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JPH02247627A - カメラの警告装置 - Google Patents

カメラの警告装置

Info

Publication number
JPH02247627A
JPH02247627A JP1068564A JP6856489A JPH02247627A JP H02247627 A JPH02247627 A JP H02247627A JP 1068564 A JP1068564 A JP 1068564A JP 6856489 A JP6856489 A JP 6856489A JP H02247627 A JPH02247627 A JP H02247627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
camera
mode
signal
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1068564A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Hara
登 原
Taizo Chikugo
筑後 泰造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP1068564A priority Critical patent/JPH02247627A/ja
Publication of JPH02247627A publication Critical patent/JPH02247627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラの警告装置に係り、特に非撮影状態で
カメラを保護するためのレンズキャップやケースなどの
保護部材が取付は可能なレンジファインダ式カメラにお
いて、保護部材が取付けられたままでレリーズされたと
きに警告表示を行なうカメラの警告装置に関する。
[従来の技術] ファインダ視野が撮影光路とは別に設けられていて、撮
影者が撮影像を直接見ることができないレンジファイン
ダ式カメラにおいては、非撮影状態でカメラを保護する
ためのレンズキャップやケースなどの保護部材が取付け
られていてもファインダ視野に入らないので、このまま
でレリーズを切るおそれがある。これに関連して、レン
ズキャップが取付けられているときのレリーズ動作を禁
止する技術が実公昭46−20540号公報に開示され
ている。また、被写体の照度不足などのときに撮影を阻
止し、かつ、阻止状態を警告表示するカメラも既に知ら
れている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、実公昭46−20540号公報に開示され優技
術では、レリーズ動作を禁止した理由を撮影者に知らせ
ていないので、レリーズ動作を禁止する理由が複数ある
場合には、撮影者がレリーズ禁止の理由を再考する必要
がある。したがって、レンズキャップが取付けられてい
たのでレリーズ動作が禁止されたことに撮影者が気付く
までに時間がかかり、カメラの使い勝手が非常に不便で
あった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、
非撮影状態でカメラを保護するための保護部材が取付け
られてたままでレリーズが切られた場合にレリーズ動作
を禁止したとき、その理由を撮影者に警告表示すること
ができるカメラの警告装置を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 本発明のカメラの警告装置は、非撮影状態でカメラを保
護するための保護部材が取付は可能なレンジファインダ
式カメラにおいて、前記保護部材が取付けられているこ
とを検知する検知手段と、カメラの動作状態を表示する
表示手段と、カメラがレリーズされたとき前記保護部材
が取付けられていることを前記検知手段が検知すると、
レリーズ動作を禁止するとともに前記保護部材が取付け
られていることを前記表示手段に表示させる警告手段と
を具備している。
[作 用] たとえば撮影者が撮影像を直接みることができないレン
ジファインダ式カメラにおいて、レンズキャップやケー
スなどの保護部材が取付けられたままでレリーズされる
と、自動的にカメラが判別し、不要な撮影を防止でき、
フィルムの無駄遣いをなくすることが可能になる。また
、このとき、レリーズできない原因をユーザに知らせて
カメラの故障ではないことを明示するので、ユーザの不
安がなくなるとともにユーザが早く気付くことができ、
カメラの使い勝手が著しく向上する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について第1図ないし第12図
を参照して説明する。
第1図において、中央処理装置(CPU)1は、このカ
メラの全ての制御を行なう1チツプマイクロコンピユー
タである。制御のための基本クロックは、水晶振動子2
およびコンデンサ3,4から構成される発振回路によっ
て得ている。CPU1の動作スタートは、電池挿入時に
おいてCPUIのRESET端子(こパワーオンリセッ
ト信号RESETが入力するパワーオンリセットにより
行なわれる。パワーオンリセット信号RESETは、抵
抗6およびコンデンサ7からなる積分回路によって得て
いる。
また、電池挿入時の電源のチャタリングによる誤動作を
防ぐためのスイッチ8が設けられており、このスイッチ
8は電池が完全に挿入された後にオフとなるので、その
時点から積分がスタートし、電源が安定してからリセッ
トがかかることになる。
また、CPUIは、電池挿入後、パワースイッチ9のオ
ン、オフの切換時にもリセットされる。これは、CPU
Iがノイズなどの影響を受けて万一暴走したときに、パ
ワースイッチ9を切換えることにより暴走を止めるため
である。
パワースイッチ9の機能を第2図を参照して説明すると
、パワースイッチ9は3つの固定した導電パターン9a
、9b、9cがある。パターン9aはオン・オフ判断パ
ターン、パターン9bはリセットパターン、パターン9
cは接地パターンである。これらの固定パターンに対し
て摺接自在に可動の導電接片9dの位置によってオン、
リセット、オフの3つの状態となる。そして、導電接片
9dがオン位置からオフ位置、オフ位置からオン位置に
切換えられるときは必ず一度リセット状態になる。これ
をタイムチャートで示したのが第3図である。したがっ
て、CPUIはリセットスタート後にのみパワースイッ
チ9のpwsw端子(パターン9a)の状態を調べれば
よい。
電気的に書換え可能なプログラマブルリードオンリーメ
モリ (EEPROM)10は、CPUIとシリアル通
信でデータの授受を行なう。読み書きのモードはR/W
端子のリード/ライト信号R/Wで切換える。EEPR
OMIOは、CPUIのRCEN端子の信号RCENが
低レベルs L ITになると動作が可能となり、この
信号RCENが高レベル“H”の場合は、RCEN端子
との接続端子はハイインピーダンスになる。
EEPROMIOの内容は、信号R/Wを“H”にする
と読出され、まず、DX端子11の信号が5CLOCK
端子のシリアルクロック信号5CLOCKに同期して出
力され、続いてユーザーエリア、メーカーエリアの内容
が出力される。
111はDXコード付きフィルムであり、DX端子11
と接触される。ユーザーエリアには、駒数およびカメラ
の状!!(巻上中、巻戻中、空送中などや故障箇所)な
どの情報がカメラの状態にしたがって書込まれている。
メーカーエリアには、カメラの工場での調整データ(オ
ートフォーカス補正データ、シャッタ補正データなど)
が書込まれている。
ユーザーエリアへのデータ書込みは、信号R/Wにより
データ転送した後、RMEM端子の信号RMEMを′L
”にし、信号5CLOCKを数回出力することにより行
なわれる。信号5CLOCKを数回出力するのは、ノイ
ズにより間違ったデータがEEFROMIOに書込まれ
ないようにするためである。メーカーエリアへのデータ
書込みは、工場でのみ行なわれ、外部接続端子12に引
き出されているTEST端子とRMEM端子とをショー
トすることにより行なわれる。したがって、カメラ単体
になった場合には、メーカーエリアの内容が書換えられ
ることはない。
ところで、EEFROMIOのユーザーエリアを、カメ
ラ状態および駒数の記憶に使っているので、万一 EE
PROMIOにデータを書込んでいる途中にパワースイ
ッチ9を切換えると、EEFROMIOの内容が変化し
、誤った判断をするおそれがあるが、この全自動カメラ
では、信号RMEMが“L”の時にトランジスタ13、
抵抗14.15の回路により信号RESETをオフにし
ている。即ち、EEFROMIOの書込み中にリセット
がかからないように保護している。なお、抵抗16は保
護抵抗である。
オートフォーカス(AF)用集積回路 (AFIC)17は、位相差方式のAFセンサを内蔵し
ており、信号AFCENを“L”にすることにより測距
を開始する。測距が開始すると信号AFENDが“H”
になる。測距終了後、CPUIはシリアル通信により測
距データを読取る。
インターフェース(I /F)用集積回路(I/FIC
)1gは、モータ駆動回路19や測光回路20との信号
の授受、LCD (液晶表示素子)21への電源供給、
ストロボ22などに対するチャージおよびバッテリーチ
エツクなどを行なう。
モータ駆動、測光、ストロボチャージ、バッテリーチエ
ツクなどを行なう場合は、信号IFCENを“L″にす
ると動作可能になる。
CPUIとI/FIC18との間のデコード信号は4ビ
ツトであり、モータ駆動回路19に接続されたレンズ駆
動兼シャッタ駆動用のモータ23、巻上げ用のモータ2
4およびズーミング用のモータ25のそれぞれに対して
正転、逆転、オフ、ブレーキの制御と、測光回路20に
対する平均測光、スポット測光の制御と、ダミーロード
バッテリーチエツクと、ノンセクト(何もしない)の計
16種類の処理が選択されるようになっている。
モータ23は、正転でレンズ駆動、逆転でシャッタ駆動
を行なう。モータ23のレンズ駆動時、CPUIはAF
IC17で求めた測距データによりEEPROMIOの
調整データで演算された目標位置にモータ23によりフ
ォーカスレンズを動かす。ここで、フォーカスレンズの
初期位置はAFスイッチ26で確認され、レンズ位置は
フォーカスレンズの単位移動量当たり1パルス出力され
るフォトインクラブタ27によって確認される。
すなわち、CPUIは、フォトインタラプタ27の出力
を見ながらモータ23の正転、ブレーキ。
オフの制御を行ない、目標位置にフォーカスレンズを停
止させる。フォトインタラプタ27の出力信号は、前記
デコード信号がモータ23を選択したときのみ出力され
る。
なお、フォトインタラブ、り27の出力を直接CPUI
に入力すると、ノイズによるカウント誤差を生じる虞れ
があるので、モータ23の動作中はCPUIよりP I
 CLCK端子で工/FIC18に32KHzのクロッ
クを入力し、I/FIC18からは、フォトインタラプ
タ27の出力よりデジタル的にノイズを除去した信号を
P、1.S信号としてCPUIに出力する。
また、モータ23の逆転でシャッタが駆動されると、そ
の初期位置はAEスイッチ28で確認される。シャッタ
制御は、EEFROMIOに書かれているデータにより
、デユーティ駆動の比率を変化させることにより一定開
口波形が保たれるようになっている。
フィルム巻上げ用のモータ24については、正転時には
巻上げ、逆転時には巻戻しが行なわれる。
このモータ24に連動するスイッチ29は、フィルム1
11の1駒送りで4回オン、オフするスイッチである。
すなわち、フィルム111の1駒巻上げは、CPUIよ
りスイッチ29の状態を見ながら制御される。また、ズ
ーミング用のモータ25のズーム位置の確認は、このモ
ータ25と連動したズームエンコーダ30によりCPU
Iに伝えられることによって行なわれる。
前記デコード信号が測光を指定すると、デコード信号に
応じて測光回路20により平均測光あるいはスポット測
光が行なわれ、測光値が電圧変換され、CPUIにアナ
ログ/デジタル(A/D)信号として入力される。この
デコード信号が指定されたときは、A/D変換用の基準
電圧Vrefも自動的にCPUIにI/FIC18より
出力される。また、デコード信号がバッテリーチエツク
を指定した場合には、実際のカメラ動作と同等の負荷が
かけられるダミーロード(図示せず)が行なわれ、ダミ
ーロード中の電圧がA/D信号としてCPU1に入力さ
れる。この場合も、基準電圧VrefはI/FIC18
より自動的に出力される。
ストロボ22は、CPU1からI/FIC18に入力す
る信号CHURGIがI/FIC18から信号CHUR
G2として出力され、チャージスタートする。ストロボ
22の充電電圧は、信号CHURGVとしてCPUIの
A/D変換用端子に導かれるので、CPU1はこの信号
CHURGVにより充電状態をチエツクすることができ
る。
LCD21は、フィルム駒数およびカメラモードなどを
表示する。LCD21の電源は、CPU1のLCD表示
用信号LBCによりI/FICIS内で定電圧を発生さ
せ、信号LCD0NとしてLCD21に供給している。
これは、カメラの使用温度がどんな状態であっても一定
の濃度で表示を行なうための定電圧である。
スイッチ31は、カメラの裏蓋を閉めたときに“H”、
開いたときに“L”の信号がCPUIのBK割込み端子
に与えられる開閉状態スイッチで、CPUIには信号の
両エツジで割込みがかかる。
スイッチ32は、ブツシュ式のリワインドスイッチであ
り、ユーザがこのスイッチ32を押すとフィルム111
の巻戻しが行なわれる。スイッチ32も、CPUIのR
W割込端子に接続されている。スイッチ32には、I/
FIC18のBUSY端子が接続されている。その理由
については次の通りである。
本実施例のカメラでは、パワースイッチ9がオフのとき
、基本的にはカメラは動作せず、クロック停止のスタン
バイ状態にしている。そして、この状態では、スイッチ
31.32のみ受付けている。スイッチ31.32の状
態が変化すると、割込みによりスタンバイ状態を解除し
てCPUIが再び動作を始める。すなわち、ビジィ信号
BUSYは、CPUIのスタンバイ中にモータ駆動信号
、ストロボチャージ信号がノイズなどで動作を始めた場
合、I/FIC18が自動的に判断してビジィ信号BU
SYを“L”にする。よって、このときCPUIは割込
みにより動作を開始し、誤動作を止めることができる。
リワインドスイッチ32の状態を読む場合は、全ての動
作を止めてからチエツクするので、このスイッチ32が
本当に押されたかどうかのチエツクは正確に行なわれる
デートモジュール33は、日付および時間などをフィル
ム111に写し込むモジュールであり、CPU1からの
写し込み信号DTRGおよび写し込み感度切換え信号D
ISOによって制御される。
Sランプ回路34は、発光ダイオード(Sランプ)35
、トランジスタ36、抵抗37〜39からなる。Sラン
プ回路34は、AF測距の補助充用であり、被写体が暗
い場合に自動的にSランプ35が点灯発光し、AF測距
を助ける。また、CPUIには抵抗40〜43により、
それぞれ発光ダイオードからなるAFクランプ4、FL
クランプ5.5ELFランプ46、ST2ランプ47が
接続されている。AFクランプ4は、AF可能の場合に
点灯し、AF不能の場合に点滅する。
FLクランプ5は、ストロボ22発光子吉川であり、ス
トロボ22が発光する場合はあらかじめ点灯してユーザ
に知らせる。5ELFランプ46は、セルフ撮影時に点
灯してセルフ中であることをユーザに知らせるためのも
のである。ST2ランプ47は、被写体距離が近いとき
にストロボ発光により赤目がでることを警告するために
点灯する。
スイッチ48はキャップスイッチ、スイッチ49は測光
モード切換用スイッチ、スイッチ50はカメラモード設
定用スイッチ、スイッチ51はマクロ切換用スイッチ、
スイッチ52はセルフタイマスイッチ、スイッチ53は
露出補正設定用スイッチ、スイッチ54はストロボモー
ド設定用スイッチ、スイッチ55はレリーズ釦の2段目
で閉じる2段目レリーズスイッチ、スイッチ56はレリ
ーズ釦の1段目で閉じる1段目レリーズスイッチ、スイ
ッチ57はズームアツプ用スイッチ、スイッチ58はズ
ームダウン用スイッチ、スイッチ59はスポット測光用
スイッチ、スイッチ60はケーススイッチである。
これらのスイッチ48〜60の状態は、キースキャンさ
れてCPUIに入力される。それらのスイッチ48〜6
0が接続されているCPUIのKEYG端子は、スタン
バイ解除用の割込み入力端子である。KEYS 1端子
が“L″ KEYS2端子が“H”の場合にはスイッチ
48〜54が有効に、KEYS 1端子が“H”  K
EYS2端子が“L“の場合にはスイッチ55〜60が
有効になる。KEYS 1端子とKEYS2端子とが共
に“L”の場合にはスイッチ48〜60の全てが有効と
なる。
この実施例の全自動カメラに対して、その外部接続端子
12に接続される外部装置61は、シリアル通信により
CPUIのRAMのデータの読み書き、および特定の処
理を行なうための装置である。外部装置61が外部接続
端子12を介してCPUIに接続されたかどうかは、C
PU1はチエツク信号CHECKIが′L”になったか
どうかにより判断する。このチエツク信号CHECKI
が“L”の場合に、CPUIは外部装置61とシリアル
通信を周期的に行なう。外部装置61は、メーカ側では
工場での調整チエツク、ユーザ側ではカメラ機能の拡張
用オプションなどに用いられることが考えられる。
次に、このように構成された全自動カメラの動作を第4
図以降のフローチャートを参照しながら説明する。CP
UIは、パワーオンリセットにより動作を開始する。パ
ワーオンリセットは、電池挿入時またはパワースイッチ
9の切換時に発生する。パワーオンリセット後は、CP
U1の入出力ボートおよびRAMの初期セットが行なわ
れる。
次に、CHECKI端子をチエツクし、この端子が“L
″の場合は、外部装置61との通信が行なわれる。外部
装置61との通信が行なわれた後、あるいはCHECK
I端子が11 HIIの場合には、バッテリーチエツク
がなされる。バッテリーチエツクの結果、バッテリ電圧
が不十分の場合は、LCD21に表示することによりユ
ーザに知らせるとともに、I/FIC18からベクタ割
込用のVINT端子に割込み信号が入るので、このとき
スイッチロックがなされ、バッテリ電圧が十分にある場
合には次のシーケンスに移る。
次に、EEPROMIOからデータが読込まれ、ここで
初めてカメラ動作が可能の状態となる。もし、巻上げ1
巻戻し、空送り中において電池がなくなったり、ユーザ
がパワースイッチ9をオフにした場合には、動作が中断
している(動作中の場合はEEFROMIOにデータが
書かれている)ので、次に、各動作中かどうかはE E
 F ROM10のデータをチエツクすることにより判
別することができる。巻戻し、空送り2巻上げの動作中
の場合は、各動作処理を終了させる。なお、この場合、
裏蓋が開いているときは、動作中ということはないので
、特にチエツクは行なわれない。
この後は、パワースイッチ9をチエツクする。
パワースイッチ9がオフの場合は、LCD21の表示を
消し、CPUIを停止状態(クロックを停止して低消費
電力モード)にする。この場合、裏蓋の開閉状態スイッ
チ31およびリワインドスイッチ32については割込み
が許可され、このどちらかのスイッチ31.32が押さ
れた場合(BK端子、RW端子のいずれかが“L”の場
合)、ストップ状態の解除となり、次の第5図に示され
るスタンバイ解除のルーチンがスタートする。
なお、スイッチ31.32以外のスイッチは使用しない
ので、スイッチ48〜60が接続されている入力ボート
はリーク電流を押さえるため出力ボートに切換え、プル
アップ抵抗をオフにし、出力ポートをオフにする。当然
、KEYS 1端子、KEYS2端子も“L”にする。
こうしておけば、リーク電流は押さえられるばかりでな
く、誤ってスイッチ48〜60のいずれかが押されたま
まの状態になっても電流が流れることがない。
パワースイッチ9がオンの場合は、LCD21を表示状
態にする。そして、ストロボ22をチャージし、いつで
も撮影できる状態にする。また、ストロボ22の充電中
、後述するキャップが取付けられた場合には充電を停止
する。その後、LCD21の表示時間として90sec
タイマをセットする。この実施例では、パワースイッチ
9がオンのままであっても、LCD21の表示は90s
ecしか行なわれない。ただし、表示中にユーザが何等
かのスイッチ操作をした場合、その時点で再び90se
cタイマがセットされ、その時点から9Qsecの表示
が行なわれることになる。
そして、スイッチ31.32に関するBK。
RW割込みおよびスイッチ48〜60に関するKEYG
割込みを許可し、ホルトモードとする。
ホルトモードでは、CPUIの動作は停止しているが、
クロック発振は行なわれ、LCD21も表示可能な状態
である。このホルトモードでのスタンバイ解除は、上記
の許可した割込みが発生した場合に行なわれ、ストップ
モードでのスタンバイ解除と同様に第5図に示されるス
タンバイ解除の処理が行なわれる。
このように、この全自動カメラでは、ストップモード、
ホルトモードに拘らずスタンバイ解除後は全て第5図の
スタンバイ解除の処理ルーチンに移行する。これは、ベ
クタ割込みでスタンバイ解除後の動作をそれぞれ定義し
た場合、割込みはノイズでも簡単に発生するので、誤動
作を防止するためと、誤ってスタンバイ解除した場合の
処理を単純かつ明確にするための工夫である。
第5図のスタンバイ解除の処理ルーチンに移行した後は
、まず、裏蓋の開閉状態スイッチ31によるBK割込み
フラグがチエツクされる。裏蓋が開いた場合は、裏蓋間
の処理(駒数、カメラ状態のリセット)が行なわれ、フ
ローの■に戻り、再びスタンバイ状態になる。裏蓋が閉
じた場合は、フィルム111の空送りの処理をした後に
フローの■に戻る。裏蓋が開でも閉でもない、すなわち
前回のチエツクと変らない場合は、ノイズと判断してメ
インルーチンに戻る。
次に、リワインドスイッチ32によるRW割込みがチエ
ツクされ、割込みフラグがある場合にはボートリセット
する。これは、前記ビジィ信号BUSYの場合があるた
めである。その後、スイッチ32の状態をチエツクし、
このスイッチ32がオンの場合には巻戻し後にフローの
■に戻る。このスイッチ32がオフの場合はビジィ信号
BUSYがあり、またはノイズと判断してメインルーチ
ンに戻る。
次に、タイマ割込みがチエツクされる。タイマの割込み
があった場合は、表示タイマカウントの処理後、フロー
の■に移り、表示90secを続ける。タイマ割込みで
ない場合は、次いで巻戻しが終了したか空送りが失敗し
たかのチエツクをする。巻戻しが終了、空送りが失敗の
場合は、カメラが動作するといけないのでフローの■に
戻る。
すなわち、以後のスイッチ31.32およびスイッチ4
8〜60のロックを行なう。
次に、パワースイッチ9の状態がチエツクされ、パワー
スイッチ9がオフの場合は、以後のスイッチ31.32
およびスイッチ48〜60の入力を許可していないので
フローの■に戻る。パワースイッチ9がオンの場合は、
以後のスイッチ31゜32およびスイッチ48〜60の
入力を受付ける。
すなわち、カメラが動作できることになる。スイッチ4
8〜60が押された場合は、KEYG割込みが発生する
。KEYG割込みがある場合には、カメラ操作が行なわ
れた場合であり、KEYG割込みがない場合にはノイズ
である。ノイズである場合は、LCD21が表示中かど
うかがチエツクされ、表示中の場合にはフローの■に戻
る。表示中でない場合には、スイッチ31.32.48
〜60によるBK、RW、KEYG割込みを許可し、ス
トップモードに入る。このストップモードは、パワース
イッチ9はオンであるが、90secの間ユーザが何も
操作しなかったために、LCD21の表示が消えている
状態である。ユーザが何らかの操作をすれば、LCD2
1は再び表示状態になる。
KEYG割込みがあった場合は、第6図のフローの■に
移る。まず、前記ストップモードで出力ボートに切換え
られていたスイッチ48〜6oのCPUIのポートを入
力ボートに切換える。次に、LCD21を表示状態にし
た後、キャップスイッチ48、ケーススイッチ60がチ
エツクされる。
このキャップスイッチ48、ケーススイッチ60は、そ
れぞれレンズキャップと別の保護部材(たとえばケース
)が付いているときにオン、取ったときにオフになるス
イッチであり、キャップが付いていた場合には、LCD
21の駒数表示に“CP”を点灯あるいは点滅させ、ま
た、別の保護部材が付いていた場合には、LCD21の
駒数表示に“05”を点灯あるいは点滅させる。第10
図に表示器の全表示を、第11図および第12図に警告
の表示例を示す。この表示によりユーザに警告をするこ
とができる。
さらに、保護部材類が付いたままで1段目レリーズスイ
ッチ56がオンとなった場合、AFランプ44、FLク
ランプ5、ST2ランプ47を点灯あるいは点滅させ、
再度ユーザに警告をする。
上記保護部材類がない状態では撮影可能なので、1段目
レリーズスイッチ56をチエツクする。レリーズ釦が半
押しされて1段目レリーズスイッチ56がオンとなって
いる場合は、後述するレリーズ処理を行なう。
次に、1段目レリーズスイッチ56がオンでない場合は
、マクロ状態であるかどうかをチエツクする。マクロ状
態の場合は、ズームレンズは動かせないのでズームスイ
ッチ57.58のチエツクを行なわずに、マクロ切換ス
イッチ51のチエツクに移行する。マクロ状態の場合で
ない場合は、ズームアツプスイッチ57またはズームダ
ウンスイッチ58を押すことにより、ズームレンズを任
意の位置に動かすズーム処理を行なうことができる。マ
クロ切換スイッチ51は押されるごとにオン、オフして
マクロとテレとを切換えるスイッチであり、このスイッ
チ51がオンのときはマクロ処理が行なわれる。
次に、カメラのモード設定用のスイッチ49゜50.5
2.54の状態がチエツクされる。スイッチ52は、セ
ルフモード設定用であり、このスイッチ52を押すごと
にセルフモード処理において、セルフモードと通常モー
ドとに切換わる。スイッチ49は、測光モード切換スイ
ッチであり、このスイッチ49を押すごとに平均、スポ
ット。
スポットハイライト、スポットシャドの各測光モードに
順次切換わり、この測光モード切換スイッチ49の切換
え状態に応じた測光モードが設定される。スイッチ54
は、ストロボモード切換スイッチであり、このスイッチ
54を押すごとに自動発光、強制発光(日中シンクロ)
、発光禁止に順次切換わり、このストロボモード切換ス
イッチ54の切換え状態に応じたストロボモードが設定
される。
スイッチ50は、カメラモード切換スイッチであり、こ
のスイッチ50を押すごとに標準、オートズーム一連写
−多重露光(2回露光)−長秒時のカメラモードに順次
切換わる。これらのモード設定用のスイッチ49,50
,52.54がいずれもオンの状態でない場合は、ノイ
ズとして判断されるので、LCD21が表示中かどうか
をチエツクして前記フローの■または■に戻って次の処
理がなされる。スイッチ48〜60によるKEYGの処
理があった場合は、フローの■に戻り、再びLCD21
に90secの表示タイマがセットされ、スタンバイモ
ードに入る。
次に、カメラ動作の基本であるレリーズ処理のルーチン
について第7図を参照して説明する。このレリーズ処理
のルーチンでは、まず測光が行なわれ、続いて測距が行
なわれる。次に、オートズームモードがどうかがチエツ
クされ、オートズームの場合は上記測距の結果に基づき
、写真画角に対して人物像が一定角になるようズームレ
ンズを自動的に動かすオートズーム処理が実行される。
オートズーム処理が実行された後、あるいはオートズー
ムモードでない場合には、次に、AF処理によりフォー
カスレンズがピント位置に駆動される。AF処理の後は
、2段目レリーズスイッチ55がチエツクされ、このス
イッチ55がオンになっていない場合は1段目レリーズ
スイッチ56をチエツクし、このスイッチ56がオンに
なっている場合は再び2段目レリーズスイッチ55をチ
エツクする。この状態はレリーズ釦が半押しされてAP
ロックがなされている状態である。
ここで、レリーズ釦の半押しを解除して、1段目レリー
ズスイッチ56をオフにすると、第8図のフローの■に
至り、レンズリセットを行なってレリーズ処理を終る。
レリーズ釦が深押しされ、2段目レリーズスイッチ55
がオンになると撮影動作に入る。このとき、まずバッテ
リーチエツクがなされ、撮影可能かどうかがチエツクさ
れる。
撮影が不可能な場合にはここで動作停止となり、LCD
21の表示によりユーザに知らせる。バッテリーチエツ
クの結果、撮影が可能である場合には、セルフモードの
チエツクがなされる。セルフモードが設定されている場
合は、セルフモード設定スイッチ52の状態をチエツク
してタイマカウントを行ない、12sec後に次の露出
の処理に移る。タイマカウント中に再びセルフモード設
定スイッチ52が押されれば、このセルフモードの撮影
モードは解除され、第4図のフローの■に戻る。
露出処理ではシャッタ動作が行なわれる。ストロボ発光
モードが設定されている場合は、ストロボ22はここで
発光する。次に、多重(2重)露光モードであるかどう
かがチエツクされる。2重露光モードの場合は、上記の
露出処理により1回目の露光が終了しているので、次の
第8図のフローの■に移行した後、このレリーズ処理の
ルーチンより■にリターンし、2回目の露光の準備を行
なう。2回目の露光が終了した後、あるいは多重露光モ
ード、でない場合にはフィルム巻上げ動作を行なう。こ
の際、フィルム111が入っていない場合はデモワイン
ドを行なう。
この後、第8図のフローの■に移り、連写モードである
かどうかをチエツクする。連写モードの場合は、セルフ
モードであるかどうかをチエツクし、セルフモードでな
い場合には第7図のフローの■に戻り、再び2段目レリ
ーズスイッチ55がオンになっているかをみる。よって
、レリーズ釦の深押し状態が続いている場合は速写が継
続される。速写モードであって、しかもセルフモードの
場合は、第7図のフローの■に戻り、再び露出処理を実
行し、セルフカウント後に続けて2枚撮影する。セルフ
モードは、撮影することによりリセットされる。最後に
、フォーカスレンズを初期位置に戻し、レリーズ処理を
終了する。また、撮影中、キャップやケースを取付けて
も無視される。
次に、第5図に示したスタンバイ解除のフローの中の表
示タイマカウントの処理を第9図を参照して説明する。
この表示タイマカウントの処理は、タイマ割込みで開始
され、まずCHECK1端子がチエツクされ、この端子
が“L”の場合は外部装置61との通信が行なわれる。
すなわち、LCD21が表示されている間は、外部装置
61と通信できることになる。次に、タイマ割込みの回
数をチエツクすることにより、90sec経過したかど
うかを判断し、90SeC以内の場合はフローの■に戻
って表示状態を続け、93sec経過した時はフローの
■に戻って表示状態をオフにする。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明のカメラの警告装置によれば
、たとえば撮影者が撮影像を直接見ることができないレ
ンジファインダ式カメラにおいて、レンズキャップやケ
ースなどの保護部材が取付けられたままでレリーズされ
ると、自動的にカメラが判別し、不要な撮影を防止でき
、フィルムの無駄遣いをなくすることが可能になる。ま
た、このとき、レリーズできない原因をユーザに知らせ
てカメラの故障ではないことを明示するので、ユーザの
不安がなくなるとともにユーザが早く気付くことができ
、カメラの使い勝手が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るカメラを示す構成説明
図、第2図は第1図中のパワースイッチの機能を説明す
る図、第3図は第2図のパワースイッチの動作を示すタ
イムチャート、第4図ないし第9図は第1図のカメラの
動作を説明するフローチャート、第10図は第1図中の
表示器(LCD)の全表示を示す図、第11図および第
12図はそれぞれ第10図のLCDにおける駒数表示に
よる警告表示を示す図である。 1・・・CPU、21・・・LCD (表示器)、44
・・・AFクランプ45・・・FLランプ、47・・・
ST2ランプ、48・・・キャップスイッチ、56・・
・1段目レリーズスイッチ、60・・・ケーススイッチ
。 出願(代理人 弁理士 坪井  淳 第 図 第 図 第 図 第 図 第9 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 非撮影状態でカメラを保護するための保護部材が取付け
    可能なレンジファインダ式カメラにおいて、 前記保護部材が取付けられていることを検知する検知手
    段と、 カメラの動作状態を表示する表示手段と、 カメラがレリーズされたとき前記保護部材が取付けられ
    ていることを前記検知手段が検知すると、レリーズ動作
    を禁止するとともに前記保護部材が取付けられているこ
    とを前記表示手段に表示させる警告手段と を具備したことを特徴とするカメラの警告装置。
JP1068564A 1989-03-20 1989-03-20 カメラの警告装置 Pending JPH02247627A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5947218A (en) * 1996-07-08 1999-09-07 Kanzaki Kobyukoki Mfg. Co., Ltd. Power take-off transmission for a working vehicle
US10999504B1 (en) * 2019-11-25 2021-05-04 Gopro, Inc. Lens cover-based image capture device operation

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