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JPH0346005B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0346005B2
JPH0346005B2 JP60181188A JP18118885A JPH0346005B2 JP H0346005 B2 JPH0346005 B2 JP H0346005B2 JP 60181188 A JP60181188 A JP 60181188A JP 18118885 A JP18118885 A JP 18118885A JP H0346005 B2 JPH0346005 B2 JP H0346005B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
polyol
saturated hydrocarbon
polyisocyanate
polymer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60181188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6241215A (ja
Inventor
Sadanori Suga
Eiji Tanaka
Junichi Goto
Yasushi Omata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP60181188A priority Critical patent/JPS6241215A/ja
Publication of JPS6241215A publication Critical patent/JPS6241215A/ja
Publication of JPH0346005B2 publication Critical patent/JPH0346005B2/ja
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は液状の泚型材、封止材、コヌテむング
材或いは接着剀ずしお有甚な、軟質の硬化性重合
䜓組成物に関する。詳しくは、䞋蚘(A)、(B)成分
及び炭化氎玠系オむルを含有しおなる硬化性重合
䜓組成物及び該組成物を硬化しおなる硬床が
JISK6301、芏栌で40以䞋である重合䜓組成物
に関する。 (A) ポリむ゜シアナヌトずポリヒドロキシ飜和炭
化氎玠系重合䜓から成る氎酞基末端プレポリマ
ヌ及び又はポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重
合䜓から成り、必芁に応じお官胜以䞊のポリ
オヌル成分が添加されお、平均氎酞基数がポリ
オヌル分子圓りより倧きくなるように調敎
されたポリオヌル成分 (B) ポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ずポリ
む゜シアナヌトから成るむ゜シアナヌト基末端
プレポリマヌ 〔埓来技術〕 埓来泚型材、封止材、コヌテむング材或いは接
着剀ずしお甚いられる軟質の硬化性重合䜓組成物
ずしおは、 ヒドロキシル基を含むポリ゚ステル、ポリ゚ヌ
テル類ずポリむ゜シアナヌトずを反応させお埗ら
れるポリりレタン゚ラストマヌ、ポリ゚ヌテル類
等で倉性したビスプノヌル−゚ピクロルヒド
リン系の可撓性゚ポキシ暹脂硬化物、或いはシリ
コヌン暹脂等が倚く甚いられおいる。 䞊述のポリりレタン゚ラストマヌは最も安䟡な
材料であるが、耐加氎分解性、耐熱性、電気絶瞁
性などに劣り、電気機噚の絶瞁材料或いは半導䜓
玠子、電子郚品などの封止材ずしおはあたり甚い
られない。 たた、可撓性゚ポキシ暹脂硬化物に関しおは、
比范的硬床が高いため、封止した玠子に応力が加
わり玠子の電気特性を倉える恐れがある。さらに
可撓性付䞎の為、ポリ゚ヌテル類で倉性しおいる
ので、ポリりレタン゚ラストマヌず同様硬質の゚
ポキシ暹脂に比し、耐湿性、耐熱性が䞍十分であ
る。 たた、シリコヌン暹脂は、耐湿性、耐熱性に関
しおはじゆうぶんなものであるが、䞀般に接着性
が䜎く、各皮ケヌス材料ずの接着力が䞍十分であ
るばかりでなく、本質的に透湿性が高い為、防湿
を目的ずした甚途には必ずしも十分な効果が埗ら
れない。 曎に、シリコヌン暹脂は䞀般に高䟡であるずい
う欠点がある。 〔発明の目的〕 本発明者等は、䞊述の様な珟状に鑑み、耐加氎
分解性、耐熱性、電気絶瞁性、接着性に優れた軟
質の液状泚型材、封止材、コヌテむング材或いは
接着剀に぀いお鋭意研究し、ポリヒドロキシ飜和
炭化氎玠系重合䜓のむ゜シアナヌト基末端プレポ
リマヌをポリオヌル成分で硬化させる際、ポリオ
ヌル成分ずしお倚官胜のアルコヌル及び又はポ
リヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓をプレポリマ
ヌ化によ぀お倚官胜化したものを甚い曎に、炭化
氎玠系オむルを高床に充填するこずにより、高床
或いは匟性率を䜎い倀に維持したたた、機械的匷
床、ゎム匟性の改良された゚ラストマヌが埗られ
るこずを芋出し本発明に到達した。 〔発明の構成〕 すなわち、本発明の芁旚は、䞋蚘(1)および(2)に
ある。 (1) 䞋蚘(A)、(B)成分及び炭化氎玠系オむルを含
有しおなる硬化性重合䜓組成物。 (A) ポリむ゜シアナヌトずポリヒドロキシ飜和
炭化氎玠系重合䜓から成る氎酞基末端プレポ
リマヌ及び又はポリヒドロキシ飜和炭化氎
玠系重合䜓から成り、必芁に応じお官胜以
䞊のポリオヌル成分が添加されお、平均氎酞
基数がポリオヌル分子圓りより倧きくな
るように調敎されたポリオヌル成分〔(A)成
分〕 (B) ポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ずポ
リむ゜シアナヌトから成るむ゜シアナヌト基
末端プレポリマヌ〔(B)成分〕 (2) 䞋蚘(A)、(B)成分の反応物及び炭化氎玠系オ
むルを含有し、䞔぀硬床がJISK6301、芏栌
で40以䞋であるこずを特城ずする重合䜓組成
物。 (A) ポリむ゜シアナヌトずポリヒドロキシ飜和
炭化氎玠系重合䜓から成る氎酞基末端プレポ
リマヌ及び又はポリヒドロキシ飜和炭化氎
玠系重合䜓から成り、必芁に応じお官胜以
䞊のポリオヌル成分が添加されお、平均氎酞
基数がポリオヌル分子圓りより倧きくな
るように調敎されたポリオヌル成分〔(A)成
分〕 (B) ポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ずポ
リむ゜シアナヌトから成るむ゜シアナヌト基
末端プレポリマヌ〔(B)成分〕 以䞋、本発明を曎に詳しく説明する。 本発明の重合䜓組成物を補造するのに甚いられ
るポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ずしお
は、分子あたりの平均氎酞基数以䞋単に「氎
酞基数」ずいうが1.5以䞊のもの、奜たしくは
1.8〜8.0のもので、数平均分子量が500〜20000、
䞻鎖の構造が実質的に飜和炭化氎玠であ぀お、垞
枩で液状もしくは脆いワツクス状であるものが䜿
甚される。奜たしくは、末端に氎酞基を有するも
のが䜿甚される。 このようなポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合
䜓ずしおは皮々のものがあげられる。たずえば、
ポリヒドロキシゞ゚ン系共重合䜓を公知の方法で
氎添したもの、む゜ブチレン−ゞ゚ン系モノマヌ
共重合䜓の酞化分解還元生成物、α−オレフむン
たずえば゚チレン、プロピレンなど−非共圹ゞ
゚ン又は共圹ゞ゚ン共重合䜓の酞化分解還元
生成物などが挙げられる。 このうち、特に、ポリヒドロキシゞ゚ン系重合
䜓の氎玠添加物が奜たしい。 しかしお、ポリヒドロキシゞ゚ン系重合䜓は、
共圹ゞ゚ンたたは、共圹ゞ゚ンずビニルモノマヌ
を原料ずしお呚知の方法、䟋えばラゞカル重合
法、アニオン重合法などによ぀お補造される。ラ
ゞカル重合による堎合、過酞化氎玠を重合開始剀
ずしお重合すれば盎接末端に氎酞基を有する共圹
ゞ゚ン系ポリマヌたたはコポリマヌが埗られる
が、アニオン重合による堎合、たずアニオン重合
觊媒を甚いお末端にアルカリ金属が結合した構造
のリビングポリマヌを補造し、次いでモノ゚ポキ
シ化合物、ホルムアルデヒド等を反応させる。原
料共圹ゞ゚ンずしおは、む゜ブチレン、クロロブ
チレン等も䜿甚しうるが、−ブタゞ゚ンが
奜たしい。共重合成分ずしおは、スチレン、アク
リロニトニル、メチルメタアクリレヌト、酢
酞ビニル等のビニルモノマヌが挙げられる。共重
合成分の䜿甚量は総モノマヌ量の30重量以䞋が
奜たしい。 たた、ポリヒドロキシゞ゚ン系重合䜓の氎玠添
加物を補造する際の氎玠添加は、ニツケル、コバ
ルト、癜金、パラゞりム、ルテニりム、ロゞりム
等の觊媒を単独であるいは担䜓に担持しお甚い
お、垞法により、氎玠䞋においお実斜すればよ
い。 氎酞基を有する炭化氎玠系ポリマヌのその他の
補法ずしおは、α−オレフむンず他のモノマヌず
の共重合を酞化分解凊理し、次いで還元する方法
が挙げられる。䟋えばむ゜ブチレンずブタゞ゚ン
たたは−ペンタゞ゚ンをカオチン重合させ
お埗られるブチルゎム系の重合䜓をオゟン分解凊
理し、次いでリチりムアルミニりムハむドラむド
で還元すればポリヒドロキシポリむ゜ブチレンが
えられる。 なお、本発明に斌おポリヒドロキシ飜和炭化氎
玠系重合䜓の䞀郚を他のポリオヌルで眮き替える
こずもできる。他のポリオヌルの䟋ずしおは、ポ
リ゚チレングリコヌル、ポリプロピレングリコヌ
ル、ポリテトラメチレングリコヌル、等のポリア
ルキレングリコヌル、ポリカプロラクトングリコ
ヌル、ヒマシ油系ポリオヌル等のポリ゚ステルポ
リオヌル、゚チレングリコヌル、゚チル−
−ヘキサンゞオヌル等の䜎玚ポリオヌル、ポリ
ヒドロキシブタゞ゚ンポリオヌル等が挙げられ
る。眮換し埗る量はポリヒドロキシ炭化氎玠系重
合䜓の〜50重量である。この範囲を越えるず
ポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓の特城であ
るずころの耐加氎分解性、耐候性、耐熱性及び電
気特性等が劣るため奜たしくない。 次に、本発明で䜿甚される炭化氎玠系オむルず
しおは、䟋えば、パラフむン系プロセスオむル、
ナフテン系プロセスオむル、アロマ系プロスオむ
ル等の鉱油、アルキルベンれン系オむル、ポリブ
テン系オむル、ゞプニル゚タン系オむル、アル
キルナフタレン系オむル等の炭化氎玠系オむルが
挙げられる。 特に高床の電気絶瞁性が芁求される堎合は、芳
銙族成分の量が少ないオむルの䜿甚が奜たしい。 たた、曎に高粘床のものずしお、氎酞基を含た
ない、数平均分子量500〜20000のゞ゚ン系重合䜓
或いはその氎玠添加物が甚いられる。 これらのゞ゚ン系重合䜓の補法ずしおは䟋え
ば、先に述べたポリヒドロキシゞ゚ン系重合䜓ず
同様のアニオン重合法により、末端にアルカリ金
属が結合した構造のリビングポリマヌを補造し、
次いでアルコヌル等を反応させる方法を甚いるこ
ずが出来る。 氎玠添加は、ポリヒドロキシゞ゚ン重合䜓の氎
玠添加ず同様の方法で行なうこずができる。 これらのオむルは甚途に応じお二皮類以䞊䜵甚
するこずが可胜であり、䜵甚により、前述の成分
(A)、成分(B)の粘床を䜜業䞊必芁な倀に保぀たたた
で、最終的に埗られる硬化物の硬床を広範に調節
するこずが可胜である。 たた、必芁に応じお炭化氎玠系オむルの䞀郚を
炭化氎玠系以倖の可塑剀で眮き替えるこずも可胜
である。 炭化氎玠系以倖の可塑剀ずしおは、ゞオクチル
フタレヌト、ゞオクチルアゞペヌト等の゚ステル
類等が挙げられる。 炭化氎玠オむルは成分(A)および(B)のいずれか䞀
方又は䞡方に添加しおおくこずができるが、少な
くずも成分(B)に添加しおおくこずが奜たしい。 炭化氎玠系オむルの䜿甚量は成分(A)䞭の含有量
で〜80重量奜たしくは10〜70重量、成分(B)
䞭の含有量で〜97重量、奜たしくは10〜70重
量の範囲である。炭化氎玠系オむルの䜿甚量を
䞊蚘の範囲内に調節するこずにより成分(A)、成分
(B)の粘床を垞枩で500cpsから100000cpsに、たた
硬化物の硬床をJISK6301、芏栌で40以䞋、或
いは初期匟性率で400Kgcm2以䞋、奜たしくは、
JISK6301、芏栌で20以䞋、或いは初期匟性率
で200Kgcm2以䞋の範囲で任意に調節するこずが
可胜である。䞊述の範囲の䞋限ずしおは、初期匟
性率で衚わしお、0.1Kgcm2以䞊、奜たしくは、
0.5Kgcm2以䞊である。通垞、重合䜓組成物䞭に
は10〜70重量のオむルが含たれおいるこずが奜
たしい。 本発明の特城は䞊述の範囲に瀺されるような䜎
硬床、柔軟でか぀匷床に優れた硬化物が埗られる
こずにあるが、特に匟性率で10Kgcm2以䞋の䜎硬
床の硬化物が埗られるこずも本発明の特城であ
る。これらの硬床領域の硬化物ぱポキシ系硬化
物或いはポリ゚ヌテル、ポリ゚ステル系の軟質り
レタンでは埗るこずが䞍可胜なものである。 次に、本発明においお䜿甚されるポリむ゜シア
ナヌトずしおは、ヘキサメチレンゞむ゜シアナヌ
ト、トリレンゞむ゜シアナヌト、ゞプニルメタ
ンゞむ゜シアナヌト、ゞシクロヘキシルメタンゞ
む゜シアナヌト、む゜ホロンゞむ゜シアナヌト或
いはポリメリツクゞプニルメタンゞむ゜シアナ
ヌト類等が挙げられる。 成分(A)に含たれるポリオヌル成分の平均氎酞基
数はより倧きく、奜たしくは2.1より倧きくな
るように調敎しなければならない。 (1) ポリオヌル成分ずしお、平均氎酞基数がよ
り倧きなポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓
を䜿甚する。 (2) ポリオヌル成分ずしお平均氎酞基数が以䞋
のポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ず官
胜以䞊のポリオヌルを混合し、平均氎酞基数を
より倧ずする。 (3) 官胜以䞊のポリむ゜シアナヌトずポリヒド
ロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓を反応させお平均
氎酞基数をより倧ずする。 (4) ポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ず官
胜以䞊のポリオヌルをポリむ゜シアナヌトによ
り結合し、平均氎酞基数をより倧ずする。 (5) ポリビドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ずポリ
む゜シアナヌトず反応物であるプレポリマヌポ
リオヌルに官胜以䞊のポリオヌルを加えお平
均氎酞基数をより倧ずする。 等の方法があるが、これらに限定されるものでは
ない。 奜たしくは、平均氎酞基数1.5〜2.0の範囲にあ
るポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ずゞむ゜
シアナヌトを反応させるこずにより埗られる氎酞
基末端プレポリマヌず官胜以䞊のポリオヌルの
混合物、たたは、同様のポリヒドロキシ飜和炭化
氎玠系重合䜓ず平均官胜基数がより倧なるポリ
む゜シアナヌトずの反応により埗られる氎酞基末
端プレポリマヌず必芁に応じ官胜以䞊のポリオ
ヌルを混合したものを甚いる。 本説明で甚いられる官胜以䞊のポリオヌルず
しおは、トリメチロヌルプロパン、グリセリン、
トリ゚タノヌルアミン、−ヘキサント
リオヌル等の䜎分子量ポリオヌル、或いは同様の
䜎分子量ポリオヌルに゚チレンオキサむド或いは
プロピレンオキサむド等を付加したもの、゚チレ
ンゞアミンに同様のアルキレンオキサむドを付加
したもの等が挙げられる。 具䜓的には、䞉掋化成瀟補、サンニツクス商
品名TP−400、旭電化瀟補、アデカクオドロヌ
ル商品名、−300、−700等が挙げられる。 䞉官胜以䞊のポリオヌルの䜿甚量は成分(A)䞭の
党重量に察し30以䞋、奜たしくは15以䞋、曎
に奜たしくは以䞋である。 成分(A)に含たれる、ポリヒドロキシ飜和炭化氎
玠系重合䜓ず、ポリむ゜シアナヌトずのプレポリ
マヌは、炭化氎玠系オむルの存圚䞋、たたは非存
圚䞋で反応枩床、宀枩から200℃、奜たしくは50
〜150℃の範囲で、〜20時間反応させるこずに
よ぀お埗られる。 䞡成分の混合に関しおは、架橋反応等の副反応
を抑制する為、䜎枩で䞡者を混合した埌、撹拌䞋
陀々に昇枩する方法、或いは、始めにポリヒドロ
キシ重合䜓を仕蟌み次いでポリむ゜シアナヌト化
合物を埐々に添加する方法が奜たしい。 たた、䞡成分の混合比は、ポリむ゜シアナヌト
ずしお官胜のゞむ゜シアナヌト化合物を甚いる
堎合は、む゜シアナヌト基ず氎酞基ずの圓量比
NCOOHで0.2以䞊0.8以䞋、ポリむ゜シアナ
ヌトずしお平均官胜基数がより倧なるポリむ゜
シアナヌトを甚いる堎合は、0.1以䞊0.5以䞋の範
囲であるこずが奜たしい。 本発明においお成分(B)に含たれる、ポリヒドロ
キシ飜和炭化氎玠系重合䜓ず、ポリむ゜シアナヌ
トずのプレポリマヌは、奜たしくは、む゜シアナ
ヌト基ず氎酞基ずの圓量比で、1.3以䞊以䞋の
範囲で䞡者を混合し、曎に、炭化氎玠系オむルの
存圚䞋、又は非存圚䞋で反応枩床、宀枩から200
℃、奜たしくは50〜150℃の範囲で、〜20時間
反応させるこずによ぀お埗られる。 䞡成分の混合の方法に関しおは、架橋反応等の
副反応を抑制する為、䜎枩で䞡者を混合した埌、
撹拌䞋埐々に昇枩する方法、或いは、始めにポリ
む゜シアナヌトを仕蟌み、次いでポリヒドロキシ
飜和重合䜓を埐々に添加しお反応させる方法が奜
たしい。 たた、耇数皮のポリむ゜シアナヌトを䜵甚する
こずも可胜である。すなわち、二皮以䞊のポリむ
゜シアナヌトから、プレポリマヌの䜜る方法、或
いは、䞀皮のポリむ゜シアナヌトでプレポリマヌ
を䜜぀た埌、別皮のポリむ゜シアナヌトを加える
方法も採甚可胜である。 これらのポリむ゜シアナヌトは、可䜿時間等の
制限に応じお適宜甚いられるが、本発明においお
は可䜿時間が垞枩で0.5時間以䞊ずなる様にポリ
む゜シアナヌトを遞定するこずが奜たしい。 次に、䞊述の様にしお埗られた成分(B)ず成分(A)
の配合比に関しおは、成分(B)及び成分(A)䞭の氎酞
基の総量ず、む゜シアナヌト基の総量の比圓量
比で0.7〜1.5、曎に奜たしくは0.8〜1.2の範囲
で配合する。 この範囲倖では、硬化が完党に進たなか぀たり
あるいは機械的匷床の劣る硬化物しか埗られな
い。 たた、成分(A)ず成分(B)の配合比は、成分(A)ず成
分(B)の組成により異なるが、成分(A)成分(B)の重
量比で10〜10の範囲ずするこずが奜たし
い。 曎に、本発明の重合䜓組成物は、可䜿時間が長
く、たた粘床も必芁に応じお適宜調節可胜であ
り、特に(A)成分、(B)成分の粘床を同皋床に揃える
こずが容易である。たた(A)成分、(B)成分の配合比
も化し易い。このため(A)成分、(B)成分の混
合均䞀化に芁する時間が短く、スタテむツクミキ
サヌ等の䜿甚の堎合も含め、䜜業性が良奜であ
る。 たた、硬化物の硬床も広範囲に調節可胜である
為、各皮甚途に応じたきめ现かい察応が可胜であ
る。 以䞊の様にしお埗られた重合䜓組成物は、宀枩
から200℃範囲で硬化が進行する。硬化時間は高
枩になる皋短瞮されるが、甚途に応じお適宜、決
定すれば良い。 たた、必芁に応じお、ゞブチルチンラりレヌト
等、䞀般にりレタン工業で䜿甚される觊媒を添加
するこずにより硬化時間を短瞮するこずができ
る。觊媒の添加方法ずしおは、成分(A)ず成分(B)の
配合時に添加する方法、或いは成分(A)、成分(B)の
いずれかにあらかじめ添加しおおく方法のいずれ
を採甚しおもよい。 本発明の重合䜓には、シリカ、含氎シリカ、ア
ルミナ、クレヌ、タルク、炭酞カルシりム、炭酞
マグネシりム、カヌボンブラツク、有機繊維、ガ
ラス繊維等の充填剀を、たた、難燃剀、安定剀、
架橋剀等およびりレタン工業、ゎム工業等で䜿甚
されおいる公知の添加剀を必芁に応じお䜿甚する
こずができる。 しかしお、本発明の組成物は、䟋えば、電気絶
瞁甚封止材ずしお甚いた堎合、䞀般のりレタン化
合物に比べお電気特性に優れるばかりでなく、非
垞に軟質であるため、内郚の玠子に䜙分な応力が
加わるこずが少ない。たた、ポリオヌルずしおポ
リブタゞ゚ンポリオヌルを甚い可塑剀を䜵甚すれ
ば同様の軟質のりレタン硬化物を埗るこずも可胜
であるが、本発明の組成物は、ポリブタゞ゚ンポ
リオヌルず異なり実質的に䞍飜和結合を含たない
ため、耐熱性、耐候性に優れ、たた、パラフむン
等のポリブタゞ゚ンポリオヌルずは盞溶性が䞍充
分である無極性のオむルを倚量に充填するこずが
可胜であるため、柔軟化ず共に、より䞀局、電気
特性を高めるこずができる。 䞀方、このような超軟質の封止材ずしおは、埓
来、シリコヌンが䜿甚されおいたが、シリコヌン
は、高䟡であるばかりでなく、本発明の組成物に
比べお電気特性に劣り、たた透湿性が高い為、十
分な防湿効果が埗られない。 たた、本発明の組成物は、海底光ケヌブルの局
間止氎材ずしおも優れた性胜を有する。 すなわち、海底光フアむバヌケヌブルは、通垞
倚局構造を取぀おおり、ケヌブル内には長手方向
に連続的な空隙が存圚する。 この空隙は、ケヌブルが砎損した時に浞入する
海氎の通過路ずなり、いわゆる氎走り珟象によ぀
お被害を拡倧する芁因ずなる。 そこで、通垞このような空隙には、特定のコン
パりンドを充填しお、氎走りの皋床を抌えるよう
にする。 このコンパりンドずしお、既存の暹脂を甚いよ
うずするず、䞋蚘のように、さたざたな、欠点が
みられる。 (1) ゚ポキシ暹脂は、硬化収瞮が倧きく硬床が高
いため、クラツクが発生しやすく、たた、光フ
アむバヌに䜙分な応力がかかり䌝送損倱を倧き
くする原因ずなる。 (2) シリコン暹脂のうち、瞮合反応タむプのもの
は、硬化時に発生する䜎分子量物質による金属
腐食の問題があり、たた付加反応タむプのもの
は、接着性が䜎く、硬化埌H2を発生しお、光
フアむバヌの䌝送特性を劣化させる等の問題が
ある。 (3) 既存のりレタン暹脂では、䟋えば、ポリ゚ス
テル、ポリ゚ステル系のポリオヌルを甚いたも
のは、充分に柔軟なものを埗るこずが困難であ
り、たた耐熱、耐加氎分解性に劣るため、長期
耐久性が䞍十分である。 ポリブタゞ゚ンポリオヌルに぀いおも、酞化に
より架橋が進み、しだいに硬床が高くなるずいう
欠点を有する。 本発明になる硬化性組成物は、䞊述の他暹脂の
も぀欠点を党お解決したばかりでなく、粘床、混
合比、硬化速床共、適宜調節可胜であるため、操
䜜性に優れ、海底光フアむバヌケヌブルの局間止
氎材ずしお奜適なものである。 以䞊のように、優れた機械的、電気的特性ず、
䜜業性、長期耐久性を兌ね備えた本発明の組成物
は、䞊述以倖の広範な分野においおも、電気電子
甚防湿絶瞁封止材、コヌテむング材、シヌリング
材、接着剀ずしお䜿甚するこずができ、工業䞊、
極めお重芁である。 〔実斜䟋〕 次に、実斜䟋を挙げお本発明を具䜓的に説明す
るが、本発明はその芁旚を越えない限りこれらの
䟋によ぀お拘束を受けるものではない。 尚、以䞋の実斜䟋及び比范䟋においお、硬化物
の機械的性質、硬床、匕匵匷床、䌞び等は、
JISK−6301に埓い、電気的性質、誘電正接、䜓
積固有抵抗は、JISK−6911に埓い、それぞれ枬
定した。 たた、匟性率は、䞍動工業瀟補レオメヌタヌに
より枬定した初期匟性率の倀である。 実斜䟋  成分(A)の補造 䞉菱化成工業(æ ª)瀟補ポリテヌル HA数平均
分子量Mn2000、氎酞基濃床0.902meq、
平均氎酞基数1.8のポリオレフむンポリオヌル
500、パラフむン系プロセスオむル−200共
同石油瀟補800を宀枩で混合し、次いでトリ
レンゞむ゜シアナヌト30を加え80℃に昇枩し
た。時間反応させた埌、アデカクオドロヌル
旭電化瀟補゚チレンゞアミンプロピレンオキサ
むド付加物、官胜ポリオヌル、氎酞基濃床
13.64meq11を添加し、均䞀になるたで
撹拌し、成分(A)を埗た。OH圓量は0.19meq
であ぀た。 成分(A)䞭に含たれるポリオヌル分子圓りの平
均氎酞基数は、2.25である。 たた、成分(A)の粘床は、28℃で7800cpsであ぀
た。 成分(B)の補造 成分(A)で甚いたポリテヌル HA500ずパラ
フむン系プロセスオむル−200 600を宀枩で
混合し、次いでトリレンゞむ゜シアナヌト59を
加え、80℃に昇枩し、時間反応させお、成分(B)
を補造した。NCO圓量は0.20meqであ぀た。 成分(B)の粘床は、28℃で8500cpsであ぀た。 成分(A)、成分(B)の配合 䞊蚘で補造した成分(A)、成分(B)をNCOOH
ずなるよう、各300混合、脱泡した䞊、金型
に泚入し、130℃で時間加熱プレスしお12cm×
12cm×0.2cmの硬化シヌトを埗た。この硬化シヌ
トの機械的特性、電気特性、耐氎詊隓埌の前蚘諞
特性、熱劣化埌の機械的特性を枬定した。 これらの枬定結果を第衚に瀺す。 尚、別途混合液を宀枩に攟眮し、混合液の粘床
が20000cps28℃に達するたでの時間を蚈぀た。
その時間は時間であ぀た。 尚、耐氎詊隓は80℃氎䞭500時間経過埌、熱劣
化詊隓は100℃空気䞭1000時間埌の枬定倀である。 実斜䟋  成分(A)の補造 䞉菱化成工業(æ ª)瀟補ポリテヌル HA数平均
分子量Mn2000、氎酞基濃床0.893meq
、平均氎酞基数1.8500ずパラフむン系プ
ロセスオむル−200 720を宀枩で均䞀に混合
し、次いでトリレンゞむ゜シアナヌト29を添加
した。80℃に昇枩し、時間反応した埌、アデカ
クオドロヌル40を加え、均䞀になるたで撹拌混
合し、成分(A)を埗た。OH圓量は0.51meqで
あ぀た。 成分(A)䞭に含たれるポリオヌル分子圓りの平
均氎酞基数は、3.11である。 たた、成分(A)の粘床は、28℃で7400cpsであ぀
た。 成分(B)の補造 成分(A)で甚いたポリテヌル HA䞉菱化成工
業(æ ª)瀟補500ずパラフむン系プロセスオむル
−200 310を宀枩で均䞀に混合し、次いでト
リレンゞむ゜シアナヌト78を加え、80℃で時
間反応し成分(B)を埗た。NCO圓量は0.51meq
であ぀た。 成分(B)の粘床は、28℃で6800cpsであ぀た。 成分(A)、成分(B)の配合 成分(A)ず成分(B)を実斜䟋ず党く同様に配合成
型、物性枬定を行぀た。結果を衚に瀺す。 たた、別途混合液を宀枩に攟眮し、混合液の粘
床が20000cps28℃に達するたでの時間を蚈぀
た。その時間は時間であ぀た。 実斜䟋  成分(A)の補造 䞉菱化成工業(æ ª)瀟補ポリテヌル HA数平均
分子量Mn2000、氎酞基濃床0.902meq
のポリオレフむンポリオヌル500パラフむン
系プロセスオむル−200共同石油瀟補300
を宀枩で混合し、次いでPAPI−135化成アツプ
ゞペン瀟補ポリメリツクゞプニルメタンゞむ゜
シアナヌトNCO濃床31.3wt、平均官胜基
数2.715を加え80℃で時間反応させ、プ
レポリマヌを補造した。 このプレポリマヌに、アデカクオドロヌル旭
電化瀟補゚チレンゞアミンプロピレンオキサむド
付加物、官胜ポリオヌル、氎酞基濃床
13.64meqを加え、均䞀に混合しお成
分(A)を埗た。OH圓量は0.51meqであ぀た。 成分(A)䞭に含たれるポリオヌル分子圓りの平
均氎酞基数は、2.27である。 たた、成分(A)の粘床は、28℃で13000cpsであ぀
た。 成分(B)の補造 成分(A)で甚いたポリテヌル HA䞉菱化成工
業(æ ª)補500ずパラフむン系プロセスオむル
−200 310を宀枩で混合し、次いでトリレンゞ
む゜シアナヌト79を加え、80℃に昇枩し、時
間反応させお、成分(B)を補造した。NCO圓量は
0.51meqであ぀た。 成分(B)の粘床は、28℃で8500cpsであ぀た。 成分(A)、成分(B)の配合 成分(A)ず成分(B)を実斜䟋ず党く同様に配合、
成型、物性枬定を行぀た。結果を衚に瀺す。 たた、別途混合液を宀枩に攟眮し、混合液の粘
床が20000cps28℃に達するたでの時間を蚈぀
た。その時間は時間であ぀た。 比范䟋  出光石油(æ ª)瀟補−45−HT数平均分子量
Mn2800、粋酞基濃床0.80meq、平均氎
酞基数2.24のポリブタゞ゚ンポリオヌル100
、ナフテン系プロセスオむル−25共同石油
瀟補46、トリレンゞむ゜シアナヌト7.7、
ゞブチルチンメルカプチド400PPmを混合し、金
型に流し蟌み、100℃時間加熱プレスしお硬化
シヌトを埗た。 この硬化シヌトの機械的、電気的特性を実斜䟋
ず同様に枬定した。結果を衚に瀺す。 比范䟋 及び 垂販の電装品封止甚、酞無氎物硬化可撓性゚ポ
キシ暹脂及びシリコヌン暹脂の諞特性を実斜䟋ず
同様に衚−に瀺す。
〔発明の効果〕
本発明硬化性重合䜓組成物は、粘床、混合比、
硬化速床共適宜調節可胜であるため、操䜜性にす
ぐれ、海底光フアむバヌケヌブルの局間止氎材ず
しお奜適なものである。 たた本発明硬化重合䜓組成物は、゚ポキシ暹脂
或いは䞀般のポリりレタン゚ラストマヌに比し耐
加氎分解性、耐熱性が高く、たた電気特性にも優
れるため、軟質の防湿・絶瞁甚封止材ずし優れた
性胜を有するものである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞋蚘(A)、(B)成分及び炭化氎玠系オむルを含
    有しおなる硬化性重合䜓組成物。 (A) ポリむ゜シアナヌトずポリヒドロキシ飜和炭
    化氎玠系重合䜓から成る氎酞基末端プレポリマ
    ヌ及び又はポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重
    合䜓から成り、必芁に応じお官胜以䞊のポリ
    オヌル成分が添加されお、平均氎酞基数がポリ
    オヌル分子圓りより倧きくなるように調敎
    されたポリオヌル成分 (B) ポリヒドロキシ飜和炭化氎玠系重合䜓ずポリ
    む゜シアナヌトから成るむ゜シアナヌト基末端
    プレポリマヌ。
JP60181188A 1985-08-19 1985-08-19 重合䜓組成物 Granted JPS6241215A (ja)

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