JPH02293253A - ラジアル台車のかじ取り装置 - Google Patents
ラジアル台車のかじ取り装置Info
- Publication number
- JPH02293253A JPH02293253A JP11374889A JP11374889A JPH02293253A JP H02293253 A JPH02293253 A JP H02293253A JP 11374889 A JP11374889 A JP 11374889A JP 11374889 A JP11374889 A JP 11374889A JP H02293253 A JPH02293253 A JP H02293253A
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- controller
- hydraulic
- vehicle
- curve
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鉄道車両用台車の輪軸のかじ取り装置に係り、
特に、曲線走行時の横圧低減と騒音低減に好適な鉄道車
両用台車に関する。
特に、曲線走行時の横圧低減と騒音低減に好適な鉄道車
両用台車に関する。
従来の装置は、特開昭61−157464号公報に記載
のように、二分割された台車枠間にリンク機構を配設し
ていた。また、特公昭62 − 30953号公報に記
載のように二分割された台車枠間にオイルダンパを配設
していた。
のように、二分割された台車枠間にリンク機構を配設し
ていた。また、特公昭62 − 30953号公報に記
載のように二分割された台車枠間にオイルダンパを配設
していた。
上記従来技術は前後輪軸の前後方向の傾斜、いわゆる、
かじ取りをリンク機構によって行うが、このリンク機構
は軌道の曲線上を車輪が転って台車と車体との回転角に
よってかじ取りを行っている。しかし、軌道と車輪フラ
ンジ部との間には隙間があること、また、リンク機構は
多くのピン接手で構成されているため遊びが多く、軌道
の曲線半径に見合った前後輪軸を傾かせることが不可能
で傾き角不足となる問題があった。
かじ取りをリンク機構によって行うが、このリンク機構
は軌道の曲線上を車輪が転って台車と車体との回転角に
よってかじ取りを行っている。しかし、軌道と車輪フラ
ンジ部との間には隙間があること、また、リンク機構は
多くのピン接手で構成されているため遊びが多く、軌道
の曲線半径に見合った前後輪軸を傾かせることが不可能
で傾き角不足となる問題があった。
本発明の目的はこの前後輪軸の前後方向の傾きを車両側
の地点検知器で軌道の位置を検出し、軌道の曲線半径に
見合った前後輪軸の傾き角を積極的に油圧シリンダの長
さを変えて、かじ取り機能を効果的に発揮するラジアル
台車のかじ取り装置を提供することにある。
の地点検知器で軌道の位置を検出し、軌道の曲線半径に
見合った前後輪軸の傾き角を積極的に油圧シリンダの長
さを変えて、かじ取り機能を効果的に発揮するラジアル
台車のかじ取り装置を提供することにある。
上記目的は、予じめ、車両速度と車両側の地点検知によ
り、油圧シリンダの長さを制御する機能を記憶した制御
器によって、油圧分配弁を動作させ、前後輪軸の前後方
向への傾きを軌道の曲線半径に見合って制御することに
より達成される。
り、油圧シリンダの長さを制御する機能を記憶した制御
器によって、油圧分配弁を動作させ、前後輪軸の前後方
向への傾きを軌道の曲線半径に見合って制御することに
より達成される。
制御器は車両側の地点検知器と車両速度検出器から指令
信号を伝授し,予じめ地点検知器によって軌道の曲線半
径と車両の速度から油圧シリンダの長さを変えるための
油量を記憶させておき、油圧分配弁を動作させる。それ
によって各油圧シリンダの長さは軌道の曲線半径に見合
った適切な長さが保持され、前後軸軸は前後方向に傾き
、いわゆる、かじ取り機能が果される. 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図,第2図,第3図,第
4図により説明する。
信号を伝授し,予じめ地点検知器によって軌道の曲線半
径と車両の速度から油圧シリンダの長さを変えるための
油量を記憶させておき、油圧分配弁を動作させる。それ
によって各油圧シリンダの長さは軌道の曲線半径に見合
った適切な長さが保持され、前後軸軸は前後方向に傾き
、いわゆる、かじ取り機能が果される. 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図,第2図,第3図,第
4図により説明する。
具体的な実施例の説明に先立ち、まず、この発明の特徴
とする部分の概要を述べる。この発明は、鉄道車両の運
行路線が一般的には定められているので、運行路線の曲
線部に地上側の地点検知器を設けておき、車両側の地点
検知器が通過したときに、指令信号を制御器へ送信する
。そして、油圧分配弁へ指令信号を伝えて油圧シリンダ
への油を増減させることにより、油圧シリンダの取付け
長さを変えるようにしたものである。
とする部分の概要を述べる。この発明は、鉄道車両の運
行路線が一般的には定められているので、運行路線の曲
線部に地上側の地点検知器を設けておき、車両側の地点
検知器が通過したときに、指令信号を制御器へ送信する
。そして、油圧分配弁へ指令信号を伝えて油圧シリンダ
への油を増減させることにより、油圧シリンダの取付け
長さを変えるようにしたものである。
第1図はこの特徴をもった本発明の一実施例の系統図で
ある.図において、22は制御器で油圧分配弁2o、車
両側の地点検知器23、および、速度検出器25と第一
の信号回路30,31,32,33,第二の信号回路3
4,第三の信号回路35とで接続されている。21は油
タンクで油圧分配弁20と連接してある。24は地上側
の地点検知器である。
ある.図において、22は制御器で油圧分配弁2o、車
両側の地点検知器23、および、速度検出器25と第一
の信号回路30,31,32,33,第二の信号回路3
4,第三の信号回路35とで接続されている。21は油
タンクで油圧分配弁20と連接してある。24は地上側
の地点検知器である。
油圧分配弁20は油圧シリンダ11.12と連通管14
,15により連接してある。油圧シリンダ11.12は
前側台車枠3と後側台車枠4との間に回転可能に支持し
て取付けられる.次に、以上のように構成されたこの発
明の鉄道車両用台車の動作について説明する. 線路の曲線部に接近すると、車両側、および、地上側の
地点検知器23.24により電気信号が第二の信号回路
34を伝って制御器22へ指令する。直ちに制御器22
から電気信号が第一の信号回路30,31,32,33
を伝って油圧分配弁20へ動作指令する。この際、速度
検出器25より電気信号が第三の信号回路35を伝って
制御器22へ指令する。
,15により連接してある。油圧シリンダ11.12は
前側台車枠3と後側台車枠4との間に回転可能に支持し
て取付けられる.次に、以上のように構成されたこの発
明の鉄道車両用台車の動作について説明する. 線路の曲線部に接近すると、車両側、および、地上側の
地点検知器23.24により電気信号が第二の信号回路
34を伝って制御器22へ指令する。直ちに制御器22
から電気信号が第一の信号回路30,31,32,33
を伝って油圧分配弁20へ動作指令する。この際、速度
検出器25より電気信号が第三の信号回路35を伝って
制御器22へ指令する。
油圧分配弁20が動作すると油が連通管14,15,1
6.17を通って油圧シリンダ11,12へ送られ、ま
たは、戻される。油圧分配弁20に内蔵(図示されてい
ない)されているアクチュエー夕の働きによって油を送
ることができる.また、油を戻すには、油圧分配弁20
に内蔵(図示されていない)されているバルブの働きに
よる.油量をどの程度油圧シリンダへ送ったり、戻した
りするかの選択は、予じめ、制御器22に内蔵(図示さ
れていない)されている記憶装置回路を選択調整するこ
とによって可能である。
6.17を通って油圧シリンダ11,12へ送られ、ま
たは、戻される。油圧分配弁20に内蔵(図示されてい
ない)されているアクチュエー夕の働きによって油を送
ることができる.また、油を戻すには、油圧分配弁20
に内蔵(図示されていない)されているバルブの働きに
よる.油量をどの程度油圧シリンダへ送ったり、戻した
りするかの選択は、予じめ、制御器22に内蔵(図示さ
れていない)されている記憶装置回路を選択調整するこ
とによって可能である。
油圧シリンダ11.12へ油を入れたり、抜いたりする
ことにより油圧シリンダ11.12は長さが変る。この
油圧シリンダ1.1.12の長さを変えることによって
、台車枠3,4は傾き、台車枠3,4には軸箱支持装置
を介して軸軸1,2が取付けられており、前側輸軸1と
後側輸軸2を軌道の半径中心に見合った傾きを与えるこ
とができる。
ことにより油圧シリンダ11.12は長さが変る。この
油圧シリンダ1.1.12の長さを変えることによって
、台車枠3,4は傾き、台車枠3,4には軸箱支持装置
を介して軸軸1,2が取付けられており、前側輸軸1と
後側輸軸2を軌道の半径中心に見合った傾きを与えるこ
とができる。
一連の動作を終らせるには、地上側の地点検知器24を
曲線部の出口側にも配設して電気信号によって指令する
こともできる. 〔発明の効果〕 本発明によれば、車両の運転者が、特に,操作すること
もなく、線路の曲線通過がスムーズに行なわれ、車軸の
フランジ磨耗が低減され、また軌道に対する横圧が低減
されるため、保守費の低減と保守回帰の延長、および、
曲線通過時の車輪と軌道とのきしみ音も低減することが
できる。
曲線部の出口側にも配設して電気信号によって指令する
こともできる. 〔発明の効果〕 本発明によれば、車両の運転者が、特に,操作すること
もなく、線路の曲線通過がスムーズに行なわれ、車軸の
フランジ磨耗が低減され、また軌道に対する横圧が低減
されるため、保守費の低減と保守回帰の延長、および、
曲線通過時の車輪と軌道とのきしみ音も低減することが
できる。
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図は一実施例
の何面図、第3図は油圧シリンダ装置の取付け状態を示
す断面図、第4図は曲線における輪軸の動きを示す説明
図、第5図は従来の公知例の立面図である。 1・・・前側軸軸,2・・・後側輪軸、3・・・前側台
車枠、4・・後側台車枠、6・・・ピン接手.11.1
2・・・油圧シリンダ、14,15,16.17・・・
油圧連通管、18.19・・・リンク機構、20・・・
油圧分配弁、22・・・制御器、23・・・車両側の地
点検知器、24・・・地上側の地点検知器、25・・・
速度検出器、30,31,32.33・・・第一の信号
回路、34・・・第二の信号回路、35・・・第三の信
号回路。
の何面図、第3図は油圧シリンダ装置の取付け状態を示
す断面図、第4図は曲線における輪軸の動きを示す説明
図、第5図は従来の公知例の立面図である。 1・・・前側軸軸,2・・・後側輪軸、3・・・前側台
車枠、4・・後側台車枠、6・・・ピン接手.11.1
2・・・油圧シリンダ、14,15,16.17・・・
油圧連通管、18.19・・・リンク機構、20・・・
油圧分配弁、22・・・制御器、23・・・車両側の地
点検知器、24・・・地上側の地点検知器、25・・・
速度検出器、30,31,32.33・・・第一の信号
回路、34・・・第二の信号回路、35・・・第三の信
号回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、前後に二分割された台車枠を備え、前記各台車枠は
それぞれ一本の輪軸を軸箱支持装置により位置決めされ
、前記台車枠は前記輪軸の中間点でピンにより回転自在
に結合された鉄道車両用台車において、 前記台車枠間に油圧シリンダを配設し、制御器と油圧分
配弁とを制御する第一の信号回路と、車両の地点検知器
と前記制御器とを制御する第二の信号回路と、前記車両
の速度検出器と前記制御器とを制御する第三の信号回路
と、前記油圧シリンダの取付け長さを変え、前記輪軸を
前後方向に傾斜させる手段とからなることを特徴とする
ラジアル台車のかじ取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374889A JPH02293253A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ラジアル台車のかじ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11374889A JPH02293253A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ラジアル台車のかじ取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02293253A true JPH02293253A (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=14620125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11374889A Pending JPH02293253A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ラジアル台車のかじ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02293253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009017114A1 (ja) | 2007-07-30 | 2009-02-05 | The University Of Tokyo | 自己操舵台車 |
JP2012056561A (ja) * | 2011-07-27 | 2012-03-22 | Masayuki Kawada | 鉄道車両用輪軸中央操舵装置 |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP11374889A patent/JPH02293253A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009017114A1 (ja) | 2007-07-30 | 2009-02-05 | The University Of Tokyo | 自己操舵台車 |
JP2012056561A (ja) * | 2011-07-27 | 2012-03-22 | Masayuki Kawada | 鉄道車両用輪軸中央操舵装置 |
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