JPH03227996A - アルキルグリコシドの製造方法 - Google Patents
アルキルグリコシドの製造方法Info
- Publication number
- JPH03227996A JPH03227996A JP2294790A JP2294790A JPH03227996A JP H03227996 A JPH03227996 A JP H03227996A JP 2294790 A JP2294790 A JP 2294790A JP 2294790 A JP2294790 A JP 2294790A JP H03227996 A JPH03227996 A JP H03227996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- alkyl glycoside
- eluent
- solution
- polar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、界面活性剤等に広く使用されるアルキルグリ
コシドの製造方法に関する。特に、精製途中にアルキル
グリコシドの分解等を起こすことなく、簡便に効率的に
且つ高純度に精製可能なアルギルグリコントの製造方法
に関する。
コシドの製造方法に関する。特に、精製途中にアルキル
グリコシドの分解等を起こすことなく、簡便に効率的に
且つ高純度に精製可能なアルギルグリコントの製造方法
に関する。
[従来の技術]
糖誘導体界面活性剤であるアルキルグリコシドは低刺激
性界面活性剤であり、しかも、非イオン性界面活性剤で
あるにも拘わらず、それ自身安定な泡を生成し、且つ他
の陰イオン性界面活性剤に対して泡安定剤として作用す
ることが知られており、近年注目されつつある。
性界面活性剤であり、しかも、非イオン性界面活性剤で
あるにも拘わらず、それ自身安定な泡を生成し、且つ他
の陰イオン性界面活性剤に対して泡安定剤として作用す
ることが知られており、近年注目されつつある。
そのようなアルキルグリコノドは、通常糖類と高級アル
コールとの反応によって製造されるが、従来その精製は
容易でなかっノコ。これは主に以下の理由に因る。即ち
、一般に高沸点である未反応高級アルコール及び着色物
質等の不純物を含む粗アルキルグリコシドの粘度は大き
く、その内部での未反応アルコールの拡散速度は遅いた
め、粗アルキルグリコシドの流動性を良くして残存未反
応アルコールの量を蒸留等により少なくするためには高
温への加熱が必要である。ところが、アルキルグリコシ
ドの熱安定性は限られており、その為、高温への加熱に
よってアルキルグリコシドの分解が一部起こり、また同
時に粗アルギルグリコント中に僅かに存在する、或いは
アルキルグリコシドの分解により生じる還元糖の変性等
が起こるなどのアルキルグリコシドの品質にとって好ま
しくない事態が生じるからである。
コールとの反応によって製造されるが、従来その精製は
容易でなかっノコ。これは主に以下の理由に因る。即ち
、一般に高沸点である未反応高級アルコール及び着色物
質等の不純物を含む粗アルキルグリコシドの粘度は大き
く、その内部での未反応アルコールの拡散速度は遅いた
め、粗アルキルグリコシドの流動性を良くして残存未反
応アルコールの量を蒸留等により少なくするためには高
温への加熱が必要である。ところが、アルキルグリコシ
ドの熱安定性は限られており、その為、高温への加熱に
よってアルキルグリコシドの分解が一部起こり、また同
時に粗アルギルグリコント中に僅かに存在する、或いは
アルキルグリコシドの分解により生じる還元糖の変性等
が起こるなどのアルキルグリコシドの品質にとって好ま
しくない事態が生じるからである。
また同時に、アルキルグリコントの経済的製造には、過
剰に残留する未反応高級アルコールを粗アルキルグリコ
ノドから分離した後に回収再利用することが重要である
が、分離の際に高温への加熱を行うと、この回収未反応
アルコールの品質の低下をも招き、従ってこれを用いた
次のアルキルグリコシドの製造では、著1.いアルギル
グリコシドの品質の低下を引き起こすことになる。
剰に残留する未反応高級アルコールを粗アルキルグリコ
ノドから分離した後に回収再利用することが重要である
が、分離の際に高温への加熱を行うと、この回収未反応
アルコールの品質の低下をも招き、従ってこれを用いた
次のアルキルグリコシドの製造では、著1.いアルギル
グリコシドの品質の低下を引き起こすことになる。
」二記問題を解決する方法として、薄膜蒸発機を用いて
過剰の未反応高級アルコールを含んだ反応生成物を薄膜
とし、比較的高温で極端に短い滞留時間で過剰の未反応
アルコールを蒸発さUる方法が、特開昭58i9490
2号公報に提案されている。これは加熱時間を極端に短
かくすることにより、アルキルグリコシドの熱分解を抑
えるものであるが、それても成る程度の熱分解を避()
ることは出来ない。
過剰の未反応高級アルコールを含んだ反応生成物を薄膜
とし、比較的高温で極端に短い滞留時間で過剰の未反応
アルコールを蒸発さUる方法が、特開昭58i9490
2号公報に提案されている。これは加熱時間を極端に短
かくすることにより、アルキルグリコシドの熱分解を抑
えるものであるが、それても成る程度の熱分解を避()
ることは出来ない。
或いは、高温への加熱を必要としない未反応アル−1−
ルの分離法が米国特許4.571306号に提案されて
いる。これは、分子篩い効果のあるシリカライトを吸着
剤として用い、アルキルグリコシドと比較して分子サイ
ズの小さいアルコールを優先的に吸着させて、アルキル
グリコシドを精製するものである。しかしこの方法では
、アルコールの吸着剤への吸着量が小さいこと、またア
ルキルグリコシドとアルコールの吸着の選択性が小さい
ことから、アルキルグリコシドの精製度に限度があると
いう問題を有する。
ルの分離法が米国特許4.571306号に提案されて
いる。これは、分子篩い効果のあるシリカライトを吸着
剤として用い、アルキルグリコシドと比較して分子サイ
ズの小さいアルコールを優先的に吸着させて、アルキル
グリコシドを精製するものである。しかしこの方法では
、アルコールの吸着剤への吸着量が小さいこと、またア
ルキルグリコシドとアルコールの吸着の選択性が小さい
ことから、アルキルグリコシドの精製度に限度があると
いう問題を有する。
又、ソリカゲル等の吸着剤を充填した弔−の充填塔によ
るカラムクロマトグラフィーでは、吸着剤と溶離液の使
用量が莫大になり経済的に問題を有する。
るカラムクロマトグラフィーでは、吸着剤と溶離液の使
用量が莫大になり経済的に問題を有する。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、高温加熱を必要とせず、従ってグリコノドの
熱分解等を伴わず、且つ未反応高級アルコール及び着色
物質等の不純物を効率的に簡便に除去出来る高純度アル
キルグリコシドの製造法を提供することを目的とする。
熱分解等を伴わず、且つ未反応高級アルコール及び着色
物質等の不純物を効率的に簡便に除去出来る高純度アル
キルグリコシドの製造法を提供することを目的とする。
1課題を解決するための手段]
−に記目的を述成するため、擬似移動層を用いた吸着装
置でアルキルグリコシドの精製を行えば優れた功を奏す
ることを見出し、本発明を成すに至った。
置でアルキルグリコシドの精製を行えば優れた功を奏す
ることを見出し、本発明を成すに至った。
即ち本発明は、未反応アルコールを不純物として含む粗
アルギルクリコシドを、極性吸着剤または非極性吸着剤
に接触させることによりアルキルグリコノドを製造する
にあたり、吸着装置として、吸着剤を充填した充填塔を
液体通路で直列に連結すると共に、最前の充填塔と最後
の充填塔も液体通路で結合して無端状とし、溶液が一方
向に流れる充填塔群に、溶離液供給口、強吸着成分溶液
の取り出し[コ、粗アルギルグリコシド溶液供給口及び
弱吸着成分溶液の取り出し口を溶液の流れの方向に沿っ
て所定間隔でこの順序で配置し、粗アルキルグリコシド
溶液と溶離液を供給すると同時に、強吸着成分溶液と弱
吸着成分溶液を取り出し、かつこれらの供給口と取り出
し口を下流側に間欠的に逐次移動させることによりなる
擬似移動層を用いることを特徴とするアルキルグリコノ
ドの製造方法に関するものである。
アルギルクリコシドを、極性吸着剤または非極性吸着剤
に接触させることによりアルキルグリコノドを製造する
にあたり、吸着装置として、吸着剤を充填した充填塔を
液体通路で直列に連結すると共に、最前の充填塔と最後
の充填塔も液体通路で結合して無端状とし、溶液が一方
向に流れる充填塔群に、溶離液供給口、強吸着成分溶液
の取り出し[コ、粗アルギルグリコシド溶液供給口及び
弱吸着成分溶液の取り出し口を溶液の流れの方向に沿っ
て所定間隔でこの順序で配置し、粗アルキルグリコシド
溶液と溶離液を供給すると同時に、強吸着成分溶液と弱
吸着成分溶液を取り出し、かつこれらの供給口と取り出
し口を下流側に間欠的に逐次移動させることによりなる
擬似移動層を用いることを特徴とするアルキルグリコノ
ドの製造方法に関するものである。
本発明では、吸着装置として擬似移動層を用いる。擬似
移動層を用いると、吸着剤と溶離液を見かけ」二、向流
接触を行イっせることにより連続操作が可能となり、処
理効率が飛躍的に向」ニジ吸着剤と溶離液の使用量を大
きく減少させろことができる。
移動層を用いると、吸着剤と溶離液を見かけ」二、向流
接触を行イっせることにより連続操作が可能となり、処
理効率が飛躍的に向」ニジ吸着剤と溶離液の使用量を大
きく減少させろことができる。
尚、擬似移動層を利用した例としては、脂肪酸の分離法
(特公昭63−13417号公報)が挙げられる。しか
しながら、擬似移動層を用いて未反応高級アルコールを
含有する担アルギルグリコシドからアルキルクリコンド
を製造する方法に関する応用例(J未だ全く報告されて
0ない。
(特公昭63−13417号公報)が挙げられる。しか
しながら、擬似移動層を用いて未反応高級アルコールを
含有する担アルギルグリコシドからアルキルクリコンド
を製造する方法に関する応用例(J未だ全く報告されて
0ない。
本発明の精製アルキルグリコシドは、先ずアルキルグリ
コシドを合成し、次いでこれを精製することにより得ら
れる。
コシドを合成し、次いでこれを精製することにより得ら
れる。
」二記アルキルグリコシドの合成法は、周知の方法によ
って行っても良い。即ち、例えば、糖類と高級アルコー
ルを酸触媒の存在下に直接アセタール化させる方法、或
い(」予め糖類をメタノール、エタノール、プロパノー
ノ区 ブタノールなどの低級アルコールでアセタール化
して低級アルキルクリコツトとしたのち、高級アルコー
ルとアセタール交換反応さloる方法などのいずれの方
法であってもよい。
って行っても良い。即ち、例えば、糖類と高級アルコー
ルを酸触媒の存在下に直接アセタール化させる方法、或
い(」予め糖類をメタノール、エタノール、プロパノー
ノ区 ブタノールなどの低級アルコールでアセタール化
して低級アルキルクリコツトとしたのち、高級アルコー
ルとアセタール交換反応さloる方法などのいずれの方
法であってもよい。
本発明に係るアルキルグリコシドの原料となる糖類とし
ては、単糖類、オリゴ糖類あるいは多糖類が使用される
。単糖類の具体例としてはアルドース類、例えばアロー
ス、アルドロース、グルコース、マンノース、クロース
、イドース、ガラクトース、クロース、リボース、アラ
ビノース、ギシロース、リキソースなどが挙げられる。
ては、単糖類、オリゴ糖類あるいは多糖類が使用される
。単糖類の具体例としてはアルドース類、例えばアロー
ス、アルドロース、グルコース、マンノース、クロース
、イドース、ガラクトース、クロース、リボース、アラ
ビノース、ギシロース、リキソースなどが挙げられる。
オリゴ糖類の具体例としてはマルトース、ラクトース、
スクロース、マルトトリオースなどが挙げられる。
スクロース、マルトトリオースなどが挙げられる。
多糖類の具体例としてはヘミセルロース、イヌリン、デ
キストリン、デキストラン、キンラン、デンプン、加水
分解デンプンなどが挙げられる。
キストリン、デキストラン、キンラン、デンプン、加水
分解デンプンなどが挙げられる。
本発明に係るアルキルグリコシドの原料となる高級アル
コールとしては、下記式(1)で表わされるアルコール
が挙げられる。
コールとしては、下記式(1)で表わされるアルコール
が挙げられる。
RO(AO)nH・・ (1)
(式中、Rは炭素数6〜22の直鎖もしくは分岐鎖のア
ルキル基、アルケニル基、又はアルギルフェニル基を表
し、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を表し、nはその
平均値がO〜5の数である。)尚、」二記アルコールは
粗アルギルグリコシドより回収された未反応アルコール
でもよい。
ルキル基、アルケニル基、又はアルギルフェニル基を表
し、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を表し、nはその
平均値がO〜5の数である。)尚、」二記アルコールは
粗アルギルグリコシドより回収された未反応アルコール
でもよい。
本発明にお(づるアルキルグリコシド合成法において、
触媒及び反応条件等については公知の方法、例えば特公
昭4.7−24532号公報、米国特許第383931
8号、欧州特許第092355号、特開昭591393
97号公報、特開昭58189]95号公報などに従っ
ても良い。
触媒及び反応条件等については公知の方法、例えば特公
昭4.7−24532号公報、米国特許第383931
8号、欧州特許第092355号、特開昭591393
97号公報、特開昭58189]95号公報などに従っ
ても良い。
次いで、上記のようにして得られたアルキルグリコシド
の反応混合物、即ち、未反応高級アルコール及び着色物
質等の不純物を含む相アルギルグリコシドを精製する。
の反応混合物、即ち、未反応高級アルコール及び着色物
質等の不純物を含む相アルギルグリコシドを精製する。
尚、精製操作に入る前に、アルキルクリコンドの分解を
引き起こさないような比較的穏和な条件での予備蒸留等
の操作によって、粗アルギルグリコシドから未反応高級
アルコール等を一部除去しておいてもよい。
引き起こさないような比較的穏和な条件での予備蒸留等
の操作によって、粗アルギルグリコシドから未反応高級
アルコール等を一部除去しておいてもよい。
本発明に使用する吸着剤としては、シリカゲルや活性ア
ルミナ及びゼオライI・などの極性無機吸着剤、極性無
機吸着剤の表面にアクリルアミド基やアミノプロピル基
などの親水基を化学結合させた極性吸着剤、メタアクリ
ル酸エステル系や酢酸ビニル系などの極性高分子吸着剤
、スチレンーンビニルベンゼン系などの疎水性物質の共
重合体よりなる非極性高分子吸着剤、極性無機吸着剤の
表面にオクタデシル基やオクチル基などの疎水基を化学
結合させた非極性吸着剤、極性高分子の表面にオクタデ
シル基やフェニル基などの疎水基を化学結合させた非極
性吸着剤等が挙げられる。
ルミナ及びゼオライI・などの極性無機吸着剤、極性無
機吸着剤の表面にアクリルアミド基やアミノプロピル基
などの親水基を化学結合させた極性吸着剤、メタアクリ
ル酸エステル系や酢酸ビニル系などの極性高分子吸着剤
、スチレンーンビニルベンゼン系などの疎水性物質の共
重合体よりなる非極性高分子吸着剤、極性無機吸着剤の
表面にオクタデシル基やオクチル基などの疎水基を化学
結合させた非極性吸着剤、極性高分子の表面にオクタデ
シル基やフェニル基などの疎水基を化学結合させた非極
性吸着剤等が挙げられる。
これらの吸着剤のうち、分離性能、価格、耐久性などを
考慮すると、本発明で用いるのに好ましいものは、極性
無機吸着剤、非極性高分子吸着剤又は無機吸着剤の表面
に疎水基を化学結合させた非極性吸着剤である。特に限
定するものではないが、具体的には、極性無機吸着剤で
は、シリカゲルとして、洞海化学工業社製M、S、GE
L D350−60Δ及びI)−350−120A、富
士デヴイソン化学社製マイクロビーズシリカゲルMB−
4B及びMID−5D等が、活性アルミナとして水滓化
学工業社製ネオビードDなどが挙げられる。非極性高分
子吸着剤では、スヂレンーンビニルヘンゼン系として、
三菱化成工業社製ダイヤイオンHP−20及びHP−2
1、ローム・アンド・ハース社製アンバーライトXAD
−2及びXAD−4等が、オクタデシル基を化学結合さ
せた非極性吸着剤としては、富士デヴイソン化学社製り
ロマトレックスODS等が挙げられる。
考慮すると、本発明で用いるのに好ましいものは、極性
無機吸着剤、非極性高分子吸着剤又は無機吸着剤の表面
に疎水基を化学結合させた非極性吸着剤である。特に限
定するものではないが、具体的には、極性無機吸着剤で
は、シリカゲルとして、洞海化学工業社製M、S、GE
L D350−60Δ及びI)−350−120A、富
士デヴイソン化学社製マイクロビーズシリカゲルMB−
4B及びMID−5D等が、活性アルミナとして水滓化
学工業社製ネオビードDなどが挙げられる。非極性高分
子吸着剤では、スヂレンーンビニルヘンゼン系として、
三菱化成工業社製ダイヤイオンHP−20及びHP−2
1、ローム・アンド・ハース社製アンバーライトXAD
−2及びXAD−4等が、オクタデシル基を化学結合さ
せた非極性吸着剤としては、富士デヴイソン化学社製り
ロマトレックスODS等が挙げられる。
吸着剤の平均粒径は特に限定されないが、分離性能や操
作性を考慮すると好ましくは50〜1000μmであり
、より好ましくは100〜500μmである。粒径が小
さずぎると充填塔内で圧損が大きくなって操作が困難と
なり、大きすぎると偏流が起こり分離性能が低下する。
作性を考慮すると好ましくは50〜1000μmであり
、より好ましくは100〜500μmである。粒径が小
さずぎると充填塔内で圧損が大きくなって操作が困難と
なり、大きすぎると偏流が起こり分離性能が低下する。
本発明において、溶離液として使用する溶媒(J、分離
すべきアルギルグリコシドと未反応アルコールの吸着性
を考慮して、それぞれの吸着剤に適した極性のものが選
ばれる。溶媒の極性を表す指標として溶解度パラメータ
を使用する。溶解度パラメータはCM、ハンセン(C、
M 、 Hansen)、Jペイントチク(J 、Pa
1nt Tech、39 、 I 04 (] 967
))により示されているものである。ただし、n成分よ
りなる混合物の場合は下記式(2)により計算した。
すべきアルギルグリコシドと未反応アルコールの吸着性
を考慮して、それぞれの吸着剤に適した極性のものが選
ばれる。溶媒の極性を表す指標として溶解度パラメータ
を使用する。溶解度パラメータはCM、ハンセン(C、
M 、 Hansen)、Jペイントチク(J 、Pa
1nt Tech、39 、 I 04 (] 967
))により示されているものである。ただし、n成分よ
りなる混合物の場合は下記式(2)により計算した。
δ−i当 (Φl・δi) (2)(式中、Φ
lは成分]の容積分率であり、δ1は成分1の溶解度パ
ラメータである。) 吸着剤として極性無機吸着剤を用いる場合は、溶離液の
極性を大きくするとアルキルグリコントおよび未反応ア
ルコールの吸着剤に対する吸着性は小さくなるという傾
向があり、溶離液として溶解度パラメータの値が15以
下の比較的極性の小さな溶媒が適している。さらに操作
性や分離効率を考慮すると溶解度パラメータの値が8〜
I2の溶媒がより好ましい。
lは成分]の容積分率であり、δ1は成分1の溶解度パ
ラメータである。) 吸着剤として極性無機吸着剤を用いる場合は、溶離液の
極性を大きくするとアルキルグリコントおよび未反応ア
ルコールの吸着剤に対する吸着性は小さくなるという傾
向があり、溶離液として溶解度パラメータの値が15以
下の比較的極性の小さな溶媒が適している。さらに操作
性や分離効率を考慮すると溶解度パラメータの値が8〜
I2の溶媒がより好ましい。
また、吸着剤として非極性高分子吸着剤または、無機吸
着剤の表面に疎水基を化学結合させた非極性吸着剤を用
いる場合は、溶離液の極性を大きくするとアルギルグリ
コシドおよび未反応アルコールの吸着剤に対する吸着性
は大きくなるという傾向があり、溶離液とし溶解度パラ
メータの値が10以上の比較的極性の大きな溶媒が適し
ている。
着剤の表面に疎水基を化学結合させた非極性吸着剤を用
いる場合は、溶離液の極性を大きくするとアルギルグリ
コシドおよび未反応アルコールの吸着剤に対する吸着性
は大きくなるという傾向があり、溶離液とし溶解度パラ
メータの値が10以上の比較的極性の大きな溶媒が適し
ている。
さらに操作性や分離効率を考慮すると溶解度パラメータ
の値が12〜17の溶媒がより好ましい。
の値が12〜17の溶媒がより好ましい。
具体的には、本方法で溶離液に用いられる溶媒としては
、水もしくは、メタノール、エタノール、プロパツール
、イソプロパツール、ブタノール、イソブタノール等の
アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチ
ルケトン等のケトン類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチル等の
エステル類、n−ヘキサジ、n−へブタン、n−オクタ
ン、is。
、水もしくは、メタノール、エタノール、プロパツール
、イソプロパツール、ブタノール、イソブタノール等の
アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチ
ルケトン等のケトン類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチル等の
エステル類、n−ヘキサジ、n−へブタン、n−オクタ
ン、is。
オクタン、n−デカン等の飽和脂肪族炭化水素、シクロ
ヘキザン、シクロペンクン、デカリン等の環状脂肪族炭
化水素、ベンゼン、p−キシレン等の芳香族炭化水素、
並びに塩化メチレン、クロロホルム、アセトニトリル、
DMF、I)MSO,二硫化炭素、四塩化炭素、石油エ
ーテル、及びこれらの混合物等が挙げられるがこれらに
限定されない。
ヘキザン、シクロペンクン、デカリン等の環状脂肪族炭
化水素、ベンゼン、p−キシレン等の芳香族炭化水素、
並びに塩化メチレン、クロロホルム、アセトニトリル、
DMF、I)MSO,二硫化炭素、四塩化炭素、石油エ
ーテル、及びこれらの混合物等が挙げられるがこれらに
限定されない。
尚、アルキルグリコシドと不純物との良好な分離を行う
ための溶媒の選定は、回分式の充填塔を用いてパルス応
答又は破過応答を求めて決定することが出来る。
ための溶媒の選定は、回分式の充填塔を用いてパルス応
答又は破過応答を求めて決定することが出来る。
以下、本方法で用いる擬似移動層について、図面に基づ
いて詳細に説明する。例として、吸着剤に極性吸着剤を
用い、粗アルキルグリコソドを原料としてアルキルグリ
コノドと未反応アルコールを分離する場合を取り上げる
。このときは、アルキルグリコシドの方が未反応アルコ
ールよりも吸着性が大きく、充填塔内での移動速度はア
ルキルグリコシドの方が未反応アルコールよりも小さい
。
いて詳細に説明する。例として、吸着剤に極性吸着剤を
用い、粗アルキルグリコソドを原料としてアルキルグリ
コノドと未反応アルコールを分離する場合を取り上げる
。このときは、アルキルグリコシドの方が未反応アルコ
ールよりも吸着性が大きく、充填塔内での移動速度はア
ルキルグリコシドの方が未反応アルコールよりも小さい
。
第1図は本方法で使用される擬似移動層装置の一例を示
したものである。ある時間におりる溶離液供給口、アル
キルグリコノド精製液(強吸着成分溶液)の取り出し口
、粗アルキルクリコンド溶液供給口及び未反応アルコー
ル溶液(弱吸着成分溶液)の取り出し口は各々(a)、
(b)、(c)及び(d)である。この他に溶離液取り
出し口(e)を必要に応じて設(′、lても良い。溶離
液取り出し口(e)を設iノる場合、(e)と(a)の
間は例えば電磁弁Sを以て遮断する必要がある。これら
(a)、(b)、(c)、(d)及び(e)は電磁弁(
D、 〜、2、F I〜+ 2、E + 〜l 2、R
3−17、Ef、〜12及びS1〜1.)又は公知の手
段、例えば弁開閉装置、或いはロータリーバルブ方式等
により液体の流れの方向に間欠的に逐次移動する。尚、
充填塔C1〜12には極性吸着剤が充填されている。
したものである。ある時間におりる溶離液供給口、アル
キルグリコノド精製液(強吸着成分溶液)の取り出し口
、粗アルキルクリコンド溶液供給口及び未反応アルコー
ル溶液(弱吸着成分溶液)の取り出し口は各々(a)、
(b)、(c)及び(d)である。この他に溶離液取り
出し口(e)を必要に応じて設(′、lても良い。溶離
液取り出し口(e)を設iノる場合、(e)と(a)の
間は例えば電磁弁Sを以て遮断する必要がある。これら
(a)、(b)、(c)、(d)及び(e)は電磁弁(
D、 〜、2、F I〜+ 2、E + 〜l 2、R
3−17、Ef、〜12及びS1〜1.)又は公知の手
段、例えば弁開閉装置、或いはロータリーバルブ方式等
により液体の流れの方向に間欠的に逐次移動する。尚、
充填塔C1〜12には極性吸着剤が充填されている。
充填塔群は、液の供給、及び取り出し口(a)、(1)
)、(c)及び(d)によって4つの区画に分けられる
。充填塔C1〜3を第1区画、充填塔04〜6を第2区
画、充填塔07〜9を第3区画、充填塔CIO〜を第4
区画とする。それぞれの区域の充填塔の本数は3本づつ
となっているが、この本数は分離条件等の要因によって
適切に決定できる。第1区画は強吸着成分の脱着、第2
区画は弱吸着成分の脱着、第3区画は強吸着成分の吸着
、そして第4区画は弱吸着成分の吸着に作用する。
)、(c)及び(d)によって4つの区画に分けられる
。充填塔C1〜3を第1区画、充填塔04〜6を第2区
画、充填塔07〜9を第3区画、充填塔CIO〜を第4
区画とする。それぞれの区域の充填塔の本数は3本づつ
となっているが、この本数は分離条件等の要因によって
適切に決定できる。第1区画は強吸着成分の脱着、第2
区画は弱吸着成分の脱着、第3区画は強吸着成分の吸着
、そして第4区画は弱吸着成分の吸着に作用する。
充填層内の液中にはアルキルグリコシドと未反応アルコ
ールの濃度分布が形成されており、液の流下に伴って、
濃度分布は下流方向に移動する。
ールの濃度分布が形成されており、液の流下に伴って、
濃度分布は下流方向に移動する。
この移動に追従するように、粗アルキルグリコシド溶液
の供給口、溶離液の供給口、アルキルグリコシド精製液
の取り出し口及び未反応アルコール溶液の取り出し口と
が順次下方のそれに切り替えられる。切り替えは、4種
類の開口について同時に行ってもよく、又各開口毎に時
間的にずらして行っても良い。同一の開口からの液の導
入又は取り出しを継続する時間は、単位充填塔C1〜、
2の大きさ、充填塔群内を流下する流速等により異なる
が、通常、数分ないし数十分である。この切り替えによ
り、」二連の4つの区画は逐時その充填塔群に占める位
置を移動する。それに従って、各成分の濃度分布は、そ
の大きさ及び相対的位置を維持したまま充填塔群を循環
する。
の供給口、溶離液の供給口、アルキルグリコシド精製液
の取り出し口及び未反応アルコール溶液の取り出し口と
が順次下方のそれに切り替えられる。切り替えは、4種
類の開口について同時に行ってもよく、又各開口毎に時
間的にずらして行っても良い。同一の開口からの液の導
入又は取り出しを継続する時間は、単位充填塔C1〜、
2の大きさ、充填塔群内を流下する流速等により異なる
が、通常、数分ないし数十分である。この切り替えによ
り、」二連の4つの区画は逐時その充填塔群に占める位
置を移動する。それに従って、各成分の濃度分布は、そ
の大きさ及び相対的位置を維持したまま充填塔群を循環
する。
アルギルグリコシドと未反応アルコールの分離の程度は
、種々の要因により影響されるが、特に大きな要因は、
充填塔群内の液の流下速度及び同一の開口から液の供給
又は取り出しを継続する時間である。なぜなら、4種類
の開口の位置を液流れの下流へ移動させることは、開口
の位置を一定にして吸着剤を上流方向に移動させること
に等しいものであり、充填層内の各成分の濃度分布は、
液流れと上流方向に移動する吸着剤との相互作用により
形成されるからである。この移動速度は、各単位充填塔
C1〜、2の長さ(L)を、同一の開口から液の導入又
は取り出しを継続する時間(T)で除いたもの(L/T
)に相当する。周知のように、2成分を擬似移動層によ
り分離するには、弱吸着成分、即ち未反応アルコールの
充填層内の移動速度■1を、第1区画においてはV、>
L/T、第2区画においてはV、>L/T、第3区画に
おいてはVl>L/T、第4区画においてはV、<L/
Tとし、強吸着成分、即ちアルキルグリコシドの充填層
内の移動速度v2を第1区画においてはv2〉L/T、
第2区画においてはV2<L/T、第3区画においては
V2<L/T、第4区画においてはV2<L/Tとずれ
ばよい。尚、弱吸着成分の充填層内の移動速度V、及び
強吸着成分の充填層内の移動速度V、は、充填層内の液
流速により決定されるが、これらは回分式の充填塔を用
いて予め容易に実測できる。従って、液の流下速度及び
同一の開口から液の供給又は取り出しを継続する時間は
、これらの関係から必然的に求まる。
、種々の要因により影響されるが、特に大きな要因は、
充填塔群内の液の流下速度及び同一の開口から液の供給
又は取り出しを継続する時間である。なぜなら、4種類
の開口の位置を液流れの下流へ移動させることは、開口
の位置を一定にして吸着剤を上流方向に移動させること
に等しいものであり、充填層内の各成分の濃度分布は、
液流れと上流方向に移動する吸着剤との相互作用により
形成されるからである。この移動速度は、各単位充填塔
C1〜、2の長さ(L)を、同一の開口から液の導入又
は取り出しを継続する時間(T)で除いたもの(L/T
)に相当する。周知のように、2成分を擬似移動層によ
り分離するには、弱吸着成分、即ち未反応アルコールの
充填層内の移動速度■1を、第1区画においてはV、>
L/T、第2区画においてはV、>L/T、第3区画に
おいてはVl>L/T、第4区画においてはV、<L/
Tとし、強吸着成分、即ちアルキルグリコシドの充填層
内の移動速度v2を第1区画においてはv2〉L/T、
第2区画においてはV2<L/T、第3区画においては
V2<L/T、第4区画においてはV2<L/Tとずれ
ばよい。尚、弱吸着成分の充填層内の移動速度V、及び
強吸着成分の充填層内の移動速度V、は、充填層内の液
流速により決定されるが、これらは回分式の充填塔を用
いて予め容易に実測できる。従って、液の流下速度及び
同一の開口から液の供給又は取り出しを継続する時間は
、これらの関係から必然的に求まる。
ここでは、吸着剤に極性吸着剤を用いる場合を例として
本方法の説明を行ったが、非極性吸着剤を用いる場合に
ついても、アルキルグリコシドと未反応アルコールの吸
着性が逆であることを除いて同様である。即ち非極性吸
着剤を用いるときは、未反応アルコールの方がアルキル
グリコシドよりも吸着性が大きく、充填塔内での移動速
度は未反応アルコールの方がアルキルグリコシドよりも
小さい。従って、(d)がアルキルグリコシド精製液の
取り出し口、(b)が未反応アルコール溶液の取り出し
口となる。
本方法の説明を行ったが、非極性吸着剤を用いる場合に
ついても、アルキルグリコシドと未反応アルコールの吸
着性が逆であることを除いて同様である。即ち非極性吸
着剤を用いるときは、未反応アルコールの方がアルキル
グリコシドよりも吸着性が大きく、充填塔内での移動速
度は未反応アルコールの方がアルキルグリコシドよりも
小さい。従って、(d)がアルキルグリコシド精製液の
取り出し口、(b)が未反応アルコール溶液の取り出し
口となる。
次いで、上記のようにして得られたアルキルグリコント
の画分から、アルキルグリコシドの熱分解が起こらない
j;うな温度で蒸留等により溶離液を除去することによ
り、精製アルキルグリコシドが得られる。
の画分から、アルキルグリコシドの熱分解が起こらない
j;うな温度で蒸留等により溶離液を除去することによ
り、精製アルキルグリコシドが得られる。
[発明の効果]
本発明によれば、粗アルキルグリコシドから未反応アル
コールを分離する段階において、新たな着色物質や臭い
物質等の不純物の生成もしくは混入がないことに加え、
それ以前の反応を含む各工程においてずでに生成もしく
は混入している不純物の一部をも、未反応アルコールと
ともに容易に取り除くことができ、従来の方法では製造
することができなかったような、色相及び臭いに関して
極めて高品質なアルギルグリコシドを効率的に製造する
ことができる。
コールを分離する段階において、新たな着色物質や臭い
物質等の不純物の生成もしくは混入がないことに加え、
それ以前の反応を含む各工程においてずでに生成もしく
は混入している不純物の一部をも、未反応アルコールと
ともに容易に取り除くことができ、従来の方法では製造
することができなかったような、色相及び臭いに関して
極めて高品質なアルギルグリコシドを効率的に製造する
ことができる。
[実施例]
以下、本発明を実施例で更に詳しく説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものでない。
はこれらの実施例に限定されるものでない。
参考例
吸着剤及び溶離液の選定の自家とするためにパルス応答
実験を行った。内径1.6cmの充填塔に吸着剤を30
mQ充填し、溶離液を常時一定の空間速度(I〜2 h
−’)で流通させた。そこへデシルグリコンド、及びデ
シルアルコールをそれぞれ溶離液 に25重屯%の濃度で溶解させて、パルス的に05M(
2供給した。充填浴出[]から溶出するデシルグリコン
ドもしくはデシルアルコール濃度の経時変化(パルス応
答曲線)を、予め検量線を作成した屈折率検出器により
測定した。
実験を行った。内径1.6cmの充填塔に吸着剤を30
mQ充填し、溶離液を常時一定の空間速度(I〜2 h
−’)で流通させた。そこへデシルグリコンド、及びデ
シルアルコールをそれぞれ溶離液 に25重屯%の濃度で溶解させて、パルス的に05M(
2供給した。充填浴出[]から溶出するデシルグリコン
ドもしくはデシルアルコール濃度の経時変化(パルス応
答曲線)を、予め検量線を作成した屈折率検出器により
測定した。
第2図に、吸着剤としてシリカゲル(洞海化学工業社製
M、S、GEL D−350−60A)、溶離液と
してアセトン(溶解度パラメータの値は98)を用いた
場合のパルス応答曲線を示す。横軸は、パルス導入から
溶出までの時間に導入された溶離液量を吸着剤充填量で
割った、無次元溶出時間である。
M、S、GEL D−350−60A)、溶離液と
してアセトン(溶解度パラメータの値は98)を用いた
場合のパルス応答曲線を示す。横軸は、パルス導入から
溶出までの時間に導入された溶離液量を吸着剤充填量で
割った、無次元溶出時間である。
これより、デシルグリコンドとデシルアルコールはそれ
ぞれ無次元時間075、及びl 2に溶出し、両成分は
良好に分離されていることがわかる。
ぞれ無次元時間075、及びl 2に溶出し、両成分は
良好に分離されていることがわかる。
第3図には、上記シリカゲルを吸着剤として用い、溶離
液の極性を変化させた場合の無次元溶出時間を示す。第
4図には、スチレンーンビニルベンゼン系の非極性高分
子吸着剤(王菱化成工業社製、ダイヤイオンHP−20
、図中1)及びシリカゲルにオクタデシル基を化学結合
させた非極性吸着剤(富士デヴイソン化学社製、クロマ
トレックスODS、図中2)を吸着剤として用い、溶離
液の極性を変化させた場合の無次元溶出時間を示す。
液の極性を変化させた場合の無次元溶出時間を示す。第
4図には、スチレンーンビニルベンゼン系の非極性高分
子吸着剤(王菱化成工業社製、ダイヤイオンHP−20
、図中1)及びシリカゲルにオクタデシル基を化学結合
させた非極性吸着剤(富士デヴイソン化学社製、クロマ
トレックスODS、図中2)を吸着剤として用い、溶離
液の極性を変化させた場合の無次元溶出時間を示す。
溶離液の極性は、種々の溶解度パラメータの値をとるよ
うに、純粋溶媒もしくは2種の溶媒の混合物を用いた。
うに、純粋溶媒もしくは2種の溶媒の混合物を用いた。
使用した溶離液は、シリカゲルに対しては、アセトン、
アセトンと水、又はアセトンとイソプロピルアルコール
との混合溶媒、スチレン−ジビニルベンゼン系の非極性
高分子吸着剤に対しては、メタノールと水、エタノール
と水、イソプロピルアルコールと水、又はアセトンと水
との混合溶媒、シリカゲルにオクタデシル基を化学結合
させた非極性吸着剤に対しては、エタノールと水、又は
アセトンと水との混合溶媒であった。
アセトンと水、又はアセトンとイソプロピルアルコール
との混合溶媒、スチレン−ジビニルベンゼン系の非極性
高分子吸着剤に対しては、メタノールと水、エタノール
と水、イソプロピルアルコールと水、又はアセトンと水
との混合溶媒、シリカゲルにオクタデシル基を化学結合
させた非極性吸着剤に対しては、エタノールと水、又は
アセトンと水との混合溶媒であった。
この結果より、極性吸着剤を用いたときは、溶離液の極
性が大きくなればデシルグリコンドの溶出は早くなり、
非極性吸着剤を用いたときは、溶離液の極性が大きくな
ればデシルグリコンド及びデシルアルコールの溶出は遅
くなることがわかる。
性が大きくなればデシルグリコンドの溶出は早くなり、
非極性吸着剤を用いたときは、溶離液の極性が大きくな
ればデシルグリコンド及びデシルアルコールの溶出は遅
くなることがわかる。
これらのパルス応答実験は、本発明にお(プる擬似移動
層に用いるのに適した吸着剤と溶離液の組み合わせを選
択する場合の有効な手段となる。
層に用いるのに適した吸着剤と溶離液の組み合わせを選
択する場合の有効な手段となる。
実施例1
デシルアルコールI I 40 J(72,0mol)
、無水グルコース3240g(18,0mol)及びパ
ラトルエンスルポン酸1水和物96 y(0、5mol
)を30g反応槽中で加熱撹拌した。95℃まで昇温の
後、系内圧力を40mmHgとして脱水反応を開始した
。この際、反応混合液中にN、を5 N12/minで
吹き込み、生成する水を効率よく除去するようにした。
、無水グルコース3240g(18,0mol)及びパ
ラトルエンスルポン酸1水和物96 y(0、5mol
)を30g反応槽中で加熱撹拌した。95℃まで昇温の
後、系内圧力を40mmHgとして脱水反応を開始した
。この際、反応混合液中にN、を5 N12/minで
吹き込み、生成する水を効率よく除去するようにした。
5時間後、グルコースが完全に消費されたのを確認した
後、減圧を解除し、冷却してNaOH209で中和した
。副生ずる多糖を濾別して、アルキルグリコシドと未反
応アルコールをそれぞれ33重量%、66重量%含有す
る粗アルギルクリコンド+27309を得た。
後、減圧を解除し、冷却してNaOH209で中和した
。副生ずる多糖を濾別して、アルキルグリコシドと未反
応アルコールをそれぞれ33重量%、66重量%含有す
る粗アルギルクリコンド+27309を得た。
上記粗アルキルグリコシドを原料として、第1図に示す
ように、内径1 、6 cm、長さ30cmの充填塔1
2本のそれぞれの末端を次の充填塔の頂部と電磁弁S1
〜S +2を介して配管で無端状に連結し、各電磁弁の
」二流に電磁弁を育する液取り出し管(E、R,Ef)
を3本分岐して連結し、下流には電磁弁を有する液供給
管(D、F)を2本分岐して連結した実験装置を用い、
吸着剤としてはノリカゲル(旭硝子製、M、S、Gel
D 〜350−60A)を用い各充填塔に60靜充
填した。溶離液は液供給管りより、原料は液供給管Fよ
り供給し、吸着性の強いアルキルグリコシドは液取り出
し管Eより、吸着性の弱い未反応アルコールは液取り出
し管Rより取り出す。各液入出口の一定時間毎の切り替
えは、D、F、E、R,Efの電磁弁の開閉の位置を液
流れ下流に1塔づつ移動させることで行った。本実施例
では(e)と(a)の間は遮断し、溶離液取り出し口を
設けた。従ってこの位置も一定時間毎に液流れ下流に移
動した。
ように、内径1 、6 cm、長さ30cmの充填塔1
2本のそれぞれの末端を次の充填塔の頂部と電磁弁S1
〜S +2を介して配管で無端状に連結し、各電磁弁の
」二流に電磁弁を育する液取り出し管(E、R,Ef)
を3本分岐して連結し、下流には電磁弁を有する液供給
管(D、F)を2本分岐して連結した実験装置を用い、
吸着剤としてはノリカゲル(旭硝子製、M、S、Gel
D 〜350−60A)を用い各充填塔に60靜充
填した。溶離液は液供給管りより、原料は液供給管Fよ
り供給し、吸着性の強いアルキルグリコシドは液取り出
し管Eより、吸着性の弱い未反応アルコールは液取り出
し管Rより取り出す。各液入出口の一定時間毎の切り替
えは、D、F、E、R,Efの電磁弁の開閉の位置を液
流れ下流に1塔づつ移動させることで行った。本実施例
では(e)と(a)の間は遮断し、溶離液取り出し口を
設けた。従ってこの位置も一定時間毎に液流れ下流に移
動した。
原料の供給は、粗アルキルグリコシドを50重尾%の濃
度でアセ)・ンに溶解させた粗アルギルクリコンド溶液
を用い、又、溶離液としてアセトンを用いた。缶液の供
給量及び取り出し流量は、粗アルキルグリコシド溶液の
供給、溶離液の供給、アルキルグリコント精製液の取り
出し、未反応アルコール溶液の取り出し、溶離液の取り
出しについてそれぞれ04.4.8、■、1.2112
0i(/minで行い、これらの供給、取り出し口の移
動は18分ごとに行った。
度でアセ)・ンに溶解させた粗アルギルクリコンド溶液
を用い、又、溶離液としてアセトンを用いた。缶液の供
給量及び取り出し流量は、粗アルキルグリコシド溶液の
供給、溶離液の供給、アルキルグリコント精製液の取り
出し、未反応アルコール溶液の取り出し、溶離液の取り
出しについてそれぞれ04.4.8、■、1.2112
0i(/minで行い、これらの供給、取り出し口の移
動は18分ごとに行った。
第5図に、取り出したアルキルグリコシド精製液中に含
まれる。アルキルグリコシドと未反応アルコールの濃度
の経時変化を示す。第6図に、取り出した未反応アルコ
ール溶液中に含まれるアルキルグリコシドと未反応アル
コールの濃度の経時変化を示す。定常状態にお(」るア
ルキルグリコシド精製液中のアルキルグリコントの純度
は98重量%であり、回収率は99重量%であった。又
、溶離液を留去した後得られた精製アルキルグリコシド
は無色(50重指形水溶液の状態で、ガードナー1未満
)であり、アルキルグリコノドもしくは糖の熱分解等に
にり発生ずる焦げ臭はなかった。
まれる。アルキルグリコシドと未反応アルコールの濃度
の経時変化を示す。第6図に、取り出した未反応アルコ
ール溶液中に含まれるアルキルグリコシドと未反応アル
コールの濃度の経時変化を示す。定常状態にお(」るア
ルキルグリコシド精製液中のアルキルグリコントの純度
は98重量%であり、回収率は99重量%であった。又
、溶離液を留去した後得られた精製アルキルグリコシド
は無色(50重指形水溶液の状態で、ガードナー1未満
)であり、アルキルグリコノドもしくは糖の熱分解等に
にり発生ずる焦げ臭はなかった。
実施例2
実施例1て用いた徂アルキルグリコシドを原ネ」として
、吸着剤としてスチレン−ジビニルベンゼン系の非極性
高分子吸着剤(三菱化成工業社製、ダイヤイオントrp
20)を用い、溶離液として88重里%イソプロピルア
ルコール水溶液(溶解度パラメータの値は127)を用
いて、実施例1と同様にしてアルギルグリコントの精製
を行った。尚、この場合、未反応アルコールが強吸着成
分、アルキルグリコントか弱吸着成分となる。
、吸着剤としてスチレン−ジビニルベンゼン系の非極性
高分子吸着剤(三菱化成工業社製、ダイヤイオントrp
20)を用い、溶離液として88重里%イソプロピルア
ルコール水溶液(溶解度パラメータの値は127)を用
いて、実施例1と同様にしてアルギルグリコントの精製
を行った。尚、この場合、未反応アルコールが強吸着成
分、アルキルグリコントか弱吸着成分となる。
原料の供給は、粗アルキルグリコシドを50重量%の濃
度で溶離液に溶解させた粗アルギルグリコシド溶液とし
て行った。
度で溶離液に溶解させた粗アルギルグリコシド溶液とし
て行った。
缶液の供給量、及び取り出し流量は、粗アルギルグリコ
シド溶液の供給、溶離液の供給、アルギルグリコシド精
製液の取り出し、未反応アルコール溶液の取り出し、溶
離液の取り出しについてそれぞれ、01.40.0.7
.25.0.9靜/minで行い、これらの供給、取り
出し1]の移動は35分毎に行った。
シド溶液の供給、溶離液の供給、アルギルグリコシド精
製液の取り出し、未反応アルコール溶液の取り出し、溶
離液の取り出しについてそれぞれ、01.40.0.7
.25.0.9靜/minで行い、これらの供給、取り
出し1]の移動は35分毎に行った。
定常状態におI′Jるアルキルグリコシド精製液中のア
ルギルグリコシドの純度は97重量%であり、回収率は
95重量%であった。又、溶離液を留去した後得られた
精製アルキルグリコシドは無色(50重量%水溶液の状
態で、ガードナー1未満)であり、焦げ臭はなかった。
ルギルグリコシドの純度は97重量%であり、回収率は
95重量%であった。又、溶離液を留去した後得られた
精製アルキルグリコシドは無色(50重量%水溶液の状
態で、ガードナー1未満)であり、焦げ臭はなかった。
実施例3
デシルアルコールを、無水クルコースに対して5モル倍
、又、パラトルエンスルポン酸1水和物を無水クルコー
スに対して0.014モル倍使用し、公知の方法で反応
を行った。次いで過剰の未反応アルコールを150°C
,5mmHgで蒸留し、未反応デシルアルコールを2.
8重量%含有する粗アルキルグリコントを得た。この粗
アルキルグリコシドの色相は淡黄色であった(50重量
%水溶液の状態でガードナー3)。
、又、パラトルエンスルポン酸1水和物を無水クルコー
スに対して0.014モル倍使用し、公知の方法で反応
を行った。次いで過剰の未反応アルコールを150°C
,5mmHgで蒸留し、未反応デシルアルコールを2.
8重量%含有する粗アルキルグリコントを得た。この粗
アルキルグリコシドの色相は淡黄色であった(50重量
%水溶液の状態でガードナー3)。
上記粗アルキルグリコソドを原料として、吸着剤として
スヂレンージビニルヘンセン系の非極性高分子吸着剤(
三菱化成工業社勲、ダイヤイオンHP20)を用い、溶
離液として88重量%メタノール水溶液(溶解度パラメ
ータの値は15.2)を用いて」二記実施例2と同梯に
して精製を行った。
スヂレンージビニルヘンセン系の非極性高分子吸着剤(
三菱化成工業社勲、ダイヤイオンHP20)を用い、溶
離液として88重量%メタノール水溶液(溶解度パラメ
ータの値は15.2)を用いて」二記実施例2と同梯に
して精製を行った。
尚、この場合、未反応アルコールが強吸着成分、アルキ
ルグリコシドが弱吸着成分となる。
ルグリコシドが弱吸着成分となる。
原料の供給は、粗アルギルグリコシドを30重量%の濃
度で溶離液に溶解させた粗アルキルグリコシド溶液とし
て行った。
度で溶離液に溶解させた粗アルキルグリコシド溶液とし
て行った。
合液の供給温、及び取り出し流量は、粗アルキルグリコ
シド溶液の供給、溶離液の供給、アルキルグリコント精
製液の取り出し、未反応アルコール溶液の取り出し、溶
離液の取り出しについてそれぞれ03.55.15.3
.6.07靜/minで行い、これらの供給、取り出し
口の移動は40分毎に行った。
シド溶液の供給、溶離液の供給、アルキルグリコント精
製液の取り出し、未反応アルコール溶液の取り出し、溶
離液の取り出しについてそれぞれ03.55.15.3
.6.07靜/minで行い、これらの供給、取り出し
口の移動は40分毎に行った。
定常状態におけるアルキルグリコン)・精製液中のアル
キルグリコシドの純度は99.5重fa%であり、回収
率は90重量%であった。又、溶離液を留去した後得ら
れた精製アルキルグリコノドは、淡黄色(50重量%水
溶液の状態でガードナー3)であり、匂いはほとんどな
かった。
キルグリコシドの純度は99.5重fa%であり、回収
率は90重量%であった。又、溶離液を留去した後得ら
れた精製アルキルグリコノドは、淡黄色(50重量%水
溶液の状態でガードナー3)であり、匂いはほとんどな
かった。
比較例1
実施例3で用いた粗アルギルグリコシドを原料として用
い、特開昭58−194.902号公報に記載のスミス
式薄膜蒸発機(伝熱面積0.032g2)により、原料
供給速度o 115kg/h、処理温度180°C1
圧力0.5mmHgの条件で蒸留を行い、残留未反応ア
ルコールを除去しな。得られたアルギルグリコノドは、
純度99.4重量%であったが、赤黄色に着色しく50
重量%水溶液の状態で、ガードナー6)、アルギルグリ
コントもしくは糖の熱分解によると思われる。焦げ臭が
発生していた。
い、特開昭58−194.902号公報に記載のスミス
式薄膜蒸発機(伝熱面積0.032g2)により、原料
供給速度o 115kg/h、処理温度180°C1
圧力0.5mmHgの条件で蒸留を行い、残留未反応ア
ルコールを除去しな。得られたアルギルグリコノドは、
純度99.4重量%であったが、赤黄色に着色しく50
重量%水溶液の状態で、ガードナー6)、アルギルグリ
コントもしくは糖の熱分解によると思われる。焦げ臭が
発生していた。
第1図は、擬仰移動層装置の一例の模式図、第2図(J
パルス応答実験にお(Jる溶出濃度の経時変化、第3図
及び第4図は、パルス応答実験における溶離液の極性と
無次元溶出時間の関係、(1スヂレン−ジビニルベンゼ
ン系非極性高分子吸着剤を使用、2 ノリカゲルにオク
タデシル基を化学結合させた非極性吸着剤を使用。)、
第5図及び第6図は、擬似移動層の取り出し液中濃度の
経時変化を示す図である。
パルス応答実験にお(Jる溶出濃度の経時変化、第3図
及び第4図は、パルス応答実験における溶離液の極性と
無次元溶出時間の関係、(1スヂレン−ジビニルベンゼ
ン系非極性高分子吸着剤を使用、2 ノリカゲルにオク
タデシル基を化学結合させた非極性吸着剤を使用。)、
第5図及び第6図は、擬似移動層の取り出し液中濃度の
経時変化を示す図である。
Claims (3)
- (1)未反応アルコールを不純物として含む粗アルキル
グリコシドを、極性吸着剤または非極性吸着剤に接触さ
せることによりアルキルグリコシドを製造するにあたり
、吸着装置として、吸着剤を充填した充填塔を液体通路
で直列に連結すると共に、最前の充填塔と最後の充填塔
も液体通路で結合して無端状とし、溶液が一方向に流れ
る充填塔群に、溶離液供給口、強吸着成分溶液の取り出
し口、粗アルキルグリコシド溶液供給口及び弱吸着成分
溶液の取り出し口を溶液の流れの方向に沿って所定間隔
でこの順序で配置し、粗アルキルグリコシド溶液と溶離
液を供給すると同時に、強吸着成分溶液と弱吸着成分溶
液を取り出し、かつこれらの供給口と取り出し口を下流
側に間欠的に逐次移動させることによりなる擬似移動層
を用いることを特徴とするアルキルグリコシドの製造方
法。 - (2)吸着剤として極性無機吸着剤を用い、溶離液とし
て溶解度パラメータの値が15以下の溶媒を用いる請求
項1記載のアルキルグリコシドの製造方法。 - (3)吸着剤として非極性高分子吸着剤または、無機吸
着剤の表面に疎水基を化学結合させた非極性吸着剤を用
い、溶離液として溶解度パラメータの値が10以上の溶
媒を用いる請求項1記載のアルキルグリコシドの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294790A JPH03227996A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | アルキルグリコシドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294790A JPH03227996A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | アルキルグリコシドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227996A true JPH03227996A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12096817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2294790A Pending JPH03227996A (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | アルキルグリコシドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227996A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008195661A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Kao Corp | アルキルグリコシドの製造方法 |
JP4509447B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2010-07-21 | ヤマサ醤油株式会社 | 高純度グアノシン5′−ジリン酸フコースおよびその製造法 |
WO2012161654A1 (en) * | 2011-05-20 | 2012-11-29 | National Central University | Peptide chromatographic purification assisted by combining of solubility parameter and solution conformation energy calculations |
WO2013172165A1 (ja) | 2012-05-18 | 2013-11-21 | 花王株式会社 | 精製グリセリンアルキルエーテルの製造方法 |
-
1990
- 1990-02-01 JP JP2294790A patent/JPH03227996A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4509447B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2010-07-21 | ヤマサ醤油株式会社 | 高純度グアノシン5′−ジリン酸フコースおよびその製造法 |
JP2008195661A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Kao Corp | アルキルグリコシドの製造方法 |
WO2012161654A1 (en) * | 2011-05-20 | 2012-11-29 | National Central University | Peptide chromatographic purification assisted by combining of solubility parameter and solution conformation energy calculations |
US8933196B2 (en) | 2011-05-20 | 2015-01-13 | National Central University | Peptide chromatographic purification assisted by combining of solubility parameter and solution conformation energy calculations |
WO2013172165A1 (ja) | 2012-05-18 | 2013-11-21 | 花王株式会社 | 精製グリセリンアルキルエーテルの製造方法 |
US9371260B2 (en) | 2012-05-18 | 2016-06-21 | Kao Corporation | Method for producing refined glycerin alkyl ether |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5502248A (en) | Process for concurrent hydrolysis of esters and separation of products using a simulated moving bed | |
CA1204721A (en) | Process for separating fatty acids | |
Pfäffli et al. | Thioglycosides having O-benzyl blocking groups as intermediates for the systematic, sequential synthesis of oligosaccharides. Synthesis of isomaltose | |
NL8304327A (nl) | Werkwijze voor het zuiveren van anthracyclinon-glycosiden door een selectieve absorptie aan harsen. | |
JP2009538293A (ja) | トリクロロガラクトスクロース製造のプロセスストリームからのジメチルホルムアミド及び他の溶媒の回収 | |
US4692514A (en) | Process for separating ketoses from alkaline- or pyridine-catalyzed isomerization products | |
JPS6172797A (ja) | 合成オリゴヌクレオチド類の精製方法 | |
JP4879392B2 (ja) | クロマト分離方法 | |
BRPI0617101A2 (pt) | processo para produção de sacarose clorada baseado em separação bioquìmica hidrofóbica | |
Coss et al. | Minimally Competent Lewis Acid Catalysts: Indium (III) and Bismuth (III) Salts Produce Rhamnosides (= 6‐Deoxymannosides) in High Yield and Purity | |
WO2006061856A2 (en) | Improved process for purificaton of 6 acetyl 4,1’,6’ trichlorogalactosucrose and 4,1’,6’ trichlorogalactosucrose by chromatography on silanized silica gel | |
JPH03227996A (ja) | アルキルグリコシドの製造方法 | |
JP4314337B2 (ja) | ミルベマイシン類及びアベルメクチン類の精製法 | |
US4226639A (en) | Silica guard bed for adsorbent used in an aqueous system | |
US4880920A (en) | Process for separating ketoses from alkaline-or pyridine-catalyzed isomerization products | |
CN108602845A (zh) | 生产2’-o-岩藻糖基乳糖的方法 | |
JPH03232894A (ja) | アルキルグリコシドの製造方法 | |
CA1292988C (en) | Process for separating psicose from another ketose | |
JPS5925600B2 (ja) | 果糖の製造方法 | |
CA2101281C (en) | Method of purifying nucleoside derivatives | |
EP0225774B1 (en) | Process for preparing derivatives of maltose | |
JPH0449297A (ja) | アルキルグリコシドの製造方法 | |
US3084154A (en) | Water-soluble methylhesperidins and their production | |
Vill et al. | Liquid crystalline 6-deoxy glycosides | |
US3527750A (en) | Isolation of substantially pure coumermycin a1 |