JPH0140803Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140803Y2 JPH0140803Y2 JP1984025888U JP2588884U JPH0140803Y2 JP H0140803 Y2 JPH0140803 Y2 JP H0140803Y2 JP 1984025888 U JP1984025888 U JP 1984025888U JP 2588884 U JP2588884 U JP 2588884U JP H0140803 Y2 JPH0140803 Y2 JP H0140803Y2
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- JP
- Japan
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- film
- edge
- roller conveyor
- suction opening
- package
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Package Closures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フイルムを使つて被包装物を筒状に
被包し、該被包装物と被包装物間を切断分離した
ときに形成される中間包装体の前後フイルム耳部
を包装体の下側に順次折り曲げ圧着せしむる過程
において、該中間包装体の後端フイルム耳部を先
に折り曲げ、次いで前端フイルム耳部を折り曲げ
移送するに際し、中間包装体の下側にすでに折り
曲げた後端フイルム耳部が前端フイルム耳部折り
曲げのための第2吸引開口部とローラーコンベア
間に空気吹付けノズルを設け、該ノズルからの空
気吹付けのタイミングを中間包装体の移動に同期
せしめて、加圧空気を中間包装体の後端フイルム
耳部に吹き付けることにより該折り曲げられた後
端フイルム耳部の離れを防止する如くした中間包
装体の後端フイルム耳部の離れ防止装置に関す
る。
被包し、該被包装物と被包装物間を切断分離した
ときに形成される中間包装体の前後フイルム耳部
を包装体の下側に順次折り曲げ圧着せしむる過程
において、該中間包装体の後端フイルム耳部を先
に折り曲げ、次いで前端フイルム耳部を折り曲げ
移送するに際し、中間包装体の下側にすでに折り
曲げた後端フイルム耳部が前端フイルム耳部折り
曲げのための第2吸引開口部とローラーコンベア
間に空気吹付けノズルを設け、該ノズルからの空
気吹付けのタイミングを中間包装体の移動に同期
せしめて、加圧空気を中間包装体の後端フイルム
耳部に吹き付けることにより該折り曲げられた後
端フイルム耳部の離れを防止する如くした中間包
装体の後端フイルム耳部の離れ防止装置に関す
る。
従来、フイルムをもつて被包装物を包み込むと
同時に該フイルムのもつ強い自己粘着性を利用し
てフイルム両端縁部をシールし、筒状となし適宜
長さを残してフイルムを切断して前後フイルム耳
部を形成し、しかるのち該前後フイルム耳部を吸
引装置上を通過させるようにし、該吸引力によつ
て下方に引き下げ、さらに前進する間に中間包装
体の下側に折り曲げ圧着して包装する自動包装機
械が利用されていた。
同時に該フイルムのもつ強い自己粘着性を利用し
てフイルム両端縁部をシールし、筒状となし適宜
長さを残してフイルムを切断して前後フイルム耳
部を形成し、しかるのち該前後フイルム耳部を吸
引装置上を通過させるようにし、該吸引力によつ
て下方に引き下げ、さらに前進する間に中間包装
体の下側に折り曲げ圧着して包装する自動包装機
械が利用されていた。
ところが、自己粘着性の強いフイルム(例えば
塩ビ系フイルム)は食品衛生上の理由から使用を
止め、自己粘着性の弱いフイルム(例えばポリエ
チレン系フイルム)を使用する傾向にある。
塩ビ系フイルム)は食品衛生上の理由から使用を
止め、自己粘着性の弱いフイルム(例えばポリエ
チレン系フイルム)を使用する傾向にある。
自己粘着性の弱いフイルムを用いて被包装物を
自動的に包装すべく前記せる従来の自動包装機械
にかけると、先に折り曲げ圧着された中間包装体
の後端フイルム耳部が前端フイルム耳部折り曲げ
のための吸引装置上を通過するさい、該吸引力
(サクシヨン力)によつて剥離されてしまい(粘
着力が弱いため)包装不良品となる好ましくない
結果をもたらしていた。
自動的に包装すべく前記せる従来の自動包装機械
にかけると、先に折り曲げ圧着された中間包装体
の後端フイルム耳部が前端フイルム耳部折り曲げ
のための吸引装置上を通過するさい、該吸引力
(サクシヨン力)によつて剥離されてしまい(粘
着力が弱いため)包装不良品となる好ましくない
結果をもたらしていた。
上記せる如き欠陥を解消するための手段が、
種々開発されており、その公知技術は、先に折り
曲げ圧着された後端フイルム耳部が前端フイルム
耳部の折り曲げのための吸引装置に達する時に中
間包装体の走行タイミングに合わせてその吸引を
停止させることが試みられた。
種々開発されており、その公知技術は、先に折り
曲げ圧着された後端フイルム耳部が前端フイルム
耳部の折り曲げのための吸引装置に達する時に中
間包装体の走行タイミングに合わせてその吸引を
停止させることが試みられた。
ところが、上記方式では包装体の送りスピード
が毎分30〜40ケ位の遅い場合は有効であるが、送
りスピードをアツプすると吸引の遮断、開放の動
作が確実に行えないため、中間包装体の後端フイ
ルム耳部を吸引してしまう欠点があつた。
が毎分30〜40ケ位の遅い場合は有効であるが、送
りスピードをアツプすると吸引の遮断、開放の動
作が確実に行えないため、中間包装体の後端フイ
ルム耳部を吸引してしまう欠点があつた。
そこで、本願と同一出願人による先願(実願昭
56−119738号)では、包装体の送りスピードに左
右されず、高速作業においても確実に後端フイル
ム耳部の剥離を防止し得、かつ、前端フイルム耳
部の折り曲げを強い吸引力の下で行い、包装体フ
イルムにシワのない美しい包装を得ることが出来
るように包装体の前端フイルム耳部の通過と同期
して作動するシヤツタープレートを第2吸引開口
部に摺動自在に設け、該第2吸引開口部を封鎖、
開放することによつて前端フイルム耳部の折り曲
げ時は強く吸引し、中間包装体の後端フイルム耳
部の通過する時には、先に折り曲げられた中間包
装体の後端フイルム耳部の剥離を防ぐことができ
るようにしたものである。
56−119738号)では、包装体の送りスピードに左
右されず、高速作業においても確実に後端フイル
ム耳部の剥離を防止し得、かつ、前端フイルム耳
部の折り曲げを強い吸引力の下で行い、包装体フ
イルムにシワのない美しい包装を得ることが出来
るように包装体の前端フイルム耳部の通過と同期
して作動するシヤツタープレートを第2吸引開口
部に摺動自在に設け、該第2吸引開口部を封鎖、
開放することによつて前端フイルム耳部の折り曲
げ時は強く吸引し、中間包装体の後端フイルム耳
部の通過する時には、先に折り曲げられた中間包
装体の後端フイルム耳部の剥離を防ぐことができ
るようにしたものである。
しかしながら単に前記第2吸引装置の開口部上
側をシヤツター装置によつて開閉する方式ではシ
ヤツターを閉塞した状態でも(実際には完全に密
封閉塞すると前端フイルム耳部が折り曲げ後に引
き出し得なくなるのでわずかにスキマを開けてお
かねばならない)吸引力が働き先に折り曲げられ
た状態の後端フイルム耳部が吸引されてしまい剥
がれてしまう欠陥を有する。
側をシヤツター装置によつて開閉する方式ではシ
ヤツターを閉塞した状態でも(実際には完全に密
封閉塞すると前端フイルム耳部が折り曲げ後に引
き出し得なくなるのでわずかにスキマを開けてお
かねばならない)吸引力が働き先に折り曲げられ
た状態の後端フイルム耳部が吸引されてしまい剥
がれてしまう欠陥を有する。
本考案の技術的課題は自己粘着性の弱いあるい
は無きに等しいようなフイルムでも、第2吸引開
口部上を中間包装体が通過するさいに、始めに折
り曲げた後端フイルム耳部の離れが防止され作業
能率を高めた包装機を提供することにある。
は無きに等しいようなフイルムでも、第2吸引開
口部上を中間包装体が通過するさいに、始めに折
り曲げた後端フイルム耳部の離れが防止され作業
能率を高めた包装機を提供することにある。
上記技術的課題を達成する本考案の構成すなわ
ち技術的手段は次の通りである。
ち技術的手段は次の通りである。
中間包装体の移動と同期して作動するシヤツタ
ープレートを第2吸引開口部の上部に開閉自在に
設けた自動包装機におけるフイルム耳部折り曲げ
装置において、該第2吸引開口部とローラーコン
ベアの間に空気吹付けノズルを設け、該空気吹付
けノズルからの空気吹付けのタイミングを該中間
包装体の移動に同期せしめて(後端耳部々分の通
過時)加圧空気を中間包装体の進行方向に該中間
包装体の下方から上方へ傾斜して吹付けるように
したことにある。
ープレートを第2吸引開口部の上部に開閉自在に
設けた自動包装機におけるフイルム耳部折り曲げ
装置において、該第2吸引開口部とローラーコン
ベアの間に空気吹付けノズルを設け、該空気吹付
けノズルからの空気吹付けのタイミングを該中間
包装体の移動に同期せしめて(後端耳部々分の通
過時)加圧空気を中間包装体の進行方向に該中間
包装体の下方から上方へ傾斜して吹付けるように
したことにある。
上記技術的手段により、先に折り曲げ圧着され
た中間包装体の後端フイルム耳部が第2吸引開口
部への接近に同期して吹付ける加圧空気による離
れ防止機構を発揮することができることにより、
第2吸引開口部を通過するに際して何等影響され
ることがないので、中間包装体の送りスピードを
低下することもなく、包装作業能率を一段と高め
ることができる格別の作用効果を奏する。
た中間包装体の後端フイルム耳部が第2吸引開口
部への接近に同期して吹付ける加圧空気による離
れ防止機構を発揮することができることにより、
第2吸引開口部を通過するに際して何等影響され
ることがないので、中間包装体の送りスピードを
低下することもなく、包装作業能率を一段と高め
ることができる格別の作用効果を奏する。
以下添付の図面に基づいて本考案の好適な一実
施例を説明する。
施例を説明する。
第1図は本考案装置を自動包装機に組込んだ状
態を示す参考図であり、1はフイルム原反にし
て、回転するロール2,2およびガイドロール
3,3より巻戻し、2段の傾斜ベルト4,4によ
つてフイルム両端縁部を固く挟持し、かつ、緊張
した状態で進行しつゝ降下する。
態を示す参考図であり、1はフイルム原反にし
て、回転するロール2,2およびガイドロール
3,3より巻戻し、2段の傾斜ベルト4,4によ
つてフイルム両端縁部を固く挟持し、かつ、緊張
した状態で進行しつゝ降下する。
5,5は一方機体の前段部に当接して設けた送
り装置の爪で、該爪5,5…により供給する包装
体11,11…は前記傾斜ベルト4,4により強
く張られたフイルムの内側に供給すると、包装体
11,11…と共に前進するフイルム両端縁を略
進行方向中央下方へ寄せ、該フイルム両端縁をシ
ールローラー6,6によつて重合シールする。
り装置の爪で、該爪5,5…により供給する包装
体11,11…は前記傾斜ベルト4,4により強
く張られたフイルムの内側に供給すると、包装体
11,11…と共に前進するフイルム両端縁を略
進行方向中央下方へ寄せ、該フイルム両端縁をシ
ールローラー6,6によつて重合シールする。
フイルムによつて筒状に被包された包装体1
1,11…の側端は一対のサイドコンベア10に
より両側より挟持した状態で搬送する。
1,11…の側端は一対のサイドコンベア10に
より両側より挟持した状態で搬送する。
12は前記サイドコンベア10,10の下方に
設けたローラーコンベアであつて、該ローラーコ
ンベア12は平行して走行するエンドレスチエー
ン13,13に多数のローラー14,14…を回
転自在に枢着せしめ、所定位置において空隔部1
5,15…を形成してなるものである。
設けたローラーコンベアであつて、該ローラーコ
ンベア12は平行して走行するエンドレスチエー
ン13,13に多数のローラー14,14…を回
転自在に枢着せしめ、所定位置において空隔部1
5,15…を形成してなるものである。
該ローラーコンベア12の走行スピードはサイ
ドコンベア10のスピードすなわち包装体11の
移動スピードよりも早く走行する。
ドコンベア10のスピードすなわち包装体11の
移動スピードよりも早く走行する。
16はフイルム切断装置であつて、図示せぬが
周知のフイルムにて被包装物を筒状に被包して進
んでくるフイルムを適宜長さを残して切断し、前
後端フイルム耳部17,18を形成するものであ
る。
周知のフイルムにて被包装物を筒状に被包して進
んでくるフイルムを適宜長さを残して切断し、前
後端フイルム耳部17,18を形成するものであ
る。
19は第1吸引開口部であつて、周知の吸引装
置に連結されており、前記フイルム切断装置16
によつて切断され、形成された後端フイルム耳部
18を下方に吸引するものであり、該後端フイル
ム耳部18を吸引保持されている時、前記せる該
包装体11よりも早く走行するローラー14によ
つて該包装体11の下面に折り曲げ押しつけられ
ながら該包装体11の下面に圧着されて中間包装
体が形成される。
置に連結されており、前記フイルム切断装置16
によつて切断され、形成された後端フイルム耳部
18を下方に吸引するものであり、該後端フイル
ム耳部18を吸引保持されている時、前記せる該
包装体11よりも早く走行するローラー14によ
つて該包装体11の下面に折り曲げ押しつけられ
ながら該包装体11の下面に圧着されて中間包装
体が形成される。
20は第2吸引開口部であつて、ローラーコン
ベア12の進行方向側の前方に近接して配置さ
れ、かつ該第2吸引開口部20上面にはエアーの
吸引を一時封塞するシヤツタープレート21が開
閉動自在に設けられている。
ベア12の進行方向側の前方に近接して配置さ
れ、かつ該第2吸引開口部20上面にはエアーの
吸引を一時封塞するシヤツタープレート21が開
閉動自在に設けられている。
該第2吸引開口部20は周知の吸引装置側のパ
イプ22とフイルム耳部巾よりも広く形成したエ
アー吸込み口24との間をエアー通路23が形成
されている。
イプ22とフイルム耳部巾よりも広く形成したエ
アー吸込み口24との間をエアー通路23が形成
されている。
25は空気吹付けノズルであつて、周知の送風
装置にパイプ37を介して連結され周知の電磁弁
(図示せず)等を介して包装機の駆動と同期し、
中間包装体の後端フイルム耳部の移動に合わせて
圧縮空気が噴射されるようになつている前記第2
吸引開口部20とローラーコンベア12間に配設
される。
装置にパイプ37を介して連結され周知の電磁弁
(図示せず)等を介して包装機の駆動と同期し、
中間包装体の後端フイルム耳部の移動に合わせて
圧縮空気が噴射されるようになつている前記第2
吸引開口部20とローラーコンベア12間に配設
される。
該空気吹付けノズル25の形状は包装機の所要
サイズに応じて決めるが、通常は中空状丸パイプ
でその幅は前記ローラー14あるいはサイドコン
ベア10,10間の幅に略一致せしむるのが好ま
しい。
サイズに応じて決めるが、通常は中空状丸パイプ
でその幅は前記ローラー14あるいはサイドコン
ベア10,10間の幅に略一致せしむるのが好ま
しい。
また、該空気吹付けノズル25の噴出孔33,
33…あるいは噴出スリツト34は第4図に示す
ように中間包装体11の進行方向に稍上向きに傾
斜して形成され、該噴出孔33,33…の数並び
にその口径あるいは噴出スリツト34の数並びに
その幅は前記中間包装体11の寸法あるいはスピ
ードに応じて適宜選択するのがよい。
33…あるいは噴出スリツト34は第4図に示す
ように中間包装体11の進行方向に稍上向きに傾
斜して形成され、該噴出孔33,33…の数並び
にその口径あるいは噴出スリツト34の数並びに
その幅は前記中間包装体11の寸法あるいはスピ
ードに応じて適宜選択するのがよい。
その理由は上記空気吹付けノズル25から噴出
される加圧空気が弱すぎては第2吸引開口部にお
ける残圧に打勝ことができず、走行中の中間包装
体の後端フイルム耳部の離れ防止に有効でないか
らである。
される加圧空気が弱すぎては第2吸引開口部にお
ける残圧に打勝ことができず、走行中の中間包装
体の後端フイルム耳部の離れ防止に有効でないか
らである。
また、上記吹付けノズル25は第6図に示す如
く、パイプ35,36を摺動自在に嵌合すること
により、中間包装体の大小に応じて加圧空気の噴
出量を調整することができる。
く、パイプ35,36を摺動自在に嵌合すること
により、中間包装体の大小に応じて加圧空気の噴
出量を調整することができる。
図中符号26は駆動用のローラーチエーンであ
つて、図示せぬが自動包装機の駆動機構と連結さ
れている。
つて、図示せぬが自動包装機の駆動機構と連結さ
れている。
27はスプロケツト、28は第1吸引開口部1
9のホース、29は駆動スプロケツト、30は機
枠、31はシユートコンベア、32はシヤツター
プレート21を前進、後退せしむる駆動レバーで
ある。
9のホース、29は駆動スプロケツト、30は機
枠、31はシユートコンベア、32はシヤツター
プレート21を前進、後退せしむる駆動レバーで
ある。
次に、前後端フイルム耳部の折り曲げ圧着と、
該後端フイルム耳部の剥離防止について説明す
る。
該後端フイルム耳部の剥離防止について説明す
る。
フイルムによつて筒状に被包された包装体1
1,11…が一対のサイドコンベア10によつて
挟持搬送されるとき、フイルム切断装置16によ
つて切断され、フイルム耳部が形成される。
1,11…が一対のサイドコンベア10によつて
挟持搬送されるとき、フイルム切断装置16によ
つて切断され、フイルム耳部が形成される。
該包装体11の後端フイルム耳部18がローラ
ーコンベア12の空隔部15を通つて第1吸引開
口部19の吸引により後端フイルム耳部18が垂
下吸引せしめられ下方に強く引張られる。
ーコンベア12の空隔部15を通つて第1吸引開
口部19の吸引により後端フイルム耳部18が垂
下吸引せしめられ下方に強く引張られる。
その状態で後端フイルム耳部18は包装体11
より早い速度で前進するローラー14により該包
装体11の下側に折り曲げられ、かつ該包装体1
1の下部に圧着されて、中間包装体が形成され
る。
より早い速度で前進するローラー14により該包
装体11の下側に折り曲げられ、かつ該包装体1
1の下部に圧着されて、中間包装体が形成され
る。
続いて一対のサイドコンベア10,10によつ
て中間包装体11が前進し、該中間包装体11の
前端フイルム耳部17が開放された第2吸引開口
部20に達すると吸引力により垂下吸引せしめら
れ、下方に引張られ、その状態でさらに前進する
ときに前端フイルム耳部は中間包装体11の下部
に折り曲げられる。
て中間包装体11が前進し、該中間包装体11の
前端フイルム耳部17が開放された第2吸引開口
部20に達すると吸引力により垂下吸引せしめら
れ、下方に引張られ、その状態でさらに前進する
ときに前端フイルム耳部は中間包装体11の下部
に折り曲げられる。
この時前記シヤツタープレート21は閉の方向
に移動する。
に移動する。
さらに中間包装体11が前進し、後端部が前記
第2吸引口上部に到達する以前に電磁弁(図示せ
ず)が開いて中間包装体11の下面に先に折り曲
げられた後端フイルム耳部18は、前記加圧空気
の吹上げによつて積極的に中間包装体下面に吹付
け圧着されたその状態で前記第2吸引開口部20
の上部を通過する。
第2吸引口上部に到達する以前に電磁弁(図示せ
ず)が開いて中間包装体11の下面に先に折り曲
げられた後端フイルム耳部18は、前記加圧空気
の吹上げによつて積極的に中間包装体下面に吹付
け圧着されたその状態で前記第2吸引開口部20
の上部を通過する。
従つて後端フイルム耳部18には何ら吸引作用
を受けることなく搬送され、シユートコンベア3
1へ送り出されるものである。
を受けることなく搬送され、シユートコンベア3
1へ送り出されるものである。
本考案は上記せる如く構成されているので、例
えばトレイに品物を収容した中間包装体を自己粘
着性の弱い若しくは無きに等しいようなフイルム
を用いて包装する場合においても先に折り曲げ圧
着された後端フイルム耳部は前端フイルム耳部を
折り曲げる第2吸引開口部を通過する寸前から空
気吹付けノズルから噴出される加圧空気により中
間包装体下面に圧着保護されることによつて第2
吸引開口部を通過するときに離れることなく搬送
され、商品価値の高い包装品を得ることができる
特徴を有する。
えばトレイに品物を収容した中間包装体を自己粘
着性の弱い若しくは無きに等しいようなフイルム
を用いて包装する場合においても先に折り曲げ圧
着された後端フイルム耳部は前端フイルム耳部を
折り曲げる第2吸引開口部を通過する寸前から空
気吹付けノズルから噴出される加圧空気により中
間包装体下面に圧着保護されることによつて第2
吸引開口部を通過するときに離れることなく搬送
され、商品価値の高い包装品を得ることができる
特徴を有する。
第2吸引開口部を開閉せしむるシヤツタープレ
ートの動きは実施態様の1つとしてレバーにて図
示説明されているが、本考案は該レバーに限定さ
れるものでなく、例えば油圧シリンダーとピスト
ンロツド等の如き機械的作動によるか、あるいは
電磁弁、電磁クラツチ等の如き電気的作動による
かは当業者が必要に応じ容易に選択できるもので
ある。
ートの動きは実施態様の1つとしてレバーにて図
示説明されているが、本考案は該レバーに限定さ
れるものでなく、例えば油圧シリンダーとピスト
ンロツド等の如き機械的作動によるか、あるいは
電磁弁、電磁クラツチ等の如き電気的作動による
かは当業者が必要に応じ容易に選択できるもので
ある。
しかもこれらは本考案の要旨でないので、図示
説明が省略されている。
説明が省略されている。
第1図は本考案装置を自動包装機に組込んだ状
態を示す全体正面図、第2図は本考案の後端フイ
ルム耳部の離れ防止装置の要部拡大図、第3図は
第2吸引開口部における先端フイルム耳部とシヤ
ツタープレートとの関連を示す拡大断面図、第4
図は第2吸引開口部に後端フイルム耳部の接近に
同期して作動する空気吹付けノズルの噴出状態を
示す拡大断面図、第5図は空気吹付けノズルと第
2吸引開口部との関連を示す拡大断面図、第6図
は空気吹付けノズルの他の実施例を示す断面図、
第7図は第6図A−A線断面図である。 10:サイドコンベア、11:中間包装体、1
2:ローラーコンベア、13:エンドレスチエー
ン、17:前端フイルム耳部、18:後端フイル
ム耳部、19:第1吸引開口部、20:第2吸引
開口部、21:シヤツタープレート。
態を示す全体正面図、第2図は本考案の後端フイ
ルム耳部の離れ防止装置の要部拡大図、第3図は
第2吸引開口部における先端フイルム耳部とシヤ
ツタープレートとの関連を示す拡大断面図、第4
図は第2吸引開口部に後端フイルム耳部の接近に
同期して作動する空気吹付けノズルの噴出状態を
示す拡大断面図、第5図は空気吹付けノズルと第
2吸引開口部との関連を示す拡大断面図、第6図
は空気吹付けノズルの他の実施例を示す断面図、
第7図は第6図A−A線断面図である。 10:サイドコンベア、11:中間包装体、1
2:ローラーコンベア、13:エンドレスチエー
ン、17:前端フイルム耳部、18:後端フイル
ム耳部、19:第1吸引開口部、20:第2吸引
開口部、21:シヤツタープレート。
Claims (1)
- 走行するエンドレスチエーンに多数のローラー
を自転自在に枢着してなるローラーコンベアに1
ケ所乃至数ケ所の空隔部を所定ピツチ毎に設け、
該ローラーコンベアより遅い速度で走行し、包装
体を挟持搬送する一対のサイドコンベアを該ロー
ラーコンベアの上部に配置し、さらに、該ローラ
ーコンベアの上部走行下面所要箇所に後端フイル
ム耳部を吸引せしむる第1吸引開口部、ローラー
コンベア進行方向側の前部に前端フイルム耳部を
吸引せしむる第2吸引開口部を設け、後端フイル
ム耳部のみが折り込まれた中間包装体の移動に同
期して作動するシヤツタープレートを該第2吸引
開口部の上部に開閉自在に設けたフイルム耳部折
り曲げ装置において、前端フイルム耳部を吸引せ
しむる第2吸引開口部とローラーコンベア間に空
気吹付けノズルを設け、該空気吹付けノズルから
の空気吹付けのタイミングを前記中間包装体の移
動に同期せしめ、加圧空気を該中間包装体の後端
フイルム耳部に吹付けるようにしたことを特徴と
する包装体の下側に折り曲げ圧着された中間包装
体の後端フイルム耳部の離れ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984025888U JPS60139703U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 包装体の下側に折り曲げ圧着された中間包装体の後端フイルム耳部の離れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984025888U JPS60139703U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 包装体の下側に折り曲げ圧着された中間包装体の後端フイルム耳部の離れ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139703U JPS60139703U (ja) | 1985-09-14 |
JPH0140803Y2 true JPH0140803Y2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=30521381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984025888U Granted JPS60139703U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 包装体の下側に折り曲げ圧着された中間包装体の後端フイルム耳部の離れ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60139703U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4104619B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2008-06-18 | 祐子 長谷川 | 袋の封鎖装置 |
JP6586372B2 (ja) * | 2016-02-16 | 2019-10-02 | 大森機械工業株式会社 | 包装装置及び包装方法 |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP1984025888U patent/JPS60139703U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60139703U (ja) | 1985-09-14 |
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