JPH03247109A - 二重モード弾性表面波フィルターの電極構造 - Google Patents
二重モード弾性表面波フィルターの電極構造Info
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- JPH03247109A JPH03247109A JP4495690A JP4495690A JPH03247109A JP H03247109 A JPH03247109 A JP H03247109A JP 4495690 A JP4495690 A JP 4495690A JP 4495690 A JP4495690 A JP 4495690A JP H03247109 A JPH03247109 A JP H03247109A
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- Japan
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- acoustic wave
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Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野〕
本発明は電気回路に用いられる二重モード弾性表面波フ
ィルターの電極構造に関する。
ィルターの電極構造に関する。
〔従来の技術］
従来の二重モード弾性表面波フィルターに放て、弾性表
面波を送受する交差指電極（ＩＤＴ）と弾性表面波を反
射する反射器の厚みは全て同一であった。これは製造プ
ロセス上、交差指電極（ＩＤＴ）と反射器を一度に作れ
るため工程数を少なくできるためであった。
面波を送受する交差指電極（ＩＤＴ）と弾性表面波を反
射する反射器の厚みは全て同一であった。これは製造プ
ロセス上、交差指電極（ＩＤＴ）と反射器を一度に作れ
るため工程数を少なくできるためであった。
〔発明が解決しようとする課ｊｌｌ
しかし、前記の従来技術では挿入損失の小さい二重モー
ド弾性表面波フィルターを実現するため、弾性表面波の
反射効率を上げようと電極の厚み、すなわち交差指電極
（ＩＤＴ）と反射器の厚みを厚くすると、フィルターと
しての特性における挿入損失は改善されるが、もう一つ
の重要な特性の一つである通過帯域幅が小さくなり過ぎ
てしまうという問題を有していた。
ド弾性表面波フィルターを実現するため、弾性表面波の
反射効率を上げようと電極の厚み、すなわち交差指電極
（ＩＤＴ）と反射器の厚みを厚くすると、フィルターと
しての特性における挿入損失は改善されるが、もう一つ
の重要な特性の一つである通過帯域幅が小さくなり過ぎ
てしまうという問題を有していた。
そこで本発明の目的は、挿入損失の大きさと通過帯域幅
の大きさをバランス良く実現できる二重モード弾性表面
波フィルターを得ることである。
の大きさをバランス良く実現できる二重モード弾性表面
波フィルターを得ることである。
［課題を解決するための手段］
本発明の二重モード弾性表面波フィルターの電極構造は
、圧電基板上に弾性表面波を励振する交差指電極（ＩＤ
Ｔ）と交差指電極（ＩＤＴ）の両側に設けられた弾性表
面波を反射する反射器とを具備する弾性表面波素子を二
つ以上、並列に近接配置した二重モード弾性表面波フィ
ルターに於て、電極（交差指電極（ＩＤＴ）と反射器）
の一部分の厚みが他の部分の厚みに対して薄くしたこと
を特徴とする。
、圧電基板上に弾性表面波を励振する交差指電極（ＩＤ
Ｔ）と交差指電極（ＩＤＴ）の両側に設けられた弾性表
面波を反射する反射器とを具備する弾性表面波素子を二
つ以上、並列に近接配置した二重モード弾性表面波フィ
ルターに於て、電極（交差指電極（ＩＤＴ）と反射器）
の一部分の厚みが他の部分の厚みに対して薄くしたこと
を特徴とする。
［作用］
本発明の上記電極構造によれば、交差指電極（Ｉ ＤＴ
）と反射器が共に等しく厚みが大きい場合と比較して、
電極の厚みが薄い部分においてエネルギー閉じこめが小
さくなり、弾性表面波素子間の結合が若干弱まることに
より、通過帯域幅が広まる。
）と反射器が共に等しく厚みが大きい場合と比較して、
電極の厚みが薄い部分においてエネルギー閉じこめが小
さくなり、弾性表面波素子間の結合が若干弱まることに
より、通過帯域幅が広まる。
［実施例］
第１図は、本発明による一実施例の二重モード弾性表面
波フィルターの断面図であり、電極上を横切る断面を見
たものである。第２図は代表的な二重モード弾性表面波
フィルターを示す正面図である。第１図の断面図とは、
例えば第１図におけるＡとＢを結ぶ断面から見たものに
相当する。交差指電極（ＩＤＴ）２の電極厚みＣは反射
器１の厚みｄよりも薄くできている。反射器１の厚みｄ
は、必要な弾性表面波の反射効率が得られるように設定
されさらに、交差指電極（ＩＤＴ）２の厚みＣは、要求
される挿入損失の範囲内で通過帯域幅が大きくなるよう
に反射器の厚みよりも薄く設計される。
波フィルターの断面図であり、電極上を横切る断面を見
たものである。第２図は代表的な二重モード弾性表面波
フィルターを示す正面図である。第１図の断面図とは、
例えば第１図におけるＡとＢを結ぶ断面から見たものに
相当する。交差指電極（ＩＤＴ）２の電極厚みＣは反射
器１の厚みｄよりも薄くできている。反射器１の厚みｄ
は、必要な弾性表面波の反射効率が得られるように設定
されさらに、交差指電極（ＩＤＴ）２の厚みＣは、要求
される挿入損失の範囲内で通過帯域幅が大きくなるよう
に反射器の厚みよりも薄く設計される。
上記のように交差指電極（ＩＤＴ）の厚みを薄くした事
により、この部分で弾性表面波の反射効率が低下し、エ
ネルギーの閉じ込めが小さくなる事により弾性表面波素
子間の結合が強まり通過帯域幅が大きくなる。
により、この部分で弾性表面波の反射効率が低下し、エ
ネルギーの閉じ込めが小さくなる事により弾性表面波素
子間の結合が強まり通過帯域幅が大きくなる。
上記の例は挿入損失にゆとりがあり、通過帯域幅がかな
り不足する場合に適用される。
り不足する場合に適用される。
第３図は、交差指電極（ＩＤＴ）２の一部分のみが反射
器工の厚みよりも薄くできている例である。これは第１
図の実施例に比べて弾性表面波の反射効率は多きくなり
、弾性表面波素子間の結合は弱まる。従って、従来技術
によって作られた弾性表面波フィルターよりも若干挿入
損失は低下するが通過帯域幅は大きくなる。第３図に示
される実施例はわずかに通過帯域幅が不足するような場
合に適用される。
器工の厚みよりも薄くできている例である。これは第１
図の実施例に比べて弾性表面波の反射効率は多きくなり
、弾性表面波素子間の結合は弱まる。従って、従来技術
によって作られた弾性表面波フィルターよりも若干挿入
損失は低下するが通過帯域幅は大きくなる。第３図に示
される実施例はわずかに通過帯域幅が不足するような場
合に適用される。
なお上記２つの実施例においては、圧電体基板は水晶で
あり交差指電極（ＩＤＴ）２と反射器１両電極の材質は
、アルミニウムである。また電極間の間隔は等しく書い
であるが必ずしも等しくする必要はなく、設計条件を満
足するような間隔が適用される。また交差指電極（Ｉ
ＤＴ）と反射器の本数についても同様である。
あり交差指電極（ＩＤＴ）２と反射器１両電極の材質は
、アルミニウムである。また電極間の間隔は等しく書い
であるが必ずしも等しくする必要はなく、設計条件を満
足するような間隔が適用される。また交差指電極（Ｉ
ＤＴ）と反射器の本数についても同様である。
［発明の効果］
以上説明したように本発明によれば、交差指電極（ＩＤ
Ｔ）と反射器画電極の一部分の厚みが他の部分の厚みに
比較して薄くしたことにより、挿入損失をできる限り抑
え、かつ通過帯域幅を広くすることが出来る。
Ｔ）と反射器画電極の一部分の厚みが他の部分の厚みに
比較して薄くしたことにより、挿入損失をできる限り抑
え、かつ通過帯域幅を広くすることが出来る。
第１図は本発明による二重モード弾性表面波フィルター
断面図の一実施例。 第２図は代表的な二重モード弾性表面波フィルターの正
面図。 第３図は本発明による第２の実施例の断面図。 第４図は従来技術による二重モード弾性表面波フィルタ
ーの断面図。 １・・・反射器 ２ 交差指電極 （Ｉ ＤＴ） 水晶基板 以 上
断面図の一実施例。 第２図は代表的な二重モード弾性表面波フィルターの正
面図。 第３図は本発明による第２の実施例の断面図。 第４図は従来技術による二重モード弾性表面波フィルタ
ーの断面図。 １・・・反射器 ２ 交差指電極 （Ｉ ＤＴ） 水晶基板 以 上
Claims (1)
- 圧電基板上に弾性表面波を励振する交差指電極（ＩＤ
Ｔ）と交差指電極（ＩＤＴ）の両側に設けられた弾性表
面波を反射する反射器とを具備する弾性表面波素子を二
つ以上、並列に近接配置した二重モード弾性表面波フィ
ルターに於て、電極（交差指電極（ＩＤＴ）と反射器）
の一部分の厚みが他の部分の厚みに対して薄くしたこと
を特徴とする二重モード弾性表面波フィルターの電極構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4495690A JPH03247109A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 二重モード弾性表面波フィルターの電極構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4495690A JPH03247109A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 二重モード弾性表面波フィルターの電極構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03247109A true JPH03247109A (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=12705939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4495690A Pending JPH03247109A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 二重モード弾性表面波フィルターの電極構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03247109A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4229974A1 (de) * | 1992-09-08 | 1994-03-10 | Dresden Ev Inst Festkoerper | Akustisches Oberflächenwellenbauelement |
| US5949307A (en) * | 1997-05-26 | 1999-09-07 | Nec Corporation | Surface acoustic wave device having two resonators with partially overlapping transducers |
| US6172581B1 (en) * | 1998-05-13 | 2001-01-09 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Surface acoustic wave filters with cascaded transversely coupled mode resonator filters |
| US7692515B2 (en) * | 2004-08-04 | 2010-04-06 | Epcos Ag | Low-loss electro-acoustic component |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP4495690A patent/JPH03247109A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4229974A1 (de) * | 1992-09-08 | 1994-03-10 | Dresden Ev Inst Festkoerper | Akustisches Oberflächenwellenbauelement |
| US5949307A (en) * | 1997-05-26 | 1999-09-07 | Nec Corporation | Surface acoustic wave device having two resonators with partially overlapping transducers |
| US6172581B1 (en) * | 1998-05-13 | 2001-01-09 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Surface acoustic wave filters with cascaded transversely coupled mode resonator filters |
| US7692515B2 (en) * | 2004-08-04 | 2010-04-06 | Epcos Ag | Low-loss electro-acoustic component |
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