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JPH03173865A - 置換アリルアミン誘導体、その製造法及びその用途 - Google Patents

置換アリルアミン誘導体、その製造法及びその用途

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Publication number
JPH03173865A
JPH03173865A JP1291008A JP29100889A JPH03173865A JP H03173865 A JPH03173865 A JP H03173865A JP 1291008 A JP1291008 A JP 1291008A JP 29100889 A JP29100889 A JP 29100889A JP H03173865 A JPH03173865 A JP H03173865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ring
formula
compound
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1291008A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takezawa
竹沢 弘
Masahiro Hayashi
正弘 林
Zenichi Iwazawa
善一 岩沢
Masaaki Hosoi
正明 細井
Yoshiaki Iida
好昭 飯田
Yoshimi Tsuchiya
義己 土谷
Masahiro Horie
堀江 雅弘
Toshio Kamei
亀井 敏夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Banyu Phamaceutical Co Ltd filed Critical Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority to JP1291008A priority Critical patent/JPH03173865A/ja
Publication of JPH03173865A publication Critical patent/JPH03173865A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 星哀しグ旦里公里 本発明は新規な置換アリルアミン誘導体に関し、さらに
、詳しくは医薬の分野、特には高コレステロール血症、
高脂血症ひいては動脈硬化症の治療及び予防の分野で有
用な置換アリルアミン誘導体及びその無毒性塩、その製
造法並びにその用途に関するものである。
逆泉曵狡猾 動脈硬化症は加齢及び食事等と密接な関連を有する動脈
の変性性疾患であり、現代に於ける最も主要な死亡原因
の一つである冠及び脳動脈系疾患の発生原因として恐れ
られている。動脈硬化はすでに若年より大血管の内膜に
脂質の沈着として始まり、それが加齢とともに範囲とそ
の程度を増し、ひいては心筋梗塞、狭心症等の虚血性心
疾患、脳梗塞等の脳動脈硬化症或いは動脈瘤として臨床
症状を呈するものであるが、この脂質沈着に各種の血中
脂質の増加が関与することが知られている。なかでも血
中コレステロールの増加は最も主要な危険因子であり、
その正常値への低下が動脈硬化の治療及び予防の上で最
も有効な手段となっている。
コレステロールはヒトに於いて、その50%以上が生体
内デノボ(de novo)合成に由来すると言われ、
その生合成過程に於ける酵素の阻害剤であるロバスタチ
ン及びニブスタチン等が抗コレステロール剤として現在
臨床的に使用されている[エイ・ダブりニー・アルパー
ツ(A、 W、 Alberts)等、プロシーディン
グ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(Pr
oc、 Natl、 Acad、 Sci、)第77巻
、第3957頁(1980年):辻田等、バイオキミカ
・バイオフィジカ・アクタ(Biochim、 Bio
phs。
Acta)第877巻、第50頁(1986年)等参照
]。
しかし、これら阻害剤の標的酵素である3−ヒドロキシ
−3−メチルグルタリルーコエンザイムA還元酵素(H
MG−CoA reductase)は、コレステロー
ル生合成系の早い段階に位置するため、これら薬剤の投
与によりその他の生理的に重要な代謝物である、ドリコ
ール及びユビキノン等の生成までが抑えられる欠点があ
る。また、コレステロール生合成系の後期の阻害剤であ
るトリパラノールは、デスモスチロールの蓄積により白
内障の原因となることが報告されている。スクアレン・
エポキシダーゼはコレステロール生合成系の中期に位置
するため、その阻害剤はこれらの問題点を解決し、より
安全性の高い抗コレステロール剤となることが期待され
る。
スクアレン・エポキシダーゼの阻害剤については、現在
までにいくつかの化合物が知られているが[ジー・ベト
ラニー(G、 Petranyi)等、サイエンス(S
cience)、第244巻、第1239頁(1984
年)参照]、それらは全て真菌の酵素に選択的に働く抗
真菌剤とじて開発されたものであり、哺乳動物の酵素を
阻害し、抗コレステロール剤としてその有用性が謳われ
たものは知られていない。
口が ; しよ−と る管 本発明の主たる目的の一つは、従来の抗高脂血症剤に比
べて、より安全性が高く、且つ、優れた抗コレステロー
ル作用を有する抗高脂血症剤、ひいては動脈硬化症の治
療及び予防剤を提供せんとするものである。
量 を ・ るための 本発明者ら等は、新規な抗動脈硬化剤の開発を目指して
抗コレステロール作用を有するスクアレン・エポキシダ
ーゼ阻害剤を探索した結果、下記−紋穴[1]で表され
る置換アリルアミン誘導体が、哺乳動物のスクアレン・
エポキシダーゼを選択的に阻害し、且つ、強力な抗コレ
ステロール作用を有することを発見し本発明を完成した
即ち、本発明は一般式 [式中、A’及びA2は同−又は異なってメチン基、窒
素原子、酸素原子又は硫黄原子を示し;Ql及びQ2は
同−又は異なって窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から
なる群から選ばれる1個又は2個のへテロ原子を含んで
いてもよく、且つ、隣接する炭素原子及びA1又はA2
共に5員又は6員の芳香環を形成する基を示し;X及び
Yは同−又は異なっていてもよく、各々、酸素原子、硫
黄原子、カルボニル基、式ニーCHR@−(ここで、R
1は水素原子又は低級アルキル基を示す)で表される基
又は式ニーNRb−(ここで、Rbは水素原子又は低級
アルキル基を示す)で表される基を示すか、或いはX及
びYの両者が一緒になってビニレン基若しくはエチニレ
ン基を示し;R1は窒素原子、酸、素原子及び硫黄原子
からなる群から選ばれる1個〜4個のへテロ原子を含む
5員又は6員の複素環基を示し;R2は低級アルキル基
、アリル基、プロパルギル基又はシクロプロピル基を示
し:Rs及びR4は同−又は異なって低級アルキル基を
示すか、或いは両者が結合して隣接する炭素原子と共に
シクロアルカンを形成する基を示し、 R1は水素原子
、低級アルキル基又は低級アルコキシ基を示し;R1及
びR7は同−又は異なって水素原子、ハロゲン原子、水
酸基、シアノ基、低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を示す。但し、X及びYのどちらか一方が酸素原子、硫
黄原子又は式ニーNR’−(ここで、Rbは前記の意味
を有する)で表される基を示、す場合、他方はカルボニ
ル基又は式ニーCHR”−(ここで、Roは前記の意味
を有する)で表される基を示す]で表される置換アリル
アミン誘導体及びその無毒性塩、その製造法並びに高コ
レステロール血症、高脂血症及び動脈硬化症の処置にお
けるその用途を提供するものである。
さらに、本発明の詳細な説明する。
従来、下記構造式 ナフティフィン    チルビナフィンを有するナフテ
ィフィン、チルビナフィンに代表されるアリルアミン誘
導体が、真菌のスクアレン・エポキシダーゼに対して強
い阻害活性を示し、その結果、抗真菌剤として有用であ
ることが知られている[ジー・ベトラニー(G、 Pe
tranyi)等、サイエンス(Science)、第
244巻、第1239頁(1984年)参照]。しかし
ながら、これらの化合物は、人を含む哺乳動物のスクア
レン・エポキシダーゼに対しては殆ど阻害活性を示さず
、コレステロール合成の阻害剤とはなり得ない[エヌ・
ニス・ライダー(N、 S、 Ryder)等、バイオ
ケミカル・ジャーナル(Biochem、 J、)、第
230巻、第765頁(1985年)参照]。
そこで、本発明者等は、哺乳動物のスクアレン・エポキ
シダーゼのみに選択的に働き、抗コレステロール作用を
示す薬剤の開発を0指して鋭意研究した結果、前記ナフ
ティフィン及びチルビナフィンにおけるナフタレン環部
分を式: れる基で置換されている基に代替えすると、哺乳動物の
スクアレン・エポキシダーゼに対して強力な阻害活性を
示す化合物が得られることを見い出した。また本発明者
等は、前記一般式[I]で表される化合物のスクアレン
・エポキシダーゼ阻害作用が極めて選択的であり、真菌
の酵素には殆ど活性を示さず、高コレステロール血症、
高脂血症、動脈硬化症の処置又は予防のための薬剤とし
て極めて価値あることを発見し、本発明を完成した。
次に、この明細書の記載において言及される各種用語の
定義及びその具体的な例について説明する。
「低級」なる語は、この語が付された基又は化合物の炭
素数が6個以下、好ましくは4個以下であることを意味
するのに用いる。従って低級アルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル基、tert
−ブチル基、ペンチル、基、イソペンチル基、ネオペン
チル基、ヘキシル基等の炭素数1〜6個の直鎮又は分岐
状のアルキル基が挙げられ、また、低級アルコキシ基と
しては、好ましくはメトキシ基、エトキシ基、プロポキ
シ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、インブトキシ基
、5ec−ブトキシ基又はtert−ブトキシ基等の炭
素数1〜4個の直鎖又は分岐状のアルコキシ基が挙げら
れる。
シクロアルカンとは炭素数3〜6個のシクロアルカンを
意味し、具体的にはシクロプロパン、シクロブタン、シ
クロペンクン又はシクロブタンが挙げられる。ハロゲン
原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素
原子を意味する。
次に、前記一般式[I]で表される本発明の化合物をさ
らに具体的に開示するため、式[1]に於いて用いられ
る各種記号につき、その好適な具体例を挙げてさらに詳
細に説明する。
R1で示されうる窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から
なる群から選ばれる1個〜4個のへテロ原子を含む5員
又は6員の複素環基としては、例えばピロリル基、フリ
ル基、チエニル基、オキサシリル基、イソオキサシリル
基、チアゾリル基、インチアゾリル基、イミダゾリル基
、ピラゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル
基、トリアゾリル基、テトラゾリル基、フラザニル基、
ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジ
ニル基、トリアジニル基等の芳香族複素環基、例えばジ
ヒドロチエニル基、テトラヒドロチエニル基、ピロリニ
ル基、ピロリジニル基、オキサゾリニル基、オキサゾリ
ジニル基、イソオキサゾリニル基、イソオキサゾリジニ
ル基、チアゾリニル基、チアゾリジニル基、イソチアゾ
リニル基、イソチアゾリジニル基、1.2−ジチオラニ
ル基、1.3−ジチオラニル基、1.2−ジチオリル基
、1.3−ジチオリル基、ジヒドロチオピラニル基、テ
トラヒドロチオピラニル基、1.4−ジチアニル基、1
.4−ジチアニル基、l、4−オキサチイニル基又はチ
オモルホリニル基等の非芳香族複素環基等が挙げられ、
このうちチエニル基、ピロリル基、オキサシリル基、イ
ソオキサシリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、
イミダゾリル基、ピリジル基又はジヒドロチエニル基等
が好ましく、さらに、特には3−チエニル基、1−ピロ
リル基、5−オキサシリル基、4−イソオキサシリル基
、5−イソオキサシリル基、4−チアゾリル基、5−チ
アゾリル基、3−イソチアゾリル基、4−イソチアゾリ
ル基、5−インチアゾリル基、3−ピリジル基、2.3
−ジヒドロ−4−チエニル基、2.5−ジヒドロ−3−
チエニル基等が好ましい。
X及びYは、前述のとおり、同−又は異なっていてもよ
く、各々、酸素原子、硫黄原子、カルボニル基、式ニー
CHR”−(ここで、Roは水素原子又は低級アルキル
基を示す)で表される基又は式ニ〜NRb(ここで、R
bは水素原子又は低級アルキル基を示す)で表される基
を示すか、或いはX及びYが一緒になってビニレン基若
しくはエチニレン基を示し、但し、X及びYのどちらか
一方が酸素原子、硫黄原子又は式ニーNRb−で示され
る基を示す場合、他方はカルボニル基又は式ニーCHR
”−で示される基を示すが、式ニーx−y−で示される
基としては、具体的には、式: −(CHR”)r、−
CHR”0−1−0CHR”−1−CHR”S−1−5
CHR”−1−CHR”NR”−1−NRbCHR”−
1−CHR”C0−1−COCHR”、−1−COO−
1−OCO−1−CO3−1−SCO−1−C○NR’
−1−NRbCO−1−CH= CH−1−C−C−(
式中、Ro及びRbは前記の意味を有する)で表される
基を意味し、このうち、特に、エチレン基、(E)−ビ
ニレン基又は式ニーCH,O−で表される基、式ニーC
H25で表される基、式ニーOCR,−で表される基、
式ニーSCH,−で表される基、式ニーCH2NH−で
表される基若しくは式ニーNHCH,−で表される基が
好ましい。
R2は低級アルキル基、アリル基、プロパルギル基又は
シクロプロピル基を示し、好ましい低級アルキル基の例
としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基、イソブチル基若しくはペンチ
ル基等の炭素数1〜5個の直鎖又は分岐状の低級アルキ
ル基を挙げることができる。また、特に、R2の置換基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、アリル基
又はプロパルギル基が好ましく、このうち、メチル基、
エチル基又はプロピル基が最も好ましい。
R3及びR4は同−又は異なって低級アルキル基を示す
か、或いは両者が結合して隣接する炭素原子と共にシク
ロアルカンを形成する基を示し、好ましい低級アルキル
基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基若
しくはブチル基等の炭素数1〜4個の直鎖の低級アルキ
ル基を挙げることができ、また好ましいシクロアルカン
としては、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シク
ロペンタン又はシクロヘキサン等の炭素数3〜6個のシ
クロアルカンを挙げることができる。このうち、特に、
R3及びR4の置換基としては、メチル基、エチル基、
プロピル基又は隣接する炭素原子と共にシクロプロパン
環を形成する基が好ましく、さらにメチル基が最も好ま
しい。R’は水素原子、低級アルキル基又は低級アルコ
キシ基を示し、好ましい低級アルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル基、tert
−ブチル基若しくはペンチル基等の炭素数1〜5個の直
鎮又は分岐状の低級アルキル基を挙げることができ、好
ましい低級アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、
イソブトキシ基、5ec−ブトキシ基又はtert−ブ
トキシ基等の炭素数1〜4個の直鎖又は分岐状のアルコ
キシ基が挙げられる。このうち、特に、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基又はイソプロポキシ基が好ましく
、さらにメチル基、エチル基又はメトキシ基が最も好ま
しい。
る芳香環としては、同−又は異なってベンゼン環、ピロ
ール環、フラン環、チオフェン環、オキサゾール環、イ
ソオキサゾール環、チアゾール環、イソチアゾール環、
イミダゾール環、1,3.4−オキサジアゾール環、1
,3.4−チアジアゾール環、ピリジン環、ピリダジン
環、ピリミジン環、ピラジン環又はトリアジン環等の窒
素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選ばれる
1個〜3個のへテロ原子を含んでいてもよい芳香環であ
ることが好ましh+ 香環はベンゼン環又はチオフェン環が特に好ましい。
また、該芳香環は、通常無置換の場合が最も好ましいが
、場合により、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低級
アルキル基又は低級アルコキシ基等の置換基で置換され
ていてもよく、それ等置換基の例としては、例えば水酸
基、フッ素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、メト
キシ基等が挙げられる。
かくして、本発明により提供される化合物において、好
適な例としては、R1がピロリル基、フリル基、チエニ
ル基、オキサシリル基、イソオキサシリル基、チアゾリ
ル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル
基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル基、トリアゾ
リル基、テトラゾリル基、フラザニル基、ピリジル基、
ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリ
アジニル基、ジヒドロチエニル基、テトラヒドロチエニ
ル基、ピロリニル基、ピロリジニル基、オキサゾリニル
基、オキサゾリジニル基、インオキサゾリニル基、イソ
オキサゾリジニル基、チアゾリニル基、チアゾリジニル
基、イソチアゾリニル基、イソチアゾリジニル基、1.
2−ジチアニル基、■、3−ジチオラニル基、l、2−
ジチオリル基、l、3−ジチオリル基、ジヒドロチオピ
ラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、1.4−ジチ
アニル基、1,4−ジチアニル基、1.4−オキサチイ
ニル基又はチオモルホリニル基であり; る5員又は6員の芳香環が同−又は異なってベンゼン環
、ピロール環、フラン環、チオフェン環、オキサゾール
環、インオキサゾール環、チアゾール環、インチアゾー
ル環、イミダゾール環、1,3.4−オキサジアゾール
環、1.3.4−チアジアゾール環、ピリジン環、ピリ
ダジン環、ピリミジン環、ピラジン環又はトリアジン環
であり;X及びYが同−又は異なっていてもよく、各々
、酸素原子、硫黄原子、カルボニル基、式ニーCHR”
−(ここで、R8は水素原子又は低級アルキル基を示す
)で表される基又は式ニーNR”−(ここで、R”は水
素原子又は低級アルキル基を示す)で表される基である
か、或いはX及びYの両者が一緒になってビニレン基若
しくはエチニレン基[但し、X及びYのどちらか一方が
酸素原子、硫黄原子又は式ニーNRb−(ここで、Rb
は前記の意味を有する)で表される基を示す場合、他方
はカルボニル基又は式ニーCHR”−(ここで、R”は
前記の意味を有する)で表される基である]であり、 
R2が低級アルキル基、アリル基、プロパルギル基又は
シクロプロピル基であり、 R1及びR4が同−又は異
なって低級アルキル基であるか、或いは両者が結合して
隣接する炭素原子と共にシクロアルカンを形成する基で
あり;R6が水素原子、低級アルキル基又は低級アルコ
キシ基であり、 Ra及びR7が同−又は異なって水素
原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低級アルキル
基又は低級アルコキシ基である前記−紋穴[I]の置換
アリルアミン誘導体が挙げられる。これらの群の中では
、式:オフエン環であるものが好ましく、さらには、R
1がチエニル基、ピロリル基、オキサシリル基、インオ
キサシリル基、チアゾリル基、インチアゾリル基、イミ
ダゾリル基、ピリジル基又はジヒドロ芳香環がベンゼン
環又はチオフェン環で、且つ、式:フラン環、チオフェ
ン環、オキサゾール環、イソオキサゾール環、チアゾー
ル環、イソチアゾール環、イミダゾール環、1,3.4
−オキサジアゾール環、1,3.4−チアジアゾール環
、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン
環又はトリアジン環であるものが好ましく、このうち、
特に、R1が3−チエニル基、1−ピロリル基、5−オ
キサシリル基、4−イソオキサシリル基、5−イソオキ
サシリル基、4−チアゾリル基、5−チアゾリル基、3
−イソチアゾリル基、4−イソチアゾリル基、5−イソ
チアゾリル基、3−ピリジル基、2.3−ジヒドロ−4
−チエニル基又は2.5−ジヒドロ−3−チエニル基で
あり;式:芳香環がベンゼン環、フラン環、チオフェン
環、オキサゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール
環、イソチアゾール環、1,3.4−オキサジアゾール
環、1,3.4−チアジアゾール環、ピリジン環、ピリ
ダジン環、ピリミジン環又はピラジン環であるものが好
ましい。
さらに好ましい化合物群としては、R1が3−チエニル
基、1−ピロリル基、5−オキサシリル基、4−イソオ
キサシリル基、5−イソオキサシリル基、4−チアゾリ
ル基、5−チアゾリル基、3−イソチアゾリル基、4−
イソチアゾリル基、5−イソチアゾリル基、3−ピリジ
ル基、2.3−ジヒドロ−4−チエニル基又は2.5ジ
ヒドロ−3−チエニル基であり;Xがメチレン基であり
:Yがメチレン基、酸素原子、硫黄原子又はイミノ基で
あるか、Yがメチレン基であり:Xがメチレン基、酸素
原子、硫黄原子又はイミノ基であるか、或いはX及びY
の両者が一緒になって(E)−ビニレン基であり;式: 芳香環がベンゼン環、 フラン環、チオフェン環、オ キサゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール環、イ
ソチアゾール環、1,3.4−オキサジアゾール環、1
,3.4−チアジアゾール環、ピリジン環、ピリダジン
環、ピリミジン環又はピラジン環であり、 R2が低級
アルキル基、アリル基、プロパルギル基又はシクロプロ
ピル基であり、 R1及びR4が同−又は異なって低級
アルキル基であるか、或いは両者が結合して隣接する炭
素原子と共にシクロアルカンを形成する基であり;R5
が水素原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基であ
り;R″及びR7が同−又は異なって水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、シアノ基、低級アルキル基又は低級ア
ルコキシ基である化合物である。このうち、特に、R1
が3−チエニル基、l−ピロリル基、5−オキサシリル
基、4−イソオキサシリル基、5−インオキサシリル基
、4−チアゾリル基、5−チアゾリル基、3−イソチア
ゾリル基、4−イソチアゾリル基、5−イソチアゾリル
基、3−ピリジル基、2,3−ジヒドロ−4−チエニル
基、2.5−ジヒドロ−3−チエニル基であり;式・目
゛ 芳香環がベンゼン環、フラン環、チオフェン環、オキサ
ゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール環、イソチ
アゾール環、1,3.4−オキサジアゾール環、1,3
.4−チアジアゾール環、ピリジン環、ピリダジン環、
ピリミジン環又はピラジン環であ’II) ; R”が
メチル基、エチル基又はプロピル基であり、 Ra及び
R″がメチル基であり、 R8がメチル基、エチル基又
はメトキシ基であり;R8及びR7が水素原子である化
合物が好ましい。
前記式[I]の置換アリルアミン誘導体は、酸付加塩の
形で存在することができ、そのような酸付加塩としては
、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸
塩、硝酸塩、過塩素酸塩若しくはリン酸塩等の無機酸塩
;又は、例えばp−トルエンスルホン酸塩、ベンゼンス
ルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、シュウ酸塩、コノ\
り酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩若しくはマ
レイン酸塩等の有機酸塩が挙げられ、特に製薬掌上許容
され得る無毒性の塩が好ましい。また、本発明の式[I
Iの化合物は、その置換基の態様によっては、幾何異性
体、光学異性体等の立体異性体が存在する場合があるが
、本発明は、これら全ての立体異性体及びそれらの混合
物も包含する。
次に、本発明に係る化合物の一般的製造法について説明
する。
本発明の式[IIの化合物は、例えば下記の製法ASB
SCSD、 E及びFのいずれかの方法を用いて製造す
ることができる。
[製法A] [製法B] [製法C] [製法D] [製法E] [製法F] [式中、Zは脱離基を示し:X1及びYbはカルボニル
基又は式ニーCHR”−(ここで、Roは前記の意味を
有する)で表される基を示し:xb及びY“は酸素原子
、硫黄原子又は式ニーNR”−(ここで、R1は前記の
意味を有する)で表される基を示し、またA1、A2、
Ql、Ql、 RISRl、R”SR’、R5、R’ 
及ヒR’ ハ前記17)意味を有する] 上記製法A、B及びCは、いずれも有機合成化学の分野
でよく知られたアミン類のアルキル化反応であり、従っ
て、それ自体公知の通常の手段を用いて行なうことがで
きる。通常、反応はいずれの場合も反応に悪影響を及ぼ
さない溶媒、例えばベンゼン、トルエン若しくはキシレ
ン等の芳香族炭化水素:例えばエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン若しくはジオキサン等のエーテル類;例え
ば塩化メチレン、クロロホルム若しくはジクロルエタン
等のハロゲン化炭化水素;例えばエタノール若しくはイ
ソプロパツール等のアルコール類;ジメチルホルムアミ
ド、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド又はそれら
の混合物を使用して、通常製法人の場合、化合物[I[
]及び化合物[II[]を、製法Bの場合、化合物[I
V]及び化合物[V]を、また製法Cの場合、化合物[
VI]及び化合物[■]を、等モル比で反応させるか、
又はいずれか一方を少過剰反応させることにより行なわ
れる。この時採用される反応条件としては、反応温度は
一般に一20’Cから溶媒の沸点まで、好ましくは室温
〜150℃であり、また反応時間は通常、5分間〜IO
日間、好ましくは1〜24時間とすることができる。
またこの反応では、反応を円滑に進めるために塩基の存
在下に行なうことが有利であり、その際使用される塩基
としては、例えば水素化ナトリウム、水素化リチウム若
しくは水素化カリウム等の水素化アルカリ金属;例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム若しくは水酸化カル
シウム等のアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属水酸
化物;例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム若しくは炭
酸水素ナトリウム等の炭酸アルカリ金属塩:又は例えば
トリエチルアミン若しくはピリジン等の有機アミン類等
が挙げられる。これら塩基の使用量は、股には、各原料
化合物に対して等モルか又は過剰量、好ましくは1〜2
モルとすることができる。
上記製法り及びEは、−紋穴[I]で表される本発明化
合物のうち、式ニーX−Y−の基が、式ニーCOO−1
−OCO−1−CONR’−1−NR”C○−1−CH
R・0−1−0CHR”−1−CHR”S−1−3CH
R”−(ここで、R1及びRbは前記の意味を有する)
で表される基である式[I”l又は[I”]化合物を合
成するための製法である。製法り及びEは、例えばテト
ラヒドロフラン、ジオキサン、クロロホルム、ベンゼン
、アセトン、ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホ
キシド等の反応に悪影響を及ぼさない溶媒中、通常、製
法りの場合、化合物[■]及び化合物[IX]を、製法
Eの場合、化合物[XI及び化合物[XI]を等モル比
で反応させるか、又はいずれか一方を少過剰反応させる
ことにより行なわれる。この時採用される反応条件は、
使用される原料により異なるが、一般には、反応温度は
一70〜lOO’C,好ましくは、−20〜50℃の範
囲内であり、反応時間は1分間〜24時間、好ましくは
、30分間〜5時間である。また、この反応では反応を
円滑に進めるために、塩基の存在下に行なうことが好ま
しく、その際使用される塩基としては、例えば水素化ナ
トリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸水素カリウム等の無機塩基又はピリジン
、トリエチルアミン、ジメチルアミノピリジン等の有機
塩基が挙げられ、また、その使用量は厳密に制限される
ものではないが、通常、各原料化合物に対して等モルか
又は過剰量、好ましくは1〜2モルの範囲内で用いるこ
とができる。
製法Fは、−紋穴[I]で表される本発明の化合物のう
ち、式ニーX−Y−で表される基が、式: −CH,N
Hで表される化合物[Ic]を合成するための製法であ
る。
製法Fは例えば、予めベンゼン又はアルコール中で化合
物[XI[]に化合物[X[I]を縮合させてイミンを
形成させた後還元することにより行なうことができる。
この時還元に使用される試薬としては、例えば水素化ホ
ウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム又は水
素化アルミニウムリチウム等がある。この時の反応条件
としては、例えばメタノール、エタノール又はテトラヒ
ドロフラン中でO℃〜室温下に1〜6時間反応させる方
法等がある。
なお、上記製法において、原料として使用される式[I
I]〜[X[Il]の化合物中に、反応に関与する水酸
基、メルカプト基又はアミノ基とは別に、水酸基又はア
ミノ基等の反応性官能基が共存する場合は、必要があれ
ばこれら反応性官能基を適宜保護した後に反応を行ない
、反応後にこれら保護基を脱離することができる。その
際使用される保護基としては、酸性又はアルカリ性条件
下での加水分解により容易に脱離されるもの、例えばメ
トキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、トリチル基
、ジメチル(tert−ブチル)シリル基、ホルミル基
、アセチル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基又はtert−ブトキシカルボニル基等が挙げら
れる。
以上の工程で得られる本発明の式[I]の目的化合物は
、例えばカラムクロマトグラフィー、溶媒抽出法、沈殿
法又は再結晶性等を単独又は適宜組み合せて行なうこと
により単離精製することができる。さらに、必要により
、−紋穴[I]で表される本発明の化合物の遊離塩基を
その酸付加塩に変換したり、またその逆に酸付加塩をそ
の遊離塩基に変換することができる。式[I]の化合物
の遊離塩基をその酸付加塩に変換する工程1.また、酸
付加塩をその遊離塩基に変換する工程は、それぞれに対
応する酸又は塩基を用いて通常の方法により容易に行な
うことができる。
なお、Zで示される脱離基としては、例えば塩素原子、
臭素原子若しくはヨウ素原子等のハロゲン原子、又は例
えばメタンスルホニルオキシ基若しくはp−)ルエンス
ルホニルオキシ基等の有機スルホニルオキシ基が挙げら
れる。
上記製法A−Fで用いられる原料化合物[I]]〜[雇
]は、市販品として購入するか又は文献記載の製法[ジ
ャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(J、 
Med、 Chem、)第27巻、第1539頁(19
84年);ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミスト
リー(J、 Med、 Chem、)第29巻、第11
2頁(1986年):特開昭56−32440号、同5
7−123177号、同58−208252号、同61
−45号、同62−201850号、同63−5059
号公報等参照]、下記に示すそれらの一船釣製法若しく
はそれらに準する方法等により製造入手することができ
る。
本発明に使用する原料化合物は、例えば以下の合成法に
より製造することができる。
製造ルート (a) 製造ルート (b) 製造ルート (C) 製造ルート (d) [I]1] 製造ルート (e) 製造ルート (f) E式中、X6及びYoは同=又は異なっていてもよく、
酸素原子、硫黄原子、カルボニル基、式ニーCHR”(
ここで、R1は前記の意味を有する)で表される基又は
式ニーNRb−(ここで、Rbは前記の意味を有する)
で表される基を示し;R1は低級アルキル基を示し;R
11は水素原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基
を示し;Bは水素原子又は保護基を示し;またA1、A
2、Ql、Q2、x、 ySx”、Xb、Y”、Y”S
Z、 R’、R2、R3,R4、R6、R6及ヒR7ハ
前記ノ意味ヲ有スル。
但し、Xo及びYoのどちらか一方が酸素原子、硫黄原
子又は式ニーNR”−(ここで、Rbは前記の意味を有
する)で表される基を示す場合、他方はカルボニル基又
は式ニーCHR”−(式中、R“は前記の意味を有する
)で表される基を示す] 製麦り二五工0 化合物[XIV]に化合物[■]を反応させて化合物[
XVI]を製造する工程は、例えば水素化ナトリウム、
水酸化ナトリウム又は炭酸カリウム等の塩基の存在下、
例えばテトラヒドロフラン、クロロホルム又はジメチル
ホルムアミド等の溶媒中、−20〜100℃でほぼ等モ
ル比の化合物[]及び化合物[■]を、2〜3時間反応
させることにより行なうことができる。
化合物[XV]に化合物[X]を反応させて化合物[X
VI]を製造する工程は、化合物[W]に化合物[■]
を反応させる工程と同様に行なうことができる。
化合物[XVI]に化合物[X■]を反応させて化合物
[■−]を製造する工程は、例えば予めベンゼン又はア
ルコール中で化合物[XVI]に化合物[X■]を縮合
させてイミンを形成させた後還元するか、又は過剰の化
合物[X■]を化合物[XVI]に反応させると同時に
還元することにより行なうことができる。この時還元に
使用される試薬としては、例えば水素化ホウ素ナトリウ
ム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム又は水素化アルミニ
ウムリチウム等がある。この時の反応条件としては、例
えばメタノール、エタノール又はテトラヒドロフラン中
でO℃〜室温下に1〜6時間反応させる方法等がある。
化合物[XVI]を還元して化合物[X■]を製造する
工程は、例えばO℃〜室温下、メタノール、エタノール
又はテトラヒドロフラン等の溶媒中、例えば水素化ホウ
素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム又は水素
化アルミニウムリチウム等の還元剤にて、1〜5時間処
理することにより行なうことができる。
化合物[X■]を化合物[■“]に変換する工程は、例
えば溶媒の非存在下又はクロロホルム若しくは塩化メチ
レン等の溶媒中で塩化チオニル若しくは三臭化リン等の
ハロゲン化剤又はメタンスルホニルクロリドとトリエチ
ルアミン等のスルホニル化剤で一り0℃〜室温の温度で
1〜5時間処理することにより行なうことができる。
裂LL:E工吐 化合物[X]X]に化合物[X[[]を反応させて化合
物[X X]を製造する工程は、例えばテトラヒドロフ
ランを溶媒として用い、0℃〜室温下で、例えばn−ブ
チルリチウム又は水素化ナトリウム等の塩基で1〜6時
間処理することにより行なうことができる。
化合物[XXlを還元して化合物[X■°]を製造する
工程は、例えばエチルエーテル又はテトラヒドロフラン
等の溶媒中、水素化アルミニウムリチウム等の還元剤で
1〜5時間処理することにより行なうことができる。
また、化合物[XXlを還元するか、化合物[XVI[
”]を酸化して化合物[XVI’lを製造する工程は、
例えば化合物[X X]をトルエン中、水素化ジイソブ
チルアルミニウムで還元するか、例えば化合物[X■−
]を塩化メチレン中、クロロクロム酸ピリジニウムで酸
化することにより行なうことができる。
化合物[XVI[”]を化合物[■1]に変換する工程
及び化合物[XVI’lに化合物[X■]を反応させて
化合物[I]’lを製造する工程は、それぞれ、前記製
造ルート(a)の化合物[X■]を化合物[■“]に変
換する工程及び化合物[XVI]に化合物[X■]を反
応させて化合物[■°]を製造する工程と同様に行なう
ことができる。
盟亘丑:」=にユ 化合物[XXI]を化合物[XXII]に反応させるか
、又は化合物[XX[Il]を化合物[]に反応させて
化合物[XVI[”]を製造する工程は、前記の化合物
[XIX]に化合物[XI[]を反応させて化合物[X
 X]を製造する工程と同様に行なうことができる。
化合物[X■°]を還元して化合物[XV]Ib]を製
造する工程は、例えばメタノール又はエタノール等の溶
媒中、室温常圧下で、例えばパラジウム−炭素等の触媒
の存在下に、l〜10時間接時間接触感ことにより行な
うことができる。
化合物[X■°]を化合物[X■°]に変換する工程は
、化合物〔X■°]をそのまま又は適当な保護基で保護
した後、例えば塩化メチレン、クロロホルム又はエチル
エーテル等の有機溶媒中、0〜60°Cで0.5〜3時
間、臭素と反応後、得られた反応液を濃縮乾固し、次い
で、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム等の塩
基の存在下、例えばメタノール、エタノール又はイソプ
ロパツール等のアルコール溶液中、溶媒の沸点で1−1
0時間処理することにより行なうことができる。
化合物[XVI[”]を化合物[■°]に変換する工程
及び化合物[XVI[′]を化合物[■6]に変換する
工程は、それぞれ前記の化合物[X■]を化合物[■“
]に変換する工程と同様に行なうことができる。
製這五:」二ムQ 化合物[XVI’lに化合物[′]を反応させて化合物
[VT]を製造する工程は、前記の[XVI]に化合物
[X■]を反応させて化合物[■°]を製造する工程と
同様に行なうことができる。
また、この際使用される化合物[V”lは、例えば化合
物[I[I]を水酸化ナトリウム又は炭酸カリウム等の
塩基の存在下、例えばテトラヒドロフラン又はジメチル
ホルムアミド等の溶媒中、10〜100’Cでフタルイ
ミドと反応させて化合物[XXIV]を製造し、次いで
これを、例えばエタノール又はジメチルホルムアミド中
でヒドラジンと反応させて化合物[′]を製造する、い
わゆるガブリエル(Gabriel)法等により製造す
ることができる。
髪巖上二五工蛙 化合物[X!v″]に化合物[X■]を反応させて化合
物[XX■]を製造する工程は、前記の化合物[XVI
]に化合物[X■]を反応させて化合物[■8]を製造
する工程、また、化合物[XIV”]を還元して化合物
[XXV]を製造し、次いでこれを化合物[XXVI]
に変換する工程は、同じく前記の化合物[XVI]を還
元して化合物[X■]を製造し、次いでこれを化合物[
■°]に変換する工程と、それぞれ同様に行なうことが
できる。
また、化合物[XXVI]に化合物[V]を反応させる
か、又は化合物[XX■]に化合物[I]1]を反応さ
せて化合物[XX■1を製造し、次いでこれを要すれば
脱保護して化合物[IX]を得る工程は、前記の製法A
又は製法Bと同様な古注により行なうことができる。
なお、この製造ルート(e)の原料化合物に於いて、式
中、Bで示される保護基は、水酸基、メルカプト基、又
はアミノ基の保護基として有機合成化学の分野で普通に
使用される各種の保護基であることができ、具体的には
、例えばメトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、
トリチル基、tert−ブトキシカルボニル基又はジメ
チル(tert−ブチル)シリル基等がある。
髪巖生二上1u 化合物[XXIX]を還元して化合物[XXX]を製造
する工程は、共存するカルボニル基の還元に対する反応
性の差を利用した部分還元であり、例えば−20℃〜室
温下、エタノール又はテトラヒドロフラン等の溶媒中、
例えば化合物[XXIX]に対し1〜2当量の水素化ホ
ウ素ナトリウム、水素化ジイソブチルアルミニウム等の
還元剤でl〜5時間還元するか、又はパラジウム−炭素
等の触媒存在下に1〜5時間接触還元することにより行
なうことができる。化合物[XXX]を化合物[XXX
I]に変換し、次いでこれを化合物[V]と反応させて
、化合物[XXXI[]を製造する工程は、前記の化合
物[Xxv]を化合物[XXVI]に変換し、次いでこ
れを化合物[V]と反応させて化合物[XX■]を製造
する工程と同様に行なうことができる。
化合物[XXXI]を変換して化合物[XXXIII]
を製造する工程は、Tが式ニーCHR”−(ここで、R
1は前記の意味を有する)で表される基を示すアルコー
ル生成物[XXX[]の場合は還元により、また、rが
カルボニル基を示すカルボン酸生成物[XXE[]の場
合は加水分解により行なうことができる。化合物[XX
)I]を還元して対応するアルコール体[XXXIII
]を製造する工程は、前記の化合物[XVI]を還元し
て化合物[X■]を製造する工程又は化合物[X X]
を還元して化合物[X■°]を製造する工程と同様に行
なうことができる。化合物[XXXff1を加水分解し
て対応するカルボン酸化合物[XXE[]を製造する工
程は、例えば化合物[XXXff1を、等モル若しくは
過剰モルの水酸化ナトリウム等の塩基を存在させた、例
えば含水エタノール又は含水テトラヒドロフラン等の溶
媒中に溶解し、室温〜100℃で1−10時間加温する
ことにより行なわれる。
化合物[XXEI]を変換して化合物[XXEを製造す
る工程は、例えば溶媒の非存在下又はクロロホルム若し
くは塩化メチレン等の溶媒中、塩化チオニル又は三臭化
リン等のハロゲン化試薬と一り0℃〜室温下で1〜5時
間処理することにより行なうことができる。
以上の各工程で得られる生成物は、必要ならば公知の精
製法、例えばクロマトグラフィー、再結晶法、溶媒抽出
、沈殿法又は蒸留法等を単独又は適宜組み合わせて行な
うことにより、精製又は単離することができる。
また、これら原料中間体の出発原料となる化合物は、市
販品として購入するか又は文献等の記載例[ジャーナル
・オブ・メディシナル・ケミストリー(J、 Med、
 Chem、)第27巻、第1539頁、(1984年
);ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(
J、 Med、 Chem、)第29巻、第112頁(
1986年);特開昭56−32440号、同57−1
23177号、同58−208252号、同61−45
号、同62−201850号、同63−5059号公報
等参照]若しくは有機合成化学上公知の合成法等の利用
により容易に入手可能である。
一般式[I]で表される本発明の化合物は、哺乳動物の
スクアレン・エポキシダーゼを極めて選択的、且つ、強
力に阻害し、抗高脂血症剤、ひいては抗動脈硬化剤とし
ての用途が期待される有用な化合物である。
このことを立証するために、以下に薬理試験例及び急性
毒性試験例を挙げて説明する。
薬理試験例1 ス アレン・エポ シ −ゼ(1) ス
クアレン・エポキシダーゼの調製ラットのスクアレン・
エポキシダーゼはジャーナル・オブ・バイオロジカル・
ケミストリー(J、 Biol。
Ch e m 、)第245巻、第1670頁(197
0年);同第250巻、第1572頁(1975年)に
記載の方法により調製する。
即ち、SD系雌ラットを放血致死させた後肝臓を摘出す
る。その肝臓を2倍容のO,1M Tris−HCI緩
衝液(pH7,5)でホモジナイズし、9750Xgで
10分間遠心分離する。得られた上清をさらに1105
000Xで1時間遠心分離し、次いで沈渣を0.1M 
Tris−HCI緩衝液(pH7,5)で洗浄した後、
1105000Xで1時間遠心分離する。得られたミク
ロソームを、蛋白ff140mg/m/になるようO,
1M Tris−HCI緩衝液(pH7,5)に懸濁し
、水冷下2%トリトンX−100の存在下、撹拌して可
溶化する。この可溶化処理後、1mM EDTA及び1
mMジチオスレイトールでトリトンX−100濃度を0
.5%に希釈し、1105000Xで1時間遠心分離す
る。得られた上清をスクアレン・エポキシダーゼ画分と
して、後記の試験に使用する。
(2)スクアレン・エポキシダーゼ活性の測定法スクア
レン・エポキシダーゼ活性の測定は、ジャーナル・オブ
・バイオロジカル・ケミストリー(J。
Biol、 Chem、)第245巻、第1670頁(
1970年)に記載の方法に準じて行なう。
即ち、(1)で調製したスクアレン・エポキシダーゼ画
分の0.2m7 [蛋白fi0.4mg、 0.5%ト
リトンX−100,20μM Tris−HCI緩衝液
(pH7,5) ]、100μM FADSlmM N
ADPH,1mM  EDTA及び8μM”H−スクア
レン−トウイータ80懸濁液からなる溶液に試験薬剤の
ジメチルスルホキシド溶液311!を加え、全量を0.
3mlとし、37℃で30分間振盪反応させる。10%
水酸化カリウム−メタノール溶液0.3mlを加えて反
応を停止させ、室温でl時間放置する。次いで非ケン化
物質を石油エーテルで抽出した後、窒素気流下濃縮乾固
する。得られた残渣を少量のエチルエーテルに溶かして
Pre〜coated Silicagel TLCに
スポットし、ベンゼン−酢酸エチル(99,5: 0.
5)で展開する。なお生成した3H−スクアレン−2,
3−エポキシドのTLCにおける位置はエルゴステロー
ルアセテートをマーカーとして確認し、TLCの3H−
スクアレン−2,3−エポキシド部分を切り取る。該T
LC片はトルエン系シンチレータ−に浸し、液体シンチ
レーションカウンターで測定する。これにより、本発明
化合物のスクアレン・エポキシダーゼに対する50%阻
害濃度(IC,値)を求め、その結果を第1表に示す。
第1表 スクアレン・エポキシダーゼ阻害作用 薬理試験例2    にお  コレステロールHuma
n Hepatoma  (Hep−G2)細胞を10
 c m”シャーレにて単層になるまで培養した後、培
養液1mlを交換、lμCiの+4C−酢酸ナトリウム
及び試験薬剤のジメチルスルホキシド溶液ll1lを加
え、5%二酸化炭素混合空気下37℃で6時間培養する
培養終了後、培地を吸引除去して氷冷し、続いてDul
becco’s緩衝塩類溶液で洗浄する。得られた細胞
をラバーポリスマンでかき取り、遠心分離により採取す
る。この採取した細胞を0.3N水酸化ナトリウム40
0Jで溶解後、そのうち、200μを抽出に供試し、他
は蛋白定量用検体とする。
抽出検体200Iilに15%水酸化カリウム−エタノ
ールを加え、75°Cで1時間ケン化した汲水1mlを
加え、石油エーテル2mlで非ケン化物質を2回抽出す
る。得られた石油エーテル抽出液を水1mi’で洗浄し
、窒素気流下濃縮乾固する。残渣を少量のクロロホルム
を用いてPre−coated Silicagel 
TLCにスポットし、ヘキサン−エチルエーテル−酢酸
(85:15 : 4)で展開し、TLC上のコレステ
ロール及びスクアレン部分をヨウ素により検出し、該当
するTLC部分を切り取る。該TLC片をトルエン系シ
ンチレータ−に浸し、液体シンチレーションカウンター
で放射活性を測定する。なお結果はジャーナル・オブ・
バイオロジカル・ケミストリー(J。
Biol、 Chem、)第193巻、第265頁(1
951年)に記載の方法により測定した蛋白量で補正す
る。これにより、本発明の化合物のHep−G2培養細
胞におけるコレステロール生合成に対する50%阻害濃
度(IC,値)を求めその結果を第2表に示す。
第2表 培養細胞におけるコレステロール生合成阻害作用 薬理試験例3   のコレステロール ム の生体内試
験は雌のSDクラット5週令を使用する。
う)トは照明を昼夜逆転した環境下(午前6時〜午後6
時、暗)で9日間飼育し、固型飼料と水は自由摂取させ
る。試験薬剤は、コレステロール合成の最大量を示す、
暗・6時から2時間前に経口投与する。化合物は5%ジ
メチルスルホキシド、2%トウイーン80を含む水に溶
解させ、容量1ml/体重100gで各3mg/kgを
経口投与する。また対照群には同容量の使用溶媒(Ve
hicle)を投与する。試験薬剤を投与して1時間後
、ラットに14c−酢酸ナトリウム(56mCi/m 
mole)を20μCi/体重100gで腹腔的投与す
る。暗・6時エーテル麻酔下、腹部動脈から血液試料を
得、遠心分離によって血漿を分離する。
血漿は1m7につき15%水酸化カリウム−メタノール
溶液2m7を添加し、75℃で3時間加熱することによ
って、けん化を行なう。試料は石油エーテル2mlで2
回抽出し、次いで蒸留水2mlで洗浄する。
最後に抽出液は窒素気流下乾固させる。
得られた残渣を少量のエチルエーテルに溶解し、Pre
−coated Silicagel TLC上に全量
スポットする。このプレートをヘキサン/エチルエーテ
ル/酢酸(85: 15 : 4)の溶媒系で展開する
。発色はヨウ素によって行ない、コレステロール部位1
こおける放射活性を液体シンチレーション・カウンター
で測定する。
結果(第3表)は血漿1mJ中に存在する生成14C−
コレステロールのdpm値で表す。また、コレステロー
ル生合成の阻害を試験群と対照群の14C−コレステロ
ール生合成量を比較し計算する。
第3表 ラットにおけるコレステロール生合成阻害試験 (n = 5) 急性毒性試験例 各試験薬剤(実施例3.9.19.20.25.51の
化合物;いずれも遊離塩基)を中鎖脂肪酸グリセリンエ
ステル(MCT)に溶解してマウス(ddy雄性マウス
、体重28±2g11群2匹)に経口投与し、投与1週
間後の致死率より急性毒性を調べた。
各試験薬剤の毒性は極めて低く、1000mg/kgの
高投与量においても死亡例は観察されなかった。
以上の結果から明らかな如く、本発明の化合物はスクア
レン・エポキシダーゼを強力に阻害して、コレステロー
ルの生合成を阻害することから、コレステロールの生合
成構造の亢進により惹起される各種疾患、例えば肥満、
高脂血症及び動脈硬化症等の疾患の治療及び予防に有効
である。また本発明化合物のスクアレン・エポキシダー
ゼ阻害作用は、真菌等には認められず哺乳動物に特異的
であること、更に毒性も低いことから、本発明は医薬の
分野で極めて有用である。
本発明の式[I]の化合物は、経口又は非経口的に投与
することができ、そしてそのような投与に適する形態に
製剤化することにより、高コレステロール血症、高脂血
症及び動脈硬化症等の治療及び改善に供することができ
る。本発明の化合物を臨床的に用いるにあたり、その投
与形態に合わせ、薬剤学的に許容される添加剤を加えて
各種製剤化の後投与することも可能である。その際の添
加剤としては、製剤分野に於いて通常用いられる各種の
添加剤が使用可能であり、例えばゼラチン、乳糖、白糖
、酸化チタン、デンプン、結晶セルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、トウモロコシデンプン、マイクロクリスタリンワッ
クス、白色ワセリン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウ
ム、無水リン酸カルシウム、クエン酸、クエン酸三ナト
リウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ソルビトール
、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリソルベート、ショ糖
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポ
リビニルピロリドン、ステアリン酸マグネシウム、軽質
無水ケイ酸、タルク、植物油、ベンジルアルコール、ア
ラビアゴム、プロピレングリコール、ポリアルキレング
リコール、シクロデキストリン又はヒドロキシプロピル
シクロデキストリン等が挙げられる。
これらの添加剤との混合物として製剤化される剤形には
、例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくは坐剤
等の固形製剤、又は、例えばシロップ剤、エリキシル剤
若しくは注射剤等の液体製剤があり、これらは、製剤分
野に於ける通常の方法に従って調製することができる。
なお、液体製剤にあっては、同時に水又は他の適当な媒
体に溶解又は懸濁させる形であってもよい。また、特に
注射剤の場合、必要に応じて生理食塩水またはブドウ糖
液に溶解又は懸濁させてもよく、更に緩衝剤や保存剤を
添加してもよい。
これらの製剤は、本発明の化合物を全薬剤1.0〜10
0重量%、好ましくは1.0〜60重量%の割合で含有
することができる。これらの製剤は、また、治療上有効
な他の化合物を含んでいてもよい。
本発明の化合物を抗高脂血症剤、抗動脈硬化剤又は抗高
コレステロール血症剤として使用する場合、その投与量
及び投与回数は、患者の性別、年齢、体重、症状の程度
及び目的とする治療効果の種類と範囲等により異なるが
、一般に経口投与の場合、成人1日あたり、0.01〜
20mg/kgを1〜数回に分けて、また非経口投与の
場合は、o、ooi〜2 m g 7kgを1〜数回に
分けて投与するのが好ましい。
以下に実施例及び参考例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、もとより本発明はこれらの実施例のみに限
定されるものではない。
実施例1 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)−N−メチル−3−ヒドロキシベンジルアミン
190mgを無水テトラヒドロフラン3mlに溶解し、
水冷撹拌下60%油性水素化ナトリウム31mgを加え
て10分間撹拌する。この液に、あらかじめ調製した3
−(2−フリル)ベンジルクロリドのエーテル溶液[3
−(2−フリル)ベンジルアルコール160mgと塩化
チオニル73Atlを無水エチルエーテル3ml中で氷
冷撹拌下3時間反応させ、次いでこの液を飽和食塩水及
び5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄したもの]及び
ジメチルホルムアミド1mlを加え室温で一夜撹拌する
。反応液に水30 m lとエチルエーテル30m1を
加えて分液し、有機層を分取後飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムにより乾燥後溶媒を留去する。残渣を
中圧液体クロマトグラフィー[カラム: Lobar 
column、 5ize B、 Lichropre
pSi  60F (メルク社製)、溶出溶媒:へキサ
ン/酢酸エチル=10/1→8/1コにより精製すれば
、表題化合物の遊離塩基63mg (収率:21%)が
無色油状物として得られる。上記の遊離塩基を塩化水素
とメタノールの溶液で処理後、酢酸エチル/エチルエー
テルの混液から再結晶すると、表題の塩酸塩、m、p、
115〜116°C1が得られる。
rRv”4cm−’ : 2968.2488.160
5.1497.1461゜1266、789 NMR(CDC/、)δ: 1.25 (9H,s)、
2.60 (3H,s)。
3.50−3.64 (2H,m)、4.00−4.1
3 (2H。
m)、5.20 (2H,s)、5.78−5.84 
(IH,m)。
6.18−6.32 (IH,m)、6.47 (LH
,dd、J=3.5Hz、2.0Hz)、6.70 (
LH,d、J = 3.5Hz)。
7.05−7.11  (2H,m)、7.30−7.
47 (5H。
m)、7.62 (LH,d、J = 7.1Hz)、
7.78 (IH,s)実施例2 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)−N−エチル−3−ヒドロキシベンジルアミン
loomgを無水テトラヒドロフラン1m4に溶解し、
水冷撹拌下60%油性水素化ナトリウム20mgを加え
て10分間撹拌する。この液に3−(1−ピロリル)ベ
ンジルメタンスルホネート100 m gのジメチルホ
ルムアミド溶液1m4を加え、室温で一夜撹拌汲水20
m1とエチルエーテル30m7を加えて抽出する。有機
層を分取後飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムに
より乾燥後溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[ワコーゲルC−200゜20g、溶
出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 10/1→5/1]
により精製すれば、無色油状の表題化合物110mg(
収率ニア0%)が得られる。
IRシ:cm−’ : 296B、 1596.150
6.1488.1455゜1341、1263.107
1.786.726NMR(CD(J’3)δ: 0.
98 (3H,t、J = 7.0Hz)、1.19(
9H,s)、2.45 (2H,q、J、−7,0Hz
)、3.03(2H,dd、J = 6.4Hz、1.
6Hz)、3.49 (2H。
s)、5.06 (2H,s)、5.59 (LH,d
t、J = 15.9Hz、1.6Hz)、6.01 
(IH,dt、J = 15.9Hz。
6.4Hz)、6.30 (2H,t、J = 2.1
Hz)、6.80(IH,ddd、J = 8.3Hz
、2.6Hz、0.8Hz)。
6.88 (IH,d、J = 7.6Hz)、6.9
6−6.98 (IH。
rn)、7.06 (2H,t、J = 2.1Hz)
、7.17 (IH。
t、J = 7.8Hz)、7.25−7.32 (2
H,m)、7.39(lH,t、J = 7.8Hz)
、7.44−7.45 (IH,m)実施例3 ベンジル ミン   の1゛ (E)−N−エチル−N−(6−メドキシー6−メチル
ー2−ヘプテン−4−イニル)−3−ヒドロキシベンジ
ルアミン57.5mgを無水テトラヒドロフラン0.5
mjに溶解し、窒素雰囲気下、60%油性水素化ナトリ
ウム8.1mgを加えて室温で10分間撹拌する。この
液に、3・(3−チエニル)ベンジルメタンスルホネー
ト53.7mgのジメチルホルムアミド溶液1m4を加
え、室温で一夜撹拌後減圧下に溶媒を留去する。残渣に
塩化メチレンと水を加え常法により後処理後、中圧液体
クロマトグラフィー[カラム: Lobar colu
mn。
5ize A、 Lichroprep Si 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
6/l→1/1Fにより精製すれば、表題化合物の遊離
塩基81.6mg(収率:89%)が無色油状物として
得られる。上記の遊離塩基を塩化水素−メタノール溶液
で処理後、酢酸エチル/工・チルエーテルの混液から再
結晶すると、表題の塩酸塩、m、p、153−155℃
、が得られる。
IRシ:cm−’ : 3340,2986,2932
,1605,1455゜1266、 11?3. 10
71.777NMR (CDC/3)  δ: 1.41 (3H,t、J 
= 7.2Hz)、1.47−(6H,s)、2.90
−3.20 (2H,m)、3.34 (3H。
s)、3.40−3.80 (2H,m)、4.08 
(2H,br。
s) 5.22 (2H,s)、5.84 (IH,d
、J = 15.9Hz)、6.36 (IH,dt、
J−15,9Hz、7.9Hz)。
7.00−7.20 (2H,m)、7.33 (IH
,t、J = 7.9Hz)、7.40−7.70 (
7H,m)、7.73 (LH,s)実施例4 5−(3−メチルフェニル)イソオキサゾール106m
g。
N−ブロモコハク酸イミド119mg及び過酸化ベンゾ
イル2mgを四塩化炭素10mA’に溶解し、撹拌下に
3時間還流する。放冷後析出物を濾別し、減圧下に濃縮
して淡黄色油状の5−(3−ブロモメチルフェニル)イ
ソオキサゾールを得る。
上記で得られたブロモメチル体をジメチルホルムアミド
5mlに溶解し、この液を、予め(E)−N−(6゜6
−シメチルー2−へブテン−4−イニル)−N−メチル
−3−ヒドロキシベンジルアミン171mgと60%油
性水素化ナトリウム30 m gから調製されたフェノ
ラートのテトラヒドロフラン溶液(10mi’)に加え
、水冷下に1時間撹拌する。反応液に水とエチルエーテ
ルを加えて希釈し、有機層を分取後無水硫酸マグネシウ
ムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣
を中圧液体クロマトグラフィー[カラム: Lobar
 column、 5tze A、 Lichropr
epSi 60F (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサ
ン/酢酸エチル=10/1→5/l]及び分取薄層クロ
マトグラフィー[薄層板: Kieselgel  6
0F2B4、Art。
5744 (メルク社製)、展開溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル= 3/1]により精製すれば、無色油状の表題
化合物19mg (収率:11%)が得られる。
IRv”:::cm−’ : 2974.27B8.1
584.1491.1470゜1266、786 NMR(CDC4,)δ: 1.24 (9H,s)、
2.19 (3H,s)。
3.04 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.4
Hz)、3.47(2H,s)、5.13 (2H,s
)、5.65 (IH,dt、J= 15.8Hz、1
.4Hz)、8.08 (2H,dt、J =15.8
Hz、6.5Hz)、6.55 (IH,d、J = 
1.9Hz)。
6.88 (IH,ddd、J = 8、IHz、2.
6Hz、0.9Hz)。
6.70−6.75 (IH,m)、7.00−7.0
3 (IH。
m)、7.24 (IH,t、J = 8.1Hz)、
7.50−7.55(2H,m)、7.77 (IH,
dt、J = 6.7HzSl;9Hz)。
7.88−7.91  (IH,m)、8.30 (I
H,d、J =1.9Hz) 実施例5 l−(3−ヒドロキシメチルフェニル)イミダゾール9
0 m gをクロロホルム10mjに溶解し、塩化チオ
ニル100IJJ!を加えて室温で3時間撹拌する。溶
媒を減圧留去後、残渣をエチルエーテルと水の脛液に溶
解し、有機層を分取後5%炭酸水素ナトリウム水溶液、
次いで水で順次洗浄後無水硫酸マグネシウムにより乾燥
する。乾燥剤を濾別後エチルエーテルを留去して、1−
(3−クロロメチルフェニル)イミダゾールを淡黄色の
油状物として得る。
上記で得られたクロロメチル体をジメチルホルムアミド
1.5m/に溶解し、(E)−N−(6,6−シメチル
ー2−へブテン−4−イニル)−N−メチル−3−ヒド
ロキシベンジルアミン140mgと60%油性水素化ナ
トリウム22 m gから調製したフェノラートのテト
ラヒドロフラン溶液(1,5m7)を加えて実施例1〜
4と同様な反応を行なえば、表題化合物110mg(収
率:57%)が無色油状物として得られる。
IRv”:::cm ’ : 1599.1506.1
491.1455.1311゜1263、1056.1
026.786NMR(CDC1’s)δ: 1.24
 (9H,s)、2.18 (3H,s)。
3.36 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.4
Hz)、3.47(2H,s)、5.13 (2H,s
)、5.65 (LH,dtj= 15.8Hz、1.
4Hz)、6.07 (IH,dt、J =15.8H
z、6.5Hz)、6.87 (LH,ddd、J =
 8.3Hz、2.7Hz、1.0Hz)、6.92 
(IH,d、J = 8.3Hz)、6.99−7.1
0 (LH,m)、7.22 (IH,t。
J = 1.4T(z)、7.24 (IH,t、J 
= 7.7Hz)7.31 (IH,t、J = 1.
4)(z)、7.34−7.45 (2H。
m)、7.50 (IH,t、J=7.7Hz)、7.
51 (IH。
s)、7.88 (IH,t、J = 1.4Hz)上
記実施例1〜5の各種原料化合物に代えて、対応する3
−ヒドロキシベンジルアミン誘導体及び3−複素環置換
ベンジルハロゲン誘導体又は同メタンスルホニル誘導体
、或いはその原料化合物を用い、他は実施例1〜5と同
様な反応を行なって、実施例6〜44の化合物を得た。
実施例6 ルアミン IRv’::cm’ : 2968,1458,126
3,1161,10591038.1020,873,
777 NMR(CDC4)δ: 1.03 (3H,t、J 
= 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2.50 
(2H,q、J = 7.1Hz)、3.09(2H,
d、J = 6.4Hz)、3.54 (2H,s)、
5.08(2H,s)、5.64 (IH,dt、J 
= 15.9Hz、1.5Hz)、6.07 (IH,
dt、J = 15.9Hz、6.4Hz)。
6.71 (IH,dd、J = 1.8Hz、0.9
Hz)、6.87(LH,dd、J = 7.8Hz、
2.0Hz)、6.92 (IH。
d、J = 7.6Hz)、7.02 (LH,br、
s)、7.22(IH,t、J=7.8Hz)、7.3
4 (LH,dt、J=7.4Hz、1.7Hz)、7
.39 (IH,t、J = 7.1Hz)。
7.45 (IH,dt、J = 7.4Hz、1.7
Hz)、7.48(IH,t、J = 1.7Hz)、
7.57 (IH,、br、s)。
7.75 (IH,t、J = 1.4Hz)実施例7 IRv’:::cm−’ : 2968,1599,1
491,1455,1365゜1266.1152,1
026,786,696NMR(CD(J3)  δ:
 1.24 (9H,s)、2.18 (3H,s)。
3.04 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.10 (2H,s
)、5.65 (LH,dt、J= 15.8Hz、1
.5Hz)、6.08 (IH,dt、J =15.8
Hz、8.6Hz)、6.86−6.93 (2H,m
)。
7.00 (IH,br、s)、7.23 (LH,t
、J = 7.8Hz)。
7.29 (LH,dd、J = 5.1Hz、1.I
Hz)、7.33(I H,dd、J = 3.6Hz
、 1 、1 Hz) 、7.36−7.39(LH,
m)、7.40 (IH,t、J = 7.6Hz)、
7.57(I H,dt、J = 7.6Hz、 1.
8Hz)、7.68−7.71(IH,m) 実施例8 IRv詰cm−’ : 2968,1599,1491
,1455,1365゜1263.1026.774 NMR(CDCJ、)δ0.24 (9H,s)、2.
18 (3H,s)。
3.03 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.10 (2H,s
)、5.64 (IH,dt、J= 15.8Hz、1
.5Hz)、6.08 (IH,dt、J=15.8H
z、6.6Hz)、6.86−6.92 (2H,m)
7.00 (LH,br、s)、7.23 (LH,t
、J = 8.0Hz)。
7.36 (IH,dt、J = 7.6Hz、1.6
Hz)、7.39−7.40 (2H,m)、7.41
 (IH,t、J=7.6Hz)。
7.46−7.48 (IH,m)、7.55 (IH
,dt、J=7.6Hz、1.7Hz)、7.67 (
LH,br、s)実施例9 E −N−66−ジ チル−2−ヘ −ンー4− ニル
−N−m、p、: 168−169℃ IRI、I:cm−’ :2974,2500,160
2,1461..1266゜1173.777.759
,747 NMR(CD(JJ)  δ: 1.25 (9)(,
5)、1.42 (3H,t。
J = 7.3Hz)、2.95−3.06 (2H,
m)、3.50−3.67 (2H,m)、4.08 
(2H,d、J = 5.3Hz)。
5.23 (2H,s)、5.80 (IH,d、J 
= 15.7Hz)。
6.22 (IH,dt、J = 15.7Hz、7.
5Hz)、7.06(LH,ddd、J=8.3Hz、
2.5Hz、0.8Hz)。
7.09 (lH,d、J = 8.3Hz)、7.3
3 (LH,t。
J= 8.1Hz)、7.37−7.43 (4H,m
)、7.51(l H,dd、J = 2.8Hz、 
1.5Hz)、7.53−7.58(2H,m)、7.
73 (LH,br、s)実施例10 ンジルアミン m、p、: 164−166°C IRv:、cm−’ : 296B、1605,145
8,1266.777NMR(CDCfl) δ: 0
.92 (3H,t、J = 7.3Hz)、1.25
(9H,s)、1.82−1.98 (2H,m)、2
.73−2.92(2H,m) 3.44−3.78 
(2H,m)、4.C19(2H。
br、s)、5.23 (2H,s)、5.78 (I
H,d、J15.6Hz)、6.21 (IH,dt、
J = 15.6Hz、7.8Hz)、7.04−7.
09 (2H,m)、7.33 (LH,tJ = 8
.1Hz)、7.35−7.43 (4H,m)、7.
50(I H,dd、J = 2.5Hz、 1.5H
z) 、7.53−7.57(2H,m)、7.74 
(LH,s)実施例11 ジルアミン IRv’::、cm−’ : 1596.1506.1
488.1458.1341゜1266.1029,7
86,726 NMR(CDC7,)δ: 1.24 (9H,s) 
2.18 (3H,s)。
3.03 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.11 (2H,s
)、5.64 (IH,dt、J= 15.8Hz、1
.5Hz)、6.07 (LH,dt、J=15.8H
z 6.6Hz)、6.35 (2H,t、J = 2
.2Hz)。
6.86 (LH,ddd、J = 10.8Hz、2
.3Hz、0.8Hz)、6.91 (IH,d、J 
= 7.8Hz)、6.98−6.99(LH,m)、
7.10 (2H,t、J = 2.2H,z)、7.
22(IH,t、J = 7.8Hz)、7.25−7
.50 (4H,m)実施例12 IRv:cm−’ :2968,1596,1506,
1488,1455゜1341.1263,1071.
723NMR(CDC4)δ: 0.85 (3H,t
、J = 7.4Hz)、1.24(9H,s)、1.
47 (2H,5ext、J = 7.4Hz)2.3
6 (2H,t、J = 7.4Hz)、3.06 (
2H,dd。
J = 6.4Hz、1.6Hz)、3.53 (2H
,s)、5.11(2H,s)、5.63 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.6Hz)、6.05 
(IH,dt、J = 15.9Hz、6.4Hz)。
6.35 (2H,t、J = 2.2Hz)、6.8
5 (IH,ddd。
J = 8.2Hz、2.6Hz、0.9Hz)、6.
92 (LH。
d、J = 7.6Hz) 、7.00−7.03 (
I H,m) 、7.11(2H,t、J = 2.2
Hz)、7.21 (LH,t、J = 7.8Hz)
、7.28−7.37 (2H,m)、7.44 (I
H,t。
J = 7.8Hz)、7.49 (IH,t、J =
 1.5Hz)実施例13 IRv’::cm’ :2968,1587,1464
,1365,1263゜1152.1026.768 NMR(CD(J、)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.18 (3H,s)。
3.03 (IH,dd、J = 6.5Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.15 (2H,s
)、5.64 (LH,dt、J= 15.9Hz、1
.5Hz)、6.08 (IH,dt、J =15.9
Hz、6.5Hz)、6.86−6.92 (2H,m
)。
7.00 (IH,br、s)、7.22−7.27 
(3H,m)。
7.49−7.51 (2H,m)、7.75−7.7
7 (2H。
m)、7.93−7.96 (IH,m)、8.08 
(IH,br。
s)、8.70 (IH,dt、J = 4.8Hz、
1.5Hz)実施例14 E −N−66−シメチルー2−ヘブーン−4−ニル−
N−IRシ::cm−’ : 2968.1599,1
491,1458,1365゜1263.1152,1
023.783NMRCCDC1,)  δ: 1.2
4 (9H,s)、2.18 (3H,s)。
3.03 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.62 (2H,s
)5.64 (LH,dt、J= 15.9Hz、1.
5Hz)、6.07 (IH,dt、J =15.9H
z、6.6Hz)、6.87−6.93 (2H,m)
7.01 (IH,br、s)、7.23 (IH,t
、J = 7.9Hz)。
7.37 (IH,ddd、J = 6.8Hz、5.
0Hz、0.9Hz)。
7.48−7.57 (3H,m)、7.67 (LH
,br、s)。
7.87−7.91 (IH,m)、8.60 (IH
,dd、J=4.8Hz、1.7Hz)、8.86 (
LH,dd、J = 2.4Hz。
0.9Hz) 実施例15 2Aり:辷2 IRv’::cm’ + 2968.1596.145
8,1263.786NMR(CD(J’、)  δ:
 ]、02 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.
23(9H,s)、2.50 (2H,q、J = 7
.1Hz)、3.09(2H,d、J = 6.3Hz
)、3.54 (2H,、s)、5.14(2H,s)
、5.63 (IH,dd、J = 15.9Hz、1
.4Hz)、6.06 (LH,dt、J= 15.9
hz、6.3Hz)6.87 (IH,dd、J = 
8.0Hz、2.7Hz)、6.92(IH,d、J 
= 7.6Hz)、7.03 (LH,br、s)。
7.22 (IH,t、J=7.8Hz)、7.36 
(LH,dddJ =7.6Hz、4.9Hz、1.2
Hz)、7.48−7.57(3H,m)、7.66 
(IH,d、J= 1.2Hz)、7.877.91 
(IH,m)、8.60 (IH,dd、J=5.1H
z。
1.8Hz)、8.85 (IH,dd、J = 2.
7Hz、1.2Hz)実施例16 21クニ辷2 IRv’:::cm−’ : 2972.1596,1
490,1458.13641266.1152,10
26.786NMR(CD(J、)  δ: 1.24
 (9H,s)、2.18 (3H,s)。
3.04 (IH,dd、J = 6.5Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.14 (2H,s
)、5.64 (LH,dt、J= 15.8Hz、1
.5Hz);6.08 (IH,dt、J =15.9
Hz、1.5Hz)、6.87−6.93 (,2H,
m)。
7.00 (IH,br、s)、7.24 (IH,t
、J = 8.0Hz)。
7.51−7.54 (4H,m)、7.59−7.6
2 (LH2m)、7.72−7.74 (IH,m)
、8.67 (2H,dd。
J = 4.5Hz、1.7Hz) 実施例17 IRv’::、cm−’ : 2974,1590,1
491,1458,1365゜1266.1152,1
026,798,729NMR(CDC/1)  δ:
 1.24 (9H,s)、2.18 (3H,s)。
3.30 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.46(2H,s)、5.12 (2H,s
)5.63 (LH,dd。
J = 15.8Hz、1.5Hz)、6.08 (I
H,dt、J =15.8Hz、6.6Hz)、6.8
5−6.92 (2H,m)。
6.99−7.15 (LH,m)、7.22 (IH
,tj=7.7Hz)、7.24 (IH,d、J =
 1.1Hz)、7.48 (LH。
t、J = 7.7Hz)、7.54 (1’H,d、
J = 7.9Hz)。
7.72 (IH,d、J = 1.1Hz)、8.0
1 (LH,dt。
J = 7.9Hz、1.2Hz)、8.13−8.1
6 (IH,m)実施例18 ベンジルアミン IRシ冨cm−’ : 2968.1596.1458
.1263.1152゜1026、954.789.6
93 NMR(CDC4)δ: 1.24 (9H,s)、2
.19 (3H,s)。
3.04 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.4
Hz)、3.47(2H,s)、5.11  (2H,
s)、5.65 (IH,dt、J= 15.9Hz、
1.4Hz)、6.08 (LH,dt、J15.9H
z、6.5Hz)、6.86−6.93 (2H,m)
7.00−7.02 (LH,m)、7.23 (IH
,t、J = 7.9Hz)、7.38 (IH,s)
、7.42−7.43 (IH,m)。
7.45 (LH,t、J = 7.6Hz)、7.6
0−7.64 (IH。
m)、7.74−7.76 (IH,m)、7.93 
(IH,s)実施例19 IRv’::cm−’ :2968,1491,145
8.1263,1107954.789 NMR(CD(J3)δ: 1.03 (3H,t、J
 = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2.50
 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.09(2H
,ddj=6.4Hz、1.5Hz)、3.54 (2
H。
s)、5.11 (2H,s)、5.64 (IH,d
t、J = 15.8Hz、1.5Hz)、6.07 
(IH,dt、J= 15.8Hz。
6.4Hz>、6.84−6.89 (LH,m)、6
.93 (IH。
d、J =7.7Hz)、7.03 (IH,br、s
)、7.23(IH,t、J = 7.7Hz)、7.
39 (LH,s)、7.40−7.49 (2H,m
)、7.62 (IH,dt、J=6.6Hz。
2.1Hz)、7.75 (IH,br、s)、7.9
3 (IH,s)上記で得られた遊離塩基を塩化水素−
メタノールで常法により処理すれば、塩酸塩、m、p、
160℃(dec、)、が得られる。
実施例20 E −N−66−シメチルー2−へブテン−4−イニル
−N−IRv’::cm−’ :2968,1596,
1491.1455,1263゜1107.954,7
89 NMR(CDC/、)δ: 0.85 (3H,t、J
 = 7.4Hz)、1.47(2H,5ext、J=
7.4Hz)、2.37 (2H,t、、1= 7.4
Hz)、3.07 (2H,dd、J = 6.4Hz
、1.5Hz)、3.53 (2H,s)、5.10 
(2H,s)、5.63(IH,dt、J = 15.
9Hz、1.5Hz)、6.06 (IH。
dt、J = 15.9Hz、6.4Hz)、6.84
−6.89 (IH。
m)、6.92 (LH,d、J = 7.8Hz)、
7.02 (IH。
br、s)、7.22 (IH,t、J = 7.8H
z)、7.38 (IH。
s)、7.40−7.49 (2H,m)、7.62 
(LH,dt。
J = 6.6Hz、2.1Hz)、7.75 (H(
、br、s)7.93 (IH,s) 実施例21 シ ベンジルアミン IRv’::cm’:2974,1602,1494.
145B、1266゜N M R(CD CI+ ) 
δ: 1.24 (9H,s)、2.19 (3H,s
)。
3.04 (2H,dd、J −6,5Hz、1.4H
z)、3.48(2H,s)、5.10 (2H,s)
、5.65 (LH,dt、J= 15.9Hz、1.
4Hz)、6.08 (IH,dt、J=15.9Hz
、6.5Hz)、6.85−6.95 (2H,m)。
7.01 (IH,br、s)、7.24 (IH,t
、J = 8.0Hz)。
7.38−7.49 (3H,m)、7.57 (IH
,br、s)。
8.58 (IH,s)、8.70 (IH,s)実施
例22 之1」と乞辷之 IRv”;::cm−’ :2972,15B8,14
90,1456,1364゜1266 1148.10
22,788,692NMR(CDC13)δ: 1.
19 (9H,s) 2.14 (3H,s)。
2.99 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.4
Hz)、3.42(2H,s)、5.08 (2H,s
)、5.60 (IH,dt、J= 15.8Hz、1
.4Hz)、6.04 (IH,dt、J=15.8H
z、6.6Hz)、6.83 (IH,dd、J = 
8.1Hz、1.5Hz)、6.87 (IH,d、J
 =8.1Hz)。
6.95 (IH,d、J = 1.5Hz)、7.1
8 (IH,t。
J = 7.8Hz)、7.30 (LH,d、J =
 3.3Hz)。
7.42 (LH,t、J = 8.1Hz)、7.4
7. (4H,d。
J = 7.6Hz)、7.83 (IH,d、J =
 3.3Hz)。
7.87 (IH,d、J = 7.3Hz)、8.0
1 (IH,s)実施例23 さ2ユ豫ヒr=2 IRv漂cm−’ : 2968,1590,1491
,1458,13651263、 1152,1026
.78ON M R(CD CI= )  δ: 1.
24 (9H,s)、2.18 (3H,s)。
3.03 (2H,dd、J = 6.5Hz、 1.
5Hz)、3.47(2H,s)、5.12 (2H,
s)、5.64 (LH,dt、J= 15.9Hz、
1.5Hz)、6.07 (IH,dt、J=15.9
Hz、6.5Hz)、6.85−6.94 (2H,m
)。
7.01 (IH,t、J=2.1Hz)、7.23 
(IH,t。
J = 7.9Hz)、7.40−7.50 (2H,
m)、7.55(LH,dt、J=6.9Hz、1.9
Hz)、8.73 (IH。
s)、8.79 (IH,s) 実施例24 IRv’:::cm−’ : 2968,1590,1
491,1458,1419゜1368、1266、1
152.7js、 756NMR(CD(J、)  δ
: 1.24 (9H,s)、2.19 (3H,s)
3.04 (2H,dd、J = 6.2Hz、1.5
Hz)、3.48(2H,s)、5.11  (2H,
s)、5.65 (LH,dt、J= 15.6Hz、
1.5Hz)、6.08 (IH,dt、J =15.
6Hz、6.2Hz)、6.88 (IH,ddd、J
 = 8.2Hz、2.8Hz、1.0Hz)、6.8
9−6.90 (2H,m)。
7.00−7.03 (IH,m)、7.23 (IH
,t、J = 7.8Hz)、7.43 (IH,d、
J = 2.1Hz)、7.45−7.50(2H,m
)、7.54−7.59 (IH,m)、7.68−7
.71(IH,m)、8.48 (LH,d、J = 
2.1Hz)実施例25 E −N−66−ジ チル−2−ヘブーン−4−ニル−
N−エチル−3−3−1−イミダゾリル ベンジルオキ
シベンジルアミン IRv’:::cm−’ : 2968.1506.1
491.1458.1308゜1263、1056.7
89 NMR(CD(J3)δ: 1.02 (3H,t、J
 = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2.49
 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.08(2H
,dd、J = 6.4Hz、1.5Hz)、3.54
 (2H。
s)、5.13 (2H,s)、5.64 (LH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.06 
(LH,dt、J = 15.9Hz。
6.4Hz)、6.85 (IH,ddd、J = 8
.0Hz、2.0Hz、0.9Hz)、6.93 (I
H,d、J = 7.5Hz)。
7.00−7.05 (IH,m)、7.21 (IH
,t、J = 1.4Hz)、7.23 (IH,t、
J=8.0Hz)、7.31 (IH。
t、J = 1.4Hz)、7.33−7.53 (4
H,m)、7.88(IH,t、J = 1.4Hz) 実施例26 ペンジルアミン IRv只cm ’ : 2968,1599,1506
.1488.14551308.1263,1152,
1056,786N M R(CD Cla )  δ
: 0.85 (3H,t、J = 7.4Hz)、1
.24(9H,s)、1.47 (2H,5ext、J
=7.4Hz)。
2.37 (2H,t、J = 7.4Hz)、3.0
6 (2H,dd。
J = 6.3Hz、1.5Hz)、3.53 (2H
,、s)、5.13(2H,s)、5.63 (IH,
dt、J = 15.6Hz、1.5Hz)、6.05
 (IH,dt、J=15.6Hz、6.3Hz)。
6.84 (IH,ddd、J = 8.2Hz、3.
4Hz、0.8Hz)。
6.93 (IH,d、J =7.6Hz)、7.01
 (IH,br。
s)、7.21 (IH,t、J = 1.4Hz)、
7.22 (IH。
tj=8.2Hz)、7.31 (IH,t、J= 1
.4Hz)。
7.33−7.53 (4H,m)、7.88 (IH
,t、J = 1.4Hz) 実施例27 之2」二4辷2 IRv’::cm−’ : 2974,1584,14
55,1419,1266゜786.756 NMR(CDC/3)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.19 (3H,s)。
3.04 (2H,d、J = 6.2Hz)、3.4
7 (2H,s)。
5.15 (2H,s)、5.64 (IH,d、J 
= 15.9Hz)。
6.07 (IH,dt、J = 15.9Hz、6.
2Hz)、6.82−6.93 (2H,m)、7.0
2 (IH,br、s)、7.23(LH,t、J =
 7.5Hz)、7.54−7.55 (3H,m)。
7.67 (IH,s)、8.96 (2H,s)、9
.22 (IH。
S) 実施例28 IRv’::cm−1: 2974.1599.151
2.145B、 1266゜1215.1146.75
9 NMR(CD(J、)δ: 1.23 (9H,s)、
2.18 (3H,s)3.03 (2H,dd、J 
= 6.6Hz、1.5Hz)、3.46(2H,S)
、5.14 (2H,s)、5.64 (LH,dt 
J= 15.9Hz、1.5Hz)、6.06 (IH
,dt、J=15.9Hz、6.6Hz)、6.85 
(IH,ddd、J = 7.9Hz、2.7Hz、0
.5Hz)、6.92 (IH,d、J = 7.9H
z)、6.98−7.05 (IH,m)、7.23 
(IH,tJ = 7.9Hz)、7.45−7.49
 (IH,m)、7.53(LH,t、J = 7.8
Hz)、7.64 (IH,dt、J =7.8Hz、
1.8Hz)、7.80 (IH,br、s)、8.1
1(LH,s)、8.58 (LH,s)実施例29 IRv:、cm−’: 1605,1506,1341
,1170,1149゜1074.960,789,7
23,696NMR(CD(J3)δ: 1.09 (
3H,t、J = 6.9Hz)、1.46(6H,s
)、2.56 (2H,q、J = 6.9Hz)、3
.15(2H,dd、J = 6.5Hz、1.5Hz
)、3.35 (3H。
s)、3.61 (2H,s)、5.12 (2H,s
)、5.73 (IH。
dt、J= 15.9Hz、1.5Hz)、6.20 
(IH,dt。
J = 15.9Hz、6.5Hz)、6.37 (2
H,t、J =2.1Hz)、6.86 (IH,dd
、J = 7.8Hz、1.6Hz)6.93 (IH
,d、J = 7.8Hz)、6.99−7.05 (
IH。
m)、7.10 (2H,t、J=2.1Hz)、7.
23 (IH。
t、J = 7.5Hz)、7.29−7.46 (3
H,m)、7.48−7.50 (IH,m) 実施例30 IRv漂cm−’ : 2968,2788,1584
,1491,1455゜1365.1263,1152
,1023,783NMR(CD(J、)  δ: 1
.24 (9H,s)、2.18 (3H9s)。
3.03 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.4
Hz)、3.11−3.19 (2H,m)、3.35
−3.43 (2H,m)、3.46(2H,s)、5
.04 (2H,s)、5.64 (LH,dt、J=
 15.9Hz、1.4Hz)、6.08 (IH,d
t、J =15.9Hz、6.6Hz)、6.59 (
IH,t、J = 2.1Hz)。
6.83−6.93 (2H,m)、6.97−7.0
0 (LH。
m)、7.19−7.33 (4H,m)、7.39−
7.42 (IH。
m) 実施例31 ルオキシ ベンジル ミン IRv’:::cm−’ :2968,2926,15
87,1491,1455゜1365.1263,11
49.777NMR(CDCf、) δ: 1.03 
(3H,t、J = 7.1Hz)、1.24(9H,
s)、2.49 (2H,q、J = 7.1Hz)、
3.08(2H,dd、J = 6.4Hz、1.5H
z)、3.15 (2H。
dtj=8.4Hz、1.8Hz)、3.38 (2H
,t、J=8.4Hz)、3.53 (2H,s)、5
.04 (2H,s)。
5.64 (IH,dt、J −15,8Hz、1.5
Hz)、6.07(IH,dt、J = 15.8Hz
、6.4Hz)、6.59 (IHt、J = 1.8
Hz)、6.82−6.87 (IH,m)、6.89
−6.94 (IH,m)、6.98−7.02 (I
H,m)、7.21(IH,t、J = 7.8Hz)
、7.23−7.35 (3H,m)。
7.39−7.42 (IH,m) 実施例32 IRv:cm−’ : 1452,1380,1365
,1254,1173゜1149.1077.819,
777.693NMR(CD(J、) δ: 1.04 (3H,t、J = 7.0Hz)、
1.46(6H,s)、2.51 (2H,q、J =
 7.0Hz)、3.09−3.18 (4H,m)、
3.35 (3H,s)、3.35−3.42(2H,
m)、3.54 (2H,s)、5.04 (2H,s
)。
5.68 (IH,dt、J = 15.7Hz、1.
8Hz)、6.16(IH,dt、J = 15.7H
z、6.6Hz)、6.59 (IH。
t、J = 1.6Hz)、6.83−6.89 (I
H,m)、6.90−6.95 (LH,m)、6.9
8−7.04 (IH,m)、7.21(IH,t、J
 = 7.5Hz)、7.25−7.35 (3H,m
)。
7.39−7.40 (IH,m) 実施例33 IRv詰cm−’ :2968,2920,1587,
1491,1455゜1365.1263,1152.
777NMR(CDCf3)δ: 1.02 (3H,
t、J = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2
.49 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.08
(2H,dd、J=6.4Hz、1.5Hz)、3.5
3 (2H。
s)、3.91−3.96 (2H,m)、4.11−
4.15 (2Hm)、5.06 (2H,s)、5.
64 (IH,dt、J = 15.8Hz、1.5H
z)、6.05 (IH,dt、J−15,8Hz。
6.4Hz)、6.26 (IH,quint、J=2
.0Hz)。
6.82−6.87 (IH,m)、6.89−6.9
4  (IHm)、6.99−7.01 (IH,m)
、7.21  (IH,t。
J = 8.0Hz)、7.34−7.37 (3H,
m);7.47−7.49 (IH,m) 実施例34 二二二乙止1:辷2 IRv’::cm−’ :2968,1608,158
4,1506,1491゜1458.136B、  1
266、 1152,768N M R(CD Cls
 )δ: 1.24 (9H,s)、1.97−2.0
2 (4H。
m)、2.18 (3H,s)、3.03 (2H,d
d、J = 6.6Hz、1.5Hz)、3.29−3
.31  (4H,m)、3.46(2H,s)、5.
01  (2H,s)、5.64 (IH,dt、J=
 15.9Hz、1.5Hz)、6.08 (LH,d
t、J =15.9Hz、6.5Hz)、6.51  
(IH,ddj = 8.3Hz、2.4Hz)、6.
62−6.64 (IH,m)、6.72(IH,d、
J=7.4Hz)、6.85−6.90 (2H,m)
6.98 (IH,t、J = 2.1Hz)、7.2
0−7.22 (2Hm) 実施例35 IRシ溜cm−’ :2968,2926,1596,
1446,1377゜1260、 1017.852,
801,771NMR(CD(J’、)  δ: 1.
04 (3H,t、J = 7.0Hz)、1.24(
9H,s)、2.50 (2H,q、J = 7.0H
z)、3.10(IH,dd、J=6.3Hz、1.4
Hz)、3.54 (2)(s)、5.18 (2H,
s)、5.64 (LH,dt、J = 15.9Hz
、1.4Hz)、6.08 (LH,dt、J−15,
9Hz。
6.3Hz)、8.86 (IH,dd、J = 8.
0Hz、2.7Hz)。
6.93 (LH,d、J = 7.6Hz)、7.0
0−7.04 (2H。
m)、7.07 (H(、d、J = 3.6Hz)、
7.22 (IH。
t、J = 8.0Hz)、7.29  (IH,dd
、J = 5.2Hz。
1.2Hz)、7.33 (IH,dd、J = 5.
2Hz、4.5Hz)。
7.36  (LH,dd、J = 4.5Hz、1.
2Hz)実施例36 E −N−66−ジ チル−2−ヘブーンー4−イニル
−N−IRv’::cm−’ :2968,1620,
1491,1455,1365゜1266.1113,
957,831,762NMR(CD(J、)  δ:
 1.24 (9H,s)、2.I9 (3H,s)。
3.05 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.5
Hz)、3.48(2H,s)、5.14 (2H,s
)、5.65 (IH,dt、J= 15.9Hz、1
.5Hz)、6.09 (LH,dt、J =15.9
Hz、6.5Hz)、6.86 (IH,ddd、J 
= 7.9Hz、2.7Hz、0.9Hz>、6.94
 (IH,d、J −7,9Hz)、7.00−7.0
1 (IH,m)、7.25 (IH,t。
J = 7.9Hz)、7.32 (IH,dtj= 
5.0Hz。
0.8Hz)、7.73 (IH,s)、7.76−7
.77 (IHm)、7.99 (IH,s)、8.6
4 (IH,dd、J = 5.0Hz、0.8Hz) 実施例37 オキシ ベンジルアミン IRv:cm ’ : 2968.161?、1584
,1494,1455゜1263、 1155. 11
13.957NMR(CDC/3)  δ: 1.24
 (9H,s)、2.19 (3H,s)。
3.04 (2H,d、J = 6.5Hz)、3.4
8 (2H,s)。
5.24 (2H,s)、5.64 (IH,dt、J
 =、15.9Hz。
1.7Hz)、6.08 (LHldt、J = 15
.9Hz、6.5Hz)、6.88−6.95 (2H
,m)、7.04−7.05 (IH。
m)、7.19−7.27 (IH,m)、7.46 
(IH,dd。
J = 5.4Hz、1.5Hz)、7.59 (IH
,s)、7.79(IH,m)、8.00 (IH,s
)、8.65 (IH,d、J= 6.2Hz) 実施例38 IRv’;::cm−’ : 2968,2926,1
458. ′1263,1107゜1020.963,
789 NMR(CDCJ、)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.19 (3H,s)。
3.04 (2H,dd、J=6.5Hz、1.5Hz
)、3.47(2H,s)、5.05  (2H,s)
、5.65  (IH,dt、J= 15.9Hz、1
.5Hz)、6.09 (IH,dt、J =15.9
Hz、6.5Hz)、6.53 (IH,d、J = 
3.4Hz)。
6.64 (IH,d、J = 3.4Hz)、6.8
7 (IH,ddd。
J = 8.1Hz、2.7Hz、0.8Hz)、6.
93 (lH。
d、J = 8.1Hz)、7.00 (1)1.m)
、7.24 (LH。
t、J=8.1Hz)、7.30 (LH,s)、7.
86 (IH。
S) 実施例39 IRv”::、cm−’ : 2968,1584,1
461,1269,1152゜1098.1041,1
032,891,831NMR(CDCJ、)  δ:
 1.24 (9H,s)、2.20 (3H,s)。
3.05 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.4
Hz)、3.48(2H,s)、4.97 (2H,s
)、5.66 (IH,dt、J= 15.8Hz、1
.4Hz)、6.09 (IH,J = 15.8Hz
、6.5Hz)、6.75 (IH,d、J = 0.
8Hz)。
6.82−6.88  (IH,m)、6.92  (
IH,d、J =7.8Hz)、6.98 (IH,b
r、s)、7.23 (IH,t。
J = 7.8Hz)、7.28 (IH,s)、7.
54d、J = 0.8Hz)、7.86 (IH,5
)(IHl 実施例40 IRv丑cm’:2968,1596,1491,14
55,1263゜115B、1104,1059,10
17,966.894NMR(CDC1,)δ: 1.
19 (9H,s)、2.14 (3H,s)。
3.00 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.4
Hz)、3.43(2H,S)、5.22 (2)1.
d、J = 1.0Hz)、5.60(IH,dt、J
 −15,8Hz、1.4Hz)、6.03 (IH。
dt、J = 15.8Hz、6.6Hz)、6.83
 (LH,ddd。
J = 7.6Hz、2.6Hz、0.8Hz)、6.
89 (IH。
d J = 7.6Hz)、6.97 (LH,m)、
7.19 (IH。
t、J = 7.6Hz)、7.37 (IH,t、J
 = 1.0Hz)。
7.63 (IH,s)、7.92 (IH,s)実施
例41 E −N−66−シメチルー2−ヘブーンー4−イニル
ーNチル−3−6−5−オキ ・1ルー2−ピ冨ジルメ
チルオ シ ベンジル ミン IRv’::cm−’ : 2968.1596.14
52.1365.1260゜1158.1107,80
4,786 NMR(CDCj、)δ: 1.24 (9H,s)、
2.18 (3H,s)。
3.03 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.4
H,z)、3.46(2H,s)、5.25 (2H,
s)、5.64 (LH,dt、J= 15.8Hz、
1.4Hz)、6.07 (LH,dt、J =15.
8Hz、6.5Hz)、6.86−6.91 (IH,
m)。
6.91−6.95 (LH,m)、7.01−7.0
4 (LH。
m)、7.23 (18,t、J = 8.0Hz)、
7.51 (IH。
dd、J = 7.8Hz、0.9Hz)、7.59 
(IH,dd。
J = 7.8Hz、0.9Hz)、7.72 (IH
,s)、7.80(IH,t、J = 7.8Hz)、
7.99 (LH,s)実施例42 IRv’::cm−’ : 2968.1590.14
91.1455.1266゜1152.1107,10
26,963,759NMR(CD(J3)δ: 1.
24 (9H,s)、2.19 (3H,s)。
3.05 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.4
Hz)、3.48(2H,s)、5.13 (2H,s
)、5.65 (IH,dt、J= 15.9Hz、1
.4Hz)、6.09 (IH,dt、J=15.9H
z、6.6Hz)、6.88 (IH,dd、J = 
7.8Hz、2.6Hz)、6.94 (LH,d、J
 = 7.8Hz)。
7.01−7.04 (IH,m)、7.25 (IH
,t、J = 7.8Hz)、7.49 (IH,s)
、8.00 (IH,s)、8.05(IH,t、J 
= 2.0Hz)、8.65 (IH,d、J = 2
.0Hz)、8.90 (IH,d、J = 2.0H
z)実施例43 m、p、: 137−139°C IRv思cm’ :2968,2500,1599,1
497,1458゜1332.1263,1038.7
23NMR(CDCI、)  δ: 1.25 (9H
,s)、2.18 (3H,s)2.65 (3H,s
)、3.48−3.61 (LH,m)、3.65−3
.78 (IH,m)、3.95−4.08 (IH,
m)、4.16−4.29 (IH,m)、5.21 
(2H,s)、5.85 (IH。
dj= 15.6Hz)、6.20−6.36 (IH
,m)、6.32(2H,t、J −2,1Hz)、6
.79 (2H,t、J = 2.1Hz)、7.04
−7.11 (IH,m)、7.24−7.30 (2
H。
m)、7.35 (IH,t、J=7.9Hz)、7.
51 (IH。
t、J = 4.5Hz)、7.63 (LH,br、
s)実施例44 IRシ:cm’ : 296B、1590,1518,
1488,1455゜1341.1266.1026.
723NMR(CDCI、)  δ: 1.24 (9
H,s)、2.19 (3H,s)。
2.39 (3H,s)、3.04 (2H,dd、J
 = 6.5H2゜1.5Hz)、3.48 (2H,
s)、5.06 (2H,s)、5.65(IH,dt
、J= 15.9Hz、1.5Hz)、6.08 (I
H。
dt、J = 15.9Hz、6.5Hz)、6.33
  (2H,t。
J = 2.2Hz)、6.86−6.95 (28,
m)、6.99−7.02 (IH,m)、7.07 
(2H,t、J = 2.2Hz)7.21−7.27
 (3H,m)、7.50 (IH,br、s)実施例
45 E −N−66−シメチルー2−へブテン−4−イニル
−N−2−クロロ−4−(3−トリル)チアゾール60
0 m gを四塩化炭素8mlと1.2−ジクロロエタ
ン2mlの混液に溶解し、N−ブロモコハク酸イミド5
11mgと過酸化ベンゾイル3mgを加えて3時間撹拌
還流する。
放冷後反応液から析出物を濾別し、炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄後溶媒を減圧留去すると、4−(3−ブロ
モメチルフェニル)−2−クロロチアゾールが淡黄色油
状物として得られる。
上記で得られたブロモメチル体をジメチルホルムアミド
2mlに溶解し、予め(E)−N−(6,6−シメチル
ー2−ヘプテン−4−イニル)−N−メチル−3−ヒド
ロキシベンジルアミン388mgと60%油性水素化ナ
トリウム68 m gから調製されたフェノラートのテ
トラヒドロフラン溶液(8m4)に加えて水冷下に1時
間、次いで室温で2時間撹拌する。反応液に水とエチル
エーテルを加えて分液し、有機層を分取後無水硫酸ナト
リウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を減圧留去
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコ
ーゲルC−200,80g、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=6/l→4/l]により精製すると、(E) 
−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル
)−N−メチル−3−[3−(2−クロロ−4−チアゾ
リル)ベンジルオキシ]ベンジルアミン396mg (
収率:57%)が淡黄色油状物として得られる。
上記で得られたエーテル体92 m gを酢酸0 、8
 m /に溶解し、57〜60℃に加温撹拌下、亜鉛末
40 m gを一度に加えて30分間撹拌する。反応液
を氷水中にあけ、炭酸ナトリウムを加えてpHを9.0
に調整後、酢酸エチルにより抽出する。抽出液を無水硫
酸ナトリウムにより乾燥後溶媒を留去し、残渣を中圧液
体クロマトグラフィー[カラム: Lobar col
umn。
5ize B、 Lichroprep Si 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
6/l→3/l]により精製すれば、無色油状の表題化
合物52 m g(収率:60%)が得られる。
IRシ::cm−’ : 296B、 1587.14
91.1455.1365゜1266.1026.78
9 NMR(CDC1s)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.18 (3H,s)。
3.03 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.13 (2H,s
)、5.64 (LH,dtj= 15.8Hz、1.
5Hz)、6.08 (IH,dt、J =15.8H
z、6.5Hz)、6.86−6.92 (,2H,m
)。
7.00 (LH,br、s)、7.22 (LH,t
、J = 7.8Hz)。
7.44−7.45 (IH,m)、7.57 (LH
,d、J=2.0Hz)、7.64 (IH,t、J 
= 7.7Hz)、7.87−7.91  (IH,m
)、8.02 (LH,br、s)、8.84(IH,
d、J= 2.0Hz) 原料の4−(3−ブロモメチルフェニル)−2−クロロ
チアゾールに代えて、5−(3−トリル)チアゾールよ
り得られる5−(3−ブロモメチルフェニル)−2−ブ
ロモチアゾール[J、 Org、 Chem、、 51
3375 (1986) :Org、React、、(
2381;  Ann、、628 (1981)参照]
を用い、これを対応する3−ヒドロキシベンジルアミン
誘導体と縮合後、実施例45と同様な脱ハロゲン化反応
を行なって、実施例46〜48の化合物を得た。
実施例46 E −N−66−ジ  ルー2−ヘプーンー4−イニル
−N−IRv”::’、cm−’ :2974.159
0,1458,1266.873゜789.693 NMRCCDC13)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.19 (3H,s)。
3.04 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.10 (2H,s
)、5.64 (IH,dt、J= 15.8Hz、1
.5Hz)、6.08 (IH,dtj =15.8H
z、6.6Hz)、6.88 (IH,dd、J = 
8.1Hz、1.8Hz)、6.92 (IH,d、J
 = 7.8Hz)。
7.00 (IH,t、J = 1.8Hz)、7.2
3 (LH,t。
J = 7.8Hz)、7.42−7.44 (2H,
m)、7.53−7.56 (IH,m)、7.65−
7.66 (IH,m)、8.10(IH,d、J =
 0.6Hz)、8.76 (IH,d、J = 0.
6Hz) 実施例47 22」とL辷2 IRv漂cm’ : 2972,1588,1490,
1456,1364゜1264,1152,1046,
874,788NMR(CDC/3)δ: 0.96 
(3H,t、J = 7.0Hz)、1.19(9H,
s)、2.46 (2H,q、J = 7.0Hz)、
3.04(2H,d、J=6.0Hz)、3.50 (
2H,s)、5.06(2H,s)、5.60 (IH
,d、J = 15.8Hz)、6.02(LH,dt
、J= 15.8Hz、6.0Hz)、6.82 (I
H。
dd、J = 8.1Hz、2.1Hz)、6.89 
(IH,d、J=8.0Hz)、6.98 (IH,b
r、s)、7.18 (IH。
t、J=8.0Hz)、7.38−7.41 (2H,
m)、7.48−7.52 (LH,m)、7.62 
(IH,s)、8.05 (IH。
d、J = 0.6Hz)、8.71  (IH,d、
J = 0.6Hz)実施例48 IRv”::cm’ : 2968,1490,145
8,1364,1264゜1152.872,788,
694 N M R(CD Cls )  δ: 0.85 (
3H,t、J = 7.4Hz)、1.24(9H,s
)、1.46−151 (2H,m)、2.37 (2
H。
t、J=7.1Hz)、3.07 (2H,ddj=6
.4Hz。
1.3Hz)、3.53 (2H,s)、5.10 (
2H,s)、5.63(LH,ddj= 15.9Hz
、1.3Hz)、6.04 (LH。
dt、J= 15.9Hz、6.4Hz)、6.86 
(IH,dd。
J = 7.8Hz、1.8Hz)、6.92 (IH
,d、、J = 7.4Hz)、7.20 (IH,s
)、7.22 (LH,t、J=7.8Hz)、7.4
3−7.44 (2H,m)、7.53−7.55 (
IH。
m)、7.66 (IH,br、s)、8.10 (I
H,s)、8.78(IH,s) 実施例49 イソシアノ酢酸メチルエステル280Allと1.8−
ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン(D
BU)400111をテトラヒドロフラン20mA’に
加え、45−50’Cの加温撹拌下、(E)−N−(6
,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル)−N−メ
チル−3−(3−ホルミルベンジルオキシ)ベンジルア
ミン500 m gのテトラヒドロフラン溶液(5m/
)を加えて同温度で5時間撹拌する。反応液を放冷後節
酸を加えて中和し、溶媒を減圧留去後残渣に酢酸エチル
と水を加えて抽出する。有機層を分取後無水硫酸マグネ
シウムにより乾燥し、乾燥剤を濾別後溶媒を留去、次い
で、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコ
ーゲルC−200,30g、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=5/1]により精製すると、(E)−N−(6
,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル)−N−メ
チル−3−[3−(2゜4−ジメトキシカルボニル−3
−ピロリル)ベンジルオキシ]ベンジルアミン140m
g(収率:20%)が淡黄色油状物として得られる。
上記で得られたピロリル体32 m gを水酸化カリウ
ム2gと水6mlの混液に加え、撹拌下に6時間加熱還
流する。放冷後反応液にエチルエーテルを加えて抽出し
、抽出液を無水硫酸マグネシウムにより乾燥後溶媒を留
去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[
ワコーゲルC−200,30g1溶出溶媒:ヘキサン/
酢酸エチル=ICL/1→2/l]により精製すれば淡
黄色油状の表題化合物12.4mg(収率:50%)が
得られる。
IRv’::cm−’ :3440,2972,292
8,2872,1610゜1490.1454,136
4,1266.1034゜NMR(CDC/S)  δ
: 1.24 (9H,s)、2.18 (3H,s)
3.03 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
H,z)、3.47(2H,s)、5.08 (2H,
s)、5.64 (IH,dt、J= 15.8Hz、
1.5Hz)、6.09 (IH,dt、J =15.
8Hz、6.6Hz)、6.54−6.57 (IH,
m)。
6.82−6.92 (3H,m)、6.99−7.0
1  (LH。
m)、7.10−7.13 (IH,m)、7.22 
(IH,t。
J = 7.6Hz)、7.23−7.28 (IH,
m)、7.35(IH,t、J= 7.4Hz)、7.
49 (LH,dt、J =7.4Hz、1.7Hz)
、7.59−7.61 (IH,m)、8.20−8.
40 (IH,br) 実施例50 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)−N−メチル−3−(3−メトキシ力ルポニル
ベンジルオキシ)ベンジルアミン1731ngをエタノ
ール3rr+4に溶解し、98%抱水ヒドラジン100
mgを加えて3時間加熱還流する。反応液を減圧留去後
残渣に酢酸エチルと水を加えて抽出し、有機層を分取後
無水硫酸ナトリウムにより乾燥すする。乾燥剤を濾別後
溶媒を留去し、残渣の酸ヒドラジドをオルトギ酸メチル
4mlに加えて8時間加熱還流する。過剰のオルトギ酸
メチルエステルで減圧留去後、残渣を酢酸エチルと水の
混液で抽出し、有機層を分取後無水硫酸ナトリウムによ
り乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を減圧留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−
200,30g。
溶出溶媒:へキサン/酢酸エチル=271]及び中圧液
体クロマトグラフィー[カラム: Lobar col
umn。
5ize A、 Lichroprep Si 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:へキサン/酢酸エチル=
3/1→2/1]により精製すれば、無色油状の表題化
合物18mg(収率:10%)が得られる。
IRv’:’、cm−’ : 2974.1590.1
491.1455.1388゜1266、1152.9
60.726 えて分液し、有機層を分取後無水硫酸ナトリウムにより
乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−200
,15g、溶出溶媒:ヘキサン−ヘキサン/酢酸エチル
= 10/11により精製すれば、表題化合物の遊離塩
基88mg(収率:67%)が無色油状物として得られ
る。
上記で得られた遊離塩基を塩化水素−メタノール溶液で
処理後、クロロホルム−ヘキサンのl混液から再結晶す
ると、表題の塩酸塩、m、p、132−133°C1が
得られる。
IRv’:!:、cm−’ : 3430,2968,
2482,1464,966゜777.699 NMR(CDC4)  δ: 1.25 (9H,s)
、2.61 (3H,s)3.56−3.61  (2
H,m)、4.05−4.10 (2H。
m)、5.84 (IH,d、J= 15.9Hz)、
6.27 (LH。
dtj= 15.9Hz、7.3Hz)、7.12−7
.29 (2H。
m)、7.37−7.53 (8H,m)、7.58 
(LH,dt。
J=7.4Hz、1.9Hz)、7.74 (IH,b
r、s)。
7.79 (IH,br、s) NMR(CD(J、) δ: 1.24 (9H,s)
、2.19 (3H,s)。
3.04 (IH,dd、J = 6.5Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.15 (2H,s
)、5.65 (IH,dt、J= 15.8Hz、1
.5Hz)、6.08 (LH,dt、J=15.8H
z、6.5Hz)、6.85−6.90 (、IH,m
)。
6.90−6.94 (IH,m)、7.00 (IH
,br、s)。
7.24 (lH,t、J=7.8Hz)、7.55 
(IH,t。
J = 7.6Hz)、7.63−7.87 (IH,
m)、8.05(IH,dt、J = f3.3Hz、
1.5Hz)、8.18 (IH。
br、s) 、8.49 (l H,s)実施例51 (E)−3−[2−[3−(3−チエニル)フェニル]
エチニル]ヘンシルクロリド95mgをジメチルホルム
アミド2mlに溶解し、(E)−N−メチル−6,6−
シメチルー2−ヘプテン−4−イニルアミン塩酸塩58
 m gと炭酸カリウム126mgを加えて室温で一夜
撹拌する。反応液を減圧留去し、残渣にエチルエーテル
と水を油原料化合物の(E)−3−[2−[3−(3−
チエニル)フェニル]エチニル]ベンジルクロリドと(
E)−N−メチル−6,6−シメチルー2−ヘプテン−
4−イニルアミン塩酸塩に代えて、それぞれ対応するベ
ンジルクロリド、同プロミド又は同メタンスルホネート
誘導体及び各種2−へブテン−4−イニルアミン類の塩
酸塩を用い、他は実施例51と同様な反応を行なって、
実施例52〜66の化合物を得た。
実施例52 m、p、: 174−176°C IRv已cm−’ : 3436,2968,966.
777.699NMR(CD(J、)δ: 1.25 
(9H,s)、1.40−1.46 (3H。
m)、2.98−3.01 (2H,m)、3.57−
3.62 (2H。
m)、4.07−4.09 (2H,m)、5.83 
(IH,d。
J = 15.6Hz)、6.25 (IH,dt、J
 = 15.6Hz。
7.3Hz)、7.12−7.25 (2H,m)、7
.30−7.53(9H,m)、7.56 (IH,d
、J = 7.5Hz)、7.74−7.75 (LH,m)、7.86 (IH,br、s) 実施例53 IRv漂cm−’ : 2968,2806,1605
,963,774゜NMR(CDCム)δ: 0.89
 (3H,t、J = 7.2Hz)、1.24(9H
,s)、1.47−1.57 (2H,m)、2.41
 (2H。
t、J = 7.2Hz)、3.11 (2H,d、J
 = 6.4Hz)。
3.58 (2H,s)、5.66 (IH,d、J 
= 15.8Hz)。
6.11 (IH,dt、J −15,8Hz、6.4
Hz)、7.16(2H,s)、7.22−7.26 
(IH,m)、7.30 (LH。
t、J=7.2Hz)、7.36−7.51 (8H,
m)、7.73−7.74 (IH,m) 実施例54 IRv’::cm ’ : 2980゜2932゜ 2818゜ 1605゜ 1251゜ 1170.1149,1074,774,699NMR
(CD(J、)  δ: 1.08 (3H,t、J 
= 7.1Hz)、1.46(6H,s)、2.55 
(2H,q、J = 7.1Hz)、3.15(2H,
dd、J = 6.4Hz、1.2Hz)、3.36 
(3H。
s)、3.59 (2H,s)、5.71 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.2Hz)、6.20 
(IH,dt、J= 15.9Hz。
6.4Hz)、7.16 (2H,s)、7.20−7
.25 (2H。
m)、7.31 (IH,t、J = 7.5Hz)、
7.35−7.55(7H,m)、7.74 (LH,
t、J=2.3Hz)実施例55 IRv’:::、cm−’ : 2968.1605,
1506,1341,1071゜963.756,72
3,696 NMR(CDC1,)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.22 (3H,s)。
3.08 (2H,ddj=6.6Hz、1.5Hz)
、3.51(2H,s)、5.67 (LH,dt、J
 = 15.9Hz、1.5Hz)、6.12 (LH
,dt、J−15,9Hz、6.6Hz)。
6.37 (2H,t、J = 2.1Hz)、7.1
3 (2H,t。
J = 2.1Hz)、7.15  (2H,s)、7
.20−7.34(3H,m)、7.37−7.44 
(3H,m)、7.49−7.54(2H,m) 実施例56 IRv’::cm−’ :2968,2926,160
8,1587,1506゜1341.1071,963
,723 NMR(CDC7,)  δ: 1.07 (3H,t
j = 6.8Hz)、1.24(9H,s)、2.5
4 (2H,q、J = 6.8Hz)、3.14(2
H,ddJ=6.5Hz、1.5Hz)、3.60 (
2H。
s)、5.67 (LH,dt、J = 15.9Hz
、1.5Hz)6.10 (IH,dt、J = 15
.9Hz、6.5Hz)、6.37(2H,t、J =
 2.2Hz)、7.13 (2H,t、J = 2.
2Hz)、7.12−7.16 (2H,m)、7.2
5−7.34 (3H。
m)、7.38−7.44 (3H,m)、7.50 
(LH,s)。
7.52−7.54 (IH,m) 実施例57 EE−N−エチル−N−6−メ キシ−6−メチル−2
−ヘ −ンー4− ニル−3−2−3−1−ピロ1ル 
フェIRv=cm−’ : 1605,1506,13
41,1170.1149゜1074.960,789
,723,696N M R(CD Cls ) δ:
 1.09 (3H,t、J = 6.9Hz)、1.
46(6H,s)、2.56 (2H,q、J = 6
.9Hz)、3.15(2H,dd、J = 6.5H
z、1.5Hz)、3.35 (3H。
s)、3.61 (2H,s)、5.73 (LH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.20 
(IH,dt、J= 15.9Hz。
6.5Hz)、8.37 (2H,t、J = 2.7
Hz)、7.127.16 (4H,m)、7.25−
7.35 (3H,m)、7.38−7.45 (3H
,m)、7.50−7.54 (2H,m)実施例58 IRv’::cm−’ :3016,2974,160
5,1473,1365゜1266.1215,963
,759,711NMR(CD(J、)  δ: 1.
07 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.24(
9H,s)、2.55 (2H,q、J = 7.1H
z)、3.13(LH,dd、J=6.7Hz、1.5
Hz)、3.60 (2H。
s)、5.70 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.5Hz)。
6.10 (IH,dt、J = 15.9Hz、6.
7Hz)、7.19(2H,s)、7.23−7.59
 (8H,m)、7.71 (LH。
br、s)、7.89−7.94 (IH,m)、8.
61 (IH。
dd、J = 4.8Hz、1.6Hz)、8.89 
<IH,d、J= 1.6Hz) 実施例59 IRv’::cm−’ : 2968,2926,12
63,1107,960゜798.756,696 NMR(CDC4)  δ: 1.07 (3H,t、
J = 7.0Hz)、1.24(9H,s)、2.5
1−2.58 (2H,m)、3.12−3.14(2
H,m)、3.58−3.62 (2H,m)、5.6
8 (IH。
d、J = 15.7Hz)、6.10 (IH,dt
、J = 15.7Hz、6.1Hz)、7.15−7
.57 (IOH,m)、7.81(IH,t、J =
 1.5Hz)、7.94 (LH,s)実施例60 EE−N−エ ルーN−6−キシ−6−ルー2−IRv
’:?cm−’ : 3128,2984,2936,
2820,1604゜1582.1506.968 NMR(CDC/、)δ: 1.08 C3H,t、J
 = 7.0Hz)、1.46(6H,s)、2.56
 (2H,q、J = 7.0Hz)、3.15(2H
,d、J =fi、3Hz)、3.36 ’(3H,s
)、3.60(2H,s)、5.71  (IH,dt
、J= 15.8Hz、1.5Hz)、5.21 (I
H,dt、J= 15.8Hz、6.3Hz)。
7.13 (IH,d、J = 16.1Hz)、7.
14 (IH。
d、J = 16.1Hz)、7.32 (LH,t、
J = 7.5Hz)。
7.41 (IH,s)、7.42−7.45 (2H
,m)、7.49−7.50 (2H,m)、7.51
−7.52 (IH,m)、7.55(IH,dt、J
=7.5Hz、1.6Hz)、7.81 (IH。
t、J = 1.6Hz)、7.94  (LH,s)
実施例61 −ニル ベンジル ミン IRシ詰cm−’ : 2968,1608,1506
,1341,1071゜960.723,696 NMR(CDCIs)  δ: 0.89 (3H,t
、J = 7.3Hz)、1.24(9H,s)1.4
8−1.60 (2H,m)2.42 (2H。
t、J = 7.3Hz)、3.12 (2H,d、J
 = 6.2Hz)。
3.58 (2H,s)、5.66 (LH,d、J 
= 15.8Hz)。
6.10 (IH,dt、J = 15.8Hz、6.
2Hz)、6.37(2H,t、J = 2.2H2)
、7.14 (2H,t、J =、2.2Hz)、7.
13−7.15 (2H,m)、7.22−7.34 
(3H。
m)、7.38−7.42 (3H,m)、7.48−
7.52 (IH。
m)、7.52−7.54 (LH,m)実施例62 IRv’::cm’ : 2972,2B64,160
8,1588,1504゜1308、 1060.96
2 NMR(CD(J3)δ: 1.10 (3H,t、J
 = 7.2Hz)、1.25(9H,s)、2.57
 (2H,q、J = 7.2Hz) 、3.18(2
H,dd、J=6.3Hz、1.5Hz)、3.61 
(2Hs)、5.64 (IH,dt、J = 15.
9Hz、1.5Hz)。
6.06 (IH,dt、J = 15.9Hz、6.
3Hz)、7.14(IH,d、J = 16.0Hz
)、7.19 (IH,d、J =16.0Hz)、7
.21−7.58 (9H,m)、7.67−7.74
(IH,m)、7.91  (IH,br、s)実施例
63 IRv’;::cm−’ : 1602,1479,1
458,1365,12631203.975,852
,774 NMR(CD(J、)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.34 (3H,s)。
3.10 (2H,dd、J = 7.0Hz、1.6
Hz)、3.52(2H,s)、5.68 (LH,d
t、J = 15.8Hz、1.6Hz)、6.10 
(IH,dt、J= 15.8Hz、7.0Hz)。
7.14 (IH,d、J = 5.6Hz)、7.2
3 (IH,dJ = 16.4Hz)、7.41−7
.48 (4H,m)、7.49−7.55 (3H,
m)、7.68 (LH,d、J = 16.4Hz)
7.81  (IH,t、J= 1.8Hz)、8.5
4 (IH,d、J = 4.7Hz) 実施例64 IRv’::cm−’ :2968,1458,136
5,963,774゜NMR(CD(J、)δ: 1.
24 (9H,s)、2.16 (3H,s)。
2.95 (4H,s)、3.02 (2H,dd、J
 = 6.6Hz。
J = k、5Hz)、3.45 (2H,s)、5.
63 (LH。
dt、J=15.9Hz4.5Hz)、6.08 (I
H,dt。
J = 15.9Hz、6.6Hz)、7.07−7.
25 (5H。
m)、7.27−7.52 (6H,m)実施例65 然之ユ豫ビLL之 IRv’:’、cm ’  二 2968. 2928
. 2864. 2796. 1610゜1594.1
506.726 NMR(CDCi’3)δ: 1.03 (3H,t、
J = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2.4
8 (2H,q、J = 7.1Hz)、2.95(4
H,s) 、3.06 (2H,dd、J = 6.2
Hz、2.3Hz) 。
3.53 (2H,s)、5.62 (LH,dt、J
= 15.8Hz。
2.3Hz)、6.06 (IH,dtj= 15.8
Hz、6.2Hz)、6.33 (2H,t、J = 
2.2Hz)、7.04 (2H。
t、J = 2.2Hz)、7.04−7.08 (2
H,rn);7.13−7.17 (3H,m)、7.
19−7.23 (2H,m)、7.31(LH,t、
J = 7.8Hz) 実施例66 然2盛ソL乙辷2 IRv’;::cm−’ : 2968,2932,2
866.1473,1458゜1365.789,70
5 NMR(CDC/、) δ: 1.02 (3H,t、
J = 7.3Hz)、1.24(9H,s)、2.5
0 (2H,qj = 7.3Hz)、2.96−2.
99 (4H,m)、3.01 (2H,d、J=6.
4Hz)3.54 (2H,s)、5.63 (IH,
d、J = 16.2Hz)。
6.08 (IH,dt、J = 16.2Hz、6.
4Hz)、7.06−7.11 (LH,m)、7.1
5−7.27 (4H,m)、7.32−7.42 (
4)1.m)、7.83 (IH,dt、J=8.4H
z。
1.8Hz)、8.60 (IH,br、s)、8.8
0 (IH,br、s)実施例67 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)−N−エチル−5−ホルミルフルフリルアミン
18mgと3−(3−チエニル)ベンジルホスホン酸 
ジメチルエステル[3−(3−チエニル)ベンジルプロ
ミドと亜リン酸トリメチルの縮合により合成119mg
をジメチルホルムアミド1m/に溶解し、60%油性水
素化ナトリウム2.6mgを加えて室温で一夜撹拌する
。反応液を減圧濃縮後、残渣を分取薄層クロマトグラフ
ィー[薄層板:Kieselgel 60F2,1. 
Art、 5715(メルク社製)、展開溶媒:ヘキサ
ン/酢酸エチル=3/1]により精製すれば、表題化合
物15mg (収率:55%)が淡黄色部・状物として
得られる。
IRv’;::cm ’ : 2968.1602.1
458.1365.1266゜1020、960.77
4 NMR(CD(J、)δ: 1.16 (3H,t、J
 = 7.0Hz)、1.24(9H,s)、2.58
−2.68 (2H,m)、3.25 (2H。
d、J=6.8Hz)、3.77 (2H,s)、5.
73 (IH。
d、J = 15.9Hz)、6.13 (IH,dt
、J = 15.9Hz、6.8Hz)、6.25−6
.35 (2H,m)、6.90(IH,d、J = 
16.4Hz)、7.04 (IH,d、J =16.
4H2)、7.32−7.52 (6H,m)、7.6
7 (lH。
br、s) 原料の(E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン
、4−イニル)−N−エチル−5−ホルミルフルフリル
アミンに代えて、それぞれ対応するホルミル誘導体を用
い、他は実施例67と同様な反応を行なって、実施例6
8及び実施例69の化合物を得た。
実施例68 IRシ漂cm−’ : 2968゜ 2868゜ 1602゜ 1450゜ 1266゜ 966゜ NMR(CDC/、)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.35 (3H,s)。
3.20−3.27 (2H,m)、3.74−3.7
9 (2H。
m)、5,72 (IH,d、J −15,7Hz)、
6.18 (IH。
dt、J = 15.7Hz、6.6Hz)、7.19
 (IH,d。
J −16,4Hz)、7.19−7.63 (9H,
m)、7.75−7.77 (IH,m)、8.52 
(IH,d、J = 5.3Hz)実施例69 IRν:cm→:2968.2926.1440.13
65.963゜852.774 NMR(CD(J、)δ: 0.88 (3H,t、J
 = 7.1Hz)、1.25(9H,s)、2.53
−2.68 (2H,m)、3.17−3.28(2H
,m)、3.81 (LH,s)、5.71 (IH,
d、J=15.9Hz)、6.08 (IH,dt、J
=15.9Hz。
6.5Hz)、6.40−6.48 (IH,m)、7
.15−7.25(2H,m)、7.38−7.53 
(5H,m)、7.56 (IH。
dt、J = 7.1Hz、2.1Hz)、7.73 
(LH,s)実施例70 E −N−66−シメチルー2−オ テン−4−イニル
−N−エチル−3−3−3−チエニル ベンジル キシ
 ベン2韮1≦≦毎m装亘 N−エチル−3−[3−(3−チエニル)ベンジルオキ
シ]ベンジルアミン塩酸塩50 m gをジメチルホル
ムアミド1.5mlに溶解し、l−ブロモ−6,6−シ
メチルー2−オクテン−4−イン(E体と2体の約4:
1の混合物)30mgと炭酸ナトリウム65 m gを
加えて室温で一夜撹拌する。反応液を水で希釈後、エチ
ルエーテルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄後無水
硫酸ナトリウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を
留去し、残渣を中圧液体クロマトグラフィー[カラム:
 Lobar column、 5ize A、 Li
chroprepSt 60F (メルク社製)、溶出
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=771]により精製すれ
ば、無色油状の表題化合物39mg(収率:63%)が
得られる。
IRv’::cm ’ : 2968.2926.28
00.1584.1491゜1458、1260.77
4 N M R(CD C1s )δ: 0.97 (3H
,t、J = 7.3Hz) 、 1.00−1.10
 (3H,m)、1.18 (68,s)、1.44 
(2H。
q、J = 7.3Hz)、2.45−2.60 (2
H,m)、3.05−3.15 (2H,m)、3.5
0−3.60 (2H,m)、5.11(2H,s)、
5.65 (IH,d、J = 15.9Hz)、6.
07(IH,dt、J = 15.9Hz、6.4Hz
)、6.85−6.90(IH,m)、6.90−6.
95 (IH,m)、7.01−7.06(IH,m)
、7.22 (IH,t、J=8.0Hz)、7.35
−7.45 (4H,m)、7.47 (IH,dd、
J = 2.3Hz。
1.8Hz)、7.55 (IH,dt、J = 7.
0Hz、1.8Hz)。
7.66−7.69 (LH,m) 実施例71 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)−N−メチル−3−ヒドロキシ−4−メトキシ
メチルオキシベンジルアミン40 m gと60%油性
水素化ナトリウム5mgから調製したフェノラートのテ
トラヒドロフラン溶液(1,5m/)に、3−(3−チ
エニル)ベンジルプロミド32 m gのジメチルホル
ムアミド溶液(1m4)を加え、室温で2時間撹拌する
。反応液にエチルエーテルを加えて不溶の無機塩を濾別
後減圧濃縮し、残渣を10%塩化水素−メタノール1m
lとテトラヒドロフラン1mlの混液に溶解して2時間
室温に放置する。反応液を減圧濃縮後残渣に5%炭酸水
素ナトリウム水溶液とエチルエーテルを加えて抽出し、
有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥する。
乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[ワコーゲルC−200,5g、溶
出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=371]により精製す
れば、表題化合物の遊離塩基31mg(収率:56%)
が無色油状物として得られる。上記の遊離塩基を塩化水
素−メタノール溶液で処理後エチルエーテル/イソプロ
ピルエーテルの混液から再結晶すると、表題の塩酸塩、
m。
p、88−90℃、が得られる。
IRv志cm−’ : 2968.1521.1464
.1446.1281゜NMR(CDC/3)δ: 1
.25 (9H,s)、2.57 (3H,s)3.3
9−3.54 (IH,m)、3.59−3.74 (
LH。
m)、3.83−4.00 (IH,m)、4.01−
4.20 (IH。
m)、5.31 (2H,s)、5.81 (lH,d
、J = 15.6Hz)、5.91 (IH,br、
s)、6.21 (IH,dt、J= 15.6Hz、
7.7Hz)、6.80 (IH,d、J=7.8Hz
)、6.91 (IH,d、J = 7.8Hz)、7
.38−7.48(4H,m)、7.50−7.55 
(IH,m)、7.56−7.62(IH,m)、7.
75 (IH,s)、7.82 (IH,s)原料化合
物の(E) −N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン
−4−イニル)−N−メチル−3−ヒドロキシ−4−メ
トキシメチルオキシベンジルアミン及び/又は3−(3
−チエニル)ベンジルプロミドに代えて、対応するメト
キシメチルオキシベンジルアミン誘導体及び/又は3−
(5−オキサシリル)ベンジルメタンスルホネートを用
い、他は実施例71と同様な反応を行なって、実施例7
2及び73の化合物を得た。
実施例72 IRv”::cm’ : 2968,1476.136
5,1245,1107゜1035.954,789,
750,693NMR(CD(J3) δ: 1.13
 (3H,t、J = 7.0Hz)、1.23(9H
,s)、2.63 (2H,q、J = 7.0Hz)
、3.20(2H,d、J=7.0Hz)、3.78 
(2H,s)、5.18(2H,s)、5.62 (I
H,d、J = 15.7Hz)、6.08(IH,d
t、J = 15.7Hz、7.0Hz)、6.59−
6.64(IH,m)、6.67 (LH,t、J=8
.0Hz)、6.84(IH,dd、J=8.0Hz、
1.8Hz)、7.37 (IH。
s)、7.38−7.50 (2H,m)、7.60 
(LH,dt。
J = 7.0Hz、1.8Hz)、7.77 (IH
,s)、7.91(IH,s) 実施例73 IRv’:::cm−’ : 2968,1518,1
461,1365,1275゜1200.1119,7
95,759 MR (CDCJJ  δ: 1.24 (9H,s)、2.
19 (3H,s)。
2.96−3.12 (2H,m)、3.44 (2H
,s)、5.16(2H,s)、5.65 (IH,d
、J = 16.1Hz)、6.08(IH,dt、J
= 16.1Hz、6.7Hz)、6.80 (LH。
dt、J = 8.0Hz、1.7Hz)、6.89 
(IH,d、J=8.0Hz)、7.02 (IH,b
r、s)、7.39 (LH。
s)、7.39−7.42 (IH,m)、7.48 
(IH,t、J= 7.6Hz)、7.65 (IH,
dt、J = 7.6Hz、1.6Hz)、7.73 
(lH,s)、7.93 (IH,s)実施例74 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)−N−エチル−3−アミノベンジルアミン90
 m g及び3−(3−チエニル)ベンズアルデヒド6
3 m gを無水メタノール2 、5 m /に溶解し
、モレキュラシーブス3Aの存在下、室温で一夜撹拌す
る。反応液からモレキュラシーブスを濾別後、水素化ホ
ウ素ナトリウム12.5mgを加え、室温でさらに30
分間撹拌する。
溶媒を減圧留去後残渣を塩化メチレンと水の混液に溶解
し、有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥す
る。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−200,5g
、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=10/1→5/l
〕により精製すれば、淡黄色油状の表題化合物80mg
(収率:55%)が得られる。
IRv’::cm−’ : 2968.2926.16
08.1491.774NMR(CD(Jl)δ: 1
.01 (3H,tj = 7.1Hz)、1.24(
9H,s)、2.49 (2H,q、J = 7.IH
,z)、3.08(2H,dd、J = 6.4Hz、
1.5Hz)、3.48 (2H。
s)、4.37 (2H,s)、5.63 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.06 
(IH,dt、J = 15.9Hz。
6.4)1z)、6.51−6.56 (IH,m)、
6.66−6.69(II、m)、7.11 (IH,
t、J = 8.0Hz)、7.31(I H,dt、
J = 7.8Hz、 1.7Hz) 、7.35−7
.40(3H,m)、7.45 (IH,t、J = 
2.2Hz)、7.51(IH,dt、J=7.8)1
z、1.7Hz)、7.61 (LH。
br、s) 原料化合物の(E)−N−(6,6−シメチルー2−へ
ブテン−4−イニル)−N−エチル−3−アミノベンジ
ルアミン及び/又は3−(3−チエニル)ベンズアルデ
ヒドに代えて、それぞれ対応する3−アミノベンジルア
ミン誘導体及び/又は3−置換ベンズアルデヒド誘導体
を用い、他は実施例74−と同様な反応を行なって、実
施例75〜80の化合物を得た。
実施例75 2表タニ辷2 IRv’;::cm−’ : 2968,1608,1
491,1458,1365゜NMR(CDC11) 
 δ: 1.24 (9H,s)、2.I8 (3H,
s)。
3.02 (2H,dd、J = 6.5Hz、1.4
Hz)、3.42(2H,s)、4.37 (2H,s
)、5.63 (LH,dt、J= 15.8Hz、1
.4Hz)、6.07 (LH,dt、J 〜15.8
Hz、6.5Hz)、6.52−6.56  (LH,
m)。
6.65−6.68 (2H,m)、7.11 (IH
,t、J=7.9Hz)、7.30 (IH,dt、J
 = 7.5Hz、1.4Hz)7.35−7.40 
(3H,m)、7.45 (IH,t、J = 2.1
Hz)、7.51 (LH,dt、J = 7.5Hz
、1.7Hz)。
7.61  (IH,br、s) 実施例76 E −N−66−ジ  ルー2−へブテン−4−イニル
−Nエチル−3−3−1−ピロ1ル ベンジル ミノ 
ベン2辺りニ辷2 IRv”:::cm−’ : 2968.1608.1
506.1338.1071゜783.726 NMR(CDC7,)δ: 1.00 (3H,t、J
 = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2.47
 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.07(2H
,dd、J = 6.5Hz、1.5Hz)、3.48
 (2H。
s)、4.39 (2H,s)、5.62 (IH,d
t、J = 15.8Hz、1.5Hz)、6.05 
(IH,dt、J = 15.8Hz。
6.5Hz)、6.33 (2H,t、J = 2.2
Hz)、6.49−6.53 (IH,m)、6.66
−6.69 (2H,m)、7.08(2H,t、J 
= 2.2Hz)、7.10 (IH,t、J = 8
.1Hz) 、7.24−7.32 (2H,m) 、
7.36−7.42 (2H,m)実施例77 IRv’:::cm−’ : 2974.1611.1
506.1494.1458゜1107.954.69
6 NMR(CD(Jりδ: 1.20 (9H,s)、2
.14 (3H,s)。
3.05 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.42(2H,s)、4.38 (2H,S
)、5.59 (IH,dt、J= 15.9Hz、1
.5Hz)、6.03 (LH,dt、J 〜15.9
Hz、6.6Hz)、6.52 (IH,dt、J =
 8.0Hz、1.0Hz)、6.67−6.69 (
2H,m)、7.11(IH,t、J = 8.0Hz
)、7.35−7.42 <3H,m)。
7.57 (LH,dt、J = 7.4Hz、1.6
Hz)、7.68(IH,br、s)、7.91  (
IH,s)実施例78 IRシ:cm−’ :2968,2926,1611,
1506,1494゜1476.1266.1107,
954,789,759NMR(CDC1’、)δ: 
1.00 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.2
4(9H,s)、2.48 (2H,q、J = 7.
1Hz)、3.07(2H,dd、J=6.4Hz、1
.5Hz)、3.48 (2H。
s)、4.38 (2H,s)、5.62 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.05 
(IH,dt、J= 15.9Hz。
6.4Hz)、6.50−6.54 (IH,m)、6
.67−6.69(2H,m) 、7.11 (LH,
t、J = 7.9Hz) 、7.38(IH,s)、
7.37−7.44 (2H,m)、7.57 (LH
dt、J = 7.2Hz、1.7Hz)、7.68 
(IH,br。
s)、7.91  (IH,s) 実施例79 ベンジルアミン IRv :・cm ’ : 3412.3100.29
80.2932.2818゜1608.1491,14
73.1365NMR(CDC1,)δ: 1.04 
(3H,t、J = 7.0Hz)、1.46(6H,
s)、2.50 (2H,q、J = 7.0Hz)、
3.13(2H,d、J = 6.0Hz)、3.52
 (2H,s)、4.37(2H,s)、5.67 (
IH,d、J = 16.2Hz)、6.16(LH,
dt、J = 16.2Hz、6.0Hz)、6.52
−6.57(IH,m)、6.66−6.72 (2H
,m)、7.12 (LH。
t、J = 7.8Hz)、7.29−7.40 (4
H,m)、7.45(IH,t、J = 2.2Hz)
、7.51  (LH,dt、J =7.5Hz、2.
1Hz)、7.61  (IH,br、s)実施例80 E −N−66−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル
−NIRv::cm ’ : 2968,1611,1
569,1515,1464゜1368、 1269.
774 NMR(CD(J、)  δ: 0.81 (3H,t
、J = 7.3Hz)、1.24(9H,s)、1.
40 (2H,5ext、J=7.3Hz)。
2.32 (2H,t、J = 7.3Hz)、3.0
3 (2H,dd。
J = 6.4Hz、1.4Hz)、3.42 (2H
,s)、4.53(2H,s)、5.59 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.4Hz)、5.99 
(IH,dt、J = 15.9Hz、6.4Hz)6
.48 (IH,d、J = 1.6Hz)、6.58
 (IH,dd。
J = 5.4Hz、1.6Hz)、7.27−7.3
1 (IH,m)。
7.34−7.40 (3H,m)、7.45 (IH
,t、J −1,8Hz)、7.50 (IH,dt、
J = 7.6Hz、1.7Hz)。
7.59 (IH,br、s)、7.96 (IH,d
t、J = 7.6Hz、1.7Hz) 実施例81 E −N−66−シメチルー2−へブテン−4−ニル−
Nエチル−3−N゛−チル−3−3−チエニル ベンジ
ルアミノ ベンジルアミンの 実施例74で得られた(E)−N−(6,6−シメチル
ー2−ヘプテン−4−イニル)−N−エチル−3−[3
−(3−チエニル)ベンジルアミノコベンジルアミン1
00mgをアセトニトリル3mlに溶解し、35%ホル
ムアルデヒド水溶液0.1ml及びシアノ水素化ホウ素
ナトリウム22.7mgを加えて室温で30分間撹拌す
る。反応液を減圧留去後、残渣を酢酸エチルと水の混液
に溶解し、有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより
乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−200
,5g、溶出溶媒:へキサン/酢酸エチル=10/1→
6/1]により精製すれば、表題化合物55 m g(
収率:53%)が淡黄色結晶性固体、m、p、51 5
2°C1として得られる。
IRv”4cm−’ : 2974.2926.160
5.1500.136B。
1218、762 NMR(CD(J、)δ: 0.99 (3H,t、J
 = 7.0Hz)、1.23(9H,s)、2.47
 (2H,q、J = 7.0Hz)、3.02(3H
,s)、3.06 (IH,dd、J = 6.3Hz
、1.4Hz)。
3.51 (2H,s)、4.56 (2H,s)、5
.61 (IH。
dt、J = 15.8Hz、1.4Hz)、6.05
 (18,dt。
J = 15.8Hz、6.3Hz)、6.63−6.
71  (2H。
m)、6.78−6.79 (IH,m)、7.12−
7.19 (2Hm)、7.31−7.38 (3H,
m)、7.41 (IH,dd。
J = 2.7Hz、1.5Hz) 、7.46−7.
49 (2H,m)実施例82 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)N−エチルグリシルヒドラジド[(E)−N−
エチル−6゜6−シメチルー2−へブテン−4−イニル
アミンとブロモ酢酸メチルエステルを炭酸水素ナトリウ
ムの存在下縮合し、次いでこれにヒドラジンを作用させ
て合成] 57mgと炭酸水素ナトリウム20 m g
をジオキサン1mlに加え、この中に、予め3−(3−
チエニル)桂皮酸[3−(3−チエニル)ベンズアルデ
ヒドとマロン酸を、ピペリジン/ピリジンの存在下、加
熱縮合して合成150mgと塩化チオニル0.3mlか
ら調製した3−(3−チエニル)桂皮酸クロリドのジオ
キサン溶液(1mi’)を加え、室温で30分間撹拌す
る。
無機塩を濾別・後溶媒を減圧留去し、残渣をオキシ塩化
リン0.8m4に溶解して65°Cで16時間加熱撹拌
する。反応液を氷水に注ぎ、炭酸水素ナトリウムを加え
て中和後、酢酸エチルを加えて抽出する。
抽出液を無水硫酸マグネシウムにより乾燥後、溶媒を留
去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワ
コーゲルC−200510g、溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=3/11により精製すれば、無色油状の表題
化合物37mg(収率:36%)が得られる。
IRv”:::cm−’ : 2972.1648.1
364.1266、964゜854.778 NMR(CDCj、)δ: 1.13 (3H,t、J
 = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2.65
 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.26(2H
,dd、J = 6.8Hz、1.5Hz)、3.95
 (2H。
s)、5.73 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.5Hz)。
6.07 (LH,dt、J = 15.9Hz、6.
8Hz)、7.09(LH,d、J−16,3Hz)、
7.39−7.50 (4H。
m)、7.51  (IH,dd、J=3.1Hz、1
.7Hz)。
7.60 (IH,d、J= 16.3Hz)、7.6
2 (IH。
dt、J = 7.4Hz、1.8Hz)、7.76 
(IH,t、J= 1.8Hz) 実施例83 (E) −N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4
−イニル)−N−エチル−3−アミノベンジルアミン8
3mgと3−(lピロリル)安息香酸100mgを塩化
メチレン1mlとテトラヒドロフラン2mlの混液に溶
解し、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(D
CC)92mgを加えて室温で3時間撹拌する。反応液
を減圧留去後残渣を塩化メチレンに溶解し、不溶物を濾
別後、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、5%塩酸、飽和
食塩水で順次洗浄する。無水硫酸ナトリウムにより乾燥
後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー[ワコーゲルC−200,20g、溶出溶媒:ヘ
キサン/酢酸エチル===10/1→3/l]により精
製すれば、淡黄色油状の表題化合物98 m g(収率
:61%)が得られる。
IRv’::cm−’ : 2968.1653.15
93.1554.1503゜1443、1341.72
3 N M R(CD Cls )δ: 1.05 (3H
,t、J = 7.1Hz)、1.23(9H,s)、
2.52 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.1
0(2H,dd、J = 6.7Hz、1.6Hz)、
3.56 (2H。
s)、5.65 (LH,dt、J = 15.8Hz
、1.6Hz)。
6.08 (LH,dt、J = 15.8Hz、6.
7Hz)、6.37(2H,t、J = 2.5Hz)
、7.11−7.15 (3H,m) 。
7.31 (IH,t、J = 7.8Hz)、7.4
8−7.58 (3H。
m)、7.62−7.70 (2H,m)、7.91−
7.94 (2Hm) 実施例84 3−(1,3,4−)リアゾール−1−イル)安息香酸
エチルエステル[J、 Med、 Chem、、 ’g
、 38B (1962)記載の製法に準じて台底] 
430mgをテトラヒドロフラン20m4とジオキサン
20m/の混液に溶解し、水素化アルミニウムリチウム
100mgを加えて室温で2時間撹拌する。反応液を減
圧濃縮後残渣を酢酸エチル−水で分配し、有機層を分取
後無水硫酸ナトリウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー[ワコーゲルC−200,20g、溶出溶媒:クロ
ロホルム/メタノール=20/1]により精製して、l
(3〜ヒドロキシメチルフエニル)−1,3,4−トリ
アゾール240mg (収率:69%)を得る。
上記のアルコール体220mgをクロロホルム20m1
に溶解し、塩化チオニル2mlを加えて室温で2時間撹
拌する。反応液を減圧濃縮後残渣をクロロホルム−水で
分配し、有機層を分取後、5%炭酸水素ナトリウム水溶
液及び飽和食塩水で洗浄する。無水硫酸マグネシウムに
より乾燥後溶媒を減圧留去すると、■−(3−クロロメ
チルフヱニル)−1,3,4−トリアゾール143mg
 (収率:59%)が得られる。
上記のクロロメチル体38 m gをジメチルホルムア
ミド2mlに溶解し、予め(E)−N−(6,6−シメ
チルー2−ヘプテン−4−イニル)−N−メチル−3−
ヒドロキシベンジルアミン60mgと60%油性水素化
ナトリウム14mgから調製されたフェノラートのテト
ラヒドロフラン溶液(2ml)に加えて室温で5時間撹
拌する。反応液にエチルエーテルと水を加えて分液し、
有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥、次い
で溶媒を減圧留去後残渣を中圧液体り07トグラフイー
cカラム: Lobar column。
5ize A、 Lichroprep Si 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
1/1→115]により精製すれば、淡黄色油状の表題
化合物48mg(収率:59%)が得られる。
IRve、cm−’ : 296B、1599,151
8,1491,1452゜1368.1269,115
2,1092,1032゜786.762 NMR(CD(J、)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.19 (3H,s)。
3.03 (2H,dd、J=6.8Hz、1.5Hz
)、3.48(2H,s)、5.15 (2H,s)、
5.64 (LH,dt、J= 15.3Hz、1.5
Hz)、6.05 (IH,dt、J=15.3Hz、
6.6Hz)、6.87 (IH,ddd、J = 7
.8Hz、2.7Hz、1.2Hz)、6.93 (I
H,d、J = 7.8Hz)、6.99−7.02 
(IH,m)、7.24 (IH,t。
J = 7.8Hz)、7.35 (IH,dt、J 
= 6.9Hz。
2.4Hz)、7.50〜7.59 (3H,m)、8
.50 (2H,s)実施例85 3−[3−(3−チエニル)ベンジルチオ]ベンズアル
デヒド10mgをエタノール1m/に溶解し、水素化ホ
ウ素ナトリウム1 、8 m gを加えて室温で30分
間撹拌する。溶媒を減圧留去後残渣にエチルエーテルと
水を加えて抽出し、有機層を分取後無水硫酸マグネシウ
ムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣
を酢酸エチル1m4に溶解後、メタンスルホニルクロリ
ド4.4mgとトリエチルアミン5.9mgを加えて室
温で10分間撹拌する。析出したトリエチルアミンの塩
酸塩を濾別後熔媒を留去し、残渣をジメチルホルムアミ
ド1mlに溶解後、(E)−N−エチル−6,6−シメ
チルー2−へブテン−4−イニルアミン塩酸塩6 、5
 m gと炭酸カリウム10 m gを加えて室温で一
夜撹拌する。反応液を減圧濃縮後残渣をエチルエーテル
に溶解し、不溶物を濾別後溶媒を減圧留去する。残渣を
分取薄層クロマトグラフィー[薄層板:Kieselg
el 60Fzsa、 Art、 5744(メルク社
製)、展開溶媒:へキサン/酢酸エチル=5/1]によ
り精製すれば、無色油状の表題化合物7.5mg (収
率:51%)が得られる。
IRv:cm−’ : 1478.1363.1265
.844.777N M R(CD C/))δ: 1
.00 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.24
(9H,s)、2.44 (2H,q、J = 7.1
Hz)、3.03(2H,d、J = 6.5Hz)、
3.49 (2H,s)、4.15(2H,s)、5.
62 (IH,d、J = 15.9Hz)、6.04
(IH,dt、J = 15.9Hz、6.5Hz)、
7.13−7.42(8H,m)、7.45 (IH,
t、J = 1.7Hz)、7.46−7.51 (2
H,m) 実施例86 E  E−N−6ロージメチルー2−へブテン−4−イ
ニルN−二 ルー3−2−3−5− 11ル フェニル
 エ二ル ベンジル ミンの (E)−3−[2−[3−(5−チアゾリル)フェニル
]エチニル〕安息香酸メチルエステル〔3−メトキシカ
ルボニルベンジルホスホン酸 ジメチルエステルと3−
ブロモベンズアルデヒドの縮合により得られる、(E)
−3−[2−(3−ブロモフェニル)エチニル]安息香
酸メチルエステルを5−トリメチルスタニルチアゾール
と縮合して合成;5ynthesis、 757 (1
986)参照]116mgをテトラヒドロフラン3ml
に溶解し、水冷下、水素化アルミニウムリチウム14m
gを加えて30分間撹拌する。反応液を水に注ぎ、エチ
ルエーテルを加えて抽出後、抽出液を無水硫酸マグネシ
ウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残
渣を酢酸エチル3mlと塩化メチレン3mlの混液に溶
解後、メタンスルホニルクロリド31pとトリエチルア
ミン70IIlを加えて室温で30分間撹拌する。トリ
エチルアミン塩酸塩を濾別後減圧留去し、残渣をジメチ
ルホルムアミド3mlに溶解後、(E)−N−エチル−
6,6−シメチルー2−ヘプテン4−イニルアミン塩酸
塩81 m gと炭酸ナトリウム42 m gを加えて
室温で3時間撹拌する。反応液を減圧留去後残渣をエチ
ルエーテルと水を加えて分液し、有機層を分取後無水硫
酸マグネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を
留去し、残渣を中圧液体クロマトグラフィーラフイム:
 Lobar column。
5ize A、 Lichroprep Si 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
8/l→6/l]により精製すれば、無色油状の表題化
合物63 m g(収率:36%)が得られる。
IRv’::cm−’ : 2968.2872.16
05.1458.1392゜1365、1266、96
3.876、795NMR(CDC/3)δ: 1.0
7 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.24(9
H,s)、2.54 (2H,q、J = 7.1Hz
)、3.11(IH,d、J = 6.7Hz)、3.
59 (2H,s)、5.67(IH,d、J = 1
5.9Hz)、6.11 (IH,dt、J =15.
9Hz、6.7Hz)、7.15 (2H,s)、7.
297.57 (7H,m)、7.69 (LH9dd
、J = 3.6Hz1.7Hz)、8.12 (IH
,s)、8.77 (IH,s)実施例87 E −N−66−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル
−Nチル−3−3−3−テ −ヒ゛ロチェニル ベンジ
ル3−(3−テトラヒドロチエニル)ベンジルアルコー
ル25 m gをエチルエーテル5mlに溶解し、メタ
ンスルホニルクロリド1511!とトリエチルアミン3
0AtIを加えて水冷下1時間撹拌する。析出したトリ
エチルアミンの塩酸塩を濾別後溶媒を留去し、残渣をジ
メチルホルムアミド1mlに溶解後、この液を、予め(
E)−N−(6,6−シメチルー2−へブテン−4−イ
ニル)−N−メチル−3−ヒドロキシベンジルアミン1
00mgと60%油性水素化ナトリウム30 m gか
ら調製されたフェノラートのジメチルホルムアミド溶液
(10ml)に加え、室温下に3時間撹拌する。反応液
に水とエチルエーテルを加えて希釈し、有機層を分取後
硫酸マグネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒
を留去し、残渣を中圧液体クロマトグラフィー[カラム
: Lobar column、 5ize A、 、
LichroprepSi 60F (メルク社製)、
溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=20/1→10/1
]により精製すれば、無色油状の表題化合物42mg(
収率ニア5%)が得られる。
IRv”::cm−’ : 1446,1365,12
72,1152,1026゜885.786,693 NMR(CD(J、) δ: 1.24 (9H,s)
、2.07 (IH,dat。
J= 12.2Hz、10.6Hz、8.5Hz)、2
.19 (3H。
s)、2.42 (IH,dq、J = L2.2Hz
、4.6Hz)。
2.88−3.01 (3H,m)、3.04 (2H
,dd、J=6.6Hz、1.5Hz)、3.17 (
LH,dd、J = 10.2Hz、6.7Hz)、3
.29−3.41  (IH,m)、3.47(2H,
s)、5.04 (2H,s)、5.64 (IH,d
t、J= 15.8Hz、1.5Hz)、6.07 (
IH,dt、J15.8Hz、6.6Hz)、6.86
 (IH,dddj=8.2Hz、2.6Hz、1.4
Hz)、6.91 (IH,d、J=7.5Hz)、6
.99 (LH,br、s)、7.19−7.35 (
4H。
m)、7;37  (IH,br、s)原料の3−(3
−テトラヒドロチエニル)ベンジルアルコール及び(E
)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニ
ル)−N−メチル−3−ヒドロキシベンジルアミンに代
えて、対応するベンジルアルコール誘導体及び(E)−
N−(6,6−シメチルー2−へブテン−4−イニル)
−N−エチル−3−ヒドロキシベンジルアミンを用い、
他は実施例87と同様な反応を行なって、実施例88及
び実施例89の化合物を得た。
実施例88 IRv”::cm’ :2968,2926,2866
.1599,1491゜1455 1263.777 NMR(CDC/3) δ: 1.03 (3H,t、
J = 7.1Hz)、124(9H,s)、2.14
−2.23 (IH,m)、2.50 (2H。
q、J = 7.1Hz)、2.46−2.58 (2
H,m)、2.88−2.93 (2H,m)、3.0
9 (2H,d、J = 6.5Hz)。
3.54 (2H,s)、5.04 (2H,s)、5
.64 (IH。
dt、J= 15.9Hz、1.5Hz)、6.06 
(IH,dt。
J = 15.9Hz、6.5Hz)、6.45 (L
H,s)、6.85(IH,dd、J=8.4Hz、2
.0Hz)、6.92 (LH。
d、J = 7.2Hz)、7.00 (IH,br、
s)、7.19−7.36 (4H,m)、7.39 
(IH,br、s)実施例89 E −N−66−ジ チル−2−ヘ テン−4−ニル−
N−IRv’::cm−’ :3034,2968,2
926.1?40,1602゜1491.1458.1
263 NMR(CD(J3)δ: 1.04 (3H,t、J
 = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2.45
−2.59 (4H,m)、2.77 (2H。
t、J = 5.7H2)、3.09 (2H,d、J
 = 6.5Hz) 。
3.50 (2H,dd、J = 3.9Hz、2.1
Hz)、3.55(2H,br、s)、5.05 (2
H,s)5.65 (IH,d。
J= 15.9Hz)、6.07 (IH,dt、J=
 15.9Hz。
6.5Hz)、6.11−6.17 (IH,m)、6
.83−6.89(IH,m)、6.92 (IH,d
、J=7.5Hz)、7.01(IH,br、s)、7
.19−7.36 (4H,m)、7.40(LH,b
r、s) 実施例90 3−(3−(3−チエニル)フェノキシメチル]ベンジ
ルアルコール104mgを酢酸エチル1m4に溶解し、
水冷撹拌下、メタンスルホニルクロリド45d及びトリ
エチルアミン88uiを加えて1時間撹拌する。
析出物を濾別し、有機層を分取後飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後
溶媒を留去して、3−[3−(3−チエニル)フェノキ
シメチル]ベンジルメタンスルホネートを淡黄色油状物
として得る。
上記で得られたスルホネート体をジメチルホルムアミド
2mlに溶解し、(E)−N−エチル−6,6−シメチ
ルー2−ヘプテン−4−イニルアミン塩酸塩71mg及
び炭酸カリウム37 m gを加えて一夜撹拌する。反
応液に水と酢酸エチルを加えて抽出後、有機層を分取し
、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムにより乾
燥する。乾燥剤を濾別後、溶媒を留去し、残渣を中圧液
体クロマトグラフィー[カラム:Lobar colu
mn、 5ize A、 Lichroprep  5
i60F(メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル= 20/l]にて精製すれば、表題化合物の遊離
塩基61mg(収率:40%)が無色油状物とじて得ら
れる。上記遊離塩基を塩化水素−メタノール溶液で処理
後、エチルエーテルから再結晶すると表題の塩酸塩、m
、p、125−127℃、が得られる。
IRv”:、cm ’ : 2974.1605.14
55.1278.1218゜1185、777 NMR(CD(J、)δ: 1.24 (9H,s)、
1.25 (3H。
s)、2.76−2.77 (2H,m)、3.33−
3.37 (2H。
m)、3.37−3.89 (2H,m)、5.14 
(2H,s)。
5.72 (IH,d、J = 15.8Hz)、6.
12−6.22(IH,rn)、6.85−6.93 
(LH,m)、7.18−7.25(3H,m)、7.
31 (IH,t、J = 7.9Hz)、7.367
.39 (3H,m)、7.41−7.47 (3H,
m)原料化合物の3−[3−(3−チエニル)フェノキ
シメチルコベンジルアルコールと(E)−N−エチル−
6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニルアミン塩
酸塩に代えて、それぞれ対応するベンジルアルコール誘
導体及び各種2−へブテン−4−イニルアミン類の塩酸
塩を用い、他は実施例90と同様な反応を行なって、実
施例91−104の化合物を得た。
実施例91 E −N−66−ジ チル−2−ヘプテン−4−ニル−
N−IRv:cm ’ : 2974,2872,16
05,1584,1365゜1218.771 N MR(CD Cls )  δ: 1.24 (9
H,s)、2.19 (3H,s)。
3.05 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.51(2H,s)、5.10 (2H,s
)、5.64 (IH,dt、J= 15.9Hz、1
.5Hz)、6.08 (IH,dt、J =15.9
Hz、6.6Hz)、6.91 (LH,add、J=
8.2Hz、2.6Hz、1.2Hz)、7.18−7
.22 (2H,m)7.27−7.38 (6H,m
)、7.40−7.42 (IHm)、7.43−7.
45 (IH,m)実施例92 m、p、: 160  165℃ IRve、cm−’ : 2974,1605゜158
4゜ 1455゜ 1287゜ 1182.774 NMR(CDCl2)δ: 0.92 (3H,t、J
 = 7.4Hz)、1.25(9H,s)、1.88
−1.92 (2H,m)、2.80−2.84(2H
,m)、3.45−3.75 (2H,m)、4.12
−4.15(2H,m)、5.77 (IH,d、J 
= 15.8Hz)、6.23(IH,dt、J = 
15.8Hz、7.5Hz)、6.89 (IH。
ddd、J = 7.9Hz、2.5Hz、 1.2H
z) 、7.19−7.22 (2H,m)、7.28
−7.40 (3H,m)、7.457.56 (3H
,m)、7.68 (IH,d、J = 6.5Hz)
7.71−7.73 (IH,m) 実施例93 IRv’;::cm−’ : 2980.2938.1
605.1584.1365゜1251.1173,1
074.771N M R(CD C1s )δ: 1
.04 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.46
(6H,s)、2.52 (2H,q、J = 7.1
Hz)、3.11(2H,dd、J = 6.3Hz、
1.4Hz)、3.35 (3H。
s)、3.60 (2H,s)、5.11 (2H,s
)、5.68 (IH。
dt、J= 15.9Hz、1.4Hz)、6.15 
(LH,dt。
J= 15.9Hz、6.3Hz)、6.92 (IH
,ddd、J= 8.0Hz、2.3Hz、0.9Hz
)、7.18−7.22 (2H。
m)、7.26−7.31 (2H,m)、7.32−
7.35 (2H。
m) 、7.36−7.38 (2H,m)、7.40
−7.45 (2H,m)実施例94 IRv”4cm−’ : 2974.2926.260
8.2500.1593゜1458.1431.777 N M R(CD C1s )δ: 1.25 (9H
,s)、1.29−1.41 (3H。
m)、2.73−2.98 (2H,m)、3.30−
3.60 (2H。
m)、3.90−4.15 (2H,m)、4.17 
(2H,s)。
5.73 (IH,d、J = 16.1Hz)、6.
12−6.26(IH,m)、7.20−7.49 (
IOH,m)、7.55−7.64(IH,m) 実施例95 ル ベンジル ミン IRv’:::cm−’ : 2980.2938.2
818.1593.1380゜1251.1206.1
173 NMR(CDC7,)δ: 1.00 (3H,t、J
 = 7.1Hz)、1.46(6H,s)、2.46
 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.05(2H
,dd、J = 6.4Hz、1.4Hz)、3.36
 (3H。
s)、3.51 (2H,s)、4.L4 (2H,s
)、5.65 (IH。
dt、J = 15.8Hz、1.4Hz)、6.13
 (IH,dt。
J = 15.8Hz、6.4Hz)、7.18−7.
28 (6H。
m)、7.30 (IH,dd、J = 4.5Hz、
1.5Hz)。
7.357.42 (3H,m)、7.47−7.50
 (IH,m)実施例96 IRv:cm−’ : 2974.2872.2806
.1503.1458゜1107.948 N M R(CD Cl5)δ: 1.00 (3H,
t、J = 7.1Hz)、1.24(9H,s)、2
.45 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.03
(2H,dd、J=6.6Hz、1.5Hz)、3.5
1 (2H。
s)、4.15 (2H,s)、5.61 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.03 
(LH,dt、J = 15.9Hz。
6.6Hz)、7.13−7.35 (7H,m)、7
.45 (LH。
dt、J = 7.0Hz、1.7Hz)、7.55−
7.57 (IH。
m)、7.90 (IH,s) 実施例97 IRv”:::cm ’ : 2938.1596.1
455.1380.1257゜1149.1074.7
74 NMR(CD(J、)δ: 0.86 (3H,t、J
 = 7.4Hz)、1.46(6H,s)、1.49
−1.52 (2H,m)、2.37 (2H。
t、J = 7.4Hz)、3.10 (2H,dd、
J = 6.4Hz。
1.8Hz)、3.35 (3H,s)、3.53 (
2H,s)、5.10(2H,s)、5.65 (IH
,dt、J = 15.9Hz、1.8Hz)、6.1
5 (LH,dt、J = 15.9Hz、6.4Hz
)6.86 (IH,dd、J = 7.6Hz、2.
7Hz)、6.90(IH,d、J = 7.6Hz)
、7.22 (IH,t、J = 7.6Hz)、7.
36−7.44 (4H,m)、7.47 (IH,d
d。
J = 2.8Hz、1.7Hz)、7.55 (IH
,dt、J =7.3Hz、1.7Hz)7.66−7
.68 (IH,m)実施例98 IRv’::cm−’ : 2986,2938,28
18,1380.13651251.1149.101
0 74N (CDC4j)δ: 1.00 (3H,t、
J = 7.1Hz)、1.46(6H,s)、2.4
5 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.04(2
H,dd、J = 6.4Hz、1.8Hz)、3.3
5 (3H。
s)、3.48 (2H,s)、4.14 (2H,s
)、5.65 (IH。
dt、J= 15.9Hz、1.8Hz)、6.11 
(IH,dt。
J = 15.9Hz、6.4Hz)、7.13−7.
17 (IH。
m)、7.19−7.24 (3H,m)、7.28−
7.34 (4M。
m)、7.38 (IH,dd、J=3.0Hz、1.
5Hz)。
7.44−7.80 (2H,m) 実施例99 匹1−L2 IRシ;、cm−’ : 2968,1596,150
6,1341,1071゜NMR(CDC4) δ: 
0.99 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.2
4(9H,s)、2.45 (2H,q、J = 7.
1Hz)、3.03(2H,dd、J=6.4Hz、1
.5Hz)、3.48(2Hs)、4.06 (2H,
s)、5.61 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.5Hz)、6.02 (LH,dt、J= 15
.9Hz。
6.4Hz)、6.32 (2H,t、J = 2.2
Hz)、7.02(2H,t、J = 2.2Hz)、
7.12−7.22 (4H,m)7.23−7.37
 (4H,m) 実施例100 ンジルアミン IRシ;cm−’ :2974,2932,2872,
2806,1476゜1107.957,693,64
6 NMR(CDC4)δ: 0.99 (3H,t、J 
= 7.1Hz)、i、24(9H,s)、2.44 
(2H,q、J = 7.1Hz)、3.03(2H,
dd、J = 6.3Hz、1.4Hz)、3.47 
(2H。
s)、4.13 (2H,s)、5.61 (LH,d
t、J = 15.9Hz、1.4Hz)、6.02 
(LH,dt、J= 15.9Hz。
6.3Hz)、7.11−7.21 (3H,m)、7
.24−7.30(2H,m)、7.31 (IH,s
)、7.33−7.36 (IH。
m)、7.52 (IH,dt、J=7.9Hz、1.
4Hz)。
7.54−7.56 (IH,m)、7.90 (IH
,s)実施例101 ≦2jすと乙L2 IRv =cm−一 ; 2974. 2932. 1
476、 1458. 1365゜1203.1179
.783 NMR(CDC/、) δ: 0.99 (3H,t、
J = 7.5Hz)、1.24(9H,s)、2.4
5 (2H,q、J = 7.5Hz)、3.03(2
H,dd、J = 6.3Hz、1.4Hz)、3.4
9 (2H。
s)、4.30 (2H,s)、5.60 (LH,d
t、J = 15.9Hz、1.4Hz)、6.03 
(LH,dt、J= 15.9Hz。
6.3Hz)、7.07−7.09 (IH,m)、7
.14−7.19(IH,m)、7.20 (IH,d
、J = 1.2Hz)、7.21−7.25 (2H
,m)、7.24 (IH,dd、J=6.0Hz。
1.5Hz)、7.27 (IH,dd、J = 3.
0Hz、1.5Hz)。
7.31 (LH,dd、J = 6.0Hz、3.0Hz) 、
7.32−7.35 (IH,m) 実施例102 IRv’::cm−’ :29B0,2938,281
8,1473,1362゜1248.1206,117
3,1149,783NMR(CD(J、)δ: 1.
QO(3H,t、J = 7.1Hz)、1.46(6
H,s)、2.46 (2H,q、J −7,1Hz)
、3.05(2H,dd、J = 6.4Hz、1.8
Hz)、3.35 (3H。
s)、3.50 (2H,s)、4.30 (2H,s
)、5.65 (LH。
dt、J= 15.9Hz、1.8Hz)、6.12 
(IH,dt。
J = 15.9Hz、6.4Hz)、7.07−7.
09 (IH。
m)、7.15−7.34 (8H,m)実施例103 IR+、”:cm−’ : 2974,2932,14
13,1029.777NMR(CDC4)  δ: 
1.05 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.2
4(9H,s)、2.25 (2H,q、J=7.1H
z)、3.15(2H,dd、J=6.3Hz、1.5
Hz)、3.73 (2H。
s)、4.43 (2H,s)、5.65 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.07 
(IH,dt、J= 15.9Hz。
6.3Hz)、7.00 (LH,s)、7.26−7
.40 (4H。
m)、7.44 (IH,dd、J=2.6Hz、1.
5Hz)。
7.49 (LH,dt、J=7.4Hz4.7Hz)
、7.59(IH,t、J = 1.7Hz) 実施例104 IRv’::cm−’ : 2980,2938,14
58,1365,1251゜1149、 1077.7
74 NMR (CD(J、)  δ: 1.03 (3H,t、J 
= 7.1Hz)、1.46(6H,s)、2.45 
(2H,q、J = 7.1Hz)、2.95(4H,
s) 、3.08 (2H,dd、J = 6.3Hz
、 1.4Hz)。
3.35 (3H,s)、3.53 (2H,s)、5
.66 (IH。
dt、J= 15.8Hz、1.4Hz)、6.15 
(IH,dt。
J = 15.8Hz、6.3Hz)、7.05−7.
17 (4H。
m)、7.23 (IH,t、J = 7.3Hz)、
7.30 (IH。
t J = 7.3Hz)、7.37−7.39 (2
H,m)、7.397.41  (IH,m)、7.4
1−7.43 (LH,m)実施例105 3−[4−(3−チエニル)−2−チエニルチオメチル
]ベンズアルデヒド34 m gをエタノール1mlに
溶解し、43%エチルアミン−テトラヒドロフラン溶液
1m4を加えて2時間撹拌後、水素化ホウ素ナトリウム
6mgを加えて室温で30分間撹拌する。溶媒を留去し
水とエチルエーテルを加えて抽出後、有機層を分取し、
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムにより乾燥
する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をジメチルホ
ルムアミド1m/に溶解後、(E)−1−ブロモ−6,
6−シメチルー2−へブテン−4−イン5mg及び炭酸
カリウム5mgを加えて室温で一夜撹拌する。
溶媒を留去し水と酢酸エチルを加えて抽出後、有機層を
分取し飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムにより
乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣を中圧液
体クロマトグラフィー[カラム: Lobar col
umn、 5ize A、 LichroprepSi
 60F (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル= 1071]により精製すれば、無色曲状の表
題化合物3mg(収率:6%)が得られる。
IRv7::cm−’ : 2968.2926.11
88.963.783NMR(CD(J、)δ: 0.
98 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.24(
9H,s)、2.43 (2H,q、J = 7.1H
z)、3.01(2H,dd、J = 6.5Hz、 
1.5Hz)、3.48 (2H。
s)、3.98 (2H,s)、5.60 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.03 
(IH,dt、J = 15.9Hz。
6.5Hz)、7.08−7.13 (3H,m)、7
.18−7.29(4H,m)、7.20−7.25 
(2H,m)実施例106 (E)−N−エチル−N−(6−メドキシー6−メチル
ー2−ヘプテン−4−イニル)−3−アミノベンジルア
ミン65 m g及び3−(3−チエニル)ベンズアル
デヒド43 m gをメタノール2mlに溶解し、室温
で一夜撹拌する。水冷撹拌下、水素化ホウ素ナトリウム
12.9mgを加え、室温でさらに1時間撹拌する。溶
媒を減圧留去後残渣を酢酸エチルと水の混液に溶解し、
有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥する。
乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[ワコーゲルC〜200.5g。
溶出溶媒:塩化メチレン/メタノール= 60/1]に
より精製すれば、淡黄色油状の表題化合物87 m g
(収率:84%)が得られる。
IRv詰cm ’ : 3400,2980,1611
,1206,1074゜MR (CDC1,)δ: 1.02 (3H,t、J = 
7.0Hz)、1.46(6H,s)、2.49 (2
H,q、J = 7.0Hz)、3.09(2H,dd
、J−6,4Hz、1.8Hz)、3.35 (3H。
s)、3.49 (2H,s)、4.05 (LH,b
r、s)、4.37(2H,s)、5.67 (IH,
dt、J = 15.8Hz、1.8Hz)、6.15
 (IH,dt、J= 15.8Hz、6.4Hz)。
6.54 (IH,ddd、J = 7.9Hz、2.
7Hz、1.0Hz)。
6.65−6.70 (2H,m)、7.11 (IH
,t、J = 7.9Hz)、7.30 (IH,dt
、J = 7.8Hz、2.3Hz)。
7.37 (IH,t、J = 7.8Hz)、7.3
8 (2H,d。
J = 2.2Hz)、7.45 (IH,t、J =
 2.2Hz)。
7.51 (IH,dt、J=7.8Hz、2.3Hz
)、7.60−7.62 (IH,m) 実施例107 5−(3−チエニル)−3−チエニルメタノール118
mgをクロロホルム3mlに溶解し、水冷下、塩化チオ
ニル58〃を加えて40分間撹拌する。5%炭酸水素ナ
トリウム水溶液とクロロホルムを加えて抽出し、有機層
を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥する。乾燥剤
を濾別後溶媒を留去し、残渣の5−(3−チエニル)−
3−チエニルメチルクロリドをジメチルホルムアミド2
mlに溶解後、(E)−N−(6,6−シメチルー2−
ヘプテン−4−イニル)−N−エチル−3−ヒドロキシ
ベンジルアミン163 m gと60%油性水素化ナト
リウム28 m gから得られたフェノラートのテトラ
ヒドロフラン溶液(5ml)に加えて室温で一夜撹拌す
る。水と酢酸エチルを加えて抽出し、有機層を分取後無
水硫酸マグネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶
媒を留去し、残渣を中圧液体クロマトグラフィー[カラ
ム: Lobar column、5izeB、 Li
chroprep Si 60F (メルク社製)、溶
出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 12/l]により精
製すれば、無色油状の表題化合物109mg(収率:4
0%)が得られる。
IRv詰cm’ :2974.1590.1458.1
218.756NMR(CD(J、)δ: 1.03 
(3H,t、J = 7.0Hz)、1.24(9H,
s)、2.50 (2H,q、J = 7.0Hz)、
3.09(IH,dd、J = 6.3Hz、1.5H
z)、3.54 (2H。
s)、5.03 (2H,s)、5.64 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.07 
(IH,dt、J = 15.9Hz。
6.3Hz)、6.85 (IH,dd、J = 7.
5Hz、2.5Hz)。
6.92 (IH,d、J = 7.5Hz)、6.9
9−7.01 (LH。
m)、7.18−7.24 (3H,m)、7.30 
(LH,dd。
J =4.8Hz4.5Hz)、7.34 (IH,d
d、J=4.8Hz、3.0Hz)、7.38 (IH
,dd、J = 3.0Hz。
1.5Hz) 原料化合物の5−(3−チエニル)−3−チエニルメタ
ノールに代えて、各種アルコール誘導体を用い、他は実
施例107と同様な反応を行なって、実施例108〜1
12の化合物を得た。
実施例108 IRシ::cm−’ : 2974,1599,145
5,1263,783NMR(CDC4,)δ: 1.
03 (3H,t、J = 7.0Hz)、1.23(
9H,s)、2.50 (2H,q、J = 7.0H
z)、3.09(LH,dd、J=6.3Hz、1.5
Hz)、3.55 (2H。
s)、5.13 (2H,s)、5.67 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.5Hz)、6.07 
(LH,dt、J= 15.9Hz。
6.3Hz) 、6.87 (I H,dd、J = 
7.8Hz、2.8Hz) 。
6.95 (IH,d、J = 7.8Hz)、7.0
2−7.04 (IH。
m)、7.23 (IH,t、J=7.8Hz)、7.
42 (IH。
dd、J = 4.8Hz、1.2Hz)、7.45 
 (IH,dd。
J = 4.8Hz、2.9Hz)、7.56  (I
H,dd、J =2.9Hz、1.2Hz)、7.97
 (IH,t、J = 2.0Hz)。
8.60(IH,d、J=2.0Hz)、8.83 (
IH,d。
J = 2.0Hz) 実施例109 IRv”::cm−’ :2968,2926,158
4,1491,1455.1368.1152,102
0.693NMR(CDC43)δ: 1.04 (3
H,t、J = 7.1Hz)、1.23(9H,s)
、2.51 (2H,q、J = 7.1Hz)、3.
10(2H,dd、J=6.3Hz、1.4Hz)、3
.54 (2H。
s)、5.03 (2H,s)、5.65 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.4Hz)、6.07 
(IH,dt、J= 15.9Hz。
6.3Hz)、6.44 (IH,d、J = 3.5
Hz)、6.47(IH,d、J −3,5Hz)、6
.87 (IH,dd、J =8.0Hz、2.7Hz
)、6.93 (IH,d、J = 7.6Hz)7.
02−7.04 (IH,m)、7.22 (IH,t
、J = 8.1Hz)、7.32 (2H,d、J 
= 2.5Hz)、7.49 (IH。
dd、J =2.0Hz、1.5Hz)実施例110 IRv’::cm−’ :2974,1458.136
5,1263.1155゜NMR(CDC13)δ: 
1.03 (3H,t、J = 7.5Hz)、1.2
4(9H,s)、2.50 (2H,q、J = 7.
5Hz)、3.09(2H,dd、J = 6.3Hz
、1.9Hz)、3.54 (2H。
s)、5.24 (2H,s)、5.63 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.9Hz)、6.07 
(LH,dt、J = 15.9Hz。
6.3Hz)、6.70 (IH,dd、J = 7.
9Hz、2.8Hz)。
6.93 (LH,d、J = 8.1Hz)、7.0
3−7.05 (IH。
m)、7.22 (LH,t、J = 7.9Hz)、
7.25−7.26(IH,m)、7.38 (IH,
dd、J = 5.2Hz、2.8Hz)。
7.56 (IH,dd、J = 5.2Hz、1.6
Hz)、7.86(IH,dd、J= 2.8Hz、f
、9Hz)実施例111 E −N−66−ジ  ルー2−ヘ −シー4−イニル
−NIRv’::cm−’ : 2974,1590,
1491,1449,1365゜1263.789 NMR(CD(J、) δ: 1.03 (3H,t、
J = 7.5Hz)、1.24(9H,s)、2.5
0 (2H,q、J = 7.5Hz)、3.09(I
H,dd、J=6.8Hz、1.9Hz)、3.54 
(2H。
s)、5.34 (2H,s)、5.62 (IH,d
t、J = 15.9Hz、1.9Hz)、6.06 
(LH,dt、J= 15.9Hz。
6.8Hz)、6.85 (If(、dd、J = 7
.5Hz、2.4Hz)。
6.95 (IH,d、J = 7.5Hz)、7.0
1−7.03 (IH。
m)、7.23 (LH,t、J=7.5Hz)、7.
37 (LH。
dd、J= 5.4Hz、3.0Hz)、7.45 (
IH,t、J= 1.2Hz)、7.61 (IH,d
d、J = 5.4Hz、1.2Hz)、7.76 (
IH,dd、J=3.0Hz、1.2Hz)実施例11
2 オキシ ベンジル ミン IRv=cm−’ :2974,1590,1491,
1455,1365゜1260.963 NMR(CDCJ、)  δ: 1.03 (3H,t
、J = 7.2Hz)、1.24(9H,s)、2.
50 (2H,q、J = 7.2Hz)、3.09(
2H,dd、J −6,3Hz、1.5Hz)、3.5
4(2H。
s)、5.64 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.5H2)。
6.07 (IH,dt、J = 15.9Hz、6.
3Hz)、6.85(IH,ddd、J=8.0Hz、
2、IHz、1.0Hz)。
6.94 (LH,d、J = 8.0Hz)、7.0
0−7.02 (IH。
m)、7.19 (IH,s)、7.22 (IH,t
、J = 8.0Hz)。
7.30−7.33 (IH,m)、7.52 (IH
,d、J=1.5Hz)、7.85 (LH,s)実施
例113 3−(3−テトラヒドロチオピラニル)ベンジルアルコ
ール64 m gを酢酸エチル1m/に溶解し、トリエ
チルアミン85Iil及びメタンスルホニルクロリド3
14を加えて30分間撹拌する。析出物を濾別し、有機
層を分取後飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
により乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣の
3−(3−テトラヒドロチオピラニル)ベンジルメタン
スルホネートをジメチルホルムアミド1mlに溶解後、
(E) −N−(6,6−ジメデルー2−へブテン−4
−イニル)−N−エチル−3−ヒドロキシベンジルアミ
ンloOmgと60%油性水素化ナトリウム18mgか
ら得られたフェノラートのテトラヒドロフラン溶液(1
m7)に加えて室温で2時間撹拌する。水と酢酸エチル
を加えて抽出し、有機層を分取後飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後
溶媒を留去し、残渣を中圧液体クロマトグラフィーcカ
ラム:Lobar column。
5ize A、 Lichroprep Si 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:へキサン/酢酸エチル=
20/l→10/1]により精製すれば、無色油状の表
題化合物60 m g(収率:85%)が得られる。
IRν::cm″″’:2968.2926.1600
.1460.70ONMR(CD(J、)δ: 1.0
3 C3H,t、J = 7.1Hz)、1.24(9
H,s)、1.51−1.67 (IH,m)、1.7
8−2.23(3H,m)、2.50 (2H,q、J
=7.1Hz)、2.52−3.10 (5M、m)、
3.08 (2H,d、J=6.5Hz)。
3.54 (2H,s)、5.03 (2H,s)、5
.64 (IH。
d、J= 15.9Hz)、6.06 (IH,dt、
J= 15.9Hz、6.5Hz)、6.83−6.8
9 (IH,m)、6.92(IH,d、J=7.2H
z)、6.99−7.01 (LH,m)。
7.15 (IH,dt、J = 6.9Hz、1.8
Hz)、7.22(IH,t、J=7.2Hz)、7.
26−7.36 (3H,m)原料化合物の3−(3−
テトラヒドロチオピラニル)ベンジルアルコールに代え
て、3−(5,6−シヒドロー2H−チオピラン−4−
イル)ベンジルアルコールを用い、他は実施例113と
同様の反応を行なって、実施例114の化合物を得た。
実施例114 IRv’:::cm−’ : 2974,1584,1
491,1365,1200゜1044.960,78
3,696 NMR(CDC/3) δ: 1.03 (3H,t、J = 7.1Hz)、
1.24(9H,s)、2.50 (2H,q、J =
 7.1Hz)、2.67−2.74 (2H,m)、
2.89 (2H,t、J=5.7Hz)。
3.08 (2H,dd、J = 6.4Hz、1.2
Hz)、3.34(2H,dt、J=4.4Hz、2.
2Hz)、3.53 (2H。
s)、5.05 (2H,s)、5.64 (LH,/
dt、J = 15.9Hz、1.2Hz)、6.06
 (IH,dt、J= 15.9Hz。
6.4Hz)、6.19 (LH,tt、J = 4.
4Hz、2.2Hz)。
6.85 (LH,dd、J = 8.3Hz、2.0
Hz)、6.91(IH,d、J=7.6Hz)、6.
99−7.01 (IH,m)。
7.21 (IH,t、J=7.6Hz)、7.27−
7.36 (3Hm)、7.40−7.42  (IH
,m)実施例115 (E)−3−[2−[3−(2,a−ジヒドロ−4−チ
エニル)フェニル]エチニル]ベンジルアルコール40
 m gを塩化メチレン2mlに溶解し、水冷撹拌下、
トリエチルアミン60111及びメタンスルホニルクロ
リド20111を加えて室温で1時間撹拌する。水を加
えて抽出し、有機層を分取後無水硫酸マグネシウムによ
り乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣の(E
)−3−[2−[3−(2,3−ジヒドロ−4−チエニ
ル)フェニル]エチニル]ベンジルメタンスルホネート
をジメチルホルムアミド1mjに溶解後、(E)−N−
エチル−6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル
アミン塩酸塩27 m g及び炭酸カリウム94mgを
加えて室温で一夜撹拌する。溶媒を留去復水と酢酸エチ
ルを加えて抽出し、有機層を分取後飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別
後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー[ワコーゲルC−200,5g、溶出溶媒:ベン
ゼン/酢酸エチル=40/1→15/11により精製す
れば、無色油状の表題化合物15mg(収率:25%)
が得られる。
IRv=cm−’ : 2972.1600,1466
.1264.758NMR(CDCjs) δ: 1.
06 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.24(
9H,s)、2.54 (2H,q、J = 7.1H
z)、3.12(2H,dd、J = 6.3Hz、1
.3Hz)、3.15−3.22(2H,m)、3.3
8−3.44 (2H,m)、3.58 (2H。
s)、5.66 (IH,dt、J −15,9Hz、
1.6Hz)。
6.10 (IH,dt、J = 15.9Hz、6.
3Hz)、6.62(IH,t、J−2,1Hz)7.
10 (2H,s)、7.21−7.41  (6H,
m)、7.45−7.48 (2H,m)原料化合物の
(E)−3−[2−[3−(2,3−ジヒドロ−4−チ
エニル)フェニル]エテニルコベンジルアルコールと(
E)−N−エチル−6,6−シメチルー2−へブテン−
4−イニルアミン塩酸塩に代えて、それぞれ対応するア
ルコール誘導体及び各種2−へブテン−4−イニルアミ
ン類の塩酸塩を用い、他は実施例115と同様な反応を
行なって、実施例116〜119の化合物を得た。
実施例116 IRv”::、cm−’ : 2974,2932,1
365,954,795゜NMR(CDC4)  δ:
 1.08 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.
25(9H,s)、2.57 (2H,q、J = 7
.1Hz)、3.16(2H,dd、J=6.7Hz、
1.5Hz)、3.76 (2H。
s)、5.69 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.5Hz)。
6.09 (IH,dt、J = 15.9Hz、6.
7Hz)、6.78(IH,d、J = 3.8Hz)
、8.89 (IH,d、J = 16.1Hz)、6
.90 (IH,d、J = 3.6Hz)、7.22
 (LH。
d、J = 16.1Hz)、7.35−7.50 (
6H,m) 、7.64−7.66 (IH,m) 実施例117 IRv::cm−’ :2974,1458,1365
,1266.960゜876.795 NMR(CDCZ、)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.22 (3H,s)。
3.08 (IH,dd、J = 6.5Hz、1.5
Hz)、3.52(2H,s)、5.67 (IH,d
t、J= 15.9Hz、1.5Hz)、6.11 (
IH,dt、J = 15.9Hz、6.5Hz)。
7.16 (2H,s)、7.23 (LH,d、J 
= 7.6Hz)。
7.32 (IH,t、J = 7.6Hz)、7.4
0−7.52 (5H。
m)、7.69 (IH,t、J= 1.8Hz)、8
.13 (IH。
s)、8.77 (IH,s) 実施例118 IRv丑cm−’ : 2974,1365,1266
.963,876゜NMR(CDCj’3) δ: 0
.89 (3H,t、J = 7.3Hz)、1.24
(9H,s)、1.48−1.80 (2H,m)、2
.41 (3Ht、J = 7.3Hz)、3.12 
(IH,dd、J = 6.3Hz。
1.5Hz)、3.58 (2H,s)、5.64 (
IH,dt、J= 15.8Hz、1.5Hz)、6.
10 (LH,dt、J=15.8Hz、6.3Hz)
、7.15 (2H,d、J = 2.2Hz)。
7.26−7.27 (LH,m)、7.31 (IH
,t、J = 7.6Hz)、7.40−7.53 (
5H,m)、7.70 (IH,t。
J = 1.8Hz)、8.13 (IH,s)、8.
78 (IH,s)実施例119 ニル−2−チェニルメ ルアミン IRv’::cm−’ : 2974,2932,13
65,960,849゜NMR(CDCjs)δ: 1
.11 (3H,t、J =7.1Hz)、1.25(
9H,s)、2.57 (2H,q、J = 7.1H
z)、3.17(2H,dd、J = 6.3Hz、1
.5Hz)、3.78 (2H。
s)、5.69 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.5Hz)。
6.09 (IH,dt、J = 15.9Hz、6.
3Hz)、6.93(LH,d、J = 16.4Hz
)、7.09 (IH,d、J =16.4Hz)、7
.15−7.18 (2H,m)、7.36−7.43
(4H,m)、7.45−7.50 (2H,m)、7
.66−7.68(IH,m) 実施例120 (E)−3−[2−[4−(3−チエニル)−2−チエ
ニル]エチニル]ベンジルクロリド40 m gをジメ
チルホルムアミド1m7に溶解し、(E)−N−エチル
−6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニルアミン
塩酸塩31mg及び炭酸カリウム52 m gを加えて
一夜撹拌する。溶媒を留去抜水と酢酸エチルを加えて抽
出し、有機層を分取後飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去
し、残渣を中圧液体クロマトグラフィー[カラム:Lo
bar column、 5ize A、 Lichr
op、rep 5i60F(メルク社製)、溶出溶媒:
ヘキサン/酢酸エチル=30/1→15/1]により精
製すれば、白色結晶性粉末の表題化合物44mg(収率
ニア6%)、m、p。
10G −102℃、が得られる。
IRv:cm’ :3466.2974,1104,9
57,741NMR(CDC13)δ: 1.06 (
3H,t、J = 7.1Hz)、1.24(9H,s
)、2.53 (2H,q、J = 7.1Hz)、3
.12(2H,dd、J = 6.3Hz、1.5Hz
)、3.57 (2H。
s)、5.66 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.5Hz)。
6.10 (LH,dt、J = 15.9Hz、6.
3Hz)、6.95(LH,d、J = 16.1Hz
)、7.19−7.38 (9H。
m)、7.42−7.45 (IH,m)原料化合物の
(E)−N−エチル−6,6−シメチルー2−へブテン
−4−イニルアミン塩酸塩に代えて、対応するアミン誘
導体を用い、他は実施例120と同様な反応を行なって
、実施例121〜123の化合物を得た。
実施例121 1Rシ:cm−’ : 3442,2974,1458
,1365,954825.744 NMR(CD(J、)  δ: 1.24 (9H,s
)、2.21 (3H,s)。
3.08 (2H,dd、J = 6.6Hz、1.5
Hz)、3.50(2H,s)、5.67 (IH,d
tj= 15.9Hz、1.5Hz)、6.11 (I
H,dt、J= 15.9Hz、6.6Hz)。
6.95 (IH,d、J = 16.0Hz)、7.
18−7.38(9H,m)、7.42−7.46 (
IH,m)実施例122 IRv’::cm−’ : 2968,1458,13
65,1203,954゜N M R(CD CI3) δ: 0.88 (3H,t、J = 7.4Hz)、
1.24(9H,s)、1.47−1.54 (2H,
m)、2.39 (2H。
q、J = 7.4Hz)、3.11 (2H,dd、
J = 6.3Hz。
1.1Hz)、3.56 (2H,s)、5.65 (
IH,dt、J= 15.9Hz、1.1Hz)、6.
10 (IH,dt、J =15.9Hz、6.3Hz
)、7.95 (IH,d、J = 16.6Hz)、
7.19−7.38 (9H,m)、7.43−7.4
5 (IH,m)実施例123 IRv’;::cm’ :2938,1605,136
5,1251,11491074.963,774 NMR(CD(J、)  δ: 0.90 (3H,t
、J = 7.3Hz)、1.46(6H,s)、1.
48−1.60 (2H,m)、2.41  (2H。
t、J = 7.3Hz)、3.14 (2H,dd、
J = 6.3Hz。
1.4Hz)、3.35 (3H,s)、3.59 (
2H,s)、5.70(IH,dt、J= 15.8H
z、1.4Hz)、6.20 (LH。
dt、J = 15.8Hz、6.3Hz)、7.15
 (2H,s)。
7.20−7.23 (IH,m)、7.31 (IH
,t、J=7.6Hz)、7.36−7.50 (8H
,m)、7.73 (LH,t。
J = 1.4Hz) 実施例124 2.4−チオフエンジ力ルバルデヒド2−エチレンアセ
タール228 m gをエタノール3mlに溶解し、水
素化ホウ素ナトリウム57mgを加えて室温で30分間
撹拌する。溶媒を留去換水とエチルエーテルを加えて抽
出し、有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥
する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−200、I
 Og、ヘキサン/酢酸エチル= 1/1]により精製
して、4−ヒドロキシメチル−2−チオフェンカルバル
デヒドエチレンアセクール130mgを無色油状物とし
て得る。
上記アルコール体127mgをクロロホルム4mlに溶
解し、塩化チオニル121mgを加えて室温で1時間撹
拌する。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて抽出し
、有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥する
。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、残渣をジメチルホルム
アミド2mlに溶解後、(E)−N−エチル−6,6−
シメチルー2−ヘプテン−4−イニルアミン塩酸塩14
0mg及び炭酸カリウム144mgを加えて室温で一夜
撹拌する。溶媒を留去し、常法により後処理後、中圧液
体クロマトグラフィー[カラム: Lobar col
umn、 5ize B、 LichroprepSi
 60F (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=5/1]により精製して、(E)−N−(6,
6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル)−N−エチ
ル−2−ホルミル−4−チエニルメチルアミン108 
m gを無色浦状物として得る。
上記ホルミル体46 m g及び3−(3−チエニル)
ベンジルエチルホスホネー)43mgをジメチルホルム
アミド1.5m4に溶解し、60%油性水素化ナトリウ
ム6mgを加えて室温で1時間撹拌する。水とエチルエ
ーテルを加えて抽出し、有機層を分取後無水硫酸マグネ
シウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を留去し、
残渣を中圧液体クロマトグラフィー[カラム: Lob
ar column、 5ize B、 Lichro
prepSf 60F (メルク社製)、溶出溶媒:ヘ
キサン/酢酸エチル=8/1]により精製すれば、無色
油状の表題化合物51mg(収率ニア7%)が得られる
IRv’:gcm−’ : 2974.2932.13
65.954.852゜NMR(CDC4,)δ: 1
.06 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.24
(9H,s)、2.52 (2H,q、J = 7.1
Hz)、3.11(2H,ddJ = 6.5Hz、1
.4Hz)、3.54 (2H。
s)、5.66 (IH,dt、J = 15.9Hz
、1.4Hz)。
6.08 (LH,dt、J −15,9Hz、6.5
Hz)、6.94(IH,d、J −16,1Hz)、
6.96 (IH,s)、7.04−7.05 (IH
,m)、7.23 (IH,d、J = 16.1Hz
)。
7.35−7.43 (4H,m)、7.45−7.5
0 (2H。
m)、7.66 (IH,br、s) 実施例125 (E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−
イニル)−N−メチルグリシルヒドラジド[(E)−N
−メチル−6゜6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニ
ルアミンとブロモ酢酸メチルエステルを炭酸水素ナトリ
ウムの存在下縮合し、次いでこれにヒドラジンを作用さ
せて合成] 2.56gと炭酸水素ナトリウム16.6
gをジオキサン25m1に加え、この中に、予め3−(
3−チエニル)桂皮酸[3−(3−チエニル)ベンズア
ルデヒドとマロン酸を、ピペリジン/ピリジンの存在下
、加熱縮合して合成] 1.0gと塩化チオニル6ml
から調製した3−(3−チエニル)桂皮酸クロリドのジ
オキサン溶液(20mj)を加えて室温で30分間撹拌
する。無機塩を濾別後溶媒を減圧留去し、残渣をオキシ
塩化リン30m1に溶解して60℃で12時間加熱撹拌
する。反応液を氷水注ぎ、炭酸水素ナトリウムを加えて
中和後、酢酸エチルを加えて抽出する。抽出液を無水硫
酸マグネシウムにより乾燥後、溶媒を留去し、残渣を中
圧液体クロマトグラフィー[カラム: Lobar c
olumn、 5ize C,LichroprepS
i 60F (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=271]により精製すれば、無色油状の表題
化合物の遊離塩基3.7g (収率:81%)が得られ
る。
上記遊離塩基を塩化水素−メタノール溶液で処理後、酢
酸エチルから再結晶すると表題の塩酸塩、m。
p、144−145℃、が得られる。
IRv”:pcm ’ : 2974.2872.24
58.1644.1533゜1464.1365,12
66.966.777NMR(CD(J、)δ: 1.
24 (9H,s)、2.91 (3H,s)。
3.87 (2H,d、J = 7.5Hz)、4.5
2 (2H,s)。
5.97 (LH,d、J = 15.6Hz)、6.
30 (IH。
dt、J = 15.6Hz、7.5Hz)、7.10
 (IH,d。
J = 16.5Hz)、7.40−7.54 (5H
,m)、7.65(IH,dt、J = 6.9Hz、
1.8Hz)、7.72 (IH。
d、J = 16.5Hz)、7.77−7.79 (
IH,m)原料化合物の(E)−N−(6,6−シメチ
ルー2−ヘプテン4−イニル)−N−メチルグリシルヒ
ドラジドに代えて(E)−N−(6,6−シメチルー2
−ヘプテン−4−イニル)−N−プロピルグリシルヒド
ラジドを用い、他は実施例125と同様な反応を行なっ
て、実施例126の化合物を得た。
実施例126 ルアミン m、p、:50.5−52℃ IRv”:cm−’ : 2968.2872.282
4.1647.1536゜1458、1365.126
6、966、852.777NMR(CD(J3)δ:
 0.91 (3H,t、J = 7.3Hz)、1.
24(9H,s)、1.50−1.57 (2H,m)
、2.49−2.54(2H,m)、3.25 (2H
,dd、J = 6.6Hz、1.4Hz)。
3.94 (2H,s) 5.73 (IH,dt、J
 = 15.9Hz。
1.4Hz)、6.06 (IH,dt、J = 15
.9Hz、6.6Hz)、7.08 (IH,d、J 
= 16.3Hz)、7.26−7.51 (5H,m
)、7.59 (IH,d、J = 16.3Hz)。
7.60−7.63 (IH,m)、7.75−7.7
6 (IH,m)実1例127 シ ベンジル 2ン   の 2−ヒドロキシメチル−4−(3−チエニル)チオフェ
ン100mgをクロロホルム5mlに懸濁させ、水冷撹
拌下、ジメチルホルムアミド24と塩化チオニル804
を加えて30分間撹拌する。水冷下、過剰の飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液により中和し、有機層を分取後節和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにより乾燥する
。乾燥剤を濾別後クロロホルムを留去して、2−クロロ
メチル−4−(3−チエニル)チオフェンを淡黄色の粉
末として得る。
上記で得られたクロロメチル体のジメチルホルムアミド
溶液3mlを、(E)−N−(6,6−シメチルー2.
ヘプテン−4−イニル)−N−エチル−3−ヒドロキシ
ベンジルアミン165mjを無水テトラヒドロフラン3
mlに溶解し、水冷撹拌下60%油性水素化ナトリウム
26mgを加えて10分間撹拌して製造したフェノラー
ト溶液に加え、室温で3時間撹拌後、水20m4と酢酸
エチル30m7を加えて抽出する。有機層を分取後節和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにより乾燥後、
溶媒を留去する。残渣を中圧液体クロマトグラフィー[
カラム: Lobar column、 sizeB、
 Lichroprep Si 60F (メルク社製
〉、溶出溶媒:へキサン/酢酸エチル=20/1→10
/1]により精製し、メタノールにより再結晶すると、
表題化合物の遊離塩基179mg (収率ニア8%、m
、p。
68−69°C)が白色針状晶として得られる。上記遊
離塩基を塩化水素−メタノール溶液で処理後、酢酸エチ
ルから再結晶すると表題の塩酸塩、m、p、128−1
29℃、が得られる。
IRX:、cm−’ : 2974.2926.260
8.1602.1458゜1266、1179.786 NMR(CDC/A)δ: 1.25 (9H,s)、
1.34−1.41 (3H。
m)、2.90−3.05 (2H,m)、3.45−
3.60 (2H。
m)、4.00−4.08 (2H,m)、5.35 
(2H,s)。
5.78 (IH,dt、J = 15.9Hz、2.
1Hz)、6.18(I H,dt、J = 15.9
Hz、8.9Hz)、7.00−7.10(2H,m)
、7.15−7.40 (5H,m)、7.49−7.
65(2H、m ) 実施例128 E −N−66−ジ チル−2−ヘプーン−4−ニル−
N−エチル−3−4−3−二ニル−2−エニル チルオ
シ ベンジル ミン マレ ン  の 前記実施例127で得られた(E)−N−(6,6−シ
メチルー2−ヘプテン−4−イニル)−N−エチル−3
−[4−(3−チエニル)−2−チエニルメチルオキシ
]ベンジルアミン100mgを塩化メチレンLmlに溶
解し、マレイン酸26 m gの塩化メチレン溶液1m
lを加えた後、溶媒を留去し、エチルエーテルから再結
晶すると表題のマレイン酸塩115mg(収率:90%
)、m、p。
100−102°C1が得られる。
IRv’::cm ’ : 3466、2974.15
84.1497.13891371、1266、118
5.786NMR(CD(J、)δ; 1.26 (9
H,s)、1.30 (3H,t。
J = 4.1Hz)、3.02 (2H,q、J =
 4.1Hz)。
3.62 (2H,br、s)、4.09 (2H,s
)、5.23 (2Hs)、5.82 (IH,d、J
 = 15.6Hz)、5.95 (LH。
dt、J = 15.6Hz、7.3Hz)、6.99
 (IH,d。
J −7,5Hz)、7.25 (IH,dd、J =
 7.5Hz。
2.1Hz)、7.12−7.16 (IH,m)、7
.29−7.39(6H、m ) 原料化合物の(E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘ
プテン4−イニル)−N−エチル−3−ヒドロキシベン
ジルアミンに代えて、対応する各種3−ヒドロキシベン
ジルアミン誘導体を用い、他は実施例127と同様な反
応を行って、実施例129〜133の化合物を得た。
実施例129 IRv”::cm−’ : 2974,2788,15
84,1488,1455゜1269.1026.78
3 NMR(CDC/、)  δ: 1.24 (9H,s
)、1.60 (3H,s)。
3.04 (2H,dd、J = 8.6Hz、1.5
Hz)、3.47(2H,s)、5.22 (2H,s
)、5.65 (IH,dt、J= 15.9Hz、1
.5Hz)、6.01  (IH,dt、J =15.
9Hz、6.6Hz)、6.85−6.94 (2H,
m)。
6.99−7.01 (IH,m)、7.23 (IH
,t、J = 7.8Hz)、7.29−7.36 (
5H,m)実施例130 E −N−66−ジ  ルー2−ヘプテン−4−ニル−
N−エチルー3−4−3−チエニル−2−二ニルメチル
オシ ベンジル ミン IRv:cm−’ : 2968.2872.1584
.1455.1263゜1029、783 NMR(CD(J、) δ: 0.86 (3H,t、
J = 7.3Hz)、1.24(9H,s) 1.4
6−1.52 (2H,m)、2.36−2.40(2
H,m)、3.07 (2H,dd、J = 6.3H
z、1.4Hz)。
3.53 (2H,s)、5.21 (2H,s)、5
.63 (IH。
dt、J= 15.9Hz、1.4Hz)、6.06 
(LH,dt。
J = 15.9Hz、6.3Hz)、6.86 (I
H,ddd、J=7.8Hz、2.6Hz、0.9Hz
)、6.93 (IH,d。
J = 7.8Hz)、7.01−7.03 (LH,
m)、7.21(IH,t、J=7.8Hz)、7.2
8−7.35 (5H,m)実施例131 1Rν::cm″″’:2986,1455,1365
,1251,1170゜1152.1074,1023
.783NMR(CDCIs)  δ: 1.46 (
6H,s)、2.20 (3H,s)。
3.08 (2H,dd、J =7.8Hz、1.5H
z)、3.35(3H,s)、3.48 (2H,s)
、5.22 (2H,s)、5.69(IH,dt、J
= 15.8Hz、1.5Hz)、6.18 (IH。
dt、J = 15.8Hz、7.8Hz)、6.87
−6.94 (2H。
m)、6.99−7.01 (IH,m)、7.21−
7.36 (6H,m)実施例132 IRv’::、cm−’ : 1455,1377.1
365,1254,1173゜1149、l<)74,
1032,837,783部MR(CD(J3) δ:
 1.04 (3H,t、J = 7.1Hz)、1.
46(6H,s)、2.50 (2H,q、J = 7
.1Hz)、3.10(2H,dd、J=6.4Hz、
1.4Hz)、3.35 (3H。
s)、3.54 (2H,s)、5.22 (2H,s
)、5.69 (LH。
dt、J= 15.8Hz、1.4Hz)、6.16 
(IH,dt。
J= 15.8Hz、6.4Hz)、6.86 (IH
,ddd、J= 7.9Hz、2.7Hz、1.0Hz
)、6.93 (IH,dJ = 7.9Hz)、7.
00−7.10 (IH,m)、7.23(IH,t、
J = 7.9Hz)、7.29 (IH,dd、J 
=4.6Hz、1.3Hz)、7.33−7.39 (
4H,m)実施例133 IRν詰cm’ : 1455,1365,1254,
1173.115210?7,1032.783 N M R(CD Cls ) δ: 0.87 (3
H,t、J = 7.3Hz)、1.39−1.58 
(2H,m)、2.38 (2H,t、J=7.3Hz
)3.09 (2H,dd、J = 6.4Hz、1.
4Hz)、3.35(3H,s)、3.54 (2H,
s)、5.22 (2H,s)、5.68(LH,dt
、J= 15.9Hz、1.4Hz)、6.16 (I
H。
dt、J= 15.9Hz、6.4Hz)、6.87 
(LH,dd。
J = 7.9Hz、2.9Hz)、6.93 (IH
,d、J = 7.9Hz)、7.00−7.03 (
IH,m)、7.22 (IH,t。
J = 7.9Hz)、7.30 (IH,dd、J 
= 4.5Hz。
1.4Hz)、7.32−7.36 (4H,m)実施
例134 19の ム     る  の 実施例19の化合物(塩酸塩)25部をエタノール及び
クロロホルム各500部からなる混液に溶解し、ポリビ
ニルピロリドンに−3075部を加えて常法により減圧
乾固する。残渣の固形物を微粒状に粉砕後、乳糖250
部、トウモロコシデンプン145部及びステアリン酸マ
グネシウム5部を加えて均一に混合し、500 m g
中主薬25 m gを含有する散剤とする。
実施例135 19の A      る  セル の実施例19の化
合物(塩酸塩)25部をエタノール及びクロロホルム各
500部からなる混液に溶解し、ポリビニルピロリドン
に−3072,5部及びトウィーン602.5部を加え
て常法により減圧乾固する。残渣の固形物を微粒状に粉
砕後、乳糖50部、トウモロコシデンプン45部及びス
テアリン酸マグネシウム5部を加えて均一に混合し、こ
のうち各200 m gをゼラチン硬カプセルに充填し
て、lカプセル中、主!25mgを含有するカプセル剤
とする。
実施例136 室  19の ム      るカプセル の実施例1
9の化合物(塩酸塩)25部を水1000部に懸濁し、
β−シクロデキストリン150部を加えて室温で12時
間撹拌後、水1000部を追加してさらに室温で3時間
撹拌する。常法により凍結乾燥後、得られた綿状の固形
物を軽く粉砕し、各70 m gをゼラチン硬カプセル
に充填して、lカプセル中、生薬10mgを含有するカ
プセル剤とする。。
以下に参考例を記載し、上記実施例中で使用された原料
化合物の一船釣合成法を説明する。
参考例1 3−ヒドロキシベンズアルデヒド10.0gと40%メ
チルアミン−メタノール溶液9.55gを混じ、その後
溶媒を留去して得られたシッフ塩基をエタノール50m
1に溶解し、水冷撹拌下に水素化ホウ素ナトリウム10
.0gを加えた後室温で一夜撹拌する。溶媒を減圧留去
し、残渣に酢酸エチルと飽和食塩水を加えて抽出する。
有機層を分取後無水硫酸ナトリウムにより乾燥し、次い
で溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー[ワコーゲルC−100,100g、溶出溶媒:
塩化メチレン/メタノール=10/1→5/l]により
精製して、N−メチル−3−ヒドロキシベンジルアミン
8.88g (収率ニア9%)を淡黄色結晶、m、p、
138−140°C1として得る。
上記で得られたN−メチルアミン体8.88.gと炭酸
カリウム18.0gをジメチルホルムアミド30m1に
溶解し、室温撹拌下、l−ブロモ−6,6−シメチルー
2−ヘプテン−4−イン(8体と2体の約3:1混合物
) 13.0gのジメチルホルムアミド溶液(10m/
)を加えて室温で一夜撹拌する。反応終了後溶媒を留去
し、残渣を酢酸エチルと飽和食塩水の系により抽出する
有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより乾燥し、乾
燥剤を濾別後溶媒を留去、次いで残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−200,300
g、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 10/1]に
より精製すれば、淡黄色結晶の表題化合物7.94g 
(通算収率:39%)、m、p、76−77°C1が得
られる。
原料のメチルアミン−メタノール溶液に代えてエチルア
ミン又はプロピルアミンのメタノール溶液を用い、また
必要に応じて、l−ブロモ−6,6−シメチルー2−ヘ
プテン−4−インに代えてl−プロそ−6−メドキシー
6−メチルー2−ヘプテン−4−インを用いて上記参考
例1と同様な反応を行なうと、(E)−N−(6,6−
シメチルー2−ヘプテン−4−イニル)−N−エチル−
3−ヒドロキシベンジルアミン、(E)−N−(6,6
−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル)−N−プロピ
ル−3−ヒドロキシベンジルアミン又は(E)−N−エ
チル−N−(6−メドキシー6−メチルー2−ヘプテン
−4−イニル)−3−ヒドロキシベンジルアミン等の実
施例1〜48及び実施例127〜133で用いられた3
−ヒドロキシベンジルアミン誘導体が得られる。
参考例2 3−2−フ1ル ベンジル ロ1 ゛の3−(2−フリ
ル)安息香酸エチルエステル[J、 Chem。
Soc、(B)、 197ユ、 2305]を無水エチ
ルエーテル5m7に溶解し、水冷撹拌下、水素化アルミ
ニウムリチウム23 m gを加えて40分間撹拌する
。反応終了後、水及びエチルエーテルを加えて抽出し、
常法により後処理を行なえば、3−(2−フリル)ベン
ジルアルコール170mg(収率:83%)が得られる
参考例3 3−1−ピロミル ベンジルメ ンスル  − のm−
アミノ安息香酸エチルエステル1.6gを氷酢酸10r
r+4に溶解し、2.5−ジメトキシテトラヒドロフラ
ン1.3gを加えて2時間加熱還流する。溶媒を留去し
、残渣を酢酸エチルと水の混液に溶解し、有機層を分取
後宮法により後処理し、最後にヘキサンより再結晶して
精製を行なえば、3−(l−ピロリル)安息香酸エチル
エステル1.7g (収率:82%)が無色針状晶、m
、p、64−65°C1として得られる。
上記のピロリル体1.1gをエチルエーテル30m1に
溶解し、水冷撹拌下、水素化アルミニウムリチウム0.
2gを加えて1時間撹拌する。反応液に水とエチルエー
テルを加えて抽出し、常法により後処理を行なった後、
酢酸エチルとへキサンの混液から再結晶を行なえば、3
−(1−ピロリル)ベンジルアルコール0.80g (
収率:91%)が無色針状晶、m 、p。
66−68℃、として得られる。
上記のアルコール体170mgを1化ノチレン10m1
に溶解し、メタンスルホニルクロリド120mgとトリ
エチルアミン150mgを加えて水冷下に1時間撹拌す
る。反応液を水洗後無水硫酸マグネシウムにより乾燥し
、溶媒を留去すれば、表題化合物230mg (収率:
92%)が淡黄色の油状物として得られる。
参考例4 3−3− エニル ベンジルメ ンスルホ − の無水
テトラヒドロフラン1mlにマグネシウム790 m 
gを懸濁し、微量の1.2−ジブロモエタンを加えて発
泡を確認後、室温撹拌下、1.5時間を要して、3−ブ
ロモベンズアルデヒドジメチルアセクール5gのテトラ
ヒドロフラン溶液(12m4)を滴下する。45〜55
°Cで30分間撹拌後、ビス(ジフェニルホスフィノ)
エタンニッケル(If)クロリド80mg及び3−ブロ
モチオフェンのテトラヒドロフラン溶液(6mj)を加
えて室温で3時間撹拌する。反応液に飽和塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、不溶麹を濾別後酢酸エチルを加えて
油出する。抽出液を常法により処理後、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー[ワコーゲルC−100,70g
、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=50/1→10/
1]により精製して、3−(3−チエニル)ベンズアル
デヒドジメチルアセクール1.35g (収率:27%
)、m、p、45−46℃、を得る。
上記のチエニル体1.35gを1規定塩酸4mlとテト
ラヒドロフラン8mlの混液に溶解し、室温で1時間撹
拌後溶媒を減圧留去する。残渣を酢酸エチル−水の系で
抽出し、常法により後処理を行なうと、3−(3−チエ
ニル)ベンズアルデヒド1.05g (収率:96%)
、m、p、44−45℃、が得られる。
上記のアルデヒド体1.05gをエタノール15m/に
溶解し、水素化ホウ素ナトリウム250 m gを加え
て室温で30分間撹拌する。反応液を減圧留去後、残渣
を酢酸エチル−水の系で抽出し、常法により後処理後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−
100,20g、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=5
71]により精製して、3−(3−チエニル)ベンジル
アルコール960mg (収率:86%)、m、p、8
9−90℃、を得る。
上記のアルコール体300 m gを酢酸エチル7ml
に溶解し、水冷撹拌下、トリエチルアミン320 m 
gとメタンスルホニルクロリド270 m gの酢酸エ
チル溶液(1m4)を加えて室温で30分間撹拌する。
析出した塩を濾別後反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにより乾燥後溶媒
を減圧留去すれば、淡黄色粉末の表題化合物が得られる
原料の3−ブロモチオフェンに代えて対応するブロモ置
換複素環誘導体を用い、他は参考例4と同様に反応を行
なうと、3−(3−フリル)ベンジル誘導体、3−(2
−チエニル)ベンジル誘導体、3−(2−ピリジル)ベ
ンジル誘導体、3−(3−ピリジル)ベンジル誘導体及
び3−(4−ピリジル)ベンジル誘導体が得られる。
参考例5 5−3−メ ルフェニル  ソオ サ゛−ルの3−エチ
ニルトルエン1.56gをエチルエーテル20m1に溶
解し、−70℃に冷却撹拌下、1.5M n−ブチルリ
チウム−ヘキサン溶液8.5m/とギ酸エチル1.2m
lを加えて同温度で20分間撹拌する。反応液を氷水に
注ぎ、有機層を分取後溶媒を留去すると、3−(3−メ
チルフェニル)−2−プロピンアルデヒド900 m 
g(収率:47%)が無色油状物として得られる。
上記のアルデヒド体130mgをエタノール20m/に
溶解し、塩酸ヒドロキシルアミン70m、gの水溶液(
5mj)を加えた後溶媒を減圧留去する。残渣を中圧液
体クロマトグラフィー〔カラム: Lobarcolu
mn、5ize  A、Lichroprep  Si
  60F (メルク社製〕、溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル= 10/1]により精製すると、3−(3−
メチルフェニル〉−2−プロピンアルデヒドオキシム1
22mg(収率:85%)が淡黄色油状物として得られ
る。
上記のオキシム体122mgをエタノール20m1に溶
解し、l規定水酸化ナトリウム水溶液1漬を加えて3分
間放置後、■規定塩酸3滴を加えて反応を終結させる。
溶媒を減圧留去後、残渣を水とエチルエーテルの混液で
抽出し、有機層を分取後溶媒を留去すると、淡黄色油状
の表題化合物106mg(収率:87%)が得られる。
参考例6 1−3−ヒ′ロ シ チルフェニル  ミ ・−ルの装
量 1−(3−エトキシカルボニルフェニル)イミダゾール
[J、 Am、 Chem、 Soc、、 79.49
22 (1957)参照] 230mgをエチルエーテ
ル10m4に溶解し、水素化アルミニウムリチウム50
 m gを加えて室温で2時間撹拌する。反応液を氷水
中に注ぎ、有機層を分取後無水硫酸マグネシウムにより
乾燥し、乾燥剤を濾別後溶媒を留去、次いで残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−20
0゜20g、溶出溶媒:クロロホルム/メタノール=2
0/1]により精製すると、無色油状の表題化合物16
0 m g(収率:92%)が得られる。
参考例7 3−2−オ サシ1ル ベンジル誘導体 ゛の2−(3
−メチルフェニル)オキサゾール[Ang、Chem、
75、165 (1963)記載の製造法に準じて合成
] 200mgを四塩化炭素5mlに溶解し、N−ブロ
モコハク酸イミド231mgと触媒量の過酸化ベンゾイ
ルを加えて2時間還流撹拌する。反応終了後不溶物を濾
別し、溶媒を減圧留去すると表題化合物が得られる。
同様な方法により、3−(2−チアゾリル)ベンジルプ
ロミドが合成できる。
参考例8 3−5−オ  1ル ベンジルアルコールの3−(ヒド
ロキシメチル)ベンズアルデヒド[イソフタルアルデヒ
ドを当量の水素化ホウ素ナトリウムで還元して製造] 
400mg5p−トルエンスルホニルメチルイソシアニ
ド574mg及び炭酸カリウム406 m gをメタノ
ール10m4に加え、撹拌下に1時間加熱還流する。反
応液を減圧留去後、残渣を酢酸エチル−水の系で抽出し
、常法により後処理後、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー[ワコーゲルC−200゜50g1溶出溶媒:ヘ
キサン/酢酸エチル= 1/l]により精製すると、白
色粉末の表題化合物375 m g(収率ニア3%)が
得られる。
上記のアルコール体を参考例3と同様な方法によりメシ
ル化すれば、無色油状の3−(5−オキサシリル)ベン
ジルメタンスルホネートが得られる。
参考例9 3〜4−イソオ サ゛1ル ベンジルブロミ ゛の4−
(3−メチルフェニル)イソオキサゾール[J、 He
terocyclicChem、、11.51  (1
974)、J、Chem、Soc、。
Perkin II、 1121 (1977)参照]
 185mgを四塩化炭素8mlに溶解し、N−ブロモ
コハク酸イミド206 m gと触媒量の過酸化ベンゾ
イルを加えて3時間還流撹拌する。不溶物を濾別後溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[ワコーゲルC−200,30g、溶出溶媒:へキサン
/酢酸エチル= lo/Bにより精製すれば、無色粉末
の表題化合物210mg(収率ニア6%)が得られる。
原料の4−(3−メチルフェニル)イソオキサゾールに
代えて、それぞれ、4−(3−メチルフェニル)イソチ
アゾール[J、 prakt、 Chem、、 318
.507 (1976)参照]、5−(3−メチルフェ
ニル)イソチアゾール[Jprakt、 Chem、、
 318.507 (1976)参照]、5−(3−メ
チルフェニル)ピリミジン[J、 Heterocyc
licChem、、  11. 55 (1974) 
;  Heterocycles。
皿、 1080 (1982)参照]又は1−(3−メ
チルフェニル)−1,2,4−トリアゾール[J、 O
rg、 Chem、。
虹、 1037 (1956)、特開昭51−4173
号公報参照コ参照中、他は参考例9と同様な反応を行な
うと、3−(4−イソチアゾリル)ベンジルプロミド、
3−(5−インチアゾリル)ベンジルプロミド、3−(
5−ピリミジル)ベンジルプロミド又は3−(1,2,
4−)リアゾール−1−イル)ベンジルプロミドが得ら
れる。
参考例10 3−ブロモベンズアルデヒドジメチルアセタール2,3
1gと金属マグネシウム0.36gから調製したグリニ
ヤール試薬のテトラヒドロフラン溶液(15mj)に、
水冷撹拌下、テトラヒドロチオフェン−3−オンのテト
ラヒドロフラン溶液(10m4)を滴下し、滴下後室温
で1時間撹拌する。反応液を氷水にあけ、エチルエーテ
ルを加えて生成物を抽出後、常法により後処理して、3
−(3−ヒドロキシテトラヒドロ−3−チエニル)ベン
ズアルデヒドジメチルアセタールの粗製物1.20g 
(収率:47%)を得る。
上記のアルコール体1.20gをテトラヒドロフラン2
0 m lと10%塩酸3mlの混液に溶解し、室温で
2時間放置後エチルエーテルと水を加えて希釈し、有機
層を分取する。溶媒を減圧留去後、残渣を塩化メチレン
20m4に溶解し、塩化メタンスルホニル1.0m/と
トリエチルアミン2.0m7を加えて水冷下に30分間
撹拌する。反応液を氷水にあけ、有機層を分取後減圧乾
固し、残渣をエタノールlom7に溶解抜水素化ホウ素
ナトリウム0.2gを加えて室温で1時間撹拌する。反
応液を減圧濃縮後、残渣にエチルエーテルと水を加えて
抽出し、常法により後処理後、生成物を中圧液体クロマ
トグラフィー[カラム: Lobar column、
 5ize B、 LichroprepSi 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン→ヘキサン/酢
酸エチル= 10/11により精製分離すれば、表題の
3−(2,3−ジヒドロ−4−チエニル)ベンジルアル
コール0.45g (収率:50%)と3−(2,5−
ジヒドロ−3−チエニル)ベンジルアルコール0.20
g(収率:22%)が得られる。
参考例11 3−1−ピロリジニル ベンジルアルコールのN−(3
−エトキシカルボニルフェニル)コハク酸イミド[m−
アミノ安息香酸エチルエステルと無水コハク酸を酢酸中
で加熱縮合させて合成] 0.25gを無水テトラヒド
ロフラン5mlに溶解し、水冷撹拌下、水素化アルミニ
ウムリチウム0.17gを加えて室温で30分間、次い
で還流下に4時間加熱する。
反応終了後酢酸エチルと水を加えて分岐し、有機層を分
取後宮法により後処理し、中圧液体クロマトグラフィー
〔カラム: Lobar  column、 5ize
B、 Lichroprep Si  60F  (メ
ルク社製〕、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 10
/11により精製すれば、無色油状の表題化合物84m
g (収率47%)が得られる。
上記のアルコール体を参考例4と同様な方法によりメシ
ル化すれば、無色油状の3−(l−ピロリジニル)ベン
ジルメタンスルホネートが得られる。
参考例12 5−3−チエニル−2−チエニルメタノールの3−ブロ
モチオフェン5gを無水エチルエーテル35m1に溶解
し、−70〜−65℃に冷却撹拌下、15%n−ブチル
リチウム−ヘキサン溶液19m1″&び塩化トリブチル
スズ10.5gを加えて同温度で1時間、次いで室温で
1時間撹拌する。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液で洗浄後溶媒を留去し、残渣を減圧蒸留により精製し
て、トリブチル(3−チエニル)スタナン8.5g (
収率ニア4%)、b、p、150−158°C/ 2 
m m Hg 、を得る。
上記のスズ化合物1.19gと5−ブロモチオフェン−
2−カルバルデヒド0.56gをトルエン3mlに溶解
し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
20mgを加えて還流下に7時間加熱撹拌する。反応液
を10%フッ化カリウム水溶液、5%炭酸カリウム水溶
液で洗い、溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[ワコーゲルC−200゜50g、溶出
溶媒;へキサン/酢酸エチル= 10/l]により精製
すると、5−(3−チエニル)チオフェン2−カルバル
デヒド0.36g (収率:63%)が得られる。
上記のアルデヒド体144mgをテトラヒドロフランA
ml中で水素化アルミニウムリチウム15.6mgを加
えて還元し、常法により後処理すると、無色油状の表題
化合物134mg(収率:92%)が得られる。
原料化合物の5−ブロモチオフェン−2−カルバルデヒ
ドに代えて4−プロモチオフエン−2−カルバルデヒド
を用い、他は参考例12と同様な反応を行えば、4−(
3−チエニル)−2〜チエニルメタノールが得られる。
参考例13 2−5−オキ ゛iミル−4−ビ1ジンタノールのピリ
ジン−2,4−ジカルボン酸ジメチルエステル1.07
gをトルエン20m/に溶解し、−80〜−70’Cに
冷却撹拌下、1M水素化ジイソブチルアルミニウムトル
エン溶液6.04mfを2.5時間を要して滴下し、同
温度で1時間撹拌する。反応液を氷水にあけ、エチルエ
ーテルを加えて有機層を分取し、常法により後処理後、
中圧液体クロマトグラフィー[カラム: Lobar 
column、 5ize B、 Lichropre
pSi 60F (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン
/酢酸エチル=4/1→3/l]により精製して、2−
ホルミルイソニコチン酸メチルエステル0.27g (
収率:30%)を無色結晶性粉末として得る。
上記のホルミル体203 m gをメタノール8m4に
溶解し、p−トルエンスルホニルメチルイソシアニド2
40 m gと炭酸カリウム170mgを加えて10分
間加熱還流する。反応液を減圧乾固し、残渣を塩化メチ
レン−水の系で抽出し、常法により後処理を行なうと、
2−(5−オキサシリル)イソニコチン酸メチルエステ
ル224mg(収率:91%)が淡黄色粉末として得ら
れる。
上記のオキサシリル体102mgを無水テトラヒドロフ
ラン2mlに溶解し、水冷撹拌下、水素化アルミニウム
リチウム14mgを加えて同温度で30分間撹拌する。
反応液を氷水に注ぎ、塩化メチレンを加えて抽出後、常
法により後処理し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[ワコーゲルC−200゜5.5g、溶出溶媒:塩化
メチレン/メタノール=50/l→20/1]により精
製すれば、淡黄色結晶性粉末の表題化合物49.5mg
 (収率:56%)が得られる。
参考例14 5−5−オ サ゛ 1ルー3−ピリジンメタノールのピ
リジン−3,5−ジカルボン酸ジメチルエステル1.6
7gを無水テトラヒドロフラン30m1に溶解し、水冷
撹拌下、水素化アルミニウムリチウム162mgを加え
て同温度で30分間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、エ
チルエーテルを加えて抽出後、常法により後処理して、
粗製の5−ヒドロキシメチルニコチン酸メチルエステル
を得る。この粗製物を塩化メチレン20m/に溶解し、
クロロクロム酸ピリジニウム2.2gを加えて室温で一
夜撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、有機層を分取後常法
により後処理し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
[ワコーゲルC−200,80g、溶出溶媒二クロロホ
ルム/メタノール=20/l]により精製して、5−ホ
ルミルニコチン酸メチルエステル0.37g (収率:
26%)、m、p96−97℃、を得る。
上記のホルミル体110mgを原料に用い、参考例13
と同様なオキサシリル化及び還元反応を行なうと、無色
油状の表題化合物77mg (収率:64%)が得られ
る。
原料化合物のピリジン−3,5−ジカルボン酸ジメチル
エステルに代えて、ピリジン−2,6−ジカルボン酸ジ
メチルエステルを用い、他は参考例14と同様な反応を
行なうと、6−(5−オキサシリル)−2−ピリジンメ
タノールが得られる。
参考例15 5−ホルミルフルフリルアルコール[特開昭54−15
4758号公報参照1300mgをメタノール10m4
に溶解し、p−)ルエンスルホニルメチルイソシアニド
502 m gと炭酸カリウム329mgを加えて1時
間加熱還流する。反応液を減圧留去し、残渣を水と酢酸
エチルの脛液に溶解後、有機層を分取し、無水硫酸マグ
ネシウムにより乾燥する。乾燥剤を濾別後溶媒を減圧留
去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔ワ
コーゲルC−200,45g1溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=3/2→1/l〕により精製すれば、表題化
合物260mg (収率:66%)が淡黄色結晶性粉末
として得られる。
参考例16 チアゾールー2.4−ジカルボン酸ジエチルエステル1
.5gをエタノール15m4に懸濁し、−10℃で水素
化ホウ素ナトリウム0.16gと塩化カルシウム0゜5
8gのエタノール溶液3mlを加えた後、同温度で2時
間撹拌する。アセトンを加えて過剰の還元剤を分解後溶
媒を減圧留去し、残渣に希硫酸を加えて不溶の硫酸カル
シウムを濾別する。濾液を炭酸カリウム水溶液によりp
H10に調整後、クロロホルムを加えて抽出する。クロ
ロホルム層を無水硫酸マグネシウムにより乾燥後減圧乾
固し、残渣をイソプロピルエーテルにより処理すると、
2−ヒドロキシメチルチアゾール−4−カルボン酸エチ
ルエステル0.78g (収率:64%)が無色結晶性
粉末とじて得られる。
上記のヒドロキシメチル体0.78gをクロロホルム4
0m1に溶解し、活性二酸化マンガン25gを加えて室
温で5日間撹拌する。沈殿を濾別後濾液を減圧乾固すれ
ば、2−ホルミルチアゾール−4−カルボン酸エチルエ
ステル0.67g (収率:87%)が無色針状結晶と
して得られる。
上記で得られたホルミル体80mg5p−トルエンスル
ホニルメチルイソシアニド91mg及び炭酸カリウム6
0 m gを用い、上記参考例13と同様な反応を行な
って得られた、2−(5−オキサシリル)チアゾール−
4−カルボン酸エチルエステル60mgをエタノール3
mlに溶解し、この液に水素化ホウ素ナトリウム6 、
6 m gと塩化カルシウム24 m gを加えて室温
で1時間撹拌する。反応液を減圧濃縮後残渣に10%硫
酸を加え、生じた沈殿を濾別後濾液に炭酸カリウムを加
えてpH1oに調整する。クロロホルムを加えて生成物
を抽出し、抽出液は無水硫酸マグネシウムにより乾燥後
溶媒を留去し、残渣を分取用薄層クロマトグラフィー[
薄層板: Kieselgel 60Fm。
Art、 5744 (メルク社製)、展開溶媒:ヘキ
サン/酢酸エチル= l/4]により精製すれば、白色
結晶性粉末の表題化合物20mg (収率:25%)が
得られる。
参考例17 フランー3.5−ジカルボン酸ジメチルエステル[J。
Chem、 Soc、、 Perkin I、 113
0 (1973)参照]408mgを無水テトラヒドロ
フラン4mlに溶解し、水素化アルミニウムリチウム5
9rrrgを加えて室温で一夜撹拌する。反応液を水に
注ぎ、酢酸エチルを加えて抽出後、常法により後処理し
、シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC
−200,20g、溶出溶媒:へキサン/酢酸エチル=
2/1]により精製して、無色油状の5−ヒドロキシメ
チルフラン−3−カルボン酸メチルエステル44 m 
g(収率:13%)を得る。
上記のアルコール体44 m gをクロロホルム2ml
に溶解し、クロロクロム酸ピリジニウム60mgを加え
て室温で一夜撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、有機層を
分取後常法により後処理し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー[ワコーゲルC−200,2g、溶出溶媒:
ヘキサン/酢酸エチルツ3/1]により精製してホルミ
ル体28 m gを得る。これをメタノール2mlに溶
解し、p−トルエンスルホニルメチルイソシアニド35
 m gと炭酸カリウム25 m gを加えて30分間
還流後、常法により後処理し、5−(5−オキサシリル
)フラン−3−カルボン酸メチルエステル30 m g
を得る。次いでこれをテトラヒドロフラン2mlに溶解
し、水冷下、水素化アルミニウムリチウム6mgを加え
て同温度で30分間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、エ
チルエーテルを加えて抽出後、常法により後処理すると
、淡黄色油状の表題化合物22mg(収率;48%)が
得られる。
参考例18 6−メチル−3−1−ピロ盲ル ベンジル ルコールの
製置 3−アミノ−6−メチル安息香酸メチルエステル158
mgを酢酸3mlに溶解し、2.5−ジメトキシテトラ
ヒドロフラン139mgを加えて1時間加熱還流する。
反応液を減圧乾固後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー[ワコーゲルC−200510g、溶出溶媒
:ヘキサン/酢酸エチル= 10/1]により精製して
、3−(1−ピロリル)−6−メチル安息香酸メチルエ
ステル185mg(収率:87%)、m、p、56−5
7°C1を得る。
上記のピロリル体180mgをエチルエーテル2mlに
溶解し、水素化アルミニウムリチウム24 m gを加
えて室温で30分間撹拌する。反応液に水とエチルエー
テルを加え、有機層を分取後無水硫酸マグネシウムによ
り乾燥し、乾燥剤を濾別後溶媒を留去すると、表題化合
物155mg(収率定量的)が無色結晶性粉末、m、p
、70−71℃、として得られる。
原料化合物の3−アミノ−6−メチル安息香酸メチルエ
ステルに代えて、3−アミノ−2−メチル安息香酸メチ
ルエステルを用い、他は参考例18と同様な反応を行な
うと、2−メチル−3−(l−ピロリル)ベンジルアル
コールが得られる。
参考例19 ヱよニゲγ黙亘 (E) −N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4
・イニル)N−メチル−3−ヒドロキシベンジルアミン
150mg。
60%油性水素化ナトリウム23 、2 m g及びテ
トラヒドロフラン1m7から調製したフェノラート溶液
に、3−クロロメチルベンズアルデヒド90 m gの
ジメチルホルムアミド溶液(1,5m/)を加えて室温
で一夜撹拌する。溶媒を減圧留去後、残渣を酢酸エチル
−水の系で抽出し、常法により後処理後、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−200゜15
g1溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 10/1→5
/1]により精製すると、無色油状の表題化合物85m
g (収率:39%)が得られる。
原料化合物の3−クロロメチルベンズアルデヒドに代え
て、3−ブロモメチル安息香酸メチルエステルを用い、
他は参考例19と同様な反応を行なうと、(E)−N−
(6,6−シメチルー2−へブテン−4−イニル)−N
−メチル−3−(3−メトキシカルボニルベンジルオキ
シ)ベンジルアミンが得られる。
参考例20 E −3−2−3−34−エニル フェニル エテニル
ベンジル ロ+ 1の1′ 3−(3−チエニル)ベンジルクロリド2.40gをト
ルエン40m1に溶解し、トリフェニルホスフィン3.
62gを加えて50時間加熱還流する。反応液を放冷後
、析出した結晶を濾取して、3−(3−チエニル)ベン
ジルトリフェニルホスホニウムクロリド3.60g (
収率:66%)を得る。
上記のホスホニウム塩1.21gをエタノール45m1
に溶解し、3−ホルミルベンジルアルコール0.35g
とナトリウムエトキシド0.27gを加えて室温で2時
間撹拌する。溶媒を減圧留去し、残渣を酢酸エチル−水
の系で分配後、常法により後処理し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー[ワコーゲルC−3005100g
、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=10/l→5/1
]により精製すると、3−[2−[3−(3−チエニル
)フェニル]エチニル]ベンジルアルコールのE一体0
.34g (収率:46%)とZ一体0.34gが得ら
れる。
上記で得られた(E)一体アルコール0.20gをクロ
ロホルム6mlに溶解し、塩化チオニル0.15m4と
ジメチルホルムアミド1滴を加えて室温で1時間撹拌す
る。反応液を減圧留去後、残渣をエチルエーテル−水の
系で分配し、常法により後処理後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[ワコーゲルC−100,20g、溶
出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=20/1]により精製
すると、表題化合物0.19g(収率:87%)が無色
結晶性粉末、m、p、79−81°C1として得られる
原料化合物の3−(3−チエニル)ベンジルクロリドに
代えて、対応する3−置換ペンジルクロリド又は同プロ
ミドを用い、他は参考例20と同様な反応を行なうと、
(E)−3−[2−[3−(5−オキサシリル)フェニ
ル]エチニル]ベンジルクロリド、(E)−3−[2−
[3−(5−チアゾリル)フェニル]エテニルコペンジ
ルクロリド及び(E)−3−[2−[3−(1−イミダ
ゾリル)フェニル]エチニル]ベンジルクロリドが得ら
れる。
参考例21 E −3−2−3−1−ピロ1ル フェニル エチニル
ベンジルアルコールの1 3−(ジメトキシメチル)ベンジルトリフェニルホスホ
ニウムプロミド[3−ヒドロキシメチルベンズアルデヒ
ドを三臭化リンでブロム化後、p−トルエンスルホン酸
存在下、無水メタノール中でアセタール化し、次いでト
リフェニルホスフィンと反応させて合成] 560mg
と3−(l−ピロリル)ベンズアルデヒド[3−(1−
ピロリル)ベンジルアルコールをクロロホルム中、クロ
ロクロム酸ピリジニウムにより酸化して合成] 180
mgをメタノール20mjに溶解し、ナトリウムメトキ
シド110mgを加えて室温で3時間撹拌する。反応液
を減圧留去し、残渣に酢酸エチル−水を加えて抽出後、
常法により後処理し、中圧液体クロマトグラフィー[カ
ラム: Lobar column。
5ize B、 Lichroprep Si 60F
 (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
 10/11により精製して、3−[2−[3−(1−
ピロリル)フェニル]エチニル]ベンズアルデヒドジメ
チルアセクールのE一体135mg (収率:42%)
とZ一体127mgを得る。
上記の(E)一体アセタール135mgをテトラヒドロ
フラン5mlと2規定塩酸5m4の混液に溶解し、3時
間室温で撹拌後溶媒を減圧留去する。残渣を常法により
後処理後、得られたホルミル体をエタノール10m7に
溶解し、水素化ホウ素ナトリウム40 m gを加えて
室温で30分間撹拌する。反応液を減圧濃縮後、残渣を
酢酸エチル−水の系で分配し、常法により後処理後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−1
00,20g、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 5
/l]により精製すると、表題化合物78mg(収率;
67%)が無色結晶性粉末、m、p、108−110’
c、として得られる。
原料化合物の3−(1−ピロリル)ベンズアルデヒドに
代えて、3−(3−ピリジル)ベンズアルデヒドを用い
、他は参考例21と同様な反応を行なうと、(E)−3
−[2−[3−(3−ピリジル)フェニル]エチニル]
ベンジルアルコールが得られる。
参考例22 (Z)−3−[2−[3−(3−チエニル)フェニル] エテニ ル]ベンジルアルコール81mgをエタノール3mlに
溶解し、10%パラジウム−炭素15 m gの存在下
、常温常圧で15時間接触還元する。触媒を濾別後溶媒
を留去すれば、無色油状の表題化合物が定量的収率で得
られる。
原料化合物の(Z)−3−[2−[3−(3−チエニル
)フェニル]エチニル]ベンジルアルコールに代えて、
(Z)3−[2−[3−(1−ピロリル)フェニル]エ
チニル〕ベンジルアルコール又は(Z)−3−[2−[
3−(3−ピリジル)フェニル]エチニル]ベンジルア
ルコールを用い、他は参考例22と同様な還元を行なう
と、3−[2−[3−(1−ピロリル)フェニル]エチ
ル〕ベンジルアルコール及び3− [2−[3−(3−
ピリジル)フェニル]エチル]ベンジルアルコールが得
られる。
参考例23 5−ヒドロキシメチルフルフラールLoom/を無水エ
チルエーテル2mlに溶解し、水冷撹拌下、三臭化リン
307dのエチルエーテル溶液(1m/)を加えて同温
度で10分間撹拌する。反応液を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で洗浄後、(E)−N−エチル−6゜6−シメ
チルー2−ヘプテン−4−イニルアミン塩酸塩183m
g。
炭酸カリウム136mg及びジメチルホルムアミド3m
lを加えて室温で一夜撹拌する。反応液を減圧留去後、
残渣をエチルエーテル−水の系で分配し、常法により後
処理後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製すると、淡黄色油状の表題化合物132mg(収率:
53%)が得られる。
参考例24 (E) −N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4
−イニル)−N−メチル−4−エトキシカルボニル−2
−ピリジルメチルアミン〔4−エトキシカルボニル−2
−ピリジンメタノールをp4ルエンスルホニルクロリド
とトリエチルアミンによりトシル化後、(E)−N−メ
チル−6゜6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニルア
ミンと縮合させて合成コ160mgをトルエン2mlに
溶解し、−75〜−70°Cに冷却撹拌下、1M水素化
ジイソブチルアルミニウムートルエン溶液0.56mA
’を加えて同温度で40分間撹拌する。反応液を氷水に
注ぎ、エチルエーテルを加えて分液後、有機層を常法に
より後処理し、中圧液体クロマトグラフィー[カラム:
Lobar column、 5ize A、 Lic
hroprep 5t60F (メルク社製)、溶出溶
媒:へキサン/酢酸エチル=4/1]により精製すると
、淡黄色油状の表題化合物15mg(収率:l1%)が
得られる。
原料化合物の(E) −N−(6,6−シメチルー2−
へブテン−4−イニル)−N−メチル−4−エトキシカ
ルボニル−2−ピリジルメチルアミンに代えて、(E)
−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル
)−N−エチル−3−エトキシカルボニル−5−イソオ
キサシリルメチルアミン[5メチルイソオキサゾール−
3−カルボン酸エチルエステルをN−ブロモコハク酸イ
ミドによりブロム化後、(E)−N−エチル−6,6−
シメチルー2−へブテン−4−イニルアミンと縮合させ
て合成]を用い、他は参考例24と同様な反応を行なう
と、(E)−N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−
4−イニル)−N−エチル−3−ホルミル−5−イソオ
キサシリルアミンが得られる。
参考例25 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド3gと60%油
性水素化ナトリウム0.87gをテトラヒドロフラン1
3m/に懸濁し、メトキシメチルクロリド3.3mlの
ジメチつレホルムナミド溶液(10m/)を加えて室温
で1時間撹拌する。反応液を減圧留去後、残渣を酢酸エ
チル−水の系で分配し、有機層を常法により後処理後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−
200,150g、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
471]により精製して、3−ヒドロキシ−4−メトキ
シメチルオキシベンズアルデヒド1.78g(収率:4
5%)を得る。
上記のメトキシメチルオキシ体360 m gを40%
メチルアミン−メタノール溶液6mlに溶解し、水素化
ホウ素ナトリウム151mgを加えて室温で1時間撹拌
する。反応液を減圧留去後、残渣を酢酸エチル−水の系
で分配し、有機層を分取後溶媒を留去する。残渣をジメ
チルホルムアミド10m7に溶解し、l−ブロモ−6,
6−シメチルー2−ヘプテン−4−イン(2体:2体−
93:1の混合物)361mgと炭酸カリウム276m
gを加えて室温で一夜撹拌する。反応液を減圧濃縮後、
残渣をエチルエーテル−水の系で分配、し、有機層を分
取後、常法により後処理し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィ°−[ワコーゲルC−200,30g。
溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=371]により精製
すると、淡黄色油状の表題化合物140mg(収率:2
2%)が得られる。
原料の3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒドに代えて
、2.3−ジヒドロキシベンズアルデヒドを用い、これ
をクロロホルム中、メトキシメチルクロリドとトリエチ
ルアミンにより選択的にアルキル化して、3−ヒドロキ
シ−2−メトキシメチルオキシベンズアルデヒドを合成
、次いで参考例25と同様な反応を行なうと、(E)−
N−(6,6−シメチルー2−ヘプテン−4−イニル)
−N−メチル−3−ヒドロキシ−2−メトキシメチルオ
キシベンジルアミンが得られる。
参考例26 E −N−66−ジ チル−2−ヘプテン−4−ニル−
N−N−(3−ブロモメチルフェニル)フタルイミド(
N−(m−)リル)フタルイミドを四塩化炭素中、N−
ブロモコハク酸イミドによりブロム化して合成]6.O
gをジメチルホルムアミド100m1に溶解し、(E)
−N−エチル−6,6ジメチルー2−ヘプテン−4−イ
ニルアミン塩酸塩3.82gと炭酸カリウム7.87g
を加えて室温で一夜撹拌する。反応液を減圧留去後、残
渣を酢酸エチル−水の系で抽出し、有機層を分取後溶媒
を留去し、残渣を少量のエチルエーテルで洗浄して、(
E) −N−(6,6−シメチルー2〜へブテン−4−
イニル)−N−エチル−3−フタルイミドベンジルアミ
ン5.5g (収率ニア2%)、m、p、96−98°
C1を得る。
上記のベンジルアミン体150mgをエタノール5ml
に溶解し、ヒドラジン23 m gを加えて室温で30
分間撹拌する。沈殿を濾別後溶媒を留去し、残渣を塩化
メチレン−水の系で分配後、有機層を常法により後処理
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲル
C−100,5g、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
10/1→3/l]により精製すると、表題化合物95
mg(収率:95%)が淡黄色結晶性粉末、m、p、6
5−66°C1として得られる。
原料化合物の(E)−N−エチル−6,6−シメチルー
2−ヘプテン−4−イニルアミン塩酸塩に代えて1.(
E)−N−エチル−6−メドキシー6−メチルー2−ヘ
プテン−4−イニルアミン塩酸塩を用い、他は参考例2
6と同様な反応を行なえば、(E)−N−エチル−N・
(6−メドキシー6−メチルー2−へブテン−4−イニ
ル)−3−アミノベンジルアミンが得られる。
参考例27 3−ブロモベンズアルデヒドジメチルアセタール1.O
gとマグネシウム0.4gから調製したグリニヤール試
薬のテトラヒドロフラン溶液(20m/)に硫黄0.3
gを加え、室温で2時間撹拌後、水素化アルミニウムリ
チウム0.3gを加えて40℃で3時間撹拌する。
反応液を氷水に注ぎ、塩酸を加えて酸性とした後、エチ
ルエーテルを加えて抽出する。抽出液を常法により後処
理後溶媒を留去すると、3−メルカプトベンズアルデヒ
ド0.36g (収率:60%)が得られる。
上記のメルカプト体60 m gをジメチルホルムアミ
ド5mlに溶解し、3−(3−チエニル)ベンジルプロ
ミド50 m gと60%油性水素化ナトリウム30m
gを加えて室温で3時間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ
、常法により後処理後、中圧液体クロマトグラフィー〔
カラム: Lobar column、 5ize A
、 LichroprepSt 60F (メルク社製
)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=30/1→10
/l]により精製すると、無色油状の表題化合物2.3
mg (収率:4%)が得られる。
参考例28 参考例IOで得られた3−(2,5−ジヒドロ−3−チ
エニル)ベンジルアルコール30 m gをエタノール
250m1に溶解し、10%パラジウム−炭素50 m
 gを加えて、3.5kg/cm2の水素圧で8時間接
触還元する。
触媒を濾別後溶媒を威圧留去すると、 無色油状の 表題化合物25mg (収率:82%)が得られる。
参考例29 3−ブロモベンズアルデヒドジメチルアセタールとテト
ラヒドロチオピラン−3−オンを原料に用い、参考例1
0と同様な反応を行なって得られた3−(テトラヒドロ
−3−ヒドロキシ−3−チオピラニル)ベンズアルデヒ
ドジメチルアセクール534 m gを酢酸エチル5m
lに溶解し、水冷撹拌下、塩化メタンスルホニル187
dとトリエチルアミン553μを加えて30分間撹拌す
る。トリエチルアミンの塩酸塩を濾別後溶媒を留去し、
残渣をベンゼン20 m lに溶解後90%カリウムt
ert−ブトキシド373 m gを加えて室温で15
時間撹拌する。反応液にエチルエーテルと水を加え、常
法により後処理後、得られた3−ジヒドロチオピラニル
ベンズアルデヒドのジメチルアセクール体を1規定塩酸
3mlとテトラヒドロフラン6mlの混液に溶解し、室
温で3時間撹拌する。反応液を減圧留去後残渣をエチル
エーテルと水の系で分配し、常法により後処理後、得ら
れたホルミル体をテトラヒドロフラン20 m lに溶
解し、水素化アルミニウムリチウム380 m gを加
えて水冷下に1時間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、常
法により後処理後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[ワコーゲルC−200,20g、溶出溶媒;ヘキサ
ン/酢酸エチル= 2/1]により精製すると、表題の
3−(3,4−ジヒドロ−2H−チオピラン−5−イル
)ベンジルアルコール7mg(収率:2%)と3−(5
,6−ジヒドロ−2旦−チオピラン−3−イル)ベンジ
ルアルコール4mg(収率:1%)が得られる。
原料化合物のテトラヒドロチオピラン−3−オンに代え
て、テトラヒドロチオピラン−4−オンを用い、他は参
考例29と同様な反応を行なえば、3−(5,6−シヒ
ドロー2H−チオピラン−4−イル)ベンジルアルコー
ルが得られる。
参考例30 3−3−3−チエニル フェ  シ  ル ベンジルヱ
丑jヒシねl製置 3−ブロモメチルベンズアルデヒド1.4gをジメチル
ホルムアミド3mlに溶解し、3〜ブロモフェノール1
.5gと60%油性水素化ナトリウム0.36gから調
製したフェノラートのテトラヒドロフラン溶液(5m4
)に加えて室温で2時間撹拌する。溶媒を留去し、水と
酢酸エチルを加えて抽出後常法により後処理して、粗製
の3−(3−ブロモフェノキシメチル)ベンズアルデヒ
ドを得る。
上記のアルデヒド体440mg、 トリブチル(3−チ
エニル)スタナン747 m g及びテトラキス(トリ
フェニルホスフィン)パラジウム10mgを用い、参考
例12と同様な反応を行なえば、3−[3−(3−チエ
ニル)フェノキシメチル]ベンズアルデヒド341 m
 g(収率ニア7%)が得られる。
上記チエニル体341mgをエタノール5mlに懸濁し
、水素化ホウ素ナトリウム44 m gを加えて室温で
30分間撹拌する。溶媒を留去し、水とエチルエーテル
を加えて抽出後、常法により後処理すれば、白色粉末結
晶の表題化合物288mg (収率:83%)、m、p
、62−63℃、が得られる。
原料化合物の3−ブロモフェノールに代えて3−ブロモ
チオフェノールを用い、他は参考例30と同様な反応を
行なうと、3−(3−(3−チエニル)フェニルチオメ
チル]ベンジルアルコールが得られる。
参考例31 3−メルカプトベンズアルデヒド200 m gをジメ
チルホルムアミド6mlに溶解し、3−ヒドロキシメチ
ルベンジルプロミド291mg及び炭酸カリウム402
 m gを加えて室温で3時間撹拌する。溶媒を留去汲
水とエチルエーテルを加えて抽出し、常法により後処理
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲル
C−200,Log、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル
=2/11により精製して、淡黄色油状の3−[3−(
ヒト”ロキシメチル)ベンジルチオ]ベンズアルデヒド
190mg(収率:51%)を得る。
上記のアルデヒド体172mg、 p−)ルエンスルホ
ニルメチルイソシアニド130mg及び炭酸カリウム9
2 m gを用い、他は参考例8と同様な反応を行なえ
ば、表題化合物167mg (収率:84%)が得られ
る。
参考例32 参考例3で得られた3−(l−ピロリル)ベンジルメタ
ンスルホネート47 m gをジメチルホルムアミド1
mlに溶解し、3−メルカプトベンズアルデヒド36 
m g及び炭酸カリウム36 m gを加えて室温で一
夜撹拌する。溶媒を留去し、常法により後処理後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−20
0,3g、ヘキサン/酢酸エチル=5/1]により精製
すれば、3−[3−(1−ピロリル)ベンジルチオ]ベ
ンズアルデヒド34mg(収率:58%)が得られる。
上記アルデヒド体を水素化ホウ素ナトリウムを用いて常
法により還元すれば、無色油状の表題化合物が得られる
原料化合物の3−(1−ピロリル)ベンジルメタンスル
ホネート及び/又は3−メルカプトベンズアルデヒドに
代えて、それぞれ対応するメ・タンスルホネート誘導体
及び/又は3−ヒドロキシベンズアルデヒドを用い、他
は参考例32と同様な反応を行なえば、3−[3−(3
−チエニル)ベンジルオキシ]ベンジルアルコール、3
−[4−(3−チエニル)−2−チエニルメチルチオ]
ベンジルアルコール、3−[3−(5−オキサシリル)
ベンジルチオ]ベンジルアルコール及び3−[3−(l
−ピロリル)ベンジルオキシ]ベンジルアルコールが得
られる。
参考例33 3−(3−チエニル)ベンジルブロマイド[3−(3−
チエニル)ベンズアルデヒドを水素化ホウ素ナトリウム
で還元後、三臭化リンを用いて製造]と4−カルボエト
キシ−2−メルカプトチアゾール[J、 Org。
Chem、、 25 1337 (1960)]を用い
、参考例32と同様な反応を行ない、得られたエステル
体を水素化アルミニウムリチウムで還元すれば表題化合
物が得られる。
参考例34 5−3−チエニル−3−二ニル   −ルの5−ブロモ
−3−チオフェンカルボン酸エチルエステル[J、 A
m、 Chem、 Soc、、 26.2446.(1
954)参照] 380mg、 )リブチル(3−チエ
ニル)スタナン730 m g及びテトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム10 m gを用い、参
考例12と同様な反応を行なえば、5−(3−チエニル
)−3−チオフェンカルボン酸エチルエステル172m
g(収率:51%)が得られる。
上記チエニルチオフェン誘導体172mgを無水テトラ
ヒドロフラン3mlに溶解し、水冷下、水素化アルミニ
ウムリチウム28 m gを加えて20分間撹拌する。
水とエチルエーテルを加えて抽出し、常法により後処理
すれば、表題化合物が定量的収率で得られる。
原料化合物の5−ブロモー3−チオフェンカルボン酸エ
チルエステルに代えて5−ブロモ−3−ピリジンカルボ
ン酸メチルエステル又は5−ブロモ−2−フランカルボ
ン酸メチルエステル[J、 Org、 Chem、、 
21517 (1956)]を用い、他は参考例34と
同様な反応を行なうと、5−(3−チエニル)−3−ピ
リジルメタノール及び5−(3−チエニル)−2−フリ
ルメタノールが得られる。
参考例35 2−3− ユニルー5−チ lル  ノールの3−チオ
カルバモイルチオフェンを出発原料としてJ、 Het
erocyclic  Chem、、 23.577 
(1986)を参照して合成する。
参考例36 3−3−チエニル−5−イソ  ゛tルメ ノールの3
−カルバモイルチオフェンを出発原料としてJ。
Chem、 Soc、 Perkin  I、 234
2 (1987)を参照して台底する。
参考例37 参考例29で得られた3−(テトラヒドロ−3−ヒドロ
キシ−3−チオピラニル)ベンズアルデヒドジメチルア
セクール700m、g、 トリエチルアミン0.72m
1及びメタンスルホニルクロリド0 、24 m /を
酢酸エチル7ml中で反応させ、得られた粗製のメタン
スルホネート体をエチルエーテル1orn/に溶解し、
水冷撹拌下、水素化アルミニウムリチウム495 m 
gを加えて室温で3時間撹拌する。常法により後処理後
、溶媒を留去し、残渣をテトラヒドロフラン10m/に
溶解後、2規定塩酸8mlを加えて室温で1時間撹拌す
る。エチルエーテルを加えて抽出し、常法により後処理
して、3−テトラヒドロチオピラニルベンズアルデヒド
を得る。
得られたアルデヒド体を水素化アルミニウムリチウムを
用いて常法により還元すれば、無色油状の表題化合物7
5mg(収率:14%)が得られる。
参考例38 参考例10の中で中間体として得られる3−(2,3−
ジヒドロ−4−チエニル)ベンズアルデヒド100 m
 gと3−カルボエトキシベンジルエチルホスホネート
[Au5tralian  J、Chem、、18.1
63.  (1965)参照] 157mgをジメチル
ホルムアミド1m/に溶解し、60%油性水素化ナトリ
ウム31mgを加えて室温で3時間撹拌する。溶媒を留
去抜水と酢酸エチルを加え抽出し、常法により後処理後
中圧液体クロマトグラフィー[カラム: Lobar 
column。
5ize A、 Lichroprep Si 60F
  (メルク社製)、溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル
=30/1→20/1]により精製して、(E)−3−
[2−[3−(2,3−ジヒドロ−4−チエニル)フニ
ニル]エチニル]安息香酸エチルエステル70mg (
収率:41%)を得る。
上記のエステル体を参考例34と同様に還元し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[ワコーゲルC−200
,Ig、溶出溶媒:へキサン/酢酸エチル=10/1→
2/l]により精製すれば、表題化合物41mg(収率
:63%)が得られる。
参考例39 2−チオフェンカルバルデヒドジメチルアセクール12
.5gを無水エチルエーテル80 m /に溶解し、窒
素雰囲気下、−10℃で15%n−ブチルリチウム−ヘ
キサン溶液19.7mjを加えて室温で2時間撹拌する
。反応液に撹拌下ジメチルホルムアミド2.46m1の
エチルエーテル溶液30mrを、−4,0℃で加えた後
室温で2時間撹拌する。エチルエーテルで抽出後、常法
により後処理し、減圧蒸留により精製すれば、淡黄色油
状の2,5−チオフェンジ力ルバルデヒドモノジメチル
アセタール3.3g (収率:59%)が得られる。
上記のアルデヒド体100mg、 3−(3−チエニル
)ベンジルエチルホスホネート168mg及び60%油
性水素化ナトリウム22 m gを原料に用い、参考例
38と同様な反応を行なった後、50%トリフルオロ酢
酸水溶液を加えて室温で1時間撹拌する。飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加えて中和後、常法により後処理し
、中圧液体クロマトグラフィー[カラム: Lobar
 column、 5ize B、 Lichropr
epSi 60F (メルク社製)、溶出溶媒;へキサ
ン/酢酸エチル=5/I]により精製すれば、(E)−
5−[2[3−(3−チエニル)フェニル]エチニル]
−2−チオフェンカルバルデヒドll1mg(収率:6
9%)が黄色油状物として得られる。
上記のアルデヒド体を水素化ホウ素ナトリウムを用いて
常法により還元すれば、表題のアルコール体が得られる
原料化合物の2−チオフェンカルバルデヒドジメチルア
セタールに代えて、4−ブロモ−2−チオフェンカルバ
ルデヒドエチレンアセタール[J、 Org、 Che
m、。
す、、 1320.  (1976)]を用い、他は参
考例39と同様な反応を行なえば、(E)−4−[2−
[3−(3−チエニル)フェニル]エチニル]−2−チ
エニルメタノールを得られる。
参考例40 4−5−オキ ゛1ルー2−チェニルメク −ルの2.
4−チオフェンカルバルデヒド−2−ジメチルアセクー
ルとp−トルエンスルホニルイソシアニドを原料に用い
、参考例8と同様な反応を行なって得られる4−(5−
オキサシリル)−2−チオフェンカルバルデヒドジメチ
ルアセクールを参考例39と同様な処理により脱アセタ
ール後還元すれば表題化合物が得られる。
参考例41 4−(3−チエニル)−2−チオフェンカルバルデヒド
loomg及び3−クロロメチルベンジルトリフェニル
ホスホニウムクロリド[α、α°−ジクロローm−キシ
レンとトリフェニルホスフィンをキシレン中で加熱還流
して製造] 250mgをテトラヒドロフラン1m7に
懸濁し、水冷下、60%油性水素化ナトリウム31 m
 gを加えて室温で1.5時間撹拌する。溶媒を留去し
、l規定塩酸により中和した後酢酸エチルで抽出する。
常法により後処理後シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[ワコーゲルC−300,5g1溶出溶媒:ヘキサン
/酢酸エチル= 1071]により精製し、クロロホル
ム−ヘキサンにより再結晶すれば、淡黄色結晶性粉末の
表題化合物80mg(収率:49%)、m、p、l 3
7−138°C2が得られる。
参考例42 E −3−2−3−5−゛  ル フェニル エテニ3
−ブロモベンズアルデヒド1.0g及び3−カルボメト
キシペンジルトリフェニルホスフィンブロミド[3−ブ
ロモメチル安息香酸メチルエステルとトリフェニルホス
フィンをキシレン中で加熱還流し製造]2.7gを原料
に用い、参考例41と同様な反応を行なえば、3−[2
−(3−ブロモフェニル)エチニル]安息香酸メチルエ
ステルの(E)体と(Z)体の混合物1.3gが得られ
る。
上記の幾何異性体混合物1.3gをトルエン6mlに溶
解し、ヨウ素70 m gを加えて一夜加熱還流する。
反応液を亜ニチオン酸ナトリウム水溶液で洗浄後、常法
により後処理し、酢酸エチル−ヘキサンにより再結晶す
れば、(E)−3−[2−(3−ブロモフェニル)エチ
ニル]安息香酸メチルエステル817mg(収率:47
%)、m、p、79−84℃、が淡黄色結晶粉末として
得られる。
上記のブロモ体及びトリブチル(5−チアゾリル)スタ
ナンを、参考例12と同様な条件により反応させて得ら
れる3−[2−[3−(5−チアゾリル)フェニル]エ
チニル]安息香酸メチルエステルを、水素化アルミニウ
ムリチウムを用いて常法により還元すれば表題化合物が
得られる。
参考例43 4−ブロモ−2−チオフェンチオール[Chem、 A
bst、。
■、 4277 (1962)]及び]3−ブロモメチ
ルベンズアルデヒを原料に用い、参考例31と同様な反
応を行なって得られた3−(4−ブロモチエニルチオメ
チル)ベンズアルデヒド、トリブチル(3−チエニル)
スタナン及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウムを用い、参考例12と同様な反応を行なえば、
無色油状の表題化合物が得られる。
及凱曵亘ヱ 本発明化合物は、哺乳動物のスクアレン・エポキシダー
ゼを阻害することによりコレステロールの生合成を阻害
し、血中コレステロール値を低下させる。従って、コレ
ステロールの過剰に起因する疾患、例えば肥満、高脂血
症、動脈硬化症並びにそれらに付随する心臓疾患及び脳
疾患等の治療及び予防剤として有効性が期待できる。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] 〔式中、A^1及びA^2は同一又は異なってメチン基
    、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を示し;Q^1及び
    Q^2は同一又は異なって窒素原子、酸素原子及び硫黄
    原子からなる群から選ばれる1個又は2個のヘテロ原子
    を含んでいてもよく、且つ、隣接する炭素原子及びA^
    1又はA^2と共に5員又は6員の芳香環を形成する基
    を示し;X及びYは同一又は異なっていてもよく、各々
    、酸素原子、硫黄原子、カルボニル基、式:−CHR^
    a−(ここで、R^aは水素原子又は低級アルキル基を
    示す)で表される基又は式:−NR^b−(ここで、R
    ^bは水素原子又は低級アルキル基を示す)で表される
    基を示すか、或いはX及びYの両者が一緒になってビニ
    レン基若しくはエチニレン基を示し;R^1は窒素原子
    、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選ばれる1個〜
    4個のヘテロ原子を含む5員又は6員の複素環基を示し
    ;R^2は低級アルキル基、アリル基、プロパルギル基
    又はシクロプロピル基を示し;R^3及びR^4は同一
    又は異なって低級アルキル基を示すか、或いは両者が結
    合して隣接する炭素原子と共にシクロアルカンを形成す
    る基を示し;R^5は水素原子、低級アルキル基又は低
    級アルコキシ基を示し;R^6及びR^7は同一又は異
    なって水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、低
    級アルキル基又は低級アルコキシ基を示す。但し、X及
    びYのどちらか一方が酸素原子、硫黄原子又は式:−N
    R^b−(ここで、R^bは前記の意味を有する)で表
    される基を示す場合、他方はカルボニル基又は式:−C
    HR^a−(ここで、R^aは前記の意味を有する)で
    表される基を示す]で表される置換アリルアミン誘導体
    及びその無毒性塩。
  2. (2)R^1がピロリル基、フリル基、チエニル基、オ
    キサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イ
    ソチアゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキ
    サジアゾリル基、チアジアゾリル基、トリアゾリル基、
    テトラゾリル基、フラザニル基、ピリジル基、ピリダジ
    ニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアジニル
    基、ジヒドロチエニル基、テトラヒドロチエニル基、ピ
    ロリニル基、ピロリジニル基、オキサゾリニル基、オキ
    サゾリジニル基、イソオキサゾリニル基、イソオキサゾ
    リジニル基、チアゾリニル基、チアゾリジニル基、イソ
    チアゾリニル基、イソチアゾリジニル基、1,2−ジチ
    オラニル基、1,3−ジチオラニル基、1,2−ジチオ
    リル基、1,3−ジチオリル基、ジヒドロチオピラニル
    基、テトラヒドロチオピラニル基、1,4−ジチアニル
    基、1,4−ジチイニル基、1,4−オキサチイニル基
    又はチオモルホリニル基であり; 式:▲数式、化学式、表等があります▼又は式:▲数式
    、化学式、表等があります▼で表され る5員又は6員の芳香環が同一又は異なってベンゼン環
    、ピロール環、フラン環、チオフェン環、オキサゾール
    環、イソオキサゾール環、チアゾール環、イソチアゾー
    ル環、イミダゾール環、1,3,4−オキサジアゾール
    環、1,3,4−チアジアゾール環、ピリジン環、ピリ
    ダジン環、ピリミジン環、ピラジン環又はトリアジン環
    である第1請求項記載の置換アリルアミン誘導体及びそ
    の無毒性塩。
  3. (3)式:▲数式、化学式、表等があります▼で表され
    る5員又は6員 の芳香環がベンゼン環又はチオフェン環である第2請求
    項記載の置換アリルアミン誘導体及びその無毒性塩。
  4. (4)R^1がチエニル基、ピロリル基、オキサゾリル
    基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリ
    ル基、イミダゾリル基、ピリジル基又はジヒドロチエニ
    ル基であり;式:▲数式、化学式、表等があります▼で
    表 される5員又は6員の芳香環がベンゼン環又はチオフェ
    ン環であり;式:▲数式、化学式、表等があります▼で
    表される 5員又は6員の芳香環がベンゼン環、ピロール環、フラ
    ン環、チオフェン環、オキサゾール環、イソオキサゾー
    ル環、チアゾール環、イソチアゾール環、イミダゾール
    環、1,3,4−オキサジアゾール環、1,3,4−チ
    アジアゾール環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジ
    ン環、ピラジン環又はトリアジン環である第1請求項記
    載の置換アリルアミン誘導体及びその無毒性塩。
  5. (5)R^1が3−チエニル基、1−ピロリル基、5−
    オキサゾリル基、4−イソオキサゾリル基、5−イソオ
    キサゾリル基、4−チアゾリル基、5−チアゾリル基、
    3−イソチアゾリル基、4−イソチアゾリル基、5−イ
    ソチアゾリル基、3−ピリジル基、2,3−ジヒドロ−
    4−チエニル基、2,5−ジヒドロ−3−チエニル基で
    ある第4請求項記載の置換アリルアミン誘導体及びその
    無毒性塩。
  6. (6)式:▲数式、化学式、表等があります▼で表され
    る5員又は6員 の芳香環がベンゼン環、フラン環、チオフェン環、オキ
    サゾール環、イソオキサゾール環、チアゾール環、イソ
    チアゾール環、1,3,4−オキサジアゾール環、1,
    3,4−チアジアゾール環、ピリジン環、ピリダジン環
    、ピリミジン環又はピラジン環である第4又は第5請求
    項記載の置換アリルアミン誘導体及びその無毒性塩。
  7. (7)Xがメチレン基であり;Yがメチレン基、酸素原
    子、硫黄原子若しくはイミノ基であるか、又はYがメチ
    レン基であり;Xがメチレン基、酸素原子、硫黄原子若
    しくはイミノ基であるか、或いはX及びYの両者が一緒
    になって(E)−ビニレン基である第4、第5又は第6
    請求項記載の置換アリルアミン誘導体及びその無毒性塩
  8. (8)R^2がメチル基、エチル基又はプロピル基であ
    り;R^3及びR^4がメチル基であり;R^5がメチ
    ル基、エチル基又はメトキシ基である第7請求項記載の
    置換アリルアミン誘導体及びその無毒性塩。
  9. (9)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[II] [式中、A^1、A^2、Q^1、Q^2、X、Y、R
    ^1、R^2、R^6及びR^7は第1請求項で定義し
    たとおりである]で表される置換アミン誘導体又はその
    適宜保護された化合物に、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[III] [式中、Zは脱離基を示し;R^3、R^4及びR^5
    は第1請求項で定義したとおりである]で表される化合
    物を作用させ、その後要すれば保護基を除去するか、又
    は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] [式中、A^1、A^2、Q^1、Q^2、X、Y、R
    ^1、R^6、R^7及びZは前記の意味を有する]で
    表される化合物又はその適宜保護された誘導体に、一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼[V] 〔式中、R^2、R^3、R^4及びR^5は前記の意
    味を有する]で表される置換アミン誘導体を作用させ、
    その後要すれば保護基を除去し、次いで必要に応じて無
    毒性塩に変えることを特徴とする、第1請求項に記載の
    一般式[ I ]で表される置換アリルアミン誘導体及び
    その無毒性塩の製造法。
  10. (10)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[VI] [式中、A^1、A^2、Q^1、Q^2、X、Y、R
    ^1、R^3、R^4、R^5、R^6及びR^7は第
    1請求項で定義したとおりである]で表される置換アリ
    ルアミン誘導体又はその適宜。 保護された化合物に、一般式 Z−R^2[VII] 〔式中、R^2は第1請求項で定義したとおりであり;
    Zは脱離基を示す]で表される化合物を作用させ、その
    後要すれば保護基を除去し、次いで必要に応じて無毒性
    塩に変えることを特徴とする、第1請求項に記載の一般
    式[ I ]で表される置換アリルアミン誘導体及びその
    無毒性塩の製造法。
  11. (11)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[VIII] [式中、X^aはカルボニル基又は式:−CHR^a−
    (ここで、R^aは水素原子又は低級アルキル基を示す
    )で表される基を示し;Zは脱離基を示し;A^1、Q
    ^1、R^1及びR^6は第1請求項で定義したとおり
    である]で表される化合物又はその適宜保護された誘導
    体に、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[IX] [式中、Y^aは酸素原子、硫黄原子又は式:−NR^
    b−(ここで、R^bは水素原子又は低級アルキル基を
    示す)で表される基を示し;またA^2、Q^2、R^
    2、R^3、R^4、R^6及びR^7は第1請求項で
    定義したとおりである]で表される置換アミン誘導体又
    はその適宜保護された化合物を作用させ、その後要すれ
    ば保護基を除去し、次いで必要に応じて無毒性塩に変え
    ることを特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ^a] [式中、A^1、A^2、Q^1、Q^2、X^a、Y
    ^a、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^
    6及びR^7は前記の意味を有する]で表される置換ア
    リルアミン誘導体及びその無毒性塩の製造法。
  12. (12)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[X] 〔式中、X^bは酸素原子、硫黄原子又は式:−NR^
    b−(ここで、R^bは水素原子又は低級アルキル基を
    示す)で表される基を示し;A^1、Q^1、R^1及
    びR^6は第1請求項で定義したとおりである]で表さ
    れる化合物又はその適宜保護された誘導体に、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[X I ] [式中、Y^bはカルボニル基又は式:−CHR^a−
    (ここで、R^aは水素原子又は低級アルキル基を示す
    )で表される基を示し;Zは脱離基を示し;A^2、Q
    ^2、R^2、R^3、R^4、R^5及びR^7は第
    1請求項で定義したとおりである]で表される置換アミ
    ン誘導体又はその適宜保護された化合物を作用させ、そ
    の後要すれば保護基を除去し、次いで必要に応じて無毒
    性塩に変えることを特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ^b] [式中、A^1、A^2、Q^1、Q^2、X^b、Y
    ^b、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^
    6及びR^7は前記の意味を有する]で表される置換ア
    リルアミン誘導体及びその無毒性塩の製造法。
  13. (13)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[XII] [式中、A^1、Q^1、R^1及びR^6は第1請求
    項で定義したとおりである]で表される化合物に、一般
    式▲数式、化学式、表等があります▼[XIII] [式中、A^2、Q^2、R^2、R^3、R^4、R
    ^5及びR^7は第1請求項で定義したとおりである]
    で表される化合物を反応させ、次いで還元することを特
    徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ^C] [式中、A^1、A^2、Q^1、Q^2、R^1、R
    ^2、R^3、R^4、R^5、R^6及びR^7は前
    記の意味を有する]で表される置換アリルアミン誘導体
    又はその無毒性塩の製造法。
  14. (14)第1請求項に記載の一般式[ I ]で表される
    置換アリルアミン誘導体又はその無毒性塩を含有する高
    コレステロール血症処置剤。
  15. (15)第1請求項に記載の一般式[I]で表される置
    換アリルアミン誘導体又はその無毒性塩を含有する高脂
    血症処置剤。
  16. (16)第1請求項に記載の一般式[I]で表される置
    換アリルアミン誘導体又はその無毒性塩を含有する動脈
    硬化症処置剤。
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