JPH0141789B2 - - Google Patents
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- JPH0141789B2 JPH0141789B2 JP62022379A JP2237987A JPH0141789B2 JP H0141789 B2 JPH0141789 B2 JP H0141789B2 JP 62022379 A JP62022379 A JP 62022379A JP 2237987 A JP2237987 A JP 2237987A JP H0141789 B2 JPH0141789 B2 JP H0141789B2
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- Japan
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- ceiling
- ceiling board
- grooves
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Links
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明は無機質繊維と無機質結合剤を主成分と
して形成された不燃吸音性の平板状の無機質天井
板に関し、特に曲面施工に適する彎曲変形容易な
平板状無機質天井板を得ることを目的とする。
して形成された不燃吸音性の平板状の無機質天井
板に関し、特に曲面施工に適する彎曲変形容易な
平板状無機質天井板を得ることを目的とする。
石綿、岩綿、ガラス繊維などの無機質繊維と石
膏、珪酸カルシユウム、セメントなどの無機質結
合剤を主成分とし、これに必要に応じ澱粉、フエ
ノール樹脂などの有機質結合剤その他の改質剤を
添加混合して平板状に成形した無機質天井板(以
下単に無機質天井板という)は不燃吸音性の平面
天井面形成のため広く用いられるが、該天井板は
伸度、引張強度並びに可撓性が低いため、これを
彎曲せしめて曲面天井面を形成することは甚だ困
難であり、このような曲面施工の場合は板巾の狭
い短冊状板としてこれを多数並列して曲面を形成
するか予め製造した所定曲面を有する特別の成形
板を用いるなどの手段が採用されている。
膏、珪酸カルシユウム、セメントなどの無機質結
合剤を主成分とし、これに必要に応じ澱粉、フエ
ノール樹脂などの有機質結合剤その他の改質剤を
添加混合して平板状に成形した無機質天井板(以
下単に無機質天井板という)は不燃吸音性の平面
天井面形成のため広く用いられるが、該天井板は
伸度、引張強度並びに可撓性が低いため、これを
彎曲せしめて曲面天井面を形成することは甚だ困
難であり、このような曲面施工の場合は板巾の狭
い短冊状板としてこれを多数並列して曲面を形成
するか予め製造した所定曲面を有する特別の成形
板を用いるなどの手段が採用されている。
従来の平板状無機質天井板は、強度、重量、取
扱い性などの上から通常6〜25mm厚で30×60cm程
度の矩形板が一般に用いられているが、その彎曲
可能な曲率半径は6mm厚の薄板の場合でも300〜
250cmであり、それ以下の曲率半径の屈曲を与え
ると天井板自体が亀裂破損する虞があり、また上
記の彎曲可能な限界内でも、彎曲による内部応力
が釘止め固定部分に集中して該部に亀裂を生ずる
ことがあり、平面施工の場合に比べて多数の釘止
めを必要とするなど、平板状無機質天井板の彎曲
施工には多くの問題点があり、緩曲面形成の場合
にのみ僅かに実施されているに過ぎない。
扱い性などの上から通常6〜25mm厚で30×60cm程
度の矩形板が一般に用いられているが、その彎曲
可能な曲率半径は6mm厚の薄板の場合でも300〜
250cmであり、それ以下の曲率半径の屈曲を与え
ると天井板自体が亀裂破損する虞があり、また上
記の彎曲可能な限界内でも、彎曲による内部応力
が釘止め固定部分に集中して該部に亀裂を生ずる
ことがあり、平面施工の場合に比べて多数の釘止
めを必要とするなど、平板状無機質天井板の彎曲
施工には多くの問題点があり、緩曲面形成の場合
にのみ僅かに実施されているに過ぎない。
一方、室内天井面の装飾性を向上するため、曲
率半径が30cm程度までの凹または凸の急曲面を形
成することが要望されるようになつたが、従来の
平板状無機質天井板を彎曲適用することは不可能
であり、止むを得ず前記のような短冊状板の並列
施工あるいは予め特定の曲面板を製造する手段に
よつてこれに対応せざるを得なかつた。
率半径が30cm程度までの凹または凸の急曲面を形
成することが要望されるようになつたが、従来の
平板状無機質天井板を彎曲適用することは不可能
であり、止むを得ず前記のような短冊状板の並列
施工あるいは予め特定の曲面板を製造する手段に
よつてこれに対応せざるを得なかつた。
しかし、このような手段は複雑な準備工程を要
したり、施工が面倒となるなどの問題点があり、
その改善が望まれていた。
したり、施工が面倒となるなどの問題点があり、
その改善が望まれていた。
ロ 発明の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記無機質天井板による曲面形成のさ
いの問題点を解決することができる充分な彎曲性
と取扱いに耐える強度を有する平板状無機質天井
板を得たものである。
いの問題点を解決することができる充分な彎曲性
と取扱いに耐える強度を有する平板状無機質天井
板を得たものである。
すなわち、本発明は平板状の無機質天井板の裏
面に適宜の間隔を置いて平行に複数の直線状の切
溝を凹設し、該切溝群によつて区画された天井板
部分を相互に連結するように粗目布、テープ状紙
布などの伸長可能な可撓性補強シートを前記天井
板裏面に貼着したことを特徴とする曲面施工用天
井板を要旨とする第一の発明と、平板状の無機質
天井板の表面に、適宜の間隔を置いて平行に複数
の直線状の楔状切口を有する切溝を凹設し、該切
溝群によつて区画された天井板部分を相互に連結
するように粗目布、テープ状紙布などの可撓性補
強シートを前記天井板裏面に貼着したことを特徴
とする凹曲面施工用天井板を要旨とする第二の発
明とよりなるこものである。
面に適宜の間隔を置いて平行に複数の直線状の切
溝を凹設し、該切溝群によつて区画された天井板
部分を相互に連結するように粗目布、テープ状紙
布などの伸長可能な可撓性補強シートを前記天井
板裏面に貼着したことを特徴とする曲面施工用天
井板を要旨とする第一の発明と、平板状の無機質
天井板の表面に、適宜の間隔を置いて平行に複数
の直線状の楔状切口を有する切溝を凹設し、該切
溝群によつて区画された天井板部分を相互に連結
するように粗目布、テープ状紙布などの可撓性補
強シートを前記天井板裏面に貼着したことを特徴
とする凹曲面施工用天井板を要旨とする第二の発
明とよりなるこものである。
前記の天井板の表面(天井面となる面)または
裏面(天井素地面に当接する面)に凹設される直
線状の切溝は、天井板の一面から他面に向つて他
面側に1〜2mmの連結部を残して切削形成される
ものであり、その切口巾が1〜2mmの間隙を有す
るような断面が長方形または楔状をなす深溝であ
る。そしてこの切溝は施工曲面の曲率半径に応じ
且つ仕上げ曲面に好ましい外観が得られるよう
に、適宜の間隔を置いて平行に複数凹設される。
裏面(天井素地面に当接する面)に凹設される直
線状の切溝は、天井板の一面から他面に向つて他
面側に1〜2mmの連結部を残して切削形成される
ものであり、その切口巾が1〜2mmの間隙を有す
るような断面が長方形または楔状をなす深溝であ
る。そしてこの切溝は施工曲面の曲率半径に応じ
且つ仕上げ曲面に好ましい外観が得られるよう
に、適宜の間隔を置いて平行に複数凹設される。
天井板の裏面に貼着される可撓性シートは、切
溝凹設による天井板の強度低下を補つて、その取
扱い時の破損を防止し、彎曲変形を安定容易にす
るものであつて、粗目布、皺付けクラフト紙など
の伸縮可能な薄シート材料が好ましく、この可撓
性補強シートは複数の平行切溝によつて区画され
た天井板部分が相互に連結されるように天井板の
裏面の全面または前記切溝方向に直交して部分的
に貼着されるものであり、特に第1の発明の場合
には、凹曲天井面を形成する場合において、天井
板裏面に凹設した切溝の拡開に支障のないように
可撓性補強シートは伸長可能なものであることが
必要である。
溝凹設による天井板の強度低下を補つて、その取
扱い時の破損を防止し、彎曲変形を安定容易にす
るものであつて、粗目布、皺付けクラフト紙など
の伸縮可能な薄シート材料が好ましく、この可撓
性補強シートは複数の平行切溝によつて区画され
た天井板部分が相互に連結されるように天井板の
裏面の全面または前記切溝方向に直交して部分的
に貼着されるものであり、特に第1の発明の場合
には、凹曲天井面を形成する場合において、天井
板裏面に凹設した切溝の拡開に支障のないように
可撓性補強シートは伸長可能なものであることが
必要である。
本発明の曲面施工用天井板は前記の構造によ
り、複数平行する直線状切溝位置のそれぞれの僅
かな連結部において、同一方向に小角度の曲折を
与えて、天井板全面を一方に凹曲または凸曲せし
めて、所望の曲面天井形成に適応することがで
き、裏面に貼着した可撓性補強シートはその彎曲
成形を阻害することなく、彎曲変形操作を安定容
易にする作用を有する。
り、複数平行する直線状切溝位置のそれぞれの僅
かな連結部において、同一方向に小角度の曲折を
与えて、天井板全面を一方に凹曲または凸曲せし
めて、所望の曲面天井形成に適応することがで
き、裏面に貼着した可撓性補強シートはその彎曲
成形を阻害することなく、彎曲変形操作を安定容
易にする作用を有する。
本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図、第2図は第一の発明の実施例における
無機質天井板の裏面側における切溝並びに可撓性
補強シートを設けた裏面平面図並びに該図のAA
線矢視断面図である。
無機質天井板の裏面側における切溝並びに可撓性
補強シートを設けた裏面平面図並びに該図のAA
線矢視断面図である。
無機質天井板1は巾30cm長さ60cmの矩形板で、
その表面に長手方向に凹条5、凸条6が交互に複
数平行したストライプ模様が形成されている。そ
して、凹条5に対応する板厚11mmの部分の裏面2
側から板長手方向に巾1.5mm、深さ10mmの長方形
をなす直線状の切溝3が板巾を5等分するように
4本平行に凹設されている。
その表面に長手方向に凹条5、凸条6が交互に複
数平行したストライプ模様が形成されている。そ
して、凹条5に対応する板厚11mmの部分の裏面2
側から板長手方向に巾1.5mm、深さ10mmの長方形
をなす直線状の切溝3が板巾を5等分するように
4本平行に凹設されている。
該切溝3を凹設した裏面2には、切溝方向と直
交して紙テープよりなる補強シート4が間隔を置
いて2枚貼着されている。該補強シート4の紙テ
ープは微細な皺を有する紙力の大きいクラフト紙
が望ましいが、伸長可能なその他の可撓性フイル
ムテープや寒冷紗などの粗目布に代えることもで
き、またこれらは天井板の裏面の全面に貼着して
もよい。
交して紙テープよりなる補強シート4が間隔を置
いて2枚貼着されている。該補強シート4の紙テ
ープは微細な皺を有する紙力の大きいクラフト紙
が望ましいが、伸長可能なその他の可撓性フイル
ムテープや寒冷紗などの粗目布に代えることもで
き、またこれらは天井板の裏面の全面に貼着して
もよい。
この天井板による凹曲および凸曲する曲面天井
施工状態をその要部断面を示す第3図、第4図に
よつて説明する。
施工状態をその要部断面を示す第3図、第4図に
よつて説明する。
石膏ボード、ベニヤ板などを釘12によつて天
井架構10に固定して形成された天井素地11
は、曲率半径Rの曲線に沿つて直線(母線)を平
行移動した軌跡に応じた凹または凸の曲面をなし
ている。
井架構10に固定して形成された天井素地11
は、曲率半径Rの曲線に沿つて直線(母線)を平
行移動した軌跡に応じた凹または凸の曲面をなし
ている。
天井板1はその切溝3方向を天井素地11曲面
の母線方向(図の紙面に直角方向)と一致せしめ
て、その裏面2を天井素地11に当接押圧し素地
曲面に沿つて彎曲せしめて釘17によつて固着す
る。
の母線方向(図の紙面に直角方向)と一致せしめ
て、その裏面2を天井素地11に当接押圧し素地
曲面に沿つて彎曲せしめて釘17によつて固着す
る。
天井板1の切溝3は第3図の凹曲の場合はその
切口が拡開し、第4図の凸曲の場合はその切口が
狭閉されるように、連結部7において曲折され
る。
切口が拡開し、第4図の凸曲の場合はその切口が
狭閉されるように、連結部7において曲折され
る。
上記の連結部7の曲折角度は、曲面の曲率半径
が小になるに従い増加するが、該角度が15°以上
になると変形押圧力を大きくしなければならない
上、連結部7における亀裂を生ずる場合があるの
で、通常10°以下の曲折角度になる曲面形成に適
用するのが好ましく、本実施例の天井板1の場合
は曲率半径40cm以上の曲面施工が適当である。
が小になるに従い増加するが、該角度が15°以上
になると変形押圧力を大きくしなければならない
上、連結部7における亀裂を生ずる場合があるの
で、通常10°以下の曲折角度になる曲面形成に適
用するのが好ましく、本実施例の天井板1の場合
は曲率半径40cm以上の曲面施工が適当である。
なお、天井板1に設ける切溝3の数を増すこと
によつてより小さい曲率半径の曲面成形も可能で
あるが、切溝3の間隔が3cm以下になると、天井
板自体の強度が著しく低下し、補強シート貼着に
よつても取扱いに耐える強度維持が困難になるの
で施工できる曲面の曲率半径は30cm以上である。
によつてより小さい曲率半径の曲面成形も可能で
あるが、切溝3の間隔が3cm以下になると、天井
板自体の強度が著しく低下し、補強シート貼着に
よつても取扱いに耐える強度維持が困難になるの
で施工できる曲面の曲率半径は30cm以上である。
上記の曲面施工された天井板1の上下に目地1
5,16を設けて他の天井板1′,1″を連設し、
またその長手方向にも他の天井板を連設するよう
に前記と同様の施工を行つて天井面を完成する。
5,16を設けて他の天井板1′,1″を連設し、
またその長手方向にも他の天井板を連設するよう
に前記と同様の施工を行つて天井面を完成する。
第5図、第6図は第二の発明の実施例を示すも
ので、無機質天井板1の表面に直線状の切溝を凹
設し、裏面に可撓性補強シートを貼着した他の実
施例における裏面平面図並びに該図のBB線矢視
断面図である。
ので、無機質天井板1の表面に直線状の切溝を凹
設し、裏面に可撓性補強シートを貼着した他の実
施例における裏面平面図並びに該図のBB線矢視
断面図である。
無機質天井板1は表面に長手方向に凹条5′、
凸条6′が交互に平行したストライプ模様を有し、
該ストライプ模様と直交して表面から直線をなす
楔状切口の切溝3′が裏面に1〜2mmの連結部
7′を残す程度に深く凹設され、裏面長手方向に
2枚の補強シート4,4が貼着されている。
凸条6′が交互に平行したストライプ模様を有し、
該ストライプ模様と直交して表面から直線をなす
楔状切口の切溝3′が裏面に1〜2mmの連結部
7′を残す程度に深く凹設され、裏面長手方向に
2枚の補強シート4,4が貼着されている。
該切溝3′の楔状切開角度は前実施例で説明し
た理由により10°以下とすることが望ましく、そ
の切溝間隔も天井板1を所定の曲率半径の凹曲と
したさいに、切溝3′の対向壁面が密着し切口が
封止される条件によつて決定する。
た理由により10°以下とすることが望ましく、そ
の切溝間隔も天井板1を所定の曲率半径の凹曲と
したさいに、切溝3′の対向壁面が密着し切口が
封止される条件によつて決定する。
本実施例では、切溝3′の楔状切開各度を6°と
し、天井板1の長手方向を10分割して、切溝間隔
を6cmとした。
し、天井板1の長手方向を10分割して、切溝間隔
を6cmとした。
この天井板1を第7図の施工部分の要部断面図
に示すように曲率半径Rが60cmの凹曲天井素地1
1に前記と同様にして圧着凹曲して固定したとこ
ろ、表面側の切溝3′は完全に密着閉止して殆ん
ど外観が損われない良好なストライプ模様凹曲天
井面が得られた。
に示すように曲率半径Rが60cmの凹曲天井素地1
1に前記と同様にして圧着凹曲して固定したとこ
ろ、表面側の切溝3′は完全に密着閉止して殆ん
ど外観が損われない良好なストライプ模様凹曲天
井面が得られた。
ハ 発明の効果
以上説明したように、本発明によれば、平板状
無機質天井板に、取扱いに耐える強度を維持しつ
つ、良好な彎曲変形性を与えることができるの
で、従来の多数の短冊状板を用い、あるいは特別
な彎曲成形天井板を用いる曲面天井施工の複雑な
準備工程、施工の多工程を要せずに、能率的な施
工によつて良好な曲面仕上げの不燃吸音性天井面
を得ることができる。
無機質天井板に、取扱いに耐える強度を維持しつ
つ、良好な彎曲変形性を与えることができるの
で、従来の多数の短冊状板を用い、あるいは特別
な彎曲成形天井板を用いる曲面天井施工の複雑な
準備工程、施工の多工程を要せずに、能率的な施
工によつて良好な曲面仕上げの不燃吸音性天井面
を得ることができる。
図面は本発明の曲面施工用天井板の実施例を示
すもので、第1図は第一の発明の実施例の裏面平
面図、第2図は第1図AA線矢視断面図、第3図
及び第4図はその天井板を用いた凹曲天井施工状
態及び凸曲天井施工状態を示すそれぞれの要部断
面図、第5図は第二の発明の実施例を示す裏面平
面図、第6図は第5図BB線矢視断面図、第7図
はその天井板を用いた凹曲天井施工状態を示す要
部断面図である。 1,1′,1″……無機質天井板、2,2′……
裏面、3,3′……切溝、4……補強シート、5,
5′……凹条、6,6′……凸条、7,7′……連
結部。
すもので、第1図は第一の発明の実施例の裏面平
面図、第2図は第1図AA線矢視断面図、第3図
及び第4図はその天井板を用いた凹曲天井施工状
態及び凸曲天井施工状態を示すそれぞれの要部断
面図、第5図は第二の発明の実施例を示す裏面平
面図、第6図は第5図BB線矢視断面図、第7図
はその天井板を用いた凹曲天井施工状態を示す要
部断面図である。 1,1′,1″……無機質天井板、2,2′……
裏面、3,3′……切溝、4……補強シート、5,
5′……凹条、6,6′……凸条、7,7′……連
結部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 平板状の無機質天井板の裏面に、適宜の間隔
を置いて平行に複数の直線状の切溝を凹設し、該
切溝群によつて区画された天井板部分を相互に連
結するように粗目布、テープ状紙布などの伸長可
能な可撓性補強シートを前記天井板裏面に貼着し
たことを特徴とする曲面施工用天井板。 2 平板状の無機質天井板の表面に、適宜の間隔
を置いて平行に複数の直線状の楔状切口を有する
切溝を凹設し、該切溝群によつて区画された天井
板部分を相互に連結するように粗目布、テープ状
紙布などの可撓性補強シートを前記天井板裏面に
貼着したことを特徴とする凹曲面施工用天井板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62022379A JPS62248737A (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 曲面施工用天井板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62022379A JPS62248737A (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 曲面施工用天井板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62248737A JPS62248737A (ja) | 1987-10-29 |
JPH0141789B2 true JPH0141789B2 (ja) | 1989-09-07 |
Family
ID=12081014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62022379A Granted JPS62248737A (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 曲面施工用天井板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62248737A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01177333U (ja) * | 1988-06-02 | 1989-12-19 | ||
JPH07555Y2 (ja) * | 1988-06-02 | 1995-01-11 | 東海ゴム工業株式会社 | 壁面内装材 |
JPH03120727U (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-11 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5295787A (en) * | 1976-02-05 | 1977-08-11 | Toma Kohan Kk | Bended plates and their production |
JPS5738512U (ja) * | 1980-08-13 | 1982-03-01 | ||
JPS595426A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738512Y2 (ja) * | 1979-12-10 | 1982-08-25 |
-
1987
- 1987-02-04 JP JP62022379A patent/JPS62248737A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5295787A (en) * | 1976-02-05 | 1977-08-11 | Toma Kohan Kk | Bended plates and their production |
JPS5738512U (ja) * | 1980-08-13 | 1982-03-01 | ||
JPS595426A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62248737A (ja) | 1987-10-29 |
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