JPH0281978A - 密閉形スクロール圧縮機 - Google Patents
密閉形スクロール圧縮機Info
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- JPH0281978A JPH0281978A JP23246788A JP23246788A JPH0281978A JP H0281978 A JPH0281978 A JP H0281978A JP 23246788 A JP23246788 A JP 23246788A JP 23246788 A JP23246788 A JP 23246788A JP H0281978 A JPH0281978 A JP H0281978A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、冷凍、空調用の冷媒圧縮機あるいはヘリウム
用圧縮機として用いられる密閉形スクロール圧縮機に係
り、特に密閉チャンバとフレームとの固定方法に関する
ものである。
用圧縮機として用いられる密閉形スクロール圧縮機に係
り、特に密閉チャンバとフレームとの固定方法に関する
ものである。
密閉形スクロール圧縮機は、特開昭62−129595
号で開示されているように、スクロール圧縮機構部で圧
縮された冷媒ガスは、上部の吐出室から連通路を介して
電動機室に至る。次いで冷媒ガスは、電動機の周囲を通
って、圧縮機の吐出管から外部に流出する。
号で開示されているように、スクロール圧縮機構部で圧
縮された冷媒ガスは、上部の吐出室から連通路を介して
電動機室に至る。次いで冷媒ガスは、電動機の周囲を通
って、圧縮機の吐出管から外部に流出する。
上記従来例では、主軸受としてころがり軸受を使用して
いる。ころがり軸受は、これを支持しているフレームに
焼きばめ(圧入)にて固定されている。一方フレームは
密閉チャンバ(ケーシング胴部)に焼ばめ(圧入)にて
固定された構造となっている。
いる。ころがり軸受は、これを支持しているフレームに
焼きばめ(圧入)にて固定されている。一方フレームは
密閉チャンバ(ケーシング胴部)に焼ばめ(圧入)にて
固定された構造となっている。
上記従来技術は、フレームところがり軸受の固定法及び
フレームと密閉チャンバとの固定法とが焼ばめ(圧入)
による方法のため、焼ばめによりフレーム側に径方向の
変形がおこり、ころがり軸受のギャップを縮める結果と
なる。主軸受のギャップが上記した2箇所の焼ばめ代に
よって大きく変化し、場合によってはころがり軸受のギ
ャップ(径方向ギャップ)が零になることも起こり得る
。
フレームと密閉チャンバとの固定法とが焼ばめ(圧入)
による方法のため、焼ばめによりフレーム側に径方向の
変形がおこり、ころがり軸受のギャップを縮める結果と
なる。主軸受のギャップが上記した2箇所の焼ばめ代に
よって大きく変化し、場合によってはころがり軸受のギ
ャップ(径方向ギャップ)が零になることも起こり得る
。
このように、ころがり軸受(主軸受)のギャップが小さ
くなると、この部分の機械損失が大きくなり、ひいては
圧縮機の性能を低下させるという問題が生じる。焼ばめ
代の大小により、主軸受のギャップもバラツキ、これが
圧縮機性能のバラツキにも大きな影響を及ぼす。また、
極端に軸受ギャップが小さくなると、ころ部と内輪及び
外輪部との接触が強くなり該主軸受の寿命が短くなると
いう信頼性のR題が生じる。
くなると、この部分の機械損失が大きくなり、ひいては
圧縮機の性能を低下させるという問題が生じる。焼ばめ
代の大小により、主軸受のギャップもバラツキ、これが
圧縮機性能のバラツキにも大きな影響を及ぼす。また、
極端に軸受ギャップが小さくなると、ころ部と内輪及び
外輪部との接触が強くなり該主軸受の寿命が短くなると
いう信頼性のR題が生じる。
本発明の目的は、主軸受の機械損失の低減を図るととも
に、該軸受の信頼性(寿命)の向上を図ることにある。
に、該軸受の信頼性(寿命)の向上を図ることにある。
上記目的は、フレームを二つに分割し、一方を密閉チャ
ンバ(ケーシング胴部)に焼はめ(圧力)にて固定し、
主軸要部を備えたフレーム側を上記フレームと止めボル
トにて固定する構造とすることにより、達成される。す
なわち、チャンバ胴部とオルダムフレーム部材との焼ば
め(圧入)による径方向の変形・収縮量が、圧縮機の駆
動系とりわけコロガリ軸受を用いた主軸受の軸受隙間に
影響を及ぼさないようにするものである。
ンバ(ケーシング胴部)に焼はめ(圧力)にて固定し、
主軸要部を備えたフレーム側を上記フレームと止めボル
トにて固定する構造とすることにより、達成される。す
なわち、チャンバ胴部とオルダムフレーム部材との焼ば
め(圧入)による径方向の変形・収縮量が、圧縮機の駆
動系とりわけコロガリ軸受を用いた主軸受の軸受隙間に
影響を及ぼさないようにするものである。
すなわち、フレームを二分割構造とし、密閉チャンバと
の焼ばめによる変形が、圧縮機の駆動系に対して極力影
響しないようにすることにより達成される。
の焼ばめによる変形が、圧縮機の駆動系に対して極力影
響しないようにすることにより達成される。
オルダム機構と係合するキー溝部を備えたオルダムフレ
ーム部と、密閉チャンバ胴部とを焼ばめ(圧入)にて固
定するが、主軸受部を備えるフレーム部材とは、上記オ
ルダムフレーム部材とボルト締めによる固定方式をとっ
ているため、焼ばめ時のオルダムフレーム部材の径方向
の変形が、圧縮機の駆動系1.特に直接主軸受側に影響
を及ぼさなくなる。したがって、上記のように構成する
ことにより、主軸受部のコロガリ部に余分な負担がかか
らなくなり、常時適正な軸受隙間を確保することができ
る。
ーム部と、密閉チャンバ胴部とを焼ばめ(圧入)にて固
定するが、主軸受部を備えるフレーム部材とは、上記オ
ルダムフレーム部材とボルト締めによる固定方式をとっ
ているため、焼ばめ時のオルダムフレーム部材の径方向
の変形が、圧縮機の駆動系1.特に直接主軸受側に影響
を及ぼさなくなる。したがって、上記のように構成する
ことにより、主軸受部のコロガリ部に余分な負担がかか
らなくなり、常時適正な軸受隙間を確保することができ
る。
本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、密閉容器1内の上方に圧縮機部100
が、下方に電動機部3が収納されている。
が、下方に電動機部3が収納されている。
密閉容器1内は上部室2a(吐出室)と電動機室2b、
2cとに区画されている。
2cとに区画されている。
圧縮機部100は固定スクロール部材5と旋回スクロー
ル部材6を互に噛合せて圧縮室(密閉空間)7を形成し
ている。固定スクロール部材5は、円板状の鏡板5aと
、これに直立しインボリュト曲線あるいはこれに近似の
曲線に形成されたラップ5bとからなり、その中心部に
吐出口10.外周部に吸入口16を備えている。旋回ス
クロール部材6は円板状の鏡板6aと、これに直立し、
固定スクロールのラップと同一形状に形成されたラップ
6bと、鏡板の反ラツプ面に形成されたボス6cとから
なっている。フレーム11は中央部に軸受部を形成し、
この軸受部に回転軸14が支承され、回転軸先端の偏心
軸14aは、上記ボス6Cに旋回運動が可能なように挿
入されている。
ル部材6を互に噛合せて圧縮室(密閉空間)7を形成し
ている。固定スクロール部材5は、円板状の鏡板5aと
、これに直立しインボリュト曲線あるいはこれに近似の
曲線に形成されたラップ5bとからなり、その中心部に
吐出口10.外周部に吸入口16を備えている。旋回ス
クロール部材6は円板状の鏡板6aと、これに直立し、
固定スクロールのラップと同一形状に形成されたラップ
6bと、鏡板の反ラツプ面に形成されたボス6cとから
なっている。フレーム11は中央部に軸受部を形成し、
この軸受部に回転軸14が支承され、回転軸先端の偏心
軸14aは、上記ボス6Cに旋回運動が可能なように挿
入されている。
またオルダムフレーム4には固定スクロール部材5が複
数本のボルト50によって固定され、旋回スクロール部
材6はオルダムフレームおよびオルダムキーよりなるオ
ルダム機構38によってフL−ム4に支承され、旋回ス
クロール部材6は固定スクロール部材5に対して、自転
しないで旋回?、 11)+をするように形成されてい
る。
数本のボルト50によって固定され、旋回スクロール部
材6はオルダムフレームおよびオルダムキーよりなるオ
ルダム機構38によってフL−ム4に支承され、旋回ス
クロール部材6は固定スクロール部材5に対して、自転
しないで旋回?、 11)+をするように形成されてい
る。
なお、旋回ボス部6c内には旋回軸受30が、フレーム
11の中央には主軸受31と下軸軸受32及びシール軸
受33が設けられている。主軸受31には、潤滑面で信
頼性の高いころがり軸受(円筒コロ軸受)を用いている
。第3図に詳細に示しているが、31aが例えば円筒コ
ロ部で、31bがフレーム内周面と焼ばめにて固定され
る外輪部である。一方31cは主軸14と中間ばめにて
主軸側に固定されている内輪部である。
11の中央には主軸受31と下軸軸受32及びシール軸
受33が設けられている。主軸受31には、潤滑面で信
頼性の高いころがり軸受(円筒コロ軸受)を用いている
。第3図に詳細に示しているが、31aが例えば円筒コ
ロ部で、31bがフレーム内周面と焼ばめにて固定され
る外輪部である。一方31cは主軸14と中間ばめにて
主軸側に固定されている内輪部である。
旋回スクロール6の鏡板6aとフレーム11及びオルダ
ムフレーム4とで囲まれた背圧室47は、鏡板6aに設
けられた背圧孔61を介して圧縮室7と連通しており、
この背圧室47内の圧力は吸入圧力と吐出圧力との中間
的圧力となる。回転軸14には、下部に、ロータ3bに
固定された電動機軸14bを一体に連設し、電動機部3
を直結している。固定スクロール部材5の吸入口16に
は密閉容器1を貫通して垂直方向の吸入管17が接続さ
れ、吐出口10が開口している上部室2aは第2図に示
すように通路18a、18bを介して上部電動機室2b
と連通している。この上部電動機室2bは電動機ステー
タ3aと密閉容器1側壁との間の通路45を介して下部
電動機室2cに連通している。また上部電動機室2bは
密閉容器1を貫通する吐出管19に連通している。
ムフレーム4とで囲まれた背圧室47は、鏡板6aに設
けられた背圧孔61を介して圧縮室7と連通しており、
この背圧室47内の圧力は吸入圧力と吐出圧力との中間
的圧力となる。回転軸14には、下部に、ロータ3bに
固定された電動機軸14bを一体に連設し、電動機部3
を直結している。固定スクロール部材5の吸入口16に
は密閉容器1を貫通して垂直方向の吸入管17が接続さ
れ、吐出口10が開口している上部室2aは第2図に示
すように通路18a、18bを介して上部電動機室2b
と連通している。この上部電動機室2bは電動機ステー
タ3aと密閉容器1側壁との間の通路45を介して下部
電動機室2cに連通している。また上部電動機室2bは
密閉容器1を貫通する吐出管19に連通している。
なお、llfは電動機3をフレーム側に固定するための
フレーム台座部である。43はハーメ端子部、22は密
閉容器底部の油溜りを示す。尚図中実線矢印は冷媒ガス
の流れ方向、破線矢印は油の流れ方向を示す。なお、2
0と21は、旋回スクロール6の旋回運動に伴う遠心力
を相殺するための第一と第二のバランスウェイトである
。
フレーム台座部である。43はハーメ端子部、22は密
閉容器底部の油溜りを示す。尚図中実線矢印は冷媒ガス
の流れ方向、破線矢印は油の流れ方向を示す。なお、2
0と21は、旋回スクロール6の旋回運動に伴う遠心力
を相殺するための第一と第二のバランスウェイトである
。
上記密閉容器1は上部鏡板1a、J5i体部1b、下部
鏡板1cで形成されている。
鏡板1cで形成されている。
第2図は、オルダムフレーム4が胴体部1bと接触面4
9にて焼はめ(圧入)にて固定された状態を示す斜視図
である。固定スクロール5は止メボルト50にて固定さ
れ、胴体部1bとは隙間53を介して隔たっている。ま
たオルダムフレーム4の下方にはフレーム11が配され
1両者は複数個の止メボルト56にてオルダムフレーム
4と一体化している。フレーム11は胴体部1bと隙間
54を介して隔てている。
9にて焼はめ(圧入)にて固定された状態を示す斜視図
である。固定スクロール5は止メボルト50にて固定さ
れ、胴体部1bとは隙間53を介して隔たっている。ま
たオルダムフレーム4の下方にはフレーム11が配され
1両者は複数個の止メボルト56にてオルダムフレーム
4と一体化している。フレーム11は胴体部1bと隙間
54を介して隔てている。
第3図は、オルダムフレーム4及びフレーム11が組合
わさったときの平面図である。オルダムフレーム4には
オルダムキー溝4aを備えた扇形状のボス部4fを一対
設けている。また該オルダムフレーム4の上端面4cに
は固定スクロールを固定するためのネジ穴4eがきっで
ある。一方下端面4nにもフレーム11を下部から固定
するためのネジ穴4pがきっである。第4図は自転防止
部材(オルダムリング)38の外観図である。
わさったときの平面図である。オルダムフレーム4には
オルダムキー溝4aを備えた扇形状のボス部4fを一対
設けている。また該オルダムフレーム4の上端面4cに
は固定スクロールを固定するためのネジ穴4eがきっで
ある。一方下端面4nにもフレーム11を下部から固定
するためのネジ穴4pがきっである。第4図は自転防止
部材(オルダムリング)38の外観図である。
該オルダムリング38は、リング部38aとキー部38
bとからなり、夫々旋回スクロール6側のキー溝部とオ
ルダムフレーム4側のキー溝部4aと係合している。主
軸受のコロ軸受部37は、フレーム11の中央部に配し
ている。
bとからなり、夫々旋回スクロール6側のキー溝部とオ
ルダムフレーム4側のキー溝部4aと係合している。主
軸受のコロ軸受部37は、フレーム11の中央部に配し
ている。
このように、密閉チャンバと接合するオルダム−フレー
ム部4とコロ軸受部31の有するフレーム]−1とを別
体構造とするものである。上記構造により、密閉チャン
バ1bとオルダムフレーム4との焼ばめ(圧入)ににる
変形(径方向の収縮量への影g)が、圧縮機の駆動系特
に主軸受のコロガリ軸受の径方向ギャップに影響を及ぼ
さなくなる。
ム部4とコロ軸受部31の有するフレーム]−1とを別
体構造とするものである。上記構造により、密閉チャン
バ1bとオルダムフレーム4との焼ばめ(圧入)ににる
変形(径方向の収縮量への影g)が、圧縮機の駆動系特
に主軸受のコロガリ軸受の径方向ギャップに影響を及ぼ
さなくなる。
すなわち、圧縮機組立中においてころがり軸受部に負担
がかからないようになる。
がかからないようになる。
なおオルダムフレーム4と胴体部1bとの焼ばめによる
固定方式において、両者の焼ばめ代δ0は無次元焼ばめ
代δ0− で表現すると、実用的には次式で与えられる
。
固定方式において、両者の焼ばめ代δ0は無次元焼ばめ
代δ0− で表現すると、実用的には次式で与えられる
。
ここで、R:接合面4gの半径(m)
δ0 :焼ばめ代(m)
δ0申:無次元焼ばめ代
無次元焼ばめ代を上記範囲の前後に設定することにより
、従来機においても主軸受へのギャップの縮少化をより
防止することができる。
、従来機においても主軸受へのギャップの縮少化をより
防止することができる。
なお、主軸受31の外輪部31bとフレーム11の内周
面ILmとの焼はめ代も、前記した(1)式の範囲の前
後が適正である。
面ILmとの焼はめ代も、前記した(1)式の範囲の前
後が適正である。
第1図と第3図に示すように、オルダムフレーム4とフ
レーム4とに分割構造とし、オルダムフレーム4側にオ
ルダムキー溝部4aを備えることによって、背圧室47
に配されたバランスウェイト20及び主軸受31の大き
さが最大口fi寸法まで許容され該バランスウェイト2
0の形状設計がより容易となるとともに、主軸受31の
組立性が向上する。従来機では第3図の場合Dzo寸法
が最大の径となる。また主軸受31の組付けがDz。
レーム4とに分割構造とし、オルダムフレーム4側にオ
ルダムキー溝部4aを備えることによって、背圧室47
に配されたバランスウェイト20及び主軸受31の大き
さが最大口fi寸法まで許容され該バランスウェイト2
0の形状設計がより容易となるとともに、主軸受31の
組立性が向上する。従来機では第3図の場合Dzo寸法
が最大の径となる。また主軸受31の組付けがDz。
の寸法制約のため難しい等の欠点があった。
第5図は、本発明による主軸受部の機械損失の低減効果
を、従来機のものと比較して示した説明図である。従来
機では機械損失が大きいことと、そのバラツキも大きい
ことが分かる。これに対して本発明では損失が小さいと
ともにバラツキも小さいことが分かず、これにより、圧
縮機全体の性能向上とともに、性能のバラツキの小さな
圧縮機とすることができる。この機械損失は、N=36
00rp+nのもので、更に主軸14が高速化すると、
両者圧縮機の性能差が顕著となる。したがって、本発明
はインバータ制御により圧縮機が高速回転するといった
インバータ制御用スクロール圧縮機に好適である。
を、従来機のものと比較して示した説明図である。従来
機では機械損失が大きいことと、そのバラツキも大きい
ことが分かる。これに対して本発明では損失が小さいと
ともにバラツキも小さいことが分かず、これにより、圧
縮機全体の性能向上とともに、性能のバラツキの小さな
圧縮機とすることができる。この機械損失は、N=36
00rp+nのもので、更に主軸14が高速化すると、
両者圧縮機の性能差が顕著となる。したがって、本発明
はインバータ制御により圧縮機が高速回転するといった
インバータ制御用スクロール圧縮機に好適である。
以上、説明したように、本発明では、自転防止用オルダ
ムキー溝部を備えたオルダムフレーム部材と、コロガリ
軸受を内蔵したフレーム部材とを止めボルトにて固定す
るとともに、上記オルダムフレーム部材の外周部が密閉
容器胴体部と焼ばめによって一体化されていることを特
徴としている。
ムキー溝部を備えたオルダムフレーム部材と、コロガリ
軸受を内蔵したフレーム部材とを止めボルトにて固定す
るとともに、上記オルダムフレーム部材の外周部が密閉
容器胴体部と焼ばめによって一体化されていることを特
徴としている。
すなわち、チャンバ胴部とオルダムフレーム部材との焼
ばめによる変形が、圧縮機の駆動系に全く影響を及ぼさ
なくなる。
ばめによる変形が、圧縮機の駆動系に全く影響を及ぼさ
なくなる。
本発明によれば、次のような効果がある。
(1)主軸受部の機械損失が減って、圧縮機の性能が向
上する。
上する。
(2)主軸受部のコロガリ部に組立時の余分な負担がか
からないので、該コロガリ部の寿命が延びるとともに、
圧縮機全体の信頼性が高まる。
からないので、該コロガリ部の寿命が延びるとともに、
圧縮機全体の信頼性が高まる。
(3)インバータ制御により圧縮機が高速化するほど上
記(2)と(3)項の効果がより一層顕著となる。
記(2)と(3)項の効果がより一層顕著となる。
(4)フレームの分割構造とすることにより、背圧室内
に設けるバランスウェイトの形状設計が簡単化すること
及び主軸受31の大きさ(外径)の選択の自由度がふえ
ることなどの利点がある。
に設けるバランスウェイトの形状設計が簡単化すること
及び主軸受31の大きさ(外径)の選択の自由度がふえ
ることなどの利点がある。
f51図は、本発明の密閉形スクロール圧縮機の全体構
造を示す縦断面図である。 第2図はオルダムフレーム部分の組立状況を表わす外1
11斜視図である。第3図はオルダムフレームの平面図
、第4図はオルダムリング外観図である。第5図は、本
発明の効果を表わす機械損失の説明線図である。 2b・・・電動機室、3・・・電!l+a、4・・・オ
ルダムフレーム、5・・・固定スクロール、6・・・旋
回スクロール、11・・・フレーム、17・・・吸入管
、19・・・吐出管、20・・・バランスウェイl−,
22・・・油。 ヱク ! 口 41ルクム−lレーへ 10tr 入クロ ’L−7f そ′、νり見芽 図 臀 に 茅 仝 図
造を示す縦断面図である。 第2図はオルダムフレーム部分の組立状況を表わす外1
11斜視図である。第3図はオルダムフレームの平面図
、第4図はオルダムリング外観図である。第5図は、本
発明の効果を表わす機械損失の説明線図である。 2b・・・電動機室、3・・・電!l+a、4・・・オ
ルダムフレーム、5・・・固定スクロール、6・・・旋
回スクロール、11・・・フレーム、17・・・吸入管
、19・・・吐出管、20・・・バランスウェイl−,
22・・・油。 ヱク ! 口 41ルクム−lレーへ 10tr 入クロ ’L−7f そ′、νり見芽 図 臀 に 茅 仝 図
Claims (1)
- 1.密閉容器内に、スクロール圧縮機と電動機をフレー
ムに支承した回転軸を介して連設して収納すると共に、
密閉容器室を上下室に区画し、スクロール圧縮機は、円
板状鏡板に渦巻状のラップを直立する固定スクロール部
材及び旋回スクロール部材を、ラップを内側にしてかみ
合せ、旋回スクロール部材を回転軸に連設する偏心軸部
に係合し、旋回スクロール部材を自転することなく、固
定スクロール部材に対し旋回運動させ、固定スクロール
部材には中心部に開口する吐出口と外周部に開口する吸
入口を設け、吸入口よりガスを吸入し、両スクロール部
材にて形成される圧縮空間を中心に移動させ容積を減少
してガスを圧縮し、吐出口より圧縮ガスを上部容器室に
吐出し、通路を介し下部容器室に導びき、吐出管を介し
器外に吐出する密閉形スクロール圧縮機において、自動
防止用オルダムキー溝部を備えたオルダムフレーム部材
と、コロガリ軸受を内蔵したフレーム部材とを止めボル
トにて固定するとともに、上記オルダムフレーム部材の
外周部を密閉容器胴体部と焼ばめによつて一体化したこ
とを特徴とする密閉形スクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23246788A JPH0281978A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23246788A JPH0281978A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281978A true JPH0281978A (ja) | 1990-03-22 |
Family
ID=16939753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23246788A Pending JPH0281978A (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0281978A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1014895A5 (fr) * | 1998-10-21 | 2004-06-01 | Scroll Tech | Ensemble de compresseur a volutes a ajustement a force. |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP23246788A patent/JPH0281978A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1014895A5 (fr) * | 1998-10-21 | 2004-06-01 | Scroll Tech | Ensemble de compresseur a volutes a ajustement a force. |
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