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JPH01313871A - 電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方法及び装置 - Google Patents

電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方法及び装置

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Publication number
JPH01313871A
JPH01313871A JP14355588A JP14355588A JPH01313871A JP H01313871 A JPH01313871 A JP H01313871A JP 14355588 A JP14355588 A JP 14355588A JP 14355588 A JP14355588 A JP 14355588A JP H01313871 A JPH01313871 A JP H01313871A
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Japan
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terminal
wire
electric wire
connector housing
gripping
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JP14355588A
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Shigeharu Kudo
重治 工藤
Sanae Suzuki
早苗 鈴木
Hideaki Morita
秀明 森田
Hiroo Suzuki
鈴木 浩雄
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Priority to PT90825A priority patent/PT90825B/pt
Priority to ES8902050A priority patent/ES2014657A6/es
Priority to MX016437A priority patent/MX170092B/es
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上■■几分互 本発明は、電線付端子をコネクタハウジング内に自動的
に挿入する方法及び装置に関する。
従来■伎土 従来、電線付端子をコネクタハウジング内に挿入する方
法としては、ハウジングの端子収容室に臨んでラッパ状
の端子挿入ガイドを位置せしめ、端子形状に合わせた端
子挟治具により該ガイドを通して端子を自動的に挿入す
る方法がある。
しかし、端子の種類は非常に多く、その形状も様々であ
るから、端子の形状と同じ種類のガイドや挟持具を準備
しなければならず、機械の寸法や構成が大きく複雑とな
り、動作ステップが多く、生産タクトが長くなるという
欠点があった。
特に、極数の多いハウジングでは、多種類の端子を挿入
する必要があるから、機械による自動化は困難であり、
人力に顛ることになるが、誤挿入による誤配線や挿入不
完全が生じやすく、コネクタ組立工程上の大きな問題と
なっていた。
■ (”しよ゛と る量 本発明者らは、かかる問題点を解決すべく検討を重ねた
結果、端子が相手側端子との電気接触部と電線圧着部と
により構成され、端子の形状や大きさが変わってもその
電線圧着部の寸法には大きな差がないことに着目して、
本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の課題は、端子挿入ガイドのような補
助治具を必要とせず、端子の種類によらず汎用的に適用
できる電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方法及
び装置を提供することにある。
量 を”るための 前記の課題を達成するため、本発明の方法は、移動板に
対して接離及び昇降自在に装着された取付ヘッドをコネ
クタハウジングに対向させ、該取付ヘッドに夫々昇降自
在に設けた一対の端子把持爪及び電線把持爪とにより電
線付端子の電線圧着部及び電線を夫々把持させた後、前
記一対の端子把持爪間に昇降自在に設けた端子押え板を
下降させて端子の姿勢を整えた後、前記取付ヘッドを前
記コネクタハウジングに接近させ、前記端子の電気接触
部がコネクタハウジングの端子収容室に挿入されたとき
に、前記端子把持爪を開いて上昇させることを特徴とす
る。
この方法の実施には、前記端子把持爪で電線圧着部を把
持するに際して、電線の導体圧着部分を把持するのが好
ましい。導体圧着部分の外径は端子の形状や大きさなど
、端子の種類により寸法差が少ないためである。
また、端子収容室への電線付端子の挿入を円滑に行うう
えで、一対の端子把持爪間に昇降自在の端子押え板を設
けて把持される端子の水平方向の姿勢を整えると共に、
端子と端子収容室の軸線を合わせる芯合わせ機構を採用
するのが好ましい。
以上の方法は、電線付端子を1個のコネクタハウジング
の複数の端子収容室に挿入する場合である。しかし、複
数のコネクタハウジングを並列に配置すると共に、これ
らのハウジングと平行に複数の電線付端子を所定間隔で
配列させである場合叫は、前記移動板を複数のコネクタ
ハウジングと平行に移動自在に設けておけばよい。
これにより、所望の電線付端子を所望のコネクタハウジ
ングに挿入させることができる。
上記の方法を実施するための装置は、取付ヘッドの下端
に夫々開閉自在の一対の端子把持爪及び電線把持爪を昇
降自在に設けると共に、前記一対の端子把持爪間に昇降
自在の端子押え板を設け、前記取付ヘッドを支持するヘ
ッドホルダを移動板に対して接離及び昇降自在に設け、
前記移動板を複数のコネクタハウジングを並列に配置す
るセット台に対して平行移動可能に設けたことを特徴と
し、前述したように、端子押え板や芯合わせ用のセンサ
を備えることにより、端子の挿入を一層円滑に行うこと
ができる。
作−朋 本発明は、電線付端子のコネクタハウジングの端子収容
室への挿入に際し、端子の電線圧着部好ましくはその導
体圧着部分を端子把持爪で把持させるので、端子の種類
が変わっても汎用的に実施できる。また、端子押え板お
よびセンサにより、端子の挿入姿勢や芯合わせがなされ
るので、端子の円滑な挿入ができる。従って、従来にお
ける端子の挿入ガイドが不要であり、−台の装置で多種
類の電線付端子をコネクタハウジングに挿入できる。
また、本発明によれば、複数のコネクタハウジングと複
数の電線付端子との間で、所望の端子を所望のコネクタ
ハウジング及び端子収容室に挿入することができるから
、後述するようにケース嵌め終了と同時にワイヤーハー
ネスの最終製品に近いものが得られる(第13.14図
参照)。そして、端子の挿入はすべて自動的に行われる
から、特に多極コネクタハウジングに異種の端子を挿入
する場合における誤挿入や挿入忘れを有効に防止できる
以下、本発明を実施例を示す添付の図面を参照して具体
的に説明する。
実施■ 第1図は本発明装置を含むコネクタハウジングへの電線
付端子の自動挿入装置全体の概略配設図を示す。
電線付端子の自動挿入工程は、定尺電線の作製工程、定
尺電線の皮剥ぎ工程、電線への端子圧着工程(2本以上
の電線の複合圧着を含む)及び電線付端子のケース嵌め
工程等から成る。
1および1′はこれらの各種工程に供される電線クラン
プ竿3の搬送台で、無端チェーン2を備えている。搬送
台1の図示左端部から、リールステーションAの長尺電
線Wから定尺電線W+を作る定尺電線の作製装置Bが、
又これに隣接して電線の矯正装置C1電線の皮剥ぎ装置
D、複数の端子圧着袋?&El  、Ex・・・・・・
およびケース嵌め装置Fが順次配置されている。Gはこ
れらの各種装置を予めプロミングした情報に基づいて作
動させる制御装置である。なお、装置C,D及びE、、
E。
・・・・・・は既知の装置を使用することができる。
各種工程に共通して使用される電線クランプ竿3は、所
定の長さに作製される定尺電線W+をU字状にして、そ
の両端部を挟持するものであり、第2図a、bに示すよ
うに、対向する一対の挟持子4a 、4aからなる電線
クランプ4の基部4bを樋状断面の支持竿5に多数組並
列に嵌着して成る。挟持子4aの先端部には電線の案内
傾斜面4C1その対向面の一方には凹溝4d、他方には
突条4eがそれぞれ形成され、電線の挿入を容易にし、
確実に挟持できる構造をもつ。
第1図における符号Hは、空き電線クランプ竿3のスト
ックステーションを示し、一対の無端チェーン6.6に
所定ピッチで設けられた竿受台7により電線クランプ竿
3が逐次定尺電線の作製装置Bに供給される。
この定尺電線の作製装置Bは、電線のUターン旋回ヘッ
ド8と引伸ヘッド9を主体とし、これに補助的な電線仮
保持板10および移送ヘッド11等を加えて構成される
電線のUターン旋回ヘッド8は、電線の先端部をU字状
に折り曲げるものであって、第3図aのようにピン12
を中心に180゛回転する開閉自在の一対の電線クラン
プ板13と、既知の構造の一対の電線切断片14を備え
ている。電線クランプ板13はピン12の回転スリーブ
15の前方に位置し、前記電線クランプ4に対する逃げ
用の切欠凹部13aをもつ。回転スリーブ15の取付基
板16は図示しない支柱のフレーム17に固定されたシ
リンダ18のピストンロッド18aの先端に螺着されて
いる。また、電線切断刃14は上記取付基板16の前方
に垂設した切断刃取付板19にピン20とその案内溝(
図示せず)により上下摺動自在に装着されると共に、そ
の上端部がシリンダ21のピストンロッド21aにリン
ク結合されている。従って、電線切断刃14は電線クラ
ンプ板13と独立して昇降及び開閉自在である。なお、
電線切断刃14はUターン旋回ヘッド8とは分離し、前
記定尺電線W+の下側に設けてもよい。
22は回転スリーブ15のステップ回転用のモータであ
る。
引伸ヘッド9は、電線を必要な長さだけ引き伸ばして定
尺電線を作製するものであって、第3図dのように、前
方が開いた上下一対のピンガイド板23と該板23の孔
(図示せず)を貫通して昇降する電線引掛ピン24を備
えている。電線引掛ピン24の取付基板25はヘッド9
に固定したシリンダ26のピストンロッド26aの下端
部に螺着されている。また、引伸ヘッド9は、第1図の
ように搬送台1と直交して配置されたガイドフレーム2
7に装架されると共に、該フレーム27に取り付けた測
長モータ28およびスプロケット29により回動する無
端チェーン30に固定され、搬送台1に対して接着自在
に構成されている。
電線仮保持板10は、U字状に折り曲げた電線を一定の
ピッチで保持しておくもので、リールステーションA側
の側縁に電線配列板31を有し、ストックステーション
H側の側縁に電線クランプ竿3の竿受台32を有する。
電線配列板31には一定のピッチでラッパ状をした複数
の電線送給ガイドリング33が装着され、該リング33
の前方に電線逆止ロール34および電線挿通管35が一
直線上に立設されると共に、該挿通管35と並んで一対
の電線係上板36が立設されている。
移送へラド11は、電線仮保持板10上で先端部がU字
状に折り曲げられた電線を電線クランプ竿3の電線クラ
ンプ4に移すもので、前記Uターン旋回ヘッド8と同様
に一対の開閉自在の電線クランプ板37を備えている。
移送へラド11はヘッドホルダ38のシリンダ39によ
り昇降自在に設けられると共に、電線仮保持板10上に
横断して架設したフレーム40のシリンダ41により往
復動自在に設けられる。すなわち、電線クランプ板37
は前記電線係止板36および電線クランプ4の間で往復
動および昇降自在である。
また、前記Uターン旋回ヘッド8と並んで一対の電線固
定板42aが電線固定ヘッド42に対して開閉および昇
降自在に設けられている。この電線固定板42は後述す
る電線の引伸工程においてU字状に折り曲げられた電線
の折曲端部を挟持するものである(第3図d、e)。
電線の皮剥ぎ装置りは電線端末の絶縁被覆を切断除去し
て端子の圧着に必要な長さの導体を露出させるものであ
り、電線の矯正装置Cと共に既知の装置を使用すること
ができ、説明を省略する。
端子圧着装置EI 、E2・・・・・・は、それぞれ異
種類の端子を圧着するもので、装置自体の構成は既知で
あるが、第5図a、bに示すように、各装置の基盤43
が昇降シリンダ44およびロッド45とその案内管45
aにより昇降可能に設けられている。第5図aは装置が
下降位置にあり、定尺電線WIの露出導体W部分が開い
たラム46とプレス台47の間に位置する状態を示し、
第5図すは装置が上昇位置にあり、導体Wがプレス台4
7に載った状態を示す。図中48は連鎖状の端子、49
は端子巻取リールを示す。また、端子圧着装置E、と前
記皮剥ぎ装置りとの間には、電線の複合圧着に使用する
複合ヘッド50が架設されている。
複合ヘッド50は昇降自在であって、前記電線クーラン
プ板13,37と同じ構造の開閉自在の電線クランプ板
51をもつ。
ケース嵌め装置Fは、複数のコネクタハウジングI、、
L’ 、1.・・・・・・のセット台52の背部に横設
した支持フレーム53に摺動自在に装架されている。
第6図aに示すように、ケース嵌め装置Fは、それぞれ
開閉自在に構成された一対の端子把持爪54、電線把持
爪55および電線クランプ板56を備えている。端子把
持爪54と電線把持爪55は第7図a、bに示すように
、それぞれ先端にL型の突起54a、55aを有する駒
形に形成されると共に、端子把持爪54,54間には昇
降自在の端子押え板57が設けられている。端子把持爪
54は端子48の電線圧着部48aを両側から挟み込む
58は上記爪54.55および電線クランプ板56の取
付ヘッドであって、そのヘッドホルダ59は上下2本の
平行な案内ロッド60およびスクリューロッド(図示せ
ず)によりホルダ支持板61に摺動自在に装架され、コ
ネクタハウジング■1、I2・・・・・・に対して接離
自在に設けられている。
そして、端子把持爪54および電線把持爪55は取付ヘ
ッド58内のシリンダ(図示せず)により昇降自在に設
けられている。63は上記端子押え板57の昇降用シリ
ンダである。また、ホルダ支持板61の基板部62は移
動板64に取り付けたシリンダ65のビンストンロッド
65aの下端部に螺着され、移動板64は前記支持フレ
ーム53のガイドレール66に上下一対のガイドロール
67により摺動自在に装架されると共に、支持フレーム
53に装着したステップモータ68および無端チェーン
69により前記セット台52の所望のコネクタハウジン
グ(It、It・・・・・・)に向けて移動する。70
は各コネクタハウジングIt、It・・・・・・のロッ
ク台である。
以上のように、端子把持爪54、電線把持爪55および
電線クランプ板56は移動板64と共にコネクタハウジ
ング1..1.・・・・・・に対して平行移動し、ホル
ダ支持板61と共に昇降および接離自在に移動し、かつ
端子把持爪54と電線把持爪55は取付ヘッド58内の
シリンダにより電線クランプ板56とは独立に昇降する
また、ケース嵌め装置Fに陰陽して、端子のコネクタハ
ウジングへの挿入時における芯合わせ機構および挿入後
のチエツク機構を備えている。
芯合わせ機構は第8図a、bに示すように、端子48の
相手端子(図示せず)との電気接触部4日すの側方にセ
ンサ71を位置せしめて構成する。
すなわち、センサ71は、第6図aに示す取付ヘッド5
8における端子把持爪54および電線把持爪55の取付
基板58aから図示しない支持アームを介して端子把持
爪54の斜め前方に取り付け、センサ71と端子48間
の距離l′と予め設定した距離iとの誤差を測定する。
また、端子挿入のチエツク機構は、第9図に示すように
、端子把持爪54、電線把持爪55などの取付ヘッド5
8をそのヘッドホルダ59に対して支軸72により矢線
方向に揺動可能に取り付けて構成する。揺動動作に替え
て、ヘッドホルダ59をホルダ支持板61の案内ロッド
60により後退させてもよい。しかし、端子48が第1
0図に示すようにコネクタハウジング■1の端子収容室
73において係止腕74により係止するような構造の場
合は、揺動により端子4日を上方に′持ち上げるように
引っ張るのが好ましい。
以下、定尺電線の作製からケース嵌めに至る工程と各装
置の作動について説明する。
〔定尺電線の作製工程〕
先ず、第3図aおよび第4図aは、電線仮保持板IO上
において、リールステーシゴンA(第1図)から引き出
された長尺電線Wの先端が、電線送給ガイドリング33
、電線逆止ロール34および電線挿通管35を経て引伸
ヘッド9によりU字状に引き伸ばされ、Uターン旋回ヘ
ッド8の電線切断刃14により切断されて、その両端部
が電線クランプ竿3の隣接する2個の電線クランプ4に
挟持されている状態を示す(以下、「終点」という。)
この引伸、切断された定尺電線WlのU字状の引伸距離
はし、その全長はほぼ2してある。
切断後、電線切断刃14は第3図b、第4図すのように
シリンダ21の作動により上昇し、はぼ同時に電線クラ
ンプ板13はモータ22の作動によりピン12を中心に
180°回転して残された長尺電線Wの先端部をU字状
に折り曲げ、その折曲端部を電線挿通管35と隣接の一
対の電線係止板36間に押し込み挟持する。挟持後、電
線仮保持板10は第1図矢線方向に1ピツチ(電線クラ
ンプ竿3の隣接の電線クランプ4,4間の距離)移動す
る。
かくして、長尺電線Wから引伸、切断により定尺電線W
Iを作製した後、残された長尺電線Wの先端部はU字状
に折曲されて、順次、次の引伸、切断による定尺電線の
製作工程に備えられる。第1図において、二点鎖線で示
される電線仮保持板10(第4図す参照)はU字状に折
曲された複数の長尺電線Wを電線挿通管35および電線
係止板36などで保持している状態を示す(以下、「始
点」という。)。
第3図Cおよび第4図Cは電線引伸工程の開始状態を示
す。この状態でシリンダ41の作動により移送ヘッド1
1が矢線のように電線係止板36の上に移動し、一対の
電線クランプ板37が下降して長尺電線WのU字状折曲
端部とその対向部位を把持し、逆の動作で上昇後退した
後、電線クランプ4に移設、挟持させる(第4図d)。
次いで、第3図dおよび第4図dに示すように、電線固
定ヘッド42の電線固定板42aが下降して、U字状折
曲端部を電線クランプ4に挟持固定させる。同時に、引
伸ヘッド9が測長モータ28(第1図)の回動によって
U字状折曲部に接近する。このとき、電線引掛ピン24
は下降位置にあり、上下のビンガイド板23.23の前
方は開放状態にあり、U字状折曲部は該板’z3.23
間に進入する。そこで、電線引掛ピン、24をシリンダ
26の作動により上昇させて上記開放部分を閉塞する。
次いで、引伸ヘッド9を第3図eおよび第4図eに示す
如く、必要とする電線線長の半分(L)だけ前記と逆の
動作で後退させる。そして、上記電線引掛ピン24を下
降させて電線との保合を解除し、電線固定板42を上昇
、復帰させる。
最後に、第3図fに示すようにUターンさせた長尺電線
W側に旋回Uターンヘッド8をシリンダ18の作動によ
り下降させて、その電線クランプ板13で電線を挟持し
た後、電線切断刃14により切断すると、第3図aの如
く「終点」に戻る。
次いで、順次長尺電線WにはU字状折曲部が形成され、
第1図の二点鎖線の位置に移送され、新たに供給される
電線クランプ竿3に挟持される。
これにより、全長はぼ2Lの所望の定尺電線W。
が作製される。
以下、第3図a−fおよび第4図a −eの「始点」か
ら「終点」を反復繰り返すことにより、第11図aに示
す如くに、電線クランプ竿3に長さの同一または異なる
複数の定尺電線WIの両端部が電線クランプ4に挟持固
定されたワイヤーハーネスの1次中間製品P+が得られ
る。
上記の定尺電線の作製工程において、定尺電線W、の両
端部の挟持固定手段として、電線クランプ4を並設した
電線クランプ竿3を使用しているが、これに代えて特公
昭62−12604号公報に開示されているような無端
チェーンに所定ピッチで電線の把持具(開閉自在の一対
の把持子から成る)を設けたものを使用することができ
る。また、長尺電線W、の先端部をU字状に折曲する工
程、引伸工程および切断工程並びにその処理位置をそれ
ぞれ分離し、更に移送ヘッド11を省いてU字状折曲部
の電線仮保持板10から電線クランプ竿3への移設工程
を省略してもよいことは容易に理解されるであろう。
〔電線の皮剥ぎ及び矯正工程〕
前記1次中間製品P1は、第1図および第11図aのよ
うに搬送台1′において矢線方向に1ピツチずつ逐次搬
送され、電線の矯正装置Cにより電線端部の曲がりやく
せを無くした後、電線の皮剥ぎ装置りにより皮剥ぎを行
う。
〔端子圧着工程〕 第1図に示す複数の端子圧着装置E、、E、・・・・・
・は、前述したように(第5図a、b)それぞれラム4
6とプレス台47が開いた状態で下降位置にある。この
開放空間を通ってクランプ竿3に固定された複数の定尺
電線W1の端末部が1ピツチずつ間欠的に移動する。そ
して、各装置E、、E。
・・・・・・はそれぞれ形状、大きさなどの異なる連鎖
状の端子48を備えている。
従って、上記間欠移動の際に、所定の定尺電線W1の両
端部に各装置EI 、E2・・・・・・から選ばれる装
置で所望の端子48を逐次連続的に圧着することができ
る。第11図す、cにおいて、符号Wl′で示される定
尺電線の一端には装置E、により端子48Iが圧着され
た状態を示す。圧着は第5図a、bのように装置Elを
シリンダ44により上昇させる。次にプレス台47に端
子48の電線圧着部48aを載置してラム46を下降さ
せる既知の機構で行われる。圧着後は装置E1を上記の
逆に下降させ、第5図aの状態に復帰させる。
また、端子の連続的圧着には、電線クランプ竿3と、圧
着装置E+、Ex・・・・・・群との一方を他方に対し
て接離自在に設けることによっても達成できる。
〔端子の複合圧着工程〕
1個の端子に2本以上の電線を圧着接続する複合圧着は
、前記圧着工程と併行して達成される。
すなわち、第11図すに示すように、皮剥ぎ装置りと端
子圧着装置E、の間に昇降自在の複合ヘッド50が位置
しており、その電線クランプ板51は符号4Iで示され
る電線クランプの真上にある。そこで、電線クランプ板
51が下降して定尺電線W、//の端末部を把持した後
に上昇し、電線クランプ竿3を1ピツチ移動させ、上記
と逆の動作で下降および上昇させ、第11図Cのように
隣接の電線クランプ4□における定尺電線W、///に
重ねて挟持する。
第12図は電線クランプ4□による定尺電線WI′とW
、″の複合挟持状態を示す。そこで、電線クランプ竿3
の間欠移動により電線クランプ4□が所望の端子圧着装
置(E+  、Ez・・・・・・)に達したときに、通
常の圧着工程と同様に圧着接続すればよい。
また、電線の複合圧着のための前記の複合挟持(第12
図)は、複合ヘッド50を電線クランプ3に対して平行
移動させるようにすることにより、所望の定尺電線W1
間で一層容易にかつ多様の形態で行われる。
かくして、第11図dに示すように、複合圧着を含む複
数の端子付電線(定尺電線)W、が、その両端部を電線
クランプ竿3の電線クランプ4に挟持された2次中間製
品P2が得られる。
〔ケース嵌め工程〕
上記2次中間製品P2は第1図のように複数のコネクタ
ハウジングl1tI2ylffおよび■4を並べたセッ
ト台52に一括移送される。
ここで、移動板64を第6図aに示すようにステップモ
ータ68の作動によりガイドレール66に沿って移動さ
せ、所望の電線クランプ4の上に位置させる。
次いで、シリンダ65の作動によりホルダ支持板61即
ち電線クランプ板56を下降させて定尺電線W1を把持
しく第6図b)、続いて端子把持爪54および電線把持
爪55を下降させてそれぞれ端子48の電線圧着部48
aおよび電線W、を両側から挟み込む(第6図C)。
このとき、第7図a、bに示すように、端子把持爪54
,54間の端子押え板57を昇降シリンダ63の動作に
より下降させて端子48を押し下げ、突起54aおよび
55aと協働して端子48をほぼ水平な一定の姿勢に整
える。
続いて、端子把持爪54乃至電線クランプ板56を上記
と逆の動作で上昇させて電線W、を電線クランプ4から
取り外すと共に、必要ならば移動板64を前記と同様に
横移動させ、端子48の先端部を複数のコネクタハウジ
ングI、、I、・・・・・・から選ばれる所望のハウジ
ングの端子収容室73(第1O図)と対向させる(第6
図d)。
次に、第6図e、fのように、ヘッドホルダ59をハウ
ジング側に前進させて、端子48の電気接触部48bを
端子収容室73に挿入したのち、端子把持爪54および
電線把持爪55を開いて上昇させる。
続いて、第6図gのように、電線クランプ板56で電線
W、を把持したままヘッドホルダ59を更に前進させ、
端子48を第10図のように端子収容室73に挿入する
。これにより、端子48は係止腕74と係合し係止され
る。
以上の動作の繰返しにより、所望の定尺電線W1の端子
48を所望のコネクタハウジング(I1 。
I2・・・・・・)の所定の端子収容室73に挿入する
ことができる。
なお、複数のコネクタハウジングがひな段に上下に配置
されている場合も、前記取付ヘッド58の昇降により、
前記と同様にケース嵌めを行うことが可能である。
〔端子の芯合わせ機構〕
前記第6図d、eにおける端子48の端子収容室73へ
の挿入に際し、第8図aのように両者の軸線N 、 N
’が平行であればよいが、第8図すのように端子48の
軸線Nが傾いていると、円滑な挿入ができない。
そこで、センサ71によりセンサ71と端子48の先端
部との間の距離i′と設定値!との誤差を検出し、誤差
がなければlだけ移動させてそのまま挿入を行い、誤差
(±Δ2)がある場合は前記移動板64を!±Δlだけ
移動させて修正する。
この設定値iは、端子48の形状、大きさなどにより異
なるから予め種類別に制御装置Gに記憶させておく。セ
ンサ71はたとえばフォトトランジスタからなる発光素
子と受光素子を備える既知のものを使用することができ
る。また距離2,2′に代えて反射角を測定、比較する
ようにしてもよい。
なお、芯合わせに際しては、端子の軸線NをN′と必ず
しも平行にする必要はなく、端子48の先端部中央0が
端子収容室73の軸線N′と一致するようにすれば、挿
入は可能である。
〔端子の挿入チエツク機構〕
前記第6図gに示す端子48の挿入によりケース嵌めは
終了するが、不完全挿入の有無を調べるのが好ましい。
そこで、第9図に示す如く、取付ヘッド58を矢線方向
に揺動(バックスイング)させて、電線WIに所定のテ
ンションをかける。これにより、  A不完全挿入の有
無を判別できる。揺動に代えて、電線クランプ56即ち
ヘッドホルダ59を後退させてもよいことは前述したと
おりである。
第13図はケース嵌めされた定尺電線W2群を電線クラ
ンプ竿3から外した状態を示す。そして、各コネクタハ
ウジング1.,1.,13および14間に0字状に配さ
れた定尺電線W+群の適宜箇所をテープT、、T、、T
3・・・・・・で集束し、これらを展開すると、第14
図の如き通常のワイヤーハーネスの形態をした最終製品
P、が得られる。
光里■四果 以上説明したように、本発明によれば、電線付端子のコ
ネクタハウジングへの挿入を端子の種類に左右されず、
しかも端子の挿入ガイドのような補助治具を用いずに、
−台の装置で行うことができ、複数のコネクタハウジン
グ及び電線付端子を適宜に配置することにより、ケース
嵌め工程の終了と同時にワイヤーハーネスの最終製品に
近いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を含むコネクタハウジングへの電線
付端子の自動挿入装置全体の概略配設図、 第2図a、bは本発明で使用する電線クランプ竿の拡大
平面図と側面図、 第3図a −fは本発明に係る定尺電線の作製工程を示
す側面図、 第4図a ”−eは同じ(定尺電線の作製工程を示す平
面図、 第5図a、bは本発明に係る端子の連続圧着方法の説明
図、 第6図a −gは本発明に係るケース嵌め工程の説明図
、 第7図a、bはそれぞれケース嵌め工程における電線と
端子の把持状態を示す要部の拡大説明図、 第8図a、bはケース嵌め工程における端子の芯合わせ
機構の説明図、 第9図はケース嵌め工程における端子の挿入状態のチエ
ツク機構の説明図、 第10図は端子のコネクタハウジングへの挿入状態を示
す断面図、 第11図a −dはそれぞれ本発明に係る定尺電線の矯
正及び皮剥ぎから端子圧着までの工程説明図、 第12図は定尺電線の複合圧着のために2本の電線を1
個の電線クランプに挟持させた状態の側面図、 第13図および第14図は本発明によりケース嵌めを終
了した定着電線を通常のワイヤーハーネスの形態にする
ための説明図である。 1.1′・・・搬送台、2・・・無端チェーン、3・・
・電線クランプ竿、4・・・電線クランプ、4a・・・
挟持子、5・・・支持竿、6・・・無端チェーン、7・
・・竿受台、8・・・Uターン旋回ヘッド、9・・・引
伸ヘッド、10・・・電線仮保持板、11・・・移送ヘ
ッド、12・・・ピン、13・・・電線クランプ板、1
3a・・・切欠凹部、14・・・電線切断刃、15・・
・回転スリーブ、16・・・取付基板、17・・・フレ
ーム、18・・・シリンダ、19・・・切断刃取付板、
20・・・ピン、21・・・シリンダ、22・・・モー
タ、23・・・ビンガイド板、24・・・電線引掛ピン
、25・・・取付基板、26・・・シリンダ、27・・
・ガイドフレーム、28・・・測長モータ、29・・・
スプロケット、30・・・無端チェーン、31・・・電
線配列板、32・・・竿受台、33・・・電線送給ガイ
ドリング、34・・・電線逆止ロール、35・・・電線
挿通管、36・・・電線係止板、37・・・電線クラン
プ板、38・・・ヘッドホルダ、39・・・シリンダ、
40・・・フレーム、41・・・シリンダ、42・・・
電線固定ヘッド、42a・・・電線固定板、43・・・
基盤、44・・・昇降シリンダ、45・・・ロッド、4
5a・・・案内管、46・・・ラム、47・・・プレス
台、48・・・端子、48a・・・電気圧着部、48b
・・・電気接触部、49・・・端子巻取リール、50・
・・複合ヘッド、51・・・電線クランプ板、52・・
・セット台、53・・・支持フレーム、54・・・端子
把持爪、54a・・・突起、55・・・電線把持爪、5
5a・・・突起、56・・・電線クランプ板、57・・
・端子押え板、58・・・取付ヘッド、58a・・・取
付基板、59・・・ヘッドホルダ、60・・・案内ロッ
ド、61・・・ホルダ支持板、62・・・基板部、63
・・・昇降シリンダ、64・・・移動板、65・・・シ
リンダ、66・・・ガイドレール、67・・・ガイドロ
ール、68・・・ステップモータ、69・・・無端チェ
ーン、70・・・ロック台、71・・・センサ、72・
・・支軸、73・・・端子収容室、74・・・係止腕、
A・・・リールステーション、B・・・定尺電線の作製
装置、C・・・電線の矯正装置、D・・・電線の皮剥ぎ
装置、E、、E2・・・端子圧着装置、F・・・ケース
嵌め装置、G・・・制御装置、H・・・ストックステー
ション、II  II2  s13・・・コネクタハウ
ジング、L・・・長さ、N 、 N’・・・軸線、0・
・・中心、P、、P、、P3・・・1次、2次、最終製
品、TI、T、、T、・・・テープ、W・・・長尺電線
、Wl・・・定尺電線、W・・・導体。 特許出願人  矢崎総業株式会社 第3図 (a) (b) 第4図 (el 第3図 (dl 第4図 ((1)              (b)第 6図 48b   74  I4 第12図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動板に対して接離及び昇降自在に装着された取
    付ヘッドをコネクタハウジングに対向させ、該取付ヘッ
    ドに夫々昇降自在に設けた一対の端子把持爪及び電線把
    持爪とにより電線付端子の電線圧着部及び電線を夫々把
    持させた後、前記一対の端子把持爪間に昇降自在に設け
    た端子押え板を下降させて端子の姿勢を整えた後、前記
    取付ヘッドを前記コネクタハウジングに接近させ、前記
    端子の電気接触部がコネクタハウジングの端子収容室に
    挿入されたときに、前記端子把持爪を開いて上昇させる
    ことを特徴とする電線付端子のコネクタハウジングへの
    挿入方法。
  2. (2)前記端子把持爪が前記端子における電線圧着部の
    導体圧着部を把持して実施する請求項1の挿入方法。
  3. (3)前記電線付端子をクランプ竿に所定間隔で並設さ
    れた対向する一対の挟持子から成る電線クランプに挟持
    させて実施する請求項1の挿入方法。
  4. (4)前記電線付端子の電線を無端チェーンに所定間隔
    で設けられた開閉自在の把持具に挟持させて実施する請
    求項1の挿入方法。
  5. (5)移動板に対して接離及び昇降自在に装着された取
    付ヘッドをコネクタハウジングに対向させ、該取付ヘッ
    ドに夫々昇降自在に設けた端子把持爪及び電線把持爪と
    電線クランプ板とにより電線クランプ竿に並設された電
    線クランプにより並列に挟持された所望の電線付端子を
    把持させた後、前記一対の端子把持爪間に昇降自在に設
    けた端子押え板を下降させて端子の姿勢を整えた後、前
    記取付ヘッドを前記コネクタハウジングに接近させ、該
    端子の電気接触部が該コネクタハウジングの端子収容室
    内に挿入された時、該端子把持爪及び電線把持爪が開く
    と共に両把持爪を上昇させ、次いで電線を把持した前記
    電線クランプ板を該コネクタハウジングに接近させて電
    線付端子を前記端子収容室に係止させることを特徴とす
    る電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方法。
  6. (6)移動板に対して接離及び昇降自在に装着された取
    付ヘッドをコネクタハウジングに対向させ、該取付ヘッ
    ドに夫々昇降自在に設けた一対の端子把持爪及び電線把
    持爪により電線付端子の端子および電線を把持させて、
    前記取付ヘッドを前記コネクタハウジングに接近させて
    前記端子を端子収容室に挿入させる方法において、前記
    端子把持爪の近接位置にセンサを設けて、該センサによ
    り前記端子の先端部と該センサ間の距離と設定値との誤
    差を検出し、該誤差に対応して前記端子収容室と端子先
    端部との必要な芯合わせを行うことを特徴とする電線付
    端子のコネクタハウジングへの挿入方法。
  7. (7)取付ヘッドの下端に夫々開閉自在の一対の端子把
    持爪及び電線把持爪を昇降自在に設けると共に、前記一
    対の端子把持爪間に昇降自在の端子押え板を設け、前記
    取付ヘッドを支持するヘッドホルダを移動板に対して接
    離及び昇降自在に設け、前記移動板を複数のコネクタハ
    ウジングを並列に配置するセット台に対して平行移動可
    能に設けたことを特徴とする電線付端子のコネクタハウ
    ジングへの挿入装置。
  8. (8)前記取付ヘッドが前記端子把持爪の近接位置にセ
    ンサを備え、前記端子把持爪及び電線把持爪により把持
    される電線付端子の端子の先端部と前記センサ間の距離
    と設定値との誤差を検出し、端子の先端部と端子収容室
    との芯合わせ機構をもつ請求項7の挿入装置。
JP14355588A 1988-06-13 1988-06-13 電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方法及び装置 Granted JPH01313871A (ja)

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