JPH03287516A

JPH03287516A - 発毛剤

Info

Publication number: JPH03287516A
Application number: JP18439389A
Authority: JP
Inventors: Miyama Tei Deitsuku; ディック．ミヤマ．ティ
Original assignee: Daiko Sangyo Co Ltd
Current assignee: Daiko Sangyo Co Ltd
Priority date: 1989-07-17
Filing date: 1989-07-17
Publication date: 1991-12-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「発明の目的」産業上の利用分野本発明は、発毛、育毛及び養毛に有効なる植物・鉱物・
動物の体内物を利用した発毛剤に関するものまであると
共に、脱毛を防止し、ヘアートニック効能をも備えた発
毛剤の改良に間するものである。

従来の技術発毛剤・育毛剤・養毛剤及びヘアートニックの効能とし
ては、頭皮の血液循環を良好にして皮膚機能を高めて、
毛根を賦活して脱毛を防止し、更に、頭皮、頭髪の汚れ
を除去してフケ及びかゆみを防止し、発毛及び育毛を促
進しようとすると共に、頭皮に清涼感を与える機能があ
る毛髪用の製品である。

そこで、発毛剤に発毛・育毛及び養毛効果を与えるため
に、従来の発毛剤・育毛剤及び養毛剤の組成物としては
、養毛剤とエタノールをＭｌｌ初物していた。

上記養毛剤としては、女性ホルモン（エチニールエスＩ
・ラジオール、ジエチルスチルベストロール等）、セン
ブリ、塩酸キニーネ、カンフル、サリチル酸、シカプリ
ル酸ピリドキシン、アズレン、ヒノキチオール、クロロ
フィル、ジカルボエトキシバントテン酸エチル、ニコチ
ン酸アミド、パントテニールエチルエーテル等が代表的
な発毛剤・養毛剤及び養毛剤として使用されている。

しかし、このような上記養毛剤とエタノールからなる発
毛剤またはへアートニックでは、毛髪の毛根に作用して
育毛及び養毛を助長するには不十分であった。

そこで、上記養毛剤とエタノールにレシチンを加えた発
毛側機能を備えたヘヤートニックの特許出願（特許出願
公開時６０−２０８９０５号）がされた。

この上記特許出願の発毛側機能を備えたヘアートニック
（以下発毛剤と言う）の組成物としてレシチンを加えた
のは、レシチンには動物、特に、人体の重要な構成物理
的状態である一種のリン脂質で、コリン、イノシトール
、必須不飽和脂肪酸からできており、細胞の新陳代謝を
促進する機能を有し、アルコールには溶解し、水とは乳
化する性質を有していて、養毛剤とエタノールからなる
発毛剤に加わると、内部に浸透して相乗効果をあられし
、発毛性・育毛性及び養毛性が著しく大きいからであっ
た。

しかしながら、上記の養毛剤とエタノールにレシチンを
加えた発毛剤であっても、養毛及び育毛の効果の速効性
がなく、不十分であった。

また、従来、卵胞ホルモン等のホルモン剤、ビタミンＥ
等のビタミン類、アミノ酸類、センブリエキス等の生薬
エキス、グリチルリチン等の消炎剤、乳酸等の角質溶解
剤、ニコチン酸ベンジル等の頭皮刺激剤、第４級アンモ
ニュウム塩等の殺菌剤、メントール等の清涼剤、プロピ
レングリコール等の湿潤剤等の養毛剤成分かへアートニ
ックには用いられていた。

しかしながら、ホルモン剤、殺菌剤、頭皮刺激剤等のあ
る種の養毛剤成分は、多量に使用すると安全性面で問題
があるために、発毛側組成物中に含有されるに際して、
その配合性を正確に調節することが厳しく要求されてい
る。

しかも、ある種の発毛・養毛剤成分は、その脱毛の防止
、　発毛及び育毛の促進効果の面において十分であると
は言えない。

そこで、パラクロルフェノキキシ酢酸を有効成分として
含有する発毛側組成物の特許出願（特開昭６０−１００
５１１号）がされた。

しかしながら、発毛・育毛・養毛の点では、不十分であ
り、脱毛防止の効果もそれ程期待できず、しかも安全性
の面では不十分であった。

また、従来、多種多用の発毛剤・養毛剤及び育毛剤が開
発されているが、自然的発毛を促す発毛剤は開発されて
いなかった。

本発明が解決しようとする課題本発明は、毛髪の毛根に直接に作用し、短期間の使用に
より発毛・育毛及び養毛の効能があり、脱毛を防止する
効能を備えると共に、安全性に優れ、自然に育成してい
る薬草及び鉱物を用いることにより、自然的な効能によ
り毛髪の自然的発毛を促し、しかもへアートニック効能
をも兼ね備えた発毛剤を提供することを目的とするもの
である。

［発明の構成］問題点を解決するための手段本発明は、上記の課題を解決する手段として、サイアミ
ン（ビタミンＢ１）、リボフラビン（ビタミンＢ２、ピ
リドキシン（ビタミンＢ６）、ビオチン、イオウ、リン
、全窒素、しょうのう、りゆうのう、マンガン、銅、マ
グネシウム、カリウム、′大豆サポニン、及び炭水化物
からなることを特徴とする発毛剤とした。

作用瓶詰めされた本発明の発毛剤を少量頭皮にふりかけるか
、又は、手の平に取って頭皮をマツサージしながら頭皮
に塗布して作用させてもよく、脱毛部分に直接塗布する
ことにより本発毛剤を毛根に作用させることにより、毛
髪の発毛、育毛及び養毛効能を発揮させるものである。

塗布する方法は、先ず、頭皮を軟毛なブラシでマツサー
ジを行い毛根の脂肪分・汚れを取り除き血行を良くした
上で塗布する。

製造例及び実施例以下、本発明である発毛剤の望ましい製造例及び実施例
を図面基づいて詳細に説明する。

本発明の製造に使用される原材料は以下のものを使用す
る。

原材料（ａ）南アメリカ産ヤマコウモリの体液を含む糞を乾燥
させたもの（ｂ）トウモロコシ及びサボテンを主食とする牛の小腸
・直腸内消化物を乾燥させたもの（ｃ）メキシコ産のロ
メロ（ＲＯＭＥＲＯ）（学術名：ＲＯ５ＭＡＲＩＮＵＳ
　　０ＦＦＣＬＮＡＬＥ）の葉の乾燥物製造例１　（原材料の乾燥物を使用した場合）上記材料
を用いて本発明である発毛剤を製造する製造例を以下に
示す。

上記原材料の乾燥方法は、太陽の光に当てて自然乾燥さ
せても良いし、人工的に紫外線乾燥機を使用して人工乾
燥しても良い。

上記自然乾燥又は乾燥機による人工乾燥により、上記原
材料（ａ）　　　（ｂ）　　　（ｃ）の原材料に存在す
る雑菌を、太陽光線に含まれる紫外線及び紫外線乾燥機
から発せられる紫外線により死滅させながら殺菌乾燥す
る。

そして、上記原材料（ａ）　　　（ｂ）　　　（ｃ）の
乾燥程度としては、各々５パーセントから２０パーセン
トの水分を含む程度に乾燥させるのが良い。

乾燥させた各原材料（ａ）　　　（ｂ）　　　（ｃ）を
粉末状にする。

その後、粉末状にした原材料（Ｃ）を１リツトルの水に
５ｇから１０ｇ程度を入れて３０分から６０分間１００
″Ｃで沸騰させ、ロメロの葉に含まれているエキスを抽
出する。

このように抽出されたロメロのエキス液に乾燥した上記
原材料（ａ）を１５０ｇから１７０ｇと、やはり乾燥し
た上記原材料（ｂ）を１５０ｇから１７０ｇを加え、こ
れに水２リットルを補い、弱火て攪伴しながら１時間か
ら１時間３０程度度煮込む。

煮込みにより、各原材料（ａ、）　　　（ｂ）　　　（
ｃ）のエキスを含んだエキス抽出液を濾過（サラシのメ
ツシュ程度のものを使用して濾過する。）し、１０″Ｃ
以下に冷却する。

冷却されて製造された発毛剤を瓶詰めし、製品として出
荷する。

上記製造方法で得られた発毛剤を分析した結果以下に示
した成分から成っていることが判明した。

分析結果分析項目サイアミン（ヒータミンＢｌ）リネ゛フラヒーン（ヒータミンＢ２）ヒ０１ハ″矢シン（ヒータミンＢ６）ヒチオンイオウリ　　　ン全窒素しょうのうりゅうのうマンガン鋼マク″ンシ１ウム結果０．０４　ｍｇ／？００ｇ０．１０　ｍｇ／１００ｇ１０　７１ｇ／１００ｇ１４．７　μｇ／１００ｇ０．０２　％１０．０　　ｍｇ／１００ｇ０．０９　％１．７　ノｔ　ｇ／ｍ１．０７１ｇ／ｍ０８８６μｇ／ｍ０１５６μｇ／ｍ７６　　　ノｔ　ｇ／ｍ分析方法高速ン夜イ本り０マドクーラフ法高速ン夜１本りロマトクーラ刀去微生物定量法微生物定量法硫酸ハーリュウム重量法吸光光度法ケルグー法力゛スク〇−質量分析法力−スク〇−質量分析法原子吸光法原子吸光法原子吸光法カリウム　３７０　　μｇ／ｍ　ｌ　　　原子吸光性大
豆サネ６ニン　　５０　　７１ｇ／ｍｌ未）湾　薄層り
０マトク゛ラフイー炭水化物本発毛剤のサポニンの定性については、薄層クロマトグ
ラフィーにより行った。抽出液より抽出したサポニン画
分について、′精製大豆サポニンを対照として薄層クロ
マトグラフィーを行った。その結果、サポニンに特有な
発色（赤紫色）を示すスポットが認められた。

しかしながら、その含有量は、精製大豆サポニン（こ換
算して！５０７１ｇ／ｍｉ未満であった。

従って、抽出液にはサポニンが存在する可能性が示唆さ
れたが、その含有量は微量であると推）１すされた。

また、本発毛剤の炭水化物について、糖質は、試料１０
０分から、水分、粗タンパク質、粗脂肪、粗繊維及び灰
分の量を減して得た量をもって表し、炭水化物は、糖質
および粗繊維を合計した量をもって表す。

今回、上記項目について分析した結果は、次の通りであ
る。

水分：たんばく質：脂肪：繊Ｉｔ：灰分：９９、５％０、６％０、１％０、２％製造例２（原材料を非乾燥状態で使用した場合）また、別の日時
に同一製造方法で得られた別の発毛剤の成分を、一定の
分析方法で分析した結果、下記に示した成分からなって
いることが判明した。

分析結果サイアミン（ヒ゛タミン８１）　　　０．０２ｍｇ／１００ｇリネ
゛フラヒ゛ン（ヒ゛タミン８２）　　　０．０１ｍｇ／ｌｏＯｇヒ０
リドキシン（ヒータミンＢ６）　　１８　　　μｇ／１００ｇヒ゛
オチン　　　　　４９．２μｇ／１００ｇイオウ　　　
　　　　　０．０６％リ　ン　　　　　　１９．０　　ｍｇ／１００ｇ全窒素
　　０．２９％しょうのう５．４μｇ／ｍりゅうのう２．３μｇ／ｍマンカ゛ン　　　　　　５．７　μｇ／ｍ銅　　　　　
　２．２　　μｇ／ｍマクーネシュウム　２２０　　　　μｇ／ｍカリウム　
　　　３２００　　　μｇ／ｍ大豆？１；”二：ｚ（５
０μｇ／ｍ炭水化物高速液体り０マドクーラフ方法高速液体り０マトク゛ラフ方法微生物定量法微生物定量法硫酸ハーリュウム重量法吸光光度法ケルブール法カースクロー質量分析法力゛スク〇−質量分析法原子吸光法原子吸光法原子吸光法原子吸光法薄層りＵマトク゛ラフイー分析項目結果分析方法このように製造された本発毛剤に含まれている成分を百
分率で表示すれば、下記の通りである。

炭水化物分析項目サイアミン（ヒータミン８１）リホーフラヒ゛シ（ヒ゛タミン８２）ヒ９リドキシン（ヒータミンＢ６）ヒ゛オチンイオウリ　　　ン全窒素しようのうりゆうのうマンガン銅マク゛ネシュウムカリウム大豆すＶニン結果分析方法０．００００２　　　％　高速液体り０マドクーラフ法
０．００００１　　　％　高速液イ本り０マトク゛ラフ
法０．００００１８％微生物定量法０．００００４９２％０００４９２％微生物定量法　　％　硫酸ハ゛リュウム重量法０．０
１９　　　％吸光光度法０．２９　　　％ケルブール法（ＬＯＯＯ５４％カースクロー質量分析法０．０００２
３　　％力゛スク０−質量分析法０．０００５７　　％
原子吸光法０．０００２２　　％原子吸光法０．０２２０　　％原子吸光法０．３２　　　％原子吸光法０．００５０　　　　％未満　　薄層り０マトク゛ラフ
イーサポニンの定性の分析方法については、上記の表に
示したように薄層クロマトグラフィーにより定性を行っ
た。

その結果、サニボンに特有な発色（赤紫色）を示すスポ
ットが認められｋが、その含有量は、精製大豆サポニン
に換算して５０μｇ／ｍ１未満であった。

従って、試供品中にはサニボンが存在する可能性が示唆
されたが、その含有量は微量であると推測された。

また、炭水化物（Ｉｉ質）は、試料１００分から、水分
、粗タンパク質、粗脂肪、粗ｉ＆維及び灰分をの量を減
じて得た量をもって表すと共に、炭水化物は、糖質及び
粗＊維を合計した量をもって表し、今回、上記項目につ
いて分析した結果は、以下の通りであった。

水分：９７．４　　％蛋白質：１゜脂肪：Ｏｏａ維：　　　Ｏ灰分：１゜８　　％１　　％％０　　％感をも与える効果がある。

Claims

【特許請求の範囲】１　サイアミン（ビタミンＢ１）、リボフラビン（ビタ
ミンＢ１）、ピリドキシン（ビタミンＢ６）、ビオチン
、イオウ、リン、全窒素、しようのう、リュウノウ、マ
ンガン、銅、マグネシウム、カリユウム、大豆サポニン
及び炭水化物からなることを特徴とする発毛剤。２　適量の１−メントールを含有したことを特徴とする
請求項１項記載の発毛剤。