JPH01501135A - 改良されたハンドルを備えた巻包み式持運び器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたハンドルを備えた巻包み式持運び器光里■光互 本発明は、巻包み式品物持運び器に関し、さらに詳しく言えば、このような持運 び器に通常使用されている指用グリップより強度が大きい改良されたハンドル部 分を備えた巻包み式持運び器に関する。

光尻夏１景 びんやカンのごとき品物に使用される１つのタイプの持運び器は、包装機により 品物のまわりを巻き包むようにされる板紙材の素材から形成されている。一般に 、持運び器は、該持運び器の両端を解放した状態で頂部パネルと底部パネルに折 り曲げ可能に接続された２つの側部パネルを備えている。包装体は、頂部パネル に設けられている指穴に差し込まれた親指とその他の指により持ち上げるように されている。底部パネルの近傍で側部パネルに設けられた開口が、品物の踵部ま たは底部を適所に保持している。

包装された品物がびんである場合、頂部パネルに設けられた開口からびんの頚部 が突出し、びんを適所に保持するようになっている。

このような持運び器に付随する問題の−っは、親指とその他の指により包装体を 持ち上げたとき、指グリ、ブの箇所で応力が集中するため、指用グリップがちぎ れやすいことである。この問題を解消するため、持運び器は、−ｉに、カリバー （ｃａｌｉｐｅｒ）が２３より２５まで（０，０２３″−０，０２５″）の比較 的厚い板紙から作られている。この材料はちぎれに抗する適切な抵抗力を与えて いるが、指グリップに生じるちぎれ応力に対抗する必要カｆｌＬｄｊ６合゛モー ｙ　ト３Ａｔｚ板紙を使用すること力（できること力（認められている、このよ うな薄い板紙を使用することがより経済的な構成であることはもちろんのことで あって、他の手段によって指グリップに生しるちぎれ応力の問題を解消すること ができるならば、このような薄い板紙を使用することは望ましいことである。

そのほか、上述の設計がしばしば使用されることがあるが、多くの人々は、親指 はその他の指だけで上記のサイズと重量の包装体を持ち上げることを好んではい ない、このグリップを使用して包装体をある時間持ち運ぶと疲れてくるので、手 全体を使用する場合のようには快適ではない、このため、巻包み式持運び器を持 ち上げて持ち運ぶのに通したより強くてより具合のよいハンドルの設計を採用す ることは望ましいことである。

又里坐！ｈ 本発明は、上述の問題を解消することができる改良されたノーンドルの設計を提 供するものである。持運び器の頂部パネルは、帯状のハンドルを形成するため、 持運び器の長さに対して横方向に、すなわち、側部パネルを頂部パネルに接続し ている折曲げ部から横方向に延在した２つのスリットを備えている。いろいろな 形状の帯状のハンドルがこれまで使用に供されているが、本発明の構成は際立っ た改良を示している。スリットから持運び器の端部に向かって外向きに延在して いるタブは、ハンドルの下側のは　ぼ全体の幅にわたって延在するよう下に向か って折り曲げられ、ノーンドルの下側に接するようになっている。この構成によ れば、ハンドルは強化されるので、使用者はどちらかの手を使って持運び器を持 ち上げることができる。これに加えて、ノーンドルは、持上げ応力を包装体の側 部に分散させるユニークな強化折曲げ構造を備えている。

これらの設計上の特徴は、持運び器を形成する標準タイプの生産用素材を使用し て容易に実現することができ、新しいスリ７）と折り目線を提供するため素材形 成用ダイにわずかな変更を加えることを必要とするにすぎない。

本発明のその他の特徴と観点ならびに本発明の種々の特長は、　・下記の好適な 実施例の詳細な説明より明らかとなろう。

■里ｐ呈巣呈脱所 第１図は、使用者が持ち上げる前の状態における６本のびんを収容した本発明に 係る巻包み式持運び器を示した斜視図である。

第２図は、第１図に示されている持運び器を持ち上げた後の状態を示した斜視図 である。

第３図は、本発明に係る持運び器を形成するために使用される持運び器の素材の 平面図である。

又里東脱皿 第１図を参照すれば、巻包み式持運び器ｌＯは、折曲げ線１６により頂部パネル １４に折り曲げ可能に接続されているとともに、折曲げ線２０により底部パネル １８に折り曲げ可能に接続された側部パネル１２から構成されている。第３図に 示されているように、持運び器は、単一の素材１１から形成されていて、該素材 の中間区画１２と中央区画１４は、第１図に示されている持運び器の側部パネル １２と頂部パネル１４に対応している。素材の折り目線１６は、持運び器の折曲 げ部１６に対応し、素材の折り目線２０は、持運び器の折曲げ部２０に対応して いる。

底部パネル１８は、素材の端部区画２２と２４から形成されている０図示のよう に、端部区画２２は、切取り部２６と２８を備えているとともに、切取り部２８ の近傍にある折り目線または折曲げ線３１により蝶番状に接続されたタブ３０を 備えている。他方の端部区画２４は、タブ３２と３４と３６を備えており、さら に、切取り部３８を備えている。タブ３２は、折り目線または折曲げ線４０によ り端部区画２４に蝶番状に接続されている。

持運び器を形成するさい、第３図に示されているように、素材は、すべての折り 目線において下向きに折り曲げられ、端部区画２２は端部区画２４にオーバーラ ツプする。端部区画２２と２４は、タブ３０を切取り部３８に挿入し、タブ３２ を切取り部２６に挿入しまたタブ３４と３６を切取り部２Ｂに挿入することによ って機械的に相互にロックされる。これらの作業はすべて、使用されている特定 のタイプの素材を取り扱うよう設計された自動包装機により行われるが、本発明 の一部分を形成するものではない。

上述のロッキング機構を使用する結果、申し分のない底部パネルの構造が得られ 、いろいろな包装体の周辺の長さに合わせるために１つまたは複数のタブと切取 り部より成る機構により底部パネルを選択的に適所にロックすることができるが 、素材の端部区画から底部パネルを適切に形成する構成であればどのようなもの を使用してもさしつかえない、したがって、本発明は、特定の底部パネルの設計 に限定されるものではない。

さらに、第１図と第３図を参照すれば、素材１１の中間区画１２にある折り目ｖ Ａ２０の近傍に位置している切取り部４２は、びんの踵部または底部が突出する 持運び器１０の側部パネル１２に設けられた開口に対応している。このような一 般的な構成によれば、最終の包装体の寸法をわずかに変更させることができると ともに、びんの底部を適所に保持することができる。これに加えて、素材１１の 中央区画１４に位置している切取り部４４は、持運び器１０の頂部パネルに設け られた開口４４に対応しており、これを通してびんの頚部が延在する。折り目線 ４８の回りで上に向かって曲がるようにされたタブ４６は、頚部保持構造を構成 するよう頚部穴４４を取り囲んでいる。若干詳しく示されているが、上記のよう に説明された持運び器の構成は、この技術分野では基本的には−ＪＧに採用され ているものである。

素材１１の中央区画１４に位置しているとともに、持運び器１０の頂部パネル１ ４に位置しているタブ５０は、親指と中指により容易に把持することができるよ う所定の距離隔置されてしする。タブ５０は、はぼ全体を頂部パネルから分離す るか、または、使用者の親指またはその外の指により容易に破ることができ、板 紙上に隔置された非切断状態の狭い部分により頂部）＜ネルに取り付けることが できる。いずれの場合でも、第１図と第３図に示されているように、タブは、− ｉ的には間欠的に切り目がし）れられて０る折曲げ！５２により持運び器に接続 されている。この構成によれば、蝶番と同様に折曲げ線の回りでタブを下に向か って回動させることができる。

側部パネル１２の上部の折曲げｖＡ１６から短い距離のところで終わっているス リット５４は、タブ５０の各側部からもつとも近い折曲げ線１６に向かって横方 向に延在している。側部ノくネルに位置しているスリット５４の部分は短い湾曲 した長さ部分５６を備えているので、スリットの端部をおおよそ頂部ノで幻しの 方向に向けることができる。この構成によれば、持ち上げ作業により生じた応力 が側部パネルを引き裂く傾向を低減させることができる。

スリット５４と頂部パネル１４から分離されるようになってむ）るタブ５００部 分とは、頂部パネルの全幅を横切って側部ノ寸ネルの頂部に延在する連続したス リットを形成していることになる３図面を見れば判るように、このような連続し たスリットの間の頂部パネルの部分は、持運び器のハンドルとなり、手の４本の 指をすべてこのような連続したスリットの下に挿入するこトカテキルトともに、 親指を反対側の親指の穴または指の穴に挿入することができる。

折り目ｍ５８が、このようにして形成されたハンドル部分内で、酸ハンドル部分 に配置されているびん頚部保持部の対向するタブ４６の間に延在している。これ に加えて、折り目線６０が、第３図の左側に示されているタブ５０の折曲げ線５ ２の一方の端部から、ハンドル部分にあるもっとも近いびん頚部保持部４４のも っとも近くにある隣接したタブ４６の交点まで延在している。同様に折り目線６ ２が、上記折曲げ線の他方の端部から、上記折曲げ線の該端部からもっとも近く にある隣接したタブ４６の交点まで延在している。同様に、折り目線６４と６６ が、他方のタブ５０の折曲げ線５２の端部から同じびん頚部保持部それぞれのも っとも近くにある隣接したタブの交点まで延在している。折り目線の目的は、ハ ンドル部分を折り目ｍ５８の回りで上に向かって曲げるとともに、折り目線６０ と６２と６４と６６の回りで下に向かって曲げ、これによりハンドル部分を強化 し、ハンドル部分自身が持上げ応力の全部を負担することなく、持上げ応力を持 運び器の側部に拡散させることである。

第１図と第２図を参照すれば、使用者は、親指とその他の指でタブ５０を押し下 げて、折り目′ｆａ５２の回りでタブ５０を下向きに曲げる。それまでタブ５０ により覆われていて結果として生じた切取り部５０′は、タブ５０と同じ形状を 呈していて、十分に大きいので、親指とその他の指を容易に受けいれることがで きる。

タブがハンドル部分の下側に接した状態に曲げられるまで、タブは互いに向かい 合う方向に折り曲げられる。これによりこの領域に二重の厚い層が作られ、該層 はハンドル部分を強化するとともに、親指とその他の指のためのクッションを提 供している。第３図に示されているように、タブ５０の幅は、折り曲げ線５２間 の距離の半分に設定されているので、タブを下に折り曲げると、タブの端部が合 致し、ハンドルの中央部分の幅全体を横切って二重の厚さの領域が提供されるこ とになる。

このとき、スリ、ト５４と、当初は使用者の指により占められていた近傍の開口 ５０′とにより形成されたスリットの下にすべての指を挿入することができると ともに、親指とその他の指により包装体を持ち上げることができる。この時点で は、包装体は第２図に示された形状を呈しており、これにより折り目線５８と６ ０と６２ならびに折り目線５８と６４と６６により境界が設定されたハンドルの 部分が折り目線５８の回りで上に向かって折り曲げられる。同時に、包装体を持 ち上げることにより生じた引っ張りによって折り目線６０と６２と６４と６６が 持ち上げられるので、これらの折り目線に接続された表面は折り目線の回りで下 に向かって折り曲げられる。この結果、ハンドル部分は頂部パネルから持ち上げ られ、親指とその他の指を下部に延在させることができる帯状のハンドルが形成 されることになる。これにより、持運び器に誘起された大きな応力が側部パネル に伝達されるとともに、折り目！５８と６０と６２と６４と６６によりハンドル を強化し応力の伝達を行わせることができる。

ハンドルの構成要素の特定の寸法は必要に応じて変えることができるが、持運び 器の内側に収容される容器またはその他の製品の大きさと数は、使用される寸法 上の関係に関連していることはもちろんのことである０図面に示されているタイ プの６本のびんを収容した持運び器の場合、はぼ砂時計型の輪郭を有する帯状の ハンドルを採用することが望ましいことが明らかになっている。

言い換えれば、スリット５４の間の間隔は、タブの折り曲げ線５２の間の間隔よ り大きい、この構成によれば、タブを下向きに折り曲げて、ハンドルの幅全体を 横切って二重の厚さの層を形成したとき、タブ５０が合致するようタブ５０を寸 法ぎめすることが可能である。指を入れる穴の付近のハンドルの幅を小さくする ことができない場合、タブ５０を外側のびんの切取り部４４のごく近傍まで延在 させなければならないので、設計によっては、二重の厚さの層を提供することは 不可能となる。切取り部５０′と外側のびんの切取り部４４との間の距離が非常 に短い場合、この帯状のハンドルはちぎれが生じるおそれのある箇所となり、本 発明の目的に反することになる。

上述の説明より明らかなように、本発明のハンドル部分は、親指ともう一本の指 だけで包装体を把持して持ち上げるのではなく、手全体で包装体を把持して持ち 上げることができ、消費者の観点から大幅に改善されている。このハンドル部分 はまた、素材を形成するグイ上の切取りマークと折り目マークを再設計するだけ で、より薄くより経済的な板紙の使用が可能な改良された強度を有する持運び器 を生産することができる生産者の観点からも大幅に改善されている。従来の巻包 み式持ち運び器では一般に、例えば、カリバーが２３から２５ポイントまでの板 紙が使用されているが、本発明の持運び器では、カリバーが２０ポイントにすぎ ない板紙を使用することができる。

この明細書で使用されている“折り目線”の用語は、素材のシート材料の表面を 変形させ、この結果、シート材の一方の側にへこみが生し、他方の側でふくらみ が生じ、シート材を前記折り目線の回りで折り曲げることが可能であるものを指 していることは理解していただけよう、この折り目線は、部分的にスリット加工 された線であって、折曲げ部を弱め、したがって、本発明の目的を達成するうえ で受け入れることができないような線を指すものではない。

本発明の好適な実施例について本発明を説明したが、請求項に限定されている本 発明の精神と範囲を逸脱しないかぎり、前記実施例の特定の詳細部分に適宜変更 を加えてさしつかえないことは明らかである。

国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．巻包み式持運び器であって、 頂部パネルと、 底部パネルと、 頂部パネルと底部パネルと一体であって、折り曲げ可能に頂部パネルと底部パネ ルに接続された側部パネルと、頂部パネルが中央部分に２つのタブを備えていて 、該タブが、側部パネルを頂部パネルに接続している折曲げ部に対して横方向に 延在する折曲げ線に沿って頂部パネルに接続されていることと、 タブが所定の距離互いに隔置されていて、使用者の親指とその他の指によりタブ を押し下げ、折曲げ線の回りで頂部パネルの平面からタブを回動させることがで きることと、頂部パネルが、該頂部パネルの幅を横切って延在し、側部パネルで 終わっている２つのスリットを備えていて、スリット間の頂部パネルの部分が持 運び器のハンドル部分を構成していることと、 各スリットの中央部分が、タブの一方の外側の境界線を備えていることと、 各タブの外端と折曲げ線の間の距離が、タブの折曲げ線の間の距離のほぼ半分で あり、タブを折曲げ線の回りで下に向かって折り曲げ、ハンドル部分の下側に接 するよう上方に動かしたとき、ハンドル部分の中央の領域が二重の厚さの材料に より構成されることと より成る巻包み式持運び器。
2. ２．タブの折曲げ線の間の距離が、スリットの間の距離より短かく、 ハンドル部分が、スリット間の中間に折り目線を備えていて、側部パネルを頂部 パネルに接続している折曲げ部から横向きに延在しており、ハンドル部分で持運 び器を持ち上げたとき、スリットと該折り目線との間のハンドルの部分が、折り 目線の回りで上に向かって折り曲がる請求項の範囲第１項に記載の巻包み式持運 び器。
3. ３．ハンドル部分が、側部パネルのうちの一方を頂部パネルに接続している折曲 げ線の近傍においては第１のびん頸部の切取り部と、他方の側部パネルを頂部パ ネルに接続している折曲げ線の近傍においては第２のびん頸部の切取り部とを備 えており、ハンドル部分の折り目線がびん頸部の切取り部の間で延在している請 求の範囲第１項に記載の巻包み式持運び器る。
4. ４．ハンドル部分ガ４つの補足的な折り目線を備えており、このうちの２つの折 り目線が、タブのうちの一方と、第１と第２のびん頸部切取り部との間で延在し ていて、他方の２つの折り目線が、他方のタブと、第１と第２のびん頸切取り部 との間て延在しており、持運び器をハンドル部分で持ち上げたとき、４つの補足 的な折り目線のそれぞれの対向する側にあって、４つの補足的な折り目線のそれ ぞれに接続されたハンドルの部分が、該当した折り目線の回りで下に向かって折 れ曲がる請求の範囲第３項に記載の巻包み式持運び器。
5. ５．巻包み式品物持運び器に形成されるようにされた生産用素材であって、 ほぼ長方形の形状を呈しているシート材と、該シート材が、持運び器の頂部とな るよう意図された中央区画と、持運び器の底部を形成するようともに接続されう るようになされた端部区画と、折り目線により中央区画と端部区画に接続され、 持運び器の側部パネルとなるよう意図されている中間区画とを備えていることと 、 中央区画が、中央部に２つのタブを備えており、該タブが、中央区画と中間区画 を接続している折り目線に対して横方向に延在している折曲げ線に沿って中央区 画に接続されていることと、 生産用素材から形成された持運び器を持ち上げる人の親指とその他の指がタブを 押し下げ、折曲げ線の回りで持運び器の頂部パネルの平面からタブを回動させる ことができる距離で、タプが互いに隔置されていることと、 中央区画が、核中央区画の幅を横切って延在し、中間区画で終わっている２つの スリットを備えており、スリット間の中央区画の部分が持運び器のハンドル部分 を構成していることと、各スリットの中央部分が、タブのうちの一方の外側の境 界線を備えていることと、 ハンドル部分が、中間区画の一方を中央区画に接続している折り目線の近傍にあ る第１のびん頸部切取り部と、他方の中間区画を中央区画に接続している折り目 線の近傍にある第２のびん頸部切取り部と、びん頸部切取り部の間で延在してい るハンドル部分にある折り目線とを備えており、素材から形成された持運び器を ハンドル部分で持ち上げたとき、ハンドル部分内のスリットと折り目線の間にあ るハンドルの部分が、ハンドル部分の折り目線の回りで上に向かって折れ曲がる ようにされていることと より成る生産用素材。
6. ６．ハンドル部分が４つの補足的な折り目線を備えており、このうちの２つの補 足的な折り目線が、タブの一方と、第１と第２のびん頸部切取り部との間で延在 していて、他方の２つの補足的な折り目線が、他方のタブと、第１と第２のびん 頸部切取り部との間で延在しており、素材から形成された持運び器をハンドル部 分により持ち上げたとき、４つの補足的な折り目線のそれぞれに対向する側にあ って、４つの補足的な折り目線のそれぞれに接続されたハンドルの部分が、該当 した折り目線の回りで下に向かって折れ曲げるようにされている請求の範囲第５ 項に記載の生産用素材。
7. ７．巻包み式品物持運び器であって、 頂部パネルと、 底部パネルと、 頂部パネルと底部パネルと一体であって、頂部パネルと底部パネルに折り曲げ可 能に接続されている側部パネルと、頂部パネルが、該頂部パネルの幅を横切り側 部パネルで終わっている２つのスリットを備えていて、スリットの間にある頂部 パネルの部分が、持運び器のハンドル部分を構成していることと、 ハンドル部分が、スリットの間の中央部分にあって、側部パネルを頂部パネルに 接続している折曲げ部から横方向に延在している第１の折り目線を備えていて、 ハンドル部分により持運び器を持ち上げたとき、スリットと折り目線との間にあ るハンドルの部分が、折り目線の回りで上に向かって折れ曲がることと、 ハンドル部分が４つの補足的な折り目線を備えており、このうちの２つの折り白 線が、第１の折り目線の両端部のほぼ近傍から延在し、スリットのうち一方の中 央の領域で終わるよう互いに収斂しているとともに、他方の２つの折り目線が、 第１の折り目線の両端部のほぼ近傍から延在し、他方のスリットの中心の領域で 終わるよう互いに収斂しており、ハンドル部分により持運び器を持ち上げたとき 、４つの補足的な折り目線のそれぞれの対向する側にあって、前記４つの補足的 な折り目線のそれぞれに接続されたハンドルの部分が、該当した折り目線の回り で下に向かって折れ曲がることと より成る巻包み式品物持運び器。
8. ８．側部パネルにあるスリットの部分が、湾曲した部分を備えていて、該湾曲し た部分の少なくとも１箇所が、該当したスリットの端部より下に位置している請 求の範囲第７項に記載の巻包み式持運び器。
9. ９．ハンドル部分が、側部パネルの一方を頂部パネルに接続している折曲げ線の 近傍で第１のびん頸部切取り部を備えているとともに、他方の側部パネルを頂部 パネルに接続している折曲げ線の近傍で第２のびん頸部切取り部を備えており、 上記第１の折り目線が、びん頸部切取り部の間で延在している請求の範囲第７項 に記載の巻包み式持運び器。
10. １０．４つの補足的な折り目線のうちの２つが、第１のびん頸部切取り部から延 在しており、他の２つの補足的な折り目線が、第２のびん頸部切取り部から延在 している請求の範囲第９項に記載の巻包み式持運び器。