JPH0323184A - 建築構造物及び乗客輸送設備用乗り物並びに乗客輸送設備の蓮行方法 - Google Patents
建築構造物及び乗客輸送設備用乗り物並びに乗客輸送設備の蓮行方法Info
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- JPH0323184A JPH0323184A JP2064240A JP6424090A JPH0323184A JP H0323184 A JPH0323184 A JP H0323184A JP 2064240 A JP2064240 A JP 2064240A JP 6424090 A JP6424090 A JP 6424090A JP H0323184 A JPH0323184 A JP H0323184A
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Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は乗客を上下方向に離れた地点に大量に輸送する
のに好適な乗客輸送設備及びそれに用いる乗り物並びに
乗客輸送設備の運行方法に関する。
のに好適な乗客輸送設備及びそれに用いる乗り物並びに
乗客輸送設備の運行方法に関する。
一般に、人員を上下方向に大量に輸送する設備として例
えば特開昭59−153773号公報や特開昭61−1
88384号公報に示すように,エレベーター装置を用
い、しかも乗かごのかご室を上下2段に構成したものが
ある. また、乗客を乗せたままの自走式乗かごを一方の昇降路
から別の昇降路へ移動させて昇降させたものも特開昭5
8 − 220068号公報に記載されている。
えば特開昭59−153773号公報や特開昭61−1
88384号公報に示すように,エレベーター装置を用
い、しかも乗かごのかご室を上下2段に構成したものが
ある. また、乗客を乗せたままの自走式乗かごを一方の昇降路
から別の昇降路へ移動させて昇降させたものも特開昭5
8 − 220068号公報に記載されている。
上記構成のエレベーター装置は,乗かとを昇降路内に停
止させた状態で乗客の乗降を行わせるために,乗客の流
れは断続的になっていた。特に、かご室の定員数の大き
い大量輸送用では,かご室への乗客の乗降時間のほうが
、乗かごの昇降時間よりも長くなるために、乗かごの昇
降速度を上げたとしても、乗客をかご室に乗込ませてか
ら目的地点で降ろすために要する時間はさほど短くなら
ず、かご室への乗降部はいつも混雑している。
止させた状態で乗客の乗降を行わせるために,乗客の流
れは断続的になっていた。特に、かご室の定員数の大き
い大量輸送用では,かご室への乗客の乗降時間のほうが
、乗かごの昇降時間よりも長くなるために、乗かごの昇
降速度を上げたとしても、乗客をかご室に乗込ませてか
ら目的地点で降ろすために要する時間はさほど短くなら
ず、かご室への乗降部はいつも混雑している。
以上のように、上記従来技術は、大量の乗客を1回だけ
高速で輸送するのには適しているが、連続的に輸送する
点についての配慮はされておらず、このため、一定時間
内に輸送できる人員,即ち輸送能力に限界があった。
高速で輸送するのには適しているが、連続的に輸送する
点についての配慮はされておらず、このため、一定時間
内に輸送できる人員,即ち輸送能力に限界があった。
本発明の目的は、上下方向に離れた地点への人員の輸送
を大量に効率よく輸送できる乗客輸送設備を提供するこ
とにある. 本発明の別の目的は乗客が乗り物へ乗降中であっても別
の乗り物の昇降が可能な乗客輸送設備並びに運行方法を
提供することにある. 本発明のさらに別の目的は、乗り物を昇降させる昇降路
を増すことなく輸送能力を向上し得る乗客輸送設備を提
供することにある。
を大量に効率よく輸送できる乗客輸送設備を提供するこ
とにある. 本発明の別の目的は乗客が乗り物へ乗降中であっても別
の乗り物の昇降が可能な乗客輸送設備並びに運行方法を
提供することにある. 本発明のさらに別の目的は、乗り物を昇降させる昇降路
を増すことなく輸送能力を向上し得る乗客輸送設備を提
供することにある。
本発明のある一面においては,昇降路内の乗り物を案内
して乗客の乗降を行わせる乗降部を前記昇降路に連通し
て設けたものである。
して乗客の乗降を行わせる乗降部を前記昇降路に連通し
て設けたものである。
上記乗り物は、保持体によって前記昇降路内を昇降し,
乗降部へは前記保持体から離脱して移動するように構成
することもできる。
乗降部へは前記保持体から離脱して移動するように構成
することもできる。
また、前記乗降部で待機中の乗り物内へ乗客が乗降中に
別の乗り物を昇降路内に昇降させるようにする運行方法
を採りえる. 〔作用〕 上記構成の乗客輸送設備は、乗り物への乗客の乗降を昇
降路とは別の乗降部で行うことができるので、乗客の乗
り物への乗降中に昇降路を塞ぐことはない.したがって
乗降部で乗客が乗り物に乗降中に前記昇降路内に別の乗
り物を昇降させることができる。このように、昇降路を
乗り物の昇降のみに専用化できるので、乗客の輸送能力
を向上することができる。
別の乗り物を昇降路内に昇降させるようにする運行方法
を採りえる. 〔作用〕 上記構成の乗客輸送設備は、乗り物への乗客の乗降を昇
降路とは別の乗降部で行うことができるので、乗客の乗
り物への乗降中に昇降路を塞ぐことはない.したがって
乗降部で乗客が乗り物に乗降中に前記昇降路内に別の乗
り物を昇降させることができる。このように、昇降路を
乗り物の昇降のみに専用化できるので、乗客の輸送能力
を向上することができる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図について説明
する。ここに示す実施例は、地表1と地下空間2との間
を上下に結ぶ乗客輸送設備である。
する。ここに示す実施例は、地表1と地下空間2との間
を上下に結ぶ乗客輸送設備である。
具体的には、地表1の建物3の特定階の一部あるいは全
部と,例えば地下鉄の列車4への乗降のための乗場5と
を上下方向に接続する昇降路6が設けられている。この
昇降路6の上端部には上下2段の上部乗降部7(7A〜
7D)が水平方向に複数連通しており、下端部にも同様
に上下2段となる下部乗降部8(8A〜8D)が水平方
向に複数連通している.前記上部乗降部7及び前記下部
乗降部8の夫々は、後述する乗り物17A−170の移
動通路9と前記乗り物17A〜17Dの床とほぼ同じ高
さのプラットホーム部10からなり(第3図),これら
移動通路9とプラットホーム10とは出入口11によっ
て通連している。この出入口11は、単に開口したまま
でもよく、またドアなどのシャッターを設けてもよい。
部と,例えば地下鉄の列車4への乗降のための乗場5と
を上下方向に接続する昇降路6が設けられている。この
昇降路6の上端部には上下2段の上部乗降部7(7A〜
7D)が水平方向に複数連通しており、下端部にも同様
に上下2段となる下部乗降部8(8A〜8D)が水平方
向に複数連通している.前記上部乗降部7及び前記下部
乗降部8の夫々は、後述する乗り物17A−170の移
動通路9と前記乗り物17A〜17Dの床とほぼ同じ高
さのプラットホーム部10からなり(第3図),これら
移動通路9とプラットホーム10とは出入口11によっ
て通連している。この出入口11は、単に開口したまま
でもよく、またドアなどのシャッターを設けてもよい。
前記昇降路6の上端部より上方には機械室が形或され,
この機械室内に電動機l2が設置され、この電動機12
により直接あるいは減速機構を介して回転脂動される綱
車13が並設されている。この綱車13にロープl4を
巻掛け、その両端を前記昇降路6内に吊下げている。こ
のロープ14の両端には,保持体である昇降枠15(1
5A,15B)が夫々連結されている.この昇降枠15
A,15Bは夫々上下2段の床16A,16Bを有し、
この上下2段の床16A,16Bの間隔は前記2段の乗
降部7.8と同じ間隔に構成されている。この昇降枠1
5A,15Bは昇降路6内に設置されたガイドレール6
Gに案内されて昇降し、かつ前記2段の床16A,16
Bには図示は省略するも夫夫前記乗り物17A−17D
の水平方向からの乗込みを案内する案内装置が設けられ
ている。この案内装置は、前記乗降部7,8の移動通路
9と同形状の通路であってもよく、特別に誘導柵や案内
レールを設けてもよい。また、前記乗り物17A〜17
Dは車輪によって移動可能に構成されており、夫々には
ストツパ18が床下から下向きに突出している.こめス
トツパ18は、前記乗降部7A〜7Dの移動通路9の定
位置に設けられた位置決めストツパ19及び昇降枠15
A.15B各床16A,16Bに設けられた連結ストツ
バ20に係合するように構威されている. 上記構成において、例えば地表1から地下空間1へ行く
場合、乗客は上部乗降部7の上段部あるいは下段部のプ
ラットホームlOに行き、出入口11がら空いている乗
り物17Aに乗込む。乗客が乗込んだ乗り物17Aは乗
客が定員になり次第あるいは定員に満たなくても所定時
間になり次第、ドアを閉じる。前記上部乗降部7での乗
降と同時に、下部乗降部8でも乗り物17Aへの乗客の
乗降が行われている。この各乗降部7,8での乗客の乗
降中に昇降路6内には乗客を乗せた別の乗り物17Bを
保持した昇降枠15A,15Bが上下に昇降中であった
り、あるいは着床した昇降枠15Aから第2図の矢印a
で示すように、乗り物17Bを上部乗降部7Bに移動さ
せている.そして,乗客を乗せて待機する乗り物17A
は、昇降枠15A.15Bが着床し,運搬されてきた乗
り物17Bが乗降部7,8に移動完了した後、乗客を乗
せた待機中の乗り物17Aのストツパl8と移動通路9
上の位置決めストツパ19との係合が解かれ、矢印bで
示すように乗り物17Aは移動する客室17Dとなって
昇降枠15A側に入る.その後,昇降枠15Aの床16
B上に設けた連結ストツパ20に乗り物側のストツパ1
8を係合して固定され、乗り物17Dは昇降する乗り物
17Bとなる。昇降路6の上下端部において昇降枠15
A,15Bへの乗り物17Bの乗込みが完了したなら、
電動機12を駆動して両昇降枠15A,15Bを昇降さ
せる。
この機械室内に電動機l2が設置され、この電動機12
により直接あるいは減速機構を介して回転脂動される綱
車13が並設されている。この綱車13にロープl4を
巻掛け、その両端を前記昇降路6内に吊下げている。こ
のロープ14の両端には,保持体である昇降枠15(1
5A,15B)が夫々連結されている.この昇降枠15
A,15Bは夫々上下2段の床16A,16Bを有し、
この上下2段の床16A,16Bの間隔は前記2段の乗
降部7.8と同じ間隔に構成されている。この昇降枠1
5A,15Bは昇降路6内に設置されたガイドレール6
Gに案内されて昇降し、かつ前記2段の床16A,16
Bには図示は省略するも夫夫前記乗り物17A−17D
の水平方向からの乗込みを案内する案内装置が設けられ
ている。この案内装置は、前記乗降部7,8の移動通路
9と同形状の通路であってもよく、特別に誘導柵や案内
レールを設けてもよい。また、前記乗り物17A〜17
Dは車輪によって移動可能に構成されており、夫々には
ストツパ18が床下から下向きに突出している.こめス
トツパ18は、前記乗降部7A〜7Dの移動通路9の定
位置に設けられた位置決めストツパ19及び昇降枠15
A.15B各床16A,16Bに設けられた連結ストツ
バ20に係合するように構威されている. 上記構成において、例えば地表1から地下空間1へ行く
場合、乗客は上部乗降部7の上段部あるいは下段部のプ
ラットホームlOに行き、出入口11がら空いている乗
り物17Aに乗込む。乗客が乗込んだ乗り物17Aは乗
客が定員になり次第あるいは定員に満たなくても所定時
間になり次第、ドアを閉じる。前記上部乗降部7での乗
降と同時に、下部乗降部8でも乗り物17Aへの乗客の
乗降が行われている。この各乗降部7,8での乗客の乗
降中に昇降路6内には乗客を乗せた別の乗り物17Bを
保持した昇降枠15A,15Bが上下に昇降中であった
り、あるいは着床した昇降枠15Aから第2図の矢印a
で示すように、乗り物17Bを上部乗降部7Bに移動さ
せている.そして,乗客を乗せて待機する乗り物17A
は、昇降枠15A.15Bが着床し,運搬されてきた乗
り物17Bが乗降部7,8に移動完了した後、乗客を乗
せた待機中の乗り物17Aのストツパl8と移動通路9
上の位置決めストツパ19との係合が解かれ、矢印bで
示すように乗り物17Aは移動する客室17Dとなって
昇降枠15A側に入る.その後,昇降枠15Aの床16
B上に設けた連結ストツパ20に乗り物側のストツパ1
8を係合して固定され、乗り物17Dは昇降する乗り物
17Bとなる。昇降路6の上下端部において昇降枠15
A,15Bへの乗り物17Bの乗込みが完了したなら、
電動機12を駆動して両昇降枠15A,15Bを昇降さ
せる。
上記のような昇降枠15A,15B及び乗り物17A〜
17Dの移動を繰返して乗客の輸送を行うのである。
17Dの移動を繰返して乗客の輸送を行うのである。
尚、乗り物17Aへの乗客の乗降は、第3図に示すよう
に,移動通路9の両側に夫々プラットホーム10を設け
、降客は矢印C方向へ案内し、降客終了後に矢印d方向
から乗客させるようにすることにより、乗客部の混雑を
なくすことができる。
に,移動通路9の両側に夫々プラットホーム10を設け
、降客は矢印C方向へ案内し、降客終了後に矢印d方向
から乗客させるようにすることにより、乗客部の混雑を
なくすことができる。
本実施例によれば、乗客の乗り物17Aへの乗降場所が
昇降路6とは離れた場所となるので、乗客が乗り物に乗
降中であったも昇降路6内を別の乗り物を乗せた昇降枠
15A,15Bを昇降させることができる6そのため、
昇降′l&6内に常に乗り物を運行させることができる
ので、その分輸送能力を向上することができる 上記実施例は、1つの昇降路6に2段に構威された昇降
枠15A,15Bをつるべ式に吊下げたものであるが、
昇降路6を2つ並設して夫々単独に昇降枠15A,15
Bを昇降させるようにしてもよく、また昇降枠15A,
15Bも2段に限定されるものではなく、1段あるいは
3段以上に構威してもよい. 尚、第2図中.6Bは昇降路6の底部に設けた緩衝器で
ある. また、上記実施例は2段の昇降枠15A,15Bに夫々
乗り物17Bを2段に乗込ませて昇降させたものである
が、運転時間によっては乗客の少ない時間帯がある.こ
のような場合には,昇降枠15A,15Bの2段のうち
、1段を利用してlつの乗り物17Bの昇降を行わせる
ことができる。
昇降路6とは離れた場所となるので、乗客が乗り物に乗
降中であったも昇降路6内を別の乗り物を乗せた昇降枠
15A,15Bを昇降させることができる6そのため、
昇降′l&6内に常に乗り物を運行させることができる
ので、その分輸送能力を向上することができる 上記実施例は、1つの昇降路6に2段に構威された昇降
枠15A,15Bをつるべ式に吊下げたものであるが、
昇降路6を2つ並設して夫々単独に昇降枠15A,15
Bを昇降させるようにしてもよく、また昇降枠15A,
15Bも2段に限定されるものではなく、1段あるいは
3段以上に構威してもよい. 尚、第2図中.6Bは昇降路6の底部に設けた緩衝器で
ある. また、上記実施例は2段の昇降枠15A,15Bに夫々
乗り物17Bを2段に乗込ませて昇降させたものである
が、運転時間によっては乗客の少ない時間帯がある.こ
のような場合には,昇降枠15A,15Bの2段のうち
、1段を利用してlつの乗り物17Bの昇降を行わせる
ことができる。
この場合,第2図に示すように,昇降枠15Aへの乗り
物17B,17Dの乗降は、下段の上部乗降部7B側に
昇降枠15Aの下段の乗り物17Bを降すと同時に、上
段の上部乗降部7Cから乗り物17Dを昇降枠15Aの
上段に乗込ませることにより、さらに運転時間を短ぬる
ことができる。
物17B,17Dの乗降は、下段の上部乗降部7B側に
昇降枠15Aの下段の乗り物17Bを降すと同時に、上
段の上部乗降部7Cから乗り物17Dを昇降枠15Aの
上段に乗込ませることにより、さらに運転時間を短ぬる
ことができる。
このほか、上記実施例は、地表1と地下空間2との間の
人員を輸送する設備であるが、地上1と建物3の最上層
階との間の人員を輸送するのにも適用できるのは勿論の
ことである。
人員を輸送する設備であるが、地上1と建物3の最上層
階との間の人員を輸送するのにも適用できるのは勿論の
ことである。
このように、上下方向に昇降区間が長く、途中に停止階
がない場合には,昇降枠15A,15Bが昇降路6を昇
降中に異常が発生した場合、上部及び下部乗降部7.8
まで移動させることは不可能である.そのような場合レ
こは,昇降路6の中間に、昇降枠15A,15Bの段数
に応じた段数の退避ヤード21 (21A〜21D)を
複数設ければよい.そして、前記退避ヤード21は奥行
きを長くすることにより,乗り物17Aの予備や一時格
納用の保管場所として用いることができる。さらに保管
場所として用いた退避ヤード21C,21Dの奥に第2
図に示すように、作業空間22を連通させることにより
、別の乗り物17Bの昇降を止めることなく、乗り物1
7Aの簡単な点検や補修を行うことができる.一方、前
記退避ヤード21A,21Bに例えば避難路23を連通
しておけば、非常時に避難した乗り物17A内の乗客を
安全な場合に誘導することができる。
がない場合には,昇降枠15A,15Bが昇降路6を昇
降中に異常が発生した場合、上部及び下部乗降部7.8
まで移動させることは不可能である.そのような場合レ
こは,昇降路6の中間に、昇降枠15A,15Bの段数
に応じた段数の退避ヤード21 (21A〜21D)を
複数設ければよい.そして、前記退避ヤード21は奥行
きを長くすることにより,乗り物17Aの予備や一時格
納用の保管場所として用いることができる。さらに保管
場所として用いた退避ヤード21C,21Dの奥に第2
図に示すように、作業空間22を連通させることにより
、別の乗り物17Bの昇降を止めることなく、乗り物1
7Aの簡単な点検や補修を行うことができる.一方、前
記退避ヤード21A,21Bに例えば避難路23を連通
しておけば、非常時に避難した乗り物17A内の乗客を
安全な場合に誘導することができる。
次に、第5図及び第6図について他の乗客輸送設備の実
施例を説明する。この実施例の場合は、昇降路24.2
5を間隔をあけて2本形成し、この2本の昇降路24.
25の上下端部を上部乗降部26及び下部乗降部27で
連通し,また昇降路24.25の中間部を連通路28で
接続したのである.そして、前記上部乗降部26と下部
乗降部27とは夫々端部乗降部26E及び27Eと中間
乗降部26M,27Mを備えている。その中の中間乗降
部26M,27M及び必要に応じて連通路28は夫々両
端に前記昇降路24,25に連通する出入口通路29A
,29Bと、この出入口通路29A,29Bの間に設け
た複数の通路30A〜30Cを備えている。いずれの乗
降部26.27も,第2図に示すように、乗り物が移動
する移動通路9とプラットホーム10とが形或されてい
る。
施例を説明する。この実施例の場合は、昇降路24.2
5を間隔をあけて2本形成し、この2本の昇降路24.
25の上下端部を上部乗降部26及び下部乗降部27で
連通し,また昇降路24.25の中間部を連通路28で
接続したのである.そして、前記上部乗降部26と下部
乗降部27とは夫々端部乗降部26E及び27Eと中間
乗降部26M,27Mを備えている。その中の中間乗降
部26M,27M及び必要に応じて連通路28は夫々両
端に前記昇降路24,25に連通する出入口通路29A
,29Bと、この出入口通路29A,29Bの間に設け
た複数の通路30A〜30Cを備えている。いずれの乗
降部26.27も,第2図に示すように、乗り物が移動
する移動通路9とプラットホーム10とが形或されてい
る。
尚、前記連通路28においても乗客の乗降を行う必要が
あるときには、第3図と同じようにプラットホーム10
を設けておけばよい。上記構戊において、前記2本の昇
降路24.25内に夫々昇降枠31,32を昇降させる
のであるが、この昇降枠31.32は図示のように、l
昇降路当り1つの昇降枠を昇降させるようにしてもよく
,また前記実施例のように1昇降路当り2つの昇降枠を
昇降させるようにしてもよい。そして、前記各昇降路2
4.25を昇降する昇降枠31.32に対する乗り物3
3の運行は、第2図で説明した運行とほぼ同じように、
上部乗降部26及び下部乗降部27で乗客が乗り物33
に乗降している間に、既に乗客を乗せた別の乗り物33
を昇降枠31,32によって昇降されるようにすること
により、効率よい人員の輸送を行うことができる.尚、
上記2本の昇降路24.25の間を連通ずる中間乗降部
26M,27M及び必要に応じて連通路28は、前述し
た第6図に示すように複数の通路30A〜30Cを有す
るので,例えば昇降路24内を上昇してきた乗り物33
を中間乗降部26Mに移動させ、矢印eで示すように通
路30A側に案内して乗客を乗降させ,その通路30A
上に他の乗り物33がなく、反対側の昇降路25に昇降
枠32が待機している場合は、矢印fで示すように、そ
のまま出入口通路29Bから乗込ませて下降させること
ができる.また、2本の昇降路24.25を同時に同方
向に乗り物33が上昇してきて同じ中間乗降部26Mに
案内される場合には,例えば、一方側の乗り物33を、
通路30Aを利用して矢印e ” fように案内し、他
方の乗り物33を、通路30Cを利用して矢印g−hの
ように案内することにより,多数の乗り物33の運行を
円滑に行わせることができる.このほか,通路30A,
30Bが塞がっている場合で,両方の出入口通路29A
,29Bから夫々乗り物33が移動してきた場合には,
例えば空いている通路30Bに夫々破線矢印1sJ方向
に案内して乗降を行わせ、その後破線矢印k,1方向に
移動させて元の出入口通路29A,29Bに戻すように
すれば、各乗り物33の運行を円滑に行うことができる
. 第7図,第8図は昇降路に対する乗降部の配置を示すも
ので、第7図は昇降路34内に2つの昇降枠35A,3
5Bを昇降させるように構成したもので、夫々の昇降枠
35A,35Bの停止位置の三方に対向して乗り物の待
機場36A〜36C,36D〜36Fを設け,各待機場
36A〜36Fに隣接してプラットホーム37を数け,
乗り物38の昇降枠35A,35Bへの乗降と、乗客の
客室38への乗降とを夫々並行して行わせるのである.
乗り物38の平面的な移動は、図中矢印で示すように行
われるので,自由な運行スケジュールを組むことができ
る.尚、昇降路34内に、1つの昇降枠を昇降させるよ
うにしてもよく、その場合には昇降枠の停止位置の四方
をすべて乗り物の待機場としてもよい.また、第8図は
、1本の昇降路34内に、1つの昇降枠39を昇降させ
ると共に、前記昇降路34を挟むように乗り物38の移
動通路40A,40Bを設けたもので、前記昇降枠39
は平面的に2つの乗り物38が載る大きさを有し、前記
移動通路40A,40Bは平面的にU字状に構成されて
いる.このため、昇降枠39が移動通路40A,40B
と対向する位置に停止したときに、乗り物38のすべて
を矢印方向に移動させれば、昇降枠39内の乗り物38
は夫々移動通路40A,40Bに入り、移動通路40A
,40B内の乗り物38は夫々昇降枠39に入る.そし
て,昇降枠39の昇降中に前記移動通路40A,40B
内に停止している乗り物38に対して乗客の乗降を行わ
せるのである。
あるときには、第3図と同じようにプラットホーム10
を設けておけばよい。上記構戊において、前記2本の昇
降路24.25内に夫々昇降枠31,32を昇降させる
のであるが、この昇降枠31.32は図示のように、l
昇降路当り1つの昇降枠を昇降させるようにしてもよく
,また前記実施例のように1昇降路当り2つの昇降枠を
昇降させるようにしてもよい。そして、前記各昇降路2
4.25を昇降する昇降枠31.32に対する乗り物3
3の運行は、第2図で説明した運行とほぼ同じように、
上部乗降部26及び下部乗降部27で乗客が乗り物33
に乗降している間に、既に乗客を乗せた別の乗り物33
を昇降枠31,32によって昇降されるようにすること
により、効率よい人員の輸送を行うことができる.尚、
上記2本の昇降路24.25の間を連通ずる中間乗降部
26M,27M及び必要に応じて連通路28は、前述し
た第6図に示すように複数の通路30A〜30Cを有す
るので,例えば昇降路24内を上昇してきた乗り物33
を中間乗降部26Mに移動させ、矢印eで示すように通
路30A側に案内して乗客を乗降させ,その通路30A
上に他の乗り物33がなく、反対側の昇降路25に昇降
枠32が待機している場合は、矢印fで示すように、そ
のまま出入口通路29Bから乗込ませて下降させること
ができる.また、2本の昇降路24.25を同時に同方
向に乗り物33が上昇してきて同じ中間乗降部26Mに
案内される場合には,例えば、一方側の乗り物33を、
通路30Aを利用して矢印e ” fように案内し、他
方の乗り物33を、通路30Cを利用して矢印g−hの
ように案内することにより,多数の乗り物33の運行を
円滑に行わせることができる.このほか,通路30A,
30Bが塞がっている場合で,両方の出入口通路29A
,29Bから夫々乗り物33が移動してきた場合には,
例えば空いている通路30Bに夫々破線矢印1sJ方向
に案内して乗降を行わせ、その後破線矢印k,1方向に
移動させて元の出入口通路29A,29Bに戻すように
すれば、各乗り物33の運行を円滑に行うことができる
. 第7図,第8図は昇降路に対する乗降部の配置を示すも
ので、第7図は昇降路34内に2つの昇降枠35A,3
5Bを昇降させるように構成したもので、夫々の昇降枠
35A,35Bの停止位置の三方に対向して乗り物の待
機場36A〜36C,36D〜36Fを設け,各待機場
36A〜36Fに隣接してプラットホーム37を数け,
乗り物38の昇降枠35A,35Bへの乗降と、乗客の
客室38への乗降とを夫々並行して行わせるのである.
乗り物38の平面的な移動は、図中矢印で示すように行
われるので,自由な運行スケジュールを組むことができ
る.尚、昇降路34内に、1つの昇降枠を昇降させるよ
うにしてもよく、その場合には昇降枠の停止位置の四方
をすべて乗り物の待機場としてもよい.また、第8図は
、1本の昇降路34内に、1つの昇降枠39を昇降させ
ると共に、前記昇降路34を挟むように乗り物38の移
動通路40A,40Bを設けたもので、前記昇降枠39
は平面的に2つの乗り物38が載る大きさを有し、前記
移動通路40A,40Bは平面的にU字状に構成されて
いる.このため、昇降枠39が移動通路40A,40B
と対向する位置に停止したときに、乗り物38のすべて
を矢印方向に移動させれば、昇降枠39内の乗り物38
は夫々移動通路40A,40Bに入り、移動通路40A
,40B内の乗り物38は夫々昇降枠39に入る.そし
て,昇降枠39の昇降中に前記移動通路40A,40B
内に停止している乗り物38に対して乗客の乗降を行わ
せるのである。
第9図〜第11図は乗り物38を水平方向に駆動する装
置の例を示し、第9図は乗り物38をリニアモータで駆
動するもので、乗り物38の走行床41上及び昇降枠の
床上にリアクションプレート42Bを敷設し、このリア
クションプレート42Bに対向する乗り物38の床下に
磁極42Aを設けたものである.第10図は、乗り物3
8の移動する走行床4l上に例えば走行方向に移動する
チェン44を設け,乗り物38側にはチェン把持装I4
3を設け、チェン把持装置43のチェン44の把持及び
解放により乗り物38の移動及び停止を行わせるように
したものである.さらに、第■1図は乗り物38に駆動
モータ45を備え、この駆動モータ45により車軸を駆
動して走行するものである.上記乗り物38の駆動装置
は一例を示したものにすぎず、これらのものに特定され
るものではなく、公知の駆動あるいは移動装置を用いて
も差支えない. 次に、第12図及び第13図にもとづいて乗り物の運行
の一例を説明する.いずれも複数の乗り物の出発優先順
位の選定フローチャートであり、第l2図は昇降枠到着
(A)一乗り物を乗降部に移動(B)一出発待ちの乗り
物が複数台あるかどうか判定(Cl一複数台ないときは
選定した乗り物を昇降枠に乗せ出発[G,H.Il .
複数台あるときは満員の乗り物を選定CD]一満員の乗
り物が複数台あるときは待ち時間の長い乗り物を選定(
E,F)一選定した乗り物を昇降枠に載せて出発(H,
I)するもので、満員になって待ち時間の長い乗り物か
ら優先して出発させるようにしたので、乗客混雑時の輸
送効率を上げることができる。
置の例を示し、第9図は乗り物38をリニアモータで駆
動するもので、乗り物38の走行床41上及び昇降枠の
床上にリアクションプレート42Bを敷設し、このリア
クションプレート42Bに対向する乗り物38の床下に
磁極42Aを設けたものである.第10図は、乗り物3
8の移動する走行床4l上に例えば走行方向に移動する
チェン44を設け,乗り物38側にはチェン把持装I4
3を設け、チェン把持装置43のチェン44の把持及び
解放により乗り物38の移動及び停止を行わせるように
したものである.さらに、第■1図は乗り物38に駆動
モータ45を備え、この駆動モータ45により車軸を駆
動して走行するものである.上記乗り物38の駆動装置
は一例を示したものにすぎず、これらのものに特定され
るものではなく、公知の駆動あるいは移動装置を用いて
も差支えない. 次に、第12図及び第13図にもとづいて乗り物の運行
の一例を説明する.いずれも複数の乗り物の出発優先順
位の選定フローチャートであり、第l2図は昇降枠到着
(A)一乗り物を乗降部に移動(B)一出発待ちの乗り
物が複数台あるかどうか判定(Cl一複数台ないときは
選定した乗り物を昇降枠に乗せ出発[G,H.Il .
複数台あるときは満員の乗り物を選定CD]一満員の乗
り物が複数台あるときは待ち時間の長い乗り物を選定(
E,F)一選定した乗り物を昇降枠に載せて出発(H,
I)するもので、満員になって待ち時間の長い乗り物か
ら優先して出発させるようにしたので、乗客混雑時の輸
送効率を上げることができる。
一方、第13図は、(a)〜〔c〕は第12図の〔A〕
〜(C)と同じであるが、出発待ちの乗り物が複数ある
場合に、満員の乗り物の有無を制定し(j)一満員の乗
り物がない場合には待機時間が一定時間経過した乗り物
を選定〔k〕、満員の乗り物がある場合には満員の乗り
物を選定(d)一満員の乗り物が複数台ある場合には待
ち時間の長い乗り物を選定(e,f)一選定した乗り物
を昇降粋に乗せて出発(h,i)、また、出発待ちの乗
り物が複数ない場合には、出発待ちの乗り物を選定して
昇降枠に載せ出発CCo g+ hw l)せさるもの
で、閑散時の輸送効率を上げることができる. ところで、前記実施例は、単に上下方向に離れた地点へ
の輸送能力を向上させる点に着眼したものであるが、他
の交通機関例えば第1図の地下空間においては地下鉄の
列車ダイヤに関連させた運行も必要になってくる.そこ
で、スケジュール運転している列車の乗客を待ち時間が
少なく効率的に輸送し得る乗客輸送設備の運行について
第14図及び第15図について説明する。
〜(C)と同じであるが、出発待ちの乗り物が複数ある
場合に、満員の乗り物の有無を制定し(j)一満員の乗
り物がない場合には待機時間が一定時間経過した乗り物
を選定〔k〕、満員の乗り物がある場合には満員の乗り
物を選定(d)一満員の乗り物が複数台ある場合には待
ち時間の長い乗り物を選定(e,f)一選定した乗り物
を昇降粋に乗せて出発(h,i)、また、出発待ちの乗
り物が複数ない場合には、出発待ちの乗り物を選定して
昇降枠に載せ出発CCo g+ hw l)せさるもの
で、閑散時の輸送効率を上げることができる. ところで、前記実施例は、単に上下方向に離れた地点へ
の輸送能力を向上させる点に着眼したものであるが、他
の交通機関例えば第1図の地下空間においては地下鉄の
列車ダイヤに関連させた運行も必要になってくる.そこ
で、スケジュール運転している列車の乗客を待ち時間が
少なく効率的に輸送し得る乗客輸送設備の運行について
第14図及び第15図について説明する。
まず、第14図において、地表1の建屋3と地下空間2
とを昇降路6で連通し、この昇降路6内に保持体である
昇降枠15を上下方向に昇降できるように設置し、かつ
この昇降枠15にロープ14を結合し、このロープ14
を電動機12によって駆動される綱車13に巻掛けた点
及び前記昇降枠15に乗り物17を乗込めるようにした
点、前記昇降路6に連通し前記乗り物l7を前記昇降枠
15から降して乗客の乗降を行わせる乗降部8を設けた
点,さらに、地下空間2が地下鉄の列車4への乗場5に
連通している点は第1図と同じである。前記列車4は運
転指令室70の運行管理装置71の指令にしたがってス
ケジュール運転されている.前記運行管理装I!71か
ら前記列車4への運転指令は信号線72A,72B及び
信号授受装[14Cを介して伝達される.一方,前記運
行管理装置7lは、データ通信回路74を介して前記昇
降枠l5の昇降を制御する制御装置73に接続されてお
り、列車到着時刻情報や列車行先情報など列車運行に関
する情報が前記制御装置73に伝達される.前記制御装
置73は前記列車運行情報により、列車4の運行に合せ
た昇降枠15の運行を行わせる.次に、上記昇降枠l5
の運行と列車4の運行とを第15図のフローチャートに
したがって説明する.まず、乗客輸送設備を起動し〔■
〕,通常のサービスを開始する.この状態で、運転指令
室70の運行管理装置71から地下鉄の列車運行情報を
制御装置73が受信する〔■〕.この受信時が列車到着
の一定時間前か否かを判断し(In)、一定時間前でな
いときはそのまま通常のサービスを続け、一定時間前の
ときは列車への乗換え輸送に必要な昇降枠の台数を算出
し〔■〕、算出した台数分の昇降枠を選定し〔■〕、そ
の昇降枠を基準乗降部に一旦停止させる(VI)。次に
、停止した昇降枠内の乗り物内及びその基準乗降部に列
車との接続運転を行う表示を行い〔■〕、接続列車の発
車時刻や行先,到着番線のサービスを行う。
とを昇降路6で連通し、この昇降路6内に保持体である
昇降枠15を上下方向に昇降できるように設置し、かつ
この昇降枠15にロープ14を結合し、このロープ14
を電動機12によって駆動される綱車13に巻掛けた点
及び前記昇降枠15に乗り物17を乗込めるようにした
点、前記昇降路6に連通し前記乗り物l7を前記昇降枠
15から降して乗客の乗降を行わせる乗降部8を設けた
点,さらに、地下空間2が地下鉄の列車4への乗場5に
連通している点は第1図と同じである。前記列車4は運
転指令室70の運行管理装置71の指令にしたがってス
ケジュール運転されている.前記運行管理装I!71か
ら前記列車4への運転指令は信号線72A,72B及び
信号授受装[14Cを介して伝達される.一方,前記運
行管理装置7lは、データ通信回路74を介して前記昇
降枠l5の昇降を制御する制御装置73に接続されてお
り、列車到着時刻情報や列車行先情報など列車運行に関
する情報が前記制御装置73に伝達される.前記制御装
置73は前記列車運行情報により、列車4の運行に合せ
た昇降枠15の運行を行わせる.次に、上記昇降枠l5
の運行と列車4の運行とを第15図のフローチャートに
したがって説明する.まず、乗客輸送設備を起動し〔■
〕,通常のサービスを開始する.この状態で、運転指令
室70の運行管理装置71から地下鉄の列車運行情報を
制御装置73が受信する〔■〕.この受信時が列車到着
の一定時間前か否かを判断し(In)、一定時間前でな
いときはそのまま通常のサービスを続け、一定時間前の
ときは列車への乗換え輸送に必要な昇降枠の台数を算出
し〔■〕、算出した台数分の昇降枠を選定し〔■〕、そ
の昇降枠を基準乗降部に一旦停止させる(VI)。次に
、停止した昇降枠内の乗り物内及びその基準乗降部に列
車との接続運転を行う表示を行い〔■〕、接続列車の発
車時刻や行先,到着番線のサービスを行う。
さらに基準乗降部に停止した昇降粋に対しては他の乗降
部からの呼びを受付けず、また既に受付けている場合に
はキャンセルして他の昇降枠に割付け、地下鉄と連通ず
る乗降部へ列車到着前に着床させて乗客を降し〔■〕、
列車からの乗降の乗込みに待機する.次に、列車到着後
一定時間経過したか否かを判断し〔■〕,一定時間経過
したなら昇降枠を接続階へ出発させる〔X〕.また,一
定時間経過していなくても乗り物内の乗客が満員か否か
を判断し〔刀〕、満員であれば接続階へ出発させ〔X〕
、満員でなければ一定時間経過まで待機させる(IX)
。接続階へ到着し、乗客を降した後は、列車の運行と切
離して通常の運転に復帰させる〔刈〕。
部からの呼びを受付けず、また既に受付けている場合に
はキャンセルして他の昇降枠に割付け、地下鉄と連通ず
る乗降部へ列車到着前に着床させて乗客を降し〔■〕、
列車からの乗降の乗込みに待機する.次に、列車到着後
一定時間経過したか否かを判断し〔■〕,一定時間経過
したなら昇降枠を接続階へ出発させる〔X〕.また,一
定時間経過していなくても乗り物内の乗客が満員か否か
を判断し〔刀〕、満員であれば接続階へ出発させ〔X〕
、満員でなければ一定時間経過まで待機させる(IX)
。接続階へ到着し、乗客を降した後は、列車の運行と切
離して通常の運転に復帰させる〔刈〕。
本実施例によれば、列車への乗継客が列車に乗遅れるこ
となく,また列車からの降客の乗り物の待ち時間を少な
くできる。
となく,また列車からの降客の乗り物の待ち時間を少な
くできる。
また、上記実施例において昇降路数及び昇降枠の運転台
数が少ない場合には,全昇降枠の運行を列車運行に関連
させるようにし、また昇降路が多数あって昇降枠の運転
台数も多い場合には列車利用の時間帯に合せて昇降路と
昇降枠の運転台数を設定してもよい。さらに、昇降路を
増設して列車の運転スケジュールのみに合せて運行する
専用の乗客輸送設備を設けてもよい. ところで,前記実施例において,昇降路内を昇降する昇
降枠はロープによって吊下げられ、このロープを綱車に
つるべ式に巻掛けて駆動するものであるが、ロープを巻
胴に巻付けたり巻外したりして昇降枠を昇降させるよう
にしてもよい.しかし,いずれの場合も、昇降枠を上下
方向に往復させるものであり、それ以上輸送能力を高め
るには乗り物の大形化と、昇降速度の増速であるが、乗
り物の大形化と昇降速度の増速は、現時点では経費がか
かり実用的ではない。そこで、間断なく乗り物の移動が
行える設備として第16図〜第19図に示す輸送設備が
よい. 即ち、第t6図乃至第l9図で概要を説明すると、例え
ば地表の建物3の内部と地下空間2との間に,間隔をお
いて2本の昇降路46.47を設け,かつこの2本の昇
降路46.47の上下端部を夫々上部水平通路48及び
下部水平通路49で連通し、全体として四角の通路を形
或する.この四角の通路内の四隅に夫々一対のスプロケ
ット50を配設し、四角の各スプロケット50に跨がっ
てチェン51を夫々無端状に巻掛け、かつ前記4個所に
設置したスブロケット50のうち少なくとも1つを電動
機(図示せず)により駆動するようにしている.また、
前記一対のスプロケット50に夫々巻掛けられたチェン
51に跨がって複数の支持具52が回転自在に軸支され
ている。この支持具52は前記実施例の昇降枠15,3
1,32.35A,35B,39に相当する支持体で、
例えば軸状のものである.一方,乗り物53には前記支
持具52に着脱する把持機構54が設けられ,この把持
機構54により前記支持具52を着脱することにより前
記乗り物53が前記昇降路46.47を昇降し、前記上
,下部水平通路48,49内を水平移動する。
数が少ない場合には,全昇降枠の運行を列車運行に関連
させるようにし、また昇降路が多数あって昇降枠の運転
台数も多い場合には列車利用の時間帯に合せて昇降路と
昇降枠の運転台数を設定してもよい。さらに、昇降路を
増設して列車の運転スケジュールのみに合せて運行する
専用の乗客輸送設備を設けてもよい. ところで,前記実施例において,昇降路内を昇降する昇
降枠はロープによって吊下げられ、このロープを綱車に
つるべ式に巻掛けて駆動するものであるが、ロープを巻
胴に巻付けたり巻外したりして昇降枠を昇降させるよう
にしてもよい.しかし,いずれの場合も、昇降枠を上下
方向に往復させるものであり、それ以上輸送能力を高め
るには乗り物の大形化と、昇降速度の増速であるが、乗
り物の大形化と昇降速度の増速は、現時点では経費がか
かり実用的ではない。そこで、間断なく乗り物の移動が
行える設備として第16図〜第19図に示す輸送設備が
よい. 即ち、第t6図乃至第l9図で概要を説明すると、例え
ば地表の建物3の内部と地下空間2との間に,間隔をお
いて2本の昇降路46.47を設け,かつこの2本の昇
降路46.47の上下端部を夫々上部水平通路48及び
下部水平通路49で連通し、全体として四角の通路を形
或する.この四角の通路内の四隅に夫々一対のスプロケ
ット50を配設し、四角の各スプロケット50に跨がっ
てチェン51を夫々無端状に巻掛け、かつ前記4個所に
設置したスブロケット50のうち少なくとも1つを電動
機(図示せず)により駆動するようにしている.また、
前記一対のスプロケット50に夫々巻掛けられたチェン
51に跨がって複数の支持具52が回転自在に軸支され
ている。この支持具52は前記実施例の昇降枠15,3
1,32.35A,35B,39に相当する支持体で、
例えば軸状のものである.一方,乗り物53には前記支
持具52に着脱する把持機構54が設けられ,この把持
機構54により前記支持具52を着脱することにより前
記乗り物53が前記昇降路46.47を昇降し、前記上
,下部水平通路48,49内を水平移動する。
上記構戊の四角の通路のうち上,下部水平通路48.4
9において、上下部に上部出入口55A,55B及び下
部出入口56A,56Bが設けられ,これら出入口55
A,55B及び56A,56Bに夫々連通し前記上,下
部水平通路48.49に隣接あるいは離れて上部乗降部
7と下部乗降部8が設けられている。これら上部乗降部
7及び下部乗降部8の構成は第3図に示す実施例と同じ
ように,乗り物53が移動する移動通路9と乗降を行う
プラットホーム10とによって形或されている。
9において、上下部に上部出入口55A,55B及び下
部出入口56A,56Bが設けられ,これら出入口55
A,55B及び56A,56Bに夫々連通し前記上,下
部水平通路48.49に隣接あるいは離れて上部乗降部
7と下部乗降部8が設けられている。これら上部乗降部
7及び下部乗降部8の構成は第3図に示す実施例と同じ
ように,乗り物53が移動する移動通路9と乗降を行う
プラットホーム10とによって形或されている。
尚、前記上,下部水平通路48.49の各昇降路46.
47から各出入口55A,55B,56A,56Bに至
る間Lle Lx (第18図に示す)は、チェン5l
と乗り物53の移動速度が同じとなる同期エリアとなっ
ている. また、前記乗り物53は、前記把持機構54に連結され
る吊り枠57を有し、また進行方向と直角方向に乗降口
58A,58Bを設けている。さらに、乗り物53は車
輪59によって移動通路9上を移動できるように構成さ
れ,この車輪59は電動機60で関動され自走する。
47から各出入口55A,55B,56A,56Bに至
る間Lle Lx (第18図に示す)は、チェン5l
と乗り物53の移動速度が同じとなる同期エリアとなっ
ている. また、前記乗り物53は、前記把持機構54に連結され
る吊り枠57を有し、また進行方向と直角方向に乗降口
58A,58Bを設けている。さらに、乗り物53は車
輪59によって移動通路9上を移動できるように構成さ
れ,この車輪59は電動機60で関動され自走する。
次に、上記構成の輸送設備の運行について説明する.ま
ず,前記昇降路46を下降専用に、前記昇降路47を上
昇専用になるように前記チェン51を闘動している場合
,例えば上部乗降部7から下部乗降部8へ行くのには、
上部のプラットホーム10から乗り物53のlつに乗込
む。乗客が乗込んだ乗り物53が定員に達したなら、あ
るいは所定時間経過したなら移動通路9を上部出入口5
6Aに向って移動させ、この上部出入口55Aから上部
水平通路48内に入れる.この上部水平通路48内に入
った乗り物53は前記チェン51とほぼ同じ速度で下降
専用となる昇降路46側に向って移動すると同時に、把
持機構54によって前記チェン51の支持具52を把持
する.この支持具52の把持により、前記乗り物53は
,昇降路46内へ案内され下降する.そして、昇降路4
6の下部において、下部水平通路49内に案内されこの
下部水平通路49の同期エリアL1において前記把持機
構54による支持具52の把持を解き,下部出入口56
Aへ向って自走する.下部出入口56Aから下部乗降部
8に入った前記乗り物53は移動通路9を走行し、空い
ているプラットホーム10に停止し、乗客を降ろす。下
部乗降部8から上部乗降部7に移動したい場合には、乗
客が乗込んだ乗り物53を下部出入口54Bから下部水
平通路49内に案内して同期エリアL2で支持具52を
把持させ,上昇専用となる昇降路47から上部水平通路
48に案内して上部出入口55Bから上部乗降部7に誘
導する. 上記のような運行を連続して行わせるので,昇降路46
.47内に多数の乗り物53を連続して昇降させること
ができ、乗客の待ち時間を少なくすることができる. 尚、上記実施例は、乗り物53を直接チェン51の支持
具52に直接吊下げる構成であるが、前記実施例(第4
図)のように、専用の昇降枠をチェン51に連結してお
き、この昇降枠に前記同期エリアLs,Lxの区間で前
記乗り物53を夫々脱着させるようにしてもよい. ところで前記各実施例において、乗り物は搭載した駆動
装置あるいは床上の駆動装置によって移動通路上を走行
するようになっているが,例えば第20図に示すように
、二つの昇降路46.47間を連通ずる上部水平通路及
び下部水平通路に並設された上部乗降部7及び下部乗降
部8の移動通路9Fを、上部乗降部7においては上部出
入口55Bから55Aに向って下り勾配に、また、下部
乗降部8においては下部出入口56Aから56Bに向っ
て下り勾配に形威しておくことにより、乗り物53の自
由走行させることができる。その際乗り物53は外部の
ブレーキ装置あるいは搭載したブレーキ装置により、走
行速度を制御する必要がある.このように構成すること
により乗り物53を駆動する装置が不要となる. 第21図は乗り物及び乗降部の表示装置の一例を示すも
ので、例えば乗客が乗り物60に乗込んだ後の昇降路へ
の移動を持つ時間は、乗客の精神的苦痛(例えばいらい
ら)を伴う.この苦痛を和らげることは重要であり、そ
の手段として乗客の乗込みが完了したなら、とにかく乗
り物60を昇降路に向って低速度で移動させるように運
行させるとよい。このほか、前記乗り物60内に出発待
時間をカウントダウン方式で表示する出発時間表示器6
工や音声表示装置62を設けたり、窓63を設けて例え
ば第16図に示すように壁面にマルチビジョン装置64
を設けて乗客の精神的苦痛を和らげるようにしてもよい
.これは、乗り物60へ乗込んだ乗客に対してのサービ
スであるが、プラットホーム10にいる利用者に対して
は、近くの壁面に乗り物の号機別の情報案内装置65A
〜65Cを設け,出発待時間の表示や各号機の状態を表
示してサービスする.これにより利用者は、自由に乗り
物60を選んで乗込むことができる。
ず,前記昇降路46を下降専用に、前記昇降路47を上
昇専用になるように前記チェン51を闘動している場合
,例えば上部乗降部7から下部乗降部8へ行くのには、
上部のプラットホーム10から乗り物53のlつに乗込
む。乗客が乗込んだ乗り物53が定員に達したなら、あ
るいは所定時間経過したなら移動通路9を上部出入口5
6Aに向って移動させ、この上部出入口55Aから上部
水平通路48内に入れる.この上部水平通路48内に入
った乗り物53は前記チェン51とほぼ同じ速度で下降
専用となる昇降路46側に向って移動すると同時に、把
持機構54によって前記チェン51の支持具52を把持
する.この支持具52の把持により、前記乗り物53は
,昇降路46内へ案内され下降する.そして、昇降路4
6の下部において、下部水平通路49内に案内されこの
下部水平通路49の同期エリアL1において前記把持機
構54による支持具52の把持を解き,下部出入口56
Aへ向って自走する.下部出入口56Aから下部乗降部
8に入った前記乗り物53は移動通路9を走行し、空い
ているプラットホーム10に停止し、乗客を降ろす。下
部乗降部8から上部乗降部7に移動したい場合には、乗
客が乗込んだ乗り物53を下部出入口54Bから下部水
平通路49内に案内して同期エリアL2で支持具52を
把持させ,上昇専用となる昇降路47から上部水平通路
48に案内して上部出入口55Bから上部乗降部7に誘
導する. 上記のような運行を連続して行わせるので,昇降路46
.47内に多数の乗り物53を連続して昇降させること
ができ、乗客の待ち時間を少なくすることができる. 尚、上記実施例は、乗り物53を直接チェン51の支持
具52に直接吊下げる構成であるが、前記実施例(第4
図)のように、専用の昇降枠をチェン51に連結してお
き、この昇降枠に前記同期エリアLs,Lxの区間で前
記乗り物53を夫々脱着させるようにしてもよい. ところで前記各実施例において、乗り物は搭載した駆動
装置あるいは床上の駆動装置によって移動通路上を走行
するようになっているが,例えば第20図に示すように
、二つの昇降路46.47間を連通ずる上部水平通路及
び下部水平通路に並設された上部乗降部7及び下部乗降
部8の移動通路9Fを、上部乗降部7においては上部出
入口55Bから55Aに向って下り勾配に、また、下部
乗降部8においては下部出入口56Aから56Bに向っ
て下り勾配に形威しておくことにより、乗り物53の自
由走行させることができる。その際乗り物53は外部の
ブレーキ装置あるいは搭載したブレーキ装置により、走
行速度を制御する必要がある.このように構成すること
により乗り物53を駆動する装置が不要となる. 第21図は乗り物及び乗降部の表示装置の一例を示すも
ので、例えば乗客が乗り物60に乗込んだ後の昇降路へ
の移動を持つ時間は、乗客の精神的苦痛(例えばいらい
ら)を伴う.この苦痛を和らげることは重要であり、そ
の手段として乗客の乗込みが完了したなら、とにかく乗
り物60を昇降路に向って低速度で移動させるように運
行させるとよい。このほか、前記乗り物60内に出発待
時間をカウントダウン方式で表示する出発時間表示器6
工や音声表示装置62を設けたり、窓63を設けて例え
ば第16図に示すように壁面にマルチビジョン装置64
を設けて乗客の精神的苦痛を和らげるようにしてもよい
.これは、乗り物60へ乗込んだ乗客に対してのサービ
スであるが、プラットホーム10にいる利用者に対して
は、近くの壁面に乗り物の号機別の情報案内装置65A
〜65Cを設け,出発待時間の表示や各号機の状態を表
示してサービスする.これにより利用者は、自由に乗り
物60を選んで乗込むことができる。
このほか、乗り物60内には、椅子66,手すり67,
吊り皮68等を適宜設けて乗客の安全を向上することが
できる。
吊り皮68等を適宜設けて乗客の安全を向上することが
できる。
以上説明したように本発明によれば、人員を大量に効率
よく輸送することができる.
よく輸送することができる.
第1図は本発明による乗客輸送設備の一実施例の概要を
示す一部破断斜視図、第2図は第1図の昇降路近傍を示
す縦断面図,第3図は第2図■一■線に沿う拡大断面図
、第4図は本発明の乗客輸送設備に用いられる保持体の
一部と乗り物との関係を示す正面図、第5図は本発明に
よる乗客輸送設備の昇降路の変形例を示す縦断面図、第
6図は第5図の乗降部を示す斜視図、第7図及び第8図
は昇降路と乗降部との関係を示す横断平面図、第9図乃
至第11図は夫々乗り物と酩動装置の関係を示す側面図
、第12図及び第13図は夫々乗客輸送設備の運行方法
を示すフローチャート,第14図は本発明による乗客輸
送設備の運行方法の他の実施例を示す一部破断面図、第
15図はそのフローチャート、第16図は本発明による
乗降設備の他の実施例を示す一部破断斜視図、第17図
は第16図の乗り物を示す拡大斜視図、第18図は第1
6図の下部乗降部の近傍を示す拡大横断平面図,第19
図は第16図の昇降路と下部水平通路における乗り物を
示す拡大側面図,第20図は第16図における上部及び
下部乗降部の変形例を示す縦断面図,第21図は乗降部
と乗り物との関係を示す概略斜視図である。 6・・・昇降路,7・・・上部乗降部、8・・・下部乗
降部、第 2 図 第 7 図 第 8 図 34 39 第 9 図 42A 第11 図 46 第 17 図 第 19 図 第 18 図 第 20 図
示す一部破断斜視図、第2図は第1図の昇降路近傍を示
す縦断面図,第3図は第2図■一■線に沿う拡大断面図
、第4図は本発明の乗客輸送設備に用いられる保持体の
一部と乗り物との関係を示す正面図、第5図は本発明に
よる乗客輸送設備の昇降路の変形例を示す縦断面図、第
6図は第5図の乗降部を示す斜視図、第7図及び第8図
は昇降路と乗降部との関係を示す横断平面図、第9図乃
至第11図は夫々乗り物と酩動装置の関係を示す側面図
、第12図及び第13図は夫々乗客輸送設備の運行方法
を示すフローチャート,第14図は本発明による乗客輸
送設備の運行方法の他の実施例を示す一部破断面図、第
15図はそのフローチャート、第16図は本発明による
乗降設備の他の実施例を示す一部破断斜視図、第17図
は第16図の乗り物を示す拡大斜視図、第18図は第1
6図の下部乗降部の近傍を示す拡大横断平面図,第19
図は第16図の昇降路と下部水平通路における乗り物を
示す拡大側面図,第20図は第16図における上部及び
下部乗降部の変形例を示す縦断面図,第21図は乗降部
と乗り物との関係を示す概略斜視図である。 6・・・昇降路,7・・・上部乗降部、8・・・下部乗
降部、第 2 図 第 7 図 第 8 図 34 39 第 9 図 42A 第11 図 46 第 17 図 第 19 図 第 18 図 第 20 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、乗り物が昇降する昇降路と、この昇降路と連通し前
記乗り物を停止させて乗客の乗降を行わせる乗降部とを
備えたことを特徴とする建築構造物。 2、乗り物を昇降路内で昇降させる昇降装置と、前記昇
降路と連通し前記乗り物を停止させて乗客の乗降を行わ
せる乗降部とを備えたことを特徴とする建築構造物。 3、前記昇降路から前記降路部までの区間に、前記乗り
物を移動させる駆動装置を設けたことを特徴とする請求
項1又は2記載の建築構造物。 4、前記乗降部を他の交通手段の乗降部に接続する連通
路を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の建築
構造物。 5、前記乗降部は前記昇降路の上部及び下部に設けられ
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の建築構造
物。 6、乗り物が昇降する少なくとも2つの昇降路と、これ
ら2つの昇降路を上下部で夫々連通し前記乗り物を横方
向に移動させる通路と、を備えたことを特徴とする建築
構造物。 7、前記昇降路と前記通路に、前記乗り物を移動させる
駆動装置を設けたことを特徴とする請求項6記載の建築
構造物。 8、前記通路に前記乗り物が停止して乗客が乗降する乗
降部を設けたことを特徴とする請求項7記載の建築構造
物。 9、前記通路に、前記乗り物が停止して乗客が乗降する
乗降部を連通させたことを特徴とする建築構造物。 10、昇降路内を昇降駆動系を介して昇降される乗り物
に対し、前記昇降駆動系を着脱可能に構成すると共に、
前記昇降駆動系に前記乗り物の離脱を防止する手段を設
けたことを特徴とする乗客輸送設備。 11、昇降路内を昇降駆動系を介して昇降される乗り物
に対し、前記昇降路駆動系を着脱可能に構成し、かつ前
記昇降路に連通して設けた乗客の乗降部に前記乗り物を
移動する別の駆動系を設けたことを特徴とする乗客輸送
設備。 12、前記昇降路駆動系は、電動機によつて駆動される
綱車と、この綱車に巻掛けられたロープと、このロープ
によつて吊られた昇降枠とを備え、前記乗り物は前記昇
降枠に対して着脱可能に構成されていることを特徴とす
る請求項10、11記載の乗客輸送設備。 13、昇降路内を昇降駆動系によつて昇降され、前記昇
降路と連通する乗客の乗降部に移動する乗り物に、運行
案内装置を設けたことを特徴とする乗客輸送設備用乗り
物。 14、前記運行案内装置は、前記乗降部からの前記乗り
物の出発時間を表示する出発時間表示装置であることを
説徴とする請求項13記載の乗客輸送設備用乗り物。 15、昇降路内を昇降駆動系を介して昇降される乗り物
に、前記昇降駆動系に対する着脱手段を設けたことを特
徴とする乗客輸送設備用乗り物。 16、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部を設け、
前記昇降路を昇降する乗り物に前記乗降部に移動させて
乗客の乗降を行わせるようにしたことを特徴とする乗客
輸送システム。 17、前記昇降路内に複数の乗り物を選択して昇降させ
るようにしたことを特徴とする請求項16記載の乗客輸
送システム。 18、単一の昇降路内に複数の乗り物を選択して昇降さ
せるようにしたことを特徴とする乗客輸送システム。 19、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部と、前記
昇降路と前記乗降部とを移動する乗り物とを備え、前記
乗降部に停止している乗り物への乗客の乗降中に、前記
昇降路内を別の乗り物を昇降させるようにしたことを特
徴とする乗客輸送システム。 20、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部と、前記
昇降路内を昇降する昇降枠と、この昇降枠によつて前記
昇降路内を昇降し前記乗降部へは前記昇降枠から離脱し
て移動する乗り物とを備えて降客を輸送するに際し、前
記昇降枠に装着するために前記乗降部に待機中の乗り物
を、前記昇降枠が着床した後に移動可能にしたことを特
徴とする乗客輸送設備の制御方法。 21、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部と、前記
昇降路と前記乗降部とを移動する乗り物とを備えて乗客
を輸送するに際し、前記乗降部の乗り物は前記昇降路内
の乗り物が前記乗降部に移動した後に前記昇降路内へ移
動できるようにしたことを特徴とする乗客輸送設備の制
御方法。 22、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部と、これ
ら昇降路と乗降部とに乗り物を移動させて乗客を輸送す
るに際し、前記乗降部に待期中の乗り物のうち、乗客の
乗込みが完了した乗り物から順に前記昇降路側に向けて
移動させるようにしたことを特徴とする乗客輸送設備の
制御方法。 23、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部と、これ
ら昇降路と乗降部とに乗り物を移動させて乗客を輸送す
るに際し、前記乗降部に待期中の乗り物のうち、待時間
が経過した乗り物から順に前記昇降路に向けて移動させ
るようにしたことを特徴とする乗客輸送設備の制御方法
。 24、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部と、これ
ら昇降路と乗降部とに乗り物を移動させて乗客を輸送す
るに際し、前記乗降部に待期中の乗り物のうち乗客が満
員になつた乗り物から順に前記昇降路に向けて移動させ
るようにしたことを特徴とする乗客輸送設備の制御方法
。 25、昇降路と、この昇降路に連通する乗降部と、前記
昇降路内を昇降する昇降枠と、この昇降枠によつて前記
昇降路内を昇降し前記乗降部へは前記昇降枠から離脱し
て移動する乗り物とを備えて乗客を輸送するに際し、前
記昇降枠が複数の乗り物を運搬できる場合には、前記昇
降枠内の乗り物を前記乗降部へ降ろすと同時に、前記乗
降部側の乗り物を前記昇降枠の前記乗降部へ降りる乗り
物が乗つていた位置とは別の位置に乗込ませるようにし
た乗客輸送設備の制御方法。 26、昇降時間を昇降する乗り物が停止して乗客の乗降
を行なう乗降部を設け、この乗降部を他の交通手段の乗
降部に連通すると共に、前記乗り物を前記他の交通手段
の運行スケジュールにもとづいて行わせることを特徴と
する乗客輸送設備の運行方法。 27、昇降時間を昇降する乗り物が停止して乗客の乗降
を行なう乗降部を設け、この乗降部を他の交通手段の乗
降部に連通すると共に、前記乗り物の運行台数を前記他
の交通手段の運行スケジュールにもとづいて決めること
を特徴とする乗客輸送設備の運行方法。 28、複数の昇降時間を昇降する乗り物が停止して乗客
の乗降を行なう乗降部を設け、この乗降部を他の交通手
段の乗降部に連通すると共に、前記複数の昇降路のうち
一部の昇降路を前記他の交通手段との乗継ぎ専用とし、
この乗継ぎ専用の昇降時間の前記乗り物を前記他の交通
手段の運行スケジュールにもとづいて運行させるように
したことを特徴とする乗客輸送設備の運行方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6424090A JP2528994B2 (ja) | 1989-03-20 | 1990-03-16 | 建築構造物及び乗客輸送設備用乗り物並びに乗客輸送設備の蓮行方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-66209 | 1989-03-20 | ||
JP6620989 | 1989-03-20 | ||
JP6424090A JP2528994B2 (ja) | 1989-03-20 | 1990-03-16 | 建築構造物及び乗客輸送設備用乗り物並びに乗客輸送設備の蓮行方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323184A true JPH0323184A (ja) | 1991-01-31 |
JP2528994B2 JP2528994B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=26405359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6424090A Expired - Lifetime JP2528994B2 (ja) | 1989-03-20 | 1990-03-16 | 建築構造物及び乗客輸送設備用乗り物並びに乗客輸送設備の蓮行方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528994B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04361977A (ja) * | 1991-06-06 | 1992-12-15 | Toshiba Corp | 縦横走行エレベータ装置 |
US5338039A (en) * | 1991-10-08 | 1994-08-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf ball |
US5735757A (en) * | 1995-06-27 | 1998-04-07 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf ball |
JP2006036537A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Inventio Ag | 個々に移動可能なエレベータケージを有するエレベータ設備、およびそのようなエレベータ設備の動作方法 |
JP2006062820A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Ohbayashi Corp | 地下道路アクセスシステム |
JP2011256004A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Kajima Corp | 立坑荷役運搬装置及び方法 |
CN114333381A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-12 | 阿波罗智联(北京)科技有限公司 | 针对自动驾驶车辆的数据处理方法、装置和电子设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101840408B1 (ko) * | 2017-12-18 | 2018-03-26 | 정병율 | 올인원 수직이동 시스템을 포함하는 대심도 정거장 |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP6424090A patent/JP2528994B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04361977A (ja) * | 1991-06-06 | 1992-12-15 | Toshiba Corp | 縦横走行エレベータ装置 |
US5338039A (en) * | 1991-10-08 | 1994-08-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf ball |
US5735757A (en) * | 1995-06-27 | 1998-04-07 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf ball |
JP2006036537A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Inventio Ag | 個々に移動可能なエレベータケージを有するエレベータ設備、およびそのようなエレベータ設備の動作方法 |
JP2006062820A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Ohbayashi Corp | 地下道路アクセスシステム |
JP2011256004A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Kajima Corp | 立坑荷役運搬装置及び方法 |
CN114333381A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-12 | 阿波罗智联(北京)科技有限公司 | 针对自动驾驶车辆的数据处理方法、装置和电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2528994B2 (ja) | 1996-08-28 |
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