JPH0126901Y2 - - Google Patents
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- JPH0126901Y2 JPH0126901Y2 JP4648084U JP4648084U JPH0126901Y2 JP H0126901 Y2 JPH0126901 Y2 JP H0126901Y2 JP 4648084 U JP4648084 U JP 4648084U JP 4648084 U JP4648084 U JP 4648084U JP H0126901 Y2 JPH0126901 Y2 JP H0126901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam member
- stopper lever
- adjustment gear
- adjustment
- lever
- Prior art date
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 26
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はブレーキシユーを拡開するカム部材
に、シユーウエブと当接するカムカラーをカム軸
方向に摺動自在に嵌合し、カム部材にカム軸方向
に挿通螺合したアジヤストボルトの螺動によつて
カムカラーをカム軸方向に摺動し、ブレーキシユ
ーの拡開方向に移動して制動間隙の調整をする制
動間隙自動調整装置を有する機械式ドラムブレー
キの摩耗警報装置に関するものである。
に、シユーウエブと当接するカムカラーをカム軸
方向に摺動自在に嵌合し、カム部材にカム軸方向
に挿通螺合したアジヤストボルトの螺動によつて
カムカラーをカム軸方向に摺動し、ブレーキシユ
ーの拡開方向に移動して制動間隙の調整をする制
動間隙自動調整装置を有する機械式ドラムブレー
キの摩耗警報装置に関するものである。
この種の制動間隙自動調整装置におけるアジヤ
スト機構は、カム部材に挿通螺合したアジヤスト
ボルトの端部に、アジヤストギヤの軸部を軸方向
に摺動しかつ一体回転可能に係合し、ライニング
が摩耗したとき、ストツパレバーでカム部材の作
動方向への回転を規制し、カム部材と一体に作動
方向へ回動するアジヤストレバーとの噛合位置を
変え、前記アジヤストボルトを螺動してカムカラ
ーをカム軸方向へ摺動し、これによりブレーキシ
ユーを拡開しブレーキシユーとドラムとの制動間
隙を調整している。
スト機構は、カム部材に挿通螺合したアジヤスト
ボルトの端部に、アジヤストギヤの軸部を軸方向
に摺動しかつ一体回転可能に係合し、ライニング
が摩耗したとき、ストツパレバーでカム部材の作
動方向への回転を規制し、カム部材と一体に作動
方向へ回動するアジヤストレバーとの噛合位置を
変え、前記アジヤストボルトを螺動してカムカラ
ーをカム軸方向へ摺動し、これによりブレーキシ
ユーを拡開しブレーキシユーとドラムとの制動間
隙を調整している。
そしてライニングの摩耗が一定量に達した後
は、摩耗限界値以上の摩耗までも調整することが
なく、ブレーキレバーまたはブレーキペダルのス
トロークが増大し、これによつてライダーはブレ
ーキシユーの交換時期を知ることができるように
したものがある。とこころで調整作用をするスト
ツパレバーは、このライダーにブレーキシユーの
交換時期を知らせる作動状態において、アジヤス
トレバーと噛合したままだと爪部に大きな荷重が
かかり破損等のおそれがある。
は、摩耗限界値以上の摩耗までも調整することが
なく、ブレーキレバーまたはブレーキペダルのス
トロークが増大し、これによつてライダーはブレ
ーキシユーの交換時期を知ることができるように
したものがある。とこころで調整作用をするスト
ツパレバーは、このライダーにブレーキシユーの
交換時期を知らせる作動状態において、アジヤス
トレバーと噛合したままだと爪部に大きな荷重が
かかり破損等のおそれがある。
本考案はかかる実情を背景としてなされたもの
で、ライニングが所定量摩耗したときはストツパ
レバーとアジヤストレバーとの噛合関係を解除
し、ストツパレバーに荷重がかからず、損傷、破
損の防止が図れ、かつ、ライダーにブレーキシユ
ーの交換時期を適確に知らせる機械式ドラムブレ
ーキの摩耗警報装置を提供することを目的として
いる。
で、ライニングが所定量摩耗したときはストツパ
レバーとアジヤストレバーとの噛合関係を解除
し、ストツパレバーに荷重がかからず、損傷、破
損の防止が図れ、かつ、ライダーにブレーキシユ
ーの交換時期を適確に知らせる機械式ドラムブレ
ーキの摩耗警報装置を提供することを目的として
いる。
本考案は前記目的を達成するために、ストツパ
レバーは、アジヤストギヤと係合する爪部と、こ
の爪部の外方位置でかつ壁面と接する係合爪部
と、カム部材の軸部に挿入する開口部とを備え、
このストツパレバーが所定量移動したとき、その
係合爪部が壁面に設けた係合凹部に係止し、この
係止点を中心としてストツパレバーを回転せし
め、前記ストツパレバーとアジヤストギヤとの噛
合関係を解除するようになすとともに、前記係合
凹部に電極を設け、前記係合爪部が係合凹部に係
止した時にランプ又はブザーで警報するように配
線接続したことを特徴としている。
レバーは、アジヤストギヤと係合する爪部と、こ
の爪部の外方位置でかつ壁面と接する係合爪部
と、カム部材の軸部に挿入する開口部とを備え、
このストツパレバーが所定量移動したとき、その
係合爪部が壁面に設けた係合凹部に係止し、この
係止点を中心としてストツパレバーを回転せし
め、前記ストツパレバーとアジヤストギヤとの噛
合関係を解除するようになすとともに、前記係合
凹部に電極を設け、前記係合爪部が係合凹部に係
止した時にランプ又はブザーで警報するように配
線接続したことを特徴としている。
本考案は自動二輪車の機械式ドラムブレーキに
適用した一実施例について図面に基づいて説明す
る。
適用した一実施例について図面に基づいて説明す
る。
バツクプレート1の内側には、一対のブレーキ
シユー2,2がその基端部2a,2aをアンカー
ピン3に枢支して設けられ、シユーリターンスプ
リング4によつて常に近接方向に付勢されてい
る。ブレーキシユー2,2の遊端部2b,2b間
には、カム部材5がワツシヤー6を介してバツク
プレート1に取付軸部5aを貫通して回動自在に
設けられている。ブレーキアーム7は、カム部材
5のセレーシヨン軸部5bに固定され、操作ワイ
ヤ8によつてカム部材5を回動させる。カム部材
5のカム部5cには、カムカラー溝9,9がアジ
ヤストボルト挿通孔10の上下対象位置に形成さ
れており、これにカムカラー11,11がカム軸
方向へ移動可能に嵌合されている。アジヤストボ
ルト12は、雄ねじ部12aをカム部材5に螺合
してアジヤストボルト挿通孔10に挿通されてお
り、その頭部12bはカムカラー11,11にワ
ツシヤー13を介して当接している。そして反対
側からは、アジヤストギヤ14が軸部14aの先
端の平板部14bを、アジヤストボルト12のす
り割り溝12cに係合して設けられている。
シユー2,2がその基端部2a,2aをアンカー
ピン3に枢支して設けられ、シユーリターンスプ
リング4によつて常に近接方向に付勢されてい
る。ブレーキシユー2,2の遊端部2b,2b間
には、カム部材5がワツシヤー6を介してバツク
プレート1に取付軸部5aを貫通して回動自在に
設けられている。ブレーキアーム7は、カム部材
5のセレーシヨン軸部5bに固定され、操作ワイ
ヤ8によつてカム部材5を回動させる。カム部材
5のカム部5cには、カムカラー溝9,9がアジ
ヤストボルト挿通孔10の上下対象位置に形成さ
れており、これにカムカラー11,11がカム軸
方向へ移動可能に嵌合されている。アジヤストボ
ルト12は、雄ねじ部12aをカム部材5に螺合
してアジヤストボルト挿通孔10に挿通されてお
り、その頭部12bはカムカラー11,11にワ
ツシヤー13を介して当接している。そして反対
側からは、アジヤストギヤ14が軸部14aの先
端の平板部14bを、アジヤストボルト12のす
り割り溝12cに係合して設けられている。
カムカラー11,11はカム部材5と一体に回
動し、これによりブレーキシユー2,2を拡開し
て制動作用を行う。そしてライニング2c,2c
の摩耗により制動間隙が大きくなると、アジヤス
トギヤ14でアジヤストボルト12を螺動してカ
ムカラー11,11をカム軸方向へ移動し、ブレ
ーキシユー2,2を拡開して制動間隙の調整を行
う。カム部5cの円筒には傾斜溝5dと面取り5
eが形成されており、カムカラー11,11を案
内するとともに、シユーウエブに当り干渉しない
ようにしている。
動し、これによりブレーキシユー2,2を拡開し
て制動作用を行う。そしてライニング2c,2c
の摩耗により制動間隙が大きくなると、アジヤス
トギヤ14でアジヤストボルト12を螺動してカ
ムカラー11,11をカム軸方向へ移動し、ブレ
ーキシユー2,2を拡開して制動間隙の調整を行
う。カム部5cの円筒には傾斜溝5dと面取り5
eが形成されており、カムカラー11,11を案
内するとともに、シユーウエブに当り干渉しない
ようにしている。
バツクプレート1の外側には、支持部15が突
出して設けられている。この支持部15とブレー
キアーム7との間には、レバーリターンスプリン
グ16が張設されている。そして、バツクプレー
ト1の外面には、覆部17aを有する収納ケース
17が取付ボルト18をバツクプレート1に螺着
して固定されている。
出して設けられている。この支持部15とブレー
キアーム7との間には、レバーリターンスプリン
グ16が張設されている。そして、バツクプレー
ト1の外面には、覆部17aを有する収納ケース
17が取付ボルト18をバツクプレート1に螺着
して固定されている。
ダストカバー19はシール部材20を介して収
納ケース17の上部を覆い、一部をアクスル軸ボ
ス21に嵌合し、前記取付ボルト18により収納
ケース17と一体にバツクプレート1に固定され
る。
納ケース17の上部を覆い、一部をアクスル軸ボ
ス21に嵌合し、前記取付ボルト18により収納
ケース17と一体にバツクプレート1に固定され
る。
ストツパレバー22は、基部に形成した収納ケ
ース17から突出するカム部材5の軸部5fに挿
入される開口部23と、基部から延出しアジヤス
トギヤ14の歯14cに係合する爪部22aと、
基部からこの爪部22aの外方位置に収納ケース
面17bと接するように延る係合爪部22bとを
備えている。
ース17から突出するカム部材5の軸部5fに挿
入される開口部23と、基部から延出しアジヤス
トギヤ14の歯14cに係合する爪部22aと、
基部からこの爪部22aの外方位置に収納ケース
面17bと接するように延る係合爪部22bとを
備えている。
このストツパレバー22は収納ケース17に立
設した係合ピン24に、側部22cを当接して位
置規制され、同様に収納ケース17に立設した支
持ピン25に一端を係止したスプリング26によ
りカム部材5の反作動方向に付勢されている。
設した係合ピン24に、側部22cを当接して位
置規制され、同様に収納ケース17に立設した支
持ピン25に一端を係止したスプリング26によ
りカム部材5の反作動方向に付勢されている。
そしてストツパレバー22の爪部22aの先端
はアジヤストギヤ14の歯14cとブレーキアー
ム7を第1図および第2図においてA方向の作動
方向に引いたとき、アジヤストギヤ14をカム部
材5の作動方向への回転を許容するように噛合し
ている。この噛合状態において第2図に示すよう
に、ストツパレバー22の係合爪部22bは収納
ケース17の壁面17b上に位置し、かつストツ
パレバー22の側部22cが係合ピン24と当接
している。
はアジヤストギヤ14の歯14cとブレーキアー
ム7を第1図および第2図においてA方向の作動
方向に引いたとき、アジヤストギヤ14をカム部
材5の作動方向への回転を許容するように噛合し
ている。この噛合状態において第2図に示すよう
に、ストツパレバー22の係合爪部22bは収納
ケース17の壁面17b上に位置し、かつストツ
パレバー22の側部22cが係合ピン24と当接
している。
アジヤストレバー27は前記軸部5fに嵌合さ
れ、カム部材5と一体回転可能となつており、弾
性爪部27a,27aはアジヤストギヤ14の歯
14cに係合している。
れ、カム部材5と一体回転可能となつており、弾
性爪部27a,27aはアジヤストギヤ14の歯
14cに係合している。
収納ケース17の壁面17bには係合凹部28
が設けられ、係合凹部28には第4図に示す如く
電極29が配設され、配線30によりフオーク3
1に沿つて計器盤方向のランプ又はブザー(図示
せず)に接続されている。
が設けられ、係合凹部28には第4図に示す如く
電極29が配設され、配線30によりフオーク3
1に沿つて計器盤方向のランプ又はブザー(図示
せず)に接続されている。
次にこの実施例の作動について説明する。ブレ
ーキアーム7を第1図および第2図において、A
方向の作動方向へ回動すると、カム部材5は第1
図に示すように反時計方向に回転してカムカラー
11,11を介してブレーキシユー2,2を拡開
し、ライニング2c,2cをドラムに圧接して制
動を行なう。このとき、アジヤストギヤ14はス
トツパレバー22の爪部22aにより回転が規制
されており、アジヤストレバー27はカム部材5
およびアジヤストボルト12と一体に回転する
が、その回転角度はアジヤストレバー27の爪部
27aがアジヤストギヤ14の歯14cの同一歯
の斜面をスライドする範囲であり制動間隙の調整
はなされない。
ーキアーム7を第1図および第2図において、A
方向の作動方向へ回動すると、カム部材5は第1
図に示すように反時計方向に回転してカムカラー
11,11を介してブレーキシユー2,2を拡開
し、ライニング2c,2cをドラムに圧接して制
動を行なう。このとき、アジヤストギヤ14はス
トツパレバー22の爪部22aにより回転が規制
されており、アジヤストレバー27はカム部材5
およびアジヤストボルト12と一体に回転する
が、その回転角度はアジヤストレバー27の爪部
27aがアジヤストギヤ14の歯14cの同一歯
の斜面をスライドする範囲であり制動間隙の調整
はなされない。
そしてライニング2c,2cが摩耗して制動間
隙が大きくなると、アジヤストレバー27の爪部
27a,27aがアジヤストギヤ14の歯14c
を乗り越えて次の歯と係合していき、アジヤスト
ギヤ14を第2図においてB方向へ回動する。こ
れによりアジヤストボルト12がアジヤストボル
ト12がアジヤストギヤ14と一体に回転して螺
動し第3図において左方向のカム軸方向へ移動す
る。これにより、カムカラー11,11は、カム
軸方向へ移動するとともに、ブレーキシユー2,
2の拡開方向に移動してブレーキシユー2,2を
拡開して制動間隙の調整がなされる。
隙が大きくなると、アジヤストレバー27の爪部
27a,27aがアジヤストギヤ14の歯14c
を乗り越えて次の歯と係合していき、アジヤスト
ギヤ14を第2図においてB方向へ回動する。こ
れによりアジヤストボルト12がアジヤストボル
ト12がアジヤストギヤ14と一体に回転して螺
動し第3図において左方向のカム軸方向へ移動す
る。これにより、カムカラー11,11は、カム
軸方向へ移動するとともに、ブレーキシユー2,
2の拡開方向に移動してブレーキシユー2,2を
拡開して制動間隙の調整がなされる。
この作動状態において、ストツパレバー22の
爪部22aはアジヤストギヤ14の歯を乗り越え
て次の歯14cと噛合してアジヤストが完了す
る。
爪部22aはアジヤストギヤ14の歯を乗り越え
て次の歯14cと噛合してアジヤストが完了す
る。
このように、ストツパレバー22の爪部22a
とアジヤストレバー27の爪部27aとが順次ア
ジヤストギヤ14の歯14cと噛合していき、カ
ムカラー11,11はシユー拡開方向に突出して
制動間隙が常に一定になるように自動的に調整す
る。
とアジヤストレバー27の爪部27aとが順次ア
ジヤストギヤ14の歯14cと噛合していき、カ
ムカラー11,11はシユー拡開方向に突出して
制動間隙が常に一定になるように自動的に調整す
る。
そして、ライニング2c,2cの摩耗限界値に
達したとき、アジヤストボルト12頭部がワツシ
ヤを介してカム部材5端面に当接してその螺入が
規制され、カム部材5、アジヤストレバー27、
アジヤストギヤ14およびアジヤストボルト12
がカム部材5の作動方向に回転する。このとき、
ストツパレバー22はスプリング26によつて常
にカム部材5の反作動方向に付勢されているが、
アジヤスト作用が停止することにより、シユーク
リアランスが増え、レバーストロークも増えて、
アジヤストギヤ14の回転量が大きくなり、これ
によりストツパレバー22はアジヤストギヤ14
の歯14cに噛合関係を維持したままスプリング
26に抗してカム軸部5fを回動中心として、ア
ジヤストギヤ14と一体となりカム部材5の作動
方向へ回動する。すなわち、ストツパレバ22は
所定摩耗量に達するまではカム軸5fにスプリン
グ26により係止されており、アジヤストレバー
27の爪部27aがアジヤストギヤ14の歯14
aを乗り越えることができるので、アジヤスト作
用は継続される。
達したとき、アジヤストボルト12頭部がワツシ
ヤを介してカム部材5端面に当接してその螺入が
規制され、カム部材5、アジヤストレバー27、
アジヤストギヤ14およびアジヤストボルト12
がカム部材5の作動方向に回転する。このとき、
ストツパレバー22はスプリング26によつて常
にカム部材5の反作動方向に付勢されているが、
アジヤスト作用が停止することにより、シユーク
リアランスが増え、レバーストロークも増えて、
アジヤストギヤ14の回転量が大きくなり、これ
によりストツパレバー22はアジヤストギヤ14
の歯14cに噛合関係を維持したままスプリング
26に抗してカム軸部5fを回動中心として、ア
ジヤストギヤ14と一体となりカム部材5の作動
方向へ回動する。すなわち、ストツパレバ22は
所定摩耗量に達するまではカム軸5fにスプリン
グ26により係止されており、アジヤストレバー
27の爪部27aがアジヤストギヤ14の歯14
aを乗り越えることができるので、アジヤスト作
用は継続される。
そして所定摩耗量に達すると、ストツパレバー
22のカム部材5を中心とした同動量が大きくな
り、ストツパレバー22の係合爪部22bが収納
ケース壁面17bに設けた係合凹部28に係合す
る。このとき、係合爪部22bは係合凹部28に
設けた電極29に接触してこれに配線接続された
ランプ又はブザー(図示せず)が警報する。次に
ブレーキアーム7の入力をを解除すると、アジヤ
ストギヤ14に戻り力が作用して噛合力がなくな
り、ストツパレバー22は噛合爪部22bの先端
を中心として回転することにより変位して係止さ
れ、ストツパレバー22の爪部22aとアジヤス
トギヤ14の歯14cとの噛合関係が解除され
る。
22のカム部材5を中心とした同動量が大きくな
り、ストツパレバー22の係合爪部22bが収納
ケース壁面17bに設けた係合凹部28に係合す
る。このとき、係合爪部22bは係合凹部28に
設けた電極29に接触してこれに配線接続された
ランプ又はブザー(図示せず)が警報する。次に
ブレーキアーム7の入力をを解除すると、アジヤ
ストギヤ14に戻り力が作用して噛合力がなくな
り、ストツパレバー22は噛合爪部22bの先端
を中心として回転することにより変位して係止さ
れ、ストツパレバー22の爪部22aとアジヤス
トギヤ14の歯14cとの噛合関係が解除され
る。
このようにしてフルアジヤスト後は、ストツパ
レバー22がアジヤストギヤ14のカム部材5の
作動方向への回転を許容し、回転を妨げることが
なくなるので、ストツパレバー22が損傷したり
破損したりすることがない。そして、ライニング
2c,2cの摩耗限界値以上の摩耗までも調整す
ることがなくなり、ランプ又はブザーが警報する
のでライダーはブレーキシユー2,2の交換時期
を知ることができる。
レバー22がアジヤストギヤ14のカム部材5の
作動方向への回転を許容し、回転を妨げることが
なくなるので、ストツパレバー22が損傷したり
破損したりすることがない。そして、ライニング
2c,2cの摩耗限界値以上の摩耗までも調整す
ることがなくなり、ランプ又はブザーが警報する
のでライダーはブレーキシユー2,2の交換時期
を知ることができる。
また、前記アジヤスト時において、ブレーキア
ーム7にドラムの剛性に変化を与える程度の過荷
重が生ずると、ストツパレバー爪部22aが撓む
と同時にストツパレバー22はスプリング26に
抗してアジヤストギヤ14と一体にカム部材5を
中心として回動する。したがつて、アジヤストギ
ヤ14とアジヤストレバー27との噛合関係が変
化することがないからアジヤスト作用がストツプ
しオーバアジヤストは有効に防止される。
ーム7にドラムの剛性に変化を与える程度の過荷
重が生ずると、ストツパレバー爪部22aが撓む
と同時にストツパレバー22はスプリング26に
抗してアジヤストギヤ14と一体にカム部材5を
中心として回動する。したがつて、アジヤストギ
ヤ14とアジヤストレバー27との噛合関係が変
化することがないからアジヤスト作用がストツプ
しオーバアジヤストは有効に防止される。
本考案は上記のように、ストツパレバーは、ア
ジヤストギヤと係合する爪部と、この爪部の外方
位置でかつ壁面と接する係合爪部と、カム部材の
に軸部に挿入する開口部とを備え、このストツパ
レバーが所定量移動したとき、その係合爪部が壁
面に設けた係合凹部に係止し、この係止点を中心
としてストツパレバーを回転せしめ、前記ストツ
パレバーとアジヤストギヤとの噛合関係を解除す
るようになすとともに、前記係合凹部に電極を設
け、前記係合爪部が係合凹部に係止した時にラン
プ又はブザーで警報するように配線接続したの
で、ストツパレバーに過荷重がかからなくなり損
傷、破損を有効に防止できるとともに、ブレーキ
シユーの交換が必要であることをライダーに確実
に知らせることができる。
ジヤストギヤと係合する爪部と、この爪部の外方
位置でかつ壁面と接する係合爪部と、カム部材の
に軸部に挿入する開口部とを備え、このストツパ
レバーが所定量移動したとき、その係合爪部が壁
面に設けた係合凹部に係止し、この係止点を中心
としてストツパレバーを回転せしめ、前記ストツ
パレバーとアジヤストギヤとの噛合関係を解除す
るようになすとともに、前記係合凹部に電極を設
け、前記係合爪部が係合凹部に係止した時にラン
プ又はブザーで警報するように配線接続したの
で、ストツパレバーに過荷重がかからなくなり損
傷、破損を有効に防止できるとともに、ブレーキ
シユーの交換が必要であることをライダーに確実
に知らせることができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は背面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は係合凹部の断面図である。 5はカム部材、5fは軸部、22はストツパレ
バー、22aは爪部、22bは係合爪部、24は
開口部、27はアジヤストレバー、28は係合凹
部、29は電極、30は配線である。
正面図、第2図は背面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は係合凹部の断面図である。 5はカム部材、5fは軸部、22はストツパレ
バー、22aは爪部、22bは係合爪部、24は
開口部、27はアジヤストレバー、28は係合凹
部、29は電極、30は配線である。
Claims (1)
- ブレーキシユーを拡開するカム部材にシユーウ
エブと当接しかつ軸方向に摺動自在に係合された
カムカラーと、カム部材に軸方向に螺合され前記
カムカラーを押動するアジヤストボルトと、アジ
ヤストボルトに一体回転可能に係合したアジヤス
トギヤと、このアジヤストギヤにカム部材の作動
方向の回転を規制して噛合したストツパレバー
と、カム部材に一体回転可能に設けられライニン
グが所定量以上摩耗したときアジヤストギヤとの
噛合位置を変えるアジヤストレバーからなる制動
間隙自動調整装置を有する機械式ドラムブレーキ
において、前記ストツパレバーは、前記アジヤス
トギヤと係合する爪部と、この爪部の外方位置で
かつ壁面と接する係合爪部と、前記カム部材の軸
部に挿入する開口部とを備え、このストツパレバ
ーが所定量移動したとき、その係合爪部が壁面に
設けた係合凹部に係止し、この係止点を中心とし
てストツパレバーを回転せしめ、前記ストツパレ
バーとアジヤストギヤとの噛合関係を解除するよ
うになすとともに、前記係合凹部に電極を設け、
前記係合爪部が係合凹部に係止したときに、ラン
プ又はブザーで警報するように配線接続したこと
を特徴とする機械式ドラムブレーキの摩耗警報装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4648084U JPS60158043U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 機械式ドラムブレ−キの摩耗警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4648084U JPS60158043U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 機械式ドラムブレ−キの摩耗警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60158043U JPS60158043U (ja) | 1985-10-21 |
JPH0126901Y2 true JPH0126901Y2 (ja) | 1989-08-11 |
Family
ID=30560911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4648084U Granted JPS60158043U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 機械式ドラムブレ−キの摩耗警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60158043U (ja) |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4648084U patent/JPS60158043U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60158043U (ja) | 1985-10-21 |
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