JPH03178397A - 水浄化装置付水槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、観賞魚用水槽の水や魚の養殖用水、風呂水な
どの水を殺菌浄化する家庭用もしくは業務用水浄化装置
、また生ゴミを砕き水に混ぜて汚泥水とし、バイオでこ
の汚泥水を浄化する水浄化装置などに関するものである
。

従来の技術 例えば、観賞魚用水槽の場合、水槽の中の水は魚の代謝
作用と食べ残しの餌の分解と排せつ物が原因でアンモニ
アや汚れの発生と殺菌の繁殖などの問題がある。

これらの問題を解決するため、例えば第３図に示す水浄
化装置においては、水槽１内の水２をポンプ３で、ヒー
タ４および温度制御装置５から成る水温制御モジュール
６、内部に鉱物質を有し嫌気性微生物を培養する浄化モ
ジュール７、同しく内部に鉱物質を有し好気性微生物を
培養する浄化モジュール８、内部に紫外線ランプ９を使
用した殺菌モジュール１０内を順次強制循環させ、水の
浄化と殺菌を行っている。なお１１は水中に空気を送る
イジェクタ−１１２は水槽、ポンプ、各モジュールを接
続するパイプである。第４図は上記の各構成部品を組み
込んだ観賞魚用水槽の斜視図で、水槽１の下部には上記
ポンプや各モジュールなどを挿入する置台１７があり、
上部には水槽を明るくする蛍光灯などを装着したカバー
１８がある。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記の構成においては個々のモジュール
が独立しているために、水槽、ポンプ、個々のモジュー
ルをパイプ１２で接続する場合は置台１７の中で行わな
ければならないので、多くの工数がかかるとともに非常
に接続が行いにくかった。

また、上記のポンプや個々のモジュールが故障した場合
は、置台１７の中で接続パイプ１２をはずして取り出し
、修理しなければならないので非常にわずられしかった
。さらに、上記のポンプや個々のモジュールや接続パイ
プなどから万−水がもれた場合は水槽の水が全部もれて
しまうので水槽の置いである部屋全体が水びたしになっ
てしまう危険性がある。したがって、これらの商品を普
及させるには上記のポンプや個々のモジュールの接続を
簡単にして水の浄化装置を水槽に取りつける工数と故障
した時の修理工数を大幅に低減しなければならないとい
う課題と水浄化装置の個々の部品から万−水がもれた場
合でも水槽の水がもれないようにしなければならないと
いう大きな課題があった。

そこで、本発明は水浄化装置を水槽に取りつける工数を
大幅に低減し、値ごろ感のある水浄化装置とメンテナン
スのしやすい水浄化装置を提供することを第１の目的と
している。

また第２の目的は、上記の水浄化装置の個々の部品から
万−水がもれても水槽の水がもれない水浄化装置を提供
することにある。

課題を解決するための手段 そこで前記の各目的を達成するために本発明は、前記の
ポンプや個々のモジュールで構成される水浄化装置を箱
型の底板に一体的に配置するものである。さらに前記底
板に漏水検知用センサーを設置した構成である。

作用 本発明の水浄化装置は、個々のモジュールと循環ポンプ
で構成される水浄化装置を箱型の底板にあらかしめ一体
的に配置し、配管もすませてから水槽の置台に１体の水
浄化装置として設置できるので、従来のように置台の中
で循環ポンプと個々のモジュールをパイプで接続する必
要がないので、大幅な工数の削減が図れるとともにメン
テナンス時にも１体に構成された個々のモジュールと循
環ポンプおよび接続パイプを一緒に取り出せるのでメン
テナンス性も向上する。

また各モジュールと循環ポンプを接続パイプで配管した
水浄化装置を一体的に設置した箱型の底板に漏水検知用
センサーを配置しているので万一各部品から水もれがあ
っても前記の漏水検知センサーが検知して水槽の電磁弁
を閉じてしまうので、水槽の水がもれることはない。

実施例 以下本発明の一実施例における水浄化装置付水槽につい
て従来例の第４図と違っている点につき、図面とともに
説明する。

第１図は本発明の一実施例における水浄化装置付円柱型
水槽の斜視図である。従来例では水温制御モジュール６
、嫌気性微生物を培養する浄化モジュール７、好気性微
生物を培養する浄化モジュール８、殺菌モジュール１０
を別々に作りパイプ１２で接続する方法であるので、水
槽の置台に個々のモジュールとポンプを挿入する場合は
各モジュール間の接続およびポンプとのパイプ接続を置
台の中で実施しなければならなかった。本発明ではこれ
らの各モジュールと循環ポンプを接続パイプで配管した
水浄化装置を箱型１６の底板に一体的に設置して水槽の
置台の中へ着脱を容易にした。さらに、前記の箱型１６
の底板には漏水検知用センサー１４を配置しているので
万−各モジュールや循環ポンプおよびそれらの接続パイ
プから水がもれた場合は前記の漏水検知センサーが検知
して水槽１の水２の流路（往路）１２ａに設置した電磁
弁１３を閉してしまうので、水槽１の水２がもれること
はない。

第２図は、本発明の水が漏れた時に作動する電気回路図
である。トランス２１により変換された交流１２ｖが漏
水検知用センサー１４にかかっている。

一方、交流１２Ｖはダイオード２２により直流に変換さ
れ、コンパレータ２３に入力される。コンパレータ２３
は漏水検知用センサー１４の導通がない時の電圧と導通
のある時との電圧を比較するものであり、導通のある異
常時のみにトランジスター２４への入力を行い、これに
よりリレー２５が作動して電磁弁１３への送電を停止す
る。一方、漏水検知用センサー１４への導通のない正常
な使用状態では、コンパレータ２３はトランジスター２
４への人力を行わないためリレー２５が作動せず電磁弁
１３への送電に支障を生しない。

本発明は前記のように各モジュール本体と循環ポンプを
一体的にコンパクトに構成したので、従来不可能であっ
た円柱型水槽の置台にも水浄化装置を組み込むことがで
きるようになった。

発明の効果 以上のように本発明の水浄化装置付水槽によれば次の効
果を得ることができる。

（１）個々のモジュールの本体と循環ポンプを箱型の底
板に一体的に配置したので、水浄化装置が小型コンパク
トに槽底できる。

（２）シたがって、水槽の置台から水浄化装置の着脱が
容易になり、水槽置台への設置工数の削減ができるとと
もにメンテナンスもしやすくなる。

（３）　　また、円柱型水槽の置台にも入れることがで
きるようになったので、水浄化装置付円柱水槽もできる
ようになる。

（４）個々のモジュールの本体と循環ポンプを一体的に
配置した箱型の底板に漏水検知用センサーを設置し、こ
のセンサーと連動する電磁弁を水槽の水の流路に配置し
ているので水もれの事故を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における水浄化装置付円柱型
水槽の斜視図、第２図は水浄化装置の漏水防止システム
における電気回路図、第３図は従来の構成図、第４図は
従来の水浄化方式を徂み区んだ観賞魚用水槽の斜視図で
ある。 １・・・・・・水槽、５・・・・・・温度制御装置、６
・・・・・・水温制御モジュール、７．８・・・・・・
浄化モジュール、９・・・・・・紫外線ランプ、１０・
・・・・・殺菌モジュール、１６・・・・・箱型台、 １７・・・・・・水槽置台

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）水槽の水をポンプで循環させる強制循環流路と、
   この強制循環流路に鉱物質からなる水の浄化モジュルと
   紫外線ランプなどを使用した殺菌モジュルとヒータおよ
   び温度制御装置からなる水温制御モジュルなどを備え、
   前記各モジュルと循環ポンプで構成された水浄化装置を
   箱型の底板に一体的に配置し、水槽の置台から着脱を容
   易にした水浄化装置付水槽。
2. （２）前記各モジュルの本体と循環ポンプを一体的に配
   置した箱型の底板に漏水検知用センサーを設置した請求
   項１記載の水浄化装置付水槽。