JPH0255448A - 音声ダイヤリング方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話機に用いられる音声タイヤリンク方式に
関し、より詳細には、電話機を発信側。

着信側に用いるときに音声認識技術を利用してタイヤル
発信したり着信制御を行なわせたりする音声タイヤリン
ク方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、例えは特開昭６１−１．４４１．５７号に開示さ
れているように、音声によって入力された名義を音声認
識し、音声認識結果と対応するタイヤル番号を読出して
タイヤル発信を行なう音声ダイヤリンク方式か知られて
いる。

この種の音声タイヤリンク方式は、送話器および受話器
を備えた電話機に適用され、この電話機を発信側に用い
るとき相手先の名義を送話器から音声で入力することに
より相手先に自動的にタイヤル発信することかできるの
で、タイヤル番号の参照動作、ダイヤル操作等をする必
要がなくなり、操作性を向上させるという利点があった
。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように従来の音声タイヤリンク方式では、電話機を
発信側に用いる際に操作性向上等の利便を得るようにし
ているがこの電話機を着信側に用いる際については考慮
かなされていなかった６すなわち、例えは睡眠中などに
着信かあったときなどには、相手の発信に対し応答する
か相手が発信を中正しない限りリンカ−が動作し続は睡
眠が妨害されるので、着信が不特定の相手の不必要な電
話である場合にはこの着信が自動的に切れるのを望む場
合かある。また着信が必要な電話である場合にはこの着
信内容をその時点ではなく後で知りうるような着信制御
か望む場合があるが、従来の音声ダイヤリング方式では
このような着信制御を行なうようにはなっていなかった
。

本発明は、電話機が着信側として用いられ不特定の相手
からの着信があったときに所定の着信制御を行なわせる
ことの可能な音声ダイヤリング方式を提供することを目
的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明の音声ダイヤリング
方式は、着信時に発信側へ所定の合成音を送り、この合
成音を受けることによって発信側から送られる話者の音
声の特徴量と予め登録されている話者照合用標準パター
ンとを照合し、話者の音声の特徴量が話者照合用パター
ンに該当しないときには話者からのメツセージを記憶さ
せ、着信側で所望する時に前記メツセージを合成音とし
て出力させるようになっていることを特徴としたもので
ある。

〔作用〕

上記のような構成では、電話機を着信側に用いた場合に
、着信時に発信者の音声入力を促す旨の所定の合成音を
発信側へ送る。発信側ではこの合成音を受けて音声を出
力し＠鎖側に送る。着信側では発信側から送られた音声
の特徴を抽出し、その特徴量を予め登録されている話者
照合用パターンと照合する。照合の結果、話者照合用パ
ターンに該当しないときには着信側では発信側が不特定
話者であると判断し、例えば発信者に伝えたいメツセー
ジの入力を促す旨の合成音を通知する。これにより発信
者がメツセージを送ると、＠鎖側ではそのメツセージを
記憶する。このように記憶されたメツセージは着信側に
おいて所望するときに合成音として出力されるので、こ
れによって着信側においては不特定話者からのメツセー
ジを直接通話で受けることなく後で知ることができて、
話者を選択することかできる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る音声ダイヤリング方式を適用した
電話機の構成図であって、この電話機は、送話器１と、
受話器２と、通話回Ｉ？８３と、回線制御部４と、音声
ダイヤリングに関する全体の制御を行なう制御部５と、
キーボードなどの操作部６と、タイマ７と、発信回路８
と、送話器１から入力される音声または回線制御部４を
介し通話回路３から入力される音声の特徴量を抽出する
特徴抽出部つと、音声の特徴量が標準パターンとして予
め登録される標準パターン記憶部１０と、音声により入
力される名義に対応するダイヤル番号か予め登録される
番号記憶部１１と、特徴抽出部９で抽出された特徴量と
標準パターン記憶部１０内に予め登録されている特徴量
とのパターン照合を行なうパターン照合部１２と、音声
合成のための標準パターンが予め登録される合成用標準
パターン記憶部１３と、所定の音声を合成して受話器２
に出力する音声合成部１４とを備えている。

操作部６には、標準パターン記憶部１０などへの標準パ
ターン等の登録処理を開始させるための登録ボタン２０
と、電話機を着信側に用いて所定の着信制御を自動的に
行なわせるための話者照合用ボタン２１と、着信制御に
おいて記憶された不特定話者のメツセージを合成音声で
再生するためのメツセージ再生ボタン２２と、ダイヤル
番号等を入力させるためのデン”ｅ−２３とが設けられ
ている。

また標準パターン記憶部１０には、上記電話機を発信側
に用いるときに必要な認識用標準パターン部１５と、上
記電話機を＠鎖側に用いるときに所定の着信制御を行な
わせるのに必要な話者照合用標準パターン部１６とが設
けられている。

このような構成の電話機において音声ダイヤリングの仕
方を第２図、第３図を用いて次に説明する。なお第２図
は電話機を発信側に用いる場合に相手先の名義を音声で
入力しこの名義に対応したダイヤル番号でダイヤル発信
を行なわせるための処理流れを示すフローチャート、第
３図は電話機を着信側に用、いる場合に所定の着信制御
を行なわせるための処理流れを示すフローチャートであ
る。

先つ電話機を発信側に用いて音声入力によりダイヤル発
信を行なわせる場合には、送話器１から音声により入力
される相手先の名義（例えば相手先の氏名等）に対して
その特徴量を認識用標準パターン部として認識用標準パ
ターン部１５に予め登録し、またその名義に対応したダ
イヤル番号を番号記憶部１１に予め登録しておく必要が
ある。

第２図のステップＳ１乃至Ｓ６はこの登録処理を示すも
のである。登録処理では、発信者は先つ操作部６の登録
ボタン２０を押下しくステップＳ１）、送話器１から相
手先の名義を音声で入力する（ステップＳ２＞。入力さ
れた音声は、特徴抽出部９において特徴抽出されて、そ
の特徴量か認識用標準パターンとして認識用標準パター
ン部１５に登録されさらに音声合成のための標準パター
ンとして合成用標準パターン記憶部１３に登録される（
ステップＳ３）。次いで音声合成部１４では合成用標準
パターン記憶部１３に登録された標準パターンに基づき
音声を合成して合成音声を受話器２に出力する。これに
より発信者は送話器１から入力した自己の音声を受話器
２により確認する（ステップＳ　４．　）。合成音声を
確認後、発信者は操作部６のテンキー２３から相手先の
ダイヤル番号を入力する（ステップＳ５）。入力された
ダイヤル番号は、ステップＳ３において認識用標準パタ
ーン部１０に登録された認識用標準パターンと対応させ
て番号記憶部１１に登録される（ステップＳ６）。

このようにして認識用標準パターン部１５９番号記憶部
１１に認識用標準パターン、ダイヤル番号を予め登録し
た後、ステップＳ７乃至Ｓ　１．　Ｏに示すダイヤル発
信処理か行なわれる。すなわち発信者は送話器１から相
手先の名義を音声により入力する（ステップＳ７）。入
力された音声は、特徴抽出部９において特徴抽出され、
その特徴量は、パターン照合部１２においてステップＳ
１乃至Ｓ６の処理で認識用標準パターン部１５に予め登
録された認識用標準パターンとパターン照合される（ス
テップＳ８）。パターン照合によって入力された音声の
特徴量と最も類似度の高い認識用標準パターンか認識結
果として検出されると、この認識用標準パターンに対応
した相手先のダイヤル番号か番号記憶部１１から読出さ
れ発信回路８に送られる（ステップＳ９）。これにより
発信回路８は回線制御部４を介し局線２４にタイヤルト
ーン信号を出力して相手先へダイヤル発信を行なうこと
かできる（ステップ５１０）。

次に電話機を着信側に用い所定の着信制御を行なう場合
には、局線２４１回線制御部４１通話回路３から音声に
より入力される発信者の名義（例えは発信者の氏名ある
いは発信者に対して割当てられた暗号等）に対してその
特徴量を話者照合用標準パターンとして話者照合用標準
パターン部１６に予め登録しておく必要かある。

第３図のステップＴＩ乃至′Ｉ゛４はこの登録処理を示
すものである。登録処理は、例えば発信者からダイヤル
発信がなされ着信側か発信側と通話状態となっていると
きに、着信側で操作部６の登録ボタン２０を押下するこ
とによって開始する（ステップ１゛１）。通話中に登録
ボタン２０か押下されると、制御部５は、音声合成部１
４をアクセスし、音声合成部１４からは発信者の名義の
音声入力を促す合成音が出力され、通話回路３９回線制
御部４１局線２４を介して発信側の受話器に送られる（
ステップＴ２）。これにより発信側では発信者は自己の
名義を送話器から音声で入力する（ステップＴ３）。発
信者の音声は、局線２４を介して着信側の回線制御部４
１通話回路３で受けられ、特徴抽出部って特徴抽出され
て、その特徴量が話者照合用標準パターンとして話者照
合用標準パターン部１６に登録される（ステップＴ４）
。

このようにして、話者照合用標準パターン部１６に話者
照合用標準パターンを予め登録した後、ステップＴ５乃
至Ｔ　１．７に示す着信制御処理を行なうことができる
。すなわち、着ｔ８ＩｌＩＩでは所定の着信制御を自動
的に行なわすために操作部６の話者照合用ボタン２１を
押下した状態にしておく（ステップＴ５）。このように
話者照合用ボタン２１か押下されている状態で発信側か
らのタイヤル発信により着信があったときには音声合成
部１４から発信者の名義の音声入力を促す合成音が出力
され、通話回路３２回線制御部４１局線２４を介して発
信側の受話器に送られる（ステップＴ６）。これにより
発信側では発信者は自己の名義を送話器から音声で人力
するくステップ１゛７）。

発信者の音声は、局線２４を介して着信側の回線制御部
４１通話回路３で受けられ、特徴抽出部って特徴抽出さ
れて、その特微量はパターン照合部１２においてステッ
プＴ１乃至１゛４の処理で話者照合用標準パターン部１
６に予め登録された話者照合用パターンとパターン照合
される（ステップＴ８）。パターン照合の結果、発信者
の音声が予め登録されている話者照合用パターンのいず
れかに該当したときには、この発信者は着信側において
登録されている特定話者であると判断され、制御部５に
おいて着信があったことを知らせる動作を行なって（例
えばリンカ−を動作させて）、着信側を呼び出す（ステ
ップＴ　９　）。

これに対して、ステップＴ８のパターン照合の結果、発
信者のＢ−声が予め登録されている話者照合用パターン
のいずれにも該当しないときには、この発信者は着信側
において登録されていない不特定の話者であると判断さ
れ、制御部５においてステップＴ１０まなはステップ’
Ｉ”１１乃至１゛１７の処理を行なう。なおこの場合に
ステップ”Ｉ”　１０の処理に進ませるかステップＴ”
　１１乃至Ｔ　Ｉ−７の処理に進ませるかは、着信側の
希望により制御部５にブロクラム等で予め指示しておく
。

ステップ１゛１０に進むときには制御部５においては上
記着信を断って着信制御を終了する。これにより着信側
ではリンカ−が動作しないので、着信側では不特定話者
からの電話を受けずに済む。

しかしなから着信側では不特定話者からの電話であって
もこの電話の内容が場合によっては必要なものであり、
不特定話者からのメツセージを後で知るために記憶させ
ておきたい場合かある。この場合には、着信側では上述
のように制御部５をステップＴｌｌ乃至Ｔ１７の処理に
進ませるようプログラムしておく必要がある。このとき
には発信者か登録された話者でないと判断されると、着
信側では音声合成部１４をアクセスして音声合成部１４
から伝えたいメツセージの入力を促す合成音を通話回路
３９回線制御部４１局線２４を介し発信側に出力する（
ステップＴ１１）。また上記合成音を発信側へ出力させ
ると同時に制御部５はタイマ７を作動さぜ、合成音の出
力から所定期間をタイマ７によって計数する（ステップ
Ｔ１２）。

発信側では、合成音を合図にして伝えたいメツセージを
着信側に送る（ステップＴ１３）。着信側ではタイマ７
によって定まる所定期間内に局線２４、回線制御部４１
通話回路３を介して入力された発信側からのメツセージ
を特徴抽出部９で特徴抽出し、その特微量を合成用標準
パターン記憶部１３に記憶しくステップＴ　１．４　＞
　、次いで着信動作を終了さぜる（ステップＴ’　］　
５　）。合成用標準パターン記憶部１３に記憶されたメ
ツセージを後で知りたいときには操作部６のメツセージ
再生水タフ２２を押ずくステップＴ”　１６　）。これ
によって記憶されているメツセージは音声合成部１４で
音声合成されて受話器２から出力され（ステップＴ１７
）、着信側において不特定話者からのメツセージを知る
ことができる。このようにステップＴｌｌ乃至Ｔ１７の
処理を選択すると、着信側では不特定話者からの電話を
直接受けて通話をする必要かなくなる一方で、不特定話
者からのメツセージを後で知ることができるので話者を
選択しいたずら等の着信を有効に防止することが可能と
なる。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明によれば、着信時に発信
側へ所定の合成音を送り、この合成音を受けることによ
って発信側から送られる話者の音声の特微量が予め登録
されている話者照合用標準パターンに該当しないときに
話者からのメツセージを記憶せさ、着信側で所望すると
きにこのメツセージを合成音として出力させるようにし
ているので、着信側では不特定話者からの電話を直接受
けて通話をする必要がなくなり、また不特定話者からの
メツセージを後で知ることかできるような着信制御が可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る音声ダイヤリング方式を適用した
電話機の構成図、第２図は第１図に示す電話機を発信側
に用いてタイヤル発信動作を行なわせるときの処理流れ
を示すフローチャート、第３図は第１図に示す電話機を
着信側に用いて所定の着信制御を行なわせるときの処理
流れを示すフローチャー１へである。 １・・・送話器、２・・・受話器、３・・・通話回路、
４・・・回線制御部、５・・・制御部、６・・・操作部
、７・・・タイマ、８・・・発信回路、９・・・特徴抽
出部、１０・・・標準パターン記憶部、１１・・・番号
記憶部、２・・・パターン照合部、 ３・・・合成用標準パターン記憶部、 ４・・・音声合成部、 ５・・・認識用標準パターン部、 ６・・・話者照合用標準パターン部、 ０・・・登録ボタン、２１・・・話者照合用ボタン、２
・・・メツセージ再生ボタン、２３・・・テンキー４・
・・局線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 着信時に発信側へ所定の合成音を送り、この合成音を受
   けることによって発信側から送られる話者の音声の特徴
   量と予め登録されている話者照合用標準パターンとを照
   合し、話者の音声の特徴量が話者照合用パターンに該当
   しないときには話者からのメッセージを記憶させ、着信
   側で所望する時に前記メッセージを合成音として出力さ
   せるようになっていることを特徴とする音声ダイヤリン
   グ方式。