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JPH03173869A - ジヒドロピリジン化合物の製造法 - Google Patents

ジヒドロピリジン化合物の製造法

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Publication number
JPH03173869A
JPH03173869A JP31229989A JP31229989A JPH03173869A JP H03173869 A JPH03173869 A JP H03173869A JP 31229989 A JP31229989 A JP 31229989A JP 31229989 A JP31229989 A JP 31229989A JP H03173869 A JPH03173869 A JP H03173869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
lower alkyl
pyridine
acid
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31229989A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nishizawa
西沢 進
Fumio Fukada
文男 深田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd
Original Assignee
Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd filed Critical Kyoto Pharmaceutical Industries Ltd
Priority to JP31229989A priority Critical patent/JPH03173869A/ja
Publication of JPH03173869A publication Critical patent/JPH03173869A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、式 (式中、R1は低級アルキル基、低扱アルニ1キノ低級
アルキル基またはβ−(V−ヘンツルー□−低級アルキ
ルアミノ)低級アルキル基を、R2は低級アルキル基を
示す) で表わされるジヒドロピリジン化合物(1)およびその
酸付加塩、特に、ニカルジピン、ニフェジピン、ニモジ
ピンおよびニトレンジピンならびにそれらの酸付加塩等
の製造法に関する。
〔従来の技術・発明が解決しようとする課題〕ジヒドロ
ピリジン化合物は、冠血管拡張作用、脳血管拡張作用、
血圧降下作用等の優れた薬理作用を有しており、例えば
、ニカルジピン、ニフェジピン、ニモジピン、ニトレン
ジピン等が例示される。
従来よりこれらジヒドロピリジン化合物の製造法が、種
々開発されており、例えばニカルジピンに関しては、特
開昭49−127979号公報、特開昭49−1080
82号公報、特開昭49−109384号公報、特開昭
50−84576号公報、特開昭50−101365号
公報、特開昭55−85563号公報、特開昭61−9
1169号公報、特開昭61−93160号公報、特開
昭61−93161号公報、特開昭61−97264号
公報、特開昭61−137860号公報、特開昭61−
145161号公報、特開昭61−212561号公報
、特開昭61−260064号公報、特開昭62−59
261号公報、特開昭62−181254号公報、特開
昭62−289564号公I4特開昭62−22166
9号公報等に記載された方法が知られている。
しかしながら、これらの方法では何れも、合成中間体が
光に対して不安定なジヒドロピリジン体であるため、反
応操作に際して特別な注意が必要とされ、また、原料化
合物の製造が困難であるため、目的化合物が低純度、低
収率となり、従って、工業的製造法としては充分満足し
得るものではなかった。
本発明者は、以上のような実情に鑑み、ジヒドロピリジ
ン化合物およびその酸付加塩を高純度、高収率にて製造
し得る工業的に有利な方法を開発すべく、鋭意研究を行
なった結果、本発明の完成に至ったものである。
〔課題を解決するための手段) 即ち、本発明は、 式 (式中、R1およびR2は前記と同意義)で表わされる
ピリジン化合物(11)またはその酸付加塩を、金属の
水素錯化合物、ジポランまたはポラン錯体による還元反
応に付すことを特徴とする式 (式中、R+およびR7は前記と同意義)で表わされる
ジヒドロピリジン化合物(+)またはその酸付加塩の製
造法である。
本明細書において、低級という用語としては炭素数1〜
4のものが好適である。低級アルキル基は直鎖状、分岐
状のいずれでもよく、例えばメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、L−ブチル等が例示される。
低級アルコキシ基は直鎖状、分岐状のいずれでもよく、
例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、t−ブトキシ等が例示される。
しかして、R1に関して低級アルキル基としてはメチル
、エチル等が好適であり、低級アルコキシ−低級アルキ
ル基としてはメトキシメチル等が好適であり、β−(N
−ベンジル−N−低級アルキルアミノ)低級アルキル基
としてはβ−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)エチ
ルが好適である。
本発明に於いて、出発化合物として用いられるピリジン
化合物(n)としては、2.6−シメチルー4−(3°
−ニトロフェニル)−ピリジン3.5−ジカルボン酸 
3−メチル 5−β−(N−ベンジル−N−メチルアミ
ノ)エチルエステル、26−シメチルー4−(2’ −
ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボン酸 3
−メチル5−メチルエステル、2.6−シメチルー4−
(3゛−二トロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボ
ン酸 3−イソプロピル 5−メトキシメチルエステル
、26−シメチルー4−(3“−ニトロフェニル)ピリ
ジン−3,5−ジカルボン酸3−メチル 5−エチルエ
ステル等が例示され、これらは、実質的に公知の化合物
であり、公知の方法によって製造すればよい。
また、ピリジン化合物(II)の塩は特に限定されず、
例えば塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、メタンスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸、クエン酸、酒石酸、酢酸、
マレイン酸、フマール酸等との塩等の無89酸または有
機酸との塩が例示される。
本発明においては、ピリジン化合物(II)またはその
酸付加塩を、特定の還元剤(即ち、金属の水素錯化合物
、ジボランまたはボラン化合物錯体)による還元反応に
付すことにより、ジヒドロピリジン化合物(1)または
その酸付加塩へと導くことができる。
本発明において使用される金属の水素錯化合物としでは
、例えば水素化ホウ素ナトリウム、その関連物質(例え
ば、シアン化水素ホウ素ナトリウム、硫化水素ホウ素ナ
トリウム、水素化トリメトキシホウ素ナトリウム等のシ
アン化物、硫化物、アルキル化物等)、水素化ホウ素リ
チウム、その関連物質(例えば、シアン化水素ホウ素リ
チウム、硫化水素ホウ素リチウム、水素化トリメトキシ
ホウ素リチウム等のシアン化物、硫化物、アルキル化物
等)、水素化ホウ素カリウム、その関連物質(例えば、
シアン化水素ホウ素カリウム、硫化水素ホウ素カリウム
、水素化トリメトキシホウ素カリウム等のシアン化物、
硫化物、アルキル化物等)水素化ホウ素テトラアルキル
アンモニウム(例えば、水素化ホウ素テトラ−n−ブチ
ルアンモニウム、その関連物質(例えば、水素化シアノ
ホウ素テトラ−n−ブチルアンモニウム、硫化水素ホウ
素テトラ−n−ブチルアンモニウム等のシアン化物、硫
化物等)等が例示される。
温度条件は、特に限定さないが、室温以下で行うのがよ
い。
一般に、1〜30時間程時間上記反応は完結する。
この反応は、通常適当な溶媒中にて行われ、溶媒として
は例えばメタノール、エタノール、2プロパツール、ピ
リジン、酢酸、水、アセトニトリル、ジオキサン、ジメ
チルホルムアミド、テトラヒドロフラン、エーテル、ジ
メチルスルホキシドおよびこれらの任意混合溶媒等が挙
げられる。
ピリジン化合物([l)は、前述の通り自体公知の方法
またはそれに準する方法によって製造することができる
具体的には、例えば、ピリジン化合物(II)として、
2.6−シメチルー4− (3’ −ニトロフェニル)
ピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−メチル 5−β
−(N−ヘンシル−N−メチルアミノ)エチルエステJ
しくIT−1)を1周製するには、2.6ジメチルー4
−(3”−ニド[1フエニル)ピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸 3−メチル 5メチルエステル(III−1
)のエステルを、酸性またはアルカリ性条件下で加水分
解を行ない、2,6−シメチルー4−(3’−ニトロフ
ェニル)ピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−メチル
エステル(IV−1)を得る。
次に、塩化チオニル等によって酸ハライド化した後、N
−ベンジル−N−メチルアミノエチルアルコール(V−
1>と反応させる。この反応は通常約0〜30°C1好
ましくは約O〜20°Cで行われ、使用する溶媒として
は反応に不活性なものであればいかなるものでもよく、
エチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、ピリジン、N、
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ア
セトニトリル、クロロホルム、ジクロロメタン等が好適
なものとして挙げられる。化合物(TV−1)および化
合物(V−1)の使用量は、化合物(■1)1モルに対
し、化合物(V−1)を1〜2モル用いることが好まし
い、当該反応が完結するまで通常1〜30時間を要する
以下に、化合物(I[−11を調製するまでの工程を示
す。
(■ 1) (IV−1) (V−1)         (II−1)以上の如く
して、2.6−シメチルー4−(3゜ニトロフェニル)
−ピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−メチル 5−
β−(N−ベンジル−Nメチルアミノ)エチルエステル
(■−1)が得られ、他のピリジン化合物(II)も同
様にして、調製される。
生成したピリジン化合物([I)は、反応混合物から溶
媒留去、抽出等により単#精製して次の反応に供しても
よいし、反応混合物から単離精製することなく、そのま
ま次の反応に供してもよい。
ピリジン化合物([r)を出発化合物として用いて、本
発明方法に付することにより、ジヒドロピリジン化合物
(1)が得られ、例えば、2.6−シメチルー4−(3
°−ニトロフェニル)−ピリジン−3,5−ジカルボン
酸 3−メチル 5−β−(N−ベンジル−N−メチル
アミノ)エチルエステルよりニカルジピンが、2.6−
シメチルー4− (2’−ニトロフェニル)ピリジン−
3,5ジカルボン酸 3−メチル5−メチルエステルよ
りニフェジピンが、2.6−シメチルー4−(3゜−ニ
トロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−
イソプロピル 5−メトキシメチルエステルよりニモジ
ピンが、2.6−シメチルー4−(3°−ニトロフェニ
ル)ピリジン−3,5ジカルボンa 3−メチル 5−
エチルエステルよりニトレンジピンがそれぞれ製造され
る。
またジヒドロピリジン化合物(1)は塩基性基を有する
ので、公知の手段により酸付加塩とすることもできる。
かかる塩としては、薬理学的に許容され得るものであれ
ば特に制限されず、例えば無a酸との塩(塩酸塩、臭化
水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩等)、有R酸との塩(酢酸
塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、リンゴ
酸塩、酒石酸塩等)等が挙げられる。
かくして製造されるジヒドロピリジン化合物(1)およ
びその酸付加塩は、公知の分離精製手段、たとえば濃縮
、抽出、クロマトグラフィー、再沈澱、再結晶等を適宜
用いることにより任意の純度のものとして採取できる。
〔発明の効果〕
本発明方法において使用するピリジン化合¥yJ(II
)は、尤に対して安定であり、反応操作が容易であるか
ら、ジヒドロピリジン化合物(f)およグその酸付加塩
を高純度、高収率にて製造するこ二り可:だであン2、
工又的にも極めて有用である。
り実7% (M M ;22−Fζ二番、完明の実施例を挙げることにより、
本発明の効果をより一層明確なものとする。
実施例1 ニカルジピンの製造 2.6−シメチルー4−(3’ −二トロフェニル)−
ピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−メチル 5−β
−(N−ベンジル−N−メチルア壽))エチルエステル
(■−1)Ig (2,09ミリモル)を、酢酸5a!
に溶解し、NaBII40.41 g (6,27ミリ
モル)を徐々に添加して、室温で3時間攪拌した。
酢酸エチルを加え、希アルカリ、次いで食塩水で洗浄し
た。無水芒硝で乾燥した後、減圧下で溶媒を留去し、残
渣にクロロホルムを加え、2N−塩酸、次いで食塩水で
洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾i後、溶媒を、!
A縮し、酢酸エチル4dを加え、冷所に放置することに
よってニカルジピン塩酸塩734gを得た(68%)、
融点168〜170℃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1は低級アルキル基、低級アルコキシ−低
    級アルキル基またはβ−(N−ベンジル−N−低級アル
    キルアミノ)低級アルキル基を、R_2は低級アルキル
    基を示す) で表わされるピリジン化合物(II)またはその酸付加塩
    を、金属の水素錯化合物、ジボランまたはボラン錯体に
    よる還元反応に付すことを特徴とする式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2は前記と同意義)で表わさ
    れるジヒドロピリジン化合物( I )またはその酸付加
    塩の製造法。
JP31229989A 1989-11-30 1989-11-30 ジヒドロピリジン化合物の製造法 Pending JPH03173869A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0761651A3 (de) * 1995-09-01 1997-03-19 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von optisch aktiven ortho-substituierten 4-Aryl-Dihydropyridinen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0761651A3 (de) * 1995-09-01 1997-03-19 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von optisch aktiven ortho-substituierten 4-Aryl-Dihydropyridinen

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