JPH02295272A - 道路交通情報報知システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は道路交通情報を映像として自動車運転手に報知
する道路交通情報報知システムに関する。

（従来の技術） 従来から、各道路の渋滞状況等の道路交通情報をラジオ
放送等によって自動車運転手に知らせることは周知のご
とく行われている。しかし、一般の自動車運転手は音声
のみによって例えば幹線道路の渋滞を知らされても、渋
滞している幹線道路を迂回する周辺道路を知ることが滅
多に無いため、結局渋滞している幹線道路を通るしかな
く、前記道路交通情報が有効に生かざれないという欠点
があった。しかも、幹線道路は渋滞することが多く、一
方周辺道路は空いていることが多いため、上記従来の道
路交通情報の報知の仕方では道路の有効利用ができない
という不都合もあった。また、上記音声による道路交通
情報の報知は通常、広範囲な地域の道路に関する情報を
知らせるため、必要な情報を直ぐに聞けないことと聞き
のがしてしまうという不都合があった。

そこで上記の不都合を回避するために、前記各道路の渋
滞状況を地図に示した映像情報にて自動車運転手に知ら
せることができるならば、運転手は前記地図を見て渋滞
道路を迂回する通を捜し、空いた道を通って目的地に行
くことが容易にできることになる。しかし、このような
道路交通情報を映像として自動車運転手に知らせる実用
的なシステムいまだ開発されていないのが現状である。

（発明が解決しようとする課題》 上記のごとく、各道路の渋滞状況等の道路交通情報をラ
ジオ放送などによって自動車運転手に知らせる従来のシ
ステムは、自動車運転手に渋滞した道路がどこであるか
を知らせることはできるが、渋滞した道路を迂回する空
いた道路を容易に知らせることができ無いという不都合
があった。

また、上記音声による道路交通情報の報知は通常、広範
囲な地域の道路に関する情報を知らせるため、必要な情
報を直ぐに聞けなかったり、或いは聞きのがしてしまう
という不都合があった。そこで本発明は上記の欠点を除
去するもので、道路交通情報を迂回道路などが容易に分
かるような映像の形で自動車運転手に報知でき、且つ、
必要とする地域の道路交通情報のみを選択して受信する
ことができる道路交通情報報知システムを提供すること
にある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の道路交通情報報知システムは、道路交通情報を
入力する入力手段と、画像データを記憶するメモリと、
前記入力手段から入力された道路交通情報を、各地域ご
とに区画されて前記メモリ上に記憶されている道路地図
上に書き込んで画像データを作成する画像データ作成手
段と、この画像データ作成手段によって前記メモリ上に
作成された画像データを地域ごとに地域コードを付して
読み出してこれを出力する画像データ出力手段と、この
画像データ出力手段から出力された画像データを電波に
乗せて送信する送信手段とを具備して成るものを固定局
に設け、且つ、前記送信手段から送信された電波を受信
して前記画像データを得る受信手段と、股定された地域
番号に対応する地域コードが付された画像データのみを
前記受信手段から選択する情報選択手段と、この情報還
択手段によって選択された画像データを記憶する記憶手
段と、この記憶手段から画像データを読み出して映像と
して表示する画像表示手段と、前記情報選択手段に地域
番号を設定する地域番号設定手段とを具備してなるもの
を自動車に設けた構成を有している。

（作用） 本発明の道路交通情報報知システムにあいて、固定局の
入力手段は道路交通情報を入力してこれをｆｆＪ＆デー
タ作成手段に出力する。＃像データ作成手段は前記入力
手段から入力された道路交通情報を、各地域ごとに区画
ざれてメモリ上に記憶されている道路地図上に書き込ん
で画像データを作成する。画像データ出力手段は前記画
像データ作成手段によって前記メモリ上に作成された画
像データを地域ごとに地域コードを付して読み出し、こ
れを送信手段に出力する。送信手段は前記画像データ出
力手段から出力された画像データを電波に乗せて送信す
る。自動車の受信手段は前記送信手段から送信された電
波を受信して前記画像データを得、これを情報選択手段
に出力する。情報選択手段は設定された地域番号に対応
する地域コードが付された画像データのみを前記受信手
段から選択して記憶手段に出力する。記憶手段は前記情
報選択手段によって選択された画像データを記憶する。

画像表示手段は前記記憶手段から画像データを読み出し
て映像として表示する。地域番号設定手段は前記情報選
択手段に地域番号を設定する。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の道路交通情報報知システムの一実施例を
示したブロック図である。１は道路交通情報を作成する
交通管制司令所で、情報入力部１１、地図情報作成部１
２及び出力部１３を有している。２は交通管制司令所１
から出力ざれる道路交通情報を特定の周波数の電波に乗
せて送信する送信装置、３は送信装置２から出力される
電波を外界に放射する送信アンテナ、４は道路交通情報
を受信する自動車、５は送信アンテナ３から放射された
電波を受ける受信アンテナ、６は受信アンテナ５から入
力される電波を受信して道路交通情報を書き込んだ地図
を表示する道路交通情報表示装置である。

第２図は上記道路交通情報表示装置６の詳細例を示した
ブロック図であるａ６１はアンテナ５から入力される電
波を受信して画像データ化すると共に、指定された地域
コードの画像データのみを選択してＣ　Ｐ　Ｕ　６２に
出力する受信部で、受信回路６１１及び選択回路６１２
を有している。画像データをイメージ記憶部６３へ磨き
込むと共に読み出して、これを表示装＠６６に出力した
り、更には、地域番号の設定などの処理を行うＣＰＬＩ
、６３は地図イメージ情報を記憶するイメージ記憶部、
６４は運転者による情報選択キー操作等が行われるキー
ボード、６５は磁気カ一ド７に記憶ざれている地域コー
ドを読み取ってＣ　Ｐ　Ｕ　６２に入力する読取部、６
６は道路交通情報等を磨き込んだ地図を表示する表示装
置である。

次に本実施例の動作について説明する。まず、第１図に
示した交通管制司令所１の入力部１１には、各道路の渋
滞状況等が別段されるコンピュータ（図示せず）等から
入力される。また、オペレータが道路工事状況などをキ
ーボードから直接前記入力部月に入力する場合もある。

なお、上記コンピュータは例えば首都高速道路等に沿っ
て設置されているセンサにより自動車の通行」等をリア
ルタイムで収集しているものとする。入力部１１は入力
された各道路の工事情報、渋滞情報等の道路交通情報を
地域毎に地図情報作成部１２に出力する。

地図情報作成部１２は上記交通管制司令所１が管轄する
複数の地域毎にイメージメモリを持っており、しかも、
これら各イメージメモリには対応する地域の道路地図が
記憶されているものとする。従って、あるイメージメモ
リには例えば八王子周辺の道路地図がイメージ情報とし
て記憶されており、別のイメージメモリには青梅市周辺
の道路地図がイメージ情報として記憶ざれている。この
ため、地図情報作成部１２は入力部から入力さる地域毎
の道路交通情報を対応するイメージメモリの該当部分に
書き込んで行く。即ち、八王子市を通る国道１６号が中
央自動車通と交差する地点が渋滞しておれば、この地域
の道路地図が記憶ざれているイメージメモリの該当部分
に渋滞を示す記号等を書き込む。こうして、地図情報作
成部１２にて各地域の道路交通情報が対応するイメージ
メモリの該当部分に磨き込まれると、出力部１３は地図
情報作成部１２の前記イメージメモリに順次アクセスし
てその内容を循環的に読み出し、アクセスしているイメ
ージメモリに対応する地域コードを付して第３図に示す
ような画像データを作成し、これを送信装置２に出力す
る。ここで、第３図の画像データは地域コード３１の像
にこの地域の道路交通情報を含んだ画像情報３２が続く
構成となっている。送信装置２は入力される画像データ
に変調等の処理を施してキャリアに乗せた後、これをア
ンテナ３から外界に送信する。ここで、前記画像データ
の送信方法として、既存のテレビジョン放送等のチャネ
ルを用い、文字放送の送信と同様に主放送に割込んで送
信する方法でも、又新たに専用のチャネルを割り当てて
もよい。

一方、自動車４は上記の如く送信された電波を受信アン
テナ５にて受け、これを車載している道路交通情報表示
装置６にて受信し、以下に詳述する動作にて運転手が所
望する地域の道路地図とこの地図上に書き込まれた道路
交通情報（渋滞部分、道路工事部分、事故発生位置等で
ある）を表示する。即ち、第２図に示す如く、受信アン
テナ５から入力された受信電波は受信部６１の受信回路
６１１にて復調されて第３図に示すような画像データと
なって、選択回路６１２に入力される。一方、道路交通
情報を知りたい運転手は現在自動車４が走行している地
域の地域番号を例えばキーボード６４のキーを操作して
Ｃ　Ｐ　Ｕ　６２に入力する．ＣＰＵ６２は入力された
地域番号を上記選択回路６１２に設定する。これによっ
て、選択回路６１２はＣＰＵ６２から設定された地域番
号に対応する地域コードが付された画像データのみを取
り込んで、これをＣＰＵ６２に出力する。Ｃ　Ｐ　Ｕ　
６２は受信部６１から入力される画像データをイメージ
記憶部６３に書き込んだ後、イメージ記憶部６３から前
記画像データを読み出して表示装置６６に与える。表示
装置６６は入力された画像データを表示しえる形に処理
した後、画面に表示する。

第４図は上記Ｃ　Ｐ　Ｕ　６２の動作フローチャートで
ある。ステップ４０１にて地域番号の入力待ちを行い、
ステップ４０２にて入力された地域番号を選択回路６１
２に設定する。次にステップ４０３にて前記選択回路６
１２から入力された画像データをイメージ記憶部６３に
書き込んだ後、ステップ４０４にてイメージ記憶部６３
から画像データを読み出して表示装置６６に出力する。

最後にステップ４０５にて地域番号の入力があったか否
かを判定し、入力されない場合はステップ４０３に戻り
、入力された場合はステップ４０２に戻る。

第５図は上記画面に表示された道路交通情報が書き込ま
れた道路地図の一例である。実線で書かれてある部分が
道路を示し、トニの区間に引いてある破線部分はこの区
間の道路が渋滞していることを示しており、また、Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄで示した実線は幹線道路を示している。ここ
で、運転手はイロトニハを抜ける目的で自動車４を走行
させ、口に示す時点でこの画像を見て、トニ間が渋滞し
ていることを知る。しかし、画像上からチリ区間が混ん
でいないことを知ることができるため、走行経路をトチ
リヌに変更すれば、渋滞区間をバイパスできることがわ
かる。こうして、トチリヌを通って、ヌに来た時点で運
転手はハから先の走行区間を含む地域番号をキーボード
６４からＣ　Ｐ　Ｕ　６２に入力すると、Ｃ　Ｐ　Ｕ　
６２は上記と同様の動作を繰返して表示装置６６に新た
に入力された地域番号の地図を表示する。但し、ＣＰＵ
６２は設定された地域番号が変更されない限り、選択回
路６１２から一定サイクルにて入力される画像データを
イメージ記憶部６３に書き込む動作を行うため、表示装
置６６には常に最新の交通情報を書き込んだ地図が表示
されることになる。なお、地図上の渋滞部分は表示装置
６６にカラーＣＲＴなどを用いれば色分けにて明示する
こともできる。又、上記では、運転手が地域番号をキー
ボード６４を用いてＣ　Ｐ　ＬＩ６２に入力する場合に
ついて説明したが、読取部６５に地域番号が記憶されて
いる磁気カード（ＩＣ力一ドでもよい）７を挿入して、
ｃ　ｐ　Ｕ　６２に入力してもよい。この場合は、読取
部６５は磁気カ一ド７の挿入を検出すると、このカード
に記憶ざれている地域番号を読み取ってＣ　Ｐ　ｕ　６
２に入力する。以降、上記と同様の動作を行う、なお、
地域番号の入力は差し込みプラグ等を用いても行うこと
ができる。

本実施例によれば、交通管制司令所１は複数の地域の道
路交通情報を映像情報として循環的に送信することがで
き、一方、道路交通情報表示装置６は自動車運転手が所
望した地域の道路交通情報のみを選択して、道路地図と
共に表示させることがでる。このため、運転手は一瞥で
道路渋滞区間、道路工事区間等を認識できると共に、現
在地点から前記障害が生じている区間までの距離、前記
障害区間をバイパスする経路などを容易に見つけること
ができる。従って、運転手は道路交通情報に基づいた適
切な措置を容易に行うことができ、空いている道路の有
効利用を図って、幹線道路の渋滞などを解消することが
できる。

第６図は本発明の他の実施例を示したブロック図である
。本例の構成は第１図に示した前実施例と同様であるが
、イメージ記憶部は例えば９地域の画像情報（道路交通
情報を含んだ地図情報）を１度に記憶できる容量を持ち
、６３１〜６３，に区画されているものとする。ＣＰＵ
６２は所望の地域番号、例えば１０５がキーボード６４
から入力されると、この地域番号１０５を中心に周辺の
地域の地域番号１０１　、１０２　、１０３　，　１０
４　、１０６　，１０７　，１０８、１０９を、受信部
６１の選択回路６１２に設定する。このため、選択回路
６１２は設定された地域番号に対応する地域コードが付
された画像情報を順次ＣＰＵ６２に出力する。Ｃ　Ｐ　
ＬＩ６２は入力される地域毎の画像情報を例えばイメー
ジメモリ６３，　、６３２・・・６３９の順に書き込む
と共に、各イメージメモリ６３１〜６３９の内容を読み
出しだ後１／９に縮小して１画面分の画像情報を作成し
てこれを表示装置６６に与えることによって、第７図（
Ａ）に示すような、地域１０５を含む広範囲の道路交通
情報を書き込まれた道路地図を表示する。運転手はこの
道路地図を見ることによって、自分が必要とする地域の
周辺の道路事情がどうなっているかを知ることができる
と共に、本当に地域１０５の道路交通情報が知りたいか
どうかを判断して、間違いがない場合にキ７ボード６４
の所定キーを押下する。これを受けたＣＰ．Ｕ６２はイ
メージ記憶部６３５から地域１０５の画像情報を読み出
してこれをそのまま表示装置６６に出力して、第７図（
Ｂ）に示す如く、地域１０５の画像のみを表示する。又
、運転手が第７図（Ａ）に示した表示画像から必要なの
は地域１０８であると判断した場合、キーボード６４か
ら地域番号１０８をＣ　Ｐ　Ｕ　６２に入力すると、Ｃ
　Ｐ　Ｕ　６２は一画面として表示する。なお、Ｃ　Ｐ
　Ｕ　６２は地域１０Ｂが入力されると、地域１０８お
よびその周辺の地域１０４　，　１０５　、１０Ｂ　、
１０７　、１０９　、１１０　、１１１、１１２を選択
回路６１２に設定して、これら地域の画像情報を入力し
・てイメージ記憶部６３１〜６３９に書き込む動作を行
う。又、このような一地域のみを表示した状態で、運転
手はキーボード６４の特定のキーを操作すると、Ｃ　Ｐ
　ＬＪ　６２はイメージ記憶部６３１〜６３９の全ての
画像情報を読み出して１７９に縮小して表示装置６６に
表示させ、第７図（Ａ）に示すような画像にする。

本実施例によれば、まず、運転手が設定した地域を含ん
だ広範囲の道路交通情報と地図が表示されるため、最初
、見たい地域の周辺の道路状況が分かり、選択した地域
が正しいか否かを知ることができると共に、自動車が地
域と地域の境界付近に位置する場合に、両地域の道路交
通情報を一画面で見ることができ、前実施例よりも適格
な措置を短時間に選択して行うことができる。

なお、上記実施例では、表示画像を９地域と１地域に切
換える例について説明したが、これを更に複数の段階に
亙って切換えるようにすることもでき、又、画面等をス
クロールする機能も既存の技術を用いて容易に実現する
ことができる。

［発明の効果コ 以上記述した如く、本発明の道路交通情報送受信システ
ムによれば、道路交通情報を迂回道路などが容易に分か
るような映像の形で自動車運転手に報知でき、且つ、必
要とする地域の道路交通情報のみを選択して受信するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の道路交通情報送受信システムの一実施
例を示したブロック図、第２図は第１図に示した道路交
通情報表示装置の詳細例を示したブロック図、第３図は
第１図で示した出力部から出力される画像データ例を示
した図、第４図は第２図に示したＣＰＵの動作フローチ
ャート、第５図は第２図に示した表示装置に表示ざれる
画像表示例を示した図、第６図は本発明の他の実施例を
示したブロック図、第７図は第６図に示した表示装置に
表示ざれる表示例を示した図である。 １・・・交通管制司令所　　　　２・・・送信装置３，
５・・・アンテナ　　　　　４・・・自動車６・・・道
路交通情報表示装置 ６１・・・受信部　　　　　　　　６２・・・ＣＰＵ６
３・・・イメージ記憶部　　　　６４・・・キーボード
６５・・・読取部　　　　　　　　６６・・・表示装置
代理人　弁理士　本　田　　　崇 第 図 第４図 ワ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　道路交通情報を入力する入力手段と、画像データを記
   憶するメモリと、前記入力手段から入力された道路交通
   情報を、各地域ごとに区画されて前記メモリ上に記憶さ
   れている道路地図上に書き込んで画像データを作成する
   画像データ作成手段と、この画像データ作成手段によつ
   て前記メモリ上に作成された画像データを地域ごとに地
   域コードを付して読み出してこれを出力する画像データ
   出力手段と、この画像データ出力手段から出力された画
   像データを電波に乗せて送信する送信手段とを具備して
   成るものを固定局に設け、且つ、前記送信手段から送信
   された電波を受信して前記画像データを得る受信手段と
   、設定された地域番号に対応する地域コードが付された
   画像データのみを前記受信手段から選択する情報選択手
   段と、この情報選択手段によって選択された画像データ
   を記憶する記憶手段と、この記憶手段から画像データを
   読み出して映像として表示する画像表示手段と、前記情
   報選択手段に地域番号を設定する地域番号設定手段とを
   具備してなるものを自動車に設けたことを特徴とする道
   路交通情報報知システム。