JPH0254506A - 直流電流変成器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は直流電流変成器の磁気遮蔽に関するものである
。

［従来の技術１ 第４図は例えば電気学会昭和６１年１１月発行の電気学
会雑誌１０６巻１１号後６頁に掲載の日本捲線工業Ｃ株
）製直流電流変成器の構成図で、（１）は検出ヘッド部
、（２）は信号変換部、（３）は出力部、（４）は外部
の変流電源で、（１）、　（２）、　（３）は一体とし
て単一の筐体に収納される場合や、（１）、（２）、（
３）ごとに別個の筐体に収納される場合がある。

（１）は鉄心（１０１）、（１１１）、２次巻＠　（１
０２）、（１１２）から成シ、鉄心（１０１）　、　（
１１１）に被計測電流の流れる１次導体（１１３）が貫
通される。

（２）はダイオード（２０１）および図示しない若干の
回路部品で構成される。（３）は負担抵抗（３０１）を
内蔵し、（３０１）の端子電圧が出力信号となる。

次に動作について説明する。（１）は検出ヘッドで鉄心
（１０１’）　、（１１１’）を介して被計測電流の流
れる１次導体（１１３）と２次導体（１０２）　、　（
１１２）を磁気結合することにより、等アンペアターン
ｆｆ’Ｊ　Ｋ基いて被計測電流を小電流に変換する。こ
の変換は例えば被計測電流１０ＫＡに対し２次導体電流
２人などである。

偉）は信号変換部で外部交流電源（４）の電圧をダイオ
ード（２０１）の作用によって、（１）の鉄心（１０２
）　、（１１２）に相互に逆極性に印加して（１０２）
　、　（１０３）の磁束が飽和、非飽和を（４）の電圧
周期で繰返すようにしている。

（３）は出力部で上記の通りの変信変換部（２）の作用
によって負担抵抗（３０１）の両端ＶＣ１次導体（１１
３）の被計測電流を２次導体（１０２）あるいは（１０
３）の鉄心（１０１）あるいは（１０２）に巻回した巻
数で除した電流に比例した電圧を発生させる。

〔発明が解決しようとする課題ｊ 従来の直流電流変成器では１ｇ４図の（１）、　（２）
、　（３）を一体として、あるいは、（１）、　（２）
、　（３）ごとに別個の筐体に収納しているが、これら
の筐体材料は被計測電流が数ＫＡま始ま数１００　ＫＡ
ときわめて大きいにもかかわらず磁気遮蔽作用がきわめ
て弱いため鉄心（１０１）　、（１０２）を貫通する部
分以外の１次導体（１１３）を（１）、　（２）、　（
３）から十分階離したり、他の周辺強磁界から隔離また
は遮蔽して妨害磁界を除去しなければ、出力に正しい値
が得られない欠点があり、かつ隔離によって直流電流変
成器の設置に要する空間が大きくなる、などの課題があ
った、本発明は上記の欠点を払拭するためになされたも
ので、妨害磁界の影響を確実に除去して正確な検出出力
を発生するとともに直流電流変成器の設置に要する玄関
が小さくてよい直流電流変成器を得ることを目的とする
。

〔課題を解決するための手段ｊ 本発明に係わる直流電流変成器は妨害磁界に対して遮蔽
すべき構成部分、即ち第１図の（１）、　（２）。

（３）の全て、あるいは（１）と（２）、あるいは（１
）を常温で超電導性を呈示する材料で遮蔽するようにし
たものである。

〔作用ｊ 本発明における直流電流変成器は超電導状態の材料か工
する磁気遮蔽効果によって妨害磁界の影響を受けず、正
確な検出出力を発生する。

［発明の実施例ｊ 以下、本発明の一実施例を図について説明する。

第１図において第４図と同一記号は同一または（目当部
分を示す。第１図の（５）は常温において超電導性を呈
示する材料よυなる磁気ｇ蔽ヱ体で検出ヘッド（１）、
信号変換器（２）、出力部（３）と収納する第２図は本
発明の他の実施例で、磁気遮蔽筐体（５）は検出ヘッド
（１）と信号変換器（２）を収納する。

第３図は本発明の更に他の実施例で磁気遮蔽体（５）は
検出ヘッド（１）を収納する。

第１図、第２図、第３図に示すように、必要により直流
電流変成器の構成部分の全てまたは一部を常温において
超電導性を呈示する材料よ構成る筐体中に収納すること
によって妨害磁界の影響を排除することができる。

また、上記実施例では鉄心を用いた、等アンペアターン
μ“ｊに基く直流電流変成器について説明したが、ホー
ル素子を用いて被計測電流の発生する磁界を直接検出す
ることによって被計測電流を検出するようにした直流電
流変成器であってもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。

〔発明の効果１ 以上のように本発明によれば、直流電流変成器の構成部
分の全てまたは一部を常温において超電導性を呈示する
材料よりなる筐体中に収納することによって妨害磁界の
影響を排除することができるので、直流大電流を通じる
１次導体の配役を該直流変成器の周囲に自由になすこと
ができ、直流変成器設置に必要な空間を最小化するとと
もに、正確な検出出力を得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す直流電流変成器の回路
図、第２図、第３図は本発明の他の実施例を示す回路図
、第４図は従来の直流電流変成器を示す回路図である。 （１）は検出ヘッド、（２）は信号変換部、（３）は出
力部、（４）は交流電源、（１０１）、（１１１）は鉄
心、（１０２）　、（１１２）は２次導体、（１，１３
）は１次導体、（２０１）はダイオード、（３０１）は
負担抵抗。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被計測電流の発生する磁束を検出して該電流を計
   測する直流電流変成器において、この直流電流変成器少
   くとも前記磁束を検出する検出部を常温で超電導性を呈
   示する材料によつて磁気遮蔽したことを特徴とする直流
   電流変成器。