JPH03206835A

JPH03206835A - 飛翔虫排除装置

Info

Publication number: JPH03206835A
Application number: JP2258887A
Authority: JP
Inventors: Franco Zobele; フランコ　ゾベーレ; Giovanna Zobele; ヂョバンナ　ゾベーレ
Original assignee: Zobele Industrie Chimiche SpA
Current assignee: Zobele Holding SpA
Priority date: 1989-09-29
Filing date: 1990-09-29
Publication date: 1991-09-10
Also published as: ATE103762T1; DE69007924D1; EP0420144A1; DE69007924T2; EP0420144B1; US5095647A; IT8921878A0; IT1231085B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、飛翔する虫、特に蚊を、人体に寄せ付けない
ようにする装置であり、特に液状の化学生成物を充填し
たタンクを収容する箱体からなり、加熱手段によって芯
の一部を加熱し、液体を吸い上げるようにした装置に関
する。

〔従来の技術〕従来、蚊や小さなうるさい虫を人体に寄せ付けないため
の装置が、多く市販されている。この市販の装置は、１
枚の小片を加熱源付近に置くことによって、蒸発物質が
煙状に発散するような発散体を利用している。

また他に、液体状の化学生成物を充填したコンテナーを
収容し、その芯を加熱することによって、この生成物中
に浸された芯を通して、毛管現象で液体生成物を吸い上
げる装置も知られている。

この従来の装置は、一般に芯を通して吸い上げ、蒸発さ
せる液体の量に限界があり、また加熱蒸発部分を取り換
えられないという欠点がある。

さらに、この装置では、液体状化学生成物の充填された
コンテナーが、装置の下方から挿入されるものであり、
作業上めんどうなばかりか、芯に損傷を与えることがわ
かっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、殺虫剤、空気清浄剤または芳香剤の蒸
発を長期に行なえ、大量の液状物質を効果的にかつ均一
に発散でき、また液状物質のコンテナーを迅速かつ安全
に取換えられるような装置を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は次の構成を採ることにより、課題を解決する。

内部に液状の化学物質が充填されたタンクを有し、加熱
装置で芯の上部を加熱することによってタンク内の液を
引き上げるようにした箱体からなる飛翔虫特に蚊を人間
から追い払う装置において、コンテナーの基台に対して
、垂直に立上った少くとも１個の壁（１３′、　５３’
）を有する加熱体（１０，５０）を収容する箱体であり
、コンテナー（ｃ、　ｃ’）内には蒸発性の液体が充填
されるとともに、ほぼ芯の全長を不浸透性の材料（１９
，５９）で被覆されている芯をコンテナー中に挿入する
とともに、芯（１４）の下端部（１４′、　５４’）と
上端部（１４′、　５４’）とを被覆をせず、コンテナ
ーから突出させ、上端部（１４′、　５４’）を加熱体
（１０，５０）の壁（１３′、　５３’）に近接させて
配設したことを特徴とする飛翔虫排除装置。

本発明は、次の実施態様を有している。

芯は、断面が四角形であり、広く平坦であり、加熱体に
対して平らな面を形成している。

芯の最下端部の不被覆面は、被覆部分に比べて非常に狭
く、また、芯の最上端部の不被覆面は。

広くかつ長く延びている。

装置の駆動時、コンテナー中の化学物質は、低温のコン
テナー基台部分から高温の加熱体に近接しているコンテ
ナー外の部分まで、毛管現象で吸い上げられる。

芯は、特に厚紙片のような吸収性材料からできており、
一般的には純粋繊維素、短繊維の綿毛のいずれかまたは
一方の材料がらできており、更に好ましくは玄武岩のミ
ネラルダストを約２０％含んだものである。

芯の被覆体が、シリンダー状のストッパーからなるコン
テナー閉塞部材で包囲されており、ストッパーをタンク
へ首部にきっく嵌合できるとともに、芯、被覆体そして
ストッパーを一体にコンテナーから抜き取るようになっ
ててる。

芯の被覆体には、その最下端部に２本の歯が形成され、
被覆体から突出する芯を保護できるようになっている。

２本の歯は、その先端部で結合されており、芯の下端部
を受けている。

〔作　用〕

この装置は、長時間車を寄せ付けたくない場所で使用す
るには最適であり、市販の装置よりも長い時間作動でき
何回も使用できる。

〔実施例〕

第１図〜第８図は、本発明の第１実施例を示す装置で、
人工材料によって作られた２つの組立部品からなる箱体
（Ａ）である。

第１の組立部品は、下部箱体（Ａ′）を構成し、それぞ
れ直角に交わる基台（１）、両側板（２）　（２’）そ
して正面板（３）からできている。正面板（３）の対面
に位置する壁体は、半円状であり、側板（２）　（２’
　）の一方と垂直線（２′）で接続されており、ドア（
４）として開閉できるようになっている。

第２の組立部品は、箱体のカバー（５）を構成し、平行
六面体であり、その−面を形成している正面壁（３）は
、回転可能なプラグ（６）の一部分を覆っている。

下部箱体（Ａ′）とカバー（５）は、弾性接合手段（７
）（７′）によって一体に組立てられている。

プラグ（６）は、箱体の正面壁（３）に取付けられ、約
９０°回転可能になっている。

箱体（Ａ）内には、プラグ（６）から電線（８）が延び
、カバー（５）から若干突出している。スイッチ（９）
、タイマーそして加熱体（１０）に接続されている。ス
イッチ（９）は、できれば発光スイッチを用いるとよい
。加熱体（１０）は、グロック（１３）の貫通孔（１２
）に挿入される場合針金傷が付かないように、例えばセ
ラミック、その他人工材料を用いた、平行六面体でかつ
断面が四角形の強化ケースでできてぃる。

プラグを９０°回転する代わりに、装置から適当な長さ
の電線を延出させることもでき、この場合は、電源から
離れた位置に装置を置いて使用することができる。

芯（１４）は、後述するように、その最下端部が液体に
直接接触しており、繊維長が約３〜６ｍの。

純粋繊維素もしくは短繊維の綿毛をベースに、または短
繊維の綿毛のみを利用して作られている。

これらの素材は、公知の蚊よけ剤として使われているも
のの材質と同じである。芯（１４）は、前記素材に、特
に玄武岩中のミネラルダストを、１０〜３０％、好適に
は２０％含ませである。

加熱体（１０）は、またカバーで覆われたサーミスタ、
または、電気抵抗材料を用いることもできる。

図示されるように加熱体（１０）を同軸に収納している
ブロック（１３）は、箱体（Ａ）のおよびカバー（５）
の最上端部に収容されており、ブロック（１３）の垂直
な平板状の壁（１３’）は、カバー（５）の垂直な平板
状の壁（５′）と平行設置されている。

この装置の使用時には、芯（１４）の最大幅を有してい
る上部分（１４’）がカバー（５）の壁（５′）の外側
面から距離ｄを隔てて平行に対峙している。好適には切
込み部（明確に図示されていない）を形成し、芯（１４
）がブロック（１３）の平板状の壁（１３’　）と短い
距離をおいて対峙させることもできる。

芯（１４）の長い平板状の壁（１４”′）とブロック（
１３）の平板状の壁（１３’）との距離ｄは短いもので
あるが、この距離ｄを確保することによって、芯または
厚紙片は過剰加熱による損傷から保護されるとともに、
壁（１４″′）からの一定した均一の液体蒸発を確保す
ることができる。

箱体（Ａ）の中の装置の基台（１）の内面から上方向に
延出する環状部（１′）は、可撓性で透明な人工材料等
でできた液だめまたはコンテナー（Ｃ）を支持している
。コンテナー（Ｃ）は、使用前後述する物質からなる液
体が充填されている０本装置の一構成部分をなすコンテ
ナー（Ｃ）は、液体再充填時に取外すことができる。

コンテナー（Ｃ）の底部に形成された環状凹部（１５）
は、前述の箱体から突設された環状部（１′）に嵌め込
まれることによって、環状部（１′）と同心状にしっか
りと固定される。その際、芯（１４）の最下端部分（１
４’　）は、環状凹部で囲まれたコンテナー内のくぼみ
領域に到達している。このくぼみ領域が存在することに
よって、装置の稼動最終時点でも水没されており、少量
の液体を残すように働く、すなわち、底部表面から液体
が全て消費され、供給されない状態があっても、必要最
少限まで厚紙片を液体で湿らせておくことができる。

第４図に示すスクリューキャップ（１７）は、コンテナ
ー（Ｃ）の首部の外側に取付けられ、コンテナーの不使
用時におけるコンテナー（Ｃ）と芯（１４）の密封を行
う。

さらに、コンテナーの不使用時、首部（１６）に着脱可
能に取付けられ、かつ可撓性材料でできたキャップ（１
８）は、コンテナー内の液体が蒸発しないように、また
外部のスクリューキャップ（１７）の内部スカート上で
この液体が凝縮しないように機能する。

第１図で明らかなように、芯（１４）の上部分（１４’
）は、後述するストッパー（２０）から長さ８分突出し
、平滑な平坦面を有する幅の広い壁（１４’）を形成し
ている。また芯（１４）の上部分（１４’）は、カバー
（５）の壁（５′）と短距離ｄをおいて平行に対峙する
。または、カバーの壁（５′）に切込み部を形成すれば
、上部分（１４’）は、ブロック（１３）の垂直な平板
状の壁（１３’）と短距離をおいて平行に対峙する。

薄い厚紙片状の芯は、不通性の被覆体もしくは鞘（１９
）内に、長さＬの区間だけ収容されている。

このため、被覆されていない芯（１４）の最下端の一部
でのみ、コンテナー内の液体を吸収することができる。

芯の外表面と被覆部分間には全くあそびがなく、また区
間りの部分では液体の浸透がないので、液体は、毛管現
象によって芯内を上昇していく。

すなわち、化学溶液は、温度の低いコンテナーの基部付
近の芯から毛管現象で芯（１４）を上昇し。

基部から離れた熱源付近まで、すなわち高温のコンテナ
ー外部に到達する。

芯（１４）の被覆部分の上部は、コンテナー（Ｃ）の首
部（１６）にきつく挿入されるシリンダー状のストッパ
ー（２０）によって包囲されている。

被覆体（１９）の下部は、芯の下端部と同じ長さの２本
の歯（１９’）が延びている。これらの歯は、薄い厚紙
片の突出部を保護するとともに、駆動時。

さらには芯（１４）、被覆体（１９）そしてストッパー
（２０）で一体に形成したユニットを、コンテナーに自
動的に挿入して組立てる際に、厚紙片を保護する。２本
の歯（１９’）は、芯（１４）の下方を支持するストッ
パーとして形成される小さなブリッジ（１９’）で連結
することができる。

ストッパ（２０）の上壁から延出する小さな突出壁（２
１）は、芯（１４）から突出した上部分（１４’）を基
部の周辺で包囲し、凝縮した液を収集するとともに、漏
れを阻止する。

被覆体（１９）の上部には、コンテナー（Ｃ）の内部と
外部に空気の流通を許すベントが形成され、悪影響を及
ぼすコンテナー内の圧力変化を補っている。

孔（２２）は、カップ部（２１’）に開口する上部垂直
孔（２２’）と、被覆体（１９）を貫通する下部水平孔
（２２’）から形成されている。

芯（１４）、芯（１４）を収容する被覆体（１９）、そ
してシリンダ状のストッパーの３部材で、一体の芯ユニ
ットを作ることによって、吸収剤として最適な簿い厚紙
状の芯（１４）を使用することができる。また、このよ
うにして芯をユニット化すると、芯が被覆体にきつく当
接し、コンテナーをひっくり返しても、コンテナー内か
ら液体が流出することがなく、使用上極めて安全性が増
す。

第９図〜第１２図は、本発明の第２実施例を示すもので
、第２実施例では、第１実施例と対応する部分の符号に
最少１０を加算した符号を用いている。

箱体（Ａ′）は、２つの組立部品からできており、両者
は、カップリング手段（３７）　（３７’　）で取外せ
ないように結合されている。この実施例では、芯は箱体
（Ａ＃）内に収容され、カバー（４４）には、液体の蒸
発を促してコンテナー（Ｃ′）を冷やしておくため、複
数の開口（４４’）（４４’）（４４“′）が形成され
ている。

また、コンテナーにを挿入するためのドア（３４）には
、コンテナー内の液体のレベルのチエツクや、冷却空気
の流通を促すための綾状の切込み（３４’）が形成され
ている。このドア（３４）は、閉鎖時に箱体（Ａ′）の
一部を形成するように取付けられる。

コンテナー（Ｃ′）は、第１図の第１実施例と同じよう
に、基台上に固定され、頂点部のストッパー（３１）位
置では１箱体とバネ結合することもできる。

箱体内には、それぞれの対向端部に歯を有する爪（４３
’）（４３″′）を備えたペンチ形の接続具（４３）が
形成され、ストッパー（３０）上に形成された突出壁（
４１）を弾性的に保持している。この接続具（４３）は
、箱体（Ａ’）の一部を形成している。

ドアを外して装置を利用する場合、コンテナーを、コン
テナーの殻の上に位置する可撓性の接続体および箱体の
基台に形成された環状凸部に対応させ、箱体に位置決め
すれば、コンテナーは上方から容易に挿入することがで
きる。

簿い厚紙状のまたは同様に切込まれた芯（１４）は、後
述する手段で形成される被覆体（１９）に挿入される。

型は、２個の半型からなり、切込まれた簿い厚紙片を開
放された半型に挿入する。続いて、この半型は、一体に
組立てられ、プラスチックは、型中の空所へと流れ、こ
の−工程で不浸透性の芯（１４）を被覆した被覆体（１
９）が形成される。

０．５〜１％の酸化防止剤が加えられているコンテナー
中の化学溶液は、害虫忌避に好適な活性成分、すなわち
、バイオアレトリン（ｂｉｏａｌｌｅｔｈｒｉｎ）、ア
レトリン（ａｌｌｅｔｈｒｉｎ）、　エトク（ｅｔｏｋ
）、エスビオトリン（ｅｓｂｉｏｔｈｒｉｎ）、サイペ
ルメトリン（ｃｙｐｅｒ＋ｍｅｔｈｒｉｎ）、アルファ
メトリン（ａｌｐｈａｍｅｔｈｒｉｎ）、ベイパチン（
Ｖａｐｏｒｔｈｉｎ）、スミトリン（ｓｕ＋＋＋１ｔｈ
ｒｉｎ）、ペルメトリン（ｐｅｒｍｅｔｈｒｉｎ）、お
よび除虫菊抽出物のような合成ピレトロイド類の中から
選択されるものを、単独か、または組合わせたものとし
て、２〜８重量％の割合で含んでいる。

好ましくは、３〜５％のエスビオトリンを、炭素数１２
〜１５の脱芳香化脂肪族飽和炭化水素の中から単独かま
たは組合わせて選ばれる９８〜９２％の溶媒、好ましく
は炭素数が１２でかつ９７〜９５％の溶媒中に溶解した
ものである。

特に、有効な毒性を有する溶媒を選択する際、芳香核の
ない製品を選ぶことが大切である。

本発明装置は従来例と比較してその効果は明らかであり
、コンテナー（Ｃ）を下から挿入するといった取扱い上
のめんどうはなく、芯を傷付けることもなく、コンテナ
ー（Ｃ）を正面から何なく挿入することができる。

【図面の簡単な説明】第１図は、本発明の第１実施例を示し、電源プラグが直
に取り付けられた装置の垂直断面図、第２図は、第１図
の装置の電源プラグの反対側に設けたドアを開放した状
プルの平面図。第３図は、第１図のＦ矢視図。第４図は、第１実施例に用いられるストッパーで被覆体
そして芯を有するコンテナーの正面図、第５図は、第１
実施例に用いられる芯ユニットの一部断面図、第６図は、第５図のＶＩ−Ｖｌ垂直断面図、第７図は、
第５図の■−■水平断面図、第８図は、第５図の芯ユニ
ットの平面図、第９図は、本発明の第２実施例を示す装
置の垂直断面図、第１０図は、第９図の平面図。第１１図は、第９図の矢視図、第１２図は、第２実施例のコンテナー嵌め込み部分の平
面図である。（Ａ）（Ａ″）箱体　　　　　　（Ａ′）下部箱体（Ｃ
）（Ｃ’）コンテナー　　　（１）基台（１′）環状部
　　　　　　（２）（２’）両側板（２′）垂直縁　　
　　　　（３）正面板（４）ドア　　　　　　　　（５
）カバー（５′）壁　　　　　　　　（６）プラグ（７
）弾性接合手段　　　　（８）電線（９）スイッチ　　
　　　　（１０）加熱体（１２）貫通孔　　　　　　（
１３）ブロック（１３’）壁　　　　　　　（１４）芯
（１４’）最下端部分　　　　（１４“）上部分（１４
″′）壁　　　　　　　（１５）環状凹部（１６）首部
　　　　　　　　（１７）スクリューキャップ（１８）
キャップ（１９’）歯（２０）ストッパー（２１’）カップ部（２２’）上部垂直孔（３０）ストッパー（３４）ドア（３７）カップリング手段（４３）接続具（４４）カバー（５１）基台（５４”’）壁（１９）被覆体（１９’）ブリッジ（２１）突出壁（２２）孔（２２’）下部水平孔（３１）ストッパー（３４’）切込み（４１）突出壁（４３’）（４３’）爪（４４’）（４４’）（４４″’　）開口（５１’）環
状部ＦＩＧ、１（１屯１１５）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内部に液状の化学物質が充填されたタンクを有し
、加熱装置で芯の上部を加熱することによってタンク内
の液を引き上げるようにした箱体からなる飛翔虫特に蚊
を人間から追い払う装置において、コンテナーの基台に
対して、垂直に立上った少くとも１個の壁（１３′、５
３′）を有する加熱体（１０、５０）を収容する箱体で
あり、コンテナー（Ｃ、Ｃ′）内には蒸発性の液体が充
填されるとともに、ほぼ芯の全長を不浸透性の材料（１
９、５９）で被覆されている芯をコンテナー中に挿入す
るとともに、芯（１４）の下端部（１４′、５４′）と
上端部（１４″、５４″）とを被覆をせず、コンテナー
から突出させ、上端部（１４″、５４″）を加熱体（１
０、５０）の壁（１３′、５３′）に近接させて配設し
たことを特徴とする飛翔虫排除装置。
（２）芯（１４、５４）の断面が、広い平坦な四角形で
あることを特徴とする請求項（１）記載の飛翔虫排除装
置。
（３）芯の最下端部（１４′、５４′）の不被覆面が、
芯の被覆体と比較して十分小さく、芯の最上端部（１４
″、５４″）の不被覆部分が、最下端部の不被覆面より
広く、そして長く形成されている請求項（１）または（
２）記載の飛翔虫排除装置。
（４）芯（１４、５４）が、ほぼその長さ分だけ被覆体
（１９、５９）で覆われており、装置作動時、低温のコ
ンテナー（Ｃ、Ｃ′）基台部分から高温の加熱体（１０
、５０）に近接するコンテナー外の部分まで毛管現象で
化学溶液を上昇させるようにした請求項（１）ないし（
３）のいずれかに記載の飛翔虫排除装置。
（５）芯（１４、５４）が、純粋繊維素、短繊維の綿毛
のいずれかまたは一方をベースにし、玄武岩のミネラル
ダストを１０％ないし３０％、好ましくは約２０％含む
ようにした請求項（１）記載の飛翔虫排除装置。
（６）芯（１４、５４）の被覆体（１９、５９）の上部
には、シリンダー状のストッパー（２０、３０）からな
るコンテナー閉塞部材が形成され、ストッパー（２０、
３０）をタンクの首部（１６、５６）にきつく嵌合でき
るとともに、芯（１４、５４）、被覆体（１９、３０）
そしてストッパー（２０、３１）は、一体にコンテナー
から抜き取れるようにした請求項（１）ないし（５）の
いずれかに記載の飛翔虫排除装置。
（７）ストッパー（２０、３０）の上面に、芯の最上端
部（１４″、５４″）の基部を包囲するように突出壁（
２１、４１）を設け、突出壁で形成されるカップ部（２
１′、４１′）で濃縮液を収集するようにした請求項（
６）記載の飛翔虫排除装置。
（８）被覆体（１９、５９）の上部にベント（２２、２
４）を設け、コンテナー（Ｃ、Ｃ′）内部と外部との通
気を可能にした請求項（７）記載の飛翔虫排除装置。
（９）芯（１４、５４）の被覆体（１９、５９）の最下
端部には、２本の歯（１９′、５９′）を突設させ、被
覆体から突出する芯の先端部を保護できるようにした請
求項（１）ないし（９）のいずれかに記載の飛翔虫排除
装置。
（１０）箱体（Ａ、Ａ″）が、組立て時に１ユニットと
なる組立部品でできており、組立部品は、組立部品の一
部をなしドア（４、３４）として機能する壁が、組立部
品の側板（２′、３２′）の垂直縁に接続されている請
求項（１）記載の飛翔虫排除装置。
（１１）電源プラグ（６、３６）が、箱体の正面板（３
、３３）に９０°回転可能に取付けられ、電源プラグの
電線が、スイッチと加熱体（１０、５０）に接続される
ようにした請求項（１）記載の飛翔虫排除装置。
（１２）強化ケースで形成された加熱体（１０、５０）
が、セラミックもしくはプラスチックで形成されたブロ
ック（１３、５３）の貫通孔に挿入されるとともに、ブ
ロックの平板状の壁（１３′、５３′）が箱体の基台に
対して垂直に取付けられ、芯（１４、５４）が壁（１４
″′、５４″′）と平行になるようにした請求項（１）
または（４）記載の飛翔虫排除装置。
（１３）可撓性の材料で形成されたコンテナー（Ｃ、Ｃ
′）が、コンテナー底部に形成される凹部（１５、３５
）と、箱体の基台（１、５１）から突出する環状部（１
′、５１′）とによって支持されるようにした請求項（
１）記載の飛翔虫排除装置。
（１４）コンテナー中に充填される化学溶液が害虫忌避
に好適な活性成分、すなわち、バイオアレトリン（ｂｉ
ｏａｌｌｅｔｈｒｉｎ）、アレトリン（ａｌｌｅｔｈｒ
ｉｎ）、エトク（ｅｔｏｋ）、エスビオトリン（ｅｓｂ
ｉｏｔｈｒｉｎ）、サイペルメトリン（ｃｙｐｅｒｍｅ
ｔｈｒｉｎ）、アルファメトリン（ａｌｐｈａｍｅｔｈ
ｒｉｎ）、ベイパチン（ｖａｐｏｒｔｈｉｎ）、スミト
リン（ｓｕｍｉｔｈｒｉｎ）、ペルメトリン（ｐｅｒｍ
ｅｔｈｒｉｎ）、および除虫菊抽出物のような合成ピレ
トロイド類の中から選択されるものを、単独か、または
組合わせたものとして、２〜８重量％の割合で含んでお
り、好ましくは、３〜５％のエスビオトリンを、炭素数
１２〜１５の脱芳香化脂肪族飽和炭化水素の中から単独
かまたは組合わせて選ばれる９８〜９２％の溶媒、好ま
しくは炭素数が１２でかつ９７〜９５％の溶媒中に溶解
したものであり、０．５〜１％の酸化防止剤を添加した
請求項（１）記載の飛翔虫排除装置。