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JPH0324459A - 被検査液収容装置 - Google Patents

被検査液収容装置

Info

Publication number
JPH0324459A
JPH0324459A JP16016889A JP16016889A JPH0324459A JP H0324459 A JPH0324459 A JP H0324459A JP 16016889 A JP16016889 A JP 16016889A JP 16016889 A JP16016889 A JP 16016889A JP H0324459 A JPH0324459 A JP H0324459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
disk
cup
test liquid
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16016889A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Koizumi
孝 小泉
Matsuo Hata
畑 松男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Tomy Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tomy Seiko Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomy Seiko Co Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Tomy Seiko Co Ltd
Priority to JP16016889A priority Critical patent/JPH0324459A/ja
Publication of JPH0324459A publication Critical patent/JPH0324459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生化学分析装置において被検査液を収容した
複数のサンプル容器を保持し、順次被検査液吸引点着手
段による吸引位置に供給する被検査液収容装置に関し、
特に詳細には、上記サンプル容器を円周上に並べて保持
するサンプルディスク部を備え、該サンプルディスク部
を回転移動させてサンプル容器を上記吸引位置に供給す
るようにした被検査液収容装置に関するものである。
(従来の技術) 被検査液の中の特定の化学成分を定性的もしくは定量的
に分析することが、様々な分野において広く行なわれて
いる。特に血液や尿等、生物体液中の化学成分または有
形成分を定量分析することは、臨床生化学分野において
極めて重要である。
近年、被検査液の小滴を点着供給するだけでこの被検査
液中に含まれている特定の化学或分または有形成分を定
量分析できるドライタイプの化学分析スライドが開発さ
れ(特公昭53−21877号,特開昭55−1843
56号等)実用化されている。これらの化学分析スライ
ドを用いると、従来の湿式分析法に比べてより簡単かつ
迅速に試料液を分析できるので、この化学分析スライド
は、数多くの被検査液を分析する必要のある医療機関、
研究所等において特に好適に利用されつつある。
このような化学分析スライドを用いて被検査液中の化学
成分等の定量的分析を行なうには、被検査液を化学分析
スライドに計量点着させた後、これをインキュベータ(
恒温機)内で所定時間恒温保持(インキュベーション)
して呈色反応(色素生成反応)させ、次いで被検査液中
の成分と化学分析スライドの試薬層に含まれる試薬との
組合わせにより予め選定された波長を含む測定用照射光
をこの化学分析スライドに照射して、その反射光学濃度
を測定する。
この場合、上述の医療機関、研究所等においては、一般
に数多くの被検査液の分析を行なう必要があり、したが
って、この分析を自動的かつ連続的に行なえるようにす
るのが望ましい。そこで従来より、上記化学分析スライ
ドを用いて自動的かつ連続的に被検査液を分析できるよ
うにした化学分析装置について種々の提案がなされてい
る(例えば特開昭58−77746号)。また自動的か
つ連続的に被検査液の分析を行なうため、上記スライド
の代りに試薬を含有させた長尺テープ状のテストフイル
ムを収容しておき、このテストフイルムを順次引き出し
て被検査岐の点着、インキュベーション、測定を行なう
装置も提案されている(例えば米国特許明細書第3,5
26,480号)。このように長尺テープ状のテストフ
イルムを用いる装置は、化学分析スライドを用いる装置
に比べるとランニングコストを低減させることができ、
また簡単な機構により多数の被検査液の測定を連続して
行なうことができる。
ところで、上述のような化学分析スライドを用いるにし
ても、またテストフイルムを用いるにしても、分析作業
の能率を上げるためには、被検査岐を上記スライドやフ
イルム等の被検査体に点着する作業を能率良く行なうこ
とが求められる。そのため従来より、被検査液の自動吸
引点着手段と、被検査液を収容して上記吸引点着手段に
よる吸引位置に供給する被検査液収容装置とを設けた生
化学分析装置も提案されている。そして、被検査液の供
給を特に能率良く行なえる被検査液収容装置として、例
えば特開平1−20453号公報に示されるように、 被検査液を収容した復数のサンプル容器を、立てた状態
で円周上に並べて保持するサンプルディスク部と、 このサンプルディスク部を上記円周の中心を軸に所定角
度ずつ回転移動させて、複数のサンプル容器を順次上記
吸引位置に配置する位置決め送り手段とを設けた被検査
液収容装置も提案されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで血液や尿等の披検査液は、比較的大径で浅いカ
ップ状の容器(サンプルカップ)に収容されることもあ
り、あるいは比較的小径で深い試験管状の採血管等に収
容されることもある。そこで従来より、上記のサンプル
カップを受容する部分と、採血管を受容する部分の双方
を備えたサンプルディスク部も提案されている。
しかしこのようなサンプルディスク部は、サンプルカッ
プ専用あるいは採血管専用のサンプルディスク部と比べ
ると、同じサイズであれば当然のこととして、サンプル
カップ収容数、採血管収容数が少ないものとなる。した
がって、分析のためにサンプルカップのみあるいは採血
管のみが集中したとき、上記のようなサンプルディスク
部を有する被検査液収容装置においては、サンプルカッ
プあるいは採血管の大半を収容し残すことも起こり得る
。このことは、分析作業の能率を高める上で極めて不利
である。
そこで本発明は、上記の問題を解決できる被検査液収容
装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明の被検査
液収容装置は、前述のようなサンプルディスク部と、そ
の位置決め送り手段とを備えた被検査液収容装置におい
て、 上記サンプルディスク部が、互いに上下に離して略水平
に配された上側ディスクと下側ディスクとを有し、 上記の上側ディスクには、比較的大径で浅い第1のサン
プル容器を受容して保持するカップ状の部分が設けられ
、 このカップ状の部分の底部に、比較的小径で深い第2の
サンプル容器を通過させる貫通孔が設けられ、 一方下側ディスクには、上記第2のサンプル容器の底部
を下側から受けて保持する容器受け部が形成されたこと
を特徴とするものである。
上記構成のサンプルディスク部においては、必要に応じ
てカップ状部分に前記サンプルカップ等の第1のサンプ
ル容器を収容させることもできるし、カップ状部分底部
の貫通孔と容器受け部とで保持する形で、前記採血管等
の第2のサンプル容器を収容させることもできる。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例による被検査液収容装置10
0を示すものであり、また第2図はこの被検査液収容装
置を備えた生化学分析装置1を示している。まず第2図
を参照して、生化学分析装置1について説明する。この
生化学分析装置1には透明な蓋2が備えられており、こ
の蓋2を開けて以下に述べる彼検査液、長尺テープ状の
テストフイルム3等をこの装置1内に収容し、また取り
出すようになっている。この装置1には、例えば血清.
尿等の被検査液を収容したサンプルカップ10l、およ
び試験管状の採血管lOIAを円周上に配列して収容す
るサンプルディスク部102と、このサンプルディスク
部102の内方に配設され、全血等を収容した遠心分離
用カップ103を保持して遠心分離を行なう遠心分離部
104とを有する被検査岐収容装置lOOが備えられて
おり、ここに収容された被検査液は、後述する吸引点着
手段5により取り出され、長尺テストフイルム3に点着
される。
長尺テストフイルム3は、被検査液中の測定したい特定
の化学成分または有形成分毎にその戊分のみと呈色反応
を示す試薬を含有するものであり、測定項目に対応して
複数種類の長尺テストフイルム3が用意されている。こ
の長尺テストフイルム3の未使用の部分は、フイルム供
給カセットl8内に巻かれており、上記測定に使用した
部分は、フイルム巻取カセット19内に巻き取られる。
またこれらのカセント18、19内のりール18a, 
19aの中央部にはそれぞれ、長尺テストフイルlえ3
を装置1内に収容した後、このフイルム3をフイルム供
給カセット18から引き出すためおよびそこに巻き取る
ためのモータの回転軸と係合する孔18b,19bが設
けられている。長尺テストフイルム3はカセット18、
l9内に収納された状態で、装置1−内に収容される。
フイルム供給カセットl8とフイルム巻取カセット19
とは、この第2図に示すように分離されている。また、
この装置1を用いて同時に複数項目のa’lll定が行
なえるように干ストフイルム収容手段6は、複数個の長
尺テストフイルム3の未使用の部分を並列させて収容可
能に構成されている。
吸引点着手段5はその先端に吸引点着用ノズル7を有し
、レール8上に載せられた移動手段9によりレール8に
沿って移動され、被検査液収容装置100から被検査液
を吸引し、テストフイルム収容手段6内から後述するよ
うに引き出された長尺テストフイルム3上に点着する。
また移動手段9は、吸引点着手段5を上下方向にも移動
させるよう構戊されており、この移動手段9により吸引
点着手段5がレール8に沿って移動される際、この吸引
点着手段5は上昇した位置にあり、上記被検査液の吸引
、点着、および後述する洗浄の際には、下降される。
テストフイルム収容手段6と被検査液収容装置100の
間には、この両者に近接してノズル洗浄部10が配され
ている。吸引点着用ノズル7は、テストフイルム3上に
被検査液を点着した後この洗浄部10で洗浄され、次の
点着に再使用される。
被検査液が点着されたテストフイルム3は、後述するよ
うにインキュベータによりインキュベーションを受け、
その後該フイルム3の光学濃度が測光手段により測定さ
れる。
装置1全体の作動の制御、測定データの処理等は、回路
部11とこの回路部1lに接続されたコンピュータl2
により行なわれる。回路部11の前面に設けられた操作
・表示部13には、装置1の電源スイッチや装置1での
消費電流をモニタするための電流計等が備えられている
。コンピュータl2は、装置1に指示を与えるキーボー
ドl4、指示のための補助情報や測定結果等を表示する
CRTディスプレイ15、測定結果を印字出力するプリ
ンタl6、および装置1に各種の指示を与えるための命
令や測定データ等を記憶保存しておくためのフロッピィ
ディスクを駆動するフロッピィディスク駆動装置17等
から構成されている。
次に、被検査液収容装置100の周辺部の平面形状を示
す第3図を参照して、この被検査液収容装置l00の概
略を説明する。テストフイルム収容手段6は、この中か
ら引き出された全てのテストフイルムの点着位置22が
直線上に並ぶように構成されており、さらにこの直線上
にノズル洗浄部10、および被検査戒収容装置100内
の斜線で示す3つの被検査液吸引位置Pが配列されるよ
うになっている。
被検査液収容装置l00は、被検査液を収容したサンプ
ルカップ101および採血管101 Aを同心の2つの
円周上に並べて保持するサンプルディスク部102を有
している。このサンプルディスク部l02は後述する駆
動系により、所定角度ずつ矢印A方向に回転され、外周
にある採血管101 Aまたは内周にあるサンプルカッ
プ101を順次上記吸引位置Pに位置させる。また、被
検査液収容装置100においてサンプルディスク部10
2の内方に配設された遠心分離部104は、上記2つの
円周と同心の円周上に一例として4つの遠心分離用カッ
プ103を保持可能のものであり、高速回転することに
より、遠心分離用カップ103内の体液(例えば全血)
を遠心分離する。さらに遠心分離部104は、遠心分離
終了後、サンプルディスク部102と同様に所定角度ず
つ回転されて、前記被検査液吸引位置Pに遠心分離用カ
ップ103を順次位置させる。すなわち、全血を遠心分
離すると、血漿または血清が上に浮かび血餅が下に沈む
が、本収容装置100によれば、被検査液である血漿ま
たは血清を血餅と分けて別の容器に移さなくても、吸引
点着手段5により取出し可能となっている。なお、上記
各サンプルカップl01、採血管toi Aおよび遠心
分離用カップ103には蓋を被せておき、各々が吸引位
置Pに配されると蓋が除去さ井るように構成するのが望
ましい。
吸引点着手段5は、レール8上に載った移動手段9によ
り該レール8に沿って移動され、吸引位置Pから被検査
液を吸引し、長尺テストフイルム上の点着位置22に点
着する。
第4図は第3図のx−x’線に沿った断面の要部を示す
ものであり、以下この第4図を参照して被検査液の分析
について説明する。前記長尺テストフイルム3は、フイ
ルム供給カセット{8およびフイルム巻取カセット19
に収容されたまま、装置内に装填される。フイルム供給
カセットl8は、内部が一例として4℃に温調された保
冷庫50に収容される。一方フイルム巻取カセットl9
は巻取室5lに収容される。このように長尺テストフイ
ルム3の未使用部分をフイルム供給カセットl8に収容
すれば、未使用の長尺テストフイルム3に手を触れるこ
となく保冷庫50に収容できる。保冷庫50は、断熱材
を使用した保冷庫壁50aで囲まれている。
この保冷庫壁50aの一面には、保冷庫50内を所定の
低温低湿に保つための冷却除湿装置58が取り付けられ
、ファン60により保冷庫50内の空気が循環される。
上記のようにフイルム供給カセットl8およびフイルム
巻取カセット18が保冷庫50と巻取室5lにそれぞれ
収容されると、フイルム巻取カセット19のリール19
aの孔19bに、この巻取室51に設けられた巻取用モ
ータ53Aの回転軸が係合する。そしてこのモータ53
Aの回転により、長尺テストフイルム3がフイルム供給
カセットl8から保冷庫50の引出口50bを経由して
引き出され、フイルム巻取カセット19内に巻き取られ
る。一方、フイルム供給カセットl8のリール18aの
中央部に設けられた孔18bには、フイルム3を巻き戻
すためのモータ53Bの回転軸が係合する。
フイルム供給カセットl8とフイルム巻取カセット19
の間の長尺テストフイルム3が露出した部分には、この
フイルム3を内部に保持し、順次通過させうるインキュ
ベータ55が配されており、このインキュベータ55内
には長尺テストフイルム3と被検査液との呈色反応によ
る光学濃度を測定するための測光部57が配置されてい
る。
長尺テストフイルム3はモータ53Aの回転により、図
中左方向に間欠的に送られる。フイルム3が送られる際
には、インキュベータ55の上蓋55aが矢印B方向に
上昇する。長尺テストフイルム3が停止すると、上!!
55aが矢印C方向に下降して該フイルム3を押圧固定
する。次いで上:!55aのノズル挿入孔55bを塞い
でいたシャッタ54が図中右方向に移動し、続いてノズ
ル7が下降し、上記ノズル挿入孔55aを通過して長尺
テストフイルム3上に被検査液が点着される。さらにそ
の後シャッタ54が左方向に移動してノズル挿入孔55
bを塞ぎ、インキュベータ55内と外部間の空気の出入
りを防いで、インキュベータ内部を所定の温度(例えば
37℃)に保つ。被検査液が点着され展開されたフイル
ム部分(第4図において斜線で示す部分)は、このイン
キュベータ55内において所定時間(一例として4分間
)恒温保持される。このインキュベーション終了後、ま
たはその途中に前記測光部57により、長尺テストフイ
ルム3の上記点着がなされた部分の光学濃度が測定され
る。この濃度測定は、光照射手段57aから発せられる
、予め選定された波長を含む光をフイルム3に照射し、
フイルム3からの反射光を光検出器57bにより検出し
て行なわれる。
このように1つの被検査液についての点着、インキュベ
ーション、測定が終了すると、次の被検査液の点着が可
能となる。長尺テストフイルム3は、次の分析のための
点着が行なわれる直前に、次の分析に用いられるフイル
ム部分が点着位置22に来るように移送される。
ところで、本生化学分析装置1は、前述したように被検
査液収容装置100が遠心分離手段を備えているので、
遠心分離が終了した後、遠心分離により得られた被検査
液(血清,血漿等)をサンプルカップに移し替えること
なく、遠心分離カップ103から吸引点着手段5により
直接吸引することができる。したがって緊急時等、急い
で遠心分離を行なって被検査戒を吸引点着千段5に供給
することが必要である場合には、遠心分離前の岐状物が
収容された遠心分離用カップ103を遠心分離部104
に装填すれば、必要な被検査岐を自動的に吸引点着手段
5に供給することができ、作業性が大きく向上する。次
に第1図を参照して、この被検査液収容装置100につ
いて詳しく説明する。
生化学分析装置1に固定された架台110には、複数の
ボルト111を介してモータ基板1. 12が連結され
ている。架台110とモータ基板112との間において
ボルトillの周囲部分には、スペーサ113と防振ゴ
ム114が配されている。モータ基板112には、DC
ブラシレスモー夕等の遠心分離用モータ115が固定さ
れている。この遠心分離用モータ1{5の駆動軸116
には、カップ保持ディスク117の中心部の回転軸11
8が一体的に固定されている。
上記カップ保持ディスク117には一例として4個のカ
ップ受け119が、回転軸11gの周りに等角度間隔で
取り付けられている。これらのカップ受け119は各々
、軸120を中心に揺動自在にしてカップ保持ディスク
117に取り付けられている。また架台110に連結部
材121を介して固定された基板122には、保持具1
23によって円環状の防振ゴム124が保持されている
。この防振ゴム124は、前述した防振ゴム114より
も高硬度のものとされ、その中央円孔部分が遠心分離用
モータ115の上端部に嵌着して該モータ115を保持
している。
一方上記の基板122には、略円筒状の保持部材125
およびベアリング126を介して、略円筒状の保持部材
127が回転自在に保持されている。そしてこの保持部
材127には、略円筒状のサンプルディスク支持板12
8が固定されている。このサンプルディスク支持板12
8の上面には、サンプルディスク部102が載置される
次に、本発明の特徴部分であるこのサンプルディスク部
102について詳しく説明する。該サンプルディスク部
102は、略円環状の上側ディスクl29と、同じく略
円環状の下側ディスク130とが、第5図に詳しく示す
ように、何本かのステ−131を介して互いに平行に連
結されてなる。このサンプルディスク部102は、両デ
ィスク129 、130が水平となり、そしてそれらの
中心が遠心分離用モータ115の駆動軸11Bの中心D
と揃う状態にしてサンプルディスク支持板128上にセ
ットされる。
第1のサンプル容器としてのサンプルカップ101は、
上記上側ディスク129に設けられた円孔内に上側から
通され、フランジ部101 Fがこの円孔の周囲部分上
面に受けられることにより、該上側ディスク129に保
持される。一方これらのサンプルカップ101よりもデ
ィスク外周側に配される第2のサンプル容器としての採
血管Lot Aは、第5図図示のようにして上側ディス
ク129に保持される。
すなわちこの上側ディスク129には、採血管101A
よりも大径でかつ浅いサンプルカップ101を緊密に受
容するカップ状部分132が形威されており、このカッ
プ状部分132の底部132Aには円形の貫通孔133
が設けられている。そして下側ディスク130の上面に
は、上記カップ状部分132と中心を揃えて、略円筒状
に突出した容器受け部134が形成されている。ザンブ
ルカップ101よりも小径で深い採血管1.OIAは、
それよりも僅かに大径とされた上記貫通孔↓33に通し
、その底部を容器受け部134に収めることによって、
このサンプルディスク部102に保持される。また上記
の形状とされたカップ状部分132内には、必要に応じ
てサンプルカップ101を収容させることも可能である
またステ−131は、その上端部を上側ディスク129
に形成された基部135内に挿し込み、該上端部に形成
された雌ねじ部131 aを雄ねじ部136に螺合させ
ることによって、上側ディスク129に固定される。そ
してこのステ−131の下端部を下側ディスク130に
形成された基部】37内に挿し込み、該下端部に形成さ
れた雌ねじ部131bにボルト138を螺合させること
により、該ステー131と下側ディスク130とが一体
化される。このようにして上側ディスク129と下側デ
ィスク130を一体化する構造とすれば、長さが異なる
何種類かのステーを用意しておくことにより、サンプル
ディスク部102の高さを自由に調節可能となる。した
がって、深さの異なる何種類かの採血管101 Aを、
いずれの場合でもその上端位置は一定にしてサンプルデ
ィスク部102に収容することが可能となる。
サンプルディスク支持板128を固定した保持部材{2
7には、歯車140が固定されている。そして架台11
0の下側には、バルスモー夕である位置決め送リモータ
141が固定されている。このモータ141の駆動軸1
42は上方に長く延び、その先端に固定された歯車14
3は上記歯車140に噛合している。したがって、この
位置決め送リモータ141の駆動を制御回路144によ
って制御して、その駆動軸142を所定量ずつ回転させ
れば、サンプルディスク支持板128とともにサンプル
ディスク部102が所定角度ずつ回転し、サンプル容器
であるサンプルカップ101あるいは採血管101 A
を前述の吸引位置Pに配置することができる。以上説明
の通り本実施例においては、位置決め送りモータ141
と歯車140 、143とサンプルディスク支持板12
8とによって、サンプル容器の位置決め送り手段が構成
されている。
前記遠心分離部104もまた遠心分離終了後、各遠心分
離用カップ103を順次、上記吸引位置Pに移動させる
。この吸引位置Pへの移動時には、前記位置決め送りモ
ータ141の駆動力が遠心分離用モータ115の駆動軸
116に伝えられて、カップ保持ディスク117が所定
角度ずつ回転されるようになっている。第6図は上記駆
動力の伝達機構の平面形状を示しており、以下、第6図
も参照してこの駆動力伝達機構について説明する。なお
遠心分離部104、サンプルディスク部102の双方に
ついて、吸引位置Pヘサンプル容器を順次移動させる動
作を以後、「送り動作」と称する。位置決め送リモータ
141の駆動軸142には歯車145が固定され、この
歯車145には歯車146が噛合している。
歯車14Bは、揺動部材147に回転自在に保持されて
いる。揺動部材147は上記駆動軸142の周りに揺動
自在とされているので、この揺動部材147がどのよう
に揺動しても、両歯車145 、14Bは噛合状態を維
持する。また歯車146にはそれと同軸にしてゴムロー
ラ148が固定されており、一方遠心分離用モータ11
5の駆動軸11Bには、上記ゴムローラ148と周面ど
うしが対向するようにして、伝達円板149が固定され
ている。そして揺動部材147には、ばね150を介し
て駆動片151が連結されている。この駆動片151は
ロータリーソレノイド152の駆動軸153に固定され
ている。
このロータリーソレノイド152が消磁されているとき
、駆動片1.51は第6図中の仮想線表示位置にあるが
、ロータリーソレノイド152が通電、励磁されると駆
動軸153が所定角度回動じ、駆動片151は図中の実
線表示位置に揺動する。したがって、揺動部材147は
駆動軸142の周りに図中反時計方向に揺動し、ゴムロ
ーラ148の周面が伝達円板149の周面に圧接する。
この状態で位置決め送りモータ141の駆動軸142が
所定量回転されると、その回転が歯車145と146、
ゴムローラ148および伝達円板149を介して遠心分
離用モータ{15の駆動軸Il6に伝達され、カップ保
持ディスク117が90゜ずつ回転して、そこに保持さ
れている遠心分離用カップ{03が順次前記吸引位置P
に配される。なお勿論ながら、全血等を遠心分離にかけ
るために遠心分離用モータ115が高速回転される際に
は、ロータリーソレノイド152が消磁され、ゴムロー
ラ148は伝達円板149から離される。
以上説明した構造の駆動力伝達機構は、構成が簡素であ
る上に、駆動力を確実に伝達しうるちのであり、被検査
岐収容装置100の小型軽量化、信頼性向上の点で有利
である。
このように本実施例では、位置決め送リモータ141に
より、サンプルディスク部102とともに遠心分離部1
04においても送り動作が行なわれる。
なお伝達円板149の外方には、送り動作時に遠心分離
用カップ103の停止位置を制御するための位置センサ
154が設けられている(第1図参照)。
またこの被検査戚供給装置100には、装置1内で待機
中にサンプルカップ101や、採血管1.OIA,さら
には遠心分離用カップ103内の内容物から水分が蒸発
することを防止するとともに、遠心分離のために遠心分
離部104を高速回転させた際にその内部に異物が入っ
て事故を招くことがないように、サンプルカップ101
 ,採血管101 Aおよび遠心分離用カップ103全
体を覆う上蓋160か設けられている。次に第1図に加
えて第7図も参照して、この上蓋{60の構造について
説明する。
この上蓋160は第7図に示すように、前述した3つの
吸引位置Pと重なり合う位置に、それぞれ吸引点着ノズ
ル7の進入を許す大きさの開口161を有している。ま
た上蓋160の側部には、軸紹付部162が形成されて
いる。この軸紹付部1B2には、全長に亘って該側部の
端面163に開口した軸受穴1.64が形成されるとと
もに、この軸受穴164を中断するように上記端面16
3から上蓋内方側に切り込まれた切込部165が設けら
れている。また上記軸組付部162と反対側の側部には
、略円形の上蓋160の径方向に延びるスライド満16
6が形或され、このスライド溝16B内には、該溝16
6に沿って摺動自在とされたロックピン187が収めら
れている。
このロックビン187には、連絡部材16Bを介して把
手169が固定されている。また上蓋160には、上記
スライド溝166に連続して上蓋上面】60Aに開口す
る穴170が形成され、上記連絡部材{68はこの穴1
70内に収められている。またロックピン1B7はコイ
ルばね171により、上蓋周面側に(第1図中左方に)
付勢されている。こうして付勢されているロックピン1
07は、そこに外力が作用しなければ、上蓋160の端
面172から先端部が若干突出したロック位置をとる。
このロック位置は、連絡部材168が穴170の壁面に
当接することによって規定される。
一方生化学分析装置1の本体側には、水平に延びる状態
で保持軸173が固定されている。この保持軸173の
両端部は軸受174によって保持されており、またその
中央部には、この軸178よりも大径とされたカラ一部
175が形成されている。このカラ一部175は、例え
ばスプリングピン等を用いて、保持軸173に固定され
ている。そして生化学分析装置1のシャーシ176には
、保合穴177が形成されている。
上蓋160を被検査液収容装置100に組み付ける際に
は、前述のように端面163に開口した軸受穴184内
に保持軸173をその周面側から受容するようにして、
軸組付部162を該保持軸173に組み付ける。そして
この際カラ一部175は、前記切込部165内に収めら
れる。この切込部165はカラ一部175よりも僅かに
幅が広いものとされており、したがって上述のようにし
て切込部165とカラ一部175とが組み合わされると
、上蓋160の取付位置(第7図の上下方向位置)は正
確に所定位置に設定される。このように上蓋160の取
付位置を正確に定めることは、その3つの開口tetを
前記吸引位置Pと一致させる上で重要である。この上M
160は、被検査液収容装置100の清掃や保守点検等
のために簡単に取外し可能であるが、その後の再取付の
際にも、上記と同様にして取付位置が正確に規定される
なお上蓋160の取付位置を微調整するために、カラ一
部175は保持軸173に沿って移動自在で、そして任
意の位置に固定されうるように構戊するのが好ましい。
また上蓋160の第7図中左右方向の取付位置も微調整
可能とするために、軸受174はこの方向の取付位置を
若干量調整可能に構成するのが好ましい。
上記上蓋160の中央部下方には遠心分離部{04が配
されているので、この上蓋160の中央部にその保持機
構を形或することは事実上ほとんど不可能である。そこ
で該上蓋160の保持機構はその側部に設けざるを得な
いが、この保持機構を上述のような構造とすれば、上蓋
160の取付位置が正確に所定位置に規定されるように
なる。
一方、上iteoを閉蓋状態つまり水平状態でロックす
るには、把手169を保持軸173側に押し込んで、ロ
ックピン167をコイルばね171の付勢力に抗して押
し、該ロツクピン{67の先端が上蓋端面172よりも
内方に位置する状態としながら上蓋160を水平に配し
、次いで把手169から手を離せばよい。そうすれば、
コイルばね171で付勢されたロックピン167の先端
部が係合穴177内に進入し、上蓋160は水平状態で
ロックされる。このロック状態を解除して上M160を
開く際にも、把手1B9を上記と同様に保持軸173側
に押し込めばよい。
上Mteoを閉じたりあるいは開く際には、輔組付部1
B2を保持軸173に押し付けるようにして操作するの
が自然であるから、そのとき把手169を持って操作す
れば、自ずとロックピン167が動かされてロック操作
やロック解除操作がなされることになる。したがってこ
のロック操作やロック解除操作は、上蓋160の開閉操
作中に円滑かつ容易になされうる。なお上蓋160には
、本出願人による特願昭63−310647号明細書に
示されるように、・開口161を開閉するシャッタか設
けられてもよい。
次に上記被検査液収容装置100の作動について説明す
る。全血等を収容した遠心分離用カップ103が遠心分
離部104に装着されると、前記ロータリーソレノイド
152は消磁状態とされ、遠心分離用モータ115によ
りカップ保持ディスク117が10,000rpm程度
の高速で所定時間回転され、遠心分離が行なわれる。な
お第1図においては、カップ保持ディスク117の中心
の右側、左側にそれぞれ、該ディスク177が停止して
いるとき、回転しているときのカップ受け119を示し
てある。図示されるように、カップ保持ディスク117
が高速回転されると、カップ受け119が軸120を中
心に揺動して遠心分離用カップ103の底部が外方を向
く状態となり、その中に収容されている全血等が遠心分
離される。遠心分離終了後に、遠心分離用カップ103
から血清等の被検査液を取り出す際には、ロータリーソ
レノイド152が励磁状態とされる。
また、遠心分離用モータ115の駆動が停止されるとと
もに位置決め送リモータ141が駆動され、カップ保持
ディスク117が20〜50rpm程度の速度で90″
ずつ回転される。このようにして、遠心分離された被検
査液を収容している遠心分離用カッブ103は順次吸引
位置Pに送られ、前述した吸引点着手段5により被検査
液が吸引される。なお、遠心分離部104が位置決め送
リモータ141により上記のように回転される際には、
サンプルディスク部102も共に回転する。
前述したように遠心分離用モータ115は、架台110
に対しては比較的軟かい防振ゴム114を介して取り付
けられ、そして上部が比較的硬い防振ゴム124を介し
て保持されている。そこで、該モータ115が遠心分離
のために高速回転する際、カップ保持ディスク117に
おける重量アンバランス等により振動が生じても、防振
ゴム124が比較的小さく撓むとともに防振ゴム114
が比較的大きく撓むから、この振動が架台110側に伝
達することが防止される。また遠心分離用モータ115
の駆動軸11Bが、送り動作のため位置決め送リモータ
141によって回転される際には、比較的硬い防振ゴム
124によって該遠心分離用モータ115が確実に所定
姿勢に保持される。したがって遠心分離用カップ103
は、精度良く所定の吸引位置Pに配されるようになる。
また被検査演を収容したサンプルカップ101あるいは
採血管lot Aから被検査液の取出しを行なう際には
、ロータリーソレノイド152が消磁状態にされて、位
置決め送リモータ141が駆動される。
したがって、サンプルディスク支持板128を介してサ
ンプルディスク部102のみが低速で所定角度ずつ回転
され、サンプルカップ101あるいは採血管101Aが
順次吸引位置Pに送られる。なお、位置決め送りモータ
141による送り動作においては、遠心分離用カップ1
03を送る場合と、内周のサンプルカップ101を送る
場合と、外周の採血管1.01Aを送る場合とで一回の
送り量が相異なるが、この送り量の制御は、第2図に示
したキーボード14への入力等に基づいてコンピュータ
l2により行なわれる。
このように本被検査液収容装置100においては、第6
図に示したクラッチ機構を用いて、1つの位置決め送リ
モータ141の駆動力を遠心分離部104とサンプルデ
ィスク部102に伝えることが可能となっているので、
装置には遠心分離用モータH5の他に位置決め送りモー
タ141を1つたけ設ければよく、全体の駆動系を簡略
化することができる。
なお本装置1において用いられる採血管101Aは、第
1図に示される通りその周面の一部に、バーコードラベ
ル{80が貼着されたものである。このバーコードラベ
ル180は通常、被検者の氏名、分析を行なう項目等、
被検査液に関する情報(ID情報)を示す識別記号であ
るバーコード181が記されたものである。前述のよう
にして被検査液吸引位置Pに配された採血管101Aの
バーコード11iLは、バーコードリーダー{82によ
り読み取られる。この読取りを受けたバーコード181
が示すID情報は、前記CRTディスプレイ15(第1
図参照)に表示されるとともに、吸引点着手段5の移動
を制御する制御手段(図示せず)に伝えられて、測定項
目に応じた長尺テストフィルム3に被検査戒が点着供給
される。なおこのバーコード18lの読取りは、上述の
ように被検査液吸引位置Pに配された採血管101 A
について順次行なう他に、例えば本出願人による特願昭
63−302773号明細書に示されるように、分析に
先立って予めサンプルディスク部102を1回転させて
全ての採血管101Aについて行ない、読み取ったID
情報を一たんメモリに記憶させておくようにしても構わ
ない。
ここで、上述のようなバーコードラベル180を利用す
るに当たっては、各採血管101 Aを、そこに貼着さ
れているバーコードラベル180が外方側を向く状態に
してサンプルディスク部102にセットする必要がある
。そこで本被検査岐収容装置100においては第8図に
示すように、サンプルディスク部102の上側ディスク
129の上面に、バーコードラベル180の向きを指示
する指標183が形成されている。この指標183は、
前述したカップ状部分132の上端部を取り囲む形に形
成された薄い盛上げ部184 Aあるいは184Bにお
いて、所定部分を例えば着色する等して形成される。本
実施例の指標183は所定の幅Wを有するものであり、
この幅Wはバーコードリーダー182によるラベル読取
範囲を示している。
サンプルディスク部102に採血管101Aをセットす
る際操作者は、この指標183の幅Wと向き合う範囲に
バーコード181が位置するようにして、採血管101
 Aの向きを設定する。そのような向きに各採血管10
1Aがセットされていれば、バーコードリーダー182
によるバーコード読取りが全て確実になされうる。
また各被検査液の分析結果を、他の被検査液と間違える
ことなく正しく知るためには、サンプルディスク部10
2のどのカップ状部分{32にどの採血管101 Aを
セットしたかを正しく把握しておくことが必要な場合も
ある。そのため各カップ状部分132には番号が付され
るが、本実施例においては各カップ状部分132毎に形
成された前記盛上げ部184Aあるいは184B上に、
上記の番号が付されている。したがって、例えば第8図
に即して説明すれば、2つのカップ状部分132の中間
部分に番号「1」が付されていても、この番号「1」は
盛上げ部184A内に記されているから、この盛上げ部
184 Aが取り囲むカップ状部分132についてのも
のである、ということが明確に分かることになる。
なお上記の指標183は、その幅Wによりバーコード読
取範囲も示すものとなっているが、例えば第9図の指標
185、あるいは第10図の指標186のように、特に
バーコード読取範囲は示さず、バーコードラベル180
の向きのみを示す指標が用いられてもよい。またこれら
第9、10図に示される通り、上記指標は盛上げ部18
4 Aあるいは184 Bから外れた位置に記されても
よい。
次に、サンプルディスク部102が傾いた状態のまま送
り動作がなされてしまうことを防止するための機構につ
いて説明する。第1図に示す通り、サンプルカップlO
lおよび採血管101 Aが収容される部分の内壁20
0、外壁201にはそれぞれ、相対向する孔202 、
203が設けられている。これらの孔202 、203
は、サンプルディスク部102が正しくセットされた状
態においてその下側ディスク130の内周面、外周面に
対向する位置に設けられている。またこれらの孔202
 、203は、下側ディスクi30の周方向に等角度間
隔で一例として4対設けられている。そして内壁200
の孔202に内側から対向する状態にして、発光器20
4が取り付けられている。また外壁201の孔203に
外側から対向する状態にして、受光器205が取り付け
られている。この受光器205の出力S1は、前記制御
回路{44に人力される。なお第1図においては1組の
発光器204と受光器205のみを示してあるが、他の
3対の孔202 、203に対応させてそれぞれ同様の
発光器204、受光器205が設けられ、それらの受光
器205の出力S2、S3およびS4も同様に制御回路
144に入力される。
サンプルカップ101あるいは採血管101Aを位置決
め送りするためにサンプルディスク部102がサンプル
ディスク支持板128上にセットされると、各発光器2
04が点灯される。それらから発せられた光は、もし下
側ディスク130が(つまりサンプルディスク部102
が)所定の位置にあれば、すべてこの下側ディスク13
0によって遮断される。したがってこのときの各受光器
205の出力S1、S2、S3およびS4は、すべて所
定のしきい値以下となる。その場合制御回路144は、
コンピュータl2の指令にそのまま従って位置決め送リ
モータ141を前述のように所定量ずつ回転させ、それ
によりサンプルディスク部102の送り動作がなされる
。一方、もしサンプルディスク部102が不正な姿勢で
セットされて下側ディスク130が傾いていると、4つ
の発光器204のいずれか(1つあるいは複数)が発し
た光は、下側ディスク130によって完全に遮断され得
なくなる。したがって受光器205の出力S1、S2、
S3およびS4のいずれかが、上記所定のしきい値を上
回る。その場合制御回路′L44は、コンピュータ12
から駆動指令が与えられても、位置決め送リモータ14
1を駆動させない。分析装置操作者は、分析指令を与え
てもサンプルディスク部102の送り動作がなされない
ことにより、該サンプルディスク部102が不正にセッ
トされていることを知ることができる。また、この場合
には制御回路144が警報指令信号を出力し、該信号に
基づいて表示や音声による警報が発せられるようにして
もよい。
また、サンプルディスク部102をセットする際に、周
方向の位置規定も必要な場合は、第II図に示すように
下側ディスク130の所定位置に複数の磁片210を固
定しておき、それらを各々磁気センサ211によって検
出する等してもよい。この場合も、サンプルディスク部
102が正しくセットされていれば複数の磁気センサ2
11の出力がすべて互いに等しくなり、また下側ディス
ク130が傾いてセットされていれば上記複数の出力に
差が生じるので、これらの出力に基づいてサンプルディ
スク部102のセット状態を検出できる。
さらに、サンプルディスク部102が正しい姿勢でセッ
トされているか否かは、前述のバーコード181を読み
取るセンサを利用して検出することもできる。すなわち
第12図に示すように、読取範囲が上側ディスク129
の周外方部分まで延びる長めのバーコードリーダー21
5を用いると、上側ディスク129が(つまりサンプル
ディスク部102が)正しく水平にセットされている場
合、このパーコ一ドリーダー215の出力は第13図(
1)に示すようなものとなる。つまりバーコード181
による信号成分Qに加えて、上側ディスク129の外周
端面を検出したことによる信号成分Rが生じる。バーコ
ード読取開始からこの信号成分Rが生じるまでに要する
時間は、上側ディスク129が正しくセットされていれ
ばt1である。しかし、上側ディスク129が第t2図
中の破線表示のように傾いていると、上記の時間は第1
3図(2)に示すように、上記t!よりも長いt2とな
る。また上側ディスク129が上記と反対の向きに傾い
ていると、上記の時間は第13図(3)に示すように1
.よりも短いt3となるし、特にこの傾きが非常に大き
ければ、上側ディスク129がバーコードリーダー21
5の読取範囲から外れて、信号成分Rそのものが生じな
くなる。したがって、バーコード読取開始から信号成分
Rが生じるまでの時間に基づいて、サンプルディスク部
102が正しい姿勢でセットされているか否かを検出す
ることができる。
なお、上記のようなバーコード181が付されたサンプ
ル容器を扱う場合は一般に、サンプルディスク部102
を送り動作させる前に予め、サンプルディスク部102
のどの位置にサンプル容器が収容されているかをコンピ
ュータ12に入力することは行なわない。つまり各サン
プル容器毎にバーコード181が示すID情報を読み取
って、長尺テストフイルム3の選択等を逐次自動的に行
なえるからである。しかしその場合は、サンプルディス
ク部102のサンプル容器(サンプルカップlotある
いは採血管101 A)を収容する部分をすべて吸引位
置Pで停止させて、吸引点着手段5を逐一作動させる必
要がある。つまり生化学分析装置1は、サンプル容器が
収容されているのはどの部分で、収容されていないのは
どの部分かということを予め知ることができないからで
ある。従来は、吸引点着手段5が吸引位置Pにおいてノ
ズル7を所定距離下降させても被検査Mit面が検出さ
れなかったならば、吸引位置Pにサンプル容器は配され
ていないとみなして、サンプルディスク部102を次の
送り動作に入るように制御していた。
しかし上記のような制御を行なうと、サンプルディスク
部102のサンプル容器収容部分に空きが有る場合は、
該サンプルディスク部102が何回か不要に停止するの
で、分析作業の能率が低下してしまう。このような不具
合を回避するためには、前記被検査液吸引位置Pあるい
はそれよりも若干前方(サンプルディスク部102が回
って来る方向)にサンプル容器の有無を検出するセンサ
を設けておき、該センサにより「収容容器無し」と判別
されたサンプル容器収容部分が吸引位置Pに到達したな
らば、そこでサンプルディスク部102を停止させず、
そのままこのサンプル容器収容部分が吸引位置Pを素通
りしてしまうように位置決め送りモータ141の作動を
制御するのが好ましい。
次に、遠心分離用モータ115の駆動軸11Bとカップ
保持ディスク117との連結構造について、この部分を
詳しく示す第14図も参照して説明する。
駆動軸ll6にはテーパ部220が形成され、そしてカ
ップ保持ディスク117の回転軸118の中央円孔周壁
下端にも、テーパ部221が形威されている。
カップ保持ディスク117の取付けに際して、その回転
軸118は駆動軸11Bに上方側から嵌合される。
そして駆動軸116の先端部に形威された雄ねじ222
にナット223を螺合させ、締め付けることにより、カ
ップ保持ディスク117と駆動軸11Bとが一体的に固
定される。このとき駆動軸116に対するカップ保持デ
ィスク117の上下方向相対位置は、テーバ部221が
テーバ部220に面接触することによって規定される。
なお、カップ保持ディスク117と駆動軸H6とを上述
のように分解可能としておくことは、遠心分離部104
の清掃、保守点検等のために必要不可欠である。
ここで、ある遠心分離用カップ103に収容された被検
査液の分析結果を、他のカップ103に収容された被検
査液の分析結果と取り違えることが無いように、各カッ
プ受け119には固有の番号(図示せず)が与えられて
おり、そしてカップ保持ディスク117は駆動軸116
に対して、その周方向に位置決めして固定されなければ
ならない。この位置決めのために、駆動軸116には円
板状部分224が形成され、この部分224の回転軸1
18側の面には、第1の係合部としての円柱状ピン22
5と、第2の係合部としての円形のビン穴226が形成
されている。これらのピン225とピン穴226は、駆
動軸11Bの軸芯D周りの共通円周上において、互いに
180°Mして設けられている。一方回転軸118の下
面には、第1の被係合部としての円形のピン穴227と
、第2の彼係合部としての円柱状ピン228が形成され
ている。このピン穴227は上記ピン225と緊密に係
合する形状とされ、またピン228も上記ビン穴226
と緊密に係合する形状とされている。またこれらのピン
穴227とピン228は、それぞれがピン225、ピン
穴226と係合したときに、カップ保持ディスク117
が駆動軸116に対してその周方向所定位置に設定され
る位置に設けられている。
上記のようにピン穴227とビン228がそれぞれピン
225、ピン穴226に係合しなければ、カップ保持デ
ィスク117はそのテーパ部221がテーパ部220に
面接触する所定位置まで下降し得ない。つまりその場合
は、駆動軸11Gの雄ねじ222が、ナット223を締
結可能な長さ突出しないから、カップ保持ディスク11
7の駆動軸116に対する相対位置が不正になっている
ことが明瞭に分かる。上記相対位置が180°ずれてい
る場合でも、ピン225とピン228どうしが当たる状
態となるから、カップ保持ディスク117を正しくセッ
トすることはできない。
駆動軸llB自身に関しては、180゜離れた位置にピ
ン225とビン穴22Bが設けられているので、軸芯D
を中心とした重量バランスは取れていない。
これはカップ保持ディスク117の回転軸1{8に関し
ても同様である。しかし駆動軸11Bと回転IToll
8とが著しく比重の異なる材料で形成されていない限り
、ピン225 、228とピン穴22B 、227とが
正しく係合した状態では、上述の重量バランスが取れる
ことになる。
カップ保持ディスク117を駆動軸11Bに対して周方
向に位置規定する構造としては、その他例えば第l5図
に示す構造、さらには第16図に示す構造も適用可能で
ある。第15図の構遣においては、駆動軸116の円板
状部分224に、三角柱状の第1、第2の保合突起23
1 、232が設けられている。これらの突起231 
、232は、駆動軸l16の軸芯Dの周りに180°離
れた状態で、互いに同じ向きに配設されている。そして
カップ保持ディスク117の回転軸118には、上記第
1、第2の係合突起231、232に各々緊密に係合す
る第1、第2の三角形の係合穴233 、234が設け
られている。この構造においても、回転軸118を駆動
軸116に対して第15図図示の周方向位置に設定した
ときだけ、保合突起231 , 232がそれぞれ係合
穴233 、234と係合する。
第16図の構造においては、駆動軸116の円板状部分
224に、円柱状の第1、第2の係合ピン24l,24
2が設けられている。これらの係合ピン241、242
は、外径が僅かながら互いに異なるものとされ、駆動軸
116の軸芯Dの周りに1110 ”離れた状態で配設
されている。そしてカップ保持ディスク117の回転軸
ttgには、上記第1、第2の保合ピン241 , 2
42に各々緊密に係合する第1、第2のピン穴243 
、244が設けられている。この構造においては、太い
方の第2の保合ピン242が小径の第1のビン穴243
内に進入し得ない。したがってこの構造においても、回
転軸11gを駆動軸116に対して第16図図示の周方
向位置に設定したときだけ、保合ビン241 、242
が各々ピン穴243 、244と係合する。
なお第14図図示の構造において、テーパ部220とテ
ーバ部221とを面接触させるためには、ピン225 
、228の先端面とビン穴22B 、227の底面との
間に、若干の空間が生じるようにする必要がある。こう
して形成される2つの空間は、第14図図示の構造にお
いては軸芯Dに関して点対称であるので、前述の重量バ
ランスを取る上で特に問題を生じることはない。
しかし第15図および第16図の構造においては、上述
のようにして形成される2つの空間が軸芯Dに関して点
対称とはならない。このことに起因する重量アンバラン
スは、2つの係合部の軸芯Dからの距離を調整すること
により補償可能である。
すなわち第15図の構造においては、係合突起23l1
232をそれぞれの重心が軸芯Dから互いに等距離の位
置に来るように配置すればよい。一方第16図の構造に
おいては、比較的小径の第1の係合ピン241および係
合穴243の中心を、比較的大径の第2の係合ビン24
2および係合穴244の中心と比べて、より輔芯Dに近
い位置に設定すればよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明の被検査液収容装置にお
いては、サンプルディスク部の上側ディスクに、比較的
大径で浅い第1のサンプル容器を受容するカップ状の部
分を設け、このカップ状部分の底部に、比較的小径で深
い第2のサンプル容器を通過させる貫通孔を設けるとと
もに、サンプルディスク部の下側ディスクには、第2の
サンプル容器の底部を受ける容器受け部を形成したので
、必要に応して第1、第2のサンプル容器のどちらをも
収容可能となっている。したがって本装置によれば、第
1、第2のサンプル容器がいかなる割合で被検査液の分
析に供されても、サンプルディスク部の容器収容部を最
大限有効に活用して、分析を能率良く行なうことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による被検査液収容装置の側
断面図、 第2図は上記被検査液収容装置を備えた生化学分析装置
の斜視図、 第3図は上記生化学分析装置の要部の平面図、第4図は
第3図のx−x’線断面図、 第5図は上記被検査液収容装置のサンプルディスク部を
詳しく示す側断面図、 第6図は上記被検査液収容装置の遠心分離部の駆動力伝
達機構を示す平面図、 第7図は上記遠心分離部の上蓋を示す平面図、第8図は
、バーコードの向きを指示する指標が設けられたサンプ
ルディスク部上面を示す平面図、第9図と第lO図は、
サンプルディスク部に設けられる指標の別の例を示す平
面図、 第i1図はサンプルディスク部検出手段の一例を示す側
面図、 第12図はサンプルディスク部検出手段の別の例を示す
側面図、 第13図(1)、(2lおよび(3)は、第12図のサ
ンプルディスク部検出手段の出力信号波形を示す概略図
、第14図は、上記遠心分離部の回転軸と駆動軸の連結
機構の一例を示す一部破断側面図、第15図と第i6図
は、上記連結機構の別の例を示す平面図である。 1・・・生化学分析装置  3・・・長尺テストフイル
ム5・・・吸引点着手段   100・・・被検査液収
容装置101・・・サンプルカップ 101 A・・・
採血管102・・・サンプルディスク部 103・・・遠心分離用カップ  104・・・遠心分
離部115・・・遠心分離用モータ  116・・・駆
動軸117・・・カップ保持ディスク 118・・・回
転軸119・・・カップ受け 12g・・・サンプルディスク支持板 129・・・上側ディスク    130・・・下側デ
ィスク131・・・ステ−       132・・・
カップ状部分132A・・・カップ状部分底部 133
・・・貫通孔134・・・容器受け部 140 、143 、145 、14B・・・歯 車1
41・・・位置決め送リモータ 144・・・制御回路
i60・・・上 蓋     160A・・・上蓋上面
181・・・上蓋の開口   162・・・軸組付部1
63・・・上蓋端面    184・・・軸受穴165
・・・切込部     173・・・保持軸175・・
・カラ一部    180・・・バーコードラベル18
1・・・バーコード 182 、215・・・バーコードリーダー183 、
185 、18B・・・指 標184 A, 184 
B・・・盛上げ部204・・・発光器     205
・・・受光器210・・・磁片      211・・
・磁気センサ225 、22g 、241 , 242
・・・係合ピン226 、227 、243 、244
・・・ピン穴231 , 232・・・係合突起  2
33 、234・・・係合穴D・・・駆動軸軸芯   
 P・・・吸引位置第 2 図 第 3 図 X゛」 第 5 図 第 6 図 第 7 図 第 11 図 第 12 図 第 13 図 !!− t3 時間 第 8 図 第 9 図 第10 図 第 14 図 D 第 15 図 第 16 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被検査液を吸引点着手段により吸引した後被検査体に点
    着して、この被検査液の成分を測定する生化学分析装置
    において、前記被検査液を収容して前記吸引点着手段に
    よる吸引位置に供給する被検査液収容装置であって、 前記被検査液を収容した複数のサンプル容器を、立てた
    状態で円周上に並べて保持するサンプルディスク部と、 このサンプルディスク部を前記円周の中心を軸に所定角
    度ずつ回転移動させて、前記複数のサンプル容器を順次
    前記吸引位置に配置する位置決め送り手段とを備えると
    ともに、 前記サンプルディスク部が、互いに上下に離して略水平
    に配された上側ディスクと下側ディスクとを有し、 前記上側ディスクには、比較的大径で浅い第1のサンプ
    ル容器を受容して保持するカップ状の部分が設けられ、 このカップ状の部分の底部に、比較的小径で深い第2の
    サンプル容器を通過させる貫通孔が設けられ、 前記下側ディスクには、前記第2のサンプル容器の底部
    を下側から受けて保持する容器受け部が形成されている
    ことを特徴とする被検査液収容装置。
JP16016889A 1989-06-22 1989-06-22 被検査液収容装置 Pending JPH0324459A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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