JPH03189431A - ディスクブレーキの鳴き防止装置 - Google Patents
ディスクブレーキの鳴き防止装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/12—Discs; Drums for disc brakes
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、制動時に発生する鳴き音を有効に阻止するよ
うにしたディスクブレーキの鳴き防止装置に関する。
うにしたディスクブレーキの鳴き防止装置に関する。
[従来の技術]
車軸とともに回転する円板状のディスクロータを油圧等
で作動する摩擦パッドで挟圧して制動を行なうディスク
ブレーキにおいて、ディスクロータが摩擦パッドで挟圧
された際、ディスクロータの硬度、ロータと摩擦パッド
の相性等によって非常に不愉快なブレーキ鳴き音と称さ
れる高周波音が発生することが知られている。
で作動する摩擦パッドで挟圧して制動を行なうディスク
ブレーキにおいて、ディスクロータが摩擦パッドで挟圧
された際、ディスクロータの硬度、ロータと摩擦パッド
の相性等によって非常に不愉快なブレーキ鳴き音と称さ
れる高周波音が発生することが知られている。
そして、この高周波音は、使用する摩擦パッドがアスベ
スト主体のオーガニック系である場合。
スト主体のオーガニック系である場合。
ディスクロータの振動は第8図に示された如く板の曲げ
振動や捩り振動のように振動方向と波の進行方向とが同
一である。いわゆる横波に基づくものが主体であること
が確認されている。
振動や捩り振動のように振動方向と波の進行方向とが同
一である。いわゆる横波に基づくものが主体であること
が確認されている。
すなわち、第11図はロータの横波に関する共振点を明
らかにするために横波撮動を与えたときのロータの振動
特性である。−力筒12図は実際の制動をした時の鳴き
の周波数と大きさをオーガニックバッドの場合について
プロットしたものである。この第11図と第12図から
判るように横波共振点の4次、5次、7次相当の鳴きが
発生していることが明らかである。その対策として、従
来は、特開昭56−164236号公報に記載されてい
るように、ディスクロータの外周に金g製の環状部材を
嵌入したり、あるいは実開昭54−108880号公報
に記載されているように、ロータの制動面に孔や溝を設
は共振点をずらすようにしたものがあった。
らかにするために横波撮動を与えたときのロータの振動
特性である。−力筒12図は実際の制動をした時の鳴き
の周波数と大きさをオーガニックバッドの場合について
プロットしたものである。この第11図と第12図から
判るように横波共振点の4次、5次、7次相当の鳴きが
発生していることが明らかである。その対策として、従
来は、特開昭56−164236号公報に記載されてい
るように、ディスクロータの外周に金g製の環状部材を
嵌入したり、あるいは実開昭54−108880号公報
に記載されているように、ロータの制動面に孔や溝を設
は共振点をずらすようにしたものがあった。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら近年の摩擦材の変遷とともに、!!擦パッ
ド材としてセミメタリックやノンアスベスト系のものが
使用されるようになると、従来の横波に基つく制振対策
では鳴きを抑えるのに充分満足する結果を得られなかっ
た。
ド材としてセミメタリックやノンアスベスト系のものが
使用されるようになると、従来の横波に基つく制振対策
では鳴きを抑えるのに充分満足する結果を得られなかっ
た。
そこで、セミメタリックやノンアスベスト系の摩擦パッ
ドを使用して、実際に制動を行なったときに発生した鳴
きの周波数と大きさを第10図に示す、これで得られた
鳴きの周波数はロータの厚さ方向に伸び縮みの振動を起
こしながら、波は厚さ方向と直角方向であるロータの円
周方向に進行する、いわゆる縦波振動における周波数−
dB特性曲線図(第9図に示す)と極めて近似している
ことが判明した。即ち、両特性曲線図を対比すると、8
.4に七(2次)、12.6に七(4次)および17.
6に&(6次)のときにともに共振点が存在する一致点
が見られた。
ドを使用して、実際に制動を行なったときに発生した鳴
きの周波数と大きさを第10図に示す、これで得られた
鳴きの周波数はロータの厚さ方向に伸び縮みの振動を起
こしながら、波は厚さ方向と直角方向であるロータの円
周方向に進行する、いわゆる縦波振動における周波数−
dB特性曲線図(第9図に示す)と極めて近似している
ことが判明した。即ち、両特性曲線図を対比すると、8
.4に七(2次)、12.6に七(4次)および17.
6に&(6次)のときにともに共振点が存在する一致点
が見られた。
このことは、セミメタリックやノンアスベスト系の摩擦
パッドを用いた場合、鳴きの原因がロータの縦波振動に
基づくことにあるという結論を得た。
パッドを用いた場合、鳴きの原因がロータの縦波振動に
基づくことにあるという結論を得た。
よって、本発明は、セミメタリックやノンアスベスト系
の摩擦パッドを用いたディスクブレーキにおいて、ディ
スクロータの縦波振動に起因する鳴きを防止することを
目的とする。
の摩擦パッドを用いたディスクブレーキにおいて、ディ
スクロータの縦波振動に起因する鳴きを防止することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため1本発明は、セメタリックある
いはノンアスベスト系の摩擦パッドをディスクロータに
押圧して制動を行なうディスクブレーキにおいて、ディ
スクロータの縦波2次共振周波数を可聴波周波数以上の
高周波数である15KHzになるようにロータを分割す
ることに在り、更に具体的には、X(閣)をディスクロ
ータの外径、 E (dyn/cd)をディスクロータ
のヤング率、ρ(g / aj )をディスクロータの
体積密度としたときに。
いはノンアスベスト系の摩擦パッドをディスクロータに
押圧して制動を行なうディスクブレーキにおいて、ディ
スクロータの縦波2次共振周波数を可聴波周波数以上の
高周波数である15KHzになるようにロータを分割す
ることに在り、更に具体的には、X(閣)をディスクロ
ータの外径、 E (dyn/cd)をディスクロータ
のヤング率、ρ(g / aj )をディスクロータの
体積密度としたときに。
n=4712.4(0,512X+25.148)
/ aj丁で求めたnの値の小数点以下を切り上げて得
られる整数値又はこの整数値より大きい整数値にディス
クロータを分割する構成を具備してなるものである。
/ aj丁で求めたnの値の小数点以下を切り上げて得
られる整数値又はこの整数値より大きい整数値にディス
クロータを分割する構成を具備してなるものである。
[作 用]
縦波振動がディスクロータに伝搬するとき、ロータの展
開長が短い程、その周波数が高くかつブレーキの鳴きは
2次、4次、6次に起こるこ・とから、ディスクロータ
を所定の数に分割して、2次波が起こる周波数を人間が
聞こえる可聴周波数の上限である15に&以上に変更さ
せるので実質的に鳴き音が聞こえないようになる。
開長が短い程、その周波数が高くかつブレーキの鳴きは
2次、4次、6次に起こるこ・とから、ディスクロータ
を所定の数に分割して、2次波が起こる周波数を人間が
聞こえる可聴周波数の上限である15に&以上に変更さ
せるので実質的に鳴き音が聞こえないようになる。
[実 施 例]
一般に長さQ(am)、ヤング率E (dyn/aJ)
。
。
体積密度ρ(g/aりの棒状の固体中を縦波が伝搬する
場合の周波数f (Hz)は、 V (am/ s )
を音速、λ(am)を波長とすると。
場合の周波数f (Hz)は、 V (am/ s )
を音速、λ(am)を波長とすると。
f=v/λ=pFt/2n・・・・ (1)であること
は知られている。(ただしpは縦波の次数1〜nまでの
整数とする。)シかし、ディスクロータの場合は形状が
円形で開放端が無いので、上記(1)式とやや異なり、
実験的に次式が成立することが判明した。
は知られている。(ただしpは縦波の次数1〜nまでの
整数とする。)シかし、ディスクロータの場合は形状が
円形で開放端が無いので、上記(1)式とやや異なり、
実験的に次式が成立することが判明した。
f = pi’F7;; / 211 = p汀り/
2πD・・・・ (2) この2式の場合のPは2.4.6・・・の偶数である。
2πD・・・・ (2) この2式の場合のPは2.4.6・・・の偶数である。
二こで、D((1m)は縦波伝搬径であり、この伝搬径
とロータ外径Xとは第1図に示す関係を有することが実
験により明らかとなった。
とロータ外径Xとは第1図に示す関係を有することが実
験により明らかとなった。
この(2)式をもとに、現在一般的に使用されている乗
用車のディスクロータの外径がX、=240■とX、=
260調の2つのものの縦波共振周波数を計算すると、
X□=240■のロータでは2次波が8000七、4次
波が1200〇七、6次波が17000Hzとなり、X
、=260mのロータでは 2次波が9500Hz、4
次波が14500七、6次波が19000七となり実際
に発生した鳴きの周波数とほぼ一致した。
用車のディスクロータの外径がX、=240■とX、=
260調の2つのものの縦波共振周波数を計算すると、
X□=240■のロータでは2次波が8000七、4次
波が1200〇七、6次波が17000Hzとなり、X
、=260mのロータでは 2次波が9500Hz、4
次波が14500七、6次波が19000七となり実際
に発生した鳴きの周波数とほぼ一致した。
(2)式から解かるように、伝搬長さであるπDを小さ
くすれば周波数fが大きくなる関係があるので、2次波
の共振周波数が人間の可聴周波数の上限である15KH
zを超えるときの伝搬長さLを求めると L = p m7/ 2 f = a7T/ f=召
7フー/ 15000 となる。
くすれば周波数fが大きくなる関係があるので、2次波
の共振周波数が人間の可聴周波数の上限である15KH
zを超えるときの伝搬長さLを求めると L = p m7/ 2 f = a7T/ f=召
7フー/ 15000 となる。
これにより伝搬長りが iE/ρ / 15000以下
の値をとれば周波数が15KHz以上となるから、ディ
スクロータ外径がXのときの伝搬径D(ロ)の円周長さ
πDを分割して、分割片の1つの長さく展開長さ)がL
以下になるための最小分割数Nを求めるとπD/Lの値
の小数点以下を切り上げた整数値がNとなる。πD/L
をnとすると n = xD/L= 15000 / nルワト(
0,52X425.148)z / 10=471
2.4(0,52X+25.148)/ /1フコ「
で表される。
の値をとれば周波数が15KHz以上となるから、ディ
スクロータ外径がXのときの伝搬径D(ロ)の円周長さ
πDを分割して、分割片の1つの長さく展開長さ)がL
以下になるための最小分割数Nを求めるとπD/Lの値
の小数点以下を切り上げた整数値がNとなる。πD/L
をnとすると n = xD/L= 15000 / nルワト(
0,52X425.148)z / 10=471
2.4(0,52X+25.148)/ /1フコ「
で表される。
従って、実際に乗用車が使用している外径X□が240
■と外径X□が260朧のディスクロータの鳴き防止可
能な最小分割数を求めると。
■と外径X□が260朧のディスクロータの鳴き防止可
能な最小分割数を求めると。
n==1.65(xユニ240amのとき)、n=1.
77 (X、=260−のとき)となるので、(ただし
この場合、ヤング率Eを12.8X10 ” dyn/
am”、体積密度ρを7.2g/cm’とした。) 最小分割数Nはいずれのロータ径の場合も、小数点以上
を切り上げて2となった。
77 (X、=260−のとき)となるので、(ただし
この場合、ヤング率Eを12.8X10 ” dyn/
am”、体積密度ρを7.2g/cm’とした。) 最小分割数Nはいずれのロータ径の場合も、小数点以上
を切り上げて2となった。
次にディスクロータの具体的な分割手段について第2図
から第7図に基づいて説明する。
から第7図に基づいて説明する。
第2図は長穴2をディスクロータ1の制動面部1aから
ハブ部1bにかけて形成したものである。
ハブ部1bにかけて形成したものである。
この長穴2は180°位置をずらした同一形状のものが
2箇所に設けられている。
2箇所に設けられている。
第3図はディスクロータ1の外周部からハブ部1bに向
けて不連続の長穴3.3′を設けたもので、第2図のも
のと同様に長穴3.3′は180°ずらした位置に設け
られている。
けて不連続の長穴3.3′を設けたもので、第2図のも
のと同様に長穴3.3′は180°ずらした位置に設け
られている。
第4図は長穴4を制動面部1aとハブ部1bに2箇所設
け、180°ずらした位置にはディスクロータ1の外周
部からハブ部1bに向けて不連続の長穴4′を設けたも
のである。
け、180°ずらした位置にはディスクロータ1の外周
部からハブ部1bに向けて不連続の長穴4′を設けたも
のである。
第5図はベンチレーテッドロータ5の分割法を示したも
ので、インナー面5aとアウター面5bの各々に第2図
から第4図に示した様な長穴を設けたものであるが1分
割位置は両面で同じであっても、図示の如く90″″ず
らしたものであっても良い、第2図から第5図に示した
長穴の幅はディスクロータの寸法形状によりやや異なる
が4■以下であることが望ましい。
ので、インナー面5aとアウター面5bの各々に第2図
から第4図に示した様な長穴を設けたものであるが1分
割位置は両面で同じであっても、図示の如く90″″ず
らしたものであっても良い、第2図から第5図に示した
長穴の幅はディスクロータの寸法形状によりやや異なる
が4■以下であることが望ましい。
第6図、第7図に示したものではいずれもディスクロー
タを完全に分割し、その後第6図のものは分割部に鋼ピ
ース6を挿入し、かしめ等により固定したものであり、
第7図のものは分割部を入れ子構造7にして接続したも
のである。第2図から第7図に示した例ではいずれも分
割片が等しくなる様な均等分割であるが1分割片の展開
長が縦波の2次波の共振周波数として15KHz以上に
なる様な長さであれば、どのような分割でも良い。
タを完全に分割し、その後第6図のものは分割部に鋼ピ
ース6を挿入し、かしめ等により固定したものであり、
第7図のものは分割部を入れ子構造7にして接続したも
のである。第2図から第7図に示した例ではいずれも分
割片が等しくなる様な均等分割であるが1分割片の展開
長が縦波の2次波の共振周波数として15KHz以上に
なる様な長さであれば、どのような分割でも良い。
[効 果]
縦波が物体中を伝搬するとき、その物体の長さが短い程
、共振周波数が高くなる性質を利用して、ディスクロー
タを分割し、ブレーキノイズとして最初に現われる2次
の縦波共振周波数を人間の可聴周波数以上とすることで
、鳴き音を人間に実質的に感じさせないようにすること
ができる。
、共振周波数が高くなる性質を利用して、ディスクロー
タを分割し、ブレーキノイズとして最初に現われる2次
の縦波共振周波数を人間の可聴周波数以上とすることで
、鳴き音を人間に実質的に感じさせないようにすること
ができる。
第1図は縦波の伝搬径とロータサイズとの関係を実験的
に求めた線図、第2図から第7図は本発明のディスクロ
ータを分割する具体例を示したもので、第2図、第3図
、第4図は通常のディスクロータに長穴を用いて分割し
た実施例図、第5図はベンチレーテッドロータに分割を
施した実施例図、第6図は完全分割後、鋼ピースで接続
した実施例図、第7図は完全分割後入れ子構造で接続し
た実施例図、第8図は横波振動原理図、第9図はロータ
に縦波振動を与えたときの周波数−dB特性曲線図、第
10図は摩擦パッドとしてセミメタリックやノンアスベ
スト系のものを使用し実際に制動した時発生した鳴きの
周波数−dB特性曲線図、第11図はロータに横波振動
を与えたときの周波数−dB特性曲線図、第12図は摩
擦パッドとしてオーガニックバッド系のものを使用し実
際に制動した時発生した鳴きの周波数−dB特性曲線図
である。 図中、1・・・ディスクロータ、2,3.3I4.4′
・・・長穴、5・・・ベンチレーテッドロータ、6・
・・鋼ピース、7・・・入れ子構造である。
に求めた線図、第2図から第7図は本発明のディスクロ
ータを分割する具体例を示したもので、第2図、第3図
、第4図は通常のディスクロータに長穴を用いて分割し
た実施例図、第5図はベンチレーテッドロータに分割を
施した実施例図、第6図は完全分割後、鋼ピースで接続
した実施例図、第7図は完全分割後入れ子構造で接続し
た実施例図、第8図は横波振動原理図、第9図はロータ
に縦波振動を与えたときの周波数−dB特性曲線図、第
10図は摩擦パッドとしてセミメタリックやノンアスベ
スト系のものを使用し実際に制動した時発生した鳴きの
周波数−dB特性曲線図、第11図はロータに横波振動
を与えたときの周波数−dB特性曲線図、第12図は摩
擦パッドとしてオーガニックバッド系のものを使用し実
際に制動した時発生した鳴きの周波数−dB特性曲線図
である。 図中、1・・・ディスクロータ、2,3.3I4.4′
・・・長穴、5・・・ベンチレーテッドロータ、6・
・・鋼ピース、7・・・入れ子構造である。
Claims (6)
- (1)セミメタリックあるいはノンアスベスト系の摩擦
パッドをディスクロータに押圧して制動を行なうディス
クブレーキにおいて、ディスクロータの縦波2次共振周
波数が15KHz以上になるように、ディスクロータを
分割することを特徴とする鳴き防止装置。 - (2)セミメタリックあるいはノンアスベスト系の摩擦
パッドをディスクロータに押圧して制動を行なうディス
クブレーキにおいて、X(mm)をディスクロータの外
径、E(dyn/cm^2)をディスクロータのヤング
率、p(g/cm^3)をディスクロータの体積密度と
したときに、 n=4712.4(0.512X+25.148)/√
E/pで求めたnの値の小数点以下を切り上げて得られ
る整数値又はこの整数値よりも大きい整数値をもってデ
ィスクロータを分割することを特徴とする鳴き防止装置
。 - (3)請求項1記載の鳴き防止装置において、ディスク
ロータに分割のための長穴を形成したことを特徴とする
鳴き防止装置。 - (4)請求項3記載の鳴き防止装置において、ベンチレ
ーテッドロータのインナ面とアウタ面に長穴を形成した
ことを特徴とする鳴き防止装置。 - (5)請求項1記載の鳴き防止装置において、ディスク
ロータを完全に分割したのち、鋼ピースで接続すること
を特徴とする鳴き防止装置。 - (6)請求項1記載の鳴き防止装置において、ディスク
ロータを完全に分割したのち、入れ子構造で接続するこ
とを特徴とする鳴き防止装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32820789A JPH03189431A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ディスクブレーキの鳴き防止装置 |
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