JPH0212498A

JPH0212498A - 自動販売機の商品収納棚装置

Info

Publication number: JPH0212498A
Application number: JP16345988A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Matsuda; 松田　哲雄
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-06-30
Filing date: 1988-06-30
Publication date: 1990-01-17
Anticipated expiration: 2009-06-29
Also published as: JPH0650551B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は自動販売機の商品収納棚装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、載置収納した商品を略水平方向に搬送して一端の
搬出端から順次搬出する商品搬送棚装置の上方位置に、
搬出端に対して反対側の他端部へ低く傾斜した傾斜棚を
設け、この傾斜棚上の商品を下端部から商品搬送棚の他
端部上へ落下補充して、搬出端から搬出するようにした
自動販売機の商品収納棚装置が知られており、例えば特
開昭６２−１４３１９７号公報に示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題かかる従来技術における商品搬送棚装置および傾斜棚は
、自動販売機本体内にて商品搬送棚装置の搬出端と他端
部とが左右方向に位置するように配設され、前面から直
接商品搬送棚装置上および傾斜棚上へそれぞれ商品を載
置収納できる利点があるが、本体内に前後に複数設置す
ることができないため、本体内の前後方向である奥行寸
法を有効に利用できず、商品収納数が少なく限定される
問題があった。すなわち、前後に複数設置した場合は、
前部の商品搬送棚装置上あるいは前部の傾斜棚上に商品
が収納載置されていると、その商品が障害となって後部
の商品搬送棚装置上あるいは後部の傾斜棚上への商品補
充ができない。したがって、かかる構成の場合は前後方
向での並設ができないため、本体内の奥行寸法が有効利
用できず、商品収納数の増大が計れない問題があった。

本発明は上記のようなことから、商品収納棚装置を前後
方向となるように設置して自動販売機本体内の奥行を有
効利用するとともに、商品補充および収納が容易かつ確
実にできる自動販売機の商品収納棚装置を提供するもの
である。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、載置収納した商品を略水平方向に搬送して搬
出端から順次搬出する商品搬送棚装置の上方位置に、搬
出端に対して反対側の他端部へ低く傾斜した傾斜棚を設
け、該傾斜棚上の商品を下端部から商品搬送棚装置の他
端部上へ落下補充するようにした自動販売機の商品収納
棚装置において、前記商品搬送棚装置を搬出端が後部に
位置するように設け、該商品搬送棚装置の前端部と傾斜
棚の下端部に対応して商品を投入するための開口をそれ
ぞれ設けるとともに、傾斜棚の下端部との間に傾斜棚上
の商品が落下可能な間隔を形成しかつ商品の開口からの
飛出しを阻止するように支持され、商品搬送棚装置への
商品投入時には投入方向へ可動自在なガイド部材を設け
たものである。

（＊）作用本発明は、商品搬送棚装置の前端部の開口から商品を該
商品搬送棚装置上へ投入すると、この投入商品はガイド
部材を投入方向である後方へ挿圧して可動し、商品搬送
棚装置上へ載置収納されるとともに、ガイド部材は可動
復帰して収納商品の開口からの飛出しを阻止する。また
、傾斜棚の下端の開口から該傾斜棚へ商品を収納するこ
とができるとともに、傾斜棚へ収納きれた商品は、ガイ
ド部材によって開口からの飛出しを阻止され、かつ商品
搬送棚装置上の商品が搬出端へ搬送きれる度に、ガイド
部材と傾斜棚の下端との間から商品搬送棚装置上へ落下
補充されるよう作用する。

（へ）実施例各図は本発明の一実施例を示すものであり、（１）は前
面に開閉可能な扉（２）を枢支した自動販売機本体であ
る。（３）は商品の販売指令が送達されると回動するコ
ンベア（４）を設けて成る商品搬送棚装置であり、前記
本体（１）内にて前後方向に略水平状態で設け、上下か
つ左右に複数並設され、コンベア（４）上に横倒し姿勢
で載置収納した円柱状の商品（Ａ＞を、後部の搬出端（
５）方向へ搬送するようになっている。また、商品搬送
棚装置（３）の搬出端（５）にはストッパ部材（６）が
回動可能に設けられ、該ストッパ部材（６）は販売待機
時に搬出端（５〉側の最先の商品を係止した状態に、ソ
レノイドを有するロック機構（７）によって回動を阻止
されている。そしてコンベア（４）が回動するとロック
機構（７）がストッパ部材（６）の回動阻止を解除し、
搬出端（５）からの最先商品の搬出を可能にするととも
に、商品が搬出されると図示しないバネによって復帰し
、ロック機構（７）により回動阻止状態に保持されて、
次の商品を係止するようになっている。

（８）は左右に並設された商品搬送棚装置（３）と本体
（１）内の後壁（ＩＡ）との間に上下方向に延在して設
けたエレベータ装置であり、商品受棚（９）を上下移動
可能に設け、各商品搬送棚装置（３）の搬出端（５）に
対応位置可能に構成している。そして該エレベータ装置
（８）は、商品搬送棚装置（３）の搬出端（５）から搬
出された商品を商品受棚（９〉内に受入れると該商品受
棚（９）を下動し、前記扉（２）の下部に開口して設け
た商品取出口（１０）に対応位置させて商品を商品取出
口り１０〉へ送出するようになっている。

（１１）は前記商品搬送棚装置（３）の上方位置に対応
して設けた傾斜棚であり、商品搬送棚装置（３）の搬出
端（５〉側に対応する後端部（ＩＩＡ）を高くし、前部
側である下端部（ＩＩＢ＞が低くなるように傾斜した状
態に設置して、商品（Ａ）を転勤可能に収納できるよう
にしている。また、傾斜棚（１１〉の両側部には、上方
へ折曲げ形成された側板（ＩＩＣ＞（ＩＩＤ）が設けら
れ、該側板（ＩＩＣ）（ＬＩＤ）の前端は前記下端部（
１１Ｂ）よりも前方へ延出させて設けている。そして下
端部（ＩＩＢ）との間に、傾斜棚（１１）上に収納され
た商品（Ａ）が転勤落下可能な間隔（Ｔ）を設けて、前
記側板（ＩＩＣ）（ＬＩＤ）の前端間にガイド部材（１
２）を架設している。このガイド部材（１２〉は、上部
の両端を側板（ＩＩＣ＞（１１Ｄ）に回動自在に軸支き
れ、下部の両端に突出した係止片（１２Ａ）（１２Ａ）
を、側板（ＩＩＣ）（ＩＩＤ＞に開口した長孔（１３）
へ挿通して前後可動自在に設け、傾斜棚（１１）の下端
部（ＩＩＢ＞から落下する商品（Ａ＞を、商品搬送棚装
置（３）の前端部（１４）上へ案内するとともに、係止
片（１２Ａ）を長孔（１３）によって形成される係止部
（１３Ａ）に係止されることにより、開口（１５）から
の商品（Ａ）の飛出しを阻止するようになっている。す
なわち、ガイド部材（１２）は自重によって係止片（１
２Ａ）を係止部（１３Ａ）に係止した状態では、ガイド
部材（１２）下端と商品搬送棚装置（３）の前端部（１
４）との間に形成きれる開口（１５）を、商品（Ａ）よ
りも小さく形成するようにして商品（Ａ）の開口（１５
）からの飛出しを防止し、また該開口（１５）から商品
搬送棚装置（３）上へ商品（Ａ）を投入する場合には、
該投入商品（Ａ）によって投入方向である後方へ押圧回
動されて商品（Ａ）の投入を可能にしている。したがっ
て、傾斜棚（１１）から商品搬送棚装置（３）の前端部
（１４）のコンベア（４）上へ落下補充される商品（Ａ
）も、その落下補充時にガイド部材（１２）によって案
内されるとともに開口（１５）からの飛出しを防止きれ
る。

一方、傾斜棚り１１）への商品（Ａ）の投入は、ガイド
部材（１２）上方に形成された開口（１６）から行なわ
れるが、先ず商品搬送棚装置（３）上へ開口（１５）か
ら所定の満配数量まで商品（Ａ）を投入した後に、開口
（１６）から投入する。したがって、最前の商品（Ａ＞
は第１図に示すように、商品搬送棚装置（３〉上に収納
載置された商品（Ａ）上に乗った状態に収納きれる。そ
してコンベア（４）の回動により搬出端〈５）の最先の
商品（Ａ＞が搬出され、コンベア（４〉上の商品（Ａ）
が順次搬出端（５）側へ搬送きれると、ガイド部材（１
２）と傾斜棚（１１）の下端部（ＩＩＢ）との間から商
品（Ａ）がコンベア（４）上へ落下補充されるようにな
っている。

（ト）発明の効果本発明は上記したように構成したものであるから、自動
販売機本体内の奥行方向に商品搬送棚装置を並設許せる
ことなく該奥行を有効利用できるとともに、左右方向に
多数並設することができ商品収納数の増大が計れる。ま
た、傾斜棚の下端部側が商品の投入を行なう開口側に位
置する構成であっても、傾斜棚からの商品を確実に商品
搬送棚装置上へ補充できるとともに、傾斜棚および商品
搬送棚装置の収納商品が開口から飛出すことがなく、か
つ商品投入も容易にできる等の効果を奏するものである
。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は要部の
一部破断側面図、第２図は傾斜棚部分の平面図、第３図
はガイド部材の斜視図、第４図は本発明装置を設置した
自動販売機の縦断側面図である。（３）・・・商品搬送棚装置、　（５）・・・搬出端、
　（１１）・・・傾斜棚、　（ＩＩＢ）・・・下端部、
　（１２）・・・ガイド部材、　（１２Ａ）・・・係止
片、　（１３Ａ＞・・・係止部、　（１４）・・・前端
部、　（１５）（１６）・・・開口、　（Ａ）・・・商
品、（Ｔ）・・・間隔。

Claims

【特許請求の範囲】

１、載置収納した商品を略水平方向に搬送して搬出端か
ら順次搬出する商品搬送棚装置の上方位置に、搬出端に
対して反対側の他端部へ低く傾斜した傾斜棚を設け、該
傾斜棚上の商品を下端部から商品搬送棚装置の他端部上
へ落下補充するようにした自動販売機の商品収納棚装置
において、前記商品搬送棚装置を搬出端が後部に位置す
るように設け、該商品搬送棚装置の前端部と傾斜棚の下
端部に対応して商品を投入するための開口をそれぞれ設
けるとともに、傾斜棚の下端部との間に傾斜棚上の商品
が落下可能な間隔を形成しかつ商品の開口からの飛出し
を阻止するように支持され、商品搬送棚装置への商品投
入時には投入方向へ可動自在なガイド部材を設けたこと
を特徴とする自動販売機の商品収納棚装置。