JPH032510Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032510Y2 JPH032510Y2 JP1986098663U JP9866386U JPH032510Y2 JP H032510 Y2 JPH032510 Y2 JP H032510Y2 JP 1986098663 U JP1986098663 U JP 1986098663U JP 9866386 U JP9866386 U JP 9866386U JP H032510 Y2 JPH032510 Y2 JP H032510Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- alignment
- cylinder
- hopper
- diameter
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- Expired
Links
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 4
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔概要〕
本考案の内部に潤滑油を含浸する小径ワークの
整列機構は、ワーク整列筒の一部に軸方向に沿つ
て通気用のスリツトが形成されている。このた
め、ワーク整列筒内で空気流が渋帯せずスリツト
から空気流と共にワークから滲み出した筒内の潤
滑油を放出し、ワークの姿勢修正の信頼性が向上
する。
整列機構は、ワーク整列筒の一部に軸方向に沿つ
て通気用のスリツトが形成されている。このた
め、ワーク整列筒内で空気流が渋帯せずスリツト
から空気流と共にワークから滲み出した筒内の潤
滑油を放出し、ワークの姿勢修正の信頼性が向上
する。
本考案は、プリンタの印字ハンマに用いられる
含油軸受等の含油部品を積み重ねて整列させる小
径ワークの整列機構に関する。
含油軸受等の含油部品を積み重ねて整列させる小
径ワークの整列機構に関する。
第2図は従来の小径ワークの整列機構の構成を
示す要部側断面図、第3図はワークの一構造例を
示す側断面図である。
示す要部側断面図、第3図はワークの一構造例を
示す側断面図である。
第2図に示すように、従来の小径部品整列機構
は、一対のベアリング20によつて図示の支持体
に回転自在に軸支されたワーク整列筒1と、該ワ
ーク整列筒の上端部のワーク受入れ口にワーク給
送口を対向させて前記支持体に固設されたホツパ
2と、ベルト16、プーリ17を介してワーク整
列筒1の中心軸Oを回転中心としてそれを矢印D
方向に回転させる無段可変速モータ7と、これら
を支持するベース10とによつて構成されてい
る。
は、一対のベアリング20によつて図示の支持体
に回転自在に軸支されたワーク整列筒1と、該ワ
ーク整列筒の上端部のワーク受入れ口にワーク給
送口を対向させて前記支持体に固設されたホツパ
2と、ベルト16、プーリ17を介してワーク整
列筒1の中心軸Oを回転中心としてそれを矢印D
方向に回転させる無段可変速モータ7と、これら
を支持するベース10とによつて構成されてい
る。
そして、モータ7に駆動されて投入されたワー
ク6に回転を付与し水平姿勢に修正するように適
正な回転数で回転するワーク整列筒1に供給され
た含油焼結合金より成るワーク6(形状ならびに
寸法は第3図参照)は、ホツパ2の斜面に沿つて
姿勢を傾斜させ滑り落ち回転するワーク整列筒1
の内壁面に衝接し、落下して行く過程で内壁面1
aに接触して回転力を付与され、自らの遠心力に
よつて水平に姿勢を修正しながらワーク送出口3
から整列ゾーン11へ送出される。
ク6に回転を付与し水平姿勢に修正するように適
正な回転数で回転するワーク整列筒1に供給され
た含油焼結合金より成るワーク6(形状ならびに
寸法は第3図参照)は、ホツパ2の斜面に沿つて
姿勢を傾斜させ滑り落ち回転するワーク整列筒1
の内壁面に衝接し、落下して行く過程で内壁面1
aに接触して回転力を付与され、自らの遠心力に
よつて水平に姿勢を修正しながらワーク送出口3
から整列ゾーン11へ送出される。
送出された該ワーク6は順次整列ゾーン11内
に積み重ねられ、矢印A−A′方向の往復運動を
行う押出板15により、一個宛矢印B方向へ送ら
れて次工程(図示せず)に投入される。
に積み重ねられ、矢印A−A′方向の往復運動を
行う押出板15により、一個宛矢印B方向へ送ら
れて次工程(図示せず)に投入される。
しかしながら、上記従来の整列機構の場合は、
ワーク整列筒1には上端部開口以外に通気口はな
く筒内で空気が渋滞し、とくにワーク6が内部に
潤滑油を含浸させた含油合金であるため、該ワー
ク6から滲み出した潤滑油からなる汚染物9によ
つてワーク整列筒1の内壁面1aが汚染されてワ
ーク6の回転がスムーズさを欠くようになり、姿
勢修正が的確に行われなくなる。
ワーク整列筒1には上端部開口以外に通気口はな
く筒内で空気が渋滞し、とくにワーク6が内部に
潤滑油を含浸させた含油合金であるため、該ワー
ク6から滲み出した潤滑油からなる汚染物9によ
つてワーク整列筒1の内壁面1aが汚染されてワ
ーク6の回転がスムーズさを欠くようになり、姿
勢修正が的確に行われなくなる。
このため、ワーク送出口3から送出されたワー
ク6(第2図参照)が斜め方向を向いたり、或い
は直立したりといつた状態となり、整列ゾーン1
1内に正しく積み重ねることができなくなるとい
つた問題点があつた。
ク6(第2図参照)が斜め方向を向いたり、或い
は直立したりといつた状態となり、整列ゾーン1
1内に正しく積み重ねることができなくなるとい
つた問題点があつた。
本考案のワーク整列機構に装備されるワーク整
列筒には、第1図の実施例図に示すように、中心
軸Oと平行する方向に通気用のスリツト5が形成
されている。
列筒には、第1図の実施例図に示すように、中心
軸Oと平行する方向に通気用のスリツト5が形成
されている。
このように構成されたワーク整列筒1は、筒内
空気を共に回転させその遠心力によりスリツト5
を介して内部から外部へ流出する空気流8を生
じ、この空気流8と共に汚染物(潤滑油)9が筒
の外へ放出されるので、ワーク整列筒1の内部は
常に清潔さを維持できる。
空気を共に回転させその遠心力によりスリツト5
を介して内部から外部へ流出する空気流8を生
じ、この空気流8と共に汚染物(潤滑油)9が筒
の外へ放出されるので、ワーク整列筒1の内部は
常に清潔さを維持できる。
以下実施例図に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
る。
第1図a,bは本考案の一実施例を示す要部側
断面図と部分正面図であるが、前記第2図および
第3図と同一部分には同一符号を付している。
断面図と部分正面図であるが、前記第2図および
第3図と同一部分には同一符号を付している。
第1図aおよびbに示すように、本考案の小径
ワークの整列機構を構成するワーク整列筒1には
中心軸Oと平行する方向にスリツト5が形成され
ている。
ワークの整列機構を構成するワーク整列筒1には
中心軸Oと平行する方向にスリツト5が形成され
ている。
このため、モータ7に駆動されて矢印D方向に
回転するワーク整列筒1の内部の空気は共に回転
し自らの遠心力により、空気流8となつて矢印C
方向へスリツト5を通して放出され、同時に筒内
の汚染物(潤滑油)9も該空気流8と共にワーク
整列筒1の外へ放出される。
回転するワーク整列筒1の内部の空気は共に回転
し自らの遠心力により、空気流8となつて矢印C
方向へスリツト5を通して放出され、同時に筒内
の汚染物(潤滑油)9も該空気流8と共にワーク
整列筒1の外へ放出される。
ワーク6の落下に伴い筒内空気は渋滞すること
なく放出され絶えず新鮮な空気が上端部開口から
流入するため、ワーク整列筒1の内壁面1aに汚
染物(潤滑油)9が付着する現象は殆ど無くな
り、ホツパ2から傾斜した姿勢で供給されたワー
ク6は、先ず、ワーク整列筒1の内壁面に外周の
一部を衝接し回転を付与されながら落下し、潤滑
油による障害もなく遠心力で自らの姿勢を水平に
修正しながら落下して整列ゾーン11内に積み重
ねられ、押出板15の矢印A−A′方向の往復運
動により手際良く矢印B方向へ送られて次工程に
投入される。
なく放出され絶えず新鮮な空気が上端部開口から
流入するため、ワーク整列筒1の内壁面1aに汚
染物(潤滑油)9が付着する現象は殆ど無くな
り、ホツパ2から傾斜した姿勢で供給されたワー
ク6は、先ず、ワーク整列筒1の内壁面に外周の
一部を衝接し回転を付与されながら落下し、潤滑
油による障害もなく遠心力で自らの姿勢を水平に
修正しながら落下して整列ゾーン11内に積み重
ねられ、押出板15の矢印A−A′方向の往復運
動により手際良く矢印B方向へ送られて次工程に
投入される。
ワーク整列筒1は、内部の状態が良く見えるよ
うな透明材料、例えばアクリル樹脂等で製作され
る。
うな透明材料、例えばアクリル樹脂等で製作され
る。
なお、ワーク整列筒1に形成されるスリツト5
の幅Wならびに長さLは、ワーク整列筒1の回転
速度、ワーク6の外径、厚さ等を勘案して決めら
れる。
の幅Wならびに長さLは、ワーク整列筒1の回転
速度、ワーク6の外径、厚さ等を勘案して決めら
れる。
以上詳細に説明したように、本考案の小径ワー
クの整列機構は、ワーク整列筒内に汚染物を含ん
だ空気の滞留が無いため、ワークの姿勢修正の信
頼性が著しく向上する。
クの整列機構は、ワーク整列筒内に汚染物を含ん
だ空気の滞留が無いため、ワークの姿勢修正の信
頼性が著しく向上する。
第1図a,bは本考案の一実施例を示す要部側
断面図と部分正面図、第2図は従来の小径ワーク
の整列機構を示す要部側断面図、第3図はワーク
の一構造例を示す要部側断面図である。 第1図中、1はワーク整列筒、1aは内壁面、
2はホツパ、3はワーク送出口、5はスリツト、
6はワーク、7はモータ、8は空気流、9は汚染
物、10はベース、11は整列ゾーン、15は押
出板、16はベルト、17はプーリ、20はベア
リング、Oは中心軸、Wはスリツトの幅、Lはス
リツトの長さ、をそれぞれ示す。
断面図と部分正面図、第2図は従来の小径ワーク
の整列機構を示す要部側断面図、第3図はワーク
の一構造例を示す要部側断面図である。 第1図中、1はワーク整列筒、1aは内壁面、
2はホツパ、3はワーク送出口、5はスリツト、
6はワーク、7はモータ、8は空気流、9は汚染
物、10はベース、11は整列ゾーン、15は押
出板、16はベルト、17はプーリ、20はベア
リング、Oは中心軸、Wはスリツトの幅、Lはス
リツトの長さ、をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 含油部品からなる小径のワーク6を斜面に沿つ
て姿勢を傾斜させ滑り落すように配設したホツパ
2と、該ホツパのワーク給送口に上方の端部のワ
ーク受入れ口を向け、下方の端部にワーク送出口
3を備え回転自在に鉛直に軸支されたワーク整列
筒1と、該ワーク整列筒1を一方向に回転させる
モータ7とを具備してなる小径ワークの整列機構
であつて、 前記ワーク整列筒1は、前記ワークの漏出する
潤滑油9を空気流と共に放出する軸方向に沿う通
気用のスリツト5を有してなることを特徴とする
小径ワークの整列機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986098663U JPH032510Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986098663U JPH032510Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS634914U JPS634914U (ja) | 1988-01-13 |
JPH032510Y2 true JPH032510Y2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=30966813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986098663U Expired JPH032510Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032510Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170159228A1 (en) * | 2014-03-27 | 2017-06-08 | Haier Group Corporation | Filter apparatus for recycling water of a washing machine having self-cleaning function and washing machine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58183972A (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-27 | コンピユ−タ−サ−ビス株式会社 | 選別装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517714Y2 (ja) * | 1975-05-08 | 1980-04-24 |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP1986098663U patent/JPH032510Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58183972A (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-27 | コンピユ−タ−サ−ビス株式会社 | 選別装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS634914U (ja) | 1988-01-13 |
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