JPH02227637A - 蛍光光度計 - Google Patents
蛍光光度計Info
- Publication number
- JPH02227637A JPH02227637A JP4779889A JP4779889A JPH02227637A JP H02227637 A JPH02227637 A JP H02227637A JP 4779889 A JP4779889 A JP 4779889A JP 4779889 A JP4779889 A JP 4779889A JP H02227637 A JPH02227637 A JP H02227637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescence
- cell
- light
- optical
- optical cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 37
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims abstract description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract description 15
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract description 15
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 abstract description 11
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 9
- 239000010453 quartz Substances 0.000 abstract description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 239000003480 eluent Substances 0.000 description 9
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 238000012921 fluorescence analysis Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002795 fluorescence method Methods 0.000 description 2
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- RZVAJINKPMORJF-UHFFFAOYSA-N Acetaminophen Chemical compound CC(=O)NC1=CC=C(O)C=C1 RZVAJINKPMORJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001069 Raman spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- DGJPPCSCQOIWCP-UHFFFAOYSA-N cadmium mercury Chemical compound [Cd].[Hg] DGJPPCSCQOIWCP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 1
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 1
- 238000004587 chromatography analysis Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000001212 derivatisation Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001917 fluorescence detection Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000004128 high performance liquid chromatography Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000001499 laser induced fluorescence spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 239000005304 optical glass Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000005297 pyrex Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000004611 spectroscopical analysis Methods 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
- 229910052724 xenon Inorganic materials 0.000 description 1
- FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N xenon atom Chemical compound [Xe] FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、蛍光光度計に関し、特に蛍光分析装置の蛍光
光度計に関する。また本発明は、液体クロマトグラフ分
析装置用のレーザー励起蛍光法による蛍光検出器に関し
、特に高速液体クロマトグラフ分析装置用のレーザー励
起蛍光法による蛍光検出器に関する。
光度計に関する。また本発明は、液体クロマトグラフ分
析装置用のレーザー励起蛍光法による蛍光検出器に関し
、特に高速液体クロマトグラフ分析装置用のレーザー励
起蛍光法による蛍光検出器に関する。
(ロ)従来の技術
例えば、高速液体クロマトグラフ分析装置においては、
蛍光検出法が高感度であるところから、蛍光を有する物
質はもとより、蛍光を有しない物質についても発蛍光試
薬を反応させて、蛍光を有する反応生成物として高感度
に測定する、所謂、誘導体化クロマトグラフィが行われ
ている。
蛍光検出法が高感度であるところから、蛍光を有する物
質はもとより、蛍光を有しない物質についても発蛍光試
薬を反応させて、蛍光を有する反応生成物として高感度
に測定する、所謂、誘導体化クロマトグラフィが行われ
ている。
この場合、光源としてレーザーを使用するレーザー励起
蛍光法による蛍光分析では、一般に、紫外・可視光に対
し透明な光学セルを流れる溶離液の流れの方向に対し直
角にレーザーを当てて、溶離液の流れの方向及びレーザ
ーの方向に対して直角方向に出てくる蛍光を測定してい
る(例えば、分光研究第37巻第5号1988年第32
1頁参照、)、また、光学セルを流れる溶離液の流れの
方向に沿ってレーザーを通して、該溶離液の流れる方向
及びレーザーの方向に直角方向に出てくる蛍光を測定す
る方式も提案されている。
蛍光法による蛍光分析では、一般に、紫外・可視光に対
し透明な光学セルを流れる溶離液の流れの方向に対し直
角にレーザーを当てて、溶離液の流れの方向及びレーザ
ーの方向に対して直角方向に出てくる蛍光を測定してい
る(例えば、分光研究第37巻第5号1988年第32
1頁参照、)、また、光学セルを流れる溶離液の流れの
方向に沿ってレーザーを通して、該溶離液の流れる方向
及びレーザーの方向に直角方向に出てくる蛍光を測定す
る方式も提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
ところで、溶離液の流れの方向に沿ってレーザーを当て
る方式は、溶離液の流れ方向の周囲360度に線状にし
かも均等に出る蛍光が測定に等しく利用できるので、検
出する蛍光量を増大゛でき、より微量な試料についての
測定をすることができ、溶離液の流れの方向に対して直
角にレーザーを当てる方式に比して優れているが、蛍光
の一部をレンズで集め、光学フィルターを通して、光電
子増倍管で測光する光学配置を採っているために、蛍光
の有効利用率が低く、その利点が十分に活用されておら
ず問題とされている。
る方式は、溶離液の流れ方向の周囲360度に線状にし
かも均等に出る蛍光が測定に等しく利用できるので、検
出する蛍光量を増大゛でき、より微量な試料についての
測定をすることができ、溶離液の流れの方向に対して直
角にレーザーを当てる方式に比して優れているが、蛍光
の一部をレンズで集め、光学フィルターを通して、光電
子増倍管で測光する光学配置を採っているために、蛍光
の有効利用率が低く、その利点が十分に活用されておら
ず問題とされている。
本発明は、溶離液等の被測定液の流れ方向に励起光を当
てる蛍光光度計の蛍光の有効利用率に係る問題点を解決
することを目的としている。
てる蛍光光度計の蛍光の有効利用率に係る問題点を解決
することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段
本発明は、被測定液の流れ方向に励起光を当てて出てく
る蛍光を高い有効利用率で測光できる蛍光光度計を提供
することを目的としている。
る蛍光を高い有効利用率で測光できる蛍光光度計を提供
することを目的としている。
本発明は、紫外及び可視光に対する透明体で形成され、
一端に透過面を有し、他端が不透明体に接して遮光され
ており、両端面の中心線の方向の異なる位置に被測定試
料の入口及び出口が設けられている円筒状の光学セルと
、該光学セルの両端面の中心線上の透過面側に位置して
設けられている励起用光源と、対称軸を有し、該対称軸
を該中心線と同方向に位置し、その凹部を光源側に位置
して鏡面部が前記光学セルを囲んで設けられている凹面
鏡と、該軸上で前記光学セルに対しその不透明体の後方
に位置して設けられている光検出器を具備することを特
徴とする蛍光光度計にある。
一端に透過面を有し、他端が不透明体に接して遮光され
ており、両端面の中心線の方向の異なる位置に被測定試
料の入口及び出口が設けられている円筒状の光学セルと
、該光学セルの両端面の中心線上の透過面側に位置して
設けられている励起用光源と、対称軸を有し、該対称軸
を該中心線と同方向に位置し、その凹部を光源側に位置
して鏡面部が前記光学セルを囲んで設けられている凹面
鏡と、該軸上で前記光学セルに対しその不透明体の後方
に位置して設けられている光検出器を具備することを特
徴とする蛍光光度計にある。
本発明において、光学セルには、該光学セルの両端面の
中心線の方向に沿って被測定試料が流れるように、被測
定試料の入口及び出口は、該中心線の方向に沿って設け
られている6本発明において、光学セルは、レーザー等
の励起光の入射側端面は、該励起光に対して、透明に形
成されているが、他方の端面は入射した励起光が透過し
ないように、不透明体により被われている。
中心線の方向に沿って被測定試料が流れるように、被測
定試料の入口及び出口は、該中心線の方向に沿って設け
られている6本発明において、光学セルは、レーザー等
の励起光の入射側端面は、該励起光に対して、透明に形
成されているが、他方の端面は入射した励起光が透過し
ないように、不透明体により被われている。
本発明において、光学セルからは、蛍光と共に溶媒によ
るラマン散乱光も出るので、微量の蛍光を測定する場合
は、光検出器に設けられているフィルターでは、散乱光
の影響を避けるために、光学セルの周囲は、蛍光の出口
を除いて遮光塗料等で遮光される。
るラマン散乱光も出るので、微量の蛍光を測定する場合
は、光検出器に設けられているフィルターでは、散乱光
の影響を避けるために、光学セルの周囲は、蛍光の出口
を除いて遮光塗料等で遮光される。
本発明において、光学セルから出る蛍光が有効に測定に
供せられるように1.光学セルの周囲は凹面鏡により囲
われている6本発明において、凹面鏡は、凹面鏡の囲み
内で光学セルから出る蛍光を反射して光検出器に集光す
るものであり、対称軸に対して対称に形成された球面又
は非球面形状の反射面を有し、例えば、回転楕円面、回
転放物線面、球面などの内側が反射面となっている楕円
面鏡、放物面鏡、球面鏡等がある。
供せられるように1.光学セルの周囲は凹面鏡により囲
われている6本発明において、凹面鏡は、凹面鏡の囲み
内で光学セルから出る蛍光を反射して光検出器に集光す
るものであり、対称軸に対して対称に形成された球面又
は非球面形状の反射面を有し、例えば、回転楕円面、回
転放物線面、球面などの内側が反射面となっている楕円
面鏡、放物面鏡、球面鏡等がある。
これらの凹面鏡の中、楕円面鏡は、一方の焦点から出た
光は総て他方の焦点に集まるから、光学セルの蛍光出口
を楕円面鏡の一方の焦点に位置させ、他方の焦点の外側
に光検出器を設けることによって、光学セルの周囲から
出る蛍光の総てにっいての光検出器による測光が簡単か
つ容易に行うことができるので、本発明において使用す
るに好ましい。
光は総て他方の焦点に集まるから、光学セルの蛍光出口
を楕円面鏡の一方の焦点に位置させ、他方の焦点の外側
に光検出器を設けることによって、光学セルの周囲から
出る蛍光の総てにっいての光検出器による測光が簡単か
つ容易に行うことができるので、本発明において使用す
るに好ましい。
本発明において、光源は、従来の蛍光分析と同様に、タ
ングステンランプ、キセノン電弧ランプ、水銀ランプ、
水銀−カドミウムランプ、Zn−Cd−H,ランプ及び
レーザー光等が使用される。
ングステンランプ、キセノン電弧ランプ、水銀ランプ、
水銀−カドミウムランプ、Zn−Cd−H,ランプ及び
レーザー光等が使用される。
本発明において、光検出器には、光電子増倍管、フォト
hランジスタ及びその細光センサを使用することができ
る。
hランジスタ及びその細光センサを使用することができ
る。
(ホ)作用
本発明は、紫外・可視光に透明な光学セルの周囲に、凹
面鏡を設け、光学セルの中心線の方向に被測定試料を流
すと共に、該中心線に沿って励起光を通すので、被測定
試料によって光学セルの周囲に均等に発せられる蛍光は
、凹面鏡に反射して集光され、光検出器によって容易に
測定することができる。
面鏡を設け、光学セルの中心線の方向に被測定試料を流
すと共に、該中心線に沿って励起光を通すので、被測定
試料によって光学セルの周囲に均等に発せられる蛍光は
、凹面鏡に反射して集光され、光検出器によって容易に
測定することができる。
しかも、本発明において、光学セルの励起光の出口側は
不透明体で遮光されるので、光検出器に励起光の散乱に
よる影響を少なくすることができ、微量の試料について
の蛍光の光度測定が、正確かつ高精度で、しかも容易に
行うことができる。
不透明体で遮光されるので、光検出器に励起光の散乱に
よる影響を少なくすることができ、微量の試料について
の蛍光の光度測定が、正確かつ高精度で、しかも容易に
行うことができる。
(へ)実施例
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の態様の例に
ついて説明するが、本発明は、以下の説明及び例示によ
って、何等制限を受けるものではない。
ついて説明するが、本発明は、以下の説明及び例示によ
って、何等制限を受けるものではない。
第1図は、本発明の一実施例についての概略の説明図で
あり、一部破断して示されている。
あり、一部破断して示されている。
第1図において、蛍光光度計1は、ケーシング2に、石
英製のセル3、楕円面鏡4及び光学系5を備えている0
本例においては、励起光用の光源として、レーザー光が
使用されており、レーザー光はレーザー光源く図示され
ていない、)から光ファイバー6により導かれる。光フ
ァイバー6は、楕円面鏡4の凹部側7に取り付けられて
いるファイバージヨイント8にファイバー取り付は部材
9によって、例えば螺合等により、液密又は気密に固定
されている。ファイバージヨイント8には、光ファイバ
ー取り付は位置と対向する位置にセル取り付は部材10
によって、例えば螺合等により、液密又は気密に取り付
は固定されている。
英製のセル3、楕円面鏡4及び光学系5を備えている0
本例においては、励起光用の光源として、レーザー光が
使用されており、レーザー光はレーザー光源く図示され
ていない、)から光ファイバー6により導かれる。光フ
ァイバー6は、楕円面鏡4の凹部側7に取り付けられて
いるファイバージヨイント8にファイバー取り付は部材
9によって、例えば螺合等により、液密又は気密に固定
されている。ファイバージヨイント8には、光ファイバ
ー取り付は位置と対向する位置にセル取り付は部材10
によって、例えば螺合等により、液密又は気密に取り付
は固定されている。
ファイバージヨイント8に液密又は気密に取り付けられ
たセル3には、光ファイバー6の先端が接して、セル3
と光ファイバー6は同軸に接続される。したがって、光
ファイバー6からのレーザー光は無理なくセル3内に入
射でき、励起光としてセル3内の試料に作用する。
たセル3には、光ファイバー6の先端が接して、セル3
と光ファイバー6は同軸に接続される。したがって、光
ファイバー6からのレーザー光は無理なくセル3内に入
射でき、励起光としてセル3内の試料に作用する。
ファイバージヨイント8には、高速液体クロマトグラフ
のカラム(図示されていない、)に接続するステンレス
管11がステンレス管取り付は部材12により取り付は
固定されている。このステンレス管取り付は部材12は
セル3の先端部13を囲む接続部材14に接続しており
、この接続部材14は光ファイバー6、ステンレス管1
1及びセル3を液密に接続している。
のカラム(図示されていない、)に接続するステンレス
管11がステンレス管取り付は部材12により取り付は
固定されている。このステンレス管取り付は部材12は
セル3の先端部13を囲む接続部材14に接続しており
、この接続部材14は光ファイバー6、ステンレス管1
1及びセル3を液密に接続している。
セル3の他端は、ステンレス管接続部材15によりステ
ンレス管16に接続している。
ンレス管16に接続している。
ステンレス管接続部材15の後方には、説明の便宜上、
コリメーターレンズt7m及び収束レンズ17b並びに
バンドパスフィルター又はシャープカットフィルター等
のフィルター18で構成される光学系5が設けられてお
り、その後方に、光電子増倍管19が設けられている。
コリメーターレンズt7m及び収束レンズ17b並びに
バンドパスフィルター又はシャープカットフィルター等
のフィルター18で構成される光学系5が設けられてお
り、その後方に、光電子増倍管19が設けられている。
光電子増倍管19の出力部20は、増幅器21に接続し
ており、増幅器21は記録計22に接続している。また
、光電子増倍管19の入力部23は高圧電源24に接続
している。
ており、増幅器21は記録計22に接続している。また
、光電子増倍管19の入力部23は高圧電源24に接続
している。
本例は以上のように構成されているので、高速液体クロ
マトグラフのカラムからの溶離液を該カラムに接続する
ステンレス管11からセル3に流入させ、ステンレス管
16から排出させる。溶離液は、セル3を流れる間に、
光ファイバー6から入射される励起用レーザー光によっ
て励起され蛍光25を発する。この発せられた蛍光25
は楕円面鏡4の反射面26で反射して、焦点2フに集光
される。
マトグラフのカラムからの溶離液を該カラムに接続する
ステンレス管11からセル3に流入させ、ステンレス管
16から排出させる。溶離液は、セル3を流れる間に、
光ファイバー6から入射される励起用レーザー光によっ
て励起され蛍光25を発する。この発せられた蛍光25
は楕円面鏡4の反射面26で反射して、焦点2フに集光
される。
焦点27に集められた蛍光25は、最初のコリメーター
レンズ1フaで並行化され、フィルター18で不要の散
乱光が除去され、次の収束レンズ17bで光電子増倍管
19上に集光される。光電子増倍管19では、集光され
た蛍光に比例した電流が得られる1次いでこの電流は増
幅器21により増幅され、蛍光強度が求められ、記録計
22に記録される。
レンズ1フaで並行化され、フィルター18で不要の散
乱光が除去され、次の収束レンズ17bで光電子増倍管
19上に集光される。光電子増倍管19では、集光され
た蛍光に比例した電流が得られる1次いでこの電流は増
幅器21により増幅され、蛍光強度が求められ、記録計
22に記録される。
本例においては、セル3の中心軸に対して周囲360度
の角度領域に発せられる蛍光は総て、楕円面鏡4により
、焦点27に集められて光電子増倍管19により測定さ
れるので、測定される蛍光量を増大させることができる
。
の角度領域に発せられる蛍光は総て、楕円面鏡4により
、焦点27に集められて光電子増倍管19により測定さ
れるので、測定される蛍光量を増大させることができる
。
本例においては、セル3にはマスクが設けられていない
が、セル3から線状に出る蛍光25が凹部側7の焦点2
8の付近のものは、他方の焦点2フ付近に集光されるが
、凹部側7の焦点28から外れる距離が大きくなると、
他方の焦点27付近に集光されなくなって、迷光となる
可能性があるので、セル3の四部側焦点28からの外れ
る距離が大きい箇所には、マスクを形成しておくのが好
ましい、また、このマスクの形成は、余り長い線状の蛍
光の測定により、高速液体クロマトグラフの分解能の低
下を防止するので好ましい。
が、セル3から線状に出る蛍光25が凹部側7の焦点2
8の付近のものは、他方の焦点2フ付近に集光されるが
、凹部側7の焦点28から外れる距離が大きくなると、
他方の焦点27付近に集光されなくなって、迷光となる
可能性があるので、セル3の四部側焦点28からの外れ
る距離が大きい箇所には、マスクを形成しておくのが好
ましい、また、このマスクの形成は、余り長い線状の蛍
光の測定により、高速液体クロマトグラフの分解能の低
下を防止するので好ましい。
本例においては、レーザー光源からのレーザー光を光フ
ァイバーにより導いて励起光と゛して使用するが、励起
光を導くのに、レンズや反射鏡を備える光学系を使用す
ることもできる。また励起光の光源としてはレーザーで
な(Xeランプなどの非コヒーレント光とすることもで
きる。また、本例においては、セルとして石英製のセル
を使用したが、パイレックスガラス等の光学ガラスなど
、励起光及び蛍光に対して透明で、かつ、非測定液に対
して耐食性の材料が使用できる。
ァイバーにより導いて励起光と゛して使用するが、励起
光を導くのに、レンズや反射鏡を備える光学系を使用す
ることもできる。また励起光の光源としてはレーザーで
な(Xeランプなどの非コヒーレント光とすることもで
きる。また、本例においては、セルとして石英製のセル
を使用したが、パイレックスガラス等の光学ガラスなど
、励起光及び蛍光に対して透明で、かつ、非測定液に対
して耐食性の材料が使用できる。
(ト)発明の効果
本発明は、紫外・可視光に透明な光学セルの周囲に、凹
面鏡を設け、光学セルの中心線の方向に被測定試料を流
すと共に、該中心線に沿って励起光を通すので、従来の
蛍光光度計に比して、蛍光を有効に利用できることとな
り、測定できる蛍光量を飛躍的に増大させることができ
る。
面鏡を設け、光学セルの中心線の方向に被測定試料を流
すと共に、該中心線に沿って励起光を通すので、従来の
蛍光光度計に比して、蛍光を有効に利用できることとな
り、測定できる蛍光量を飛躍的に増大させることができ
る。
したがって、本発明によると、従来の蛍光光度計におい
て、蛍光の測定が困難であった微量の試料についても、
正確かつ高精度の蛍光の測定が可能となり、蛍光分析の
分析精度及び分析可能範囲の拡大を図ることができる。
て、蛍光の測定が困難であった微量の試料についても、
正確かつ高精度の蛍光の測定が可能となり、蛍光分析の
分析精度及び分析可能範囲の拡大を図ることができる。
第1図は、本発明の一実施例についての概略の説明図で
あり、一部破断して示されている。 図中の符号は、1は蛍光光度計、2はケーシング、3は
石英製セル、4は楕円面鏡、5は光学系、6は光ファイ
バー、7は凹部側、8はファイバージヨイント、9はフ
ァイバー取り付は部材、10はセル取り付は部材、11
はステンレス管、12はステンレス管取り付は部材、1
3はセルの先端部、14は接続部材、15はステンレス
管接続部材、1Bはステンレス管、1フaはコリメータ
ーレンズ、17bは収束レンズ、18はフィルター、1
9は光電子増倍管、20は光電子増倍管の出力部、21
は増幅器、22は記録計、23は光電子増倍管の入力部
、24は高圧電源、25は蛍光、2Bは楕円面鏡の反射
面、27及び28は焦点である。
あり、一部破断して示されている。 図中の符号は、1は蛍光光度計、2はケーシング、3は
石英製セル、4は楕円面鏡、5は光学系、6は光ファイ
バー、7は凹部側、8はファイバージヨイント、9はフ
ァイバー取り付は部材、10はセル取り付は部材、11
はステンレス管、12はステンレス管取り付は部材、1
3はセルの先端部、14は接続部材、15はステンレス
管接続部材、1Bはステンレス管、1フaはコリメータ
ーレンズ、17bは収束レンズ、18はフィルター、1
9は光電子増倍管、20は光電子増倍管の出力部、21
は増幅器、22は記録計、23は光電子増倍管の入力部
、24は高圧電源、25は蛍光、2Bは楕円面鏡の反射
面、27及び28は焦点である。
Claims (1)
- 紫外及び可視光に対する透明体で形成され、一端に透過
面を有し、他端が不透明体に接して遮光されており、両
端面の中心線の方向の異なる位置に被測定試料の入口及
び出口が設けられている円筒状の光学セルと、該光学セ
ルの両端面の中心線上の透過面側に位置して設けられて
いる励起用光源と、対称軸を有し、該対称軸を該中心線
と同方向に位置し、その凹部を光源側に位置して鏡面部
が前記光学セルを囲んで設けられている凹面鏡と、該軸
上で前記光学セルに対しその不透明体の後方に位置して
設けられている光検出器を具備することを特徴とする蛍
光光度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047798A JPH0781951B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 蛍光光度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047798A JPH0781951B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 蛍光光度計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02227637A true JPH02227637A (ja) | 1990-09-10 |
JPH0781951B2 JPH0781951B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=12785390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1047798A Expired - Fee Related JPH0781951B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 蛍光光度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781951B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100483706B1 (ko) * | 2002-04-04 | 2005-04-18 | 바디텍메드 주식회사 | 레이저 유발 표면형광 검출 장치 |
JP2008180567A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Shimadzu Corp | 蛍光分光光度計 |
US7633620B2 (en) | 2002-01-23 | 2009-12-15 | Boditechmed Inc. | Laser-induced fluorescence detection device and method |
US20100294951A1 (en) * | 2009-05-22 | 2010-11-25 | Jeremy Parra | Sensitive gas-phase flourimeter at ambient pressure for nitrogen dioxide |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5081396A (ja) * | 1973-11-13 | 1975-07-02 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1047798A patent/JPH0781951B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5081396A (ja) * | 1973-11-13 | 1975-07-02 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7633620B2 (en) | 2002-01-23 | 2009-12-15 | Boditechmed Inc. | Laser-induced fluorescence detection device and method |
US7815853B2 (en) | 2002-01-23 | 2010-10-19 | Boditechmed Inc. | Lateral flow quantitative assay method and strip and laser-induced fluorescence detection device therefor |
KR100483706B1 (ko) * | 2002-04-04 | 2005-04-18 | 바디텍메드 주식회사 | 레이저 유발 표면형광 검출 장치 |
JP2008180567A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Shimadzu Corp | 蛍光分光光度計 |
US20100294951A1 (en) * | 2009-05-22 | 2010-11-25 | Jeremy Parra | Sensitive gas-phase flourimeter at ambient pressure for nitrogen dioxide |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0781951B2 (ja) | 1995-09-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0717839B1 (en) | A high efficiency fluorescence flow cell | |
Wu et al. | High-sensitivity fluorescence detector for fluorescein isothiocyanate derivatives of amino acids separated by capillary zone electrophoresis | |
US5636017A (en) | Optical detection arrangement for small volume chemical analysis of fluid samples | |
US5127729A (en) | Method and apparatus for guiding and collecting light in photometry or the like | |
US4867559A (en) | Liquid/liquid fiber-optic fluorescence detector and absorbance analyzer | |
US5194915A (en) | Photometric apparatus and process | |
US3573470A (en) | Plural output optimetric sample cell and analysis system | |
JP4791625B2 (ja) | 分光光度・比濁検出ユニット | |
US5235409A (en) | Optical detection system for capillary separation columns | |
US4192614A (en) | L/C detector cell assembly | |
JPH05240774A (ja) | 光学セル及び光学検出装置とこれを用いる試料分離検出装置 | |
JP3432222B2 (ja) | 多重波長検出用の毛管フローセル | |
JPS6116010B2 (ja) | ||
JP2006300961A (ja) | 蛍光検知器構造 | |
JP3186375B2 (ja) | キャピラリディテクタセル及びその性能の最適化方法 | |
US7158227B2 (en) | Laser-induced fluorescence analysis device and separation apparatus comprising same | |
US4124302A (en) | Device for photometering a substance placed in a cylinder-shaped cell | |
EP3748339A2 (en) | Device for gas analysis using raman spectroscopy | |
US5895920A (en) | Device for detecting light fluorescence | |
US5700428A (en) | Fluorescence detector, and a device for supporting a replacable sample cuvette in a fluorescence detector | |
JP2023539429A (ja) | 吸収分光分析器および使用方法 | |
JPH02227637A (ja) | 蛍光光度計 | |
JP4737896B2 (ja) | 試料濃度測定装置 | |
JP2020521129A (ja) | キャピラリー分離技法使用後のオンカラム検出用の統合された蛍光/吸光検出器 | |
JP2001091455A (ja) | 生化学分析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070906 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |