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JPH03278189A - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

Info

Publication number
JPH03278189A
JPH03278189A JP2257740A JP25774090A JPH03278189A JP H03278189 A JPH03278189 A JP H03278189A JP 2257740 A JP2257740 A JP 2257740A JP 25774090 A JP25774090 A JP 25774090A JP H03278189 A JPH03278189 A JP H03278189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing device
vector data
image
pixel
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2257740A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Haniyu
羽生 嘉昭
Shinko Yamada
眞弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Publication of JPH03278189A publication Critical patent/JPH03278189A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデスク・トップ・パブリッシング等の分野に利
用され、出力画像のエツジ部のギザギザを除去するだめ
の図形処理装置に関し、より詳細には、アンチエイリア
シング処理を高速に実行できる図形処理装置に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータ・グラフィクスの分野では、その出力媒体
であるCRTに画像を表示する際、その表示画像をより
美しくするためにアンチエイリアシング処理という手法
が用いられている。この処理は、第12図(a)に示す
ような階段上のギザギザ部分(エイリアスと呼ばれる)
に輝度変調をかげ、視覚的に表示画像を第12図(b)
に示すように滑らかにするものである。
従来の図形処理装置では、■均一平均化法、■重み付は
平均化法、■畳み込み積分法等がアンチエイリアシング
処理の方法として一般的に適用されている。
■均一平均化法は、各ピクセル(画素)をN*M (N
、Mは自然数)のサブピクセルに分解し、高解像度でラ
スク計算を行った後、各ピクセルの輝度をN*Mサブビ
クセルの平均をとって求めるものである。第13図(a
)、 (b)を参照して、均一平均化法によるアンチエ
イリアシング処理を具体的に説明する。あるピクセルに
画像の端がかかっている場合(ここでは斜めの線の右下
に画像がつながっているものとする)、アンチエイリア
シング処理を行わないときは、同図(a)に示すように
、このピクセルの輝度kidには表示できる階調の最高
輝度(例えば、256階調ではkid=255 )が割
り当てられる。このピクセルにN=M=7の均一平均化
法によるアンチエイリアシング処理を実施する場合、同
図(b)に示すように、ピクセルを7*7のサブピクセ
ルに分解し、画像に覆われているサブピクセル数をカウ
ントする。そのカウント数(28)を1ピクセル中の全
サブピクセル数(この場合、49)で割って規格化(平
均化)したものを最高輝度(255)に掛け、そのピク
セルの輝度を算出する。このように均一平均化法では、
各ピクセルに画像がどのようにかかっているかを考慮に
いれてそのピクセルの輝度を決める。
■重み付は平均化法 重み付は平均化法は、均一平均化法を一部変更したもの
であり、均一平均化法が1ピクセル中のサブピクセルを
全て同じ重み(即ち、画像のかかっているザブピクセル
を単純にカウントする)で取り扱ったのに対して、重み
付は平均化法は各サブピクセルに重みをもたせ、画像が
どのサブピクセルにかかっているかでそのサブピクセル
の輝度kidへの影響が異なるようにしている。尚、こ
の際の重みはフィルターを用いて付与する。
第14図(a)、 (b)を参照して、第13図(a)
と同じ画像データに、同じ分割法(N=M=7)で重み
付は平均化法を実施した例を示す。
第14図(a)は、フィルター(ここでは、conef
 i I ter )の特性を示し、対応するサブピク
セルにこの特性と同じ重みが与えられる。例えば、右上
角のサブピクセルの重みは2である。各サブピクセルに
画像がかかっていた場合、フィルター特性より与えられ
た重みの値がそのサブピクセルのカウント値となる。同
図(b)には、サブピクセルの重みの違いによってかか
った画像の表示パターンを変えて示しである。この場合
、重みを付けて画像のかかったサブピクセルをカウント
すると、199となる。この値を、均一平均化のときに
対応してフィルターの値の合計(この場合、336)で
割って平均化し、最高輝度に掛けて、このピクセルの輝
度を算出する。尚、フィルターとしては、第15図(a
)、 (b)、 (c)、 (d)ニ示すフィルター特
性うれている。
■畳み込み積分法 畳み込み積分法は、1つのピクセルの輝度を決定するに
あたり、その周りのピクセルの様子も参照する方法であ
る。即ち、輝度を決定しようとする1ピクセルの周りN
’ XN’ ピクセルを、均−平均化法或いは重み付は
平均化法のピクセルに対応させたものと考える。第16
図は3×3ビクセル参照の畳み込み積分法を示す。この
図で、輝度を決定しようとしているピクセルを1601
で示す。画像は斜めの綿の右下に続いており、黒く塗っ
たサブピクセルがカウントされるサブピクセルである。
各ピクセルは、4*4に分割されている。
従って、この場合はフィルターとして12*12のもの
を用いることになる。この方法はベクトル画像に含まれ
る高周波成分を除去する効果がある。
方、パーソナルコンピュータを用いた出版システム、所
謂、DTP (デスク・トップ・パブリッシング)の普
及に伴い、コンピュータ・グラフィクスで扱うようなベ
クトル画像を印字するシステムが広く使われるようにな
っている。その代表的なものとして、例えば、アドビ社
のポスト・スクリプトを用いたシステムがある。ポスト
・スクリプトは、ページ記述言語(Page Desc
riptionLanguage :以下、PDLと記
述する)と呼ばれる言語ジャンルに属し、1枚のドキュ
メントを構成する内容について、その中に入るテキスト
(文字部分)や、グラフィックス、或いは、それらの配
置や体裁までを含めたフオームを記述するためのプログ
ラミング言語であり、このようなシステムでは、文字フ
ォントとしてベクトルフォントを採用している。従って
、文字の変倍を行っても、ビットマツプフォントを使用
したシステム(例えば、従来のワードプロセッサ等)と
比べて、格段に印字品質を向上させることができ、また
、文字フォントとグラフィックとイメージを混在させて
印字することができるという利点がある。
ところが、これらのシステムで使用されるレーザープリ
ンタの解像度は、せいぜい240dp i〜400dp
 iのものが多く、コンピュータ・グラフィックスのC
RT表示と同様に、解像度が低いためにエイリアスが発
生するという問題点がある。このため、レーザプリンタ
を用いた印字においても、アンチエイリアシング処理を
行い、印字画像の品質を向上させる必要が起こっている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のアンチエイリアシング処理方法を
適用した図形処理装置によれば、1つのピクセルを複数
のサブピクセル(例えば、49個のサブピクセル)に分
割して、塗りつふされるサブピクセルの個数をカウント
して近似面積(輝度)を算出するため、近似面積(輝度
)の計算に時間がかかり、印字速度(或いは、表示速度
)向上の妨げになるという問題点があった。特に、畳み
込み積分法は計算量が多いのと複数のピクセルに影響が
及ぶので処理速度の向上を図りにくいという問題点があ
った。
また、従来のアンチエイリアシング処理方法を適用した
図形処理装置によれば、階調値を決定するのに、サブピ
クセル分割を行って、該サブピクセルの塗りつぶし処理
を実行するため、塗りつぶし処理に時間がかかり、比較
的処理速度の速い均一平均化法で、2*2サブピクセル
分割のアンチエイリアシング処理を実行した場合でも、
アンチエイリアシング処理を実行しない場合と比較して
約2倍程度の処理時間を要するという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、サブビク
セル分割及び塗りつぶし個数のカウントを行うことなく
、且つ、高速に近似面積を求めることを第1の目的とす
る。
また、本発明は、サブビクセル分割及び塗りつぶし個数
のカウントを行うことなく、2*2サブピクセル分割に
よるアンチエイリアシング処理と同等のアンチエイリア
シング処理を、高速で行えることを第2の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の第1の目的を達成するため、塗りつぶす
べき面積率に基づいて、ベクトルデータが通過するエツ
ジ部画素の出力を調整し、出力画像のエツジ部のギザギ
ザ(エイリアス)を滑らかに表現するアンチエイリアシ
ング処理を実行する図形処理装置において、ベクトルデ
ータがエツジ0 部画素に入り込む位置と抜け出す位置とに対応させて、
予め求めた近似面積を記憶した記憶手段と、ベクトルデ
ータがエツジ部画素に入り込む位置を検知する第1の位
置検知手段と、ベクトルデータがエツジ部画素から抜け
出す位置を検知する第2の位置検知手段と、第1及び第
2の位置検知手段によって検知した位置情報に基づいて
、記憶手段から該当する近似面積を算出する近似面積算
出手段とを備えた図形処理装置を提供するものである。
また、本発明は上記の第2の目的を達成するため、塗り
つぶすべき面積率に基づいて、ベクトルデータが通過す
るエツジ部画素の出力を調整し、出力画像のエツジ部の
ギザギザ(エイリアス)を滑らかに表現するアンチエイ
リアシング処理を実行する図形処理装置において、ベク
トルデータが座標値y!及びy8゜1から成るスキャン
ラインを通過する際の交点の座標を(x=+yt)及び
(X i+++ yi++)とした場合に、X、及びx
、41の整数部が等しいか否か、Xiの小数部が0.5
以上か否か、  xi+1の小数部が0.5以上か否か
1 及び、エツジの種類に基づいて、階調値を決定する階調
値決定手段を備えた図形処理装置を提供するものである
また、前述の構成において、階調値決定手段が、Xi及
びX i+Iの整数部が等しいか否か、  Xiの小数
部が0.5以上か否か1Xi++の小数部が0.5以上
か否か、エツジの種類、及び、ベクトルデータの傾きの
符号に基づいて、階調値を決定する図形処理装置を提供
するものである。
また、前述した構成において、前記階調値決定手段が、
レジスタ、加算器、コンパレータ、デコーダ、遅延回路
等からなるハードウェアで構成される図形処理装置を提
供するものである。
〔作用〕
本発明の図形処理装置は、ベクトルデータがエツジ部画
素に入り込む位置と抜け出す位置とからエツジ部画素の
塗りつぶされる近似面積を予めテーブル等に記憶してお
き、ベクトルデータがエツジ部画素に入り込む位置及び
抜け出す位置を検出したときに、その位置情報から上記
のテーブル等2 を参照して近似面積を迅速に得る。
また、本発明の図形処理装置において、階調値決定手段
は、xよ及びxi+、の整数部が等しいか否か、Xiの
小数部が0.5以上か否か、Xi+1の小数部が0.5
以上か否か、及び、エツジの種類に基づいて、階調値を
決定する。
更に、ベクトルデータの傾きの符号を判定に使用する場
合、階調値決定手段は、X、及びXi+1の整数部が等
しいか否か、Xiの小数部が0. 5以上か否か、  
xi+1の小数部が0.5以上か否か。
エツジの種類、及び、ベクトルデータの傾きの符号に基
づいて、階調値を決定する。
〔実施例〕
以下、本発明の図形処理装置を、 〔実施例1)−・・・・・請求項1に対応〔実施例2〕
−−−−−m−請求項2,3.及び、4に対応の順に図
面を参照して詳細に説明する。
〔実施例1] 本発明の図形処理装置をPDLコントローラとして組み
込んだ画像形成システムを実施例として、3 ■画像形成システムのブロック図、■PDLコントロー
ラ(本発明の図形処理装置)の構成、■PDLコントロ
ーラの動作の順で詳細に説明する。
■画像形成システムのブロック図 第1図は本発明にかかる図形処理装置をPDLコントロ
ーラ200として組み込んだ画像形成システム(デスク
・トップ・パブリッシング・システム)を示すブロック
図である。
本実施例の画像形成システムは、DTP (デスク・ト
ップ・パブリッシング)から出力されるページ記述言語
(Page Description Languag
e  :以下、PDL言語と記す)で記述されたベクト
ルデータと、画像読取り装置によって読み取られたイメ
ージ画像との両方の画像情報の画像形成を行える構成で
ある。
画像形成システムは、第1図に示すように、PDL言語
(本実施例ではポストスクリプト言語を使用)で記述さ
れた文書を作成するホストコンピュータ100と、ホス
トコンピュータ100がらページ単位で送られてきたP
DL言語をアンチエ4 イリアシング処理を施しながら、イメージ画像に展開す
るPDLコントローラ(本発明の図形処理袋り200と
、光学系ユニットを介して画像情報を読み取る画像読取
り装置300と、PDLコントローラ200.或いは2
画像読取り装置300から出力されるイメージ画像を入
力して画像処理を施す画像処理装置400と、画像処理
装置400の出力する多値イメージデータを印字する多
値レーザー・プリンタ500と、PDLコントローラ2
002画像読取り装置3009画像処理装置400.及
び、多値レーザー・プリンタ500を制御するシステム
制御部600とから構成される。尚、制御部600は画
像処理装置400の人力を切り替え、画像形成システム
をデジタル複写機として使用するか、プリンタとして使
用するか等の処理を行う。
■PDLコントローラの構成 第2図は、PDLコントローラ200の構成を示し、ホ
ストコンピュータ100から送られてきたPDL言語を
受信する受信装置201と、受信5 装置201で受信したPDL言語の格納制御及びアンチ
エイリアシング処理の実行を行うCPU202と、内部
システムバス203と、内部システムバス203を介し
て受信装置201から転送させるPDL言語を格納する
RAM204と、所定の制御プログラム等を格納したR
OM205と、アンチエイリアシング処理を施した多値
のイメージデータを格納するページメモリ206と、ペ
ージメモリ206に格納したイメージデータを画像処理
装置400に転送する送信装置207と、システム制御
部600との送受信を行うI10装置208とから構成
される。
ここで、CPU202は、受信装置201で受信したP
DL言語をROM205に格納されている制御プログラ
ムに従って、内部システムバス203を通して、RAM
204に格納する。その後、1ペ一ジ分のPDL言語が
受信され、RAM204へ格納されると、後述するフロ
ーチャート及び1画像処理回路209を介して、RAM
204内の図形要素に高速にアンチエイリアジン6 グ処理を施し、多値のイメージデータに展開し、ページ
メモリ206のプレーンメモリ部に格納する。ページメ
モリ206内のデータは、その後、送信装置207を介
して画像処理装置400へ送られる。
■PDLコントローラの動作 以上の構成において、その動作を説明する。
先ず、使用者は、ホストコンピュータ100を使って、
PDL言語で記述された文書及び図形を作成する。この
PDL言語は、ページ毎にホストコンピュータ100か
らPDLコントローラ200に送られる。PDLコント
ローラ200では、受信装置201で受信したP’D 
L言語をCPU202がROM205に格納されたプロ
グラムに従って、RAM204に格納する。1ペ一ジ分
のデータを受信した後、CPU202はRAM204内
に格納された1ペ一ジ分のデータ(即ち、PDL言語)
に基づいて、所定の領域に所定の塗りつぶし処理を行い
濃度(或いは、輝度)の変調演算処理(アンチエイリア
シング処理)を施して7 多値のイメージデータを作成し、これをページメモリ2
06内に格納する。ページメモリ206内に作成された
多値のイメージデータは、その後、送信袋N207を介
して画像処理装置400へ送られ、最終的に多値レーザ
ー・プリンタ500によって1ペ一ジ分の印字が実行さ
れる。
次に、第3図のフローチャートを参照して、PDLコン
トローラ200による多値のイメージデータの作成を説
明する。PDL言語は、グラフィックス、文字フォント
の各要素を全てベクトルデータで記述したものとなって
おり、ベクトルデータには直線ベクトルと曲線ベクトル
とがあるが、本実施例では、後述のように走査線による
塗りつぶしを行うため、先ず曲線ベクトルを直線ベクト
ルに近似する。即ち、RAM204からPDL言語を読
み出して(S401)、そのベクトルデータが曲線ベク
トルか直線ベクトルかを判断しく5402)、曲線ベク
トルの場合には、これを直線ベクトルに近似する(34
03)。このようにして、文字フォント或いはグラフィ
ックスの1つのベクトルデータを直8 線ベクトルとして登録する(S404)。
1つのベクトルデータに対して上述の処理がなされた後
、CPU202は次のベクトルデータに対しても同様の
処理を繰り返し行い、文字フォント、グラフィックスの
各要素、即ち、各ベクトルデータをそれぞれ直線ベクト
ルとして登録した後(3405)、登録のなされた各直
線ベクトルをその始点のX座標によりソーティングする
(3406)。即ち、始点のX座標が小さい順に並べか
えて登録する。
その後、CPU202は、5407〜5413において
塗りつぶし処理を行う。即ち、この塗りつぶし処理では
、第4図に示すように、走査線SLをX座標方向に一つ
ずつ移動させながら塗りつぶしを行うため、最初、走査
線SLの位置、即ち、X座標を¥“0”°に初期設定す
る(S407)。次いで走査線SLを順次にX座標方向
に移動させ、例えば、第4図に示すように走査線SLが
y座標ycの位置を走査している場合には、その走査線
SLを横切る辺のX座標の値(X l、 X 2. X
 3. X 4)を所定のテーブル(図示せず)に登録
する(3408)。尚、二の9 ときにテーブルに登録される辺のX座標値の順番は、5
401〜5405の処理において登録された順番となる
ので、必ずしもX座標の値の小さい順に登録されている
とは限らない。そこで、テーブル内に登録された各辺の
要素をX座標値の小さい順にソーティングして(S40
9)、その最初の要素から2つをペアにしてその間を塗
りつぶす(S410)。第4図の例では、例えば、X座
標の値xiの要素と値X2の要素との2つをペアにして
この要素間(即ち、画素間)を塗りつぶす。
その後、テーブル内から塗りつぶし処理の済んだ辺を除
去しく5411)、X座標を1つ更新して(S412)
、走査線SLを順次に移動させて、走査線が最後のX座
標位置となるまで(S413)、同様の処理を繰り返す
一方、上記のような走査線SLによる塗りつぶし処理中
に、アンチエイリアシング処理による濃度変調も行われ
る。例えば、第5図に示すように、2つの画素C,,C
,間を塗りつぶすとき、アンチエイリアシング処理を行
わない場合には、画素0 C,、C2,C3,C4,cs、C,が最高輝度KHA
Xで塗られるが、アンチエイリアシング処理を行うこと
により、画素C3と画素C6とに対して濃度変調がなさ
れる。
ところで、本実施例では、目的の画素、即ち、ピクセル
を幾つかのサブピクセルに分割せずとも、サブピクセル
分割がなされたのと同様の効果を得られるアンチエイリ
アシング処理を行うようにしている。
本実施例のこのような処理を第6図の例で説明すると、
先ず、1つの画素Pを、例えば、4*4のサブピクセル
に分割した場合と同様に考えて、1つの画素Pの辺に対
し、例えば、左上隅から時計回りで順番に番号N 1.
 ’M z、・・・・・・N13を付す。
この画素に直線ベクトル■が存在するときには、この直
線ベクトルVがこの画素のどの番号のところから画素内
に入り込み、どの番号のところから抜け出すかを調べる
。第6図の例では、番号N3の位置から入り込み、番号
N1□の位置から抜け出ている。
1 本実施例では、直線ベクトルVの入り込む位置(番号N
3)と抜け出る位置(番号N1□)の位置情報を基にし
て、近似面積を算出する。例えば、第6図の例では、入
り込む位置と抜け出る位置との組み合わせは、同じ辺か
ら同じ辺へ直線ベクトルが抜け出ることはないと考える
と、組み合わせ数CMは、 となり、その各々の組み合わせでその近似面積を予め計
算してテーブル等に蓄積しておくことができる。これに
より、直線ベクトルの入り込み位置と抜け出る位置とが
わかると、個々の近似面積を予め格納しであるテーブル
等を参照することによって、その近似面積を迅速、且つ
、容易に算出することができて、この近似面積に基づき
第5図に示したような画素C,,C6に対し濃度変調処
理を施すことができる。
このように本実施例では、直線ベクトルが目的の画素の
どの位置から入り込んで、どの位置から抜け出すかの情
報から、テーブルを参照して近似2 面積を迅速に算出することができるので、サブピクセル
毎に分割してアンチエイリアシング処理を行う場合に比
べて、濃度変調結果を即座に得ることができ、従来問題
となっていたアンチエイリアシング処理の処理時間を著
しく短縮させることが可能となる。
尚、第7図に示すように、1つのピクセルに2つの直線
ベクトルV、、V2がピクセルから抜け出さないような
場合(所謂、頂点が存在する場合)には、本実施例の上
述したような処理は一般には使えず、このようなピクセ
ルに関しては、サブピクセルに分割して処理する従来の
処理を適用して近似面積を算出するのが良い。しかしな
がら、図形全体において、図形の頂点がピクセル内に存
在する第7図のような場合は、図形のエツジがピクセル
を通過する第6図の場合と比べてかなり少ないと考えら
れ、従って、一部のピクセルに対して従来の処理を行う
ようにした場合にも、全体の処理時間を従来と比較して
短縮させることができる。
3 〔実施例2〕 本発明の図形処理装置をPDLコントローラとして組み
込んだ画像形成システムを実施例として、■画像形成シ
ステムのブロック図、■PDLコントローラ(本発明の
図形処理装置)の構成、■PDLコントローラの動作の
順で詳細に説明する。
■画像形成システムのブロック図 本実施例の図形処理装置(以下、PDLコントローラ7
00と記載する)は、アンチエイリアシング処理におい
て、ベクトルデータが座標値y。
及びV +++から成るスキャンラインを通過する際の
交点の座標を(Xt+  yt)及び(Xi’+1+y
 +++)とした場合に、Xi及びX、41の整数部が
等しいか否か、Xiの小数部が0.5以上か否かχXや
、の小数部が0.5以上か否か2エツジの種類、及び、
ベクトルデータの傾きの符号(正・負)に基づいて、エ
ツジ部画素の階調値を決定するものである。以下、PD
Lコントローラ700の説明に先立って、PDLコント
ローラを組み込んだ画像形成システムの構成を説明する
4 本実施例の画像形成システムは、DTP (デスク・ト
ップ・パブリッシング)から出力されるページ記述言語
(Page Description Languag
e  :以下、PDL言語と記す)で記述されたベクト
ルデータと、画像読取り装置によって読み取られたイメ
ージ画像との両方の画像情報の画像形成を行える構成で
ある。
画像形成システムは、第8図に示すように、PDL言語
(本実施例ではポストスクリプト言語を使用)で記述さ
れた文書を作成するホストコンピュータ100と、ホス
トコンピュータ100がらページ単位で送られてきたP
DL言語をアンチエイリアシング処理を施しながら、イ
メージ画像に展開するPDLコントローラ(本発明の図
形処理装置)700と、光学系ユニットを介して画像情
報を読み取る画像読取り装置300と、PDLコントロ
ーラ700.或いは2画像読取り装置300から出力さ
れるイメージ画像を入力して画像処理を施す画像処理装
置400と、画像処理装置400の出力する多値イメー
ジデータを印字す5 る多値レーザー・プリンタ500と、PDLコントロー
ラ7001画像読取り装置3001画像処理装置400
.及び、多値レーザー・プリンタ500を制御するシス
テム制御部600とから構成される。尚、制御部600
は画像処理装置400の入力を切り替え、画像形成シス
テムをデジタル複写機として使用するか、プリンタとし
て使用するか等の処理を行う。
■PDLコントローラの構成及び動作 第9図は、PDLコントローラ700の構成を示し、ホ
ストコンピュータ100から送られてきたPDL言語を
受信する受信装置701と、受信装置701で受信した
PDL言語の格納制御及びアンチエイリアシング処理の
実行を行うCPU702と、内部システムバス703と
、内部システムバス703を介して受信装置701から
転送させるPDL言語を格納するRAM704と、所定
の制御プログラム等を格納したROM705と、アンチ
エイリアシング処理を施した多値のイメージデータを格
納するページメモリ706と、6 ページメモリ706に格納したイメージデータを画像処
理袋N400に転送する送信装置707と、システム制
御部600との送受信を行うI10装置708と、エツ
ジ部画素の階調値を決定する画像処理回路709とから
構成される。
ここで、CPU702は、受信装置701で受信したP
DL言語をROM705に格納されている制御プログラ
ムに従って、内部システムバス703を通して、RAM
704に格納する。その後、1ペ一ジ分のPDL言語が
受信され、RAM704へ格納されると、後述するフロ
ーチャート、及び1画像処理回路709を介して、RA
M704内の図形要素に高速にアンチエイリアシング処
理を施し、多値のイメージデータに展開し、ページメモ
リ706のプレーンメモリ部に格納する。
ページメモリ706内のデータは、その後、送信装置7
07を介して画像処理装置400へ送られる。
以下、第10図及び第11図(a)、 (b)を参照し
て、7 PDLコントローラ700の動作を説明する。
第10図は、CPU702が行う処理のフローチャー1
・を示す。PDLコントローラ700は、前述したよう
にホストコンピュータ100からページ単位で送られて
きたPDL言語をアンチエイリアシング処理を施しなが
ら、イメージ画像に展開する。
PDL言語では、グラフィックスも文字も全てへクトル
データで記述されており、また、ページ記述言語という
呼び名が示す通り、画像情報の処理単位はページ単位で
扱うものである。更に、1ページは、1つ或いは複数の
要素(図形要素及び文字要素)から構成されるバスを単
位として、少なくとも1個以上のバスで構成される。
先ず、PDL言語を入力し、該PDL言語を、旦、塗り
つぶしを行う閉領域を示す直線のベクトルデータのかた
ちに変換し、その後、出力媒体の1画素を単位とする整
数値に変換する(S100IS1002)。
次に、エツジ・テーブル(ET)の作成を行う8 (S1003)。これはスタートのY座標によるバケッ
ト・ソートである。ここで、スタートとは各ベクトルの
Y座標の小さい方の端点である。ここには、スタートの
Y座標値をキーとして、スタートのX座標値xs、X座
標値の微小変化分ΔX、高さHが入っている。
尚、微小変化分ΔX及び高さT−Iは、スタートのY座
標値ysエンドのY座標値yPスタートのX座標値xs
エンドのX座標値X。を用いて、次式%式% その後、y=oとして、yを初期化しく51004)、
AET (^ctive Edge Table :走
査線上に現れるエツジ部のX座標を記録するテーブル)
の登録を行う(S1005)。AETの登録は、現在の
対象Y座標値をスタートとするベクトルデータをETか
らAETヘコピーすることにより実現できる。
AET内のデータをスタートのX座標値x、、で9 クイックソート等の手法でソーティングする(3100
6)。
続いて、エツジ部(エツジ部画素)の濃度決定・ビット
埋め込み処理を行う(S307)。先ず、XSでソーテ
ィングされているAET内のデータのうち、XSI Δ
Xを画像処理回路709に渡し、画像処理回路709を
介して所定の濃度決定処理を施して、出力値としてX座
標値X5゜1及び1階調値kを得る。そして、座標(y
、xs)のエツジ部画素の階調値にとして、ページメモ
リ706ヘビツト埋め込み処理を行う。そして、AET
のxsデデーをXs。1に書き換え、高さHを−1する
HがOとなったら、そのデータをAETから削除する。
同様の処理をAET内の全てのデータについて行う。そ
して、奇数番目のエツジ部画素から偶数番目のエツジ部
画素の間のまだ塗っていない座標について、最高の階調
値でページメモリ706へビットの埋め込みを行う(S
IO07)。
Y座標を+1して更新する(3100B)。このとき、
同時に、更新したY座標を画像処理回路709の0 特定のアドレスに書き込むことで、画像処理回路709
内部の奇数・偶数フラグをクリアする。
Y座標が1ペ一ジ分を越さなければ、51005に戻り
、そうでなければ処理を終了する(S1009)。
第11図(a)は画像処理回路709の内部構成を示し
、微小変化分ΔXを記憶するΔXレジスタ710と、χ
座標の座標値x (X+に相当)を記憶するレジスタ7
11と、X+ΔX(Xi+I に相当)の加算を行う加
算器712と、加算器712の演算結果を記憶するレジ
スタ713と、CPU702から読み出し要求があった
場合にレジスタ713の内容を出力するハス・バッファ
714と、レジスタ713に記憶されでいるデータの上
位16ビツトをAポートに入力し、レジスタ711に記
憶されているデータの上位16ビツトをBポートに入力
して、Xと(X+ΔX)の整数部が一致するか比較する
コンパレータ715と、CPU702からのアドレスの
デコードを行うデコーダ716と、現在のY座標におい
て、Xの入力が奇数回目であるか、偶数回目であるかを
示す奇数・1 偶数フラグ717と、レジスタ713の書き込みハルス
を出力する遅延回路718と、A15゜A=B、B15
.D31.EOを入力して、アウトプット・イネーブル
(OE)がアクティブの時、3ビツトの階調値データ(
階調値k)を出力する階調値決定回路719(本実施例
では、ROMを用いる)とから構成される。
尚、ΔXジレスタ710.レジスタ711.及び、レジ
スタ713に記憶されているデータは、16ビツI−+
 16ビツトの固定小数点表示であり、上位16ビツト
が整数部、下位16ビツ1〜が小数部を表現している。
また、奇数・偶数フラグ717の出力(Wi調価値決定
回路719入力EO)は、HIGHで奇数回目、LOW
で偶数回目を示すようになっている。この奇数・偶数フ
ラグ717は、CPU702から特定のアドレスに書き
込みを行うことでフラグのクリアが実行される。
遅延回路718の遅延時間は、加算器712の演算結果
をレジスタ713が記憶するのに充分な2 時間である。
階調値決定回路719の5つの入力(A15゜A=B、
B15.D31.EO)はそれぞれ次のような内容のデ
ータである。
A15は、レジスタ711のビット15のデータである
。これは、Xの小数点部分が0.5以上か、0.5未満
かを示している。
A=Bは、Xと(X+ΔX)の整数部が一致するか否か
を示すデータである。
B15は、レジスタ713のピント15のデータである
。これは、X+ΔXの小数点部分が0.5以上か、0.
5未満かを示している。
D31は、ΔXレジスタ710のビット31のデータで
ある。これは、ΔXの符号(即ち、ベクトルデータの傾
きの符号)を示している。
EOは、前述したように奇数・偶数フラグ717の出力
であり、エツジ部の種類を示している。
次に、第1I図(b)を参照して、A15.A=B。
B15.D31.EOに基づく、階調値決定回路719
の階調値の決定について説明する。
3 多値レーザー・プリンタ500の1画素を単位とするX
、Y座標において、任意の1画素分(エツジ部画素)を
取り出し、図示の如く、GA、GRG c、 G D+
 G c、 G rと記号付けを行った時、5個の入力
データにより、ベクトルデータがGA或いはG、の何れ
から入力するかが分かり、ベクトルデータがG c、 
G n、 G E、 CFの何れから出力するかが分か
る。即ち、入口に関しては、A15のデータによりHI
GHならCB、LOWならGAであることが分かる。ま
た、出口に関しては、A=Bであれば、Gc或いはG、
であり、そうでなければ、GE或いはGFである。G、
かG、かの判定は、B15のデータがHIGHならばG
D、、LOWならばGcである。GoかGFの判定は、
D31がHIGHならΔXが負(マイナス)なのでGE
lLOWならΔXが正(プラス)なのでGFである。
更に、EOより、このエツジ部画素が塗りつぶしスター
トかエンドかを判定できる。EOがHIGHなら奇数番
目であるから塗りつぶしスタート、LOWなら偶数番目
であるから塗りつぶし4 エンドである。
ここで、予め階調値決定回路719内に、前述した5個
の入力(A 15. A=B、 B 15゜D31.E
O)を条件として、これらの組み合わせに基づいて求め
た階調値を記憶させておくことにより、サブピクセルレ
ベルでの塗りつぶし処理を行うことなく、この階調値決
定回路719内に記憶しておいたデータ(階調値)を読
み出して、2*2サブピクセル分割によるアンチエイリ
アシング処理とほぼ同等な効果を高速に得ることができ
る。
前述した実施例では、階調値決定回路719をROMで
構成したが、これに代えて組合せ回路を用いて実現する
ことも可能であり、特に限定するものではない。また、
ハードウェア(画像処理回路709)でエツジ部分の階
調値を決定するので、制御プログラム等のソフトウェア
で処理する場合と比較して高速で行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の図形処理装置は、5 塗りつぶすべき面積率に基づいて、ベクトルデータが通
過するエツジ部画素の出力を調整し、出力画像のエツジ
部のギザギザ(エイリアス)を滑らかに表現するアンチ
エイリアシング処理を実行する図形処理装置において、
ベクトルデータがエツジ部画素に入り込む位置と抜け出
す位置とに対応させて、予め求めた近似面積を記憶した
記憶手段と、ベクトルデータがエツジ部画素に入り込む
位置を検知する第1の位置検知手段と、ベクトルブタが
エツジ部画素から抜け出す位置を検知する第2の位置検
知手段と、第1及び第2の位置検知手段によって検知し
た位置情報に基づいて、記憶手段から該当する近似面積
を算出する近似面積算出手段とを備えたため、サブピク
セル分割及び塗りつぶし個数のカウントを行うことなく
、且つ、高速に近似面積を求めることができる。
また、本発明の図形処理装置は、ベクトルデータが座標
値y、及び)’ i++から成るスキャンラインを通過
する際の交点の座標を(X8.y、)及び(Xi+I+
 3’ i++)とした場合に、X、及びX8.。
6 の整数部が等しいか否か、χ、の 小数部が0゜5以上
か否か、  xi+1の小数部が 0.5以上か否か、
及び、エツジの種類に基づいて、階調値を決定する階調
値決定手段と備えたため、サブピクセル分割及び塗りつ
ぶし個数のカウントを行うことなく、2*2サブピクセ
ル分割によるアンチエイリアシング処理と同等のアンチ
エイリアシング処理を、高速で行うことができる。
また、前述の構成において、階調値決定手段が、X、及
びx3,1の整数部が等しいか否か、  Xiの小数部
が0.5以上か否か、Xi+1 の小数部が0.5以上
か否か、エツジの種類、及び、ベクトルデータの傾きの
符号に基づいて、階調値を決定するため、2*2サブピ
クセル分割によるアンチエイリアシング処理と同等のア
ンチエイリアシング処理を、高速で行うことができる。
また、前述した構成において、前記階調値決定手段が、
レジスタ、加算器、コンパレータ、デコーダ、遅延回路
等からなるハードウェアで構成されるため、ソフトウェ
アで処理する場合と比較し7 て高速で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の画像形成システムの構成を示す説明
図、第2図はPDLコントローラ(請求項1の図形処理
装置)の構成を示す説明図、第3図は第2図に示すPD
Lコントローラの処理動作を説明するためのフローチャ
ート、第4図は塗りつぶし処理を説明するための図、第
5図は塗りつぶしの具体例を示す図、第6図及び第7図
は本発明におけるアンチエイリアシング処理を示す説明
図、第8図は実施例2の画像形成システムの構成を示す
説明図、第9図はPDLコントローラ(請求項2の図形
処理装置)の構成を示す説明図、第10図はPDLコン
トローラの動作を示すフローチャート、第11図(a)
は画像処理回路の構成を示す説明図、第11図(b)は
画像処理回路による処理を示す説明図、第12図(a)
、 (b)は従来のアンチエイリアシング処理を示す説
明図、第13図(a)、 (b)は均一平均化法による
アンチエイリアシング処理を示す説明図、第14図(a
)、 (b)は重み付は平均化8 法によるアンチエイリアシング処理を示す説明図、第1
5図(a)、 (b)、 (c)、 (d)は重み付は
平均化法に使用するフィルター例を示す説明図、第16
図は3×3ピクセル参照の畳み込み積分法を示す説明図
である。  00 00 01 03 04 06 08 00 00 00 00 00 01 03 符号の説明 ホストコンピュータ PDLコントローラ 受信装置 202 ・−内部システムハス RAM  205 ページメモリ 207 T10装置 画像読取り装置 画像処理装置 多値レーザー・プリンタ システム制御部 PDLコントローラ 受信語W 702 内部システムハス OM PU PU 送信装置 9 70 4 −−−−RAM   7 05−−−−−−
−ROM706−−−ページメモリ 707−−−−−
送信装置708−m−−I / O装置 709−−−
−−一画像処理回路710−−−−−ΔXレジスタ 7
12−−−−−一加算器711 、 713−−−−−
レジスタ714−−−−−−−バス・バッファ 715−−−−コンパレータ 716−−−−デコーダ
717−−−−−奇数・偶数フラグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗りつぶすべき面積率に基づいて、ベクトルデー
    タが通過するエッジ部画素の出力を調整し、出力画像の
    エッジ部のギザギザ(エイリアス)を滑らかに表現する
    アンチエイリアシング処理を実行する図形処理装置にお
    いて、 前記ベクトルデータが前記エッジ部画素に入り込む位置
    と抜け出す位置とに対応させて、予め求めた近似面積を
    記憶した記憶手段と、 前記ベクトルデータが前記エッジ部画素に入り込む位置
    を検知する第1の位置検知手段と、前記ベクトルデータ
    が前記エッジ部画素から抜け出す位置を検知する第2の
    位置検知手段と、前記第1及び第2の位置検知手段によ
    って検知した位置情報に基づいて、前記記憶手段から該
    当する近似面積を算出する近似面積算出手段とを備えた
    ことを特徴とする図形処理装置。
  2. (2)塗りつぶすべき面積率に基づいて、ベクトルデー
    タが通過するエッジ部画素の出力を調整し、出力画像の
    エッジ部のギザギザ(エイリアス)を滑らかに表現する
    アンチエイリアシング処理を実行する図形処理装置にお
    いて、 前記ベクトルデータが座標値y_i及びy_i_+_1
    から成るスキャンラインを通過する際の交点の座標を(
    x_i、y_i)及び(x_i_+_1、y_i_+_
    1)とした場合に、x_i及びx_i_+_1の整数部
    が等しいか否か、x_iの小数部が0.5以上か否か、
    x_i_+_1の小数部が0.5以上か否か、及び、エ
    ッジの種類に基づいて、階調値を決定する階調値決定手
    段を備えたことを特徴とする図形処理装置。
  3. (3)前記請求項2において、 前記階調値決定手段は、x_i及びx_i_+_1の整
    数部が等しいか否か、x_iの小数部が0.5以上か否
    か、x_i_+_1の小数部が0.5以上か否か、エッ
    ジの種類、及び、ベクトルデータの傾きの符号に基づい
    て、階調値を決定することを特徴とする図形処理装置。
  4. (4)前記請求項2及び3において、 前記階調値決定手段は、レジスタ、加算器、コンパレー
    タ、デコーダ、遅延回路等からなるハードウェアで構成
    されることを特徴とする図形処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004310750A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Microsoft Corp 高品質アンチエイリアシング
JP2014179031A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Takumi Corp 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

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