JPH0224961Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224961Y2 JPH0224961Y2 JP12335879U JP12335879U JPH0224961Y2 JP H0224961 Y2 JPH0224961 Y2 JP H0224961Y2 JP 12335879 U JP12335879 U JP 12335879U JP 12335879 U JP12335879 U JP 12335879U JP H0224961 Y2 JPH0224961 Y2 JP H0224961Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilot
- valve
- discharge
- supply
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 59
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、アクチユエータの速度制御に用いて
好適な制御弁に関するものである。
好適な制御弁に関するものである。
流体圧によつてシリンダを駆動する場合、その
起動時においては急激な飛出しによる危険を防止
するためにそれを緩速起動させ、復帰時において
は緩衝のためにそれを緩速停止させなければなら
ないケースは多い。
起動時においては急激な飛出しによる危険を防止
するためにそれを緩速起動させ、復帰時において
は緩衝のためにそれを緩速停止させなければなら
ないケースは多い。
このようなシリンダの緩速起動及び緩速停止
は、その起動時及び停止時に該シリンダに対して
供給及び排出される圧力流体の流量を制御するこ
とにより行うことができるが、通常の切換弁で単
にオン・オフ的に流路を切換るだけでは、起動時
及び停止時における圧力流体の流量制御を行うこ
とはできず、従つてシリンダを緩速起動及び緩速
停止させることはできない。
は、その起動時及び停止時に該シリンダに対して
供給及び排出される圧力流体の流量を制御するこ
とにより行うことができるが、通常の切換弁で単
にオン・オフ的に流路を切換るだけでは、起動時
及び停止時における圧力流体の流量制御を行うこ
とはできず、従つてシリンダを緩速起動及び緩速
停止させることはできない。
切換弁とシリンダとの間にスピードコントロー
ラを接続して流量制御する方法もあるが、起動時
及び停止時の両方で流量制御を行うためには、例
えば第6図に示すように、4方弁50とシリンダ
51との間に開口面積の異なる複数のスピードコ
ントローラ52,53と複数のオン・オフ弁54
〜56とを接続し、これらの4方弁50及びオ
ン・オフ54〜56を第7図のタイムチヤートに
従つて切換えるように構成しなければならず、そ
の回路構成や配管が複雑になる。しかも、その切
換えによつて流路断面積が急激に変化するため、
滑らかな速度制御を行うことができる。
ラを接続して流量制御する方法もあるが、起動時
及び停止時の両方で流量制御を行うためには、例
えば第6図に示すように、4方弁50とシリンダ
51との間に開口面積の異なる複数のスピードコ
ントローラ52,53と複数のオン・オフ弁54
〜56とを接続し、これらの4方弁50及びオ
ン・オフ54〜56を第7図のタイムチヤートに
従つて切換えるように構成しなければならず、そ
の回路構成や配管が複雑になる。しかも、その切
換えによつて流路断面積が急激に変化するため、
滑らかな速度制御を行うことができる。
本考案の技術的課題は、回路構成や配管が複雑
になりがちな上記スピードコントローラを使用す
ることなく、パイロツト流体圧とスプリングの付
勢力とで主弁体を切換えるようにしたパイロツト
方式の制御弁を使用し、パイロツト室へのパイロ
ツト流体の供給流量及び排出流量を制御すること
により主弁体の駆動及び復帰を緩速で行わせ、そ
れによつてアクチユエータに対する圧力流体の供
給流量及び排出流量を制御して、アクチユエータ
の緩速起動及び緩速停止を滑らかな速度制御によ
り実現できるようにすることにある。
になりがちな上記スピードコントローラを使用す
ることなく、パイロツト流体圧とスプリングの付
勢力とで主弁体を切換えるようにしたパイロツト
方式の制御弁を使用し、パイロツト室へのパイロ
ツト流体の供給流量及び排出流量を制御すること
により主弁体の駆動及び復帰を緩速で行わせ、そ
れによつてアクチユエータに対する圧力流体の供
給流量及び排出流量を制御して、アクチユエータ
の緩速起動及び緩速停止を滑らかな速度制御によ
り実現できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本考案においては、
圧力流体の供給ポート及び出力ポートを備えたボ
デイ内に両ポートを通断する主弁体を配設し、該
主弁体の一側にセツトスプリングを配設すると共
に他側にパイロツト室を設けた主弁部と、該主弁
部に付設されたパイロツト弁部とからなり、該パ
イロツト弁部には、上記パイロット室にパイロツ
ト流体を供給するための供給路とパイロツト室か
らのパイロツト流体を排出するための排出路とを
設け、上記供給路に、パイロツト室へのパイロツ
ト流体の供給時にそのパイロツト流体圧によつて
該供給路中の供給弁座を開放すると共に、パイロ
ツト室からのパイロツト流体の排出時に該供給弁
座を閉鎖するチエツク弁と、パイロツト流体の供
給流量を制御するための調節可能な供給側ニード
ルとを直列に配設し、上記排出路に、パイロツト
室へのパイロツト流体の供給時にそのパイロツト
流体圧によつて該排出路中の排出弁座を閉鎖する
と共に、パイロツト室からのパイロツト流体の排
出時に該排出弁座を開放する遮断弁と、パイロツ
ト流体の排出流量を制御するための調節可能な排
出側ニードルを設けるという技術的手段を講じて
いる。
圧力流体の供給ポート及び出力ポートを備えたボ
デイ内に両ポートを通断する主弁体を配設し、該
主弁体の一側にセツトスプリングを配設すると共
に他側にパイロツト室を設けた主弁部と、該主弁
部に付設されたパイロツト弁部とからなり、該パ
イロツト弁部には、上記パイロット室にパイロツ
ト流体を供給するための供給路とパイロツト室か
らのパイロツト流体を排出するための排出路とを
設け、上記供給路に、パイロツト室へのパイロツ
ト流体の供給時にそのパイロツト流体圧によつて
該供給路中の供給弁座を開放すると共に、パイロ
ツト室からのパイロツト流体の排出時に該供給弁
座を閉鎖するチエツク弁と、パイロツト流体の供
給流量を制御するための調節可能な供給側ニード
ルとを直列に配設し、上記排出路に、パイロツト
室へのパイロツト流体の供給時にそのパイロツト
流体圧によつて該排出路中の排出弁座を閉鎖する
と共に、パイロツト室からのパイロツト流体の排
出時に該排出弁座を開放する遮断弁と、パイロツ
ト流体の排出流量を制御するための調節可能な排
出側ニードルを設けるという技術的手段を講じて
いる。
パイロツト弁部の供給路にパイロツト流体が供
給されると、該パイロツト流体は、チエツク弁を
押し開いて供給側ニードルによる流量制御をうけ
ながらパイロツト室へ徐々に流入し、セツトスプ
リングの付勢力に抗して主弁体を緩速で移動さ
せ、二つのポートを次第に連通させる。従つて、
その開口量に応じて制限された流量の圧力流体が
両ポート間を流通することになり、この制御弁に
接続されたアクチユエータは、緩やかな圧力上昇
によつて緩速起動することになる。
給されると、該パイロツト流体は、チエツク弁を
押し開いて供給側ニードルによる流量制御をうけ
ながらパイロツト室へ徐々に流入し、セツトスプ
リングの付勢力に抗して主弁体を緩速で移動さ
せ、二つのポートを次第に連通させる。従つて、
その開口量に応じて制限された流量の圧力流体が
両ポート間を流通することになり、この制御弁に
接続されたアクチユエータは、緩やかな圧力上昇
によつて緩速起動することになる。
この場合、排出路に設けた遮断弁が、パイロツ
ト流体圧によつて排出弁座を閉鎖するので、排出
路が外部に開放していてもパイロツト流体が排出
されることはない。
ト流体圧によつて排出弁座を閉鎖するので、排出
路が外部に開放していてもパイロツト流体が排出
されることはない。
パイロツト流体の供給が停止されて供給路内の
流体圧が低下すると、チエツク弁が供給弁座を閉
じると共に遮断弁が排出弁座を開放し、パイロツ
ト室内のパイロツト流体が排出側ニードルによる
流量制御をうけながら徐々に排出されるため、主
弁部における主弁体はスプリングの付勢力により
徐々に復帰し、二つのポート間の流路は緩速閉鎖
される。従つて、この制御弁に接続されたアクチ
ユエータは、流量制御によりストローク端で緩速
停止することになる。
流体圧が低下すると、チエツク弁が供給弁座を閉
じると共に遮断弁が排出弁座を開放し、パイロツ
ト室内のパイロツト流体が排出側ニードルによる
流量制御をうけながら徐々に排出されるため、主
弁部における主弁体はスプリングの付勢力により
徐々に復帰し、二つのポート間の流路は緩速閉鎖
される。従つて、この制御弁に接続されたアクチ
ユエータは、流量制御によりストローク端で緩速
停止することになる。
上記主弁体の切換速度は、二つのニードルの調
節によつて変更することができる。
節によつて変更することができる。
パイロツト流体の供給流量及び排出流量をそれ
ぞれニードルで制御するようにしたので、主弁体
を駆動及び復帰のいずれのストローク時にも緩速
作動させることができ、これによつてアクチユエ
ータの緩速起動及び緩速停止を実現させることが
できる。
ぞれニードルで制御するようにしたので、主弁体
を駆動及び復帰のいずれのストローク時にも緩速
作動させることができ、これによつてアクチユエ
ータの緩速起動及び緩速停止を実現させることが
できる。
また、一つの制御弁によつてアクチユエータを
速度制御することができ、複数のスピードコント
ローラを必要としないので、制御回路の構成及び
配管を非常に簡略化することができ、しかも、ス
ピードコントローラを使用する場合に比べて速度
制御を滑らかに行うことができる。
速度制御することができ、複数のスピードコント
ローラを必要としないので、制御回路の構成及び
配管を非常に簡略化することができ、しかも、ス
ピードコントローラを使用する場合に比べて速度
制御を滑らかに行うことができる。
また、供給路と排出路におけるパイロツト流体
圧によつて、チエツク弁と遮断弁がこれらの流路
を開閉するために、パイロツト室にパイロツト流
体を給排するための別個の切換弁等を設ける必要
がなく、これによつて制御弁を小型でかつ簡単な
ものにすることができる。
圧によつて、チエツク弁と遮断弁がこれらの流路
を開閉するために、パイロツト室にパイロツト流
体を給排するための別個の切換弁等を設ける必要
がなく、これによつて制御弁を小型でかつ簡単な
ものにすることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第1図において、1は主弁部、2は
パイロツト弁部であつて、上記主弁部1における
ボデイ1aは圧力流体の供給ポート3及び出力ポ
ート4を備え、該ボデイ1aの内部には、上記各
ポート3,4に通じる供給開口3a及び出力開口
4aを備えたスリーブ5を内設し、該スリーブ5
内に上記出力ポート4を開閉して両ポート3,4
間の流路を通断する主弁体としてのスプール弁6
を摺動自在に挿嵌し、該スプール弁6の一側に
は、供給ポート3からパイロツト弁部2を経由し
て設けられたパイロツト通孔8が開口するパイロ
ツト室7を形設し、スプール弁6の他側には、ボ
デイ1aに螺着したニードルねじ10との間にセ
ツトスプリング9を縮設し、このニードルねじ1
0はその摘子10aによつて調節自在となしてい
る。
説明するに、第1図において、1は主弁部、2は
パイロツト弁部であつて、上記主弁部1における
ボデイ1aは圧力流体の供給ポート3及び出力ポ
ート4を備え、該ボデイ1aの内部には、上記各
ポート3,4に通じる供給開口3a及び出力開口
4aを備えたスリーブ5を内設し、該スリーブ5
内に上記出力ポート4を開閉して両ポート3,4
間の流路を通断する主弁体としてのスプール弁6
を摺動自在に挿嵌し、該スプール弁6の一側に
は、供給ポート3からパイロツト弁部2を経由し
て設けられたパイロツト通孔8が開口するパイロ
ツト室7を形設し、スプール弁6の他側には、ボ
デイ1aに螺着したニードルねじ10との間にセ
ツトスプリング9を縮設し、このニードルねじ1
0はその摘子10aによつて調節自在となしてい
る。
また、上記パイロツト弁部2は、そのボデイ2
a内に、パイロツト通孔8を介して供給ポート3
に連通する供給路11を形設すると共に、排出弁
座13を介してパイロツト室7と排出口14とを
連通させる排出路12を形設し、上記供給路11
内に、それに設けた供給弁座16にパイロツト室
7側からスプリング17により圧縮される球状の
チエツク弁15と、パイロツト室7へ流入するパ
イロツト流体の流量を制御する供給側ニードル1
8とを直列に設け、このニードル18はねじ部1
8aの回動によつてその開口量を調節可能とな
し、また、排出路12内には、パイロツト室7か
らのパイロツト流体圧を開弁方向に受ける遮断弁
19を、該排出路に設けた排出弁座13に背圧の
減少と共に該排出弁座13を直ちに開放するよう
にスプリング20で開弁方向に付勢して対向配設
すると共に、該遮断弁19の背面に供給ポート3
に通じる背圧路21を導通させ、さらに排出弁座
13よりも排出口14側寄りの位置に、排出され
るパイロツト流体の流量を制御する排出側ニード
ル22をそのねじ部22aによつて調節可能に配
設している。
a内に、パイロツト通孔8を介して供給ポート3
に連通する供給路11を形設すると共に、排出弁
座13を介してパイロツト室7と排出口14とを
連通させる排出路12を形設し、上記供給路11
内に、それに設けた供給弁座16にパイロツト室
7側からスプリング17により圧縮される球状の
チエツク弁15と、パイロツト室7へ流入するパ
イロツト流体の流量を制御する供給側ニードル1
8とを直列に設け、このニードル18はねじ部1
8aの回動によつてその開口量を調節可能とな
し、また、排出路12内には、パイロツト室7か
らのパイロツト流体圧を開弁方向に受ける遮断弁
19を、該排出路に設けた排出弁座13に背圧の
減少と共に該排出弁座13を直ちに開放するよう
にスプリング20で開弁方向に付勢して対向配設
すると共に、該遮断弁19の背面に供給ポート3
に通じる背圧路21を導通させ、さらに排出弁座
13よりも排出口14側寄りの位置に、排出され
るパイロツト流体の流量を制御する排出側ニード
ル22をそのねじ部22aによつて調節可能に配
設している。
次に本考案の作用について説明する。
今、供給ポートに流体源から圧力流体が供給さ
れると、この流体はパイロツト通孔8を通じてパ
イロツト室7に流入するが、その際パイロツト弁
部2において流量制御を受ける。即ち、上記パイ
ロツト流体が供給弁座16及び背圧路21に達す
ると、チエツク弁15がスプリング17に抗して
押し開かれると共に、遮断弁19がスプリング2
0に抗して排出弁座13に圧接される。従つてパ
イロツト流体は、連通した供給路11を通じて供
給側ニードル18による流量制限を受けながらパ
イロツト室7へと流入する。
れると、この流体はパイロツト通孔8を通じてパ
イロツト室7に流入するが、その際パイロツト弁
部2において流量制御を受ける。即ち、上記パイ
ロツト流体が供給弁座16及び背圧路21に達す
ると、チエツク弁15がスプリング17に抗して
押し開かれると共に、遮断弁19がスプリング2
0に抗して排出弁座13に圧接される。従つてパ
イロツト流体は、連通した供給路11を通じて供
給側ニードル18による流量制限を受けながらパ
イロツト室7へと流入する。
パイロツト流体の流入によりパイロツト室7内
の流体圧力が徐々に上昇すると、それがスプール
弁6に作用して該スプール弁6をセツトスプリン
グ9に抗してゆつくりと左動させ、出力開口4a
を徐々に開放して供給開口3aと連通させる。従
つて圧力流体は、上記出力開口4aの開口量に応
じた流量で供給ポート3から出力ポート4へと流
通する。このときのスプール弁6の切換速度は、
供給側ニードル18の開口量の調節によつて任意
に設定することができ、即ち、出力開口4aの開
口量は、供給側ニードルの開口量によつて決まる
パイロツト流体圧力とセツトスプリング9との関
係によつて設定される。
の流体圧力が徐々に上昇すると、それがスプール
弁6に作用して該スプール弁6をセツトスプリン
グ9に抗してゆつくりと左動させ、出力開口4a
を徐々に開放して供給開口3aと連通させる。従
つて圧力流体は、上記出力開口4aの開口量に応
じた流量で供給ポート3から出力ポート4へと流
通する。このときのスプール弁6の切換速度は、
供給側ニードル18の開口量の調節によつて任意
に設定することができ、即ち、出力開口4aの開
口量は、供給側ニードルの開口量によつて決まる
パイロツト流体圧力とセツトスプリング9との関
係によつて設定される。
次に、供給ポート3への圧力流体の供給を停止
すると共にその流体圧力を降下させると、チエツ
ク弁15はパイロツト室7側の流体圧力とスプリ
ング17の力で供給弁座16に圧接され、逆に遮
断弁19は押し下げられ排出弁座13を開放す
る。そこで、パイロツト室7内のパイロツト流体
は、この排出弁座13を経て排出側ニードル22
で流量制限を受けながら徐々に排出口14から排
出される。従つて、スプール弁6もセツトスプリ
ング9の力により徐々に復帰し、出力開口4aを
ゆつくりと遮断する。ことときの遮断速度は上記
排出側ニードル22によつて調節することができ
る。
すると共にその流体圧力を降下させると、チエツ
ク弁15はパイロツト室7側の流体圧力とスプリ
ング17の力で供給弁座16に圧接され、逆に遮
断弁19は押し下げられ排出弁座13を開放す
る。そこで、パイロツト室7内のパイロツト流体
は、この排出弁座13を経て排出側ニードル22
で流量制限を受けながら徐々に排出口14から排
出される。従つて、スプール弁6もセツトスプリ
ング9の力により徐々に復帰し、出力開口4aを
ゆつくりと遮断する。ことときの遮断速度は上記
排出側ニードル22によつて調節することができ
る。
上述した流量制御を供給側で行う場合と排出側
で行う場合とにおけるパイロツト室7でのパイロ
ツト流体圧力−時間の関係は、それぞれ第2図
A,Bに示す通りであり、また、パイロツト流体
圧力と出力開口4aにおける流体との関係は第3
図に示すようになる。この第3図の特性は、主弁
部1におけるセツトスプリング9の取付長の調整
及び交換(ばね定数の変換)によつて変化させる
ことができる。
で行う場合とにおけるパイロツト室7でのパイロ
ツト流体圧力−時間の関係は、それぞれ第2図
A,Bに示す通りであり、また、パイロツト流体
圧力と出力開口4aにおける流体との関係は第3
図に示すようになる。この第3図の特性は、主弁
部1におけるセツトスプリング9の取付長の調整
及び交換(ばね定数の変換)によつて変化させる
ことができる。
第4図は、上述した制御弁Aによるシリンダ2
3の制御回路例であつて、これによりシリンダ2
3を第5図の特性に従つて制御することができ
る。上記第4図において24は電磁切換弁、25
は流体源を示し、また第5図において実線C1は
本考案品を使用した場合、点線C2は従来品を使
用した場合を示している。
3の制御回路例であつて、これによりシリンダ2
3を第5図の特性に従つて制御することができ
る。上記第4図において24は電磁切換弁、25
は流体源を示し、また第5図において実線C1は
本考案品を使用した場合、点線C2は従来品を使
用した場合を示している。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図A,B及び第3図はその特性を示す線図、第4
図は制御弁の使用例を示す回路図、第5図は第4
図におけるシリンダの特性を示す線図、第6図は
従来例を示す回路図、第7図はその動作説明図で
ある。 1……主弁部、1a……ボデイ、2……パイロ
ツト弁部、3……供給ポート、4……出力ポー
ト、6……スプール弁、7……パイロツト室、9
……セツトスプリング、11……供給路、12…
…排出路、13……排出弁座、15……チエツク
弁、16……供給弁座、18……供給側ニード
ル、19……遮断弁、22……排出側ニードル。
図A,B及び第3図はその特性を示す線図、第4
図は制御弁の使用例を示す回路図、第5図は第4
図におけるシリンダの特性を示す線図、第6図は
従来例を示す回路図、第7図はその動作説明図で
ある。 1……主弁部、1a……ボデイ、2……パイロ
ツト弁部、3……供給ポート、4……出力ポー
ト、6……スプール弁、7……パイロツト室、9
……セツトスプリング、11……供給路、12…
…排出路、13……排出弁座、15……チエツク
弁、16……供給弁座、18……供給側ニード
ル、19……遮断弁、22……排出側ニードル。
Claims (1)
- 圧力流体の供給ポート及び出力ポートを備えた
ボデイ内に両ポートを通断する主弁体を配設し、
該主弁体の一側にセツトスプリングを配設すると
共に他側にパイロツト室を設けた主弁部と、該主
弁部に付設されたパイロツト弁部とからなり、該
パイロツト弁部には、上記パイロット室にパイロ
ツト流体を供給するための供給路とパイロツト室
からのパイロツト流体を排出するための排出路と
を設け、上記供給路に、パイロツト室へのパイロ
ツト流体の供給時にそのパイロット流体圧によつ
て該供給路中の供給弁座を開放すると共に、パイ
ロツト室からのパイロツト流体の排出時に該供給
弁座を閉鎖するチエツク弁と、パイロツト流体の
供給流量を制御するための調節可能な供給側ニー
ドルとを直列に配設し、上記排出路に、パイロツ
ト室へのパイロツト流体の供給時にそのパイロツ
ト流体圧によつて該排出路中の排出弁座を閉鎖す
ると共に、パイロツト室からのパイロツト流体の
排出時に該排出弁座を開放する遮断弁と、パイロ
ツト流体の排出流量を制御するための調節可能な
排出側ニードルを設けたことを特徴とする制御
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12335879U JPH0224961Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12335879U JPH0224961Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5640206U JPS5640206U (ja) | 1981-04-14 |
JPH0224961Y2 true JPH0224961Y2 (ja) | 1990-07-10 |
Family
ID=29355326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12335879U Expired JPH0224961Y2 (ja) | 1979-09-06 | 1979-09-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0224961Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61127903A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-16 | Hino Motors Ltd | エアアクチュエ−タの制御装置 |
FR2575526B1 (fr) * | 1984-12-28 | 1987-02-13 | Telemecanique Electrique | Ensemble de raccords fonctionnels pour verin pneumatique a montage combine pour assurer deux fonctions au moins |
-
1979
- 1979-09-06 JP JP12335879U patent/JPH0224961Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5640206U (ja) | 1981-04-14 |
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