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JPH02245585A - 力均衡化用の上下動弁 - Google Patents

力均衡化用の上下動弁

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Publication number
JPH02245585A
JPH02245585A JP1512390A JP1512390A JPH02245585A JP H02245585 A JPH02245585 A JP H02245585A JP 1512390 A JP1512390 A JP 1512390A JP 1512390 A JP1512390 A JP 1512390A JP H02245585 A JPH02245585 A JP H02245585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
housing
ring
sealing
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1512390A
Other languages
English (en)
Inventor
Matthias Gossner
マティアス ゲシュナー
Joachim Trenkmann
ヨアヒム トレンクマン
Lutz Bungeroth
ルッツ ブンゲロート
Uwe Thomsen
ウーベ トムゼン
Peter Leu
ペーター ロウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
H KUHNKE GmbH KG
Original Assignee
H KUHNKE GmbH KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP19890118126 external-priority patent/EP0380754B1/de
Application filed by H KUHNKE GmbH KG filed Critical H KUHNKE GmbH KG
Publication of JPH02245585A publication Critical patent/JPH02245585A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、流体用の流路を備えたハウジングと、ハウジ
ング内で軸方向移動自在に支持され、たシャフト手段に
対し設けられて少なくとも1個の弁開口部を開閉するた
めの弁体装置と、軸方向移動自在な弁部分をハウジング
に対し封止するための封止手段とからなる、流体を制御
するための力均衡化用の上下動弁に関するものである。
[従来の技術] DE−8= 2045929号公報には、上記種類の複
数路−上下動弁が記載されている。この公知の上下動弁
は閉鎖位置と称するその端部位置においてのみ力均衡す
るがその中間位置では均衡せず、したがって均衡しない
力関係に基づき弁の確実な機能を確保するには、弁はこ
の位置を確実に克服するため、より高い電気能力で操作
せねばならない。さらに、弁シャフトと弁のハウジング
との間に必要とされるリングシールのため、これら部材
間には比較的高い摩擦抵抗が生じて弁駆動につき高い作
動能力を必要とし、これは弁の構造寸法が極めて小さい
場合には特に重大な欠点となる。この弁における他の欠
点は、その流過能力が比較的低く、弁を限られた圧力お
よび限られた流動断面にて操作しつるためには相当な部
分を返送することにある。
力均衡構造を有する他の上下動弁がGB−A−2164
423号公報に記載されている。この弁は単一の弁開口
部につきオンオフ機能のみを備え、その閉鎖位置はピス
トンによって力均衡され、このピストンは弁ヘッドに対
し圧力流体を作用させる。
この場合にも上記欠点が本質的に存在し、他の欠点は力
均衡ピストンに対し弁ヘッドの開放位置にてさらに力が
作用し、この力は弁をその開放位置に保つには弁駆動部
の相応に高い能力を必要とする。さらに、弁ヘッドは高
い製作コストを必要とする。何故なら、均衡ピストンま
で流動する圧力流体につき、これには複雑な副流路を設
けるからである。
DE−8−1082785号公報には、力均衡による他
の上下動弁が記載されている。この1個のみの弁開口部
を備えた弁は、その両端部位置にて力均衡されるが、そ
の全体的思想および特にその弁体構造のため微小化スイ
ッチ基板を備えた哀詩には使用することができない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は全位置にて力均衡する上下動弁を提供す
ることにあり、この上下動弁は公知の上下動弁よりも簡
単なその構造寸法における作成のため実質的に小型化さ
れ、かなり向上した流体流過能力を僅かなストロークに
て可能にし、かつかなり減少した作動能力しか必要とし
ない。
[課題を解決するための手段] 上記課題は、流体圧力に露呈される弁体装置の作用面に
力均衡補償面を付設して副路を介し流体を作用させうる
冒頭記載の上下動弁から出発し、封止手段を一方では軸
方向作用する弾性シールリングが弁ハウジングに対しか
つ他方では軸方向移動自在な弁部分に対し固定係合して
、リングの半径方向セクションが少なくとも1つの軸方
向移動自在な弁部分の当接ショルダーに対し軸方向封止
して当接するよう形成しかつ配置することにより解決さ
れる。
本発明による上下動弁は、簡単な構成により全位置にて
その弁体力が均衡すると共にさらに実際上摩擦なしに支
持された弁体を支持する弁シャフト手段を備え、したが
ってシャフト手段または弁体を操作するには極めて小さ
い操作能力しか必要としない。さらに弁における流路断
面をより大きく形成しうるので、より小さい弁体ストロ
ークの利点と共に極めて向上した流体流過能力が得られ
る。したがって、主として制御技術に用いられる弁の構
造寸法を本発明により公知の弁と対比してさらに小型化
することができ、それにも拘らず向上した流過能力を達
成することができる。他の利点は、この弁をその構゛造
に基づき極めて大きい圧力範囲内で操作することができ
、しかも16バールもしくはそれ以上の減圧により弁の
僅かな電気駆動能力しか影響を受けないことである。
好適実施態様は、封止手段をリング状の平面シールと、
実質的に共通の半径方向平面に対向位置する2個のリン
グ溝とを対応の弁シャフトおよびハウジング内に設ける
ことからなり、平面シールを両リング溝にゆるく存在さ
せる。この実施態様においては、極めて簡単な構成によ
り軸方向移動自在な弁部分の摩擦なしの封止が弁ハウジ
ングに対し達成される。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明を実施例につき一層詳
細に説明する。
第1図による上下動弁は主としてハウジング1と、その
内部で軸方向かつ同方向で移動自在に支持されて弁体4
および5を備えた弁シャフト2および3と、アンカーが
一方のシャフトの形態で形成された通常の電磁式駆動部
6と、弁体4および5を主としてその閉鎖位置に押圧す
る2個の螺旋状の圧縮バネ7および8(圧縮バネ7の力
はバネ8の力よりも強く、これらを第1図に示す)と、
複数の通常の流体連通路P、AおよびRとからなってい
る。両弁体4および5のための弁開口部10および11
を備えて、これらに連通路PおよびRを案内したハウジ
ング1の内側突出部9により、弁ハウジングの内部空間
は実際上2つの対向するチャンバ12および13に分割
される。両弁体4および5はたとえば外周に分配された
複数の棒状スペーサ手段14により互いに離間して保持
され、かくして下側弁体5はその開放位置に保たれる一
方、上側弁体4は第1図に示したように閉鎖位置で存在
する。スペーサ手段は、たとえば図示した場合、上側弁
体4に固定され、かつ第2図に示したように閉鎖位置に
存在する際にこの下側弁体5から離れる。これにより、
上下動弁を作成する際の許容範囲を考慮して、上側弁体
4がその開放位置を達成すべくその最大ストロークで俊
退した際に下側弁体5は確実に閉鎖しうるよう確保され
る。
各弁体および各弁シャフトには中央の副路15もしくは
16を設け、これにより各弁開口部10.11を弁シャ
フトの対応の裏側接続し、各裏側に対する圧力流体がた
とえば第1図および第4図に明瞭に見られるように各裏
側に到達しうるようにする。
さらに、弁シャフト2および3にはハウジング1に対し
それぞれ弾性材料からなるリング状の平面シール17.
18をほぼ摩擦なしに液密封止する。このため第1図、
第2図および第3図において各弁シャフトおよび対応の
ハウジング部分には半径方向のリング溝19.20を共
通の半径平面に形成し、ここで平面シールはそれぞれそ
の溝対の両溝に突入する。他の形態において、リング溝
19.20はその開口端部までそれぞれ小さいリング状
のステップ21.22(第3図のにみ点線で示す)を設
けることができ、その共通幅を各平面シール17もしく
は18の幅よりも小さくする。
これにより、特に複数のシール縁部が形成されて封止作
用を向上させる。
弁体4をその両端部位置く閉鎖位置および開放位置)だ
けでなくそれぞれ任意の中間位置にも力均衡させるため
には、弁開口部10の有効断面A1は圧力流体により副
路15を介して到達しうる同寸法の補償面A2に対し対
向作用し、01路15は孔部23の直径に応じて決定さ
れ、ここにシャフト2を充分な遊びにて軸方向移動自在
とする。それに応じて、下側弁体5もしくは弁シャフト
3における関係が形成され、この場合も弁体に加わる弁
開口部11の有効面A3は弁シャフト3の他端部にて同
寸法の補償面A4に対向する。
第1図において、モータ6の電気コイル24は弁体4が
バネ7の力により閉鎖位置となるよう無電流とし、しか
も流体圧力に抗して連結部Pに位置する。同様に、副路
15を介し流体は同圧力により平面A2に対しかつリン
グ間隙部25を介し平面シール17の上側に対し押圧さ
れ、その下に位置するチャンバ1,2を封止する。互い
に連通したチャンバ12L15よび13は連結部Rを介
して排気される。下側弁体5はバネ8の力に抗して開放
位置となる。
第2図は、給電した状態におけるモータ6のコイル24
を示し、すなわち弁シャフト2はストロークHだけ上昇
して弁体4を開放し、かくして連結部Aにて作動流体は
チャンバ12を介し供給される。平面A1’およびA2
’ は内部が同一寸法であるため、弁シャツ1〜2には
弁体4が抑圧されてコイル24の力がバネ7の力のみに
打勝つようにする。下側チャンバ13は同様に連結部P
からの圧力を有する流体を含有し、その内部に存在する
弁体5を備えた第2のペンシャフト3はバネ8の力によ
り閉鎖位置に存在する。何故なら、弁体5のフランジ5
aが最終的に力均衡するからである。さらに、平面A3
およびA4は排気連結部Rと副路16とを介した無圧力
となり、この領域でも力均衡が支配する。
さらに第2図は、リング状のそれ自体ゆるくその座部に
位置する平面シール17および18が弁シャフトおよび
対応のハウジング部分に対するその封止当接を維持しな
がらストロークHにて部分的に軸方向に変形することを
示している。同時に、第2図から見られるように、平面
シール17.18は弁シャフトと対向位置するハウジン
グ部分との間に決して摩擦を発生せず、したがって摩擦
なしに作動する。その結果、モータの電気コイル24に
はより少ない電気能力しか必要とせず、このことは駆動
エネルギー節約およびさらに上記種類の小型化した上下
動弁を達成するため極めて重要である。
上下動弁は、比較的小さいストロークで大きい流出断面
が得られると言う利点を有する。好適実施例において、
この種の弁の場合、全位置における弁体の力均衡と共に
、弁シャフトの実際に摩擦のない軸方向運動と、連通部
P、AおよびRの大きい流路の供給断面と、増大した流
体圧力の利用可能性とが極めて向上した流体の流過能力
を達成する。その際、上記弁の全寸法を高さと幅と深さ
とにおいてさらに縮小することが可能となる。かくして
、構造容積に関し約70%の縮小効果を達成することが
できる。
第4.5.6および7図は他の実施例を示し、これらの
場合は封止手段の他の構成例が選択される。その他の点
では、この弁の実施例は上記の実施例と同じであって、
同じ構造部材につき同じ参照符号を用いる。
このシール構成の場合、本来の封止手段は2個の弾性U
字形シールリング26および27を備え、その開口側は
半径方向に指向しくたとえば第4図および第5図におい
て半径方向外方)かつより高い流体圧力に露呈されて、
それぞれ両脚部26aおよび26bまたは27aおよび
27bが互いに押圧される。さらに、このシール構成は
それぞれハウジング1の軸方向に突出したリング状の支
持カラー28を備え、ここに好ましくはシールリングの
脚部260もしくは27cを固定座部にて当接させ、こ
の部位にもシール手段が設けられる。
脚部26bもしくは27bをハウジング1に対し形態的
および/または力学的に連結し、したがって軸線方向に
移動することができないのに対し、シールリング26お
よび27の他の脚部26aもしくは27aは軸線方向に
移動自在であって軸方向移動自在な弁部分(すなわち弁
シャフト2.3もしくは弁体4.5)と共に村上作用を
行なう。
第6図から良く見られるように、シールリング26の軸
方向移動自在な脚部26b(および対応のシールリング
27の脚部27b)は点線で図示された非組込状態で傾
斜して存在し、これは組込まれた状態(すなわち負荷前
の状態)にて既に予備緊張下にあって封止される。この
ため、軸方向移動自在な脚部26aもしくは27aは弁
シャフト2のリング状の半径方向当接ショルダー29ま
たは弁体5の裏側に当接する(第4図)。リング状の支
持カラー28により、各弁シャフト2もしくは3は遊び
を以って軸方向に貫通する。
第7図によるシール構成は、第6図による構成とは1部
を除いて対応する。この場合、U字形シールリング26
はその開口側を半径方向内方に指雫向させると共に、シ
ールリングの内側に対し一層:大きい流体圧力が加わる
使用例の場合、弁シャツ下2と支持カラー28との間に
は流体が流入する。
その他の点では、封止作用は第6図による実施例の場合
と同一である。
弁シャフト2と弁体5とが軸方向に移動する場合、特に
第5図にしたがって弁シャフト2がその開放位置まで移
動すると共に弁体5がその閉鎖位置まで移動する場合、
シールリング26.27の移動自在なショルダー26a
おJ:び27aはこの運動と連動し、かつ流体圧力によ
り移動自在な弁部分2t−3よび5に対し押圧されかつ
封止される。
この場合にも、一方ではハウジング1と他方では弁シャ
フト2もしくは弁体5との間に摩擦が発生しないことが
判る。
第4〜7図による弁の他の構成は第1.2および3図に
よる構成に対応する。
第8図は弁体の各位置における力均衡化用の上下動弁の
他の実施例を示し、これは増大した流体流過能力を有す
る。ハウジング30内には1個のみの弁体32を備えた
単一の弁シャフト31が端部にて軸線方向移動自在に支
持され、弁シャフトはたとえば第1図によるものとほぼ
同じ電気式リフトモータ(図示せず〉によって外部から
作動される。弁体32は軸線方向に対向位置する2個の
弁開口部33および34を開閉し、その有効断面をA5
および八6で示し、平面へ6はリング平面である。何故
なら、弁シャフト31はこれを貫通すると共に、これに
接続されて排気連結部Rと連通したリングチャンバ35
を貫通する。
弁シャフトはさらに第1ピストン36と第2ピストン3
7とを有する複数段階のピストン構成を備え、これらピ
ストンはチャシバ3日および39内で軸方向移動自在で
あり、弁体32に対応するピストン37は他方のピスト
ン36よりも大きい直径を有する。ピストン36.37
はそれぞれ1個の力均衡化用の補償面A7および八8を
リング平面として備え、両手面A7、A8は圧力流体に
より同方向にかつ弁体32の方向に押圧される。
平面A7は平面A5と同じ面積を有し、かつ平面A6は
平面A7およびA8と同じ面積を有する。
連結部Pから出発する副路40を介しチャンバ38およ
び平面A7には圧力流体が加圧され、同時に第8図にて
閉鎖位置に存在する弁体32の平面A5も加圧される。
これにより弁体32は力均衡すると共に、たとえば電磁
式駆動部の力によってのみ閉鎖位置に保たれる。
電磁式駆動部が作動すると、弁体32は第1弁開口部3
3を開放しながらその第2の閉鎖位置まで移行し、ここ
で第2の弁開口部34が閉鎖される。その際、圧力流体
は他の副路41を介してチャンバ3つ中に達し、かくし
て補償面へ8に達する。この平面の力は弁体32に対す
る平面A5に加えた力と均衡し、さらに弁体32にて再
び力均衡が支配する。
さらに、その中間位置にて、平面A5〜八8の力は上記
と同様に作用すると共に第8図を参照して説明したよう
に作用するので、弁体32が力均衡する。
第8図においては、従来のQ−リングシール42.43
をピストン36.37の溝部に配置する。このシールの
種類にて、成る種の利用面に充分である。この弁の能力
を向上させるには、代案として第3図による平面シール
構成17.19.20或いは第6図もしくは第7図によ
る溝リングシール構成を使用することもできる。第8図
による実施例へのこのシール構成の組込みは決して当業
者に困難でないため、対応の上下動弁については図示し
ない。
リング溝20もしくは19におけるリング状のステップ
21.22の代案として、リング状の軸方向突出部21
aもしくは22aをリング溝に設けるよう構成すること
もできる。第3図には上側突出部のみが図示されている
が、同時にこの種の下側突出部を設けうろことも明らか
である。平面シールリング17をその半径方向セクショ
ン17aおよび17bにて当接ショルダー2aもしくは
1aに当接させる代りに、これを上側および下側の上記
突出部に封止当接させることも実質的に可能である。ス
テップ21および22と同様に、突出部21a、22a
も向上した封止作用を示す。
さらに第4〜7図には溝リング封止体26.27につき
、その脚部26C,27Gがそれぞれ支持カラー28に
当接しかつ下側脚部26bおよび27bが移動しえない
よう説明した。しかしながら、リング26.27は成る
程度の遊びを以って軸方向の支持カラーを対向位置せし
めることも可能であり、各リングの両脚部を軸方向に移
動させると共に、その封止機能が完全に充足される。
何故なら、これらは流体加圧により互いに係合すると共
に、これにより各当接ショルダーに対し封止当接するか
らである□。
他の実施例を第9図に示す。この場合も、同じ構造部材
につき同じ参照符号を用いる。第1図および第2図によ
る実施例とは異なり、この実施例の場合には、弁体装置
は弁体4と、それに対応する弁シャツl−2とのみを単
一のチャンバ12内に備える。その他の点では、構造が
同一である。さらに、この弁は力均衡され、かつ同様に
弁シャフト2とハウジング1との間に摩擦のない封止が
与えられ、第3図によるシール構成は図示したように或
いは第6図および第7図にしたがって選択することがで
きる。この弁の機能は原理的に第1図および第2図によ
る弁の機能と同じである。さらに、この弁は小さい構造
容積で向上した流過能力を有し、かつ著しく減少した駆
動能力しか必要としない。
上記弁は互いに組合せることができる。したがって、複
数の同様な弁を互いに組合せ、たとえば複数の弁を第1
図および第2図、或いは第8図もしくは第9図にしたが
って互いに組合せることができる。さらに、種々異なる
弁を互いに組合せ、たとえば1個もしくは複数の弁を第
1図および第2図にしたがって少なくとも1個の第8図
および/または第9図による弁または第8図と第9図と
による弁または第1図と第9図とによる弁と組合せるこ
ともできる。この場合、互いに組合せた弁は内部流路を
介し所望の方法で互いに交換することができる。さらに
、この組合せの可能性は当業者に容易であるため、実施
例については図示しない。
最後に、流体接続を互いに交換しうろことも注目される
。たとえば第1図による弁の場合、両連結部PおよびA
を交換して、連結部Aにて流体加圧を与え、連結部Pが
操作連結部を形成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明による第1実施例の両端部
位置における実質的な軸線断面図であり、第3図は第1
図のシール構造の詳細図であり、第4図および第5図は
第2実施例の両端部位置における実質的な軸線断面図で
あり、 第6図は第4図のシール構造の詳細図であり、第7図は
第6図の代案図であり、 第8図および第9図は他の実施例の軸線断面図である。 1・・・ハウジング    2.3・・・弁シャフト4
.5・・・弁体      7.8・・・圧縮バネ10
.11・・・弁開口部 17.18・・・平面シール FIG、 1 FIG、 2 FIG、 I4 FIG、 5 FILL B シ 1゜

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体用の流路を備えたハウジング(1)と、ハウ
    ジング内で軸方向移動自在に支持されたシャフト手段(
    2、3)に対し設けられて少なくとも1個の弁開口部(
    10)を開閉するための弁体装置(4)と、軸方向移動
    自在な弁部分(2、4)をハウジングに対し封止するた
    めの封止手段(17)とからなる流体を制御するための
    力均衡化用の上下動弁において、弁体装置の流体圧力に
    及ぼす作用面(A1)には力均衡化用の補償面(A2)
    を付設して、これに副路(15)を介し流体を作用させ
    ることができ、封止手段を一方では軸方向作用する弾性
    シールリング(17)が弁ハウジング(1)に対しかつ
    他方では軸方向移動自在な弁部分(2)に対し係合して
    、リング(17)の半径方向セクション(17a)が少
    なくとも1個の軸方向移動自在な弁部分の当接ショルダ
    ー(2a)に対し軸方向封止して当接するよう形成しか
    つ配置したことを特徴とする力均衡化用の上下動弁。
  2. (2)流体用の流路を備えたハウジング(1)と、ハウ
    ジング内で軸方向移動自在に支持されたシャフト手段(
    2、3)に設けられて2個の弁開口部を開閉するための
    弁体装置(4、5、14)と、ハウジングに対し軸方向
    移動自在な弁部分(2、4;3、5)を封止するための
    封止手段(17、18)とを備えた流体を制御するため
    の力均衡化用の上下動弁において、弁体装置は固有のチ
    ャンバ(12、13)内に設けられかつスペーサ手段(
    14)を介し互いに離間して接続されたそれぞれ2個の
    弁体(4、5)を備え、軸方向に対向する両チャンバは
    常に互いに連通し、両弁体の流体圧力を及ぼす作用面(
    A1、A3)にはそれぞれ1個の力均衡化用の補償面(
    A2、A4)を付設して、これにそれぞれ側路(15、
    16)を介し流体を作用させ、さらに封止手段を一方で
    は軸方向に作用する弾性シールリング(17、118)
    が弁ハウジング(1)に対しかつ他方では軸方向移動自
    在な弁部分(2、3、4、5)に対し係合して、リング
    (17、18)のそれぞれ1つの半径方向セクション(
    17a)が軸方向移動自在な弁部分の少なくとも1つの
    当接ショルダー(2a、29)に対し軸方向封止して当
    接するよう形成しかつ配置したことを特徴とする力均衡
    化用の上下動弁。
  3. (3)スペーサ手段(17)が、一方の弁体(4)の開
    放位置および他方の弁体(5)の閉鎖位置にて他方の弁
    体(5)から僅かに離間し、またはそれらの間に間隔を
    有することを特徴とする請求項2記載の上下動弁。
  4. (4)各封止位置のための封止手段がリング状の扁平シ
    ール(17、18)と、共通の半径方向面にて実質的に
    対向位置する2個のリング溝(17、20)とから対応
    の弁シャフト(2、3)およびハウジング(1)内に構
    成され、平面シールが両リング溝内でゆるく存在するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の上下動弁。
  5. (5)リング溝(19、20)にはその開口端部に対し
    小さいリング状ステップ(21、22)を設け、その共
    通幅をリング状平面シール (17、18)の幅よりも小さくしたことを特徴とする
    請求項4記載の上下動弁。
  6. (6)封止手段の各シール構造をU字形シールリング(
    26、27)で構成し、その開口側を半径方向外方また
    は半径方向内方に指向させると共により高い流体力を加
    え、さらにハウジング(1)の軸方向に突出したリング
    状の支持カラー(28)を設けて、これにU字形シール
    リング(26、27)の脚部または内側を対向位置せし
    めると共に、そこに弁シャフト(2、3)を挿通させ、
    シールリング(26、27)の両脚部を各弁シャフト(
    2)および弁体(5)とハウジング(1)のそれぞれの
    半径方向の当接ショルダー(29)に対し封止当接させ
    たことを特徴とする請求項1または2記載の上下動弁。
  7. (7)流体用の流路を備えたハウジング(1)と、ハウ
    ジング内で移動自在にシャフト(31)により支持され
    て第1およびこれと軸方向に対向した第2弁開口部(3
    3、34)をハウジング内で開閉し、その端部位置をシ
    ャフトのピストン構造(36、37)に対し設けた補償
    面により保持する弁体(32)と、ピストン構造をハウ
    ジングに対し封止するための封止手段 (42、43)とからなる流体を制御するための力均衡
    化用の上下動弁において、第2弁開口部(34)に付設
    されたピストン構造(36、37)の補償面(A8)に
    は特定の側路(41)を介し同方向にかつ第1弁開口部
    (33)に付設された補償面(A7)と同じ流体圧力を
    加え、さらにこれと共に弁体(32)の第2閉鎖位置に
    関する均衡力を供給することを特徴とする力均衡化用の
    上下動弁。
  8. (8)ピストン構造が種々異なる大きさの直径を有する
    少なくとも2個のピストンを備え、大きい方の直径を有
    するピストン(37)はその弁体(32)から離反した
    側に第2補償面 (A8)を備えることを特徴とする請求項7記載の上下
    動弁。
  9. (9)各封止位置のための封止手段を1個のリング状平
    面シール(17)と、共通の半径方向平面にて実質的に
    対向位置するピストン構造のピストン(36、37)に
    おけるリング溝 (19、20)とで構成し、平面シールを両リング溝内
    に存在させたことを特徴とする請求項7記載の上下動弁
  10. (10)リング溝(19、20)にはその開口端部に対
    し小さいリング状ステップ(21、22)を設け、その
    共通幅がリング状平面シール(17)の幅よりも小さい
    ことを特徴とする請求項9記載の上下動弁。
  11. (11)各封止位置に関する封止手段を、開口側が半径
    方向外方または半径方向内方に指向すると共により高い
    流体力が加えられるU字形シールリング(26)と、ハ
    ウジング(30)の軸方向に突出したリング状の支持カ
    ラー(28)とで構成し、これにU字形シールリング(
    26)の脚部もしくは内側を対向位置せしめると共にこ
    こに弁シャフト(31)を挿通し、シールリング(26
    )の両脚部(26a、26b)を対応ピストン(36、
    37)およびハウジング(1)の半径方向の当接ショル
    ダー(29)に対し封止当接されたことを特徴とする請
    求項7記載の上下動弁。
  12. (12)リング溝(19、20)にリング状の軸方向突
    出部(21a、22a)を設け、これらにより封止作用
    を高めることを特徴とする請求項4または9記載の上下
    動弁。
  13. (13)請求項1〜12のいずれか一項に記載の複数の
    個々の弁を互いに組合せ、これら個々の弁を流路により
    互いに交換したことを特徴とする上下動弁。
JP1512390A 1989-01-28 1990-01-26 力均衡化用の上下動弁 Pending JPH02245585A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110540A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017110540A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
US10578087B2 (en) 2015-12-16 2020-03-03 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve

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