JPH02213366A - 中空なモールド成型品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、成型品、例えばプラスチック製の中空なボー
ルに罰する。

死重Ｊと１頂 同−出願人による英国特許第１，１１９，１７６号には
、ボールのようなプラスチック製の中空製品をモールド
成形する装置が明らかにされている。これらボールは様
々なレジャー用途に使用できるが、特殊な用途の中には
子供の遊戯用のものがある。

発明が解決しようとする　題 そうしたＭ飲用の分野でのボールの使用の仕方には、子
供達が海岸付近でボールを弾まぜたり、またボールを海
に浮かばせて水泳に利用する例がある。時にはボールの
上に立ち上がったり蹴飛ばすこともあり、こうした取扱
いによりボールの寿命を縮めている。従って、どのボー
ルを交換する必要があるかを把握することは重要なこと
である。

本発明は、ボールのような中空なモールド成型品にデー
タや０ツトを記録してこれを利用できるようにした、特
に簡便な方払を提供している。

課題を解決するだめの手段 本発明によれば；壁表面が隣接する少なくとも２つの区
域を有し、これら区域の形状がモールドキャビティの相
対する隣接する部分によって形作られている、ボールの
ような中空なモールド成型品が得られる。

前記モールドキャビティの部分は互いに対して調節可能
であり、しかもモールドキャビデイの何名の部分は、モ
ールド成型品が同じような成形部を備えてはいるものの
、これら成形部の相対位置が製造ロッドまたは製造時期
を表わ寸ように形作られている。

本明細書で使用する用語［成形部］は、できあがった製
品固有の形状とは区別して識別のできる突起、窪みまた
はその他のマークを意味している。

本発明のある形態では、モールド成型装置の空気抜きプ
ラグは経時告知面にほぼ相当するマークの形態をした成
形部を備えている。またこの空気抜きプラグは調節可能
なピンを備えている。このピンは頭部が成形部を形成し
ており、しかも空気抜きプラグのモールド表面に設置し
である一連の穴の１つに挿入することができる。モール
ド成型品に形成される成形部、すなわち経時告知面と、
ピンの頭部の位置に相当する箇所に形成される窪みとを
製造年の表示として使用することができる。

ブロー成型モールドキャビティの半球面小区画を構成す
るのに、モールド成型装置の空気抜きプラグがしばしば
利用されている。

従って、本発明の他の形態によれば、空気抜きプラグは
モールドキャビティの半球面小［８Ｉｌ＋１部分を形成
しており、またほぼ経時告知面に相当するマークを備え
ている。ピンの頭部の大きさを儀えたへこみのような恒
久的なマークが、モールドキャビティの隣接Ｊる部分に
位置する成形部として形成されている。空気抜きプラグ
を回転させて調節すれば、ピンの頭部の大きさをした成
形部と経時告知面の成形部との間の相対位置を変えられ
、違った時期に成形された製品、例えば異なった製造月
を表示することができる。

本発明の好ましい実施例では、これら２つの形態は組み
合わせて用いられ、製品には製造された年号と月の両方
の表示マークが付されている。

以−ト、添付図面に沿って本発明の詳細な説明する。

実施例 全体の形が英国特許第１．１１・９，１７６号に記載さ
れた装置に似ている図示のブロー成型モールドは、子供
の遊戯に用いられるプラスチック製の中空ボールをブロ
ー成型するのに使われる。英国特許第１．１１９，１７
６号に記載された装置と異なる主な相違点は、モールド
キャビティが第２図に示す形式の空気抜きプラグを備え
ていることである。こうした空気抜きプラグは外部に至
る空気通路を形成し、ブロー成型を行なう際に製品の壁
がモールドの壁の形状によく馴染むようにし、壁の表面
にエアーボクットができるのを防ぐために汎用されてい
る。

第１図は本発明を具体化したボール１の説明図である。

空気抜きプラグ３のモールド部分により形成された半球
面小区画部分２は、製造時期マーク４ａとブランド情報
４ｂを記入した略式の経時告知面４を形成している。ブ
ランド情報４ｂの文字面は、経時告知面４の向き、すな
わち経時告知面の上下の向きに一致させである。この経
時告知面には特定の数字を使用する必要がなく、プラグ
３の周辺に等間隔に設けた６つの時期マーク４ａが略式
の経時告知面を構成している。

経時告知面４の廻りに配置された複数の穴６の何れかに
ピン５を配置することができ、このピン５を用いてｔＪ
造年を表示するようにしている。

ピン５を配置した位置にはボールの経時告知面に窪みが
形成され、これを見れば製造された年が分るようにされ
ている。

このため、定期的に、すなわち１年毎に第２図のモール
ド組立体は分解され、ピン５の位置が製造年を表わす位
置に置き換えることができる。

製造月は、第１図に示した製品の表面にあるピン頭部の
大きさを持つ突出部７が表わしている。

この突起７は、第２図に示した装置のモールドキャビテ
ィ内の対応する位置に凹み８によって形成されている。

突起７の相対位置の調整は、調節ねじ９を介し空気抜き
プラグ３を回転させることにより行なわれている。調節
ねじ９は装置外部から操作することかでき、モールド装
置を分解する必要はない。

この調節操作により経時告知面を回転さＶても、突起７
のマークは定位置に留まるため、ボールのマークの向き
は中心部に位Ｅ−１ｊる文字面によって決まるためその
ままにしておくことはできず、突起７の見掛は上の位置
は告知表示面に対してＷＪｌｌｉｌされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を取り入れたボールの説明図である。 第２図は、プロー成型モールド装置の一部分を示す断面
図である。 １・・・ボール：２・・・半球面小区画部分＝３・・・
空気抜きプラグ；４・・・経時告知面；４８・・・時期
マーク；４ｂ・・・ブランド情報：５・・・ピン；６・
・・穴；７・・・突起：８・・・モールドに設けた凹み
：９・・・調節ねじ。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）壁表面が隣接した少なくとも２つの区域を有し、
   これら区域の形状がモールドキャビティの対応する隣接
   した部分によって形作られている、ボールのような中空
   なモールド成型品にして、前記モールドキャビティの部
   分は互いに調節可能であり、しかもモールドキャビティ
   の各々の部分は、モールド成型品が同じような成形部を
   備えてはいるものの、これら成形部の相対位置が製造ロ
   ッドまたは製造時期を表わすように形作られている中空
   なモールド成型品。
2. （２）請求項１に記載の中空なモールド成型品において
   、経時告知面の形態をした成形部と、前記経時告知面に
   ある複数の穴の１つに挿入することのできる調節可能な
   ピンとを有し、経時告知面内のピンの相対位置をできあ
   がった製品上で識別して、製造時期、例えば製造年を表
   示できるようにしてある中空なモールド成型品。
3. （３）請求項１に記載の中空なモールド成型品において
   、隣接する２つの区域の一方が半球面をしていて、しか
   も回転可能な半球面状のモールドキャビティの部分によ
   り構成されており、また各区域が印を備え、これら印の
   相対位置が、製造時期、例えば製造された月を表わして
   いる中空なモールド成型品。
4. （４）請求項２または３に記載の中空なモールド成型品
   において、半球形区域が経時告知面の形態をしており、
   しかも製造時期、例えば年のような１つの要素を表わす
   調節可能なピンと、隣接する区域に設けられたマークと
   を備え、当該マークの位置を半球形区域の回転部分に対
   し調節して製造時期、例えば月のような別の要素を表わ
   すようにしてある中空なモールド成型品。
5. （５）請求項３または４に記載の中空なモールド成型品
   において、前記半球形区域を保持し、外部から回転させ
   ることのできる空気抜きプラーグを備えた成型モールド
   装置により成型された中空なモールド成型品。