Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH03190672A - メタルボンド砥石の製造法 - Google Patents

メタルボンド砥石の製造法

Info

Publication number
JPH03190672A
JPH03190672A JP33026689A JP33026689A JPH03190672A JP H03190672 A JPH03190672 A JP H03190672A JP 33026689 A JP33026689 A JP 33026689A JP 33026689 A JP33026689 A JP 33026689A JP H03190672 A JPH03190672 A JP H03190672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal bond
blended
bond grindstone
metal
weight ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33026689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Takeuchi
賢一 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FSK Corp
Original Assignee
FSK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FSK Corp filed Critical FSK Corp
Priority to JP33026689A priority Critical patent/JPH03190672A/ja
Publication of JPH03190672A publication Critical patent/JPH03190672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は砥粒保持力および寿命に優れたメタルボンド砥
石の製造法に関するものである。
(従来の技術) ダイヤモンド砥粒や立方晶窒化硼素砥粒などの超砥粒を
含む砥石は、通常はCuとSnとからなるブロンズタイ
プのメタルボンドを用い、これを400〜500 kg
 / cdの圧力と600〜800°Cの温度を加えな
がら焼成して製造されるのが普通であった。
ところがこのような従来のメタルボンド砥石の製造法は
、加圧下で焼成を行う必要があるために大量生産が行い
にくいうえ、砥粒保持力の点でもなお満足できないもの
があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、砥粒
保持力に優れたメタルボンド砥石を、大量生産すること
ができるメタルボンド砥石の製造法を提供するために完
成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題は、Coに対してCuを重量比で10〜50
%配合し、更にこの配合されたCuに対してAgを20
〜70%配合したメタルボンドを超砥粒と混合して室温
で500〜3000 kg / cdで加圧成形し、そ
の後に530〜1000°Cで焼成することを特徴とす
るメタルボンド砥石の製造法によって解決できる。
上記のように本発明においてはC01Cu、 Agの3
成分系のメタルボンドが使用される。ここでCOは粒径
が5〜250μ程度の超砥粒を強固に保持するための基
本的な成分であり、粒径が1μ程度の細かい粉末を容易
に得られる利点もある。
Cuはメタルボンドの融点を制御するための成分であり
、粉末の状態でCoに対して重量比で10〜50%の割
合で配合される。ここでCuが10%未満であるとメタ
ルボンドの融点が高くなり過ぎて超砥粒を損傷するおそ
れがあり、逆に50%を越えると焼結強度が低下して砥
粒保持力が低くなる。
Agはその展伸性を利用してメタルボンドの硬さを調整
するための成分であり、粉末の状態でCuに対して20
〜70%の重量比で配合される。Agが20%未満であ
るとメタルボンドの硬度が大きくなって成形性が低下し
、逆に70%を越えるとAg−Cu系の低融点の合金が
形成されて溶けてしま゛い、目的とする砥粒保持力を得
ることができない。
このような配合のメタルボンドと超砥粒とを適宜の比率
で混合したうえ、従来とは異なり室温で500〜300
0 kg / cJで加圧成形する。ここでプレス圧力
が500 kg / c1未満であると各粉末相互の密
着力が低下して強度のあるメタルボンド砥石が得られず
、逆に3000kg/C11を越えても性能の向上は認
められないので、経済的な観点から3000kg/c−
以下とした。その後に成形体を530〜1000’cで
焼成すれば、Co、 Cu、八gの3成分の粉末の表面
が相互に融着するとともに超砥粒を強固に保持して砥粒
保持力および強度に優れたメタルボンド砥石を得ること
ができる。ここで焼成温度が530°C未満であるとメ
タルボンドの焼結強度が不足し、また1000°Cを越
えるとメタルボンドの溶融が開始してやはりメタルボン
ドの焼結強度が不足するとともに、超砥粒が損傷される
こととなる。
本発明の方法により得られたメタルボンド砥石はCo、
 Cu、八gの3成分を最適な比率で含有させたもので
あるから砥粒保持力および強度に優れ、また寿命も従来
のブロンズメタルボンドの超砥粒砥石の1.5倍以上と
なる。しかも本発明によれば従来のような加圧下での焼
結を必要としないので、大量生産を容易に行なえる利点
がある。
次に本発明の好ましい実施例を示す。
(実施例) Co : Cu : Agの重量比が60.8 : 2
6.1:13.1 となるようにこれらの各金属の粉末
(粒径はCoが1μ程度、CuとAgが44μ程度)を
配合したメタルボンドと、粒径が25μ程度のダイヤモ
ンド砥粒とを混合し、室温下で圧力3000 kg /
 cJのコールドプレスを行い、その後に炉に入れて8
50°Cで焼成した。
一方、これと比較するために従来のようにCu:Sn 
: Co : Agの重量比が48:11:34:4で
あるブロンズボンドを用い、これに粒径が25μ程度の
ダイヤモンド砥粒を混合したうえaoo ”cに加熱し
ながら500 kg / cJの圧力を加えて焼成する
方法でブロンズメタルボンドの超砥粒砥石を製造した。
これらの両方の超砥粒砥石をホーニング盤に取付け、直
径6m、長さ20cmの円筒状のワークを研削するテス
トを行った。このときの切込み量はストローク当たり0
.001即、砥石回転数は560rpm、ストローク幅
は10薗、ストローク回数は毎分120回とした。
この結果、本発明の方法により製造されたメタルボンド
砥石の研削比は4120であったが、従来法により製造
されたメタルボンド砥石の研削比は2780であり、本
発明の優位性が確認できた。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明によればメタルボンドの
組成と焼成方法を工夫することにより、砥粒保持力に優
れたメタルボンド砥石を大量生産することができ、また
砥石寿命を従来の1.5倍程度まで延長させることもで
きる。
よって本発明は従来の問題点を解決したメタルボンド砥
石の製造法として、業界に寄与するところは極めて大き
いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Coに対してCuを重量比で10〜50%配合し、更に
    この配合されたCuに対してAgを20〜70%配合し
    たメタルボンドを超砥粒と混合して室温で500〜30
    00kg/cm^2で加圧成形し、その後に530〜1
    000℃で焼成することを特徴とするメタルボンド砥石
    の製造法。
JP33026689A 1989-12-20 1989-12-20 メタルボンド砥石の製造法 Pending JPH03190672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33026689A JPH03190672A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 メタルボンド砥石の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33026689A JPH03190672A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 メタルボンド砥石の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03190672A true JPH03190672A (ja) 1991-08-20

Family

ID=18230726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33026689A Pending JPH03190672A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 メタルボンド砥石の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03190672A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1066661C (zh) 改进的金属粘结料和金属粘结磨料制品
US4246006A (en) Method of making sintered metal-diamond aggregates
WO1999028087A1 (fr) Meule poreuse et procede de fabrication correspondant
JP2002534281A (ja) 活性結合剤を有する超砥石
JPH081521A (ja) 新規な金属ボンドを用いて結合した砥粒加工工具とその製造法
JPH09103965A (ja) 多孔質超砥粒砥石とその製造方法
JP3779329B2 (ja) 金属被覆された砥粒を含むガラス質研削工具
JPH04226863A (ja) 研削材製品
JP2003512937A (ja) 剛直に結合された薄い砥石
CA2337611C (en) Vitreous bond compositions for abrasive articles
JP2829522B2 (ja) 被覆ダイヤモンド砥粒およびその製法
JP2003181765A (ja) 多孔質超砥粒砥石とその製造方法
JPH03264263A (ja) 多孔質メタルボンド砥石およびその製造方法
JP2987485B2 (ja) 超砥粒砥石及びその製造方法
CN109623685A (zh) 一种金属-陶瓷基立方氮化硼烧结节块的制备方法
JPH03190672A (ja) メタルボンド砥石の製造法
JPH07251378A (ja) 多孔質鉄系メタルボンドダイヤモンド砥石およびその製造方法
JPS6257871A (ja) メタルボンド砥石の製造方法
JPS6339381B2 (ja)
JP2001088035A (ja) 有気孔砥石
JP2000317843A (ja) 多孔質鉄系メタルボンドダイヤモンド砥石
JP3751160B2 (ja) 硬質素材の砥粒緻密化構造
JP3055084B2 (ja) 多孔質メタルボンド砥石およびその製造方法
JPH10113876A (ja) ダイヤモンド砥石とその製造方法および工具
JPH052465B2 (ja)