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JPH02256260A - 集積回路パッケージ - Google Patents

集積回路パッケージ

Info

Publication number
JPH02256260A
JPH02256260A JP1077835A JP7783589A JPH02256260A JP H02256260 A JPH02256260 A JP H02256260A JP 1077835 A JP1077835 A JP 1077835A JP 7783589 A JP7783589 A JP 7783589A JP H02256260 A JPH02256260 A JP H02256260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integrated circuit
circuit package
signal lines
signal line
dielectric layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1077835A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Higaki
檜垣 賢次郎
Takashi Matsuura
尚 松浦
Hideo Itozaki
糸崎 秀夫
Shuji Yatsu
矢津 修示
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP1077835A priority Critical patent/JPH02256260A/ja
Publication of JPH02256260A publication Critical patent/JPH02256260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、集積回路パッケージに関する。より詳細には
、本発明は、信号線路として複合酸化物系超電導材料を
使用して形成された高周波用集積回路のパッケージの新
規な構成に関する。
従来の技術 近年、情報処理や通信の分野においては、ディジタル化
及び高速化並びに大容量化が急速に進み、更に、衛星通
信等のマイクロ波通信の利用も拡大している。このため
、高周波信号を処理するための集積回路もこれに対応し
て高機能化並びに高速化が進み、これを収容する集積回
路パッケージについても対応が求められている。
特に高周波信号を扱う場合に集積回路パッケージにおい
て問題になるのは、信号線路上の電気的な損失である。
即ち、回路規模が拡大して線路長が延びると共に、処理
する信号の周波数が高くなるので、パッケージ上の信号
線路においても、低損失伝送は重要な課題である。とこ
ろが、集積回路の高機能化は、信号線路の高密度化を招
き、信号線路幅が狭くなるので、信号線路の低損失化は
限界に近づいていると言われている。
このような問題に対して、集積回路パッケージの信号線
路を超電導化することが提案されている。
即ち、高周波信号線路における伝送損失は、信号線路の
電気伝導度が有限であるために起る導体損失と導体・接
地間に形成される誘電体に起因する誘電体損失とに大別
することができるが、信号線路として超電導体を使用し
た場合、特に導体損失を極限まで減少させることができ
、金属材料を使用した従来の信号線路に対して、伝送損
失の非常に低い信号線路を実現することができる。
発明が解決しようとする課題 従来知られていた超電導材料は、一般に液体ヘリウム温
度以下の極低温でしか超電導体にならなかったので、こ
れを利用することはあまり検討されていなかった。しか
しながら、1986年に〔La。
Ba1l 2CLI04や[:La、 Sr] 2Cu
04等の複合酸化物焼結体が高いTcを有する超電導材
料であることが見出され、これに続いてY IBazC
u、、 07−Xで表される組成を有する複合酸化物が
90に以上の温度範囲で超電導特性を示すことが確認さ
れた。このような高い温度で超電導特性を示す材料は廉
価な液体窒素を冷却媒体として使用することができるの
で、超電導技術を集積回路に応用することが現実的な技
術手段となってきた。
しかしながら、実際に複合酸化物系の超電導材料によっ
て形成された信号線路を備える集積回路パッケージを作
製してその信号線路の伝送損失を測定してみると、低損
失化が十分に達成されないばかりか、場合によっては導
電性が失われている場合さえある。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、超電導体を使用した、導体損失のない信号線路を備
えた新規な集積回路パッケージを提供することにある。
課題を解決するための手段 即ち、本発明に従うと、複合酸化物系超電導材料によっ
て、間に誘電体層を介して形成された接地導体層と信号
線路とを備える集積回路パッケージであって、該誘電体
層が、LaAlO3によって形成されていることを特徴
とする集積回路パッケージが提供される。
上記本発明に係る集積回路パッケージの構成は、特に高
周波信号処理用の集積回路パッケージにおいて有効であ
るが、超電導線路を備える集積回路パッケージとして、
他の種類の集積回路を収容するためにも有利に使用する
ことができる。
尚、上記本発明に係る集積回路パッケージにおいてその
信号線路を形成する超電導材料として、YBa2Cu3
O7−xおよびこの複合酸化物のYを、tlo。
Er等のランタノイド元素で置換した組成を有する複合
酸化物、T12Ba2Ca2Cu* Ol−YまたはB
i25r2Ca2[u30+o−yおよびこれらの複合
酸化物にpbを添加したもの等を例示することができる
また、この集積回路パッケージは、その全体をLaAl
C1+によって形成することもできるが、詳細は後述す
るように、接地導体層と信号線路との間の誘電体層以外
の部分は、MgO,SrTiO3、YSZ等の、複合酸
化物系超電導材料との反応性が低い材料によって形成し
ても差し支えない。
作用 前述のように、従来は、複合酸化物系超電導材料による
信号線路を備えた集積回路パッケージを作製しても、必
ずしも所期の性能が得られなかった。本発明者等は、こ
の問題について実験と検討を重ねた結果、その理由は以
下のようなものであることを見出した。
集積回路パッケージの信号線路が形成される下地は、そ
のパッケージそのものの材料、あるいは、高周波用パッ
ケージの場合は誘電体層である。従来の集積回路パッケ
ージでは、この下地材料は、具体的にはAl2O3、S
in□、Mg0SSrTiOh、YSZ等である。
ところが、これらのパッケージ材料は、各々以下のよう
な問題がある。
即ち、下地材料として、Al2O3やSiO□を使用し
た場合、超電導線路を形成する過程で必要な熱処理に際
して、Al2O3や5i02と複合酸化物系超電導材料
とが反応して信号線路の超電導特性が劣化あるいは消失
してしまう。
また、下地として、MgO,5rTiChあるいはYS
Zを使用した場合、これらの材料の誘電体損失が非常に
大きく、超電導線路による導体損失の低減が活かされな
い。
そこで、複合酸化物系超電導材料との低反応性と、低誘
電体損失とを両立させた誘電体層の材料を種々模索した
結果、LaAlO3が極めて好ましい材料であることを
見出し、本発明に係る集積回路パッケージを完成した。
即ち、LaA10.+ は、かなり高温まで安定で、複
合酸化物系超電導材料との反応性が低く、また、誘電体
損失も、MgOやYSZに比較して1桁以上低い。
尚、本発明に係る集積回路パッケージにおいて信号線路
の形成材料として使用できる超電導材料としては、一連
の複合酸化物系超電導材料がいずれも適用できるが、特
に有利な材料として、YBa2[:u30t−xおよび
この複合酸化物のYを、Ho、 Br等のランタノイド
元素で置換した組成を有する複合酸化物、T1.zBa
2CazCt+301a−yまたはBi、5r2Ca2
Cu30□。−8およびこれらの複合酸化物にpbを添
加したもの等が挙げられる。
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明するが
、以下の開示は本発明の一実施例に過ぎず、本発明の技
術的範囲を何ら限定するものではない。
実施例 本発明の効果を確認するために、誘電体材料としてLa
AlO3、MgO、Y S Z XAl203 を使用
して、実際にリードレスチップキャリアを作製した。
作製したリードレスチップキャリアは、第1図(a)に
示すように、放射状にパターニングされた信号線路1と
、−辺が2mmの正方形のキャビティ2とを備えた、−
辺が22mmの正方形のものである。
作製はマグネトロンスパッタリング法により、第1図(
b)に示すように、基板5上に、接地導体層4、誘電体
層3および信号線路1を順次形成した。
基板5はMgO単結晶により、接地導体層4および信号
線路1はいずれもYBa2Cu307−Xにより、それ
ぞれ形成した。尚、各信号線路1の幅は0.01mmと
し、信号線路1相互の間隔は0.1mmとした。また、
各層の成膜条件は、以下の第1表に示す通りである。
第1表(1) 第1表(2) 以上のようにして作製した各リードレスチップキャリア
の信号線路の導体損失を測定した。各試料に使用した誘
電体層3の材料と、測定結果を第2表に併せて示す。ま
た、比較のために、接地導体層4および信号線路1をA
1により、誘電体層3をAl2O3により形成した試料
も作製し、同じ条件で伝送信号の減衰を測定した。測定
は、77Kにおける10 G Hzの信号の減衰を測定
した。
第2表 ※:誘電体層3の厚さは、信号線路の特性インピーダン
スが50Ωとなるように設定した。
以上のようにして各層を成膜した後900℃で熱処理を
実施し、更に、0.1%希塩酸を使用したウェットエツ
チングにより信号線路のパターンを形成した。
*:信号線路は絶縁体となり、超電導特性を示さなかっ
た。
第2表に示すように、八lにより形成された信号線路を
備える参考試料に対して、LaAlO3以外の誘電体を
使用して誘電体層3を形成した各比較例は、減衰が低減
しているものの、清々1/4程度である。一方、本発明
に従って誘電体層3をLaA 103によって形成した
試料では、更に、1桁減衰が低減しており、本発明に係
る集積回路パッケージの構成が有効であることが判る。
発明の詳細 な説明したように、本発明に係る集積回路パッケージは
、複合酸化物系超電導材料の優れた超電導特性を、集積
回路パッケージの信号線路において有効に活かしたもの
である。
即ち、特に高周波用集積回路のパッケージとしてこの集
積回路パッケージを使用することにより、集積回路パッ
ケージの信号線路上で生じる伝送損失を画期的に低減さ
せることができる。従って、大型の集積回路、例えばマ
イクロ波集積回路用低損失パッケージとして有用である
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明に係る集積回路パッケージの作
製例の構成を示す平面図であり、 第1図ら)は、第4図(a)に示した集積回路パッケー
ジの構成を示すA−A断面図である。 〔主な参照番号〕 1・・超伝導信号線路、 2・・キャビティ、 3・・誘電体層層、 4・・接地導体層、 5・・基板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複合酸化物系超電導材料によって、間に誘電体層を介し
    て形成された接地導体層と信号線路とを備える集積回路
    パッケージであって、 該誘電体層が、LaAlO_3によって形成されている
    ことを特徴とする集積回路パッケージ。
JP1077835A 1989-03-29 1989-03-29 集積回路パッケージ Pending JPH02256260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1077835A JPH02256260A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 集積回路パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1077835A JPH02256260A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 集積回路パッケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02256260A true JPH02256260A (ja) 1990-10-17

Family

ID=13645100

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1077835A Pending JPH02256260A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 集積回路パッケージ

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JP (1) JPH02256260A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898084B2 (en) * 2003-07-17 2005-05-24 The Bergquist Company Thermal diffusion apparatus
US7760507B2 (en) 2007-12-26 2010-07-20 The Bergquist Company Thermally and electrically conductive interconnect structures

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898084B2 (en) * 2003-07-17 2005-05-24 The Bergquist Company Thermal diffusion apparatus
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