JPH03243922A

JPH03243922A - 液晶表示装置

Info

Publication number: JPH03243922A
Application number: JP15521090A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Takeda; 吉秋武田; Takao Kawaguchi; 川口　卓男; Kosuke Yamada; 浩介山田
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1990-06-15
Filing date: 1990-06-15
Publication date: 1991-10-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は洗濯機等湿気の多い所で使用される製品液晶表
示装置に関する。

〔従来の技術〕

現在、液晶表示器は表示情報の豊富さ、解り易さの点か
ら自動車を初め、ワープロ、テレビ。

ＯＡ機器、カメラ、時計等あらゆる製品で使用しており
、その用途数量は急激に増えつつある。製品種類の多い
家電業界でも注目され、一部の製品に採用されてきてい
る。しかし、バンク照明を含む液晶表示部は湿気に弱い
ことからこの条件下で使用される製品には困難とされて
いた。

最近、必要に応じて防湿処理を施し、製品に組付けてい
る例も見られるが防湿構造、８Ｉ付作業性等まだ完全と
は言えない。例えば、湯気、又は雨等の環境下で使用さ
れる電子炊飯ジャー、バイン等の液晶表示組込み構造を
簡単に紹介すると、液晶単品、又はバック照明付の液晶
を製品コントロール用基板に直付し、これ全体を容器に
入れ蓋する形をとっているが、容器と蓋との接合部にゴ
ム等でできたパツキンを当て数多くのネジで締付けＩａ
密を保持している。また、コントロール基板からケーブ
ル線の取出し口は常時動くことを想定し弾力性のある注
型用のシリコーンゴム等を塗布し封止している。さらに
湿気除去で完全を期するために液晶表示部を収納する容
器内に乾燥剤を備付けているものもある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は容器と蓋との接合面の平滑精度又はケー
ブル取出口のシリコーンゴムの塗布作業のバラツキなど
で容器内の機密を保持することは難かしい。また、容器
内は空気が充満しているため、外気の温度差で空気の容
積が変り、容器の隔壁のピンホール又は容器と蓋との接
合面の微小の間隙及びシリコーンゴム塗布部の気泡等の
間で呼吸作用が生じ、容器内に湿気が入り込むなど完全
ではなく、極端に水気、湿気の多い所で使用される洗濯
機等の製品では不十分である。

本発明の目的は極端に水気、湿気の多い洗濯機等の製品
でも安心して使用できる液晶表示部の封止構造全搬９組
付位置、液晶表示部と製品を制御するコントロール基板
との接続方法及び液晶の表示内容について提供するもの
である。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、上側ガラス基板、下側ガラス基板を対向する
ように設け、両ガラス基板の内側対向面にそれぞれ透明
電極を設け、両透明電極の間に液晶物質を内置して両ガ
ラス基板内に封止し、両透明電極を外部と接続する接続
端子ピンをガラス基板の縁部に備えて液晶表示板を構成
し、外ケースを透過性の硬質合成樹脂にて形成し、外ケ
ースの内底面に表示面を向けて液晶表示板を外ケースに
収納し、液晶表示板の背面にＥＬの発光体で形成したバ
ックライトを配置し、液晶表示板には、両透明電極に接
続されないバックライト用の接続端子ピンを設け、バッ
クライトの通電は、バックライト用の接続端子ピンを介
して外部回路と接続するようにしたことを特徴とする液
晶表示装置にある。

〔作用〕

液晶表示板の表面を防湿性の透過合成樹脂で被覆したの
で、湿気は合成樹脂で防止され、液晶表示板が湿気を帯
びることはなくなり、液晶表示不良が生じない。

〔実施例〕

以下本発明を洗濯機に実施した実施例について図面に基
づいて説明する。第１図、第２図に示す洗濯機は全自動
洗濯機で、操作パネルの形状が違う他は同一の洗濯機で
ある。洗濯機本体１の上部に二つ折りの外蓋２が設けら
れている。外蓋２は後側に折り畳むようにして開くもの
である。外蓋２の手前側に操作パネルがある。洗濯機の
運転操作をし易くするために手前側にしたのである。

第１図に示す洗濯機は、液晶の表示部３を操作パネルの
左側寄りに設けている。操作部のＭ４は右側寄りに設け
ている。蓋４を開くことにより、操作部５を操作できる
。表示部３を左側寄りにしたのは、右手を使う使用者に
とって見易く、洗濯物を洗濯機から取り出すときに水が
かかりづらくしたことを考慮したものである。液晶の表
示部３は、通常、水に弱く、できだけ水がかからないよ
うにする必要があるからである。

第２図に示す洗濯機は、蓋４の内側面に液晶の表示部３
を取り付けている。このものにおいては蓋４の位置は操
作パネルの中央になっている。蓋４を閉しることにより
液晶の表示部３に水がかかりにくく、開いた時に液晶表
示部が立った形となり見易くなるものである。

操作パネルに取り込まれる液晶の表示部３．操作部５に
ついて、第３図から第９図を引用して説明する。ここに
説明するものは、第工図に示す洗濯機に適用できる配置
構成をもっているものである。

第３図の分解図に示すように、洗濯機の制御操作部は、
コントロールユニットと操作部ユニットから構成されて
いる。コントロールユニットはコントロール基板６と表
示部３から構成されている。

操作ユニットはメンブレンスイッチの操作部５で形成さ
れている。コントロール基板６と表示部３は基板ケース
７に組込まれて一つになっている。

操作部５はＦＰＣ８（フレキシブル、パターン。

ケーブル）をもってコントロール基板６に接続され、洗
濯機の制御操作部として機能するものである。

第３図の図示は、制御操作部を裏返して分解した状態を
示している。操作パネルに組込んで、使用するときには
、表示部３は上側になるのである。

コントロール基板６は、電源トランス９．ブザー１０．
コンデンサーエ１．マイコンチップ１２゜コネクターハ
ウジング１３．固定コネクター１４等の各種電気部品が
装置され、各種電気部品の取付足はコントロール基板６
の裏面側にハンダ付けされる。

表示部３は液晶表示板１５．バックライト１６（ＥＬ）
、外ケース１７．内ケース１８で構成される。液晶表示
板１５とバックライト１６は、外ケース１７．内ケース
１８および透明の合ｆ＆樹脂膜１９で被覆され、外気と
のシールが保たれている。

外ケース１７の４隅には支持ピン２０が設けられている
。液晶表示板１５の一辺には多数の接続端子ピン２↓が
設けられている。

この支持ピン２０に対応してコントロール基板１６に支
持ピン係合孔２２が形成されている。接続端子ピン２１
の挿入孔２３に隣接して接続端子ピン２１を接続する接
続パターン２４がコントロール基板１６の裏面に形成さ
れている。挿入孔２３、接続パターン２４は、第３図で
は省略して少なく図示しているが実際は、接続ピン２１
の数と同数もしくは多巨に設けられている。

表示部３は、支持ピン２０をコントロール基板↓６の支
持ピン係合孔２２に挿入することによりコントロール基
板１６に取り付けられる。この取り付けに際し、それぞ
れの接続端子ピン２１が所定の挿入孔２３に挿入される
ように位置合わせをとるものである。接続端子ピン２１
と接続パターン２４の接触部はハンダ付けをして止める
。

支持ピン２０は先端に抜は止め部２５が形成されている
。支持ピン係合孔２２に、押し込んで、コントロール基
板１６の反対側に抜は止め部２５が位置することにより
、支持ピン２０は容易に支持ピン係合孔２２から外れる
ことはない。

このようにして表示部３とコントロール基板６を一つに
組合せた後に、基板ケース７に挿入し、後述するポツテ
ング処理をしてコントロールユニットを形成するのであ
る。

メンブレンスイッチの操作部５は、金属基板２６、パタ
ーン部２７．接点シート２８から構成されている。接点
２９の回りには接点室３０が設けられている。接点２９
の上から押すことにより、スイッチはＯＮＬ、、押して
いる指を外すとＯＦＦするように作動するものである。

各接点２９に対応してリード接続ランド３１を有し、こ
こにＦＰＣ８の端子３２をハンダ付けしてＦＰＣ８と操
作部５を接続する。ＥＰＣ８の他端に設けられているコ
ネクター３３をコントロール基板６の固定コネクター１
４に差し込んで操作部５とコントロール基板６の接続は
とられるのである。

次に表示部３について、さらに詳しく説明する。

第５図は表示部３を表面から図示したものです。

この洗濯運転の表示は、コントロール基板６のコントロ
ール信号が液晶の表示板１５に加えられることにより行
なわれる。コントロール信号がとだえると、表示は消え
るのである。コントロール信号の内容に応じ、表示内容
は変わったり部分的な表示に絞ることも行なわれる。表
示の洗い、すすぎ、脱水は動作および進行表示３４とし
、上部に配置した。各動作の進行時間は残時間で示すよ
うにしている。

センサー標準、おいそぎ、ウール等の表示は洗濯コース
表示３５とし左側にまとめて配置した。

時刻を含む予約に関する表示は予約表示３６゜タイマー
表示３７とし右下側に配置した。水位表示３８は中央下
側に配置した。

このように配置したのは、洗濯機の機能と表示が一目で
わかるようにすると同じに、液晶パ・ターンの配回しを
簡素化するためである。

表示部３は、前述した構成をもつものであるが、合成樹
脂でモールドされて一体的な構造になっている。一体的
にモールドしたのは、液晶表示板１５、バックライト１
６を外気からシールするためである。液晶表示板１５．
バックライト（Ｅ、Ｌ。

エレクトロン・ルミネンス）１６は、水、湿気に弱い。

湿気により、表示機能、照明機能が失なわれるからであ
る。

ここで、表示部３の合成樹脂モールドについて説明する
。

第６図、第８図、第９図に示すように、重ね合わせた液
晶表示板１５．バックライト１６を外ケース１７に入れ
る。バックライト１６の上に内ケース１８を載せる。外
ケース１７の内底部の隅には位置決めリブ３９，４０が
設けられているので、液晶表示板１５は外ケース１７の
内底面から少し浮いた状態に置かれる。しかも外ケース
１７の内壁部から所定の間隙かたもたれるように液晶表
示板１５は内置されるのである。

位置決めリブ３９，４０を設けないで、液晶表示板１５
を外ケース１７の内底面から少し浮いた状態にすること
ができる。すなわち液晶表示板１５とバックライト１６
を接着剤２両面接着テープを用いて接着し、バックライ
ト１６を、接着剤。

両面接着テープを用いて内ケース１８に接着し、内ケー
ス１８の端に引っ掛は部をこしらえて、外ケース１７の
上端縁に掛は持せたることにより浮かせることができる
。

さて、液状の合成樹脂材を最初に注入する内ケース１８
は、三つの壁部４１がある。−辺には壁部４１がない。

内ケース１８に注入された液状の合成樹脂材は、壁部４
１のないところから流れ出し、第８図の矢印に示すよう
に流れ、液晶表示板１５、バックライト１６を包み込む
ように合成樹脂膜１９が形成される。この合成樹脂膜１
９で液晶表示板１５．バックライト１６は外気に対する
シールが保たれるのである。

内ケース１８は、壁部４１を４辺に設け、一つの壁部に
液状の合成樹脂材を流出する流出口を設けてもよい。

液晶表示板１５．バックライト１６を合成樹脂膜１９で
包むことだけ考えるなら、内ケース１８を用いたり、液
状合成樹脂材の流れを考慮することは不要である。これ
は、合成樹脂膜１９に気泡ができるのを回避するために
工夫したものである。

気泡が合成樹脂膜１９に混在すると、表示が見づらくな
る。液晶表示はＣＲＴ表示に比べ、鮮明度が低いので特
に、気泡は表示の見易すさに影響を与える。

ここで、気泡発生について少し触れてみる。内ケース１
８を用いないで、液晶表示板１５の周囲から一度に外ケ
ース１７と液晶表示板１５の間の空間に液状合成樹脂材
が流入すると、空間内の空気の逃げ場がなくなり、この
空気が合成樹脂膜１９に混入し外観不良となる。

そこで、内ケース１８を設け、片側から液状の合成樹脂
材を流し込むようにしたものである。こうすることによ
り、外ケース↓７と液晶表示板１５の間の空間にある空
気は片側から流れ込んでくる液状合成樹脂材により押し
出される。空間は液状合成樹脂材だけで満たされ、空気
の混在が生しないのである。

空気の混入がないと見易さの他に、シール性も向上する
のである。気泡が混在すると、外気の侵入路か出来るよ
うになるのでよくない。この点からも気泡の発生を抑え
ることが賢明である。

内ケース１８の壁４１を一辺の全長にわたり、取り除い
たのは、内ケース１８から流出する液状合成樹脂１０の
流れを早めるためにしたものである。気泡発生をより抑
える観点からすれば、壁４１の中央部を切り欠く流出口
にするのが望ましい。

なお、流出口は内ケース１８の長辺側に設けるのが望ま
しい。−辺の壁４１を取り除いて大きな流出口にする場
合も同しである。これは、前記空間中の空気の押し出し
が良く行なわれるからである。すなわち、片側から流下
して空間に流入する液状合成樹脂材により、空気を外側
に押しのけやすいからである。短辺側に流出口を設ける
と、外ケース↓７と液晶表示板１５との間の間隙に液状
合成樹脂材が走り、空間中の空気の排出を阻害する恐れ
があるからである。また流出口から遠い端まで液状合成
樹脂材が行き着くまでに時間がかかり液状合成樹脂材が
硬化して流れを阻害し液が回り込まない可能性もある。

内ケース１８を用いないで、気泡の発生を抑える液状合
成樹脂材の充填も考えられる。外ケース１７と液晶表示
板１５の外周との間に出来ている間隙の真上に液状合成
樹脂材を流出させる注入装置のゲーＩ〜を位置させるこ
とにより、実現できる。

ゲートから流出した液状合成樹脂材は、間隙の片側から
外ケース１７の内方に流れ、さらに外ケース１７と液晶
表示板１５との間の空間を第８図の矢印で示すように流
れて液晶表示板１５とバックライト１６を包むような合
成樹脂膜１９が形成されるのである。液状合成樹脂材は
片側から空気を押し出しながら空間を充填するようにな
るので、合成樹脂膜１９に気泡の混入が生じない。

液晶表示板１５．バックライＩ・１６の接続端子ピン２
１はつけ根から途中まで合成樹脂膜１９で包まれている
ので、接続端子ピン２１の根元もシルが十分に保たれて
いる。この接続端子ピン２１を液状合成樹脂材を流し込
む側にしたのは、接続端子ピン２１に液状合成樹脂材が
よくなじんで付くようにしたものである。液状合成樹脂
材は、時間経過にともなってかたまって来るので、早い
うちに接続端子ピン２１がやわらかい液状合成樹脂材で
包まれるようにした方がシール性が向上するのである。

バックライト１６は、液晶表示板１５の表示をより見易
くするために設けられている。バックライト１６を付け
ないで、液晶表示板１５だけで用いることもできる。こ
の場合には液晶表示板１５だけを合成樹脂膜↓９で包む
ようにするものである。

また、液晶表示板１５とバックライト１６は直接重ね合
わせなくともよい。液晶表示板１５とバックライトエ６
にスペーサを介在させる等して合成樹脂膜１９で包むよ
うにしてもよい。この場合、両者の間には合成樹脂の膜
が形成される。

表示部３は外ケース１７の表面から液晶表示板１５の表
示内容を見るものである。当然、外ケース１７は透明度
の高いものが望ましく、アクリル樹脂の合成樹脂材を用
いた。内ケース１８は、表示面にならないので透明の樹
脂以外でもよい。

外ケース１７は、液晶表示板１５．バックライト１６の
保護ケースにもなるので丈夫な硬質の材料を用いるのが
望ましい。硬質の透明度の高い合成樹脂であればアクリ
ル樹脂以外のものであってもよい。また硬質のものは、
きずがつきづらく、品質のよい表示を保つことにもなる
。

合成樹脂膜１９として、シリコーンゲルの合成樹脂材を
用いた。シリコーンゲルは、透明度が高く、ゴムのよう
なやわらさをもち、しかも気密性がある。透明度の高い
エポキシ樹脂を用いてもよいが、やわらかさを兼ねそな
えている方がより望ましい。硬質の合成樹脂は丈夫であ
るが、熱収縮の点で、液晶表示板１５を破損させる恐れ
がある。

液晶表示板１５は、二枚のガラス板の間に液晶材を封入
し、ガラス板に偏光フィルムを貼付けた構成になってい
る。

合成樹脂膜１９を形成する際に、外ケース１７に液状合
成樹脂を注入する。樹脂の冷却硬化にともない、合成樹
脂は収縮する。この熱収縮率は液晶のガラス板の熱収縮
率よりも大きく、ガラス板が破損する恐れがある。そこ
で、硬化してもやわらかさの保つシリコーンゲルのよう
な材料を用いることにより、ガラス板の破損を防ぐこと
ができる。因みに、シリコーンゲルは、常温で注入し、
硬化時間を早めるために、７０’Ｃで加熱するようにし
ている。冷却硬化にともなう収縮があっても、シリコー
ンゲルはやわらかいのでガラス板の破損を来たすことは
ないのである。

表示部３は、洗濯機の各種運転表示を行うものであるの
で表示面は大きくとらねばならない。因みに、表示部３
の長手方向の長さは１３■、短手方向の長さは４ａ１１
程度の長方形状をもつ大きさが必要である。また合成樹
脂膜１９は液状合成樹脂材の液流れ、泡の発生防止、シ
ール性を考慮して肉厚を次のようにした。液晶表示板１
５と外ケース１７内底面とのギャップを０．３１１１１
１１〜２ｍ、液晶表示板１５と外ケース１７側壁とのギ
ャップは長手方向側で１ｍ以上、短手方向側で０．５ｍ
ｎ以下にした。表示面の反対側は、表面側の肉厚よりも
少し大目にすることが望ましい。

ここで、液晶表示板１５にシールを施す理由を簡単に説
明する。

二枚のガラス板の間に入れられている液晶材は、ガラス
板の合せ目の周囲を接着剤でしつかり接着して液晶材が
流出しないように封止している。湿気にさらされても封
止部に影響はない。ガラス板に貼付けている偏光シート
が湿気に弱い。湿気を受けて偏光シートは偏光シートの
機能を直きに失ない、表面から見ると白くなって偏光作
用がなくなるのである。洗濯機のような湿気の高い場所
で液晶表示装置にとっては、液晶表示板１５をシールで
保護することが是非必要である。

前に、接続端子ピン２１と接続パターン２４のハンダ付
けについて述へたが、もう少し説明を加える。

第９図に示すように、接続端子ピン２１をコントロール
基板６の挿入孔２３に挿入して接続パターン２４のとこ
ろにハンダ付部４２を施す。このハンダ付は作業は、ハ
ンダ槽に入ることができないので、自動ハンダ付の機械
で行なう。この作業がし易いように、接続ピン２１を鉤
形に二度折り曲げ、ハンダ付は部４２を外ケース１７の
外側に位置させた。内側では、外ケース１７が邪魔にな
るため半田付作業が不可能になる。

このハンダ付けを終えてから表示部３とコントロール基
板６を基板ケース７にセットし、第４図に示すように基
板ケース７にウレタン樹脂を注入してポツテング処理を
施し、合成樹脂層４３でコントロール基板６を埋設する
。この埋設について第３図、第４図、第９図を用いて詳
しく説明する。

基板ケース７に表示部３の嵌め込み穴４４を設ける。嵌
め込み穴４４は大部分が開口になっている。嵌め込み穴
４４の周囲には受は段部４５が形成されている。基板ケ
ース７の長手方向の内側隅部には支持リブ４６が４つ形
成されている。

嵌め込み穴４４の受は段部４５に、前もってバッキング
４７を嵌めておくので、表示部３はこのバッキング４７
で支持されるようになる。バッキング４７はウレタンホ
ームを用いる。独立気泡性の弾性を有する合成樹脂、あ
るいはゴム等を用いてもよい。表示部３の外ケース１７
には外周につば部４８が設けられているので、バッキン
グ４７は受は段部４５とつば部４８に挾持されるように
なる。外ケース１７は外周が嵌め込み穴４４の開口部に
嵌合する大きさにしている。

コントロール基板６は基板ケース７の支持リブ４６で受
けられ、基板ケース７の底面から少し浮いた状態で基板
ケース７内にセットされる。

また表示部３の外ケース↓７の上縁に突起４９が設けら
れている。この突起４９により、外ケース１７の上縁と
コントロール基板６との間隙が保たれる。基板ケース７
内にコントロール基板６をセットしたときに、接続ピン
２１に無理な押し曲げ力はかからない。接続ピン２１が
座屈して隣接する接続ピン２１の接触する不具合が生し
ないのである。

ポツテング処理の合成樹脂層４３は、外ケース１７とコ
ントロール基板６との間隙およびコントロール基板６の
上面を埋めて表示部３．コントロル基板６の防湿効果を
高めるのである。なお、基板ケース７の張出し部５０は
、ポツテングのウレタン樹脂の液溜り部で、ここからウ
レタン樹脂を注入し、全体に流し込むようにしているの
である。バッキング４７は、ウレタン樹脂の流出を防ぐ
ものである。

次にバックライト１６（ＥＬ）について、第６図、第７
図に基づき詳しく説明する。

バックライト１６は、エレクトロ、ルミ不ンス（ＥＬ）
の発光板５１．透明電極板５２２反射電極板５３から構
成される。透明電極板５２の縁には銀の電極５４が設け
られている。電極５４を除く部分が透明になっている。

電極５４には端子５５が設けられている。反射電極板５
３はアルミで形成され、接続板５６を介して端子５７が
設けられている。

発光板５１は透明電極板５２と反射電極板５３で挾持さ
れている。接着剤で接続して三者一体になっている。

このバックライト］６は透明電極板５２側を液晶表示板
１５に接合させている。発光板５１の光は透明電極板５
２を通して液晶表示板１５の表示の明るさを助ける作用
をもっている。

ＥＬを用いた発光Ｆｉ５１は、湿気に弱く、直ぐに発光
しなくなる。発光不良の黒の点々ができてしまうのであ
る。合成樹脂膜１９でバンタライＩ〜１６を被覆し、外
気とのシールを保つことにより、湿気による発光板５１
の発光機能の衰退を防ぐことができるのである。

なお、端子５５．５７には、小孔５８．５９が設けられ
ている。この小孔５８．５９に前記接続ピン２１をそれ
ぞれ挿入し、前記したようにコントロール基板６との接
続を行うものである。小孔５８．５９に挿入する二つの
接続ピン２１は液晶表示板１５に設けられている。この
二本の接続ピン２１は液晶表示板１５の電気回路とは切
り離されている。バックライト１６の電気的接続のため
に別途設けたものである。

第１０図、第１１図に示すバックライト１６は、防湿性
をさらに高めるように工夫したものである。

バックライト１６を防水用のパッケージフィルム６０で
封止した構成をとった。パッケージフィルム６０は、テ
フロン等の線素系樹脂を用いている。

バックライト１６は防止用のパッケージフィルム６０お
よび合成樹脂膜１９で二重に被覆され、防湿性効果は一
層向上するのである。

第１１図にバンキング６１および接着剤６２が示されて
いる。これは、バックライト１６と液晶表示板１５との
接合の座７をよくするためにとったものである。第１０
図に示すようにバックライト１６の下面の周囲は段付に
なっている。この段付をなくするためにバンキング６１
を貼付け、バッキング６１の下面に接着剤６２をとって
液晶表示板１５との接合がよく行われるようにした。バ
ッキング６エはウレタンホーム等の弾力性のある独立気
泡の発泡材が望ましい。

第１２図に示す実施例は、接続ピン２１に代えてＦＰＣ
６３を用いたものである。ＦＰＣの先端にコネクター６
４を設け、このコネクター６４をコントロール基板６の
固定コネクター６５に接続する。もちろん、コントロー
ル基板６は、基板ケース７にセットしてポツテング処理
を施し、防湿処理を行なうものとする。

第１３図に示す実施例は、外ケース１７の形状をかえた
ものである。この外ケースエフを用いると内ケース１８
を省略できる。すなわち、外ケ−ス１７に仕切壁６６を
設けている。仕切壁６６の下部には流路穴６７を設けて
いる。仕切壁は外ケース１７の差し込み部６８に差し込
んで取り付けるようにしている。仕切壁６６を外ケース
↓７と別体にしたのは成型上の都合である。流路穴６７
があるので、外ケース１７と仕切壁６６を一体に形成す
ることは複雑な成形金型構造を用いねばならなく、これ
を避けるために別体構造にしたものである。このものは
、次のようにして表示部３を形成する。まず、外ケース
１７に液晶板１５を嵌め込み、外ケース１７の手前の注
入溝６９に透明の液状合成樹脂材を流し込む。その合成
樹脂材は流路穴６７を通って液晶表示板１５の下面と外
ケース１７との間の空間を流れる。空間の空気を押しの
けながら空間を合成樹脂で埋め、さらに後側から上方に
上がり、液晶表示板１５の上面をも合成樹脂で埋める。

液晶表示板１５は透明な合成樹脂膜にて全体を被覆され
、外気とのシールが保たれるのである。しかも前記空間
の空気を押しのけながら合成樹脂が充填されるので合成
樹脂膜内に空気の混在が生じないのである。このものは
内ケース１８を用いなくとも、空気の混流による気胞発
生を防止できる。またバックライトを設けていないが、
バックライトを併せて設けるようにしてもよい。

これまでの説明は、液晶表示板１５の表示駆動を行なう
表示駆動回路をコントロール基板６にまとめて設けたも
のについて述べた。液晶表示板１５の表示駆動回路を、
コントロール基板６から分け、表示部３に表示駆動回路
にまとめて合成樹脂膜で被覆するようにしてもよい。こ
のような構成にすると、液晶表示板１５の接続ピンと表
示駆動回路との接続手段は、大幅に簡略化される。すな
わち、長い接続ピンを用いないで、接続ピンに相当する
各端子に表示駆動回路（ＩＣ）をプリント配線を介して
接続できる。また接続部は簡略化された小さなものにな
るので、液晶表示板１５を包む合成樹脂膜の内に表示駆
動回路と一緒↓こモールドでき、接続部の防湿がよくな
る。表示駆動回路とコントロール基板６との接続は、２
本ないし、数本のリード線になり、表示部３側とコント
ロール基板６との配置、接続も楽になる。また液晶表示
板１５の負荷電流は極めて少なく、表示駆動回路（ＩＣ
）の発熱はほとんどないので、−緒にモールドしても支
障はない。

液晶は、広い表現でいうと有機光学物質になる。

液晶は半固体に類する。固体のもので、有機光学物質に
なるものはある。液晶は、半固体、固体等を含む有機光
学物質をいう。

第↓４図は液晶表示板１５の具体的な構成を示すもので
ある。

上側ガラス基板６９．下側ガラス基板７０．両ガラス基
板６９．７０の内側対向面にそれぞれ透明電極７１．７
２を設け、両透明電極７１．７２の間に液晶物質７３を
内置して両ガラス基板６９゜７０内に封止して液晶表示
板１５を構成している。

液晶物質７３の封止は両面接着テープ（図示せず）等で
行う。両ガラス基板６９．７０の内側対向面の外周をぐ
るりと囲うように、その両面接着テープは配置される。

両ガラス基板６９．７０は硬質の透過性合成樹脂を使用
してもよい。透明電極７１は共通電極であるので一枚の
電極板になっている。透明電極７２は微少電極を集合し
て形成している。各微少電極に薄膜トランジスタ７４　
（ＴＰＴ）がそれぞれ設けられている。微少電極には信
号電極および走査電極のリード７５．７６を介して通電
される。共通電極のリードは一本でよい。透明電極７１
と上側ガラス基板６９の間にはカラーフィルター７７を
介在している。

両ガラス基板６９．７０の外側面、すなわち、透明電極
７１．７２の反対面側には、偏光板７８゜７９が設けら
れている。偏光板７９の背面にはバックライト（図示せ
ず）を設けるものである。矢印８０はバックライトの光
を示している。

バックライトを用いるものを、透過型という。

バックライトを用いないで、偏光板７９の背面に反射板
を設けるものを反射型という。偏光板は一方であっても
よい。反射板は偏光板７９を介さないでガラス基板７０
に直接取り付けてもよい。

このような構成をもつ液晶表示板１５を透過性の合成樹
脂で被覆して防湿性の高い表示部を作るのである。

偏光板が湿気に弱いことについては、先に述尺た。液晶
物質も温気に弱いものである。これについて説明する。

液晶物質は二枚のガラス基板の間に内置されている。液
晶物質が流出しないように両ガラス基板の合わせ面のぐ
るりをエポキシ系の接着剤で接着して液晶物質を両ガラ
ス基板内に封止している。

徐ケにではあるが、その接着剤を通して湿気（水分）が
液晶物質内に入る。液晶物質は誘電体の性質をもってい
る。水分が入ってくると５♂電率が変化し、液晶物質が
電界をかけても正常な作動をしなくなるのである。した
がって、液晶表示板を合成樹脂等でぐる＋Ｊと被覆して
防湿処理を施す必要があるものである。

また、液晶物質は紫外線に弱い。紫外線の流入を防くた
めに、偏光板に紫外線を吸収する物質を添加して液晶物
質が紫外線の影響を受けないようにしている。

以上述べた本発明の実施例の作用、効果をまとめて説明
する。

１、液晶表示部を洗濯機上面の左下部に設けることはぬ
れた洗濯物を右手で出し入れする除水がかかり難く、水
気に弱い液晶表示部を保護することができる。

２、液晶表示部を洗濯機上部前面のパネルふた裏面に設
けることで、パネルふたを開放した時は垂直に立つこと
からよく見え、又、閉めた時は液晶表示部がパネルふた
の裏になるため水が直接かかるのを防止できる。

３、液晶を透明ケース（外ケース）に入れ、透明な注型
樹脂で封止することで、水気、湿気に弱い液晶を完全封
止でき、さらに透明材料の使用で表示内容を鮮明に見る
ことができる。

４、液晶の反表示面側に注型枠体（内ケース）を設ける
ことで注型用樹脂を一方向に回遊させることが可能とな
り、内部の空気を順次追い出し注型用樹脂か充填される
ため気泡の発生がなく、気泡による外観不良又は気泡に
含まれる湿気による劣化等を防止できる。

５、注型枠体（内ケース）の開口部を注型ケース（外ケ
ース）に対して長平方向に設けることで注型用樹脂の回
りを早くし、空気の巻込みを少なくすることで気泡の発
生を防止できる。

６、注型枠体（内ケース）に側壁及び底面を設けること
で注型用樹脂は容器内に注型された形となり、側面及び
底面からの液もれがなく常時、開口部から吐出できるこ
とから気泡の発生を防ぐことができる。

７、液晶表示面と透明ケース（外ケース）の間隙を規定
することで注型用樹脂の流れを調整し空気の巻込みをな
くし気泡の発生を防止でき、また、この間の樹脂厚によ
る透明度を確保できる。

８、注型枠体（内ケース）の容積を規定することで、注
型用樹脂の二度注ぎをなくし、−度の注型作業で済み、
注型作業が短時間でできる。

９、液晶と透明ケース（外ケース）との間隙を長手方向
及び短手方向で規定することで、注型用樹脂の回遊経路
を完全なものにし、液のあふれ。

みだれ等による空気の巻込みをなくし気泡の発生を防止
できる。

１０、液晶とバック照明は水気、湿気に弱く、これ全体
を透明ケース（外ケース）に収納し、透明な注型用樹脂
で封止することで、耐湿性の優れた、又表示部の見易い
液晶表示器とすることができる。

１１、バンク照明（ＥＬ）は、注型用樹脂で封止される
ことを前提に、単独使用時の防湿材、すなわちパッケー
ジフィルムを除去でき、価格的に優位で、又、パッケー
ジフィルム加工時の表面しわがなく両面テープ等の貼付
けも簡単にできる。

１２、液晶にバンク照明（ＥＬ）を付けた状態で注型用
樹脂で注型封止した場合、液晶とバンク照明の間に注型
用樹脂が浸透し、発光面にじみができ外観不良となるた
め透明な両面テープで貼付は注型用樹脂の浸透を防止し
、しみ等による外観不良をなくする。

１３、液晶とバンク照明（ＥＬ）の接合を両面テープ付
発泡体の枠体とすることで、平面度のでにくいバンク照
明の表面と液晶を周囲で完全接合し注型用樹脂の発光面
への浸入を防ぎ、注型用樹脂の浸透により生じるしみ等
の外観不良をなくする。

１４、液晶とバック照明（ＥＬ）は背合せで使用される
例が多い、しかし定格電圧９周波数が相違し、同一電源
の使用は不可となる。液晶に空きピン（回路的に接続さ
れないピン）を設け、この空きピンをＥＬの端子を介し
て、コントロール基板と電気的に接続することで、専用
のケーブル及び接続端子を不要とし、半田直付は等で接
続信頼性も得られる。

１５、液晶の端子を利用して、コントロール基板のパタ
ーンに半田等で直付することで、接続信頼性が得られ、
液晶を含むコントロール基板部全体をコンパクトにまと
めることができる。

１６、液晶材のコントロール基板全体を基板ケースに入
れて透明な注型樹脂で封止することで耐湿性に優れ、ま
た表示内容も鮮明にみることのてきる液晶付コントロー
ル基板が得られる。

１７、透明な注型用樹脂で封止した液晶表示器をコント
ロール基板のパターンに直付けし、これ全体を基板ケー
スに収納し、注型用樹脂で液晶部を二重に封止すること
で、液晶部の耐湿性を確保し、透明な注型用樹脂の使用
量を制限し価格的な効果を得る。

１８、透明ケースの嵌合ピンとコントロール基板側の嵌
合孔を挿入嵌合させることで、液晶の接続ピンとコント
ロール基板のパターンとの位置合せを確実に行ない、液
晶部を手で抑えることなく簡単に半田による直付作業が
できる。

１９、液晶とコントロール基板の電気的接続に、ケーブ
ル（ＦＰＣ等）とコネクターを使用することで、液晶表
示部を任意の場所に移動可能で表示領域が広くなる。又
、コントロール基板と着脱可能なことからサービス性に
優れたものとなる。

２０、液晶は豊富な表示が可能で、これを洗濯機の機能
と操作ボタンの操作との関係で解り易くし表示すること
は大切なことです。センサー検知表示及び進行表示を上
部に、全自動コースを左下部に、タイマー表示を右下部
に、水位表示を中央下部に配することで見易くし、使い
勝手の良い洗濯機を得ることができる。

２１、注型用の透明ケース（外ケース）を底部に開口部
を有する仕切板で２分割し一方に液晶を収納し、他方に
注型用樹脂を注型することで、前記底部の開口部より液
が一方向に流れ出し、液晶を包括し封止するもので、液
が乱れて空気を巻込むことがなく気泡の発生による外観
不良もなくなる。

２２、液晶表示部と透明ケース（外ケース）とを透明な
両面テープで貼付けることで、注型用樹脂の入り込みを
防止し、気泡、シミ等の外観不良を防止する。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明は、液晶表示板の表面を防湿
性の透過合成樹脂で被覆したものである。

これにより、湿気は合成樹脂で防止され、液晶表示板が
湿気を帯びることはなくなり、液晶表示不良は生じない
のである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものである。第１図は全自
動洗濯機の外観図、第２図はパネル部が第１図のものと
違う全自動洗濯機の外観図、第３図はコントロール基板
９衷示部、操作部、基板ケースを分解した斜視図、第４
図はコントロール基板９衷示部を短手方向で断面した断
面図、第５図は表示部単体を表示面側から見た斜視図、
第６図は表示部を分解した斜視図、第７図はバックライ
トの分解斜視図、第８図は表示部を短手方向の断面図、
第９図は表示部とコントロール基板の電気の接続部を拡
大した拡大断面図、第１０図は他の実施例に係るバック
ライトの断面図、第１１図は第１０図に示すバックライ
トにバッキングを付けた部分拡大斜視図、第１２図は他
の実施例に係る表示部とコントロール基板の分解斜視図
でコントロール基板は一部分を示している図、第１３図
は他の実施例に係る表示部の分解斜視図、第１４図は液
晶表示板の一部破断斜視図である。３表示部、　５液晶表示板、外ケス、９・透明の合成樹脂膜。蒸４Ｉ２］第閃第８閉ｇ靜ｑ図夢閉夢ｌθ 困６第１１図１乙芋１３蘭第１４図

Claims

【特許請求の範囲】１、上側ガラス基板、下側ガラス基板を対向するように
設け、両ガラス基板の内側対向面にそれぞれ透明電極を
設け、両透明電極の間に液晶物質を内置して両ガラス基
板内に封止し、両透明電極を外部と接続する接続端子ピ
ンをガラス基板の縁部に備えて液晶表示板を構成し、外
ケースを透過性の硬質合成樹脂にて形成し、外ケースの
内底面に表示面を向けて液晶表示板を外ケースに収納し
、液晶表示板の背面にＥＬの発光体で形成したバックラ
イトを配置し、液晶表示板には、両透明電極に接続され
ないバックライト用の接続端子ピンを設け、バックライ
トの通電は、バックライト用の接続端子ピンを介して外
部回路と接続するようにしたことを特徴とする液晶表示
装置。２、特許請求の範囲第２項記載のものにおいて、各種負
荷の駆動制御を行なうコントロール基板を備え、このコ
ントロール基板に接続部を設け、この接続部と接続端子
ピンを直接接触させて接続したことを特徴とする液晶表
示装置。３、特許請求の範囲第２項記載のものにおいて、基板ケ
ースを備え、この基板ケースに液晶表示板とコントロー
ル基板を収納し、基板ケースに合成樹脂を流し込んで液
晶表示板とコントロール基板を一緒にモールドしたこと
を特徴とする液晶表示装置。４、特許請求の範囲第３項記載のものにおいて、基板ケ
ースに流し込む合成樹脂としてウレタンを使用したこと
を特徴とする液晶表示装置。５、外ケースを透明の硬質合成樹脂で形成し、この外ケ
ースに液晶表示板を収納し、外ケースに透過性の合成樹
脂を流し込んで液晶表示板を被覆し、種々の負荷を駆動
制御するコントロール基板を備え、外ケースに支持ピン
を設け、この支持ピンが係合する支持ピン係合孔をコン
トロール基板に形成し、支持ピン係合孔に支持ピンを挿
入係合してコントロール基板に液晶表示板を取り付けた
ことを特徴とする液晶表示装置。６、液晶表示板に外部引出配線用のＦＰＣを設け、液晶
表示板を収納する外ケースを透過性の合成樹脂で形成し
、種々の負荷を駆動制御するコントロール基板には、前
ＦＰＣの先端に設けられているコネクターを接続する固
定コネンターを設け、コントロール基板は基板ケースに
収納し、基板ケースに注入する合成樹脂で、また液晶表
示板は前記外ケースに注入する透明性の合成樹脂で別々
に封止したことを特徴とする液晶表示装置。