JPH0284007A - 回路しや断器 - Google Patents
回路しや断器Info
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- JPH0284007A JPH0284007A JP23286288A JP23286288A JPH0284007A JP H0284007 A JPH0284007 A JP H0284007A JP 23286288 A JP23286288 A JP 23286288A JP 23286288 A JP23286288 A JP 23286288A JP H0284007 A JPH0284007 A JP H0284007A
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- Japan
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- signal
- circuit
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- sampling
- voltage signal
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- YTAHJIFKAKIKAV-XNMGPUDCSA-N [(1R)-3-morpholin-4-yl-1-phenylpropyl] N-[(3S)-2-oxo-5-phenyl-1,3-dihydro-1,4-benzodiazepin-3-yl]carbamate Chemical compound O=C1[C@H](N=C(C2=C(N1)C=CC=C2)C1=CC=CC=C1)NC(O[C@H](CCN1CCOCC1)C1=CC=CC=C1)=O YTAHJIFKAKIKAV-XNMGPUDCSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、事故電流を検出したときに主回路接点を開放
させるという引き外し動作を行なう回路しゃ断器に関す
る。
させるという引き外し動作を行なう回路しゃ断器に関す
る。
(従来の技術)
この種の回路しゃ断器の一例として、特開昭62−17
3930号公報に記載されたものが知られており、これ
は概路次に述べるような構成となっている。即ち、三相
交流電源と各相用の主回路導体との間には、夫々主回路
接点を介在させており、これら主回路接点は、自動引き
外し装置が駆動されるのに応じて開放されるようになっ
ている。上記各相の主回路導体には、これらに流れる負
荷電流を検出する各相用変流器を夫々設けており、その
変流器の二次側出力は個別に全波整流された後に、各相
用負担回路において各相の負荷電流値を示す三種類のア
ナログ電圧信号に変換される。上記負担回路の出力側に
は最人相弁別回路を設けており、この弁別回路は上記各
相のアナログ電圧信号のうち最大の信号を選択して信号
変換回路に与える。この信号変換回路は、入力されたア
ナログ電圧信号の実効値または平均値を演算するように
なっており、その演算結果値はA−D変換回路によりデ
ジタル電圧信号に変換された後にマイクロコンピュータ
に与えられる。このマイクロコンピュータは、入力され
たデジタル電圧信号により示される負荷電流値のレベル
判別を行ない、斯かるレベル判別結果に基づいて所定の
時限動作を行なった後に前記自動引き外し装置を駆動し
、以て主回路接点を開放させるという引き外し動作を行
う。
3930号公報に記載されたものが知られており、これ
は概路次に述べるような構成となっている。即ち、三相
交流電源と各相用の主回路導体との間には、夫々主回路
接点を介在させており、これら主回路接点は、自動引き
外し装置が駆動されるのに応じて開放されるようになっ
ている。上記各相の主回路導体には、これらに流れる負
荷電流を検出する各相用変流器を夫々設けており、その
変流器の二次側出力は個別に全波整流された後に、各相
用負担回路において各相の負荷電流値を示す三種類のア
ナログ電圧信号に変換される。上記負担回路の出力側に
は最人相弁別回路を設けており、この弁別回路は上記各
相のアナログ電圧信号のうち最大の信号を選択して信号
変換回路に与える。この信号変換回路は、入力されたア
ナログ電圧信号の実効値または平均値を演算するように
なっており、その演算結果値はA−D変換回路によりデ
ジタル電圧信号に変換された後にマイクロコンピュータ
に与えられる。このマイクロコンピュータは、入力され
たデジタル電圧信号により示される負荷電流値のレベル
判別を行ない、斯かるレベル判別結果に基づいて所定の
時限動作を行なった後に前記自動引き外し装置を駆動し
、以て主回路接点を開放させるという引き外し動作を行
う。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来構成の回路しゃ断器では、各相用のアナログ電
圧信号のうち最大電圧レベルの信号の弁別並びに斯様に
弁別されたアナログ電圧信号の実効値または平均値の演
算のために、多数のアナログ回路素子を含む構成であっ
て回路構成の複雑化やコストの上昇を伴うという事情下
にある最人相弁別回路及び信号変換回路を利用している
。このため、全体の製造コストの高騰を招くばかりか、
これら最人相弁別回路及び信号変換回路の出力レベルを
yA整するための面倒な作業が必要となる問題点があっ
た。
圧信号のうち最大電圧レベルの信号の弁別並びに斯様に
弁別されたアナログ電圧信号の実効値または平均値の演
算のために、多数のアナログ回路素子を含む構成であっ
て回路構成の複雑化やコストの上昇を伴うという事情下
にある最人相弁別回路及び信号変換回路を利用している
。このため、全体の製造コストの高騰を招くばかりか、
これら最人相弁別回路及び信号変換回路の出力レベルを
yA整するための面倒な作業が必要となる問題点があっ
た。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、その目的は、回路構成の簡単化により安価にで
きると共に、面倒な調整作業を不要にでき、しかも電源
周波数の如何に拘らず安定した保護動作を行ない得る等
の効果を奏する回路しゃ断器を提供するにある。
もので、その目的は、回路構成の簡単化により安価にで
きると共に、面倒な調整作業を不要にでき、しかも電源
周波数の如何に拘らず安定した保護動作を行ない得る等
の効果を奏する回路しゃ断器を提供するにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するために、複数相の交流電路
に流れる各槽負荷電流を検出する電流検出手段を備え、
この電流検出手段からの各相同アナログ電圧信号により
示される負荷電流値に基づいて引き外し動作を実行する
ようにした回路しや断器において、前記電流検出手段か
らの各相同アナログ電圧信号を所定の順序で択一的に通
過させるという選択動作を緑返す信号選択手段、この信
号選択手段を通過したアナログ電圧信号をデジタル変換
するA−D変換回路、並びにこのA−D変換回路からの
デジタル電圧信号を時分割しながらサンプリングすると
共にそのサンプリング信号により示される各相の負荷電
流値に基づいて前記引き外し動作を実行する信号処理回
路を夫々設けた上で、前記信号処理回路による前記デジ
タル電圧信号のサンプリングが不定周期で行なわれるよ
うに構成したものである。
に流れる各槽負荷電流を検出する電流検出手段を備え、
この電流検出手段からの各相同アナログ電圧信号により
示される負荷電流値に基づいて引き外し動作を実行する
ようにした回路しや断器において、前記電流検出手段か
らの各相同アナログ電圧信号を所定の順序で択一的に通
過させるという選択動作を緑返す信号選択手段、この信
号選択手段を通過したアナログ電圧信号をデジタル変換
するA−D変換回路、並びにこのA−D変換回路からの
デジタル電圧信号を時分割しながらサンプリングすると
共にそのサンプリング信号により示される各相の負荷電
流値に基づいて前記引き外し動作を実行する信号処理回
路を夫々設けた上で、前記信号処理回路による前記デジ
タル電圧信号のサンプリングが不定周期で行なわれるよ
うに構成したものである。
このとき、信号処理回路を、予め記憶した腹数種類の時
間データの中から選択した特定時間データに基づいたタ
イマ動作により前記デジタル電圧信号のサンプリング間
隔を決定すると共に、そのサンプリング毎に上記記憶デ
ータの中から新たな特定時間データを選択する構成とし
ても良い。
間データの中から選択した特定時間データに基づいたタ
イマ動作により前記デジタル電圧信号のサンプリング間
隔を決定すると共に、そのサンプリング毎に上記記憶デ
ータの中から新たな特定時間データを選択する構成とし
ても良い。
また、信号処理回路を、予め記憶した複数捕類の時間デ
ータに基づいて上述同様にデジタル電圧13号のサンプ
リング間隔を決定する構成とした上で、そのサンプリン
グ回数が所定値に達する毎に新たな特定時間データを選
択する構成としても良い。
ータに基づいて上述同様にデジタル電圧13号のサンプ
リング間隔を決定する構成とした上で、そのサンプリン
グ回数が所定値に達する毎に新たな特定時間データを選
択する構成としても良い。
さらに、信号処理回路をマイクロコンピュータにより構
成し、入力されるデジタル電圧信号に基づいて少なくと
も負荷電流の実効値若しくは平均値の演算を行なうと共
に、その演算結果に基づいて引き外し動作を実行するよ
うに構成することもできる。
成し、入力されるデジタル電圧信号に基づいて少なくと
も負荷電流の実効値若しくは平均値の演算を行なうと共
に、その演算結果に基づいて引き外し動作を実行するよ
うに構成することもできる。
(作用)
電流検出手段からは、複数相の交流電路に流れる負荷電
流値に応じた電圧レベルの各槽周アナログ電圧信号が出
力される。すると、信号選択手段が、上記各槽周アナロ
グ電圧信号を所定の順序で択一的に通過させると共に、
A−D変換回路が上記信号選択手段を通過したアナログ
電圧信号をデジタル変換するようになる。この結果、A
−D変換回路からは、複数相の交流電路に流れる負荷電
流値に対応したデジタル電圧信号が各相毎に繰返し出力
される。そして、信号処理回路にあっては、斯様に出力
されるデジタル電圧信号を時分割しながらサンプリング
すると共に、そのサンプリング信号により示される各相
の負荷電流値に基づいて引き外し動作を実行する。従っ
て、引き外し動作のための演算処理をデジタル/2号に
よって行なうことができる。このとき、上記のような各
相の負荷電流値の演算精度を高めるためには、サンプリ
ング周期を早めてサンプルとなるデジタル電圧信号の数
を増やせば良いが、そのサンプリング周期が一定であっ
た場合には、特に可変周波数電源が利用されたときに電
源周波数と上記サンプリング周期とが不用意に同期する
ことがあり、このときにはサンプルの普遍性が劣ること
になって負荷電流値の演算精度が大幅に低下する虞があ
る。
流値に応じた電圧レベルの各槽周アナログ電圧信号が出
力される。すると、信号選択手段が、上記各槽周アナロ
グ電圧信号を所定の順序で択一的に通過させると共に、
A−D変換回路が上記信号選択手段を通過したアナログ
電圧信号をデジタル変換するようになる。この結果、A
−D変換回路からは、複数相の交流電路に流れる負荷電
流値に対応したデジタル電圧信号が各相毎に繰返し出力
される。そして、信号処理回路にあっては、斯様に出力
されるデジタル電圧信号を時分割しながらサンプリング
すると共に、そのサンプリング信号により示される各相
の負荷電流値に基づいて引き外し動作を実行する。従っ
て、引き外し動作のための演算処理をデジタル/2号に
よって行なうことができる。このとき、上記のような各
相の負荷電流値の演算精度を高めるためには、サンプリ
ング周期を早めてサンプルとなるデジタル電圧信号の数
を増やせば良いが、そのサンプリング周期が一定であっ
た場合には、特に可変周波数電源が利用されたときに電
源周波数と上記サンプリング周期とが不用意に同期する
ことがあり、このときにはサンプルの普遍性が劣ること
になって負荷電流値の演算精度が大幅に低下する虞があ
る。
これに対して本発明では、デジタル電圧信号のサンプリ
ングが不定周期で行なわれるから、可変周波数電源が利
用される場合であっても、その電源周波数と上記サンプ
リング周期とが不用意に同期してしまうことがなくなる
。
ングが不定周期で行なわれるから、可変周波数電源が利
用される場合であっても、その電源周波数と上記サンプ
リング周期とが不用意に同期してしまうことがなくなる
。
また、信号処理回路が、複数種類の記憶時間データの中
から選択した特定時間データによりサンプリング間隔を
決定すると共に、そのサンプリング毎に上記記憶データ
の中から新たな特定時間データを選択する構成とされた
場合には、上記デジタル電圧信号のサンプリング間隔が
毎回変わるようになり、電源周波数とサンプリング周期
とが不用意に同期してしまうことがなくなる。
から選択した特定時間データによりサンプリング間隔を
決定すると共に、そのサンプリング毎に上記記憶データ
の中から新たな特定時間データを選択する構成とされた
場合には、上記デジタル電圧信号のサンプリング間隔が
毎回変わるようになり、電源周波数とサンプリング周期
とが不用意に同期してしまうことがなくなる。
さらに、信号処理回路が、複数種類の記憶時間データの
中から選択した特定時間データによりサンプリング間隔
を決定すると共に、そのサンプリング回数が所定値に達
する毎に上記記憶データの中から新たな特定時間データ
を選択する構成とされた場合には、上記デジタル電圧信
号のサンプリング間隔は、そのサンプリングが所定回数
行なわれる毎に変わるようになり、従ってこの場合にも
電源周波数とサンプリング周期とが不用意に同期してし
まうことがなくなる。
中から選択した特定時間データによりサンプリング間隔
を決定すると共に、そのサンプリング回数が所定値に達
する毎に上記記憶データの中から新たな特定時間データ
を選択する構成とされた場合には、上記デジタル電圧信
号のサンプリング間隔は、そのサンプリングが所定回数
行なわれる毎に変わるようになり、従ってこの場合にも
電源周波数とサンプリング周期とが不用意に同期してし
まうことがなくなる。
加えて、信号処理回路をマイクロコンピュータにより構
成すると共に、斯かる信号処理回路による前記引き外し
動作のための演算処理を、デジタル電圧信号に基づいた
負荷電流の実効値若しくは平均値の演算結果により行な
うようにした場合には、その引き外し動作の精度が良く
なる。
成すると共に、斯かる信号処理回路による前記引き外し
動作のための演算処理を、デジタル電圧信号に基づいた
負荷電流の実効値若しくは平均値の演算結果により行な
うようにした場合には、その引き外し動作の精度が良く
なる。
(実施例)
以下、本発明の第1の実施例について、第1図乃至第3
図を参照しながら説明する。
図を参照しながら説明する。
全体の電気的構成の概略を示す第1図において、la、
lb、lcはA、B、C各相より成る三相交流電源に接
続される電源側端子で、これらは夫々主回路接点2a、
2b、2c及び交流電路たる主回路導体3a、3b、3
cを介して負荷側端子4a、4b、4cに接続されてい
る。5a、5b。
lb、lcはA、B、C各相より成る三相交流電源に接
続される電源側端子で、これらは夫々主回路接点2a、
2b、2c及び交流電路たる主回路導体3a、3b、3
cを介して負荷側端子4a、4b、4cに接続されてい
る。5a、5b。
5Cは各相の主回路導体3a、3b、3cを夫々−次側
導体とした変流器、6a、6b、6cはA。
導体とした変流器、6a、6b、6cはA。
B、C各相用の変流器5a、5b、5cの二次側出力を
仝波整流する整流回路である。このとき、整流回路6a
、6b、6cの負側の各出力端子はライン7に共通に接
続され、正側の各出力端子は夫々ライン8a、8b、8
cに接続されている。
仝波整流する整流回路である。このとき、整流回路6a
、6b、6cの負側の各出力端子はライン7に共通に接
続され、正側の各出力端子は夫々ライン8a、8b、8
cに接続されている。
9a、9b、9Cは整流回路5a、 6b、 6c
の出力電流を各槽周のアナログ電圧信号に変換する負担
回路であり、これらは第2図に示すように、前記ライン
8a、8b、8cと後述する電源回路10との間に夫々
抵抗R1,R2,R3を接続することにより構成されて
いる。従って、ライン8a、8b、8cには各抵抗R1
,R2,R3での電圧降下に応じたアナログ電圧信号V
a、Vb。
の出力電流を各槽周のアナログ電圧信号に変換する負担
回路であり、これらは第2図に示すように、前記ライン
8a、8b、8cと後述する電源回路10との間に夫々
抵抗R1,R2,R3を接続することにより構成されて
いる。従って、ライン8a、8b、8cには各抵抗R1
,R2,R3での電圧降下に応じたアナログ電圧信号V
a、Vb。
Vcが出力されるものであり、各アナログ電圧信号Va
、Vb、Vcの電圧レベルは、各相の負荷電流値1a、
Ib、Icに応じたものとなる。つまり、以上述べた変
流器5a〜5c、整流回路68〜6c及び負担回路98
〜9Cによって、主回路導体3a、3b、3cに流れる
A、B、C各相の負荷電流を検出するための電流検出手
段11が構成されている。
、Vb、Vcの電圧レベルは、各相の負荷電流値1a、
Ib、Icに応じたものとなる。つまり、以上述べた変
流器5a〜5c、整流回路68〜6c及び負担回路98
〜9Cによって、主回路導体3a、3b、3cに流れる
A、B、C各相の負荷電流を検出するための電流検出手
段11が構成されている。
そして、上記のような電流検出手段11からライン8a
、8b、3cに夫々出力される各槽周アナログ電圧信号
Va、Vb、Vcは、ダイオード12a、12b、12
cより成るダイオードOR回路12を介してライン13
に与えられると共に、信号選択手段14に与えられるよ
うになっている。
、8b、3cに夫々出力される各槽周アナログ電圧信号
Va、Vb、Vcは、ダイオード12a、12b、12
cより成るダイオードOR回路12を介してライン13
に与えられると共に、信号選択手段14に与えられるよ
うになっている。
上記fJ号選択手段14は、アナログ電圧信号Va。
Vb、Vcを所定の順序で択一的に通過させるという選
択動作を、外部からの動作指令信号に基づいて繰返し実
行するものであり、その具体的な構成については後述す
ることにする。15は信号選択手段14の出力を増幅す
る差動増幅回路で、これの具体的構成も後述することに
する。
択動作を、外部からの動作指令信号に基づいて繰返し実
行するものであり、その具体的な構成については後述す
ることにする。15は信号選択手段14の出力を増幅す
る差動増幅回路で、これの具体的構成も後述することに
する。
16は差動増幅回路15の出力(つまりアナログ電圧信
号Va、Vb、Vc)をデジタル変換するA−D変換回
路で、その変換出力は信号処理回路であるマイクロコン
ピュータ17に与えられる。
号Va、Vb、Vc)をデジタル変換するA−D変換回
路で、その変換出力は信号処理回路であるマイクロコン
ピュータ17に与えられる。
このマイクロコンピュータ17は、入力されたデジタル
電圧信号により示される負荷電流値に基づいて主回路接
点2a〜2Cを開放させるという引き外し動作を制御す
るためのものであり、その具体的制御内容については後
述する。また、マイクロコンビュ〜り17は、前記信号
選択手段14の制御も行なうように構成されており、そ
の出力ボートP1から信号選択手段14を動作させるた
めの動作指令信号Sa、Sb、Scを出力する。そして
、マイクロコンピュータ17の出力ボートP。はサイリ
スタ18のゲートに接続されており、このサイリスタ1
8は、そのアノードが釈放形の引き外し装置19を介し
てライン13に接続されていると共に、カソードがライ
ン7に接続されている。上記引き外し装置19は、サイ
リスク18のオンに応じて通電されたときに図示しない
引き外し機構を介して主回路接点2a、2b、2cを開
放するin成となっている。20はライン13及びライ
ン7間に図示極性の定電圧ダイオード21を介して接続
された限時制御回路で、これは定電圧ダイオード21の
ブレークダウンに応じて通電状態となったときに、その
印加7は圧の大小に応じた限時時間経過後にトリガパル
スを出力して前記サイリスタ18のゲートに与えるよう
に構成されている。尚、信号選択手段14.A−D変換
回路16及びマイクロコンピュータ17の電源は、前記
電源回路10から得るようになっている。
電圧信号により示される負荷電流値に基づいて主回路接
点2a〜2Cを開放させるという引き外し動作を制御す
るためのものであり、その具体的制御内容については後
述する。また、マイクロコンビュ〜り17は、前記信号
選択手段14の制御も行なうように構成されており、そ
の出力ボートP1から信号選択手段14を動作させるた
めの動作指令信号Sa、Sb、Scを出力する。そして
、マイクロコンピュータ17の出力ボートP。はサイリ
スタ18のゲートに接続されており、このサイリスタ1
8は、そのアノードが釈放形の引き外し装置19を介し
てライン13に接続されていると共に、カソードがライ
ン7に接続されている。上記引き外し装置19は、サイ
リスク18のオンに応じて通電されたときに図示しない
引き外し機構を介して主回路接点2a、2b、2cを開
放するin成となっている。20はライン13及びライ
ン7間に図示極性の定電圧ダイオード21を介して接続
された限時制御回路で、これは定電圧ダイオード21の
ブレークダウンに応じて通電状態となったときに、その
印加7は圧の大小に応じた限時時間経過後にトリガパル
スを出力して前記サイリスタ18のゲートに与えるよう
に構成されている。尚、信号選択手段14.A−D変換
回路16及びマイクロコンピュータ17の電源は、前記
電源回路10から得るようになっている。
第2図には信号選択手段14及び差動増幅回路15の具
体的な構成例が関連回路と共に示されており、以下この
第2図について説明する。即ち、前にも述べたように負
担回路9a、9b、9cを構成する抵抗R1,R2,R
3は、ライン8a。
体的な構成例が関連回路と共に示されており、以下この
第2図について説明する。即ち、前にも述べたように負
担回路9a、9b、9cを構成する抵抗R1,R2,R
3は、ライン8a。
8b、8cと電源回路10との間に接続されている。こ
の電源回路10は、これに接続されたライン22にアナ
ロググランド電圧を出力するようなっており、このライ
ン22及び前記抵抗RI R2、R3が共通に接続さ
れたライン23間に正電圧を出力すると共に、ライン2
2及び前記ライン7間に負電圧を出力する二電源型に構
成されている。
の電源回路10は、これに接続されたライン22にアナ
ロググランド電圧を出力するようなっており、このライ
ン22及び前記抵抗RI R2、R3が共通に接続さ
れたライン23間に正電圧を出力すると共に、ライン2
2及び前記ライン7間に負電圧を出力する二電源型に構
成されている。
信号選択手段14において、24a、24b。
24Cはアナログスイッチで、これらの各入力端端子は
夫々抵抗R4,R5,RGを介して前記ライン8a、8
b、8cに接続され、また各出力側端子はライン25に
共通に接続されている。このとき、上記ライン25は抵
抗R7を介してアナロググランド電位のライン22に接
続されており、この抵抗R7にはノイズ吸収用のコンデ
ンサC1が並列接続されている。上記各アナログスイッ
チ24a、24b、24cは、そのゲート端子に前記マ
イクロコンピュータ17からの動作指令信号Sa、Sb
、Scを受けるようになっており、その信号入力状態で
導通ずるようになっている。また、信号選択手段14に
おいて、アナログスイッチ24a、24b、24cの各
入力側端子ニハ、これらのオフ時に過大電圧が印加され
ることを阻止するためのダイオードDl、D2.D3の
各アノードが夫々接続されており、これらダイオードD
、、D2.D3の各カソードは前記ライン23に共通に
接続されている。
夫々抵抗R4,R5,RGを介して前記ライン8a、8
b、8cに接続され、また各出力側端子はライン25に
共通に接続されている。このとき、上記ライン25は抵
抗R7を介してアナロググランド電位のライン22に接
続されており、この抵抗R7にはノイズ吸収用のコンデ
ンサC1が並列接続されている。上記各アナログスイッ
チ24a、24b、24cは、そのゲート端子に前記マ
イクロコンピュータ17からの動作指令信号Sa、Sb
、Scを受けるようになっており、その信号入力状態で
導通ずるようになっている。また、信号選択手段14に
おいて、アナログスイッチ24a、24b、24cの各
入力側端子ニハ、これらのオフ時に過大電圧が印加され
ることを阻止するためのダイオードDl、D2.D3の
各アノードが夫々接続されており、これらダイオードD
、、D2.D3の各カソードは前記ライン23に共通に
接続されている。
一方、差動増幅回路15において、26はライン23及
び7を電源としたオペアンプで、その非反転入力端子(
十)がライン25に接続されていると共に、反転入力端
子(−)が抵抗R8を介してライン23に接続されてい
る。また、オペアンプ26の出力端子と反転入力端子(
−)との間には帰還抵抗R9及びノイズ吸収用コンデン
サC2の並列回路が接続されている。尚、この場合にお
いて、抵抗R4〜R9の抵抗値をその符号で表わした場
合、各抵抗値は、R4−R5絢RG −R8=Ra S
R7−R9−Rbとなるように設定されている。
び7を電源としたオペアンプで、その非反転入力端子(
十)がライン25に接続されていると共に、反転入力端
子(−)が抵抗R8を介してライン23に接続されてい
る。また、オペアンプ26の出力端子と反転入力端子(
−)との間には帰還抵抗R9及びノイズ吸収用コンデン
サC2の並列回路が接続されている。尚、この場合にお
いて、抵抗R4〜R9の抵抗値をその符号で表わした場
合、各抵抗値は、R4−R5絢RG −R8=Ra S
R7−R9−Rbとなるように設定されている。
さて、以下においては、上記構成の作用についてマイク
ロコンピュータ17による制御内容を示す第3図も参照
しながら説明する。尚、この第3図はマイクロコンピュ
ータ17の制御内容のうち本発明の要旨に直接関係した
部分のみを示すものである。しかして、今、主回路導体
3a、 3b。
ロコンピュータ17による制御内容を示す第3図も参照
しながら説明する。尚、この第3図はマイクロコンピュ
ータ17の制御内容のうち本発明の要旨に直接関係した
部分のみを示すものである。しかして、今、主回路導体
3a、 3b。
3Cに負荷電流が流れた状態では、ライン8a。
8b、8cにアナログ電圧信号Va、Vb、Vcが出力
されるようになるため、電源回路10が機能して信号選
択手段14.差動増幅回路15.A−〇変換回路16及
びマイクロコンピュータ17に電源が与えられるように
なる。
されるようになるため、電源回路10が機能して信号選
択手段14.差動増幅回路15.A−〇変換回路16及
びマイクロコンピュータ17に電源が与えられるように
なる。
このような電源投入状態で、主回路導体3a。
3b、3cに短絡i1を故に至らない小規模の事故電流
が流れたときには、次のように作用する。即ち、電流検
出手段11からライン8 g 、 8 b 、 8 c
l:対し、A、B、C各相の負荷電流値1a、Ib。
が流れたときには、次のように作用する。即ち、電流検
出手段11からライン8 g 、 8 b 、 8 c
l:対し、A、B、C各相の負荷電流値1a、Ib。
Icに夫々対応した電圧レベルのアナログ電圧信号Va
、Vb、Vcが出力されるものであり、これら電圧信号
Va、Vb、Vcの波形は周知のように絶対直波形とな
る。ここで、電源回路10によってライン23及び22
間に出力される電圧をVzとした場合、Va、Vb、V
cは次式で表わされる。
、Vb、Vcが出力されるものであり、これら電圧信号
Va、Vb、Vcの波形は周知のように絶対直波形とな
る。ここで、電源回路10によってライン23及び22
間に出力される電圧をVzとした場合、Va、Vb、V
cは次式で表わされる。
Va−RI Ia+Vz
Vb−R2lb+Vz
Vc−R31c+Vz
一方、マイクロコンピュータ17は、動作指令信号Sa
、Sb、Scをこの順に時分割した状態で所定周期にて
反復出力して信号選択手段14に与えることにより、ア
ナログ電圧信号Va、Vb。
、Sb、Scをこの順に時分割した状態で所定周期にて
反復出力して信号選択手段14に与えることにより、ア
ナログ電圧信号Va、Vb。
Vcの選択動作を行なう。この場合、動作指令信号Sa
が出力された期間にはアナログスイッチ24aが導通し
、ライン8aに出力されたアナログ電圧信号Vaが、抵
抗R4,アナログスイッチ24a及びライン25を介し
て差動増幅回路15内のオペアンプ26の非反転入力端
子(+)に与えられる。また、動作指令信号sb及びS
c出力された各期間には、アナログスイッチ24b及び
24cの各導通に応じて、ライン8b及び8Cに出力さ
れたアナログ電圧信号vb及びVcが、夫々抵抗R5,
アナログスイッチ24b、ライン25或は抵抗RQ、ア
ナログスイッチ24C,ライン25を介してオペアンプ
26の非反転入力端子(+)に与えられる。このとき、
上記ライン25は、アナロググランド電位のライン22
に対して抵抗R7を介して接続されているから、上記の
ようにアナログスイッチ24 a、24 b、24 c
の各導通に応じてオペアンプ26の非反転入力端子(+
)に夫々与えられるアナログ電圧信号v’a。
が出力された期間にはアナログスイッチ24aが導通し
、ライン8aに出力されたアナログ電圧信号Vaが、抵
抗R4,アナログスイッチ24a及びライン25を介し
て差動増幅回路15内のオペアンプ26の非反転入力端
子(+)に与えられる。また、動作指令信号sb及びS
c出力された各期間には、アナログスイッチ24b及び
24cの各導通に応じて、ライン8b及び8Cに出力さ
れたアナログ電圧信号vb及びVcが、夫々抵抗R5,
アナログスイッチ24b、ライン25或は抵抗RQ、ア
ナログスイッチ24C,ライン25を介してオペアンプ
26の非反転入力端子(+)に与えられる。このとき、
上記ライン25は、アナロググランド電位のライン22
に対して抵抗R7を介して接続されているから、上記の
ようにアナログスイッチ24 a、24 b、24 c
の各導通に応じてオペアンプ26の非反転入力端子(+
)に夫々与えられるアナログ電圧信号v’a。
V’b、V’eは、ライン22の電位を基準とした場合
に次式で与えられる。但し、次式においてV。
に次式で与えられる。但し、次式においてV。
はライン22の電位(アナロググランド電位)である。
V’a = (R11a+Vz−Vo) R7/ (R
4+R7)V’b −(R21b+Vz−Vo)R7
/ (R5+R7)V’c = (R31c+Vz−
Vo) R7/ (R6+R7)しかして、オペアンプ
26には、その反転入力端子(−)に対しライン23か
らライン22の電位を基準として(Vz−Vo)で示さ
れる値の電圧が抵抗R8を介して与えられ、また、非反
転入力端子(+)に対し上記アナログ電圧信号v’a。
4+R7)V’b −(R21b+Vz−Vo)R7
/ (R5+R7)V’c = (R31c+Vz−
Vo) R7/ (R6+R7)しかして、オペアンプ
26には、その反転入力端子(−)に対しライン23か
らライン22の電位を基準として(Vz−Vo)で示さ
れる値の電圧が抵抗R8を介して与えられ、また、非反
転入力端子(+)に対し上記アナログ電圧信号v’a。
V’b、V’cの何れかが入力されるため、そのオペア
ンプ26による増幅出力電圧は、次式で得られる。但し
、以下においては、アナログ電圧信号Va、 V’b
、 V’cが入力された各場合におけるオペアンプ26
の増幅出力電圧をアナロググランド電位を基準として夫
々V xa、 V xb、 V xcとして表わす
ことにする。
ンプ26による増幅出力電圧は、次式で得られる。但し
、以下においては、アナログ電圧信号Va、 V’b
、 V’cが入力された各場合におけるオペアンプ26
の増幅出力電圧をアナロググランド電位を基準として夫
々V xa、 V xb、 V xcとして表わす
ことにする。
Vxa= V’a (R8+R9) /Rg −(V
z−Vo) R9/R8Vxb−V’b (R8+R9
) /R8−(Vz−Vo) R9/R8VXC−V’
c (R8+l?9) /R8−(Vz−Vo) R9
/R11ここで、R4−R5−Re =R8−Raに設
定され、且つR7−R9−Rbに設定されているから、
V ’a、 V ’b、 V ’c及びV Xa、
V Xb、 V Xeは夫々次式で得られる。
z−Vo) R9/R8Vxb−V’b (R8+R9
) /R8−(Vz−Vo) R9/R8VXC−V’
c (R8+l?9) /R8−(Vz−Vo) R9
/R11ここで、R4−R5−Re =R8−Raに設
定され、且つR7−R9−Rbに設定されているから、
V ’a、 V ’b、 V ’c及びV Xa、
V Xb、 V Xeは夫々次式で得られる。
V’a −(R11a+vz−Vo) Rb/ (1?
a+Rb)V ’b −(R21b+ Vz −Vo)
Rb/ (Ra+ Rb)V’c−(R31cm11
z−Vo) Rb/ (Ra+Rb)Vxa −V
’a (Ra+Rb) /Ra −(Vz−Vo) R
h/Ra−Iat?IRb/ Ra Vxb −V’b (Ra+Rb) /Ra −(vz
−Vo) R9/R11IbR2Rb/ I?a Vxc= V’c (Ra+Rb) /Ra −(Vz
−vo) Rb/Ra−IcR3Rb/ Ra 以上のようにして、マイクロコンピュータ17にて信号
選択手段14を制御することにより、差動増幅回路15
の出力端子から、A、B、C各相の負荷電流値1a、I
b、Icに比例した電圧レベルのアナログ電圧信号V
xa、 V xb、 V xcを取出すことができ
るものである。この場合、負担回路9a、9b、9cを
構成する各抵抗R1、R2。
a+Rb)V ’b −(R21b+ Vz −Vo)
Rb/ (Ra+ Rb)V’c−(R31cm11
z−Vo) Rb/ (Ra+Rb)Vxa −V
’a (Ra+Rb) /Ra −(Vz−Vo) R
h/Ra−Iat?IRb/ Ra Vxb −V’b (Ra+Rb) /Ra −(vz
−Vo) R9/R11IbR2Rb/ I?a Vxc= V’c (Ra+Rb) /Ra −(Vz
−vo) Rb/Ra−IcR3Rb/ Ra 以上のようにして、マイクロコンピュータ17にて信号
選択手段14を制御することにより、差動増幅回路15
の出力端子から、A、B、C各相の負荷電流値1a、I
b、Icに比例した電圧レベルのアナログ電圧信号V
xa、 V xb、 V xcを取出すことができ
るものである。この場合、負担回路9a、9b、9cを
構成する各抵抗R1、R2。
R3を等しく設定しておけば、上記各アナログ電圧信号
V xa、 V xb、 V xcを同じ基準で比較す
ることができる。このように得られたアナログ電圧信号
V xa、 V xb、 V y:cは、A−D変換回
路16によりデジタル電圧信号に変換される。
V xa、 V xb、 V xcを同じ基準で比較す
ることができる。このように得られたアナログ電圧信号
V xa、 V xb、 V y:cは、A−D変換回
路16によりデジタル電圧信号に変換される。
しかして、マイクロコンピュータ17は、上述したよう
な動作指令信号Sa、Sb、Scによる信号選択手段1
4の時分割制御時には、A−D変換回路16の変換動作
も同時に時分割制御するようになっており、これにより
各相負荷電流値1a。
な動作指令信号Sa、Sb、Scによる信号選択手段1
4の時分割制御時には、A−D変換回路16の変換動作
も同時に時分割制御するようになっており、これにより
各相負荷電流値1a。
Ib、Icに比例したデジタル電圧信号のサンプリング
をA−D変換回路16を通じて行なう。斯様なサンプリ
ングは、具体的には第3図に示すように行なわれるもの
であり、以下これについて説明する。
をA−D変換回路16を通じて行なう。斯様なサンプリ
ングは、具体的には第3図に示すように行なわれるもの
であり、以下これについて説明する。
即ち、第3図において、マイクロコンピュータ17は、
その?l!i投人に応じて初期化ステップaを実行し、
この後には例えば内部カウンタに設定された変数Kを初
期値「1」にセットする(ステップb)。この後にはス
テップCにおいて、内部タイマのタイマ時間として、内
部メモリのrKJ番地に記憶された時間データをセット
する。この場合、上記内部メモリの「1」番地から[N
Jtr地までの間には、夫々異なる時間データが記憶さ
れている。具体的には、前述のようなデジタル電圧信号
を三相分サンプリングするのに適した周期の中心値が例
えば2msであった場合には、上記時間データは、2m
s近辺のランダムな時間が選ばれる。また、上記rNJ
は、主回路接点2a、2b。
その?l!i投人に応じて初期化ステップaを実行し、
この後には例えば内部カウンタに設定された変数Kを初
期値「1」にセットする(ステップb)。この後にはス
テップCにおいて、内部タイマのタイマ時間として、内
部メモリのrKJ番地に記憶された時間データをセット
する。この場合、上記内部メモリの「1」番地から[N
Jtr地までの間には、夫々異なる時間データが記憶さ
れている。具体的には、前述のようなデジタル電圧信号
を三相分サンプリングするのに適した周期の中心値が例
えば2msであった場合には、上記時間データは、2m
s近辺のランダムな時間が選ばれる。また、上記rNJ
は、主回路接点2a、2b。
2cの引き外し動作に必要な負荷電流値の実効値または
〜1之均値の演算時に十分な演算精度を確保し得るサン
プリング回数に対応したものであり、この実施例ではr
128Jに設定されている。つまり、マイクロコンピュ
ータ17の内部メモリの1番地から128番地には、2
ms近傍の128柾類のランダムな時間データが記憶さ
れている。尚、上記内部タイマは、時間データのセット
に応じてそのセット時間に対応したタイマ動作を開始す
る。
〜1之均値の演算時に十分な演算精度を確保し得るサン
プリング回数に対応したものであり、この実施例ではr
128Jに設定されている。つまり、マイクロコンピュ
ータ17の内部メモリの1番地から128番地には、2
ms近傍の128柾類のランダムな時間データが記憶さ
れている。尚、上記内部タイマは、時間データのセット
に応じてそのセット時間に対応したタイマ動作を開始す
る。
上記ステップCの実行後には、動作指令信号Sa及びD
−A変換回路16に対するデジタル変換指令を出力する
ステップd、動作指令信号sb及びD−Ai換回路16
に対するデジタル変換指令を出力するステップe、動作
指令信号Sc及びD−A変換回路16に対するデジタル
変換指令を出力するステップfを順次実行する。このよ
うなステップd、e、fが実行されたときには、前述し
たように各相のアナログ電圧信号Va、Vb、VCがこ
の順でデジタル電圧信号に変換されるものであり、これ
にて負荷電流f11a、Ib、Icに比例した各相デジ
タル電圧信号がマイクロコンピュータ17にてサンプリ
ングされる。次いで、内部タイマがタイムアツプしたか
否かを判断しくステップg)、「NO」と判断したとき
には図示しない他の制御用プログラムを実行する。上記
ステップgでrYESJと判断したときには、次のステ
ップhにおいて変数KがN(−128)に達したか否か
を判断する。ここでrNOJと判断したときには、変数
Kを「1」だけインクリメントするステップiを実行し
た後に前記ステップCへ戻る。従って、これ以降におい
ては、ステップC〜iを繰返し実行するループが形成さ
れて前記デジタル電圧信号のサンプリングが反復して行
なわれる。このときのサンプリングm1隔は、内部タイ
マに記憶された複数種類の時間データに応じてランダム
に変化するようになるから、結果的にデジタル電圧信号
のサンプリングは不定周期で行なわれる。
−A変換回路16に対するデジタル変換指令を出力する
ステップd、動作指令信号sb及びD−Ai換回路16
に対するデジタル変換指令を出力するステップe、動作
指令信号Sc及びD−A変換回路16に対するデジタル
変換指令を出力するステップfを順次実行する。このよ
うなステップd、e、fが実行されたときには、前述し
たように各相のアナログ電圧信号Va、Vb、VCがこ
の順でデジタル電圧信号に変換されるものであり、これ
にて負荷電流f11a、Ib、Icに比例した各相デジ
タル電圧信号がマイクロコンピュータ17にてサンプリ
ングされる。次いで、内部タイマがタイムアツプしたか
否かを判断しくステップg)、「NO」と判断したとき
には図示しない他の制御用プログラムを実行する。上記
ステップgでrYESJと判断したときには、次のステ
ップhにおいて変数KがN(−128)に達したか否か
を判断する。ここでrNOJと判断したときには、変数
Kを「1」だけインクリメントするステップiを実行し
た後に前記ステップCへ戻る。従って、これ以降におい
ては、ステップC〜iを繰返し実行するループが形成さ
れて前記デジタル電圧信号のサンプリングが反復して行
なわれる。このときのサンプリングm1隔は、内部タイ
マに記憶された複数種類の時間データに応じてランダム
に変化するようになるから、結果的にデジタル電圧信号
のサンプリングは不定周期で行なわれる。
しかして、斯様なサンプリングがN同行なわれとき、つ
まり変数KがNに達したときには、第3図には示されて
いないがマイクロコンピュータ17は、上記サンプリン
グ結果に基づいて各相のデジタル電圧信号により示され
る負荷電流の実効値または平均値の演算、及び斯様な演
算により得た各相負荷電流値のうち最大のものの選択、
並びに各相負荷電流値のレベル判別を実行する。尚、上
記のように変数KがNに達したときには、ステップhで
rYESJと判断されてステップbに戻るため、上記同
様のN回のサンプリング動作が新たに開始されるように
なる。そして、マイクロコンピュータ17は、上記レベ
ル判別結果に基づいて事故電流の有無を検知し、事故電
流が流れた旨を検知した場合には、その事故電流の大き
さに応じた限時動作を行なった後に出力ボートP。から
トリガパルスを出力する。すると、4のトリがパルスを
ゲートに受けたサイリスタ18がターンオンして引き外
し装置19に通電されるようになるため、主回路接点2
a、2b、2cが開放されるという通常の引き外し動作
が行なわれる。
まり変数KがNに達したときには、第3図には示されて
いないがマイクロコンピュータ17は、上記サンプリン
グ結果に基づいて各相のデジタル電圧信号により示され
る負荷電流の実効値または平均値の演算、及び斯様な演
算により得た各相負荷電流値のうち最大のものの選択、
並びに各相負荷電流値のレベル判別を実行する。尚、上
記のように変数KがNに達したときには、ステップhで
rYESJと判断されてステップbに戻るため、上記同
様のN回のサンプリング動作が新たに開始されるように
なる。そして、マイクロコンピュータ17は、上記レベ
ル判別結果に基づいて事故電流の有無を検知し、事故電
流が流れた旨を検知した場合には、その事故電流の大き
さに応じた限時動作を行なった後に出力ボートP。から
トリガパルスを出力する。すると、4のトリがパルスを
ゲートに受けたサイリスタ18がターンオンして引き外
し装置19に通電されるようになるため、主回路接点2
a、2b、2cが開放されるという通常の引き外し動作
が行なわれる。
ところで、マイクロコンピュータ17によるデジタル電
圧信号のサンプリング周期を一定とした場合には、次の
ような問題点を生ずる虞がある。
圧信号のサンプリング周期を一定とした場合には、次の
ような問題点を生ずる虞がある。
即ち、電源周波数が商用frSliAのように50H2
或は60Hzで一定である場合には、サンプリング周期
を例えば2ehsの一定値に設定しても電源周波数とサ
ンプリング周期とが同期する虞がなく、マイクロコンピ
ュータ17による引き外し動作には支障を生じない。し
かし、可変周波数電源が利用される場合には、その電源
周波数と上記サンプリング周期とが同期した状態となる
可能性がある。
或は60Hzで一定である場合には、サンプリング周期
を例えば2ehsの一定値に設定しても電源周波数とサ
ンプリング周期とが同期する虞がなく、マイクロコンピ
ュータ17による引き外し動作には支障を生じない。し
かし、可変周波数電源が利用される場合には、その電源
周波数と上記サンプリング周期とが同期した状態となる
可能性がある。
このような同期状態となったときには、デジタル電圧信
号の特定の値のみをサンプリングすることになって、サ
ンプルの普遍性が劣るようになる。
号の特定の値のみをサンプリングすることになって、サ
ンプルの普遍性が劣るようになる。
従って、この場合にはマイクロコンピュータ17による
負荷電流値の演算精度が低下するため、引き外し特性が
不安定になる等、動作信頼性に問題が生ずる。斯かる問
題点に対処するためには、デジタル電圧信号のサンプリ
ング周期を短くすることも考えられるが、このような手
段では、マイクロコンピュータ17の動作周波数を上げ
たり、A−D変換回路16として高速形のものを用いる
必要がある。しかし、マイクロコンピュータ17の動作
周波数を上げた場合には、その消費電流の増大を招くこ
とになり、これに対処するためには電源を大形化する必
要がある等、装置全体の大形を来たすことになる。また
、高速形のA−Di換回路は高価であるため、これがコ
ストを押し上げる原因となる。
負荷電流値の演算精度が低下するため、引き外し特性が
不安定になる等、動作信頼性に問題が生ずる。斯かる問
題点に対処するためには、デジタル電圧信号のサンプリ
ング周期を短くすることも考えられるが、このような手
段では、マイクロコンピュータ17の動作周波数を上げ
たり、A−D変換回路16として高速形のものを用いる
必要がある。しかし、マイクロコンピュータ17の動作
周波数を上げた場合には、その消費電流の増大を招くこ
とになり、これに対処するためには電源を大形化する必
要がある等、装置全体の大形を来たすことになる。また
、高速形のA−Di換回路は高価であるため、これがコ
ストを押し上げる原因となる。
これに対して、前述した本実施例では、マイクロコンピ
ュータ17によるデジタル電圧信号のサンプリングが不
定周期で行なわれるから、可変周波数電源が利用された
場合でも電源周波数と上記サンプリング周期とが同期し
てしまうことがなく、以て上述のような問題点を確実に
解決できるものである。
ュータ17によるデジタル電圧信号のサンプリングが不
定周期で行なわれるから、可変周波数電源が利用された
場合でも電源周波数と上記サンプリング周期とが同期し
てしまうことがなく、以て上述のような問題点を確実に
解決できるものである。
一方、主回路導体3a、3b、3cに短絡電流等の大規
模の事故電流が流れたときには、次のように作用する。
模の事故電流が流れたときには、次のように作用する。
即ち、この場合には、電流検出手段11からライン8a
、8b、8cに出力されるアナログ電圧信号Va、Vb
、Vcの電圧レベルが急上昇するため、ライン13及び
ライン7間の電圧もダイオードOR回路12を通じて上
昇して定電圧ダイオード21のツェナー電圧を越えるよ
うになる。すると、定電圧ダイオード21がブレークダ
ウンして限時制御回路20が通電状態になるため、上記
限時制御回路20からは、その印加電圧(即ち負荷電流
fiiI)の大小に応じた所定の限時時間経過後にトリ
ガパルスが出力される。従って、このトリガパルスによ
りサイリスタ18がターンオンされるようになり、以て
引き外し装置19により主回路接点2a、2b、2cが
開放されるという瞬時引き外し動作が行なわれる。
、8b、8cに出力されるアナログ電圧信号Va、Vb
、Vcの電圧レベルが急上昇するため、ライン13及び
ライン7間の電圧もダイオードOR回路12を通じて上
昇して定電圧ダイオード21のツェナー電圧を越えるよ
うになる。すると、定電圧ダイオード21がブレークダ
ウンして限時制御回路20が通電状態になるため、上記
限時制御回路20からは、その印加電圧(即ち負荷電流
fiiI)の大小に応じた所定の限時時間経過後にトリ
ガパルスが出力される。従って、このトリガパルスによ
りサイリスタ18がターンオンされるようになり、以て
引き外し装置19により主回路接点2a、2b、2cが
開放されるという瞬時引き外し動作が行なわれる。
尚、マイクロコンピュータ17の制御内容は、第3図に
示したものに限らず、例えば本発明の第2の実施例を示
す第4図のような制御内容としても良いものであり、以
下この第2の実施例について説明する。即ち、第4図に
おいて、マイクロコンピュータ17は、初期化ステップ
jの実行後には、内部カウンタに設定された変数Kを初
期値「1」にセットすると共に、他の内部カウンタに変
数■をセットする(ステップに、()。この後にはステ
ップmにおいて、内部タイマのタイマ時間として、内部
メモリのrKJ番地に記憶された時間データをセットす
る。この場合、上記内部メモリの「1」番地からrMJ
番地までの間には、夫々穴なる時間データが記憶されて
いる。具体的には、上記時間データとしては、例えば2
IIS近辺のランダムな時間がM種類選ばれるものであ
り、この場合上記rMJは「16」に設定されている。
示したものに限らず、例えば本発明の第2の実施例を示
す第4図のような制御内容としても良いものであり、以
下この第2の実施例について説明する。即ち、第4図に
おいて、マイクロコンピュータ17は、初期化ステップ
jの実行後には、内部カウンタに設定された変数Kを初
期値「1」にセットすると共に、他の内部カウンタに変
数■をセットする(ステップに、()。この後にはステ
ップmにおいて、内部タイマのタイマ時間として、内部
メモリのrKJ番地に記憶された時間データをセットす
る。この場合、上記内部メモリの「1」番地からrMJ
番地までの間には、夫々穴なる時間データが記憶されて
いる。具体的には、上記時間データとしては、例えば2
IIS近辺のランダムな時間がM種類選ばれるものであ
り、この場合上記rMJは「16」に設定されている。
つまり、マイクロコンピュータ17の内部メモリの1番
地から16番地には、2ms近傍の16種類のランダム
な時間データが記憶されている。
地から16番地には、2ms近傍の16種類のランダム
な時間データが記憶されている。
上記ステップmの実行後には、前記第3図に示されたス
テップd、e、fと夫々同様のステップn、o、pを実
行するものであり、これによりアナログ電圧信号Va、
Vb、Vcに対応した各相デジタル電圧信号をサンプリ
ングする。次いで、内部タイマがタイムアツプしたか否
かを判断しくステップq)、rNOJと判断したときに
は図示しない他の制御用プログラムを実行する。上記ス
テップqでrYESJと判断したときには、次のステッ
プrにおいて変数Iを「1」だけインクリメントし、次
いで変数lがN+1 (但しくN−128)に達したが
否かを判断する(ステップS)ここでrNOJと判断し
たときにはステップmへ戻るものであり、従ってステッ
プm ”−sがN回緑返し実行されることになる。ステ
ップSで「YESJと判断したとき、つまり前記サンプ
リング動作がN回行なわれた場合には、ステップ【にお
いて変数KがM(−16)に達したか否かを判断する。
テップd、e、fと夫々同様のステップn、o、pを実
行するものであり、これによりアナログ電圧信号Va、
Vb、Vcに対応した各相デジタル電圧信号をサンプリ
ングする。次いで、内部タイマがタイムアツプしたか否
かを判断しくステップq)、rNOJと判断したときに
は図示しない他の制御用プログラムを実行する。上記ス
テップqでrYESJと判断したときには、次のステッ
プrにおいて変数Iを「1」だけインクリメントし、次
いで変数lがN+1 (但しくN−128)に達したが
否かを判断する(ステップS)ここでrNOJと判断し
たときにはステップmへ戻るものであり、従ってステッ
プm ”−sがN回緑返し実行されることになる。ステ
ップSで「YESJと判断したとき、つまり前記サンプ
リング動作がN回行なわれた場合には、ステップ【にお
いて変数KがM(−16)に達したか否かを判断する。
ここでrNOJと判断したときには、変数Kを「1」だ
けインクリメントするステップUを実行した後に前記ス
テツブシへ戻る。
けインクリメントするステップUを実行した後に前記ス
テツブシへ戻る。
要するに、この第4図の構成では、デジタル電圧信号の
サンプリングを、内部メモリの「1」番地からrMJ番
地までの間の記憶されたランダムな時間データのうちの
一つに基づいて繰返し行なうと共に、そのサンプリング
がN回に達したときには、新たな時間データに基づいて
N回のサンプリングを行なうという動作を反復するもの
であり、この場合にも、デジタル電圧信号のサンプリン
グが不定周期で行なわれることになる。
サンプリングを、内部メモリの「1」番地からrMJ番
地までの間の記憶されたランダムな時間データのうちの
一つに基づいて繰返し行なうと共に、そのサンプリング
がN回に達したときには、新たな時間データに基づいて
N回のサンプリングを行なうという動作を反復するもの
であり、この場合にも、デジタル電圧信号のサンプリン
グが不定周期で行なわれることになる。
[発明の効果]
以上の説明により明らかなように請求項1゜2.3の発
明によれば、複数相の交流電路に流れる負曲電流値を示
す各槽周アナログ電圧信号を所定の順序で択一的に通過
させる信号選択手段、並びにこの信号選択手段を通過し
た信号をデジタル変換するA−D変換回路を夫々設けた
上で、A−D変換回路からのデジタル電圧信号を時分割
しながらサンプリングすると共にそのサンプリング信号
により示される各相の負荷電流値に基づいて引き外し動
作を実行する信号処理回路を設ける構成としたので、必
要なアナログ回路素子数を少なくできて、回路構成の簡
単化及びこれに伴うコストの低減を図り得る。また、引
き外し動作のための信号処理をデジタル的に行なう構成
であるから、従来必要であった面倒な出力レベル、1m
整作業が不要になる。さらに、前記信号処理回路による
デジタル電圧信号のサンプリングが不定周期で行なわれ
る構成としたので、?li 源周波数の如何に拘らず常
に安定した保護動作を行なうことができる。
明によれば、複数相の交流電路に流れる負曲電流値を示
す各槽周アナログ電圧信号を所定の順序で択一的に通過
させる信号選択手段、並びにこの信号選択手段を通過し
た信号をデジタル変換するA−D変換回路を夫々設けた
上で、A−D変換回路からのデジタル電圧信号を時分割
しながらサンプリングすると共にそのサンプリング信号
により示される各相の負荷電流値に基づいて引き外し動
作を実行する信号処理回路を設ける構成としたので、必
要なアナログ回路素子数を少なくできて、回路構成の簡
単化及びこれに伴うコストの低減を図り得る。また、引
き外し動作のための信号処理をデジタル的に行なう構成
であるから、従来必要であった面倒な出力レベル、1m
整作業が不要になる。さらに、前記信号処理回路による
デジタル電圧信号のサンプリングが不定周期で行なわれ
る構成としたので、?li 源周波数の如何に拘らず常
に安定した保護動作を行なうことができる。
請求項4に記載の発明によれば、信号処理回路をマイク
ロコンピュータにより構成すると共に、デジタル信号処
理により得た負荷電流の実効値または平均値に基づいて
引き外し動作を行なうようにしているから、引き外し動
作の精度が良好になるものである。特に、この場合には
前記サンプリングの不定周期化をソフトウェアの変更の
みで行ない得て、コスト的に有利になるものである。
ロコンピュータにより構成すると共に、デジタル信号処
理により得た負荷電流の実効値または平均値に基づいて
引き外し動作を行なうようにしているから、引き外し動
作の精度が良好になるものである。特に、この場合には
前記サンプリングの不定周期化をソフトウェアの変更の
みで行ない得て、コスト的に有利になるものである。
第1図乃至第3図は本発明の第1の実施例を示すもので
、第1図は概略的回路構成図、第2図は要部の回路構成
図、第3図は信号処理回路の制御内容を示すフローチャ
ートである。また、第4図は本発明の第2の実施例を示
す第3図相当図である。 図中、2a、2b、2cは主回路接点、3a。 3b 3cは主回路導体(交流電路)、5a、5b、
5cは変流器、6a、6b、6cは整流回路、9a、9
b、9cは負担回路、10は電源回路、11は電流検出
手段、14は信号選択手段、15は差動増幅回路、16
はA−D変換回路、17はマイクロコンピュータ(信号
処理回路)、18はサイリスク、19は引き外し装置を
示す。 出願人 株式会社 東 芝 第2図 第3図
、第1図は概略的回路構成図、第2図は要部の回路構成
図、第3図は信号処理回路の制御内容を示すフローチャ
ートである。また、第4図は本発明の第2の実施例を示
す第3図相当図である。 図中、2a、2b、2cは主回路接点、3a。 3b 3cは主回路導体(交流電路)、5a、5b、
5cは変流器、6a、6b、6cは整流回路、9a、9
b、9cは負担回路、10は電源回路、11は電流検出
手段、14は信号選択手段、15は差動増幅回路、16
はA−D変換回路、17はマイクロコンピュータ(信号
処理回路)、18はサイリスク、19は引き外し装置を
示す。 出願人 株式会社 東 芝 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数相の交流電路に流れる負荷電流を検出して各相
の負荷電流値に応じた電圧レベルの各相用アナログ電圧
信号を夫々出力する電流検出手段を備え、上記アナログ
電圧信号により示される負荷電流値に基づいて引き外し
動作を実行するようにした回路しや断器において、前記
電流検出手段からの各相用アナログ電圧信号を所定の順
序で択一的に通過させるという選択動作を繰返す信号選
択手段と、この信号選択手段を通過したアナログ電圧信
号をデジタル変換するA−D変換回路と、このA−D変
換回路からのデジタル電圧信号を時分割しながらサンプ
リングするように設けられそのサンプリング信号により
示される各相の負荷電流値に基づいて前記引き外し動作
を実行する信号処理回路とを備え、前記信号処理回路は
、前記デジタル電圧信号のサンプリングを不定周期で行
なうように構成されていることを特徴とする回路しや断
器。 2、信号処理回路は、複数種類の時間データを記憶して
成り、その時間データの中から選択した特定時間データ
に基づいたタイマ動作によりデジタル電圧信号のサンプ
リング間隔を決定すると共に、そのサンプリング毎に新
たな特定時間データを選択するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の回路しや断器。 3、信号処理回路は、複数種類の時間データを記憶して
成り、その時間データの中から選択した特定時間データ
に基づいたタイマ動作によりデジタル電圧信号のサンプ
リング間隔を決定すると共に、そのサンプリング回数が
所定値に達する毎に新たな特定時間データを選択するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の回
路しや断器。 4、信号処理回路は、マイクロコンピュータにより構成
され、入力されるデジタル電圧信号に基づいて少なくと
も負荷電流の実効値若しくは平均値の演算を行なうと共
に、その演算結果に基づいて引き外し動作を実行するよ
う構成されていることを特徴とする請求項1記載の回路
しや断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23286288A JPH0284007A (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 回路しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23286288A JPH0284007A (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 回路しや断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0284007A true JPH0284007A (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=16945988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23286288A Pending JPH0284007A (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 回路しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0284007A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7628447B2 (en) | 2005-09-22 | 2009-12-08 | Piolax, Inc. | Harness clip |
-
1988
- 1988-09-17 JP JP23286288A patent/JPH0284007A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7628447B2 (en) | 2005-09-22 | 2009-12-08 | Piolax, Inc. | Harness clip |
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