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JPH02299627A - ふとん類用電気掃除機 - Google Patents

ふとん類用電気掃除機

Info

Publication number
JPH02299627A
JPH02299627A JP12086989A JP12086989A JPH02299627A JP H02299627 A JPH02299627 A JP H02299627A JP 12086989 A JP12086989 A JP 12086989A JP 12086989 A JP12086989 A JP 12086989A JP H02299627 A JPH02299627 A JP H02299627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum cleaner
suction
suction port
bodies
striking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12086989A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakanishi
正 中西
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP12086989A priority Critical patent/JPH02299627A/ja
Publication of JPH02299627A publication Critical patent/JPH02299627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、掃除機本体に電動送風機と集塵室と被掃除面
から塵埃を遊離させる被駆動具とを備えふとんあるいは
クッションなどの掃除に用いられるふとん類用電気掃除
機に係わり、とくに、前記被駆動具の構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の電気掃除機の一例を第10図に基づいて
説明する。
掃除機本体101内に、電動送風機102が配設され、
この電動送風機102の吸気側にフィルター103を介
して連通ずる集塵室104が区画形成されているととも
に、この集塵室INに連通し下方へ開口した吸込室10
5が区画形成されている。そして、この吸込室105内
に、前記電動送風機+02の回転力を利用して回転する
回転ブラシ!06が軸受107により回転自在に支持さ
れた構造になっている。すなわち、前記電動送風機10
1から回転ブラシ106にプーリ108、ベルト109
およびプーリ110を介して回転が伝達されるようにな
っている。
なお、図面中、111は前記電動送風機102の排気側
に連通ずる排気口であり、矢印は風の流れを示している
(発明が解決しようとする課題) しかし、」二記従来の電気掃除機では、ふとんあるいは
クッションなどの掃除に用いた場合、回転ブラシ10G
がふとんあるいはクッションなどの表面を掻くだけのも
のであるために、ふとんあるいはクッションなどの表布
内側の細塵を遊離させることは困難であり、十分な掃除
を行なえない問題があった。また、回転ブラシ106は
高々一部が吸込室105の下面間1コ部の前後方向中央
から下方へ突出し得るのみであるため、吸込室105の
下面開口部にふとんあるいはクッションなどの表布が吸
付けられ、走行性が悪い問題があった。
本発明は、上述のような問題点を解決しようとするもの
で、ふとんあるいはクッションなどの表布内側の細塵あ
るいはダニなどをも遊離させて吸込むことができ、ふと
んあるいはクッションなどを掃除するときの吸込性能が
高いふとん額用電気掃除機を提供することを第1−の目
的とするものである。
また、ふとんあるいはクッションなどを掃除するときの
走行性がよいふとん額用電気掃除機を提供することを第
2の目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のふとん額用電気掃除機は、掃除機本体内に、電
動送風機と、この電動送風機に連通ずる集塵室と、この
集塵室に連通ずるとともに下方へ開口した吸込口を有す
る吸込室とを設けたものであるが、請求項1の電気掃除
機では、上記第1および第2の目的を達成するために、
前記掃除機本体内に電動機などの駆動源を設け、また、
前記吸込室内でかつ前記吸込口部分に互いに平行でかつ
水平な回転軸を中心として回転する少な(とも前後一対
の叩打体を上下方向へ可動にそれぞれ設けるとともに、
前記吸込室内でかつ前記少なくとも前後一対の叩打体間
の上方に前記駆動源により′駆動され前記各叩打体をそ
れぞれ上下方向へ振動させる作動体を設けている。
一方、請求項2のふとん額用電気掃除機では、上記第2
の目的を達成するために、前記掃除機本体内に電動機な
どの駆動源を設け、また、前記吸込室内でかつ前記吸込
口部分の少なくとも前後両側に互いに平行でかつ水平な
回転軸を中心として正逆回転する回転体を位置固定的に
それぞれ設けるとともに、前記吸込室内でかつ前記吸込
1コ部分= 5 − の少なくとも前後両側にある前記回転体間に前記駆動源
により駆動されて振動あるいは回転し被掃除面に対して
振動を与える叩打体を設けている。
(作用) 本発明の請求項1−のふとん額用電気掃除機では、駆動
源により掃除機本体の吸込室内の作動体が駆動されると
ともに、この作動体によりその下方で吸込室の吸込口部
分に位置した少なくとも前後一対の叩打体が駆動されて
、これら叩打体が上下方向へ振動され、ふとんやクッシ
ョンからその表布の内側の細塵やダニをも含めて塵埃を
叩き出して遊離させる。そして、こうして被掃除面から
叩き出されるなどした塵埃は、掃除機本体内の電動送風
機の駆動により、吸込口から空気とともに吸込まれ、吸
込室を介して掃除機本体内の集塵室に導かれて、この集
塵室内に捕捉される。なお、吸込口部分の少なくとも2
か所で叩打体が上下方向に振動することにより、ふとん
やクッションの表布が吸込口に吸付くことはもとよりな
い。
一方、本発明の請求項2のふとん類用電気掃除機では、
吸込室内で吸込口部分の少なくとも前後両側にある回転
体をふとんやクッションなどの表面上で互いに平行で水
平な回転軸を中心として正逆回転させて転動させながら
、掃除機本体を走行させるが、このとき、位置固定的に
設けられている前記複数の回転体が、ふとんやクッショ
ンなどを押さえ付けて、その表布の吸込口への吸付きを
防止する。これとともに、吸込口部分で前後両側の回転
体間にある叩打体が、駆動源の駆動により振動あるいは
回転されて、ふとんやクッションなどの被掃除面に対し
て振動を与え、この被掃除面から塵埃を遊離させる。そ
して、遊離されるなどした塵埃は、吸込口から吸込まれ
て、掃除機本体内の集塵室に捕捉される。
(実施例) 以下、本発明のふとん額用電気掃除機の第1実施例の構
成を第1−図ないし第3図を参照して説明する。
11はアップライト形電気掃除機などの掃除機本体で、
この掃除機本体11は、たとえば下部ケースと上部ケー
スとを結合してなっている。なお、この掃除機本体11
の左右両側面の下部後側には車輪12がそれぞれ軸着さ
れている。そして、前記掃除機本体11内には、仕切壁
+3.14.15により、前部に吸込室16が区画形成
され、後部に左右方向に並べて集塵室17および電動機
室18が区画形成されているとともに、前記吸込室16
および電動機室18の側方にベルト室19が区画形成さ
れている。
そして、前記吸込室16に臨んで前記掃除機本体11の
下面部には左右方向に長い吸込口21が開口形成されて
いる。また、前記吸込室16と集塵室17とは、両室1
6.17間の仕切壁13に形成された上流側連通口22
により連通されている。また、前記集塵室17と電動機
室18とは、画室IT、 1.8間の仕切壁14に形成
された下流側連通口23により連通されている。さらに
、前記電動機室18に臨んで掃除機本体11の後面部に
は排気口24が開1コ形成されている。
そして、前記集塵室17内には、紙製の集塵袋26が着
脱自在に装着されている。この集塵袋26は、口枠27
を有しており、この口枠27の開口部28が前記」二流
側連通口22に重合されている。また、前記下流側連通
口23を集塵室17側から覆ってスポンジ状のフィルタ
ー29が設けられている。
また、前記電動機室18内には、吸気側すなわちファン
側を前記下流側連通口23に向けて電動送風機31が配
設されている。なお、この電動送風機31の排気側は、
前記排気口24に連通している。
さらに、前記電動機室18内でかつ電動送風機31の下
方には、駆動源として別の電動機36が配設されている
。この電動機36の出力回転軸37は、前記ベルト室1
9内に突出されており、このベルト室19内で前記出力
回転軸37にギヤ状プーリ38が固定的に取イ」けられ
ている。
また、前記吸込室1G内でかつ吸込口21の前後方向中
央の上方には、水平左右方向を回転軸方向としてローラ
状の作動体41が回転自在に支持されている。すなわち
、この作動体41の左右両端面から突出した回転軸42
が、それぞれ前記掃除機本体11内の両側面に設けられ
た軸受43により軸支されている。また、前記作動体4
1の外層面には、たとえば一対の突条44が形成されて
いる。そして、前記ベルト室19内に位置した前記作動
体41の回転軸42の一端部にギヤ状プーリ45が同軸
的に固定されており、このギヤ状プーリ45と前記電動
機36のギヤ状プーリ38とにベルト46が掛は渡され
ている。
さらに、前記吸込口21の前後両側部には、それぞれ水
平左右方向を回転軸方向として叩打体51゜51が回転
自在にかつ上下方向にも移動可能に支持されている。こ
れら叩打体51.5+は、軸方向で左右方向へ並べられ
た多数のローラ52.52の中心に弾性体たとえばピア
ノ線からなる回転軸53.53を回転自在に貫通させた
ものであり、これら回転軸53、53が前記吸込室16
の両側面間に張架されている。一定の長さを有する前記
各ローラ52.52は、ゴムなどの弾性体からなってい
るとともに、それぞれ単独で回転自在になっている。そ
して、前記両叩打体51.5+は、上部が吸込室16内
に位置しているとともに、下部が吸込口2Iから下側外
方へ突出している。また、自然状態にあっては、前記作
動体41の突条44の先端縁の回転軌跡よりもこの作動
体41の回転軸42側に、前記両凹打体51.5+の一
部が位置するようになっている。
つぎに、」二記実施例の作用について説明する。
」二記電気掃除機は、とくにふとんやクッションなどの
掃除に適したものである。
掃除時には、電動送風機31の駆動により、第1、図に
太い矢印で示すように、吸込口21から吸込まれ掃除機
本体11内の風路すなわぢ吸込室16、上流側連通口2
2、集塵室17、フィルター29、下流側連通口23お
よび電動機室18を通って排気口24から流出する気流
が生じる。
また、電動機36の駆動により、その出力回転軸37と
ともにプーリ38が回転し、このプーリ38の回転がベ
ルト46を介して作動体41のプーリ45に伝達されて
、作動体41が第2図に円弧状の矢印で示すように回転
する。こうして作動体41が回転すると、この作動体4
1の突条44が交互に周期的に両凹打体51.. 51
のローラ52. 52に接触する。これによって、これ
らローラ52. 52が、それぞれ互いに平行で水平な
回転軸53.53を中心として回転される11−一 とともに、第2図に直線状の矢印で示すように、はぼ」
二下方向に振動される。すなわち、作動体41の突条4
4が叩打体5]、 5]のローラ52.52に当たると
、回転軸53の弾性に抗して叩打体51.5+が下方へ
叩かれ、突条44が通り過ぎると、回転軸53の弾性に
より叩打体5]、 5]が元の位置へ戻ることにより、
これら叩打体51.5+が振動することになる。
そして、これら振動する叩打体51.5+のローラ52
. 52によって、ふとんやクッションなとの被掃除面
から塵埃が叩き出されて遊離される。こうして遊離され
るなどした塵埃は、前記気流により、吸込口21から吸
込まれて集塵室17に導かれ、集塵袋26内に捕捉され
る。
その際、叩打体51.5+が回転のみならず、上下方向
に振動するものであることにより、ふとんやクッション
などの表布の内側からも細塵やタニなどを叩き出すこと
ができる。こうして、ふとんあるいはクッションなどを
掃除するときの吸込性能が改善される。
また、上記構成によれば、吸込]」21の前後両側に叩
打体51.5]がそれぞれあるので、広範囲で塵埃を叩
き出すことができる。さらに、上下方向に振動する叩打
体51.5+が上述のように2か所にあることにより、
もとよりふとんやクッションなどの表布が吸込口21に
吸付くことはない。
なお、前後の叩打体51.51の振動の位相は、作動体
41における突条44の数および位置により決まるが、
両凹打体51.,51の振動の位相は、一致していても
、ずれていてもよい。
また、上記構成によれば、電動機36により叩打体51
.5+を駆動するので、この叩打体51.5+が安定性
よく確実に作動する。
さらに、上記実施例のように、叩打体51.5]の駆動
源として、電動送風機31とは別の電動機36を用いれ
ば、電動送風機31の吸込力とは無関係に、叩打体51
.、51の振動の強さを自在に設定することができる。
つぎに、本発明の第2実施例を第4図に基づいて説明す
る。
この実施例では、先の第1一実施例とは異なり、= 1
3 = 掃除機本体11の吸込口21の前後両側部に、それぞれ
接地回転体56.56が水平左右方向を回転軸方向とし
て正逆回転自在にのみすなわち位置固定的に支持されて
いる。これら接地回転体56.56は、剛性を有する回
転軸57.57により支持されたローラ!i8. 58
からなっている。
また、前記吸込口21部分には、前記両液地回転体56
.56間に位置してかつこれら両回転体56゜56との
間に間隔を保持して、叩打体61が水平左右方向を回転
軸方向として回転自在に支持されている。この叩打体6
1も、剛性を有する回転軸62により支持されたローラ
63からなっているが、このローラ63の外周面には、
複数の突起64が形成されている。なお、前記接地回転
体5fi、 5Gおよび叩打体81は、上部が掃除機本
体11の吸込室16内に位置しているとともに、下部が
吸込口21から下側外方へ突出している。
さらに、前記吸込室16内で前記叩打体61の上方には
、この叩打体61に回転を伝達するための伝達用回転体
66が水平左右方向を回転軸方向として回転自在に支持
されている。この伝達用回転体66も、剛性を有する回
転軸67により支持されたローラ68からなっているが
、このローラ68は、外周面が前記叩打体61の突起6
4に接するものである。そして、前記伝達用回転体66
の一端部に固定された図示しないブーりと前記叩打体6
1の駆動源である電動機36のプーリ38とにベルト4
6が掛は渡されている。
つぎに、」1記第2実施例の作用について説明する。
掃除時には、一対の接地回転体56.56を被掃除面で
あるふとんやクッションなどの表面上て正逆回転させて
転動させながら、掃除機本体11を主に前後方向へ走行
させる。このように、被掃除面上で接地回転体56.5
6が転動することにより、掃除機本体11の走行性がよ
い。これとともに、吸込口21の前後両側部に位置固定
的に設けられている両液地回転体56.56がふとんや
クッションなどを押さえイ」けることにより、その表布
の吸込1]21への吸付きが防止される。したがって、
掃除機本体11の走行性はよりよいものになる。
また、電動機36を駆動させると、その出力回転軸37
の回転がプーリ38およびベルト46を介して伝達用回
転体66に伝達され、この回転体6Gが回転する。さら
に、この回転体65の回転は、そのローラ68の外周面
と叩打体61の突起64との接触による摩擦によって、
この叩打体61に伝達され、この叩打体61が回転する
。そして、突起64を外周面に有するこの叩打体61の
回転により、ふとんやクッションなどの被掃除面に対し
て振動が与えられ、この被掃除面から塵埃が掻き出され
て遊離される。
さらに、遊離されるなどした塵埃は、吸込口21から吸
込まれて、掃除機本体11内の集塵室17に導かれる。
なお、伝達用回転体66を介さずに、電動機36から叩
打体61に直接的に回転を伝達する構造にしてもよい。
つぎに、本発明の第3実施例を第5図ないし第8図に基
づいて説明する。
掃除機本体11の吸込室16内でかつ吸込口21の前後
方向中央の上方に、水平左右方向を回転軸方向としてカ
ム用軸71が軸受43により回転自在に支持されている
。そして、このカム用軸71にはベルト室19内に位置
してギヤ状プーリ45が同軸的に固定されている。この
プーリ45は、先の実施例と同様に、電動機36のプー
リ38との間にベルト4Gが掛は渡されており、この電
動機36から回転力が伝達されるものである。
そして、前記カム用軸7Iの左右両端部には、円形の偏
心板72.72がこれら偏心板72.72の中心から外
れた位置で固定されている。なお、両偏心板72.72
は、カム用軸71に対して同一方向へ偏心されている。
また、これら各偏心板72.72は、それぞれ矩形状の
偏心板カバー73.73内に摺動自在に嵌合されている
。これら各偏心板カバー73.73は、前記掃除機本体
11の吸込室1(1の内面上部に形成された前後一対の
位置規制リブ74.74間に、それぞれ前記カム用軸7
1に対して軸方向にずれないように上下動自在にのみ嵌
合支持されており、前後方向の揺れが防止されていると
ともに、回り止めされている。また、前記各偏心板カバ
ー73.73には、それぞれ前記カム用軸71の逃げ用
の上下に長い長孔75、75が形成されている。すなわ
ち、これら長孔75、75に前記カム用軸71が相対的
に上下動自在に挿通されている。そして、前記各偏心板
カバー73゜73の内側寸法は、上下方向の長さが偏心
板’12.12の外径と同一で、前後方向の長さが偏心
板72.72の外径と偏心板72.72およびカム用軸
71の中心間距離の2倍との和より若干大きくなってい
る。したがって、偏心板カバー73.73は、内側の上
下面が偏心板72.72に常に接し、内側の前後面が偏
心板72.72の回転中これら偏心板72.72に接し
ないようになっている。
そして、前記各偏心板カバー73.73には、軸固定体
76、76がそれぞれ下方へ突出させて一体に形成され
ており、これら軸固定体75.71iに、吸込口21部
分の前後方向中央部に位置する叩打体77の回転軸7B
の両端部がそれぞれ固定されている。この叩打体77は
、上記第1一実施例のものと同様に、=1−8− 複数のローラ79の中心に弾性を有する回転軸78を貫
通させたものであり、水平左右方向を回転軸方向として
回転自在になっているとともに、上下方向にも移動可能
になっている。
また、前記掃除機本体11の吸込口21部分の前後両側
には、上記第2実施例と同様の接地回転体56、56が
それぞれ設けられている。なお、これら接地回転体56
.56の外形は、前記叩打体77の外形よりも大きくな
っている。さらに、この叩打体77が上下動しても、こ
の叩打体77が前記接地回転体56、56に当たらない
程度に、叩打体77の外形が小さくなっている。
つぎに、上記第3実施例の作用について説明する。
一対の接地回転体56.56は、上記第2実施例と同様
に、掃除機本体11の走行性を良好なものとする。とく
に、固接地回転体56.56の外形が大きくなっていて
、これら回転体56.56間の間隔が狭くなっているこ
とにより、ふとんやクッションなどの表布において吸付
力を受ける面積が小さく、吸付力が小さくなるので、ふ
とんやクッションなどの表布の吸込口21への吸付きが
より押さえられ、掃除機本体11の走行性がよりいっそ
う向」ニする。
また、電動機36の駆動により、プーリ45と一体的に
カム用軸71およびこのカム用軸71の両端部の偏心板
72.72が回転する。こうして偏心板72゜72が回
転すると、これら偏心板72.72の中心がカム用軸7
1から偏位しており、かつ、各偏心板72゜72を上下
方向から挟んだ各偏心板カバー73.73の前後両面に
位置規制リブ74.74が当接していることにより、第
6図ないし第8図に矢印で示すように、各偏心板カバー
73.73が同期しながら上下方向に往復運動する。そ
して、これら偏心板カバー73、73とともに叩打体7
7の弾性を有する回転軸78が第7図に鎖線で示すよう
に上下方向に振動し、この振動の力を受けて叩打体77
のローラ79も上下方向に振動し、被掃除面に振動を与
えてそこから塵埃を叩き出す。
つぎに、本発明の第4実施例を第9図に基づいて説明す
る。
掃除機本体11の吸込口21部分の前後両側には、上記
第1一実施例のものと同様の叩打体51.5+がそれぞ
れ設けられている。また、これら叩打体51゜51間の
上方に位置して前記掃除機本体11の吸込室16内には
、上記第3実施例の叩打体77と同様の作動体81が設
けられている。この作動体81は、偏心板カバーの軸固
定体82に連結された回転軸83により支持されたロー
ラ84からなっているが、このローラ84の外径が前記
叩打体51.51間の距離よりも大きくなっている。
そうして、矢印で示すように、作動体81が上下方向に
振動すると、この作動体81のローラ84が両凹打体5
1.. 51のローラ52,52を叩き、これらローラ
52. 52が振動して塵埃を叩き出すようになってい
る。
なお、上記第1一実施例および第4実施例では、吸込口
21部分に一対の叩打体51,51を設けたが、これら
叩打体は、3つ以上設けてもよい。また、上記第2実施
例および第3実施例では、吸込口21部分に一対の接地
回転体56.56を設けたが、これ= 21− ら接地回転体は3つ以上設けてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の請求項1のふとん類用電気掃除機によれば、掃
除機本体の吸込口部分に少なくとも前後一対の叩打体を
設けるとともに、掃除機本体の吸込室内で叩打体間の上
方に駆動源により駆動され各叩打体をそれぞれ上下方向
へ振動させる作動体を設けたので、ふとんあるいはクッ
ションなどの表面から塵埃を遊離させることができるの
みならず、その表布の内側から細塵やダニなどをも叩き
出して吸込むことができ、ふとんあるいはクッションな
どを掃除するときの吸込性能が向上する。
さらに、叩打体が少なくとも前後一対あるので、広範囲
で効率よく塵埃を叩き出すことができるとともに、もと
よりふとんあるいはクッションなどの表布が吸込口に吸
付くことがない。
また、本発明の請求項2のふとん類用電気掃除機によれ
ば、吸込口部分の少なくとも前後両側に回転体を位置固
定的に設けるとともに、これら回転体間に駆動源により
駆動される叩打体を設けたので、この叩打体によりふと
んあるいはクッションなどの被掃除面から塵埃を遊離さ
せることができ、また、回転体がふとんあるいはクッシ
ョンなどの表布を押さえ付けて、この表布の吸込口への
吸付きが防止されるとともに、回転体が被掃除面上で転
勤することにより、ふとんあるいはクッションなどにお
ける掃除機本体の走行性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のふとん額用電気掃除機の第1一実施例
を示す上面方向断面図、第2図は同上側面方向断面図、
第3図は同上叩打体の一部の拡大正面図、第4図は本発
明の第2実施例を示す側面方向断面図、第5図は本発明
の第3実施例を示す上面方向断面図、第6図は同上側面
方向断面図、第7図は同上正面方向断面図、第8図は同
上偏心板カバー付近の拡大斜視図、第9図は本発明の第
4実施例を示す叩打体および作動体付近の拡大側面方向
断面図、第10図は従来の電気掃除機の一例を示す上面
方向断面図である。 11・・掃除機本体、16・・吸込室、17・・集塵室
、21・・吸込口、31・・電動送風機、36・・駆動
源としての電動機、41・・作動体、51・・叩打体、
56・・回転体、61・・叩打体、77・・叩打体、8
1・・作動体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)掃除機本体内に、電動送風機と、この電動送風機
    に連通する集塵室と、この集塵室に連通するとともに下
    方へ開口した吸込口を有する吸込室とを設け、 前記掃除機本体内に駆動源を設け、前記吸込室内でかつ
    前記吸込口部分に互いに平行でかつ水平な回転軸を中心
    として回転する少なくとも前後一対の叩打体を上下方向
    へ可動にそれぞれ設けるとともに、前記吸込室内でかつ
    前記少なくとも前後一対の叩打体間の上方に前記駆動源
    により駆動され前記各叩打体をそれぞれ上下方向へ振動
    させる作動体を設けたことを特徴とするふとん類用電気
    掃除機。
  2. (2)掃除機本体内に、電動送風機と、この電動送風機
    に連通する集塵室と、この集塵室に連通するとともに下
    方へ開口した吸込口を有する吸込室とを設け、 前記掃除機本体内に駆動源を設け、前記吸込室内でかつ
    前記吸込口部分の少なくとも前後両側に互いに平行でか
    つ水平な回転軸を中心として正逆回転する回転体を位置
    固定的にそれぞれ設けるとともに、前記吸込室内でかつ
    前記吸込口部分の少なくとも前後両側にある前記回転体
    間に前記駆動源により駆動され被掃除面に対して振動を
    与える叩打体を設けたことを特徴とするふとん類用電気
    掃除機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100676766B1 (ko) * 2001-11-19 2007-02-01 엘지전자 주식회사 진공청소기의 흡입노즐
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CN102090865A (zh) * 2011-01-31 2011-06-15 苏志平 拍打式地刷
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JP2017060628A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気掃除機

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