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JPH0216330B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0216330B2
JPH0216330B2 JP56108357A JP10835781A JPH0216330B2 JP H0216330 B2 JPH0216330 B2 JP H0216330B2 JP 56108357 A JP56108357 A JP 56108357A JP 10835781 A JP10835781 A JP 10835781A JP H0216330 B2 JPH0216330 B2 JP H0216330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol
polyurethane
parts
weight
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56108357A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS5829816A (en
Inventor
Yoshio Taguchi
Kanemitsu Kondo
Kosaburo Nagata
Isao Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP56108357A priority Critical patent/JPS5829816A/en
Publication of JPS5829816A publication Critical patent/JPS5829816A/en
Publication of JPH0216330B2 publication Critical patent/JPH0216330B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はポリウレタンの製造法に関する。さら
に詳しくは新規な重合体ポリオールを用いるポリ
ウレタンおよびとくにRIM法によるポリウレタ
ンの製造法に関するものである。 従来、高分子量のポリオール中でエチレン性不
飽和単量体をラジカル発生剤の存在下、重合させ
て製造した重合体ポリオールを有機ポリイソシア
ネートと反応させてポリウレタンを製造すること
は知られている。 しかしながら従来から“重合体ポリオール”と
呼ばれ慣用され、多量に生産されているポリオキ
シプロピレンポリオール、ポリオキシエチレンポ
リオール等の高分子ポリオールの中でエチレン性
単量体を重合させて得られるものを用いて製造し
たポリウレタンは吸水性が大きい欠点があり物性
も必ずしも満足できない点がある。 本発明者らは、上記問題点のない重合体ポリオ
ールの製造法につき鋭意検討を重ねた結果本発明
に到達した。すなわち本発明は有機ポリイソシア
ネートとポリオールを必要により発泡剤の存在下
に、反応させてポリウレタンを製造する方法にお
いて、ポリオールの少なくとも一部としてエチレ
ン性不飽和単量体と、(A)ポリオキシプロピレンお
よび/またはポリオキシエチレンポリオールおよ
び(B)ポリテトラメチレンエーテルグリコールから
なるポリオール組成物とから製造した重合体ポリ
オールを使用することを特徴とするポリウレタン
の製造法(第1発明);および上記ポリウレタン
製造法において上記重合体ポリオールを使用し
RIM法により成形することを特徴とする高密度
ポリウレタンの製造法(第2発明)である。 本発明において使用する重合体ポリオールの製
造に使用される(B)のポリテトラメチレンエーテル
グリコールとしては通常の方法たとえばテトラヒ
ドロフランをルイス酸などの酸性重合触媒の存在
下開環重合させて加水分解することにより得られ
るものがあげられる。該触媒としてはAlCl3
FeCl3,SnCl4+HCl(またはHClの代りに
CE3COOHもしくはSOCl2)、フルオロ硫酸、過
塩素酸と無水酢酸、三フツ化ホウ素、ホウフツ化
水素、無水酢酸と三フツ化ホウ素、三酸化硫黄な
ど従来から使用されているものがあげられる。ま
た日本ゴム協会誌第45巻(1972)の447〜448頁に
記載のものが使用できる。また超強酸−無水酢酸
系を触媒とした特公昭52−32798号公報、特公昭
53−28195号公報に記載の方法により得られるポ
リテトラメチレンエーテルグリコールは分子量・
分布が狭く好ましい。ポリテトラメチレンエーテ
ルグリコールの水酸基価は通常22〜110、好まし
くは35〜75である。 本発明において使用する重合体ポリオールの製
造に使用される(A)のポリオキシプロピレンおよ
び/またはポリオキシエチレンポリオールとして
は多価アルコール、アミン類、多価フエノール、
ポリカルボン酸などの活性水素原子含有化合物に
プロピレンオキサイドおよび/またはエチレンオ
キサイドが付加した構造の化合物である。上記多
価アルコールとしてはエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1.4−ブタンジオール、1.6−
ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ル、シヨ糖などがあげられる。アミン類としては
アンモニア、ブチルアミンなどのモノアミン類;
エチレンジアミン、トリメチレンシアミン、ジエ
チレントリアミンなどの脂肪族ポリアミン;ピペ
ラジン、N−アミノエチルピペラジンなどの脂環
式ポリアミン;フエニレンジアミン、トリレンジ
アミン、キシリレンジアミン、ジフエニルメタン
ジアミン、ポリフエニルメタンポリアミンなどの
芳香族ポリアミンおよびモノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなど
のアルカノールアミン類があげられる。多価フエ
ノールとしてはピロガロール、ヒドロキノンなど
の多価フエノールのほかビスフエノールAなどの
ビスフエノール類があげられる。またポリカルボ
ン酸としてはコハク酸、アジピン酸などの脂肪族
ポリカルボン酸;フタル酸、テレフタル酸、トリ
メリツト酸などの芳香族ポリカルボン酸があげら
れる。上述した活性水素原子含有化合物は2種以
上使用することもできる。活性水素原子含有化合
物にプロピレンオキサイド、エチレンオキサイド
を付加させる方法は常法でよくブロツク、ランダ
ム何れの付加法でもよい。 (A)において好ましいものは多価アルコールにプ
ロピレシオキサイドまたはプロピレンオキサイド
とエチレンオキサイドとが付加した構造の化合物
であり、とくに好ましくは多価アルコール(とく
にプロピレングリコール、グリセリン、トリメチ
ロールプロパン)にプロピレンオキサイドとエチ
レンオキサイドとが付加した構造の化合物、とく
に末端オキシエチレン基含有ポリオキシプロピレ
ン・ポリオキシエチレンポリオール(チツプド型
およびバランスド型)である。末端オキシエチレ
ン基含量は通常8〜30重量%、好ましくは10〜25
重量%である。末端オキシエチレン基含量が8重
量%未満ではポリウレタン製造時にキユアー性が
悪くなり30重量%を越えるとポリウレタンの吸水
性が大きくなる。また(A)全体に占めるオキシエチ
レン基含量は10〜35重量%である。 ポリオール組成物において(A)ポリオキシプロピ
レンおよび/またはポリオシエチレンポリオール
の水酸基価は150以下、好ましくは15〜60、更に
好ましくは20〜45である。水酸基価が150を越え
ると得られた重合体ポリオールをウレタン成型品
に用いると弾力性の乏しい成型品となる。 ポリオール組成物中(A)は通常20〜95%(重量%
を表わす。以下同様)好ましくは30〜90%とくに
好ましくは50〜80%、(B)は通常5〜80%好ましく
は20〜50%である。(A)が20%未満ではポリオール
の流動性が悪くまたポリウレタンの物性(とくに
温度特性)が悪くなる。(B)が5%未満ではポリウ
レタンの吸水性が大きくて不適当であり、更に物
性が劣つて充分でなく80%を越えるとポリオール
の流動性が悪くまたポリウレタンの物性が悪くな
る。 本発明において用いる重合体ポリオールの製造
に使用されるエチレン性不飽和単量体としては、
下記のものがあげられる。 (a) アクリル酸、メタクリル酸およびその誘導
体:アクリロニトリル、メタ クリロニトリ
ル、アクリル酸、メタクリル酸およびそれらの
塩、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、
ジメチルアミノエチルメタクリレート、アクリ
ル酸アミド、メタクリル酸アミドなど。 (b) 芳香族ビニル単量体:スチレン、α−メチル
スチレンなど。 (c) オレフイン系炭化水素単量体:エチレン、プ
ロピレン、ブダジエン、イソブチレン、イソプ
レン、1.4−ペンタジエンなど。 (d) ビニルエステル単量体:酢酸ビニルなど。 (e) ビニルハライド単量体:塩化ビニル、塩化ビ
ニリデンなど。 (f) ビニルエーテル単量体:ビニルメチルエーテ
ルなど。 これらのうち好ましいものはアクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチル、スチレン、ブタジエン
であり、とくに好ましいものはアクリロニトリ
ル、アクリロニトリルとスチレンの併用である。 重合体ポリオールにおけるポリオール組成物と
単量体との使用割合は広範囲にわたつてかえられ
るが、通常ポリオール組成物100重量部に対しエ
チレン性不飽和単量体(あるいは重合体)2〜70
重量部、好ましくは5〜40重量部である。スチレ
ンとアクリロニトリルとを混合使用して重合させ
る際には、スチレン:アクリロニトリルの配合比
は10:90〜60:40(重量比)が好ましい。 ポリオール組成物とエチレン性不飽和単量体か
らの重合体ポリオールの製造は通常の方法で行わ
れる。たとえばポリオール組成物中でエチレン性
不飽和単量体を重合触媒(ラジカル発生剤など)
の存在下重合させる方法(米国特許第3383351号、
特公昭39−24737号、特公昭47−47999号、特開昭
50−15894号)や上記単量体をあらかじめ重合さ
せて得た重合体のポリオール組成物とをラジカル
発生剤の存在下グラフト重合させる方法(特公昭
47−47597号)があげられる。好ましいのは前者
の方法である。 本発明において使用する有機ポリイソシアネー
トとしては、従来からポリウレタン製造に使用さ
れているものが使用できる。例えば脂肪族ポリイ
ソシアネート(ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リジンジイソシアネートなど)、脂環式ポリ
イソシアネート(水添ジフエニルメタンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、水添ト
リレンジイソシアネートなど)、芳香族ポリイソ
シアネート〔トリレンジイソシアネート(TDI)、
ジフエニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナ
フチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネートなど〕およびこれらの混合物があげられ
る。これらのうち好ましいものは、芳香族ジイソ
シアネートでありとくに好ましいものは、TDI,
MDIである。これらのポリイソシアネートは粗
製ポリイソシアネート、たとえば粗製TDI、粗製
MDI〔粗製ジアミノジフエニルメタン{ホルムア
ルデヒドと芳香族アミンまたはその混合物との縮
合生成物:ジアミノジフエニルメタンと少量(た
とえば5〜20重量%)の3官能以上のポリアミン
との混合物}のホスゲン化物:ポリアリルポリイ
ソシアネート(PAPI)〕、あるいは変性ポリイソ
シアネートたとえば、液状化MDI(カーボジイミ
ド変性、トリヒドロカルビルホスフエート変性な
ど)や過剰のポリイソシアネート(TDI,MDI
など)とポリオールとを反応させて得られる遊離
イソシアネート含有プレポリマーとして使用する
こともでき、またこれらを併用(たとえば変性ポ
リイソシアネートとプレポリマーを併用)するこ
ともできる。上記プレポリマー製造に用いるポリ
オールとしては、当量が30〜200のポリオール、
たとえば、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、ジプロピレング
リコールなどのグリコール;トリメチロールプロ
パン、グリセリンなどのトリオール;ペンタエリ
スリトール、ソルビトールなどの高官能ポリオー
ル;およびこれらのアルキレンオキサイド(エチ
レンオキサイドおよび/またはプロピレンオキサ
イド)付加物があげられる。これらのうち好まし
いものは官能基数2〜3のものである。上記変性
ポリイソシアネートおよびプレポリマーの遊離イ
ソシアネート基含量は、通常10〜33%好ましくは
15〜30%とくに好ましくは25〜30%のものであ
る。 本発明のポリウレタンの製造法を実施するに当
つては、上記の重合体ポリオールを、単独でまた
は他の高分子ポリオールまたは/および架橋剤と
併用して、有機ポリイソシアネートと反応させる
ことにより行われる。 場合により併用される架橋剤としては低分子ポ
リオールおよびポリアミンが使用できる。低分子
ポリオールとしてはトリエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ブタンジオール、トリメチロール
プロパン、グリセリンなどがあげられる。またポ
リアミンとしてはトリレンジアミン、キシリレン
ジアミン、ジアミノジフエニルメタン、メチレン
ビス−O−クロルアニリンが挙げられる。架橋剤
の使用量は要求される剛性度等に応じて種々変え
ることができる。低分子ポリオールの場合、全ポ
リオール中通常50重量%以下、好ましくは5〜40
%の量用いられる。ポリアミンを用いる場合は上
記よりも少量、たとえばポリオールおよびアミン
の合計に対し10%以下、好ましくは2〜5%であ
る。架橋剤の量を上記よりも多くするとウレタン
の剛性が出すぎるとともに温度特性が低下する。 場合により用いられる他の高分子ポリオールと
してはポリエーテルポリオール、ポリエステルポ
リオール、他の重合体ポリオールなどが挙げられ
る。ポリエーテルポリオールとしては通常用いら
れている種類のものでよく、少なくとも2個の活
性水素原子を有する化合物〔前記(A)の出発原料と
して述べた多価アルコール、アミン類、多価フエ
ノール、ポリカルボン酸など〕のアルキレンオキ
サイド(プロピレンオキサイド、エチレンオキサ
イド、ブチレンオキサイドなど)付加物が挙げら
れる。他の高分子ポリオールと併用する場合、上
記重合体ポリオールは、全高分子ポリオール(上
記重合体ポリオールと他の高分子ポリオールの合
計)中、通常5重量%以上、好ましくは20%以上
さらに好ましくは50%以上使用される。 本発明に従つて該重合体ポリオールを使用して
ポリウレタンを製造するに当り、発泡させてポリ
ウレタンフオームを製造してもよく、発泡させず
にポリウレタン樹脂(エラストマー、シーラント
シート、塗料、接着剤)を製造してもよい。 発泡は通常発泡剤を用いて行なわれるが、成形
時に空気等の気体を導入するなどの方法で発泡さ
せることもできる。 発泡剤としては水および/またはハロゲン置換
脂肪族炭化水素系発泡剤(トリクロロモノフロロ
メタンなどのフロン類)が使用できる。発泡剤の
使用量は要求される物性、用途などに応じて種々
変えることができるが、一般にポリオール100部
に対して、水の場合は通常6部以下好ましくは4
部以下である。またフロン類の場合は通常30部以
下好ましくは15部以下である。RIM法でポリウ
レタン成形品を製造する場合(第2発明)の発泡
剤の量は、ポリオール100部に対して、水の場合
は0.5部以下、フロン類の場合は10部以下が好ま
しい。両方の発泡剤を併用することもできる。 ポリイソシアネートと活性水素原子含有化合物
(高分子ポリオール、架橋剤、水)との割合は通
常のポリウレタン(樹脂、フオーム)と同じでよ
い(NCO指数としてたとえば95〜120とくに100
〜110)。またイソシアネートを過剰に(指数とし
てたとえば120〜1000とくに150〜500用いてポリ
イソシアヌレート(樹脂、フオーム)を形成する
こともできる。 また必要により触媒(第3級アミン類、有機ス
ズ化合物、有機鉛化合物など)、界面活性剤(シ
リコーン系界面活性剤など)、その他の助剤の存
在下に反応を行なうことができる。必要により顔
料、フイラー、難燃化剤、溶剤、揺変剤などを添
加することもできる。 ポリウレタン製造法は、従来と同じでよくワン
シヨツト法、プレポリマー法(準プレポリマー
法)の何れも適用できる。 たとえば特公昭39−24737号、特公昭47−15108
号、特開昭55−133417号、特開昭46−5750号など
に記載のフオーム製造法、特開昭50−23497号、
特開昭49−99597号特開昭53−42294号特開昭53−
16796号などに記載のエラストマー、シートまた
はシーラント製造法が使用でき、用いる触媒、界
面活性剤その他の助剤、当量比、添加量等もこれ
らに記載のものが使用できる。 本発明のポリウレタン製造法はとくにRIM法
による成型に有用であるが、それ以外の方法たと
えばRIM法以外の成型(開放モールドによる成
型、複合材との一体成型など、コールドキユアー
およびホツトキユアー)、スラブ法、現場施工、
スプレー法、注入、塗布、含浸等種々の方法にも
適用できる。 本発明(第2発明)において、RIM法により
成型してポリウレタン成型品を製造する方法は通
常の方法で行うことができる。例えばポリオール
に架橋剤、触媒、必要により発泡剤(水および/
またはフロン類)、顔料、整泡剤を加え均一に混
合したものをA液とし、B液としては有機イソシ
アネートを予め用意しておき、高圧発泡機のAお
よびB液のタンクに充てんする。予め高圧発泡機
の注入ノズルをモールドの注入口とを接続してお
き、ミキシングヘツドでA液とB液を混合し密閉
モールドに注入し、硬化後脱型する。 本発明により上記(A),(B)からなるポリオール組
成物とエチレン性不飽和単量体とから製造した重
合体ポリオールを有機ポリイソシアネートと反応
させることにより得られたポリウレタンは吸水性
が小さく、強度物性(引張強度、伸び)、耐候性
が優れている。 また本発明で使用する上記重合体ポリオールは
低融点で流動性が良好であるため、ポリウレタン
製造時の作業性、混和性が良く、均一なポリウレ
タンを製造することができる。 本発明による上記重合体ポリオールと有機ポリ
イソシアネートとを反応させRIM法で成型する
方法(第2発明)は、従来法に比して、次の点で
優れている。 キユア性に優れているため、RIM法本来の
目的である注入から脱型までのサイクルタイム
を短縮させるのに極めて有効である。 触媒量が少くてもキユアー性が優れているの
で、ポリイソシアネートと反応させた際の粘度
上昇が穏やかとなり、成型品中に流れ性不良に
より生ずる充填不足やボイドの生成などが避け
られる。 剛性のあるポリウレタンを製造する場合に従
来法より少ない架橋剤使用量で同じ剛性を出す
ことができ、そのため従来法に比し温度特性の
優れた(低温から高温までの物性変化が少い)
ポリウレタン成型品が得られる。 従来のRIM法ではキユアー性をあげるのに
多量の触媒を必要とするため触媒の多量使用に
よる成型品の物性低下が大きいのに対し、本発
明のRIM法ではキユアー性が高く多量の触媒
を必要としないため触媒による成型品の物性低
下が起らない。 さらに、本発明の方法は、RIM法以外にも、
各種のポリウレタン製造法(フオーム、エラスト
マー、シーラント、コーテイング剤その他)にお
いて、とくに従来比較的多量の触媒を必要として
いたポリウレタン製造法、架橋剤を使用するポリ
ウレタン製造法において、優れた効果を発揮す
る。 本発明によつて得られたポリウレタンは種々の
用途に有用であるが、とくに成型品密度が0.7
g/cm3以上の高密度成型品の用途に適している。 以下、実施例により本発明を説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。(実施例中
に示す部は重量部をあらわす。) 以下の実施例および比較例において使用したポ
リオールは次の製造例1〜4および比較製造例
1,2のようにして製造した。 製造例 1 コルベンに水酸基価42のポリエーテルポリオー
ル(トリメチロールプロパン134部にプロピレン
オキサイド3466部、次いでエチレンオキサイド
400部を付加して得たもの)30部と水酸基価37の
ポリテトラメチレンエーテルグリコール70部をそ
れぞれ仕込み、撹拌しながら120〜140℃に昇温し
たのちアクリロニトリル15部にアゾビスイソブチ
ロニトリル1部溶解させたものを少量づつ3時間
にわたつて滴下した。滴下後同温度で1時間熟成
させて本発明における重合体ポリオール()を
得た。 製造例 2 水酸基価28のポリエーテルポリオール(グリセ
リン92部にプロピレンオキサイド4828部次いでエ
チレンオキサイド1080部を付加して得たもの)80
部と水酸基価56のポリテトラメチレンエーテルグ
リコール20部を混合したポリオール組成物に、ア
クリロニトリル20部にアゾビスイソブチロニトリ
ル1部を使用して製造例1と同様の方法で反応さ
せて、本発明における重合体ポリオール()を
得た。 製造例 3 製造例2で得た水酸基価28のポリエーテルポリ
オール50部と水酸基価56のポリテトラメチレンエ
ーテルグリコール50部を混合したポリオール組成
物に、アクリロニトリルとスチレンを8対2の重
量比であらかじめ混合したモノマー25部とアゾビ
スイソブチロニトリル1部を使用して製造例1と
同様の方法で反応させて本発明における重合体ポ
リオール()を得た。 製造例 4 水酸基価22のポリエーテルポリオール(ペンタ
エリスリトール136部にプロピレンオキサイド
7664部、次いでエチレンオキサイド2200部を付加
して得たもの)70部と水酸基価112のポリテトラ
メチレンエーテルグリコール30部を混合したポリ
オール組成物に、アクリロニトリル20部とアゾビ
スイソブチロニトリル1部を使用して製造例1と
同様の方法で反応させて本発明における重合体ポ
リオール()を得た。 比較製造例 1 水酸基価56のポリテトラメチレンエーテルグリ
コール100部にアクリロニトリル20部とアゾビス
イソブチロニトリル1部を使用して製造例1と同
様の方法で反応させて、比較用の重合体ポリオー
ル(A)を得た。 比較製造例 2 比較製造例1のポリテトラメチレンエーテルグ
リコールにかえて製造例2で用いた水酸基価28の
ポリエーテルポリオールを用いて同様の方法で反
応させて、比較用の重合体ポリオール(B)を得た。 製造例1〜4および比較製造例1で得た重合体
ポリオール〜およびAの外観および分析値は
表−1のとおりであつた。
The present invention relates to a method for producing polyurethane. More specifically, the present invention relates to polyurethanes using novel polymer polyols and, in particular, to methods for producing polyurethanes by the RIM method. It has been known to produce polyurethane by reacting a polymer polyol produced by polymerizing an ethylenically unsaturated monomer in a high molecular weight polyol in the presence of a radical generator with an organic polyisocyanate. However, it has traditionally been called "polymer polyol" and is obtained by polymerizing ethylenic monomers among high molecular polyols such as polyoxypropylene polyol and polyoxyethylene polyol, which are produced in large quantities. The polyurethane produced using this method has the disadvantage of high water absorption, and its physical properties are not necessarily satisfactory. The present inventors have arrived at the present invention as a result of intensive studies on a method for producing a polymer polyol that does not have the above-mentioned problems. That is, the present invention provides a method for producing polyurethane by reacting an organic polyisocyanate and a polyol, if necessary in the presence of a blowing agent, which comprises an ethylenically unsaturated monomer as at least a part of the polyol, and (A) polyoxypropylene. and/or a polyol composition comprising polyoxyethylene polyol and (B) polytetramethylene ether glycol; and a method for producing polyurethane (first invention); and producing the polyurethane described above. Using the above polymer polyol in the method
This is a method for producing high-density polyurethane (second invention) characterized by molding by RIM method. The polytetramethylene ether glycol (B) used in the production of the polymer polyol used in the present invention can be hydrolyzed by a conventional method such as ring-opening polymerization of tetrahydrofuran in the presence of an acidic polymerization catalyst such as a Lewis acid. The following can be mentioned. The catalyst includes AlCl 3 ,
FeCl 3 , SnCl 4 + HCl (or instead of HCl
Conventionally used agents include CE 3 COOH or SOCl 2 ), fluorosulfuric acid, perchloric acid and acetic anhydride, boron trifluoride, hydrogen borofluoride, acetic anhydride and boron trifluoride, and sulfur trioxide. Also, those described in the Journal of the Japan Rubber Association, Vol. 45 (1972), pages 447-448, can be used. Also, Japanese Patent Publication No. 52-32798 using a super strong acid-acetic anhydride system as a catalyst,
The polytetramethylene ether glycol obtained by the method described in Publication No. 53-28195 has a molecular weight of
Preferably, the distribution is narrow. The hydroxyl value of polytetramethylene ether glycol is usually 22 to 110, preferably 35 to 75. The polyoxypropylene and/or polyoxyethylene polyol (A) used in the production of the polymer polyol used in the present invention includes polyhydric alcohols, amines, polyhydric phenols,
It is a compound with a structure in which propylene oxide and/or ethylene oxide is added to an active hydrogen atom-containing compound such as polycarboxylic acid. The above polyhydric alcohols include ethylene glycol, propylene glycol, 1.4-butanediol, 1.6-
Examples include hexanediol, diethylene glycol, neopentyl glycol, glycerin, trimethylolpropane, pentaerythritol, sorbitol, and sucrose. As amines, monoamines such as ammonia and butylamine;
Aliphatic polyamines such as ethylenediamine, trimethylenecyamine, diethylenetriamine; alicyclic polyamines such as piperazine, N-aminoethylpiperazine; phenylenediamine, tolylenediamine, xylylenediamine, diphenylmethanediamine, polyphenylmethanepolyamine, etc. aromatic polyamines and monoethanolamines,
Examples include alkanolamines such as diethanolamine and triethanolamine. Examples of polyvalent phenols include polyvalent phenols such as pyrogallol and hydroquinone, as well as bisphenols such as bisphenol A. Examples of polycarboxylic acids include aliphatic polycarboxylic acids such as succinic acid and adipic acid; and aromatic polycarboxylic acids such as phthalic acid, terephthalic acid and trimellitic acid. Two or more kinds of the above-mentioned active hydrogen atom-containing compounds can also be used. The method for adding propylene oxide or ethylene oxide to the active hydrogen atom-containing compound may be any conventional method, and either block or random addition method may be used. Preferred compounds in (A) are compounds having a structure in which propylene oxide or propylene oxide and ethylene oxide are added to a polyhydric alcohol, and particularly preferred are compounds in which propylene oxide is added to a polyhydric alcohol (especially propylene glycol, glycerin, trimethylolpropane). and ethylene oxide, especially polyoxypropylene/polyoxyethylene polyols containing terminal oxyethylene groups (chip type and balanced type). The terminal oxyethylene group content is usually 8 to 30% by weight, preferably 10 to 25% by weight.
Weight%. If the terminal oxyethylene group content is less than 8% by weight, the curing properties during polyurethane production will be poor, and if it exceeds 30% by weight, the water absorption of the polyurethane will increase. Furthermore, the content of oxyethylene groups in (A) is 10 to 35% by weight. In the polyol composition, the hydroxyl value of (A) polyoxypropylene and/or polyoxyethylene polyol is 150 or less, preferably 15-60, more preferably 20-45. If a polymer polyol obtained with a hydroxyl value exceeding 150 is used in a urethane molded product, the molded product will have poor elasticity. (A) in the polyol composition is usually 20 to 95% (wt%
represents. The same applies below) Preferably 30 to 90%, particularly preferably 50 to 80%, and (B) is usually 5 to 80%, preferably 20 to 50%. If (A) is less than 20%, the fluidity of the polyol will be poor and the physical properties (especially temperature characteristics) of the polyurethane will be poor. When (B) is less than 5%, the water absorption of the polyurethane is large and unsuitable, and furthermore, the physical properties are poor and insufficient, and when it exceeds 80%, the fluidity of the polyol is poor and the physical properties of the polyurethane are also deteriorated. Ethylenically unsaturated monomers used in the production of the polymer polyol used in the present invention include:
The following can be mentioned. (a) Acrylic acid, methacrylic acid and their derivatives: acrylonitrile, methacrylonitrile, acrylic acid, methacrylic acid and their salts, methyl acrylate, methyl methacrylate,
Dimethylaminoethyl methacrylate, acrylic amide, methacrylic amide, etc. (b) Aromatic vinyl monomers: styrene, α-methylstyrene, etc. (c) Olefinic hydrocarbon monomers: ethylene, propylene, butadiene, isobutylene, isoprene, 1,4-pentadiene, etc. (d) Vinyl ester monomer: vinyl acetate, etc. (e) Vinyl halide monomers: vinyl chloride, vinylidene chloride, etc. (f) Vinyl ether monomers: vinyl methyl ether, etc. Among these, preferred are acrylonitrile, methyl methacrylate, styrene, and butadiene, and particularly preferred are acrylonitrile and a combination of acrylonitrile and styrene. The ratio of the polyol composition to the monomer in the polymer polyol can vary over a wide range, but is usually 2 to 70 parts by weight of ethylenically unsaturated monomer (or polymer) per 100 parts by weight of the polyol composition.
Parts by weight, preferably 5 to 40 parts by weight. When polymerizing a mixture of styrene and acrylonitrile, the blending ratio of styrene:acrylonitrile is preferably 10:90 to 60:40 (weight ratio). The preparation of polymeric polyols from polyol compositions and ethylenically unsaturated monomers is carried out in conventional manner. For example, in a polyol composition, an ethylenically unsaturated monomer is polymerized using a catalyst (such as a radical generator).
(U.S. Pat. No. 3,383,351,
Special Publication No. 39-24737, Special Publication No. 47-47999, Publication No.
No. 50-15894) or a method of graft polymerizing a polyol composition of a polymer obtained by prepolymerizing the above monomers in the presence of a radical generator (Tokuko Sho
47-47597). The former method is preferred. As the organic polyisocyanate used in the present invention, those conventionally used in polyurethane production can be used. For example, aliphatic polyisocyanates (hexamethylene diisocyanate, lysine diisocyanate, etc.), alicyclic polyisocyanates (hydrogenated diphenylmethane diisocyanate, isophorone diisocyanate, hydrogenated tolylene diisocyanate, etc.), aromatic polyisocyanates [tolylene diisocyanate (TDI)] ,
diphenylmethane diisocyanate (MDI), naphthylene diisocyanate, xylylene diisocyanate, etc.] and mixtures thereof. Preferred among these are aromatic diisocyanates, particularly preferred are TDI,
It is MDI. These polyisocyanates are crude polyisocyanates, such as crude TDI, crude
MDI [crude diaminodiphenylmethane {condensation product of formaldehyde and aromatic amine or mixture thereof: mixture of diaminodiphenylmethane and a small amount (e.g. 5 to 20% by weight) of trifunctional or higher functional polyamine}]: polyallylpolyisocyanate (PAPI)] or modified polyisocyanates, such as liquefied MDI (carbodiimide modification, trihydrocarbyl phosphate modification, etc.) or excess polyisocyanate (TDI, MDI
It can also be used as a free isocyanate-containing prepolymer obtained by reacting a polyol with a polyol, or they can be used in combination (for example, a modified polyisocyanate and a prepolymer are used together). The polyols used in the production of the above prepolymer include polyols with an equivalent weight of 30 to 200;
For example, glycols such as ethylene glycol, propylene glycol, diethylene glycol, and dipropylene glycol; triols such as trimethylolpropane and glycerin; high functional polyols such as pentaerythritol and sorbitol; and alkylene oxides thereof (ethylene oxide and/or propylene oxide). Additives can be mentioned. Among these, those having 2 to 3 functional groups are preferred. The free isocyanate group content of the modified polyisocyanate and prepolymer is usually 10 to 33%, preferably
15-30%, particularly preferably 25-30%. In carrying out the method for producing polyurethane of the present invention, the above polymer polyol is reacted with an organic polyisocyanate, alone or in combination with other polymeric polyols or/and a crosslinking agent. . As the crosslinking agent that may be used in combination, low-molecular polyols and polyamines can be used. Examples of low-molecular polyols include triethanolamine, diethanolamine, ethylene glycol, diethylene glycol, butanediol, trimethylolpropane, and glycerin. Examples of polyamines include tolylene diamine, xylylene diamine, diaminodiphenylmethane, and methylenebis-O-chloroaniline. The amount of crosslinking agent used can be varied depending on the required degree of rigidity, etc. In the case of low-molecular polyols, it is usually 50% by weight or less, preferably 5 to 40% by weight of the total polyol.
% amount is used. When polyamines are used, they are used in smaller amounts, for example up to 10%, preferably from 2 to 5%, based on the total of polyol and amine. If the amount of the crosslinking agent is larger than the above, the urethane becomes too rigid and the temperature characteristics deteriorate. Other polymeric polyols that may be used include polyether polyols, polyester polyols, other polymer polyols, and the like. The polyether polyol may be of a commonly used type, and may be a compound having at least two active hydrogen atoms [polyhydric alcohols, amines, polyhydric phenols, polycarbonate, etc. mentioned as starting materials in (A) above]. [acids, etc.] and alkylene oxide (propylene oxide, ethylene oxide, butylene oxide, etc.) adducts. When used in combination with other polymer polyols, the polymer polyol accounts for usually 5% by weight or more, preferably 20% or more, more preferably 50% by weight or more of the total polymer polyol (total of the above polymer polyol and other polymer polyols). % or more is used. In producing polyurethane using the polymer polyol according to the present invention, the polyurethane foam may be produced by foaming, or the polyurethane resin (elastomer, sealant sheet, paint, adhesive) may be produced without foaming. May be manufactured. Foaming is usually carried out using a foaming agent, but foaming can also be carried out by introducing a gas such as air during molding. As the blowing agent, water and/or a halogen-substituted aliphatic hydrocarbon blowing agent (fluorocarbons such as trichloromonofluoromethane) can be used. The amount of blowing agent used can be varied depending on the required physical properties, usage, etc., but in general, in the case of water, it is usually 6 parts or less, preferably 4 parts per 100 parts of polyol.
below. In the case of fluorocarbons, the amount is usually 30 parts or less, preferably 15 parts or less. When manufacturing a polyurethane molded article by the RIM method (second invention), the amount of blowing agent is preferably 0.5 parts or less in the case of water, and 10 parts or less in the case of fluorocarbons, based on 100 parts of the polyol. Both blowing agents can also be used in combination. The ratio of polyisocyanate and active hydrogen atom-containing compound (polymer polyol, crosslinking agent, water) may be the same as that of ordinary polyurethane (resin, foam) (for example, 95 to 120 as an NCO index, especially 100).
~110). It is also possible to form a polyisocyanurate (resin, foam) by using an excess of isocyanate (for example, an index of 120 to 1000, especially 150 to 500. If necessary, a catalyst (tertiary amines, organic tin compounds, organic lead The reaction can be carried out in the presence of compounds (e.g. compounds), surfactants (e.g. silicone surfactants), and other auxiliaries. Pigments, fillers, flame retardants, solvents, thixotropic agents, etc. can be added as necessary. The polyurethane manufacturing method is the same as the conventional method, and either the one-shot method or the prepolymer method (semi-prepolymer method) can be applied.
The foam manufacturing method described in JP-A-55-133417, JP-A-46-5750, etc., JP-A-50-23497,
JP-A-49-99597 JP-A-53-42294 JP-A-53-
The elastomer, sheet or sealant manufacturing method described in No. 16796 and the like can be used, and the catalyst, surfactant and other auxiliary agents, equivalent ratio, amount added, etc., described in these can also be used. The polyurethane production method of the present invention is particularly useful for molding by the RIM method, but other methods such as molding other than the RIM method (open mold molding, integral molding with composite materials, cold cure and hot cure), slab law, on-site construction,
It can also be applied to various methods such as spraying, injection, coating, and impregnation. In the present invention (second invention), a method for producing a polyurethane molded product by molding by the RIM method can be carried out by a conventional method. For example, a polyol, a crosslinking agent, a catalyst, and if necessary a blowing agent (water and/or
or fluorocarbons), pigments, and foam stabilizers are added and mixed uniformly to form liquid A, and as liquid B, an organic isocyanate is prepared in advance and filled into the A and B liquid tanks of the high-pressure foaming machine. The injection nozzle of the high-pressure foaming machine is connected in advance to the injection port of the mold, and the mixing head mixes liquids A and B, injects the mixture into a closed mold, and removes the mixture after hardening. The polyurethane obtained by reacting the polymer polyol produced from the polyol composition consisting of (A) and (B) and an ethylenically unsaturated monomer with an organic polyisocyanate according to the present invention has low water absorption; Excellent strength properties (tensile strength, elongation) and weather resistance. Furthermore, since the polymer polyol used in the present invention has a low melting point and good fluidity, it has good workability and miscibility during the production of polyurethane, and can produce a uniform polyurethane. The method (second invention) of reacting the polymer polyol with an organic polyisocyanate and molding by the RIM method according to the present invention is superior to the conventional method in the following points. Because it has excellent curing properties, it is extremely effective in shortening the cycle time from injection to demolding, which is the original purpose of the RIM method. Even with a small amount of catalyst, the curing property is excellent, so the increase in viscosity when reacted with polyisocyanate is moderate, and it is possible to avoid insufficient filling and the formation of voids caused by poor flowability in the molded product. When manufacturing rigid polyurethane, it is possible to achieve the same rigidity with a smaller amount of crosslinking agent than conventional methods, and as a result, it has superior temperature characteristics compared to conventional methods (less changes in physical properties from low to high temperatures).
A polyurethane molded product is obtained. In the conventional RIM method, a large amount of catalyst is required to increase the curing property, and the physical properties of the molded product are greatly deteriorated due to the use of a large amount of catalyst, whereas the RIM method of the present invention has high curing property and requires a large amount of catalyst. Since the catalyst does not cause any deterioration in the physical properties of the molded product due to the catalyst. Furthermore, in addition to the RIM method, the method of the present invention can also be applied to
It exhibits excellent effects in various polyurethane manufacturing methods (foams, elastomers, sealants, coating agents, etc.), especially in polyurethane manufacturing methods that conventionally required relatively large amounts of catalysts and polyurethane manufacturing methods that use crosslinking agents. The polyurethane obtained by the present invention is useful for various uses, but it is particularly useful for molded products with a density of 0.7.
Suitable for high-density molded products with g/cm 3 or more. The present invention will be explained below with reference to Examples, but the present invention is not limited thereto. (The parts shown in the Examples represent parts by weight.) The polyols used in the following Examples and Comparative Examples were manufactured as in the following Production Examples 1 to 4 and Comparative Production Examples 1 and 2. Production example 1 Kolbene was mixed with a polyether polyol with a hydroxyl value of 42 (3466 parts of propylene oxide in 134 parts of trimethylolpropane, then ethylene oxide).
After adding 30 parts of polytetramethylene ether glycol (obtained by adding 400 parts of acrylonitrile) and 70 parts of polytetramethylene ether glycol with a hydroxyl value of 37 to 120 to 140°C with stirring, add azobisisobutyronitrile to 15 parts of acrylonitrile. A portion of the solution was added dropwise in small portions over 3 hours. After dropping, the mixture was aged at the same temperature for 1 hour to obtain the polymer polyol () of the present invention. Production example 2 Polyether polyol with a hydroxyl value of 28 (obtained by adding 4828 parts of propylene oxide and 1080 parts of ethylene oxide to 92 parts of glycerin) 80
20 parts of acrylonitrile and 20 parts of polytetramethylene ether glycol having a hydroxyl value of 56 were reacted in the same manner as in Production Example 1 using 20 parts of acrylonitrile and 1 part of azobisisobutyronitrile. A polymer polyol () according to the invention was obtained. Production Example 3 Acrylonitrile and styrene were added in advance in a weight ratio of 8:2 to a polyol composition prepared by mixing 50 parts of polyether polyol with a hydroxyl value of 28 obtained in Production Example 2 and 50 parts of polytetramethylene ether glycol with a hydroxyl value of 56. A reaction was carried out in the same manner as in Production Example 1 using 25 parts of the mixed monomers and 1 part of azobisisobutyronitrile to obtain the polymer polyol () of the present invention. Production example 4 Polyether polyol with a hydroxyl value of 22 (136 parts of pentaerythritol and propylene oxide)
70 parts of acrylonitrile and 1 part of azobisisobutyronitrile were added to a polyol composition prepared by mixing 70 parts of polytetramethylene ether glycol with a hydroxyl value of 112 and 70 parts of polytetramethylene ether glycol with a hydroxyl value of 112. The polymer polyol () of the present invention was obtained by reacting in the same manner as in Production Example 1. Comparative Production Example 1 A comparative polymer polyol was prepared by reacting 100 parts of polytetramethylene ether glycol with a hydroxyl value of 56 with 20 parts of acrylonitrile and 1 part of azobisisobutyronitrile in the same manner as in Production Example 1. I got (A). Comparative Production Example 2 In place of the polytetramethylene ether glycol in Comparative Production Example 1, the polyether polyol with a hydroxyl value of 28 used in Production Example 2 was used and reacted in the same manner to produce a comparative polymer polyol (B). I got it. The appearance and analytical values of polymer polyols ~ and A obtained in Production Examples 1 to 4 and Comparative Production Example 1 are as shown in Table 1.

〔成形処方〕[Molding prescription]

重合体ポリオール 100部 1.4−ブタンジオール 30部 黒トナー 4部 ダイフロン−11u 7部 DABCO33LV 0.5部 DTD 0.05部 ミリオネートMTL NCO Index 105 (注)黒トナー:カーボンブラツクをポリエー
テルポリオールに分散したもの。 ダイフロン−11u:ダイキン工業社製フロン−
11。 DABCO33LV:三共エアープロダクツ社製ア
ミン触媒。 DTD:三共有機合成社製ジブチルチンジラウ
レート。 ミリオネートMTL:日本ポリウレタン社製変
性MDI。 〔ウレタン成型品成形条件〕 重合体ポリオールと架橋剤および触媒等の助剤
を混合したポリオール成分とイソシアネート成分
を高圧発泡機の原料タンクにそれぞれ仕込み、A
液、B液を高圧発泡機で混合後厚み2.5mm幅300mm
長さ1000mmの温度調節が可能なる密閉モールドに
注入しウレタン成形品を作成した。 吐出量(Kg/分) 約40 吐出圧力(Kg/cm2) 約160 注入時間(秒) 約1.8 原料温度(℃) ポリオール成分/イソシアネート成分50/40 モールド温度(℃) 70±2 離型時間(秒) 30 実施例5および比較例2 重合体ポリオールまたはAを用いて、上記と
同じ成形条件で、次の処方により、ポリウレタン
成型品を製造した。 〔成形処方〕 重合体ポリオール 100部 エチレングリコール 20部 黒トナー 4部 フロン−11 7部 DTD 0.10部 ミリオネートMTL NCO Index105 上記実施例および比較例で得られたポリウレタ
ン成型品の物性測定結果を表−2に示す。物性測
定は次の通りである。なお、成型したポリウレタ
ンは離型後直ちに120℃で1時間アニーリングし
た後、室温で3日以上放置して測定した。 引張強度:JIS K−6402による。 伸び:同 上 曲げモジユラス:サンプルの大きさ25mm×70mm
×2.5mm(t),スパン40mm、ポンチ径5Rで
測定。 ヒートサグ:サンプルの大きさ25mm×150mm×
2.5mm(t)で100mmオーバーハングした状態
で120℃×1hr放置後室温で30分放冷後垂れた
距離を測定。 脆化温度:JIS K−6301による。 吸水性:サンプルの大きさ100mm×200mm×2.5
mm(t),条件40℃の水槽に10日間浸漬後の
重量変化率。
Polymer polyol 100 parts 1.4-butanediol 30 parts Black toner 4 parts Daiflon-11u 7 parts DABCO33LV 0.5 parts DTD 0.05 parts Millionate MTL NCO Index 105 (Note) Black toner: Carbon black dispersed in polyether polyol. Daiflon-11u: Freon manufactured by Daikin Industries, Ltd.
11. DABCO33LV: Amine catalyst manufactured by Sankyo Air Products. DTD: Dibutyltin dilaurate manufactured by Sankyoki Gosei Co., Ltd. Millionate MTL: Modified MDI manufactured by Nippon Polyurethane Co., Ltd. [Molding conditions for urethane molded product] A polyol component, which is a mixture of a polymer polyol, a crosslinking agent, and auxiliary agents such as a catalyst, and an isocyanate component are charged into the raw material tank of a high-pressure foaming machine, and A
After mixing liquid and B liquid with a high-pressure foaming machine, the thickness is 2.5mm and the width is 300mm.
A urethane molded product was created by injecting it into a temperature-controlled sealed mold with a length of 1000 mm. Discharge rate (Kg/min) Approx. 40 Discharge pressure (Kg/cm 2 ) Approx. 160 Injection time (sec) Approx. 1.8 Raw material temperature (℃) Polyol component/Isocyanate component 50/40 Mold temperature (℃) 70±2 Mold release time (Seconds) 30 Example 5 and Comparative Example 2 Polyurethane molded products were produced using the polymer polyol or A under the same molding conditions as above and according to the following formulation. [Molding recipe] Polymer polyol 100 parts Ethylene glycol 20 parts Black toner 4 parts Freon-11 7 parts DTD 0.10 parts Millionate MTL NCO Index 105 Table 2 shows the physical property measurement results of the polyurethane molded products obtained in the above examples and comparative examples. Shown below. The physical properties were measured as follows. The molded polyurethane was immediately annealed at 120° C. for 1 hour after being released from the mold, and then left at room temperature for 3 days or more before measurement. Tensile strength: According to JIS K-6402. Elongation: Same as above Bending modulus: Sample size 25mm x 70mm
Measured with ×2.5mm (t), span 40mm, punch diameter 5R. Heat sag: Sample size 25mm x 150mm x
2.5mm (t) with 100mm overhang, left at 120℃ for 1 hour, then cooled at room temperature for 30 minutes, then measured the sagging distance. Brittle temperature: According to JIS K-6301. Water absorption: Sample size 100mm x 200mm x 2.5
mm (t), weight change rate after immersion in a water tank at 40°C for 10 days.

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 有機ポリイソシアネートとポリオールとを必
要により発泡剤の存在下に反応させてポリウレタ
ンを製造する方法において、ポリオールの少なく
とも一部としてエチレン性不飽和単量体と(A)ポリ
オキシプロピレンおよび/またはポリオキシエチ
レンポリオールおよび(B)ポリテトラメチレンエー
テルグリコールからなるポリオール組成物とから
製造した重合体ポリオールを使用することを特徴
とするポリウレタンの製造法。 2 ポリオール組成物が(A)20〜95重量%および(B)
5〜80重量%からなるポリオール組成物である特
許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 (A)が末端オキシエチレン基含有ポリオキシプ
ロピレン・ポリオキシエチレンポリオールである
特許請求の範囲第1項または第2項記載の製造
法。 4 該ポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレ
ンポリオールの末端オキシエチレン基含量が8〜
30重量%である特許請求の範囲第3項記載の製造
法。 5 ポリオール組成物の水酸基価が10〜130であ
る特許請求の範囲第1〜4項のいずれか記載の製
造法。 6 有機ポリイソシアネートとポリオールとを必
要により発泡剤の存在下に反応させてポリウレタ
ンを製造する方法において、ポリオールの少くと
も一部としてエチレン性不飽和単量体と(A)ポリオ
キシプロピレンおよび/またはポリオキシエチレ
ンポリオールおよび(B)ポリテトラメチレンエーテ
ルグリコールからなるポリオール組成物とから製
造した重合体ポリオールを使用しリアクシヨンイ
ンジエクシヨンモールド法によりポリウレタン成
型品を製造することを特徴とする高密度ポリウレ
タンの製造法。
[Claims] 1. A method for producing polyurethane by reacting an organic polyisocyanate and a polyol, if necessary in the presence of a blowing agent, in which an ethylenically unsaturated monomer and (A) polyol are used as at least a part of the polyol. 1. A method for producing polyurethane, comprising using a polymer polyol produced from oxypropylene and/or polyoxyethylene polyol and (B) a polyol composition comprising polytetramethylene ether glycol. 2 The polyol composition contains (A) 20 to 95% by weight and (B)
The manufacturing method according to claim 1, which is a polyol composition comprising 5 to 80% by weight. 3. The manufacturing method according to claim 1 or 2, wherein (A) is a polyoxypropylene/polyoxyethylene polyol containing a terminal oxyethylene group. 4 The terminal oxyethylene group content of the polyoxypropylene/polyoxyethylene polyol is from 8 to
30% by weight of the manufacturing method according to claim 3. 5. The manufacturing method according to any one of claims 1 to 4, wherein the polyol composition has a hydroxyl value of 10 to 130. 6. A method for producing polyurethane by reacting an organic polyisocyanate and a polyol, if necessary in the presence of a blowing agent, in which an ethylenically unsaturated monomer and (A) polyoxypropylene and/or A high-density polyurethane characterized in that a polyurethane molded product is produced by a reaction-in-die extension molding method using a polymer polyol produced from a polyoxyethylene polyol and a polyol composition consisting of (B) polytetramethylene ether glycol. manufacturing method.
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