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JPH029561B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH029561B2
JPH029561B2 JP56167694A JP16769481A JPH029561B2 JP H029561 B2 JPH029561 B2 JP H029561B2 JP 56167694 A JP56167694 A JP 56167694A JP 16769481 A JP16769481 A JP 16769481A JP H029561 B2 JPH029561 B2 JP H029561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collagen
weight
cosmetic
cosmetic lotion
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56167694A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS5869806A (en
Inventor
Nobuo Mochida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mochida Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP16769481A priority Critical patent/JPS5869806A/en
Publication of JPS5869806A publication Critical patent/JPS5869806A/en
Publication of JPH029561B2 publication Critical patent/JPH029561B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
    • A61K8/65Collagen; Gelatin; Keratin; Derivatives or degradation products thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は新規なコラーゲン含有化粧用ローシヨ
ンに関する。更に詳しくは長期間保存後も可溶性
天然コラーゲンが変性、凝集、沈澱を起こさずし
かもそれを適用しても皮膚刺激性の低いコラーゲ
ン含有化粧用ローシヨンに関するものである。可
溶性天然コラーゲンは幼若動物又は動物胎児の皮
膚の結合組織より直接抽出して得られ、分子間お
よび分子内架橋結合を有しない未変化の天然コラ
ーゲンである。従来皮膚の生理的老化過程は真皮
の結合組織において未変化の可溶性コラーゲンが
分子間および分子内架橋結合の生成に伴い不溶性
コラーゲンに変化し、不溶性コラーゲンの含量が
高くなり、その結果皮膚の弾性が低下し湿潤性が
失われ、しわが増加すると言われている。この可
溶性天然コラーゲンについては皮膚を透過して結
合組織の可溶性コラーゲンの消失を阻止し又は可
溶性コラーゲンを補給してその弾性を増加させし
わを予防するという考え方の下に皮膚保護剤(特
公昭52―8384)として用いられてきた。 近年可溶性コラーゲンに関する研究が進み、そ
の構造、性状が明らかになるにつれ上記の考え方
には疑問がもたれむしろ可溶性天然コラーゲンに
ついてその優れた保水効果が注目されはじめてお
り、この保水効果を利用した化粧用クリーム、化
粧用乳液および化粧用ローシヨンが一部において
研究されている現状にある。しかしながら化粧用
ローシヨンの如く水系化粧料においては、可溶性
天然コラーゲンを単にそのまま各種の化粧料に混
合しただけでは溶解性の減少、加水分解、経日凝
集沈澱等の問題を生じ、著しく不安定である。 一方、天然のコラーゲンが熱変性によりゼラチ
ン化したものや、酸、アルカリ処理により分解し
た低分子ペプタイドは水に溶けやすく溶解性の減
少、経日凝集沈澱は起らないため、これらの水溶
液は比較的安定である。さらに蛋白分解酵素によ
り天然コラーゲン分子の末端部分に存在するテロ
ペプタイドを選択的に消化除去したアテロコラー
ゲンも同様に水に溶けやすく、安定なローシヨン
類を得ることは容易である(特開昭54―110336)。 可溶性天然コラーゲンは、これら低分子ポリペ
プタイドや酵素処理アテロコラーゲンとは異な
り、ローシヨンの如く水系化粧料においては溶解
性が十分ではなく、コラーゲン繊維分子が規則的
に配列を起こし経時的に、凝集沈澱を生じやす
い。 例えば可溶性天然コラーゲンの等電点はPH値
5.8であり弱酸性領域では容易に凝集沈澱を生じ、
またアルコールを用いた場合はコラーゲンが変性
をうけ凝集、沈澱を促進し、カチオン活性剤また
はアニオン活性剤などの界面活性剤はコラーゲン
と複合体を形成したりコラーゲン分子に変性を起
こし、濁りを生じたり経日凝集をおこし実用に供
し難い。 従つて商品価値の高いコラーゲン含有化粧用ロ
ーシヨンの製剤化は実質的に不可能であつたとい
える。 本発明は上記の如き化粧用ローシヨンにおける
問題点を解決すると共に従来に無い優れた化粧用
ローシヨンを得んものと鋭意研究した結果ついに
本発明を完成するに到つた。 本発明は安定なコラーゲン含有化粧用ローシヨ
ンにおいて、可溶化安定剤として塩化ナトリウ
ム、塩化カリウムまたはクエン酸ナトリウムのう
ちいづれか1つ又はそれ以上,0.5―2重量%,
およびブドウ糖,ソルビトールまたはマンニトー
ルのうちいづれか1つ又はそれ以上3―10重量%
を含有した水75―95重量%中に,分子量約30万の
可溶性天然(未処理)コラーゲン0.3―3重量%
の水性懸濁物0.1―5重量%含有せしめることを
特徴とする安定なコラーゲン含有化粧用ローシヨ
ンに関するもので、皮膚に適用することにより皮
膚角質層に適度な潤いを与え皮膚をなめらか(平
滑)にし、はりを与えることを目的とする。 本発明の目的の一つは前述の如き問題を解決し
可溶性天然コラーゲンの化粧料系での安定化を図
ることにある。本発明の化粧用ローシヨンとは通
常の整肌栄養化粧水の他、収れん化粧水、拭き取
り化粧水、シエープローシヨン、ボデイローシヨ
ン、液状パツク等をいう。本発明に適用されるコ
ラーゲンは可溶性天然(未処理)コラーゲンで分
子量約30万のものである。通常可溶性天然コラー
ゲンは幼若動物または動物胎児の皮膚、骨、腱な
どの結合組織より直接抽出して得られる分子間お
よび分子内架橋結合を有せず又コラーゲンのポリ
ペプチド鎖が酸、アルカリまたは酵素で分解をう
けていないものである。 本発明に適用される可溶性天然(未処理)コラ
ーゲンの性状は、薄い乳白色不透明の液で、弱酸
(PH3.0〜5.0)で抽出した水性懸濁物である。本
水性懸濁物は0.3〜3重量%の可溶性天然コラー
ゲンを含有するものである。 本発明に適用される可溶化安定剤は、塩類とし
ては塩化ナトリウム、塩化カリウム、クエン酸ナ
トリウム等の中性塩、糖類としてブドウ糖、ソル
ビトール、マンニトールなどの単糖類がコラーゲ
ンの可溶化安定剤として最も好ましい。これら中
性塩または単糖類はそれぞれ単独または2種以上
を混合して用いてもよい。コラーゲンの可溶化安
定化には塩類および糖類の両者を組み合せて用い
ることが必須で、濃度は塩類0.5〜2重量%、糖
類3〜10重量%の範囲が好ましい。塩類2%およ
び糖類10%以上では皮膚に対する刺激性が高くな
り、ベとつきが現れ使用感が悪くなり、また塩類
0.5%および糖類3%以下ではコラーゲンの可溶
化安定化が不十分であるため全重量中塩類0.5〜
2重量%及び糖類3〜10重量%とすることが好ま
しい。 天然コラーゲンの可溶化安定化に用いるこれら
塩類または糖類は上記の濃度においては、本発明
の化粧用ローシヨンを皮膚に適用したとき皮膚に
対し好ましい保湿作用も期待できるものである。 本発明においては上記コラーゲンと塩類および
糖類からなる可溶化安定剤に水を加えた3つの成
分を必須成分とし、可溶化安定剤として塩類と糖
類を上記の重量%で組み合わせて用いることが必
須条件で、かつPH領域を4〜10に保持することが
必要である。PH4以下およびPH10以上では皮膚に
適用する使用感および刺激性の点で好ましくな
く、PH10以上ではコラーゲンがゼラチン化を起こ
したり加水分解による低分子化を起こすため可溶
性天然コラーゲンの効果を失うためで最適にはPH
5〜9の範囲がよい。PH調整剤としてはリン酸系
炭酸系の無機酸ならびにそのアルカリ塩、クエン
酸、コハク酸酒石酸、リンゴ酸等の有機酸ならび
にそのアルカリ塩を全重量中1%程度以下で用い
ることが効果的である。本化粧用ローシヨンはそ
の他の主な化粧料成分として保湿剤、アルコール
類、界面活性剤、紫外線吸収剤、種々の薬効成
分、キレート剤等を用いることができる。 保湿剤は尿素、アミノ酸、ペプチド、乳酸塩、
PCA塩、グリセリンなどを用いることが可能で
ある。アルコール類はエチルアルコール、イソプ
ロピルアルコール等でコラーゲンの経日による変
性、凝集、沈澱および皮膚に対する刺激性を考慮
し10重量%程度までが使用可能な範囲である。界
面活性剤としてはカチオン活性剤、アニオン活性
剤はコラーゲンと複合体を形成したりコラーゲン
分子に変性をおこし、濁りを生じたり経日凝集を
おこし系での安定化が不良であるため使用を避け
るべきである。エーテル系ノニオン活性剤、エス
テル系ノニオン活性剤は使用することが可能であ
るが、とくにエーテル系ノニオン活性剤が良好で
あり、3重量%以下の使用が好ましい。紫外線吸
収剤としてはウロカニン酸系、ベンゾフエノン系
または安息香酸系を0.01〜2.00重量%の範囲で用
いることが好ましい。薬効成分としてはグリチル
リチン酸およびその誘導体、グリチルレチン酸お
よびその誘導体アラントインなどの抗炎症剤、ビ
タミンE、ビタミンB2誘導体などのビタミン類、
γ―オリザノールの如き血行促進剤等を用いるこ
とも可能である。 また本発明は通常の化粧用ローシヨンの如く香
料、防腐剤、色素、増粘剤等の化粧用原料を必要
に応じて用いることは言うまでもない。 次に本発明の製造法について述べると予め油溶
性化粧料成分(薬効成分、紫外線吸収剤、界面活
性剤、香料等)を溶解したアルコールに、水溶性
化粧料成分(可溶化安定剤、PH調整剤、薬効成
分、防腐剤、紫外線吸収剤等)を溶解(必要なら
ば加熱)した水を徐々に加え完全に混和溶解し、
次いで40℃以下で可溶性天然(未処理)コラーゲ
ンを加えて化粧用ローシヨンを得る方法が最適で
ある。可溶性天然コラーゲンは熱による変性を防
ぐため40℃以下の温度で加えることが必要であ
り、またコラーゲンと直接接触することにより変
性凝集を起こさせるような化粧料成分とくにアル
コールとの接触を出来るだけ避けるため上述の如
く、コラーゲンを最終段階で加えることが安定な
化粧用ローシヨンを得るために重要である。 上記の如くして得られた本発明化粧用ローシヨ
ンは、分子量約30万の可溶性天然(未処理)コラ
ーゲンの系への長期安定化を図り、可溶性天然コ
ラーゲンの有する優れた保水効果を効果的に発揮
させ得るもので従来の保湿剤のみを用いた化粧用
ローシヨンでは得られないしつとり感(潤い)を
皮膚角質層に与え皮膚とよくなじみ皮膚をなめら
か(平滑)にし、はりを与え得るものである。 次に本発明化粧用ローシヨンの実施例を示す。 配合割合は重量パーセントである。 実施例 1 化粧水 可溶性天然コラーゲン0.3重量%含有 水性懸濁物 0.5 ブドウ糖 5.0 塩化ナトリウム 0.8 炭酸ナトリウム 0.02 防腐剤 0.1 香料(水溶性) 微量 水 93.58 実施例 2 栄養化粧水 可溶性天然コラーゲン3重量%含有 水性懸濁物 2.0 ブドウ糖 3.0 ソルビトール 2.0 塩化ナトリウム 0.8 酢酸de―α―トコフエロール 0.1 エチルアルコール 7.0 1.3―ブチレングリコール 2.0 炭酸ナトリウム 0.2 防腐剤 0.05 香 料 微量 水 82.85 実施例 3 アストリンゼントローシヨン 可溶性天然コラーゲン0.3重量%含有 水性懸濁物 0.1 ブドウ糖 3.0 尿 素 2.0 塩化カリウム 0.5 エチルアルコール 10.0 グリセリン 1.0 クエン酸 0.01 リン酸水素ナトリウム 0.1 ウロカニン酸 0.05 防腐剤 0.05 香 料 微量 水 83.19 実施例 4 整肌化粧水 可溶性天然コラーゲン2重量%含有 水性懸濁物 1.0 ソルビトール 6.0 尿 素 2.0 塩化ナシリウム 0.5 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 エチルアルコール 5.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.3 コハク酸 0.01 コハク酸ナトリウム 0.15 p―アミノ酸安息香酸 1.0 防腐剤 0.1 香 料 微量 水 83.84 実施例 5 アフターシエーブローシヨン 可溶性天然コラーゲン0.3重量%含有 水性懸濁物 0.5 クエン酸ナトリウム 0.5 マンニトール 5.0 イソプロピルアルコール 10.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.4 プロピレングリコール 3.0 酒石酸 0.1 メントール 0.01 防腐剤 0.05 香 料 微量 水 80.44 実施例 6 液状パツク 可溶性天然コラーゲン3.0重量%含有 水性懸濁物 5.0 ブドウ糖 6.0 ポリエチレングリコール 3.0 塩化ナトリウム 1.0 グリチルレン酸ステアリル 0.05 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 0.3 ポリビニールアルコール 5.0 エチルアルコール 5.0 グリセリン 1.0 防腐剤 0.1 香 料 微量 水 74.55 次に本発明による化粧用ローシヨンの経時変化
について述べる。 表の説明 表は本発明による化粧用ローシヨンの経時変化
を本発明で用いている可溶化安定剤を使用しない
同一処方の化粧用ローシヨン(本発明化粧用ロー
シヨンから可溶化安定剤のみを除いたもの)の経
時変化と比較したものである。表1、表2、表
3、表4、表5および表6はそれぞれ実施例1,
2,3,4,5および6の化粧用ローシヨンの外
観性状の経時変化を示す。 表中、―〜の記号は化粧用ローシヨンの外観性
状の変化をコラーゲンの変性の程度により表わし
た。 − 変化なし ± コラーゲンわずかに凝集 + コラーゲン凝集 コラーゲン凝集沈澱。
The present invention relates to a novel collagen-containing cosmetic lotion. More specifically, the present invention relates to a collagen-containing cosmetic lotion whose soluble natural collagen does not undergo denaturation, aggregation, or precipitation even after long-term storage, and which causes low skin irritation when applied. Soluble natural collagen is obtained by directly extracting the connective tissue of the skin of young animals or animal fetuses, and is unaltered natural collagen having no intermolecular or intramolecular crosslinks. Conventionally, in the physiological aging process of the skin, unchanged soluble collagen in the connective tissue of the dermis changes to insoluble collagen with the generation of intermolecular and intramolecular cross-links, and the content of insoluble collagen increases, resulting in a decrease in skin elasticity. It is said that there is a decrease in wettability and an increase in wrinkles. This soluble natural collagen is used as a skin protective agent (Special Publication No. 1983-1983) based on the idea that it penetrates the skin and prevents the loss of soluble collagen in connective tissues, or replenishes soluble collagen to increase its elasticity and prevent wrinkles. 8384). In recent years, research on soluble collagen has progressed, and as its structure and properties have become clearer, the above concept has been questioned.In fact, soluble natural collagen has begun to attract attention for its excellent water-retaining effect, and cosmetic creams that utilize this water-retaining effect have been developed. Currently, some cosmetic emulsions and lotions are being studied. However, in water-based cosmetics such as cosmetic lotions, if soluble natural collagen is simply mixed into various cosmetics, problems such as decreased solubility, hydrolysis, and aggregation and precipitation over time will occur, making it extremely unstable. . On the other hand, natural collagen gelatinized by heat denaturation and low-molecular peptides decomposed by acid or alkali treatment are easily soluble in water and do not decrease in solubility or aggregate and precipitate over time, so these aqueous solutions are difficult to compare. It is stable. Furthermore, atelocollagen, which is obtained by selectively digesting and removing telopeptides present at the end portions of natural collagen molecules using proteolytic enzymes, is similarly easily soluble in water, making it easy to obtain stable lotions (Japanese Patent Application Laid-open No. 110336-1982). ). Unlike these low-molecular-weight polypeptides and enzyme-treated atelocollagen, soluble natural collagen does not have sufficient solubility in water-based cosmetics such as lotions, and collagen fiber molecules are arranged regularly and aggregate and precipitate over time. Easy to occur. For example, the isoelectric point of soluble natural collagen is the PH value
5.8, easily coagulates and precipitates in weakly acidic areas,
In addition, when alcohol is used, collagen is denatured and promotes aggregation and precipitation, while surfactants such as cationic or anionic surfactants form complexes with collagen or cause denaturation of collagen molecules, resulting in turbidity. It is difficult to put it to practical use because it causes aggregation over time. Therefore, it can be said that it has been virtually impossible to formulate a collagen-containing cosmetic lotion with high commercial value. The present invention has been made to solve the above-mentioned problems in cosmetic lotions, and has finally been completed as a result of intensive research aimed at creating a cosmetic lotion that is superior to the conventional cosmetic lotions. The present invention provides a stable collagen-containing cosmetic lotion comprising 0.5-2% by weight of any one or more of sodium chloride, potassium chloride or sodium citrate as a solubilization stabilizer;
and 3-10% by weight of one or more of glucose, sorbitol or mannitol
0.3-3% by weight of soluble natural (untreated) collagen with a molecular weight of approximately 300,000 in 75-95% by weight of water containing
This is a stable collagen-containing cosmetic lotion characterized by containing 0.1 to 5% by weight of an aqueous suspension of collagen, and when applied to the skin, it provides appropriate moisture to the stratum corneum of the skin and makes the skin smooth. , the purpose of which is to give strength. One of the objects of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to stabilize soluble natural collagen in cosmetic systems. The cosmetic lotion of the present invention refers to ordinary skin conditioning and nourishing lotions, as well as astringent lotions, wiping lotions, shape lotions, body lotions, liquid packs, and the like. The collagen applied to the present invention is soluble natural (unprocessed) collagen with a molecular weight of about 300,000. Normally, soluble natural collagen is obtained by directly extracting connective tissues such as the skin, bones, and tendons of young animals or animal fetuses, and has no intermolecular or intramolecular crosslinks. It is not broken down by enzymes. The nature of the soluble natural (unprocessed) collagen applied to the present invention is a thin milky opaque liquid, which is an aqueous suspension extracted with a weak acid (PH3.0-5.0). The aqueous suspension contains 0.3-3% by weight of soluble natural collagen. The solubilizing stabilizers applied to the present invention include neutral salts such as sodium chloride, potassium chloride, and sodium citrate as salts, and monosaccharides such as glucose, sorbitol, and mannitol as sugars. preferable. These neutral salts or monosaccharides may be used alone or in combination of two or more. For solubilization and stabilization of collagen, it is essential to use both salts and sugars in combination, and the preferred concentration is 0.5 to 2% by weight of salts and 3 to 10% by weight of sugars. Salts of 2% or more and sugars of 10% or more are highly irritating to the skin, become sticky and feel uncomfortable to use;
If 0.5% or less and sugars are less than 3%, the solubilization and stabilization of collagen is insufficient, so salts of 0.5 to 0.5% of the total weight
2% by weight and 3 to 10% by weight of sugars. At the above concentrations, these salts or saccharides used to solubilize and stabilize natural collagen can be expected to have a favorable moisturizing effect on the skin when the cosmetic lotion of the present invention is applied to the skin. In the present invention, three essential components are the above-mentioned collagen, a solubilization stabilizer consisting of salts, and saccharides, plus water, and it is an essential condition that salts and saccharides are used in combination at the above-mentioned weight percentage as the solubilization stabilizer. And it is necessary to maintain the PH range between 4 and 10. A pH of 4 or below and a pH of 10 or above is unfavorable in terms of the feeling of use and irritation when applied to the skin, while a pH of 10 or above is optimal because collagen gelatinizes or becomes lower in molecular weight due to hydrolysis, losing the effectiveness of soluble natural collagen. is PH
A range of 5 to 9 is preferable. As a pH adjuster, it is effective to use phosphoric acid-based carbonic acid-based inorganic acids and their alkali salts, and organic acids such as citric acid, succinate-tartaric acid, and malic acid, and their alkali salts in an amount of about 1% or less based on the total weight. be. This cosmetic lotion may contain other main cosmetic ingredients such as humectants, alcohols, surfactants, ultraviolet absorbers, various medicinal ingredients, and chelating agents. Moisturizers include urea, amino acids, peptides, lactate,
It is possible to use PCA salts, glycerin, etc. Alcohols such as ethyl alcohol and isopropyl alcohol can be used in amounts up to about 10% by weight, taking into account denaturation, aggregation, and precipitation of collagen over time, and irritation to the skin. Avoid using cationic surfactants and anionic surfactants because they form complexes with collagen or cause denaturation of collagen molecules, causing turbidity and aggregation over time, resulting in poor stability in the system. Should. Ether type nonionic activators and ester type nonionic activators can be used, but ether type nonionic activators are particularly good, and their use is preferably 3% by weight or less. As the ultraviolet absorber, it is preferable to use urocanic acid type, benzophenone type or benzoic acid type in the range of 0.01 to 2.00% by weight. Medicinal ingredients include anti-inflammatory agents such as glycyrrhetinic acid and its derivatives, glycyrrhetinic acid and its derivative allantoin, vitamins such as vitamin E and vitamin B2 derivatives,
It is also possible to use blood circulation enhancers such as γ-oryzanol. It goes without saying that in the present invention, cosmetic raw materials such as fragrances, preservatives, pigments, thickeners, etc., may be used as necessary in ordinary cosmetic lotions. Next, the manufacturing method of the present invention will be described. Oil-soluble cosmetic ingredients (medicinal ingredients, ultraviolet absorbers, surfactants, fragrances, etc.) are dissolved in alcohol in advance, and water-soluble cosmetic ingredients (solubilization stabilizers, PH adjustment agents, etc.) are dissolved in alcohol. gradually add (heat if necessary) water in which the ingredients (medicinal ingredients, preservatives, ultraviolet absorbers, etc.) have been dissolved (heated if necessary), and mix and dissolve completely.
The optimal method is to then add soluble natural (unprocessed) collagen at a temperature below 40°C to obtain a cosmetic lotion. Soluble natural collagen needs to be added at a temperature below 40℃ to prevent denaturation due to heat, and contact with cosmetic ingredients, especially alcohol, that can cause denaturation and aggregation by direct contact with collagen should be avoided as much as possible. Therefore, as mentioned above, it is important to add collagen at the final stage to obtain a stable cosmetic lotion. The cosmetic lotion of the present invention obtained as described above achieves long-term stabilization of the soluble natural (untreated) collagen system with a molecular weight of approximately 300,000, and effectively utilizes the excellent water-retaining effect of soluble natural collagen. It gives the stratum corneum a moisturizing feeling (moisture) that cannot be obtained with conventional cosmetic lotions using only moisturizers, blends well with the skin, smoothes the skin, and gives firmness. be. Next, examples of the cosmetic lotion of the present invention will be shown. The blending ratio is expressed in weight percent. Example 1 Aqueous suspension containing 0.3% by weight of soluble natural collagen in lotion 0.5 Glucose 5.0 Sodium chloride 0.8 Sodium carbonate 0.02 Preservative 0.1 Fragrance (water soluble) Trace amount of water 93.58 Example 2 Aqueous suspension containing 3% by weight of soluble natural collagen in nutritional lotion Suspension 2.0 Glucose 3.0 Sorbitol 2.0 Sodium chloride 0.8 De-α-tocopherol acetate 0.1 Ethyl alcohol 7.0 1.3-butylene glycol 2.0 Sodium carbonate 0.2 Preservative 0.05 Flavor Trace water 82.85 Example 3 Astringent lotion Contains 0.3% by weight of soluble natural collagen Aqueous suspension 0.1 Glucose 3.0 Urea 2.0 Potassium chloride 0.5 Ethyl alcohol 10.0 Glycerin 1.0 Citric acid 0.01 Sodium hydrogen phosphate 0.1 Urocanic acid 0.05 Preservative 0.05 Fragrance Trace water 83.19 Example 4 Skin conditioning lotion Soluble natural collagen 2% by weight Aqueous suspension containing 1.0 Sorbitol 6.0 Urea 2.0 Nasylium chloride 0.5 Dipotassium glycyrrhizinate 0.1 Ethyl alcohol 5.0 Polyoxyethylene hydrogenated castor oil 0.3 Succinic acid 0.01 Sodium succinate 0.15 p-amino acid benzoic acid 1.0 Preservative 0.1 Flavor Trace water 83.84 Implemented Example 5 Aftershave lotion Aqueous suspension containing 0.3% by weight of soluble natural collagen 0.5 Sodium citrate 0.5 Mannitol 5.0 Isopropyl alcohol 10.0 Polyoxyethylene hydrogenated castor oil 0.4 Propylene glycol 3.0 Tartaric acid 0.1 Menthol 0.01 Preservative 0.05 Fragrance Trace water 80.44 Example 6 Liquid pack Aqueous suspension containing 3.0% by weight of soluble natural collagen 5.0 Glucose 6.0 Polyethylene glycol 3.0 Sodium chloride 1.0 Stearyl glycyrrhenate 0.05 Polyoxyethylene oleyl ether 0.3 Polyvinyl alcohol 5.0 Ethyl alcohol 5.0 Glycerin 1.0 Preservative 0.1 Flavor Trace amount Water 74.55 Next, the aging of the cosmetic lotion according to the present invention will be described. Explanation of the table The table shows the change over time of the cosmetic lotion according to the present invention, and the cosmetic lotion of the same formulation without the solubilizing stabilizer used in the present invention (the cosmetic lotion of the present invention except that only the solubilizing stabilizer was removed). ) compared with the change over time. Table 1, Table 2, Table 3, Table 4, Table 5 and Table 6 represent Example 1,
2 shows changes over time in the appearance and properties of cosmetic lotions Nos. 2, 3, 4, 5 and 6. In the table, the symbols - to - represent changes in the appearance and properties of the cosmetic lotion depending on the degree of collagen denaturation. − No change ± Slight collagen aggregation + Collagen aggregation Collagen aggregation precipitate.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 室温 ±
± +
45℃ ±
± +
[Table] Room temperature ±
±+
45℃±
±+

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 安定なコラーゲン含有化粧用ローシヨンにお
いて、可溶化安定剤として塩化ナトリウム、塩化
カリウムまたはクエン酸ナトリウムのうちいづれ
か1つ又はそれ以上,0.5―2重量%,およびブ
ドウ糖,ソルビトールまたはマンニトールのうち
いづれか1つ又はそれ以上3―10重量%を含有し
た水75―95重量%中に,分子量約30万の可溶性天
然(未処理)コラーゲン0.3―3重量%の水性懸
濁物0.1―5重量%含有せしめることを特徴とす
る安定なコラーゲン含有化粧用ローシヨン。 2 薬剤を含有せしめた特許請求の範囲第1項記
載の安定なコラーゲン含有化粧用ローシヨン。 3 アルコールを含有せしめた特許請求の範囲第
1項記載の安定なコラーゲン含有化粧用ローシヨ
ン。 4 紫外線吸収剤0.01―2.00重量%を含有せしめ
た特許請求の範囲第1項記載の安定なコラーゲン
含有化粧用ローシヨン。
[Claims] 1. A stable collagen-containing cosmetic lotion containing 0.5-2% by weight of any one or more of sodium chloride, potassium chloride or sodium citrate as a solubilization stabilizer, and glucose, sorbitol or An aqueous suspension of 0.3-3% by weight of soluble natural (untreated) collagen having a molecular weight of approximately 300,000 in 75-95% by weight of water containing 3-10% by weight of any one or more of mannitol. A stable collagen-containing cosmetic lotion characterized by containing 5% by weight. 2. A stable collagen-containing cosmetic lotion according to claim 1, which contains a drug. 3. The stable collagen-containing cosmetic lotion according to claim 1, which contains alcohol. 4. A stable collagen-containing cosmetic lotion according to claim 1, which contains 0.01-2.00% by weight of an ultraviolet absorber.
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