JPH0126812Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126812Y2 JPH0126812Y2 JP1982173926U JP17392682U JPH0126812Y2 JP H0126812 Y2 JPH0126812 Y2 JP H0126812Y2 JP 1982173926 U JP1982173926 U JP 1982173926U JP 17392682 U JP17392682 U JP 17392682U JP H0126812 Y2 JPH0126812 Y2 JP H0126812Y2
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- Japan
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- groove
- protrusion
- bottom plate
- frame
- panel
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- Expired
Links
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 技術分野
本考案は、建築用パネルの両側端に形成される
接合部の枠型材に関し、特に鉄骨への止付けや両
パネルによるコーナーの形成など施工個所のいか
んにかかわらず単一形状で接合できる枠型材に関
するものである。
接合部の枠型材に関し、特に鉄骨への止付けや両
パネルによるコーナーの形成など施工個所のいか
んにかかわらず単一形状で接合できる枠型材に関
するものである。
(ロ) 従来技術
一般住宅や工場等の外壁や屋根、間仕切り等を
パネルの接合により構成する場合において、例え
ばパネル壁を施工するには、従来は溝を有する軽
量鉄骨の間柱やコーナーポストへパネル側端を差
込むか、パネル側端どうしを嵌合することによつ
て行なわれていた。しかし、前者は接合個所に溝
型鋼を使用するので、その使用量が多くなり経済
的でないばかりか、仕上りの体裁も悪く、また接
合に注意しないとパネルの固定が不充分となつた
り雨洩りの危険があり、また後者はパネルの左右
両側端に異なる形状の接合部を成型したり、使用
個所に応じた接合部を成型しなければならないな
ど、接合部として数種の枠型を製作する必要があ
つたので、製作コストも高くなつていた。
パネルの接合により構成する場合において、例え
ばパネル壁を施工するには、従来は溝を有する軽
量鉄骨の間柱やコーナーポストへパネル側端を差
込むか、パネル側端どうしを嵌合することによつ
て行なわれていた。しかし、前者は接合個所に溝
型鋼を使用するので、その使用量が多くなり経済
的でないばかりか、仕上りの体裁も悪く、また接
合に注意しないとパネルの固定が不充分となつた
り雨洩りの危険があり、また後者はパネルの左右
両側端に異なる形状の接合部を成型したり、使用
個所に応じた接合部を成型しなければならないな
ど、接合部として数種の枠型を製作する必要があ
つたので、製作コストも高くなつていた。
(ハ) 考案の目的
本考案は、上記のような従来の欠点を解決し、
施工個所のいかんにかかわらず、単一形状で済む
パネル接合部の枠型材を提供するものである。
施工個所のいかんにかかわらず、単一形状で済む
パネル接合部の枠型材を提供するものである。
以下、本考案の実施例を図により説明する。
(ニ) 実施例
第1図は本考案に係る枠型材を両側端に備える
建築用パネルの一例を示す要部の斜視図であり、
第2図は鉄骨への固定を示す断面図、第3図はパ
ネルどうしをコーナーで接合する例を示す断面図
である。
建築用パネルの一例を示す要部の斜視図であり、
第2図は鉄骨への固定を示す断面図、第3図はパ
ネルどうしをコーナーで接合する例を示す断面図
である。
この枠型はパネルの芯材9の厚さに相応する幅
を有する底板部1と該底板部1の両側端にその長
さ方向に一様に形成される側板部2と上記底板部
1の中央部にその長さ方向にパネル固定用ボルト
のボルト頭又はナツトが密に摺動可能な幅を有す
る凹溝3を一様に形成すべく該底板部1中央部に
寄せて形成した両溝壁部4と上記凹溝3側へ向け
てそれぞれ突出部5aを一体形成した両上板部5
とよりなり、かつ上記凹溝3の両溝壁部4内壁面
又は内底面の少なくともいずれか一方には該溝3
の長さ方向に一様に突条6が突出形成され、第1
〜2図では該突条6は凹溝3内個を構成する底板
部1中央部に設けられ、第3図では凹溝3内の両
壁部4に設けてあり、凹溝3内に挿入されたボル
ト頭又はナツトは該突条6により上記上板突出部
5aへ向けて多少押圧されるようになつている。
を有する底板部1と該底板部1の両側端にその長
さ方向に一様に形成される側板部2と上記底板部
1の中央部にその長さ方向にパネル固定用ボルト
のボルト頭又はナツトが密に摺動可能な幅を有す
る凹溝3を一様に形成すべく該底板部1中央部に
寄せて形成した両溝壁部4と上記凹溝3側へ向け
てそれぞれ突出部5aを一体形成した両上板部5
とよりなり、かつ上記凹溝3の両溝壁部4内壁面
又は内底面の少なくともいずれか一方には該溝3
の長さ方向に一様に突条6が突出形成され、第1
〜2図では該突条6は凹溝3内個を構成する底板
部1中央部に設けられ、第3図では凹溝3内の両
壁部4に設けてあり、凹溝3内に挿入されたボル
ト頭又はナツトは該突条6により上記上板突出部
5aへ向けて多少押圧されるようになつている。
上記構成にかかる枠型は金属、合成樹脂、木等
の材料により一体的に成形され、特に突条6は塩
化ビニール等の軟質樹脂を用いる。
の材料により一体的に成形され、特に突条6は塩
化ビニール等の軟質樹脂を用いる。
図中7は外装材、8は内装材で、それぞれ金属
板、ハードボード、パーチクルボード、ベニヤ板
等の種々の材料が用いられることは従来のパネル
と同様で、その左右両端部は第1図のように芯材
9と内・外装材8,7の接着により枠型側板部2
外面に接合するか、金属板にあつては第2図及び
第3図に示すように枠型上板部5を外側へ折返し
て該折返し部によりその両端部を挟持固定するよ
うにしてもよい。
板、ハードボード、パーチクルボード、ベニヤ板
等の種々の材料が用いられることは従来のパネル
と同様で、その左右両端部は第1図のように芯材
9と内・外装材8,7の接着により枠型側板部2
外面に接合するか、金属板にあつては第2図及び
第3図に示すように枠型上板部5を外側へ折返し
て該折返し部によりその両端部を挟持固定するよ
うにしてもよい。
9は内・外装材8,7間に挿入又は充填された
グラスウール、発泡ウレタン等の発泡樹脂などの
断熱保温材料よりなる芯材である。
グラスウール、発泡ウレタン等の発泡樹脂などの
断熱保温材料よりなる芯材である。
しかして、パネル端を鉄骨柱11へボルト止め
する場合には、第2図に示す如くボルト12のボ
ルト頭12aを枠型凹溝部3内へその端部より挿
入し、ボルト軸12bをつまんで鉄骨11に開孔
されたボルト孔13の応当個所までボルト頭12
aを凹溝3内をスライドさせ、ナツト14により
締付け固定するのである。
する場合には、第2図に示す如くボルト12のボ
ルト頭12aを枠型凹溝部3内へその端部より挿
入し、ボルト軸12bをつまんで鉄骨11に開孔
されたボルト孔13の応当個所までボルト頭12
aを凹溝3内をスライドさせ、ナツト14により
締付け固定するのである。
上記の如く凹溝部3内底には軟質樹脂の突条6
が形成され、これによりボルト頭12aは枠型上
板部5の凹溝部3に臨ませた突出部5a内面へ押
圧されるので、ボルト頭12aが凹溝部3内の所
定位置に止まつて手を離しても凹溝3内を落下移
動するようなことはなく、簡単にボルト締付けを
行なうことができ、パネル端面は確実に鉄骨柱1
1面へ強圧固定される。
が形成され、これによりボルト頭12aは枠型上
板部5の凹溝部3に臨ませた突出部5a内面へ押
圧されるので、ボルト頭12aが凹溝部3内の所
定位置に止まつて手を離しても凹溝3内を落下移
動するようなことはなく、簡単にボルト締付けを
行なうことができ、パネル端面は確実に鉄骨柱1
1面へ強圧固定される。
なお、突条6は凹溝部3内の内底面だけではな
く、溝両壁4にも突出形成することにより、ボル
ト頭12aを溝3内底から確実に浮かせて上板突
出部5aへ向けて押圧するように構成することも
できる。
く、溝両壁4にも突出形成することにより、ボル
ト頭12aを溝3内底から確実に浮かせて上板突
出部5aへ向けて押圧するように構成することも
できる。
第3図は本考案に係る枠型材を備えたパネルど
うしをコーナーで接合する場合を示すもので、突
条6は溝両壁部4中間に形成されており、上記の
ように該両突条6と両上板突出部5aとの間にボ
ルト頭12aを挿入してもよいが、この場合には
一方のパネルの枠型凹溝部3内にナツト14を挿
入しておき、他方のパネルの枠型底板部1後側に
ボルト挿通孔13をドリル等により開孔してボル
ト12を挿入し、ナツト14はボルト挿通孔13
相応個所までスライドさせて来てボルト止めを行
なうのである。
うしをコーナーで接合する場合を示すもので、突
条6は溝両壁部4中間に形成されており、上記の
ように該両突条6と両上板突出部5aとの間にボ
ルト頭12aを挿入してもよいが、この場合には
一方のパネルの枠型凹溝部3内にナツト14を挿
入しておき、他方のパネルの枠型底板部1後側に
ボルト挿通孔13をドリル等により開孔してボル
ト12を挿入し、ナツト14はボルト挿通孔13
相応個所までスライドさせて来てボルト止めを行
なうのである。
なお、図中15は金属板、合成樹脂板等よりな
るコーナーカバー、16は該カバー15の止めネ
ジである。
るコーナーカバー、16は該カバー15の止めネ
ジである。
(ホ) 考案の効果
本考案に係る枠型材は、通常のジヨイナーを使
用してパネルどうしを平面的に接合できることは
勿論のこと、特に凹溝部3内に軟質材料の突条6
を形成しているので、ボルト頭やナツトを該溝部
3内に挿入して所定位置までスライドさせてもそ
の位置がズレてしまうようなことがないから、ボ
ルト止めが非常に簡単で、鉄骨への止付けやパネ
ルどうしによるコーナーの形成など、施工個所の
いかんにかかわらず単一形状で兼用でき、従来の
ように施工個所によつて異なつた形状の枠型を使
用しなければならないものと比較し、パネルの製
造コストを低減することができ、壁や屋根等の施
工が熟練を要することなく迅速かつ簡単・確実に
行なうことができるのである。
用してパネルどうしを平面的に接合できることは
勿論のこと、特に凹溝部3内に軟質材料の突条6
を形成しているので、ボルト頭やナツトを該溝部
3内に挿入して所定位置までスライドさせてもそ
の位置がズレてしまうようなことがないから、ボ
ルト止めが非常に簡単で、鉄骨への止付けやパネ
ルどうしによるコーナーの形成など、施工個所の
いかんにかかわらず単一形状で兼用でき、従来の
ように施工個所によつて異なつた形状の枠型を使
用しなければならないものと比較し、パネルの製
造コストを低減することができ、壁や屋根等の施
工が熟練を要することなく迅速かつ簡単・確実に
行なうことができるのである。
従つて、本考案の枠型材は構造簡単・製作容易
にして種々の利点を有する。
にして種々の利点を有する。
第1図は本考案に係る枠型材を備えた建築用パ
ネルの一例を示す要部の斜視図、第2図はこの枠
型材による鉄骨への固定を示す断面図、第3図は
パネルどうしをコーナーで接合する例を示す断面
図である。 符号説明、1……底板部、2……側板部、3…
…凹溝、4……溝壁部、5……上板部、6……突
条、7……外装材、8……内装材、9……芯材、
11……鉄骨柱、12……ボルト、13……ボル
ト挿通孔、14……ナツト、15……コーナーカ
バー、16……止めネジ。
ネルの一例を示す要部の斜視図、第2図はこの枠
型材による鉄骨への固定を示す断面図、第3図は
パネルどうしをコーナーで接合する例を示す断面
図である。 符号説明、1……底板部、2……側板部、3…
…凹溝、4……溝壁部、5……上板部、6……突
条、7……外装材、8……内装材、9……芯材、
11……鉄骨柱、12……ボルト、13……ボル
ト挿通孔、14……ナツト、15……コーナーカ
バー、16……止めネジ。
Claims (1)
- パネルの芯材厚に相応する幅を有する底板部と
その両側端に該底板部の長さ方向に一様に形成さ
れる側板部と上記底板部の中央部に該底板部の長
さ方向に一様にパネル固定用ボルトのボルト頭又
はナツトが密に摺動可能な幅を有する凹溝を形成
すべく該底板部上に設けた両溝壁部と上記凹溝へ
臨ませてそれぞれ突出部を形成した両上板部とよ
りなる枠型であつて、上記凹溝の両溝壁部又は内
底面の少なくともいずれか一方には該溝の長さ方
向に一様に軟質材料よりなる突条を突出形成し、
上記凹溝内に挿入する上記ボルト頭又はナツトが
該突条により上記上板突出部下面に向けて押圧固
定されるように構成されてなることを特徴とする
建築用パネルの枠型材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17392682U JPS5978416U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 建築用パネルの枠型材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17392682U JPS5978416U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 建築用パネルの枠型材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978416U JPS5978416U (ja) | 1984-05-28 |
JPH0126812Y2 true JPH0126812Y2 (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=30378770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17392682U Granted JPS5978416U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 建築用パネルの枠型材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978416U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4698151B2 (ja) * | 2004-02-10 | 2011-06-08 | 東急車輛製造株式会社 | 鉄道車両 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525249A (en) * | 1978-08-10 | 1980-02-22 | Nec Corp | Special number exchange system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814167Y2 (ja) * | 1977-12-19 | 1983-03-19 | 加藤車体工業株式会社 | 断熱パネルの枠材 |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17392682U patent/JPS5978416U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525249A (en) * | 1978-08-10 | 1980-02-22 | Nec Corp | Special number exchange system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978416U (ja) | 1984-05-28 |
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