量がゼロとなると、やはり
オフ点が検出できないので、ステップST3で判定YE
Sの場合もエラー処理している(ステップ5T8)。以
上の処理を行うことにより、いま検知しているワークを
確実に検知する投光量の設定が行え、感度調整ができる
。
オフ点ティーチングを行う場合は、反射率の低い被検出
体(検出したくないワーク)を使用する。
体(検出したくないワーク)を使用する。
この場合には、第5図に示すようにセンサ1と背景物体
3の間で動作させるか、あるいは第6図に示すように、
白色の背景シート5中の水色の被検出物体6に光センサ
1からの光を当てるようにする。
3の間で動作させるか、あるいは第6図に示すように、
白色の背景シート5中の水色の被検出物体6に光センサ
1からの光を当てるようにする。
オフ点ティーチングは、操作部21のオフ点、ティーチ
ングキーの操作によりスタートする。この操作指令によ
りCPU22は、オフ点ティーチングのための処理動作
を開始する。以下、第7図の特性図、第9図のフローチ
ャートによりオフ点ティーチング動作について説明する
。
ングキーの操作によりスタートする。この操作指令によ
りCPU22は、オフ点ティーチングのための処理動作
を開始する。以下、第7図の特性図、第9図のフローチ
ャートによりオフ点ティーチング動作について説明する
。
オフ点ティーチングがスタートすると、CPt122は
、先ず投光量MINに設定する(ステップ5TII)。
、先ず投光量MINに設定する(ステップ5TII)。
この投光量データTDは光電スイッチ1のD/A変換器
11に入力され、LED15は最小投光量(第7図のd
参照)で発光する。最小投光量であるので、通常は処理
回路19よりオフ動作信号が出力される。CPU22は
、この動作信号を受けてオンかオフか判定する(ステ・
ンプ5T12)。正常時の頭初は、この判定はオフであ
り、次に投光量がMAXか否か判定しくステ・ンプ5T
13)、正常時は、この判定もスタート頭初はNoであ
り、次に投光量TDをインクリメントしくステップ5T
14)、第7図に示すように時間とともに増大させてゆ
く。インクリメントさせた後、光電スイッチ1からの動
作信号をチエ・ン夕し、オンかオフか判定する(ステッ
プ5T15)オフの間は、光電スイッチ1は、オフ動作
領域にあり、このステップ5T15の判定NOで、ステ
ップ5TI3に戻り、以後投光量のインクリメントと、
動作信号のオン/オフ判定処理を繰り返す、やがて、動
作信号がオンになると(第7図のe点)、この時点にお
ける投光量はオン領域とオフ領域を区分する境界値であ
り、オン領域の最小値である。このオン点が検出されれ
ば、ステップ5T15の判定がYESとなり、続いてワ
ークのばらつき等によるオフ領域の最大値の変化量、温
度変化分にマージンを加えた値(安定動作マージン)Δ
Tを、オン領域の最小値より減じて算出した値fを投光
量として設定する(ステップ5TI6)。この設定値は
、光電スイッチ1のD/A変換器11に記憶される。な
お、ステップ5T12では、投光量をMrNに設定した
直後に、動作信号オンとなるのでは検出物体を検知でき
ないので、エラー処理とする(ステップ5T17)。ま
た、ステップ5T13で、動作信号がオンとなる前に投
光量がMAXとなると、やはりオン点が検出できないの
で、ステップ5T13で判定YESの場合もエラー処理
している(ステップ5T1B)。
11に入力され、LED15は最小投光量(第7図のd
参照)で発光する。最小投光量であるので、通常は処理
回路19よりオフ動作信号が出力される。CPU22は
、この動作信号を受けてオンかオフか判定する(ステ・
ンプ5T12)。正常時の頭初は、この判定はオフであ
り、次に投光量がMAXか否か判定しくステ・ンプ5T
13)、正常時は、この判定もスタート頭初はNoであ
り、次に投光量TDをインクリメントしくステップ5T
14)、第7図に示すように時間とともに増大させてゆ
く。インクリメントさせた後、光電スイッチ1からの動
作信号をチエ・ン夕し、オンかオフか判定する(ステッ
プ5T15)オフの間は、光電スイッチ1は、オフ動作
領域にあり、このステップ5T15の判定NOで、ステ
ップ5TI3に戻り、以後投光量のインクリメントと、
動作信号のオン/オフ判定処理を繰り返す、やがて、動
作信号がオンになると(第7図のe点)、この時点にお
ける投光量はオン領域とオフ領域を区分する境界値であ
り、オン領域の最小値である。このオン点が検出されれ
ば、ステップ5T15の判定がYESとなり、続いてワ
ークのばらつき等によるオフ領域の最大値の変化量、温
度変化分にマージンを加えた値(安定動作マージン)Δ
Tを、オン領域の最小値より減じて算出した値fを投光
量として設定する(ステップ5TI6)。この設定値は
、光電スイッチ1のD/A変換器11に記憶される。な
お、ステップ5T12では、投光量をMrNに設定した
直後に、動作信号オンとなるのでは検出物体を検知でき
ないので、エラー処理とする(ステップ5T17)。ま
た、ステップ5T13で、動作信号がオンとなる前に投
光量がMAXとなると、やはりオン点が検出できないの
で、ステップ5T13で判定YESの場合もエラー処理
している(ステップ5T1B)。
以上の処理を行うことにより、いま検知しているワーク
を確実に検知しない投光量の設定が行え、感度調整がで
きる。
を確実に検知しない投光量の設定が行え、感度調整がで
きる。
〈実施例2〉
第10図は、この発明の他の実施例を示す回路ブロック
図である。この実施例回路は、受光側で感度調整を行う
ものである。同図において投光側は、特徴を有するもの
でないので図示を省略している。
図である。この実施例回路は、受光側で感度調整を行う
ものである。同図において投光側は、特徴を有するもの
でないので図示を省略している。
第10図において、装置2は、第1図に示したものと同
様に、操作部21、CPU22を備えるほか、投光量モ
ニタ23に代えて、受光ゲインモニタ24を備えている
。
様に、操作部21、CPU22を備えるほか、投光量モ
ニタ23に代えて、受光ゲインモニタ24を備えている
。
CPU22は、操作部21からの指令を受けて出力値が
連続的に変化する受光ゲインデータRDを出力する機能
や、光電スイッチ1からの動作信号を受け、オン/オフ
を判別する機能等を備えている。
連続的に変化する受光ゲインデータRDを出力する機能
や、光電スイッチ1からの動作信号を受け、オン/オフ
を判別する機能等を備えている。
光電スイッチ1は、第1図に示したものと同様に、投光
素子(図示せず)からの光信号を受光する受光素子16
、受光電流を電圧信号に変換して出力する受光回路17
、受光信号を所定の基準信号と比較するコンパレータ1
8、コンパレータ18の出力に応じてオン/オフの動作
信号を出力する処理回路19を備えるほか、CPU22
からの受光ゲインデータRDを受けてアナログ値に変換
するD/A変換器3工、さらにこのD/A変換器31よ
り出力されるアナログの受光ゲイン信号により電圧値を
抵抗値に変換するV/R変換器33、このV/R変換器
33と受光回路17の出力を分圧するための抵抗器32
を備えている。受光回路17で導出された受光信号電圧
は抵抗32とV/R変換器33の抵抗によって、つまり
R+、Rzで分圧されて、受光電圧としてコンパレータ
18に出力している。
素子(図示せず)からの光信号を受光する受光素子16
、受光電流を電圧信号に変換して出力する受光回路17
、受光信号を所定の基準信号と比較するコンパレータ1
8、コンパレータ18の出力に応じてオン/オフの動作
信号を出力する処理回路19を備えるほか、CPU22
からの受光ゲインデータRDを受けてアナログ値に変換
するD/A変換器3工、さらにこのD/A変換器31よ
り出力されるアナログの受光ゲイン信号により電圧値を
抵抗値に変換するV/R変換器33、このV/R変換器
33と受光回路17の出力を分圧するための抵抗器32
を備えている。受光回路17で導出された受光信号電圧
は抵抗32とV/R変換器33の抵抗によって、つまり
R+、Rzで分圧されて、受光電圧としてコンパレータ
18に出力している。
この実施例回路では、第8図で示した投光量を受光ゲイ
ン、さらに第9図の投光量を受光ゲインと変えることに
より、全く同様の処理動作で、オン点ティーチングと、
オフ点ティーチングを行うことにより、実際の検出物体
に適した安定動作のオフ点とオン点を設定することがで
きる。
ン、さらに第9図の投光量を受光ゲインと変えることに
より、全く同様の処理動作で、オン点ティーチングと、
オフ点ティーチングを行うことにより、実際の検出物体
に適した安定動作のオフ点とオン点を設定することがで
きる。
すなわち、CPU22からの受光ゲインデータRDを最
高ゲインから最低ゲインまで時間順次に変化させること
により、V/R変換器33の抵抗値を変化させ、コンパ
レータ18に入力される受光信号電圧を変化させて、処
理回路19より出力されるオン/オフ信号をチエツクし
、オン領域からオフ領域に至る点の受光ゲインを検出し
、この受光ゲインにマージンを考慮した所定値を加算し
た受光ゲインをD/A変換器31に設定記憶することに
より、オン点をティーチさせる。逆にCPU22から出
力される受光ゲインデータを最小値から、最大値まで順
次時間的に変化させ、これによって導出される処理回路
19からのオン/オフ信号をチエツクし、やはりオフ領
域からオン領域に至る点を検出し、このオン点検出時の
受光ゲインにより安定動作を確保するための所定値を滅
してオフ点の受光ゲインを記憶して、オフ点をティーチ
ングさせる。
高ゲインから最低ゲインまで時間順次に変化させること
により、V/R変換器33の抵抗値を変化させ、コンパ
レータ18に入力される受光信号電圧を変化させて、処
理回路19より出力されるオン/オフ信号をチエツクし
、オン領域からオフ領域に至る点の受光ゲインを検出し
、この受光ゲインにマージンを考慮した所定値を加算し
た受光ゲインをD/A変換器31に設定記憶することに
より、オン点をティーチさせる。逆にCPU22から出
力される受光ゲインデータを最小値から、最大値まで順
次時間的に変化させ、これによって導出される処理回路
19からのオン/オフ信号をチエツクし、やはりオフ領
域からオン領域に至る点を検出し、このオン点検出時の
受光ゲインにより安定動作を確保するための所定値を滅
してオフ点の受光ゲインを記憶して、オフ点をティーチ
ングさせる。
(へ)発明の効果
この発明によれば、調整用の装置から、出力値が連続的
に変化する信号を光電スイッチに入力して、ゲインを連
続的に変化させ、オン点あるいはオフ点を検出し、所定
値を加算、あるいは減算することにより、オン点あるい
はオフ点を設定記憶させるものであるから、感度調整が
自動的にでき、従来のボリウムにより手動調整する場合
に比べて、調整時間を大幅に短縮できることができる。
に変化する信号を光電スイッチに入力して、ゲインを連
続的に変化させ、オン点あるいはオフ点を検出し、所定
値を加算、あるいは減算することにより、オン点あるい
はオフ点を設定記憶させるものであるから、感度調整が
自動的にでき、従来のボリウムにより手動調整する場合
に比べて、調整時間を大幅に短縮できることができる。
また、自動的に調整がなされるものであるから、調整技
術によることなく、光電スイッチの検知能力を最大に引
き出すことができる。さらに、人の届かないところに設
置された光電スイッチにおいて、取り外すことなく、遠
隔的な操作により調整が可能となる。その上、調整装置
にモニタ機能を設ければ、現在の投光量や受光量を目で
確認しながら調整することも実現することが可能である
。
術によることなく、光電スイッチの検知能力を最大に引
き出すことができる。さらに、人の届かないところに設
置された光電スイッチにおいて、取り外すことなく、遠
隔的な操作により調整が可能となる。その上、調整装置
にモニタ機能を設ければ、現在の投光量や受光量を目で
確認しながら調整することも実現することが可能である
。
第1図は、この発明の一実施例を示す回路ブロック図、
第2図及び第3図は、同実施例回路によりオン点ティー
チングを行う場合のセンサと検出物体との関係を説明す
るための説明図、第4図は、同オン点ティーチングにお
ける投光量と時間及びオン点との関係を示す説明図、第
5図及び第6図は、同実施例回路によりオフ点ティーチ
ングを行う場合のセンサと検出物体との関係を示す図、
第7図は、オフ点ティーチングにおける投光量と時間及
びオフ点との関係を示す説明図、第8図は、同オン点テ
ィーチングの動作を説明するためのフロー図、第9図は
、オフ点ティーチングの動作を説明するためのフロー図
、第10図は、この発明の他の実施例を示す回路ブロッ
ク図、第11図及び第12図は、従来の光電スイッチの
感度調整方法を説明するための概略回路図である。 l:光電スイッチ、 2:感度調整用の装置、11 :
D/A変換器、 14:駆動用トランジスタ、 15:投光素子、 16:受光素子、21:操作部
、 22:CPU。
第2図及び第3図は、同実施例回路によりオン点ティー
チングを行う場合のセンサと検出物体との関係を説明す
るための説明図、第4図は、同オン点ティーチングにお
ける投光量と時間及びオン点との関係を示す説明図、第
5図及び第6図は、同実施例回路によりオフ点ティーチ
ングを行う場合のセンサと検出物体との関係を示す図、
第7図は、オフ点ティーチングにおける投光量と時間及
びオフ点との関係を示す説明図、第8図は、同オン点テ
ィーチングの動作を説明するためのフロー図、第9図は
、オフ点ティーチングの動作を説明するためのフロー図
、第10図は、この発明の他の実施例を示す回路ブロッ
ク図、第11図及び第12図は、従来の光電スイッチの
感度調整方法を説明するための概略回路図である。 l:光電スイッチ、 2:感度調整用の装置、11 :
D/A変換器、 14:駆動用トランジスタ、 15:投光素子、 16:受光素子、21:操作部
、 22:CPU。
Claims (1)
- (1)出力値が連続的に変化する信号を出力する信号発
生手段と、光電スイッチの動作信号を取込み、動作信号
のオン/オフを判別するオン/オフ判別手段とを備える
装置を光電スイッチに接続し、前記連続的に変化する信
号を光電スイッチに与えて感度を変化させ、前記オン/
オフ判別手段により光電スイッチの感度変化によるオン
領域からオフ領域に至るオフ点、あるいはオフ領域から
オン領域に至るオン点を検出し、検出したオフ点より所
定値だけオン側の感度値を、あるいは検出したオン点よ
り所定値だけオフ側の感度値を設定感度として光電スイ
ッチに記憶させるようにしたことを特徴とする光電スイ
ッチの感度調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19786089A JPH0360517A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 光電スイッチの自動感度調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19786089A JPH0360517A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 光電スイッチの自動感度調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360517A true JPH0360517A (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16381535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19786089A Pending JPH0360517A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 光電スイッチの自動感度調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0360517A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525839U (ja) * | 1991-09-13 | 1993-04-02 | サンクス株式会社 | 光電スイツチ |
JPH0730398A (ja) * | 1993-07-10 | 1995-01-31 | Nec Corp | 媒体検出用フォトセンサ回路 |
JP2002100811A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-05 | Fujitsu Kiden Ltd | 発光センサの発光電流制御回路 |
JP2007036773A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Nec Computertechno Ltd | 光センサによる検出物検知装置および検知方法 |
JP2007251761A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 車載用ecu |
JP2016187097A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | アズビル株式会社 | 光電センサ |
JP2021148570A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光電スイッチ及び光電スイッチの感度調整方法 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19786089A patent/JPH0360517A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525839U (ja) * | 1991-09-13 | 1993-04-02 | サンクス株式会社 | 光電スイツチ |
JPH0730398A (ja) * | 1993-07-10 | 1995-01-31 | Nec Corp | 媒体検出用フォトセンサ回路 |
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JP2007251761A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 車載用ecu |
JP4692343B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2011-06-01 | 住友電装株式会社 | 車載用ecu |
JP2016187097A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | アズビル株式会社 | 光電センサ |
JP2021148570A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光電スイッチ及び光電スイッチの感度調整方法 |
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