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JPH02232171A - レジノイド砥石 - Google Patents

レジノイド砥石

Info

Publication number
JPH02232171A
JPH02232171A JP5346489A JP5346489A JPH02232171A JP H02232171 A JPH02232171 A JP H02232171A JP 5346489 A JP5346489 A JP 5346489A JP 5346489 A JP5346489 A JP 5346489A JP H02232171 A JPH02232171 A JP H02232171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
resin
added
phenolic resin
aminosilane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5346489A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Suzuki
正勝 鈴木
Takao Tomizawa
富沢 孝雄
Kazuo Ichikawa
市川 一男
Hiroshi Inagaki
博 稲垣
Michiko Kitazume
北詰 道子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gun Ei Chemical Industry Co Ltd filed Critical Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5346489A priority Critical patent/JPH02232171A/ja
Publication of JPH02232171A publication Critical patent/JPH02232171A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明はレジノイド砥石に間し、更に詳しくは砥石の製
造から使用に到るまでの品質保持を図るための経時劣化
の少ないレジノイド砥石に関する.く従来の技術〉 一般鋳鉄、ステンレス鋼等の高硬度物質を研削または切
断するには酸化アルミナを主原料とする比較的粗い砥粒
と熱硬化性フェノール樹脂を結合剤として加熱成形した
レジノイド砥石を用いるのが通常である. この場合、結合剤に熱硬化性フェノール樹脂を使用して
いる為、レジノイド砥石を長期間保管しておくと、砥粒
と熱硬化性フェノール樹脂との結合力が低下し、砥粒の
性能が著しく低下する等の問題点があった. く発明が解決しようとする課題〉 本発明は従来の砥石製造から使用に到るまでの保存期閏
での経時劣化の少ないレジノイド砥石を提供することを
目的とする. く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは上記目的を達成するために鋭意検討した結
果、レジノイド砥石の結合剤である熱硬化性フェノール
樹脂のノボラックタイプ(ヘキサメチレンテトラミンを
含む.)及び/またはレゾールタイブの少なくともl種
にシランカップリング剤を配合し、これを成形すること
により長期保存による経時劣化の少ないレジノイド砥石
を得ることを見い出し本発明に到った. 以下に本発明を詳しく説明する. 本発明に使用される熱硬化性フェノール樹脂はレゾール
型フェノール樹脂及びノボラック型フェノール樹脂があ
る.レゾール型フェノール樹脂についてはフェノール、
クレゾール、キシレノール、ビスフェノール等のフェノ
ール類とホルマリン、パラホルムアルデヒド等のホルム
アルデヒド源となる物質とを水酸化ナトリウム、水酸化
カルシウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属水酸化
物及び酸化カルシウム等のアルカリ金属、アルカリ土類
金属酸化物及びアンモニア等のアミン化合物より成る塩
基性触媒の1種またはそれ以上を併用して反応させるこ
とにより得られる. ノボラック型樹脂についてはフェノール、クレゾール、
キシレノール、ビスフェノール等のフェノール類とホル
マリン、バラホルムアルデヒド等のホルムアルデヒド源
となる物質とを塩酸、硫酸、シュウ酸等の酸を1種また
はそれ以上を併用して反応させることにより得られる.
更に、得れた樹脂にヘキサメチレンテトラミンを添加し
、これを粉砕して、粉末状熱硬化型のノボラック樹脂を
得ることが出来る. シランカップリング剤としてはアミノシラン系カップリ
ング剤を用いる.アミノシランはシランカップリング剤
の側鎖、または末端に1個以上のアミノ基を有するもの
である. 又、アミノシランのフェノール樹脂に対する添加量はフ
ェノール樹脂固形分100!量部に対して、アミノシラ
ン0.2〜151H1部が望ましい.アミノシランの添
加量が0.2重量部より少ないと経時劣化に対する効果
は顕著に現れず、15!l量部以上添加してもその効果
は変わらない.本発明で使用される砥粒については溶融
アルミナを主成分とするもの炭化珪素を主成分とするも
の等があるが、溶融アルミナを主成分とするものが望ま
しい. 砥粒の大きさは20μ〜3mmまでの物が使用される. その他の充填物としては氷晶石、硫化鉄、酸化鉄、硫酸
バリウム等の無機フィラーを用いることも出来る. 本発明はアミノシランを含有する上記フェノール樹脂を
バインダーとし、砥粒等を混練り、成形、填成した経時
劣化の少ないレジノイド砥石である.く作用〉 砥石の長期保存による経時劣化は熱硬化性フェノール樹
脂結合剤の種類によっても差はあるが、熱硬化性フェノ
ール樹脂結合剤に7ミノシランを含冑させることにより
、砥石成形時160℃〜200℃の焼成時において、ア
ミノシランが架橋剤あるいは架橋触媒として働き、熱硬
化性フェノール樹脂結合剤の劣化現象を防止し、経時劣
化の少ないレジノイド砥石が得られる. く実施例〉 次に実施例により本発明を説明する.例中の部、%は特
に断わりのない限り重量基準である.尚、本発明はかか
る実施例に限定されるものではない. 合成例l フェノール1000部、86%のバラホルム408部を
還流器付きの3gの3つロフラスコに仕込、6.5%の
カセイソーダffJ液108部を加え、内温80℃で反
応し、26℃における粘度が560cpになったところ
で30℃まで冷却し固形分72%のレゾール樹脂161
6部を得、これにアミノシラン(商品名rS 1−KB
E−903J信越化学株式会社1!)63部を添加し、
均一混合してレゾール樹脂Aを得た. 合成例2 フェノール1 000部、50%ホルムアルデヒロ ド水溶液522部を還流器付きの2Qの4つフラスコに
仕込、シュウ酸2水和物5部を加え、還流させながら3
時間反応した後、内温200℃まで昇温し、未反応モノ
マー等を除去し、樹脂の軟化点が105℃になったとこ
ろで内温を150℃まで冷却し、アミノシラン13部を
添加し、均一混合して樹脂1020部を得た.次いでこ
の樹脂100部に対してヘキサメチレンテトラミン10
部を加え、混合粉砕し、粉末ノボラック樹f#Bを得た
. 合成例3 フェノール1000部、86%のバラホルムアルデヒド
408部を還流器付き32の3つ口フラスコに仕込、6
.5%のカセイソーダ’?J t(l 1 0 8部を
加え、内温80℃で反応し、25℃における粘度が55
0cpになったところで30℃まで冷却し固形分72%
のレゾール樹脂CI516部を得た. 合成例4 フェノール1000部、50%ホルムアルデヒド水溶液
522部を還流器付き2$1の4つ口フラスコに仕込、
シュウ酸2水和物5部を加え、還流させながら3時間反
応した後、内温200℃まで昇温し、未反応モノマー等
を除去し、軟化点がl05℃になったところで取り出し
、樹脂1007部を得た.次いでこの樹脂100部に対
しヘキサメチレンテトラミン10部を加え混合粉砕し、
粉末ノボラック樹脂Dを得た. 合成例5 合成例1と同様の条件で反応し、30℃まで冷却し、固
形分72%のレゾール樹脂1516部を得、これにアミ
ノシラン30部を添加し、均一混合してレゾール樹11
iIEを得た. 合成例6 合成例Iと同様の条件で反応し、30℃まで冷却し、固
形分72%のレゾール樹!1516部を得、これにアミ
ノシラン132部を添加し、均一混合してレゾール樹脂
Fを得た. 実施例1 砥粒A30#1000部とレゾール型フェノール樹NA
50部をスピードミキサーで約1分混合した後、粉末状
ノボラック型フェノール樹1rgD150部を添加し、
粉が良く入るまで混練りして排出し、樹脂被覆砥粒を得
た. 次いで15X15X150mm,  密度2.40g/
cn?のテストビースを成形し、内温180℃、6時間
で焼成し成形した. 実施例2 砥粒A30#1000部とレゾール型フェノール樹脂P
L−4805 (群栄化学工業11)50部をスピード
ミキサーで約1分混合した後、粉末状ノボラック型フェ
ノール樹1!ir8150部を添加−し、粉が良く入る
まで混練りして排出し、樹脂被覆延粒を得た.実施例l
と同様にし成形し、焼成した.実施例3 砥粒A30#1000部とレゾール型フェノール樹11
WC50部をスピードミキサーで約1分混合した後、粉
末状ノボラック型フェノール樹脂D150部を添加し、
実施例lと同様の操作をした.実施例4 砥粒A30#1000部とレゾール型フェノール樹脂P
L−4805  50部をスピードミキサーで約l分混
合した後、粉末状ノボラック型フェノール樹脂D150
部を添加し、実施例1と同様の操作をした. 実施例5 砥粒A30#1000部とレゾール型フェノール樹脂E
50部をスピードミキサーで約1分混合した後、粉末状
ノボラック型フェノール樹脂PG−4551 (群栄化
学工業株式会社$!)150部を添加し、実施例1と同
様の操作をした.実施例6 砥粒A30#1000部とレゾール型フェノール樹脂A
50部をスピードミキサーで約1分混合した後、粉末状
ノボラック型フェノール樹脂PG−4551  150
部を添加し、実施例lと同様の操作をした. 実施例7 砥粒A30#1000部とレゾール型フェノール樹1’
itF50部をスピードミキサーで約1分混練りした後
、粉末状ノボラック型フェノール樹脂PC−4551 
 150部を添加し、実施例1と同様の操作をした. 実施例8 砥粒A30#1000部とレゾール型フエノール樹脂C
50部をスピードミキサーで約1分混合した後、粉末状
ノボラック型フェノール樹脂PG−4551  150
部を添加し、実施例1と同様の操作をした。
上記により得た樹脂被覆砥粒の型特性試験結果を表1に
記す. く発明の効果〉 以上のごとく、本発明によりレジノイド砥石性能の代表
的な特性項目である常態強度や熱閘強度の低下をまねく
ことなく、経時劣化の目安となる耐水強度を大幅に向上
させる、すなわち経時劣化の少ないレジノイド砥石を得
ることが出来る.出願人  群栄化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融アルミナを主原料とする砥粒にシランカップリ
    ング剤を含有する熱硬化性フェノール樹脂を結合剤とし
    て、これを加熱成形して成る経時劣化の少ないレジノイ
    ド砥石。 2、シランカップリング剤がアミノシランである特許請
    求の範囲第1項のレジノイド砥石。 3、アミノシラン含有量が熱硬化性フェノール樹脂の固
    形分100重量部に対して、0.2〜15.0重量部で
    ある特許請求の範囲第2項のレジノイド砥石。
JP5346489A 1989-03-06 1989-03-06 レジノイド砥石 Pending JPH02232171A (ja)

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WO2013179498A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 株式会社Tkx レジンボンドワイヤーソー用の接着剤組成物及びレジンボンドワイヤーソーの製造方法
US9486896B2 (en) 2012-06-28 2016-11-08 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive article and coating
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