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JPH03240770A - 精製されたジ第3級ブチルペルオキシドの回収方法 - Google Patents

精製されたジ第3級ブチルペルオキシドの回収方法

Info

Publication number
JPH03240770A
JPH03240770A JP2027308A JP2730890A JPH03240770A JP H03240770 A JPH03240770 A JP H03240770A JP 2027308 A JP2027308 A JP 2027308A JP 2730890 A JP2730890 A JP 2730890A JP H03240770 A JPH03240770 A JP H03240770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fraction
tertiary butyl
butyl alcohol
tertiary
butyl peroxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2027308A
Other languages
English (en)
Inventor
John Ronald Sanderson
ジョン・ロナルド・サンダーソン
Robert A Meyer
ロバート・アレン・メイヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texaco Development Corp
Original Assignee
Texaco Development Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texaco Development Corp filed Critical Texaco Development Corp
Publication of JPH03240770A publication Critical patent/JPH03240770A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D301/00Preparation of oxiranes
    • C07D301/02Synthesis of the oxirane ring
    • C07D301/03Synthesis of the oxirane ring by oxidation of unsaturated compounds, or of mixtures of unsaturated and saturated compounds
    • C07D301/19Synthesis of the oxirane ring by oxidation of unsaturated compounds, or of mixtures of unsaturated and saturated compounds with organic hydroperoxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C407/00Preparation of peroxy compounds
    • C07C407/003Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少量のジ第3級ブチルペルオキシドを含有す
る原料から、精製されたジ第3級ブチルペルオキシドを
回収する方法に関する。より詳細には、本発明は、多量
の第3級ブチルアルコール及びわずか少量のジ第3級ブ
チルペルオキシドを含む原料からのジ第3級ブチルペル
オキシドの回収及び精製のための方法に関する。さらに
より詳細には、本発明は、イソブタンを酸化せしめて未
反応イソブタン、第3級ブチルアルコール、第3級ブチ
ルヒドロペルオキシド及び少量のジ第3級ブチルペルオ
キシドを含む反応混合物を生成することにより得られる
原料又は、第3級ブチルヒドロペルオキシドのプロピレ
ンでの過酸化により得られ、第3級ブチルアルコール、
未反応の第3級ブチルヒドロペルオキシド、ジ第3級ブ
チルペルオキシド、アセトン及びその他の汚染物質を含
む反応混合物から、ジ第3級ブチルペルオキシドを回収
する方法に関する。
酸素をイソブタンと反応せしめ、形成される主な酸化物
が第3級ブチルヒドロペルオキシドであるところの過酸
化反応生成物を生成することが公知である。しかし、そ
のような反応生成物の僅少成分がジ第3級ブチルペルオ
キシドであり、これは、例えば化学反応における高温遊
離基開始剤として使用される貴重な市販用製品である。
従来から、ジ第3級ブチルペルオキシドは、第3級ブチ
ルアルコールもしくはイソブチレンを酸触媒の存在下で
第3級ブチルヒドロペルオキシドと反応させることによ
り、製造されてきた。
第3級ブチルアルコールなどの共生酸物(coprod
uctlを伴うプロピレンオキシドの共製造(copr
oduction)は、Landauらによる記事rP
ropylene 0xide by the Cop
roduct ProcessJ(Chem、 Tec
h、 1979年1D月、602〜607頁)において
概説されている。
この方法は、第3級ブチルヒドロペルオキシドなどのヒ
ドロペルオキシド類との反応によるオレフィン類の接触
エポキシ化に関するKollarの米国特許筒3,35
0,422号及び第3,351,635号においてより
一層詳細に記載されている。オレフィン類がプロピレン
であり、ヒドロペルオキシドが第3級ブチルヒドロペル
オキシドである場合、主な反応生成物は、プロピレンオ
キシドと第3級ブチルアルコールである。
Herzogの米国特許筒3,928,393号は、く
えん酸を用いて鉄により触媒された有機ヒドロペルオキ
シドの分離を最小限にする、Kollarらの方法にお
ける改良に関している。この特許は、イソブタンと酸素
の反応による第3級ブチルヒドロペルオキシドの製造に
関する実施例を含んでいる。
Graneの米国特許筒3,474.151号もまた、
イソブタンを酸素で酸化して第3級ブチルアルコールを
製造することに関し、その反応混合物が、第3級ブチル
ヒドロペルオキシドだけでなく、ジ第3級ブチルペルオ
キシドをも含有するということを開示している。米国特
許筒4.239.926号においてGraneらは、イ
ソブタンの酸化により製造される第3級ブチルアルコー
ルを有意に乾燥させる方法を開示しており、その方法は
、キシレン、アセトン及び水を特別な比率で配合したも
のを抽出剤として使用することによる、第3級ブチルア
ルコール生成物の抽出蒸留を伴っている。
Harv6yの米国特許筒3,449,217号は、第
3級ブチルヒドロペルオキシドと第3級ブチルアルコー
ルの混合物から第3級ブチルヒドロペルオキシドを回収
するための方法に関している。しかし、この特許におい
ては、ジ第3級ブチルペルオキシドの回収及び精製につ
いては何も述べられていない。
ジ第3級ブチルペルオキシドは、例えば高温遊離基開始
剤として使用される堅実な市販品である。
イソブタンを分子状酸素と反応させると、主要な反応生
成物は、第3級ブチルアルコール及び第3級ブチルヒド
ロペルオキシドである。しかし、ジ第3級ブチルペルオ
キシドをはじめとする他の過酸化物もまた少量で形成さ
れる。一般には、ジ第3級ブチルペルオキシド1部あた
り第3級ブチルヒドロペルオキシド約lO〜約100部
が形成される。他の汚染物質も少量で形成される。
さらに、少量の水が形成され、通常、反応容器中の液体
の約0.5〜1重量%を占めるであろう。
製造される副産物である水の量は、用いた反応条件の過
酷度の関数であり、反応条件の過酷度が上昇するにつれ
増加する傾向にある。
代表的な反応生成物中に存在する成分及びそれらの公称
沸点(NBPIをまとめ、表Aに掲載した。
友Δ Ll                ■と工エイソブ
タン              −11,7メチルホ
ルメート            31.8アセトン 
                56.3インブチレ
ンオキシド          60.0イソブチルア
ルデヒド          64.1メタノール  
             64.7メチル第3級ブチ
ルペルオキシド     74.2イソプロピルアルコ
ール         82.3第3級ブチルアルコー
ル        82.4ジ第3級ブチルペルオキシ
ド      (1).0第3級ブチルイソプロピルペ
ルオキシド 124.0第3級ブチルホルメート   
      163.8僅少な副産物は、除去すること
が困難である場合もある。例えば、第3級ブチルホルメ
ートは、ジ第3級ブチルヒドロペルオキシドよりも高い
沸点を有するが、蒸留の際に上昇する傾向にある。
つまり、もう一つの成分又は他の各成分と最小沸点共沸
混合物を形成することを意味する。
第3級ブチルヒドロペルオキシドは、第3級ブチルヒド
ロペルオキシドをそのままで分離させるか、あるいは第
3級ブチルヒドロペルオキシドをプロピレンなとのオレ
フィン類と接触反応させてエポキシド及び第3級ブチル
アルコールを生成することのいずれかによって第3級ブ
チルアルコールを製造するための原料として有用である
オレフィン類がプロピレンである場合、共生酸物はプロ
ピレンオキシドである。第3級ブチルヒドロペルオキシ
ドを、いずれかの方法により、第3級ブチルアルコール
に転換する際に用いる反応条件は、ジ第3級ブチルペル
オキシドが通常は消費又は破壊されずに反応混合物中に
不純物として残留するような条件である0分子状酸素と
イソブタンの反応により形成される少量の過酸化反応混
合物のみが、ジ第3級ブチルペルオキシドから成るであ
ろう。しかし、この少量が、過酸化反応混合物の総量の
約0.5重量%をも構成することができる。
例えば、第3級ブチルヒドロペルオキシドを、分子状酸
素とイソブタンの反応により得られる過酸化反応混合物
から回収する場合、ジ第3級ブチルペルオキシドは通常
、同様に汚染物質として存在するであろう。したがって
、第3級ブチルヒドロペルオキシドをプロピレンと反応
させてプロピレンオキシド及び第3級ブチルアルコール
を生成する場合、ジ第3級ブチルペルオキシドは、反応
混合物中及び反応生成物中に存在するであろう。
第3級ブチルヒドロペルオキシドとプロピレンとの反応
からの生成物は、通常、普通は蒸留により有用な諸成分
に分離され、例えば未反応プロピレン、プロピレンオキ
シド及び第3級ブチルアルコールから成る蒸留分を順次
に与える。ジ第3級ブチルヒドロペルオキシドは通常、
回収される第3級ブチルアルコール中に汚染物質として
、他の汚染物質、例えば残余の第3級プチルヒドロペル
オキシド、アセトン、メチルホルメート、メタツル、第
3級ブチルホルメート、イソプロピルアルコールなどと
同様に、存在するであろう。
第3級ブチルアルコール及びジ第3級ブチルペルオキシ
ドは、50mm/Hg f6.67kPa)で24.7
℃の沸点を有する、周成分をそれぞれほぼ等重量部で含
有する共沸混合物を形成するということが本発明により
見いだされた。第3級ブチルアルコール/ジ第3級ブチ
ルペルオキシド共沸混合物は、第3級ブチルアルコール
、ジ第3級ブチルペルオキシド及び他の汚染物質を含有
する生成物から、第3級ブチルアルコール生成物を蒸留
して、実質的にすべてのジ第3級ブチルペルオキシド/
第3級ブチルアルコール共沸混合物及び他の汚染物質を
含有する留分を上昇させながら得ることにより、回収す
ることができるということが本発明によりさらに見いだ
された。上昇する留分のための留分境界点は変化するが
、蒸留分が第3級ブチルアルコールを少なくと6約50
重量%含有するような留分境界点とすべきである。蒸留
分がより多くの第3級ブチルアルコールを含有する(例
:第3級ブチルアルコール約50〜約65%)ような留
分境界点を選択すると、蒸留系に仕込まれた第3級ブチ
ルアルコール原料中に当初存在したジ第3級ブチルペル
オキシドが実質的にすべて蒸留分中に存在するであろう
ジ第3級ブチルペルオキシドを、水を用いての抽出(例
:向流水抽出基にて)により蒸留分から回収し、所望す
るいかなる純度のジ第3級ブチルペルオキシド生成物を
得ることができるということが本発明によりさらに見い
だされた。通常、水抽出段階により得られるジ第3級ブ
チルペルオキシド生成物は、少なくとも、少量の第3級
ブチルアルコールを含有するであろう。
そのような場合には、本発明により、残余量の第3級ブ
チルアルコールを含有するジ第3級ブチルペルオキシド
抽出物を分別蒸留し、第3級ブチルアルコール/ジ第3
級ブチルペルオキシド共沸混合物を含む軽質留分及び主
としてジ第3級ブチルペルオキシドから成る重質留分を
得る。
図面は、従来の構成部品を省略した概略フローシートで
あり1本発明の好ましい実施態様の実施において使用さ
れる一般的反応及び回収手順を示している。
図中では便宜上、本発明を、所望の反応生成物が第3級
ブチルアルコールである場合の方法及びプロピレンオキ
シドが第3級ブチルアルコールとともに共生酸物として
製造される場合の方法の両方に関連させて説明する。通
常の商業的実施においては、両方法のうち一つしか使用
されないか、あるいは両方法は別々の系内で実施される
ということが理解されるであろう。
本発明の方法を実施するための好ましい方法を表わす概
略フローシートを示す。図中では、従来の構成部品、例
えば弁、ポンプ、温度感知器、圧力感知器、加熱器、冷
却器、制御・流量調整装置、リボイラー、還流冷却器な
どは省略する。
本発明によると、適当な反応容器lOに、仕込みライン
12を介して酸素を、そして仕込みライン14を介して
イソブタン及び触媒(例:公知のモリブデン触媒)を、
貯蔵タンクなどの適当な供給源(表記なし)からそれぞ
れ仕込む。反応容器lO内では、公知の先行技術の手法
に従い、酸素はイソブタンの一部と接触反応して反応混
合物をもたらし、この反応混合物は排出ライン16を介
して反応容器lOから排出される。反応混合物16は、
例えば未反応イソブタン、第3級ブチルアルコールなら
びにジ第3級ブチルペルオキシドをはじめとする少量の
他の反応成分及び副産物を含み、有意量の第3級ブチル
ヒドロペルオキシドをも含むことがある。
製造すべき唯一の主要生成物が第3級ブチルアルコール
である場合、反応容器lO内で用いられる反応条件は、
例えばWorrellの米国特許第4、296.263
号において開示されているように、第3級ブチルヒドロ
ペルオキシドが第3級ブチルアルコールへと直接転換さ
れるよう、又は代替として、例えばGraneらの米国
特許第4,294,999号もしくはGraneらの米
国特許第4.296.262号において記載されている
ように、第3級プチルヒドロペルオキシドの分離が別々
の蒸解域(表記なし)において達成されるよう、選択さ
れるであろう。
反応混合物16は、第1の蒸留域20、例えば簡易のフ
ラッシュ域に仕込まれる。ここで、未反応イソブタンを
含む軽質留分22が、反応混合物から分離されてイソブ
タン仕込みライン14へと再循環する。第1の蒸留域2
0から排出される重質留分24は、第3級ブタノールな
らびにジ第3級ブチルペルオキシド、アセトン、メタノ
ール、メチルホルメート、第3級ブチルホルメート、イ
ソプロピルアルコールなどをはじめとする副産物を含む
所望により、蒸留分22は、少量の第3級ブチルアルコ
ールがイソブタンとともに上昇しながら運ばれるような
留分境界点を有してもよい。このようにすると、副産物
である水の一部もまた上昇しながら運ばれ、重質留分2
4を部分的に乾燥させる。この場合、第3級ブタノール
及び水はデカンタ−(表記なし)に仕込まれ、そこから
イソブタンを豊富に含む液流が反応域10へと再循環す
ることになる。これは通常、第3級ブチルヒドロペルオ
キシドをプロピレンと反応させてプロピレンオキシド及
び追加の第3級ブチルアルコールを生成するために留分
24を原料として用いる場合に行なわれる。理由として
は、この状況では、水を約0.5重量%以下含有してい
る原料を用いることが通常は望ましいからである。
重質留分24を3方接点26に仕込む。留分24が第3
級ブチルアルコールの製造に主に用いられる反応生成物
である(そして第3級ブチルヒドロペルオキシドを少量
しか含有しない)場合、この留分は、弁25によって制
御されている分岐ライン23を介して3方接点26から
排出され、記載されるべき方法にて処理される。
本発明の好ましい実施態様によると、重質留分24は、
有意量の第3級ブチルヒドロペルオキシドを含有し、弁
25によって制御されているライン23を介して3方接
点26から排出され、第2の反応容器30へと通じる。
適当な供給源(表記なし)からのプロピレンもまた、仕
込みライン32を介して反応容器30に仕込まれ、適切
な触媒(例:モリブデングリコレートなどの可溶性モリ
ブデン触媒のプロピレングリコール溶液)が触媒仕込み
ライン34を介して仕込まれる。
反応容器30では、プロピレンは第3級ブチルヒドロペ
ルオキシドと公知の手法で接触反応して反応混合物を与
え、それは排出ライン36を介して排出される。この反
応混合物は、未反応プロピレン、第3級ブチルアルコー
ル、プロピレンオキシドならびに最初にライン23を介
して排出されたジ第3級ブチルペルオキシドだけでなく
エポキシ化反応の間に形成された不純物、主にアセトン
メタノール、メチルホルメート、プロピレングリコール
、グリコールエーテルなどをも含む副産物から成る。反
応混合物36は、例えば第2の蒸留域40に仕込まれる
。ここで未反応プロピレンがライン42を介して上昇し
ながら回収され、プロピレン仕込みライン32を通って
反応容器30へと再循環し、残液部分44は第3の蒸留
域50に仕込まれる。
上昇するプロピレンオキシド留分52は蒸留域50から
回収され、生成物の残液はライン54を介して排出され
て第4の蒸留域60へと至る。ここで留分54から、触
媒及び他の重質の残渣を含む残液部分62が分離される
が、この残液部分を系からパージしてもよい。さらに、
主に第3級ブチルアルコールから成るが、ジ第3級ブチ
ルペルオキシド及びヒドロベルオキシド不純物をはじめ
とする中間体の不純物、アセトンならびに反応容器30
内で生成される他の酸素含有不純物をも含有している留
分が上昇しながら得られる。
本発明のこの実施態様によると、留分64を第5の蒸留
域70に仕込む。
第5の蒸留域70では、第3級ブチルアルコール/ジ第
3級ブチルペルオキシド共沸混合物を含有し、かつ第3
級ブチルアルコール約50〜約65重量%及び実質的に
すべてのジ第3級ブチルペルオキシド、さらに沸騰する
とそれとともに上昇する他の不純物を含む蒸留分が得ら
れる。蒸留分は、弁74により制御されているライン7
2を介して第5の蒸留域から排出される。
第3級ブチルアルコール及び残余の不純物から成る残液
部分76は、ライン76を介して排出されて3方接点7
1に通じ、破棄されるか又は記載すべき方法でさらなる
処理を施される。
本発明によると、留分72は第1の4方接点78に仕込
まれ、次に供給ライン79を介して水抽出域、例えば充
填式水抽出塔80の底に仕込まれる。水が給水ライン8
2を介して塔80に仕込まれ、該塔の底に供給される共
沸原料留分79と向流接触するに至る。向流接触の結果
、上昇しながら運ばれるラフィネート相84が形成され
、さらに水、第3級ブチルアルコール及び他の不純物か
ら成る抽出相86が形成される。抽出物はライン86を
介して適宜排出され、さらなる処理へ送られる。
実例として、第3級ブチルアルコール約50重量%及び
ジ第3級ブチルペルオキシド約50重量%から成る混合
物を、ライン79を介して毎時約100 Kgで水抽出
塔80に仕込み、水を、ライン82を介して毎時約50
Kgで水抽出塔80に仕込んでもよい。水抽出塔80か
らの水分の少ないジ第3級ブチルペルオキシドのラフィ
ネート84は、この場合、例えばジ第3級ブチルペルオ
キシド約98.5重量%、第3級ブチルアルコール約1
重量%及び本釣0.5重量%を含むことができる。水抽
出域80からライン86を介して排出される水分の豊富
な抽出溶液86は、この場合、第3級ブチルアルコール
及び水のほぼ等重量部から成る混合物的99.5重量%
ならびにジ第3級ブチルペルオキシド約0.5重量%を
含むことができる。
水抽出域80からのラフィネート相84は第6の蒸留域
90に適宜供給され、ここで第3級ブチルアルコール約
503級ブチルペルオキシド共沸混合物92を含む蒸留
分が上昇しながら分離される。この蒸留分は、所望によ
り第1の4方接点78に再循環させてもよい。
第6の蒸留域90から排出される、より高沸点の留分1
00は、主にジ第3級ブチルヒドロペルオキシドから成
り、純度は、水抽出塔80が作動する効率に依存しなが
らも、例えば約85〜99%の範囲である。
第2、第3、第4及び第5の各蒸留域40.50.60
及び70は、−機の多段式蒸留域として作動させてもよ
く、実施の際には、使用される具体的な蒸留技術設計に
合わせて、より多数もしくはより少数の蒸留塔を含めて
もよい。
本発明のもう一つの実施態様においては、弁25.74
及び77を閉鎖し、かつ弁27を開放して、留分24を
、第1の3方接点26に仕込んだ後、ライン28を介し
て第7の蒸留域110に仕込む。ここで第3級ブチルア
ルコールの軽質留分112が得られる。この留分112
は、主として第3級ブチルアルコールを含むが、ジ第3
級ブチルペルオキシド、第3級ブチルヒドロペルオキシ
ド、アセトン及び反応容器lO内で生成される他の酸素
含有不純物をはじめとする中間体の不純物をも含有して
いる。
触媒及び高沸点の残余成分を含んでいる残液部分は、第
7の蒸留域110からライン114を介して排出される
が、系からパージしてもよい。
本発明のこの実施態様では、留分112を第8の蒸留域
120に仕込む。第8の蒸留域120においては、第3
級ブチルアルコール約50〜65重量%及び反応容器l
O内で生成される実質的にすべてのジ第3級ブチルペル
オキシドから成る第3級ブチルアルコール約503級ブ
チルペルオキシド共沸混合物ならびにそれらとともに上
昇しながら沸騰する他の不純物から成る蒸留分122が
得られる。蒸留分は、弁124により制御されるライン
122を介して排出され、第1の4方接点78に至る。
第3級ブチルアルコール留分は、ライン126を介して
第8蒸留域120から排出され、3方接点121に至り
、破棄されるか、又は記載すべき方法でのさらなる処理
に送られる。
第3級ブチルアルコールの各ライン76.86及び12
6は、第2の4方接点130に至る。ライン23上の弁
25が開放されるとライン28上の弁27は閉鎖され、
同様に、弁77が開放されると弁128が閉鎖される。
逆に、弁25及び77が閉鎖されると弁27及び128
が開放される。
ライン76中の第3級ブチルアルコールの含水量が充分
に低い(例:約1.5重量%以下)場合、弁77を閉鎖
し、かつ弁75及び排出ライン73を開放することがで
き、それによりライン76中の第3級ブチルアルコール
を生成物として回収することができる。同様に、ライン
126中の第3級ブチルアルコールの含水量が許容しつ
るほど低い場合、ライン126上の弁128を閉鎖し、
かつ弁125及び排出ライン123を開放して、ライン
126中の第3級ブチルアルコールを生成物として回収
することができる。したがって、4方接点130に供給
される第3級ブチルアルコールは、留分86を含み、さ
らに留分76又は留分126のいずれかをも含むことが
できる。
供給ライン132は4方接点130から抽出蒸留域14
0に通じる。この抽出蒸留域は、例示の実施態様におい
ては、Graneらの米国特許第4.239.926号
において開示された方法で構成及び操作することができ
る。第3級ブチルアルコール中に存在する水の大部分を
除去するために、第3級ブチルアルコール原料132を
、抽出蒸留域140において、主としてキシレンから成
るが、アセトン及び水をも調整量で含有している抽出剤
と向流接触せしめる。抽出剤は、キシレン/アセトン/
水の抽出剤の製造域142においてGraneらにより
教示された方法にて製造され、抽出剤供給ライン144
により抽出蒸留域140に仕込まれる。残液部分146
は、抽出蒸留域140から抜き出され、第9の蒸留域1
50に仕込まれる。ここで、残液部分は、約1.5重量
%未滴の水を含有する第3級ブチルアルコール生成拘留
分152と抽出剤製造域142に返される再循環残液部
分154とに分離される。抽出蒸留域140から上昇す
る留分148もまた、抽出剤製造域142に返される。
過剰のアセトンは、排出ライン156を介して抽出剤製
造域142から排出され、過剰の水は、ライン158を
介して排出される。キシレンを再循環残液部分154に
ライン160から補充することができる。
丈思勿 本発明の方法を用いて得ることができる改善を実証する
ために、プロピレンを第3級ブチルヒドロペルオキシド
と接触反応させて、未反応プロピレン及びプロピレンオ
キシドが既に除去されている第3級ブチルアルコールを
主成分とする反応混合物を得ることにより、使用する原
料を調製した。得られた生成物を本発明の出発原料とし
て用いた。
丈思逍ユ 上述した第3級ブチルアルコール/ジ第3級ブチルペル
オキシド共沸留分を得るための必要性を実証するために
、上述したようなプロピレンオキシドと第3級ブチルヒ
ドロペルオキシドとの反応から得られた第3級ブチルア
ルコールの出発原料を、バッチ成木抽出器中にて連続的
に抽出した。
各抽出操作につき、ラフィネート、すなわち上層15グ
ラムを、表Iに示す量の水を用いて抽出した。
去J− 邸堕困 邸側工圭賢工厘 イソブタン 0.344  0.044 0.211メ
チル本ルメート     8.192    4.78
1  7.416イソブチレンオキシド   0.38
0    0.294  0.009アセトン  14
.359 10.34017.299イソブチルアルデ
ヒド   0.196    0.155  0.18
0メチル第3級   0.698   0.661  
0.414ブチルペルオキシド メタノール 1.039  0.674 1.124第
3級  58.128 62.81763.519ブチ
ルアルコール 第3級本ルメート  5.828    6.663 
 4.120/イソプロピル アルコール 第3級ブチルイソ  0.393    0.487 
 0.16910ピルベルオキシド ジ第3級  7.782 10.220 3.2421
チルペルオキシド blHzo lOgで蒸留物15gを抽出ClH2O2
gで抽出 dlHao 2.3gで抽出 圭屓工歴 0.046 0.025 3.581 5.470 0.284 0.014 7.15618.731 0.163 0.162 0.880 0.272 圭贋工厘 0.231 0 5.204 6.121 0.370 0.208 5.64016.567 0.228 0.110 1.486 0.080 0.366 1.210  0.249 0.8936
0.49467.445 46.63172.4468
.346 3.431 0.674 0.068 14.714 1.292 11.000 2.051 1.091 0.015 23.095 0.183 ここで表■を参照すると、使用された出発原料は、主と
して第3級ブチルアルコールから成っていたが、有意量
のアセトンならびに有意量のメチルホルメート及びジ第
3級ブチルペルオキシドをも含有していたということが
注目されよう。汚染量のイソブタン、インブチレンオキ
シド、イソブチルアルデヒド、メチル第3級ブチルペル
オキシド、メタノール、第3級ブチルホルメート/イソ
プロピルアルコールの混合系(doubletl及び第
3級ブチルイソプロピルペルオキシドも同様に原料物質
中に存在していた。連続して実施された三度の抽出にお
いては、抽出物中のジ第3級ブチルヒドロペルオキシド
の割合は回を重ねるごとに漸増し、例えば第3段階での
抽出物はジ第3級ブチルペルオキシド23%を含有して
おり、これは出発原料中のそれと比較した場合、濃度に
おける二倍の増加である。しかし、抽出物は、きわめて
有意量(46,6%)の第3級ブチルアルコールを、他
の物質と同様に、なおも含有していた。
髪凰班1 本発明の原料物質中の主な汚染物質はアセトンであるの
で、本発明の利点をより容易に示すために、表■にまと
めた組成[すなわち、アセトン約5重量%、第3級ブチ
ルアルコール約29重量%及びジ第3級ブチルペルオキ
シド(DTBP)約65重量%]を有する合成原料の留
分を調製した。この出発原料に対し、周囲条件下、4回
のバッチ式水抽出を、各抽出について出発原料及び水を
等重量部で用いながら、連続的に施した。第4回目の抽
出が終了していない時点で、上層(ラフィネート)は、
ジ第3級ブチルペルオキシドを88.4重量%、第3級
ブチルアルコールをわずか約10重量%、そしてアセト
ンを1重量%未満、含有していたことに注目すべきであ
る。
艮旦 ” ’ ニ、J:67 (? ト:/  T B A 
 D T B P (7)アセトン”  TBA”  
DTBP”1出発原料   5.044  29.59
5  65.054第1回抽出 上層     3.975  25.991  69.
717下層    25.441  73.559  
0.636第2回抽出 上層     2.324  20.114  77.
302下層    21.742  77.572  
0.334第3回抽出 上層     1.325  14.492  83.
878下層     17.421  81.840 
 0.207第4回抽出 上層     0.955  10.267  88.
413下層     13.181  85.869 
 0.257alDTBP  25.0g、 TBA 
 lO,Og及びアセトン3.0gの共沸混合物を水(
10,0g)で4回抽出b)ガスクロマトグラフィー(
GC)により測定表■の結果は、上述した第3級ブチル
アルコール/ジ第3級ブチルペルオキシド共沸混合物の
水抽出が、精製されたジ第3級ブチルペルオキシドを得
るための実行しつる方法をもたらすということを実証し
ている。
実施される水抽出の段階数により、所望される純度を得
ることができるということが理解されるであろう。
文息例旦 ジ第3級ブチルペルオキシドを、第3級ブチルアルコー
ル/ジ第3級ブチルペルオキシド共沸混合物から回収す
ることができるということを実証するために、表■にま
とめた組成(すなわち、第3級ブチルアルコール約53
.3重量%及びジ第3級ブチルペルオキシド約46.4
重量%)を有する合成共沸混合物を調製した。
この原料物質に、6連続のバッチ式抽出を、各抽出につ
いて水及び原料物質を等重量部で用いながら施した。第
6回目の抽出が終了していない時点で、上層は、実質的
にすべてのジ第3級ブチルペルオキシド及び1重量%未
満の第3級プチルアルコールを含有し、一方、下層は、
実質的にすべての第3級ブチルアルコール及び1重量%
未満のジ第3級ブチルペルオキシドを含有していたこと
に注目すべきである。
表置 11によるDTBP  TBAの TBAbl      DTBP” 出発原料      53.291    46.42
3第1回抽出 上層        47.157    52.56
7下層        99.257    0.53
7第2回抽出 上層        37.708    62.03
9下層        99.324    0.35
3第3回抽出 上層        26.370    7:131
0下層        99.522    0.25
0第4回抽出 上層        13.706    85.93
4下層        99.730    0.27
0第5回抽出 上層         3.830    95.83
9下層        99.725    0.27
5第6回抽出 上層         0.808    98.80
3下層        99.233    0.76
7alTBA 25w+Q及びDTBP25mgの共沸
混合物を水2軸4で6回抽出 blGcにより測定。塔中の水は未確認
【図面の簡単な説明】
添付の図面は、本発明の方法を実施するうえでの好まし
い実施態様を表わす概略フローシートである。 反応容器・・・・・30 第1の蒸留域・・・20 第2の蒸留域・・・40 第3の蒸留域・・・50 第4の蒸留域・・・60 第5の蒸留域・・・70 多段式蒸留域・・・40.50.60.70水抽出域・
・・・・80

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少量のジ第3級ブチルペルオキシドと、より多量
    の第3級ブチルアルコールとの混合物からジ第3級ブチ
    ルペルオキシドを回収する方法において、 該混合物を蒸留し、軽質蒸留物であるジ第3級ブチルペ
    ルオキシド/第3級ブチルアルコール共沸混合物の留分
    を分離し、該共沸混合物を、水抽出により、ジ第3級ブ
    チルペルオキシドを含むラフィネート留分と、水、ジ第
    3級ブチルペルオキシド及び第3級ブチルアルコールを
    含む抽出留分とに分離せしめることを特徴とする方法。
  2. (2)イソブタンを酸素と反応させて、未反応イソブタ
    ン、主要反応生成物としての第3級ブチルヒドロペルオ
    キシド及び第3級ブチルアルコールならびに僅少反応生
    成物としてのジ第3級ブチルペルオキシドを含む反応生
    成物を得;該反応生成物を蒸留により未反応イソブタン
    留分とジ第3級ブチルペルオキシド/第3級ブチルアル
    コール共沸留分とに分離し;該共沸留分を、水抽出域に
    おいて、該ラフィネート留分と該抽出留分とに分離せし
    めることにより該共沸混合物を得る、請求項1記載の方
    法。
  3. (3)該反応生成物をプロピレン及び可溶性エポキシ化
    触媒とともに反応容器に仕込んで反応せしめ、未反応の
    原料成分、プロピレンオキシド及び追加量の第3級ブチ
    ルアルコールから成る第2の反応生成物を生成し;該第
    2の反応生成物を多段式蒸留域において蒸留し、蒸留物
    である未反応プロピレン再循環留分、蒸留物であるプロ
    ピレンオキシド生成物、蒸留物であるジ第3級ブチルペ
    ルオキシド/第3級ブチルアルコール共沸留分及び第3
    級ブチルアルコール留分を得;該共沸留分を、該水抽出
    域において、該ラフィネート留分と該抽出留分とに分離
    せしめる、請求項2記載の方法。
  4. (4)該多段式抽出域が、第1の蒸留物である未反応の
    プロピレン再循環留分を分離する第2の蒸留域、該第2
    の蒸留域からの残留重質成分を、第2のプロピレンオキ
    シド蒸留生成物留分と重質成分とに分離する第3の蒸留
    域、該第3の蒸留域からの該重質成分から、主要量の第
    3級ブチルアルコール及び少量のジ第3級ブチルヒドロ
    ペルオキシドを含む第3の蒸留分を分離する第4の蒸留
    域、ならびに、該第3の蒸留分を、該共沸留分を構成す
    る第4の蒸留分と第3級ブチルアルコール生成物の重質
    留分とに分離する第5の蒸留域を含む、請求項3記載の
    方法。
  5. (5)該未反応イソブタン留分を第1の蒸留域において
    該反応生成物から分離し、重質留分を、蒸留により、共
    沸留分と第3級ブチルアルコール留分とに分離する、請
    求項2記載の方法。
JP2027308A 1986-12-23 1990-02-08 精製されたジ第3級ブチルペルオキシドの回収方法 Pending JPH03240770A (ja)

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