JPH03118272A - 車両かじ取りハンドル管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両かじ取りノ・ンドル管に関するものであ
り、さらに詳しくいえば、ハンドル管に対して軸方向の
かじ取り輪のリーチを調節する手段をつけた車両かじ取
りハンドル管に関するものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、自動車又は貨物自動車のリーチを調節できる
かじ取りハンドル管装置に回転バツクラツシをなくす手
段を提供することである。

リーチ調節式装置は、かじ取り輪が軸方向に計器板に近
づいたり離れたりするように調節できるものである。許
容できる構成を作るために、この装置は、高いトルク能
力をもち認め得るバツクラツシのない低摩擦調節公金を
備える必賛がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の一つの面によれば、かじ取りハンドル管の二つ
の部分の間に継手を備え、前記継手は、かじ取りハンド
ル管を介する回転バックラッシの伝達を抑止するために
予荷重トルク抵抗を与える手段を組込んでおり、前記予
荷重トルク抵抗を与えるための手段は、外側スリーブ又
は管と共軸内側スリーブ又は管を二つのスリーブ又は管
の間に弾力的材料を固定して備えた弾力的部材であり、
前記弾力的材料は、内側スリーブ又は管のまわりに不均
一な厚さをもち、前記内側スリーブ又は管は前記外側ス
リーブ又は管に対して位置をずらされているので、かじ
取りハンドル管の二つの部分が継手を所定の位置におい
て互いに一直線に並べられるとき、弾力的部材は、一方
向に前記二つの部分間に回転バックラッシの伝達を抑止
する弾力的偏倚力を与えるようになっている車両かじ取
りハンドル管が提供される。

本発明のもう一つの面によれば、それに応じてかじ取ジ
輪のリンチをハンドル管に対して軸方向に調節する手段
を備えた車両かじ取りハンドル管が提供され、前記かじ
取りハンドル管は、回転バツクラツシをかじ取りハンド
ル管を介して伝わるのを抑止するために予荷重トルク抵
抗全与える手段を組込んでいる継手全かじ取りハンドル
管の二つの部分の間に備え、予荷重トルク抵抗を与える
前記手段は、外側スリーブ又は管及び共軸の内側スリー
ブ又は管を備え、二つのスリーブの間に弾力的材料が固
定されてお９、前記弾力的材料は、内側スリーブ又は管
のまわりの厚さが不均一であり、内側スリーブ又は管は
外側スリーブ又は管に対して位置をずらされているので
、かじ取りハンドル管の二つの部分が継手を適所におい
て、互いに一直線に並べられるとき、弾力的部材が二つ
の部分の間に回転バツクラックを伝えるための弾力的偏
倚力を一方向に与える。

好ましいのは、前記継手は、かじ取！ｌ１輪のリーチを
調節する前記手段の中に組込まれることである。

弾力的材料は、ゴム材料にすることができる。

少なくとも内側スリーブ又は管は、非円形断面のもので
、内側及び外側両方のスリーブ又は管は、同じ全体輪郭
をもっているのが好ましい。予荷重トルク抵抗は１弾力
的材料の内側スリーブ又は管のまわりの厚さを不均一に
することによって与えられる。この不均一な厚さのため
に１弾力的材料が応力を受けていない状態で、内側スリ
ーブ又は管は、外側スリーブ又は管に対してわずかな角
度、好ましくは約３〜５位置をずらされている。結合が
行われると、内側スリーブ又は管は、それを外側スリー
ブ又は管と一直線に並ばせるようにひねられ、弾力的材
料の弾力的偏倚力に抗して行われるこのひねりこそ５回
転バツクラックがかじ取９ノーンドル管を通して伝えら
れるのを抑止するために予荷重トルク抵抗を回転の一方
向に与えるものである。

外側スリーブは、かじ取りハンドル軸の二つの部分の一
方にたとえば、溶接によって結合できるし、又は外側ス
リーブは、かじ取りハンドル軸の一体部分を形成できる
。かじ取りハンドル軸のこの部分は、結果として、管状
断面の継手の領域内にある。かじ取りハンドル軸の継手
の領域内にある他方の部分、すなわち、内側スリーブ又
は管を通過するように考えられている部分は、非円形軸
又は管にすることができる。内側スリーブ又は管は、プ
ラスチック材料で作ることができる。

〔実施例〕

本発明をさらによく理解するため及び本発明をいかにし
て実施するかを示すために、例として、添付図面を参照
する。

まず第１図全参照すると、かじ取りノ・ンドル管は、か
じ取りラック１、下側取付は点２、かじ取りハンドル管
の一つの主要部分を形成する内側軸３、かじ取りノ・ン
ドル管の第２の主要部分を形成する外側管４、上側取付
は点５及び締め付はノ・ンドル８のついたリーチ調節装
置７を備えた継手６を含んでいる。外側管４の上端に取
付けられたかじ取り輪９が示されている。二重矢印は、
かじ取り輪９のリーチ調節の方向を示している。

第２図は、かじ取９ノ・ンドル管の二つの部分３と４の
間の継手６が回転バツクラックのかじ取りハンドル軸を
通して伝わるのを抑止する予荷重トルク抵抗を与える手
段をどのように組込みできるかをさらに厳密に示してい
る。この予荷重トルクは、一つの方向に一定なので、装
置内のどんなすきまをもリーチ調節装置７の一部分を形
成する継手においてたわみに変えることが目的である′
。

例示のように、下向側軸３は、継手６の端にグラスチッ
クのクリップ留めブシュ１０を備えた二重り形断面をも
っており、軸３とブシュ１０の両方がやはり二重り形の
断面のものである上広側管４の内側に置かれている。か
じ取りハンドル軸を介する主駆動は、機械的駆動機株全
二重り形断面にしたことによって安全性を守って、これ
らの部品を通して行われる。ブシュ１０は軸３にあるみ
ぞ３Ａの中におさまり、管４とブシュ１０は、互いに摺
動自在であｐ、ブシュ１０は、管４の中の軸３のために
摺動案内要素として作用する。

回転バックラッシュがかじ取りノ・ンドル軸を介して伝
わるのを抑止するために予荷重トルク抵抗を与えると、
継手６は、軸３の断面にマツチし、軸のまわりに摺動自
在な具合にぴったりはまる断面のプラスチックスリーブ
１１と、プラスチックスリーブ１１を囲んでそれに結合
されたゴム引張りブシュ１２の形をした弾力的部材と、
ゴムブシュ１２と管４の両方に結合された外側スリーブ
１３を備えている。スリーブ１３は１３Ａに示されてい
るように管４を溶接によって結合することもできるし、
又は１３Ｂにある代替構成として示されているように管
４の一体部分を形成することもできる。

第３図は、継手が軸３のまわ９にはめられる前、したが
って継手が予荷重をかけられる前の弾力的部材全含む継
手の部分を示している。この誇張図に示されているよう
に、ゴムブシュ１２の厚さは。

スリーブ１１のまわりでスリーブ１１とスリーブ１３の
間で不均一なので、スリーブ１１はスリーブ１３と角度
的に位置が狂っている。結合が行われると、スリーブ１
１がゴムブレ１１２０弾力的偏倚力に抗してねじらｉ−
ｃ、ゴムブシュと整列した状態になり、それによって予
荷重トルク抵抗を与える。

予荷重の度合は、ゴムの硬度又はスリーブ１１の変位の
度合を変えることによって調節できる。

第６図は、第２〜５図に示した構成の変更形を示し、こ
の変更形は、外側管４に管４の外周辺のまわりに接続さ
れた外側スリーブ１４を設けることを含んでいる。ゴム
ブシュ１５は第１の実施例のゴムブシュ１２と類似の構
成及び同じ目的をもっている。プラスチックブシュ１６
が外側スリーブ１４と軸３の間にはめられ、このプラス
チックブシュ１６は主な回転努力をかじ取ｐ輪からかじ
取りハンドル管の二つの部分の間に伝えるが、軸３がか
じ取りハンドル管を通ってすべることができるように意
図されている。プラスチックブシュ１６をはめると、装
置は、−直線にされ、これは、ブシュ１５によって加え
られたスリーブ１４と管４の間の角変位があるためにプ
ラスチックブシュ１６と１５に予荷重トルク抵抗を加え
る。

上述の継手がリーチ調節設備のないかじ取りハンドル管
の中に組込まれ得ることも考えられている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、かじ取りノ・ンドル軸に関して軸方向におけ
るかじ取り輪のリーチを調節する手段を備えた車両かじ
取ｐノ・ンドル管の図解的側面図、第２図は、かじ取９
ノ１ンドル管の二つの部分の間の継手を示すかじ取りノ
・ンドル管の側面図、第３図は、第２図の線ｙ−Ｐ／に
大体沿ってとられているが、予荷重トルク抵抗がいかに
して継手に与えられるかを誇張的に示している継手の一
部分を通る断面図。 第４図は、第２図の線ｙ−ｙに沿ってとった断面図。 第５図は、第２図の線Ｖ−Ｖに沿ってとった断面図。 第一６図は、第２図と同様であるが代替実施例を示す断
面図、 第７図は、第６図の線■−■に沿ってとった断面図、 第８図は、第６図の線■−■に沿ってとった断面図。 第９図は、第６図の線Ｘ−Ｋに沿ってとった断面図であ
る。 １−一かじ取りラック、３−一内側軸、４−一外側管。 ６一−継手　７−−　Ｉ７−チ調節装置、８−一締め付
はノ・ンドル、９−一かじ取り輪、１０−−プラスチッ
クブシュ１１．１３−−スリーブ、１２−−ゴムブシュ
、１４−一外側スリーブ、１５−−ゴムブシュ−１６−
−プラスチックブシュ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、かじ取りハンドル管の二つの部分の間に継手を備え
   、前記継手は、かじ取りハンドル管を介する回転バック
   ラッシュの伝達を抑止するために予荷重トルク抵抗を与
   える手段を組込んでおり、前記予荷重トルク抵抗を与え
   るための手段は、外側スリーブ又は管と共軸内側スリー
   ブ又は管を二つのスリーブ又は管の間に弾力的材料を固
   定して備えた弾力的部材であり、前記弾力的材料は、内
   側スリーブ又は管のまわりに不均一な厚さをもち、前記
   内側スリーブ又は管は前記外側スリーブ又は管に対して
   位置をずらされているので、かじ取りハンドル管の二つ
   の部分が継手を所定の位置において互いに一直線に並べ
   られるとき、弾力的部材は、一方向に前記二つの部分間
   に回転バックラッシュの伝達を抑止する弾力的偏倚力を
   与えるようになつている車両かじ取りハンドル管。 ２、かじ取り輪のリーチをハンドル管に対して軸方向に
   調節する手段を備え、車両かじ取りハンドル管であつて
   、回転バツクラツシをかじ取りハンドル管を介して伝わ
   るのを抑止するために予荷重トルク抵抗を与える手段を
   組込んでいる継手をかじ取りハンドル管の二つの部分の
   間に備え、予荷重トルク抵抗を与える前記手段は外側ス
   リーブ又は管及び共軸の内側スリーブ又は管を備え、二
   つのスリーブの間に弾力的材料が固定されており、前記
   弾力的材料は、内側スリーブ又は管のまわりの厚さが不
   均一であり、内側スリーブ又は管は外側スリーブ又は管
   に対して位置をずらされていて、かじ取りハンドル管の
   二つの部分が継手を適所において、互いに一直線に並べ
   られるとき、弾力的部材が二つの部分の間に回転バツク
   ラツシを伝えるための弾力的偏倚力を一方向に与えるこ
   とを特徴とする車両かじ取りハンドル管。 ３、前記継手がかじ取り輪のリーチを調節する前記手段
   に組込まれている請求項２に記載の車両かじ取りハンド
   ル管。 ４、前記弾力的材料がゴム材料である請求項１、２又は
   ３のいずれか一つに記載の車両かじ取りハンドル管。 ５、前記内側スリーブ又は管が非円形断面のものである
   請求項１ないし４のいずれか一つに記載の車両かじ取り
   ハンドル管。 ６、内側及び外側両方のスリーブ又は管が同じ全体輪郭
   を有する請求項５に記載の車両かじ取りハンドル軸。 ７、前記外側スリーブ又は管がかじ取りハンドル軸の前
   記二つの部分の一方に結合されている請求項１ないし６
   のいずれか一つに記載の車両かじ取りハンドル軸。 ８、前記外側スリーブ又は管がかじ取りハンドル軸の前
   記二つの部分の一方の一体部分を形成する請求項１ない
   し７のいずれか一つに記載の車両かじ取りハンドル管。 ９、前記一方の部分が管状であり、他方の前記部分が軸
   である請求項７又は８に記載の車両かじ取りハンドル管
   。 １０、前記軸が前記一方の部分及び前記弾力的部材の中
   に摺動自在に取付けられている請求項９に記載された発
   明のうちの請求項２に付随する車両かじ取りハンドル軸
   。 １１、前記軸が前記一方の部分の中に前記領域内にある
   前記軸の端にクリップ留めされたプラスチックスリーブ
   によつて摺動自在に取付けられている請求項１０に記載
   の車両かじ取りハンドル管。 １２、追加スリーブがさらに設けられ、前記弾力的部材
   が前記追加スリーブをかじ取りハンドル軸の前記一方の
   部分と接続し、前記追加スリーブとかじ取りハンドル軸
   との間にはめられ、前記追加スリーブが中を通つて摺動
   できるブシユがある請求項３ないし１１のいずれかに記
   載された発明のうちの請求項２に付随する車両かじ取り
   ハンドル管。