JPH03273402A - 同期運転方法 - Google Patents
同期運転方法Info
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- JPH03273402A JPH03273402A JP7207890A JP7207890A JPH03273402A JP H03273402 A JPH03273402 A JP H03273402A JP 7207890 A JP7207890 A JP 7207890A JP 7207890 A JP7207890 A JP 7207890A JP H03273402 A JPH03273402 A JP H03273402A
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 19
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 29
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
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- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の軸が同期動作を行なうNC機械、ロボ
ット等の同期運転方式に関する。
ット等の同期運転方式に関する。
第3図は目標指令をシリアルパルス列で与え、第1軸に
同期させて第2軸を運転するサーボ系の従来例のブロッ
ク図である。このように目標指令をシリアルパルス列で
与え同期運転を行なう方式では、本出願人も特開昭60
−200311号公報において、第1軸のエンコーダパ
ルスの処理方式を提案している。第3図を簡単に説明す
る。パルス処理回路51には第1軸のエンコーダからの
A、B、C相パルスが入力され、第2軸が動くべき目標
指令をシリアルパルス列の形で出力する。
同期させて第2軸を運転するサーボ系の従来例のブロッ
ク図である。このように目標指令をシリアルパルス列で
与え同期運転を行なう方式では、本出願人も特開昭60
−200311号公報において、第1軸のエンコーダパ
ルスの処理方式を提案している。第3図を簡単に説明す
る。パルス処理回路51には第1軸のエンコーダからの
A、B、C相パルスが入力され、第2軸が動くべき目標
指令をシリアルパルス列の形で出力する。
目標値および現在値カウンタ52,56は入力されたシ
リアルパルスを累積し目標値および現在値を算出する。
リアルパルスを累積し目標値および現在値を算出する。
減算器53は目標値と現在値との差を算出しD/A変換
器54に出力することにより位置ループが組まれる。速
度制御器55は第2軸モータ57の速度を制御する。エ
ンコーダ58は第2軸モータの位置を検出する。
器54に出力することにより位置ループが組まれる。速
度制御器55は第2軸モータ57の速度を制御する。エ
ンコーダ58は第2軸モータの位置を検出する。
しかし、このような目標指令をシリアルパルス列で与え
るサーボ系では、目標指令が一定速度であってもパルス
処理回路51の出力パルスが均等でなく、また、位置ル
ープはすべて論理回路で組まれているため部品点数が多
く、制御方式を変更しづらいなどの問題があった。そこ
で現在のサーボ系では、位置ループの計算をCPU上で
一定のサンプリング周期で行ない、目標指令は1サンプ
リング周期間に移動すべきパルス数を数ビットのデータ
としてCPUに与えているものが多い。
るサーボ系では、目標指令が一定速度であってもパルス
処理回路51の出力パルスが均等でなく、また、位置ル
ープはすべて論理回路で組まれているため部品点数が多
く、制御方式を変更しづらいなどの問題があった。そこ
で現在のサーボ系では、位置ループの計算をCPU上で
一定のサンプリング周期で行ない、目標指令は1サンプ
リング周期間に移動すべきパルス数を数ビットのデータ
としてCPUに与えているものが多い。
第4図はこのようなサンプリング制御による同期運転方
法を適用したサーボ系の従来例のブロック図である。
法を適用したサーボ系の従来例のブロック図である。
ここで、メモリ71は、1サンプリング周期間に移動す
べきパルス数を数ビットのデータとして記憶する。サン
プラ72.75はサンプリング周期T、で閉じる。目標
値カウンタ73は、受は取ったデータを累積し目標値を
算出する。現在値カウンタ81は、入力されたシリアル
パルスを累積し現在値を算出する。減算器74は目標値
カウンタ74の出力から現在値カウンタの出力を減算す
る。割り込みタイマ76は予め設定された一定サンプリ
ング周期で割り込み信号を発生する。C相処理回路77
は第1軸エンコーダのC相パルスを受は取り、同期開始
用の割り込み信号を発生する。D/A変換器79紘減算
器74の出力をD/A変換する。速度制御器80はD/
A変換器79の出力に応答して第2軸モータ82の速度
を制御し、エンコーダ83は第2軸モータの回転位置を
検出する。ここで、サンプラ72,75、目標値カウン
タ73、減算器74、および割り込みタイマ76は、C
PU78の内部で構成される。
べきパルス数を数ビットのデータとして記憶する。サン
プラ72.75はサンプリング周期T、で閉じる。目標
値カウンタ73は、受は取ったデータを累積し目標値を
算出する。現在値カウンタ81は、入力されたシリアル
パルスを累積し現在値を算出する。減算器74は目標値
カウンタ74の出力から現在値カウンタの出力を減算す
る。割り込みタイマ76は予め設定された一定サンプリ
ング周期で割り込み信号を発生する。C相処理回路77
は第1軸エンコーダのC相パルスを受は取り、同期開始
用の割り込み信号を発生する。D/A変換器79紘減算
器74の出力をD/A変換する。速度制御器80はD/
A変換器79の出力に応答して第2軸モータ82の速度
を制御し、エンコーダ83は第2軸モータの回転位置を
検出する。ここで、サンプラ72,75、目標値カウン
タ73、減算器74、および割り込みタイマ76は、C
PU78の内部で構成される。
CPU7Bは、パルス処理回路77からの割り込み信号
によって同期運転を開始し、その後は割り込みタイマ7
6からのサンプリング周期ごとの割り込みによって、目
標値と現在値との差を求め、D/A変換器79へ出力す
る。
によって同期運転を開始し、その後は割り込みタイマ7
6からのサンプリング周期ごとの割り込みによって、目
標値と現在値との差を求め、D/A変換器79へ出力す
る。
上記第4図の同期運転方式では、第1軸に対して同期を
とるタイミングは同期動作の開始時のみで、その後の位
置制御ループのサンプリングはCPU独自の一定周期の
割り込み信号に同期して行なわれているため、第1軸の
速度が変化した場合に問題が生じる。この様子を第5図
に示す。第5図(a)は、第1軸が一定速度で回転して
いる場合における。第2軸の各サンプリング時の目標指
令値の一例を示し、第5図(b)は、第1軸の回転速度
が172になった場合の第2軸の各サンプリング時の目
標指令値を示し、第5図(C)は第1軸の回転速度が1
/2になった場合の第2軸の各サンプリング時の補間さ
れた目標指令値を示している。
とるタイミングは同期動作の開始時のみで、その後の位
置制御ループのサンプリングはCPU独自の一定周期の
割り込み信号に同期して行なわれているため、第1軸の
速度が変化した場合に問題が生じる。この様子を第5図
に示す。第5図(a)は、第1軸が一定速度で回転して
いる場合における。第2軸の各サンプリング時の目標指
令値の一例を示し、第5図(b)は、第1軸の回転速度
が172になった場合の第2軸の各サンプリング時の目
標指令値を示し、第5図(C)は第1軸の回転速度が1
/2になった場合の第2軸の各サンプリング時の補間さ
れた目標指令値を示している。
いま一定速度で回転している第1軸に同期して、第2軸
を第5図(a)に示す目標指令で運転しているとする。
を第5図(a)に示す目標指令で運転しているとする。
ここで、第1軸の回転速度を1/2にした場合には、与
えられた目標値をそのまま利用すると、第5図(b)に
示すように各サンプリング時において、2度同じ目標値
を用いなければならず、目標値が階段状になってしまう
ため、第5図(C)に示すような、目標値の補間が必要
となる。しかしこの補間には、第1軸の速度と第2軸の
サンプリング周期との正確な比率が必要であり、しかも
、第1軸の位置と第2軸のサンプリング周期との位相関
係も厳密に管理しなければならない。さらに、第1軸の
速度が一時的に変化する場合にはこの方式では対処でき
なくなる。
えられた目標値をそのまま利用すると、第5図(b)に
示すように各サンプリング時において、2度同じ目標値
を用いなければならず、目標値が階段状になってしまう
ため、第5図(C)に示すような、目標値の補間が必要
となる。しかしこの補間には、第1軸の速度と第2軸の
サンプリング周期との正確な比率が必要であり、しかも
、第1軸の位置と第2軸のサンプリング周期との位相関
係も厳密に管理しなければならない。さらに、第1軸の
速度が一時的に変化する場合にはこの方式では対処でき
なくなる。
(問題点を解決するための手段)
本発明の第1の同期運転方法は、第1軸の回転位置およ
び回転方向に対応する第1および第2の信号と、第1軸
の回転位置原点に対応する第3の信号を生成し、第2軸
以降の同期運転開始のタイミングを少くとも第3の信号
によって決定し、第1軸の回転位置に対応して設定され
ている第2軸以降の各軸の目標指令をそれぞれの制御ル
ープに与えることにより、第1軸の回転に同期して第2
軸以降の各軸の運転をサンプリング制御する同期運転方
法であって、第2軸以降の各軸の制御ループのサンプリ
ングを第1および第2の信号によって決定されるタイミ
ングで行う。
び回転方向に対応する第1および第2の信号と、第1軸
の回転位置原点に対応する第3の信号を生成し、第2軸
以降の同期運転開始のタイミングを少くとも第3の信号
によって決定し、第1軸の回転位置に対応して設定され
ている第2軸以降の各軸の目標指令をそれぞれの制御ル
ープに与えることにより、第1軸の回転に同期して第2
軸以降の各軸の運転をサンプリング制御する同期運転方
法であって、第2軸以降の各軸の制御ループのサンプリ
ングを第1および第2の信号によって決定されるタイミ
ングで行う。
本発明の第2の同期運転方法は、第1の同期運転方法の
第1.第2.第3の信号をエンコーダで生成してこれら
をA、B、C相信号とし、C相信号の出力に引続いて出
力されたA相、B相信号の数が、第2軸以降の各軸につ
いて設定された数値に一致したとき、当該軸の同期運転
を開始させる。
第1.第2.第3の信号をエンコーダで生成してこれら
をA、B、C相信号とし、C相信号の出力に引続いて出
力されたA相、B相信号の数が、第2軸以降の各軸につ
いて設定された数値に一致したとき、当該軸の同期運転
を開始させる。
(作 用〕
本発明の第1の同期運転方法は、制御ループのサンプリ
ング(第1軸の位置に対応して設定されている第2軸以
降の各軸の目標指令のサンプリング、および第2軸以降
の各軸の位置検出信号のサンプリング)が第1軸の位置
に対応するタイミングで行われるので、第1軸の速度に
関係なく第1軸の位置を検出したタイミングでその位置
に対応する目標指令をサンプリングすることができる。
ング(第1軸の位置に対応して設定されている第2軸以
降の各軸の目標指令のサンプリング、および第2軸以降
の各軸の位置検出信号のサンプリング)が第1軸の位置
に対応するタイミングで行われるので、第1軸の速度に
関係なく第1軸の位置を検出したタイミングでその位置
に対応する目標指令をサンプリングすることができる。
したがって、第1軸の速度変化によって追従誤差を生ず
ることなく、第2軸以時の各軸の同期運転をすることが
できる。
ることなく、第2軸以時の各軸の同期運転をすることが
できる。
その結果、第2軸以降の各軸の目標指令を1度設定すれ
ば第1軸の速度が変わった場合でも、サンプリング周期
の変更や目標指令の補間を必要とせず、また、第1.第
2.第3の信号間の位相関係が一定である限り、正確な
同期運転が実現される。
ば第1軸の速度が変わった場合でも、サンプリング周期
の変更や目標指令の補間を必要とせず、また、第1.第
2.第3の信号間の位相関係が一定である限り、正確な
同期運転が実現される。
本発明の第2の同期運転方法においては、第1軸の位置
原点に対応するC相パルス検出後、A。
原点に対応するC相パルス検出後、A。
B相パルスを第2軸以降の各軸毎に定まる設定値だけ計
数した後、対応する軸の同期運転を開始するので、第2
軸以降の各軸は相互に、または第1軸に対して所定の位
相角だけ位相をずらせて同期運転する。
数した後、対応する軸の同期運転を開始するので、第2
軸以降の各軸は相互に、または第1軸に対して所定の位
相角だけ位相をずらせて同期運転する。
(実 施 例〕
以下、本発明の具体的実施例を第1図、第2図に示して
説明する。
説明する。
第1図は本発明の同期運転方法を適用する多軸NCシス
テムの第1の実施例の構成図である。
テムの第1の実施例の構成図である。
本実施例の多軸NCシステムは、主軸(第1軸)に同期
して第2.3.4軸が動作する。主軸モータ1は、主軸
用NC装fillによって制御される。主軸用エンコー
ダ5は主軸の位置および回転方向に対応するA、B相信
号(第1.第2の信号)、および主軸の位置原点に対応
するC相信号(第3の信号)を生成する。NC装置12
゜13.14はそれぞれメモリ(図示せず)を備え、そ
のメモリは、主軸が1回転する間に、第2軸以降の対応
する軸が動くべき位置指令を、主軸用エンコーダ5のA
、B、C相信号に対応して、すなわち主軸の位置に対応
した形で記憶している。NC装置12.13.14はC
相信号の人力タイミングに同期してそれぞれ対応するモ
ータ2.3.4の同期運転を開始させ、かつ、A、 B
相信号によって決定されるサンプリングタイミングでA
、・B相信号に対応する目標指令を読出すと共に各軸の
位置検出器(図示せず)が出力する位置検出信号をサン
プリングして位置偏差を生成する。NC装置12〜14
それぞれの機能および動作は同様である。各軸モータ2
,3.4は、それぞれ対応するNC装置の制御によりポ
ールねじ22.23.24を介して刃具26.27.2
8を移動させる。
して第2.3.4軸が動作する。主軸モータ1は、主軸
用NC装fillによって制御される。主軸用エンコー
ダ5は主軸の位置および回転方向に対応するA、B相信
号(第1.第2の信号)、および主軸の位置原点に対応
するC相信号(第3の信号)を生成する。NC装置12
゜13.14はそれぞれメモリ(図示せず)を備え、そ
のメモリは、主軸が1回転する間に、第2軸以降の対応
する軸が動くべき位置指令を、主軸用エンコーダ5のA
、B、C相信号に対応して、すなわち主軸の位置に対応
した形で記憶している。NC装置12.13.14はC
相信号の人力タイミングに同期してそれぞれ対応するモ
ータ2.3.4の同期運転を開始させ、かつ、A、 B
相信号によって決定されるサンプリングタイミングでA
、・B相信号に対応する目標指令を読出すと共に各軸の
位置検出器(図示せず)が出力する位置検出信号をサン
プリングして位置偏差を生成する。NC装置12〜14
それぞれの機能および動作は同様である。各軸モータ2
,3.4は、それぞれ対応するNC装置の制御によりポ
ールねじ22.23.24を介して刃具26.27.2
8を移動させる。
第2図は第1図のNC装置12のブロック図である。
第2図において、パルス処理回路36は、第1軸用エン
コーダのA、B相信号またはA、B相信号を逓倍した信
号によって、第2軸のサンプリング制御用の割り込み信
号を生成する。パルス処理回路37は第1軸用エンコー
ダのC相パルスを受は取り、同期開始用の割り込み信号
を発生る。メモリ31はパルス処理回路36で出力され
る割り込み信号間、すなわち、1サンプリング間に移動
すべきパルス数を、第1軸の位置に対応した形で数ビッ
トのデータとして記憶する。サンプラ32.35はパル
ス処理回路36からの割り込みによって閉じる。カウン
タ33は、受は取ったデータを累積し目標値を算出する
。カウンタ41は、入力されたシリアルパルスを累積し
現在値を算出する。減算器34、D/A変換器39、速
度制御器40、第2軸モータ42およびエンコーダ43
の機能および動作は第3図の対応する部品と同様である
。ここで、サンプラ32,35、目標値カウンタ33、
減算器34は、CP03Bの内部で構成される゛。
コーダのA、B相信号またはA、B相信号を逓倍した信
号によって、第2軸のサンプリング制御用の割り込み信
号を生成する。パルス処理回路37は第1軸用エンコー
ダのC相パルスを受は取り、同期開始用の割り込み信号
を発生る。メモリ31はパルス処理回路36で出力され
る割り込み信号間、すなわち、1サンプリング間に移動
すべきパルス数を、第1軸の位置に対応した形で数ビッ
トのデータとして記憶する。サンプラ32.35はパル
ス処理回路36からの割り込みによって閉じる。カウン
タ33は、受は取ったデータを累積し目標値を算出する
。カウンタ41は、入力されたシリアルパルスを累積し
現在値を算出する。減算器34、D/A変換器39、速
度制御器40、第2軸モータ42およびエンコーダ43
の機能および動作は第3図の対応する部品と同様である
。ここで、サンプラ32,35、目標値カウンタ33、
減算器34は、CP03Bの内部で構成される゛。
CPO38は、パルス処理回路37からの割り込み込み
信号によ7て同期運転を開始し、その後はパルス処理回
路36からのサンプリング制御用の割り込みによって、
目標値と現在値との差を求め、D/A変換器39へ出力
する。その結果、第2.3.4の各軸の位置制御ループ
のサンプリングタイミングはA、B相信号により決定さ
れる。
信号によ7て同期運転を開始し、その後はパルス処理回
路36からのサンプリング制御用の割り込みによって、
目標値と現在値との差を求め、D/A変換器39へ出力
する。その結果、第2.3.4の各軸の位置制御ループ
のサンプリングタイミングはA、B相信号により決定さ
れる。
その他の動作は、従来の多軸NCシステムと同様である
。
。
次に、本発明の同期運転方法の第2の実施例を説明する
。
。
木実流側の多軸NCシステムにおいては、第2軸以降の
第2図のパルス処理回路37に相当する回路内にカウン
タが設けられ、該カウンタは第1軸用エンコーダからの
A、B相信号をカウントし、C相信号によってカウント
クリアされる。第2軸以降の各パルス処理回路は、それ
ぞれのカウント値が、各軸毎に予め定められた設定値と
一致すると、同期開始用割り込み信号を発生し、同期運
転が開始される。
第2図のパルス処理回路37に相当する回路内にカウン
タが設けられ、該カウンタは第1軸用エンコーダからの
A、B相信号をカウントし、C相信号によってカウント
クリアされる。第2軸以降の各パルス処理回路は、それ
ぞれのカウント値が、各軸毎に予め定められた設定値と
一致すると、同期開始用割り込み信号を発生し、同期運
転が開始される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に、次の効果がある。
1)第1軸の位置検出器の出力によって決定されるタイ
ミングで第2軸以降の制御ループのサンプリングを行っ
て、第2軸以降を第1軸に同期させることにより、第1
軸の速度が変化しても第2軸以降のサンプリング周期を
変更し、または目標指令を補間する必要がなく、しかも
第1軸の一時的な速度変動にも対処することができる。
ミングで第2軸以降の制御ループのサンプリングを行っ
て、第2軸以降を第1軸に同期させることにより、第1
軸の速度が変化しても第2軸以降のサンプリング周期を
変更し、または目標指令を補間する必要がなく、しかも
第1軸の一時的な速度変動にも対処することができる。
2)第1軸の位置検出器としてA、B、C相信号を発生
するエンコーダを用い、第2軸以降のNC装置がC相信
号を受信した後、各軸毎に定めた数のA相、B相信号を
受信したとき、当該軸の同期運転を開始させることによ
り、各軸相互、または各軸と第1軸との間の位相差を任
意に設定して同期運転することができる。
するエンコーダを用い、第2軸以降のNC装置がC相信
号を受信した後、各軸毎に定めた数のA相、B相信号を
受信したとき、当該軸の同期運転を開始させることによ
り、各軸相互、または各軸と第1軸との間の位相差を任
意に設定して同期運転することができる。
第1図は本発明の同期運転方法を適用する多軸NCシス
テムの第1の実施例の構成図、第2図は第1図のNC装
置12の構成図、第3図は目標指令をシリアルパルス列
で与え、第1軸に同期させて第2軸を運転するサーボ系
の従来例のブロック図、第4図はサンプリング制御によ
る同期運転方法を適用したサーボ系の従来例のブロック
図、第5図は、主軸の速度が変化したとき、第2軸以降
の各軸の追従誤差が生ずることを説明するための図で、
第5図(a)は、主軸が正常に回転している場合におい
て、各サンプリング時に制御ループに与えられるべき目
標指令値の一例を示し、第5図(b)は主軸の回転速度
が1/2に なった場合の各サンプリング時における目標指令値を示
す図、第5図(c)は、主軸の回転速度が172になっ
たとき、各サンプリング時における補間された目標指令
値を示す図である。 1・・・主軸(第1軸)モータ、 2・・・第2軸モータ、3・・・第3軸モータ、4・・
・第4軸モータ、5・・・主軸用エンコーダ、11・・
・主軸用NC装置、 12.13.14−・・NC装置、 22.23.24−・・ボールねし、 26.27.28−・・刃具、31・・・メモリ、32
.35−・・サンプラ、33.41・・・カウンタ、3
4−・・減算器、 36.37−・・パルス処理回路、
38−CP U、 39−D/A変換器、40−
・・速度制御器、 42・・・第2軸モータ、43−
・・エンコーダ。
テムの第1の実施例の構成図、第2図は第1図のNC装
置12の構成図、第3図は目標指令をシリアルパルス列
で与え、第1軸に同期させて第2軸を運転するサーボ系
の従来例のブロック図、第4図はサンプリング制御によ
る同期運転方法を適用したサーボ系の従来例のブロック
図、第5図は、主軸の速度が変化したとき、第2軸以降
の各軸の追従誤差が生ずることを説明するための図で、
第5図(a)は、主軸が正常に回転している場合におい
て、各サンプリング時に制御ループに与えられるべき目
標指令値の一例を示し、第5図(b)は主軸の回転速度
が1/2に なった場合の各サンプリング時における目標指令値を示
す図、第5図(c)は、主軸の回転速度が172になっ
たとき、各サンプリング時における補間された目標指令
値を示す図である。 1・・・主軸(第1軸)モータ、 2・・・第2軸モータ、3・・・第3軸モータ、4・・
・第4軸モータ、5・・・主軸用エンコーダ、11・・
・主軸用NC装置、 12.13.14−・・NC装置、 22.23.24−・・ボールねし、 26.27.28−・・刃具、31・・・メモリ、32
.35−・・サンプラ、33.41・・・カウンタ、3
4−・・減算器、 36.37−・・パルス処理回路、
38−CP U、 39−D/A変換器、40−
・・速度制御器、 42・・・第2軸モータ、43−
・・エンコーダ。
Claims (2)
- (1)第1軸の回転位置および回転方向に対応する第1
および第2の信号と、第1軸の回転位置原点に対応する
第3の信号を生成し、第2軸以降の同期運転開始のタイ
ミングを少なくとも第3の信号によって決定し、第1軸
の回転位置に対応して設定されている第2軸以降の各軸
の目標指令をそれぞれの制御ループに与えることにより
、第1軸の回転に同期して第2軸以降の各軸の運転をサ
ンプリング制御する同期運転方法において、第2軸以降
の各軸の制御ループのサンプリングを第1および第2の
信号によって決定されるタイミングで行うことを特徴と
する同期運転方法。 - (2)第1、第2、第3の信号をエンコーダで生成して
これらをA、B、C相信号とし、C相信号の出力に引続
いて出力されたA、B相信号の数が、第2軸以降の各軸
について設定された数値に一致したとき、当該軸の同期
運転を開始させる請求項1に記載の同期運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207890A JPH03273402A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 同期運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207890A JPH03273402A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 同期運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03273402A true JPH03273402A (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=13479015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7207890A Pending JPH03273402A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 同期運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03273402A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6404160B2 (en) | 1998-12-24 | 2002-06-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Numerical control apparatus |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP7207890A patent/JPH03273402A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6404160B2 (en) | 1998-12-24 | 2002-06-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Numerical control apparatus |
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