JPH01218878A - インクシートの色検出構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報機器の端末等に用いられる熱転写及び昇華
型カラープリンタに関するもので、インクシートに設け
られたマーク、またはバーコードをフォトセンサにより
検出し４色インクシートの位置検出を行うことを目的と
する。

〔発明の概要〕

本発明は、インクシート幅方向両端に検出マーク領域を
設け２組のフォトセンサをインクシートの両端にそれぞ
れ近接配置し、インクシートのマークパターンにより４
色のインクシートの色及び位置の検出を行うものである
。

［従来の技術〕 従来、第６図に示すようにインクシート１に塗布された
インクの色と位置を検出するためには、反射式または透
過式のフォトセンサ２により、インクの塗布面間に設け
られたマーク３を検出し、Ｙ、Ｍ、Ｃの３色のインク塗
布領域の識別を行っていた。また最近は、高画質な画像
記録の必要性か高く、４色（Ｙ、Ｍ、Ｃ＋Ｂｋ）のイン
クシートを用いる装置も開発されているが、４色のイン
ク塗布を識別するには３＆Ｉｌのフォトセンサが必要に
なり、その装置構成上、レイアウトや、制御回路が複雑
になり、高価な製品になってしまった。

〔発明が解決しようとする課題〕

フォトセンサ２組でそれぞれオン・オフさせると論理的
には４種の検出が可能である。しかし、センサ内のＬＥ
Ｄに対して検出するマークは遮断体となりインクは透過
体であるから従来のフォトセンサ方式では２組のセンサ
両方にｉ３過体検出させる事が不可能であり、２組のセ
ンサでは３色までの検出しか行えなかった。

また、２＆１１のセンサを近接させると、干渉による誤
動作が発生した。また、フォトセンサを使用しない例と
して、インクシートの走行方向に切り込みを入れて、そ
の切り込みを検出する方法ではプリンタ動作中に発生し
うるインクシートの過度な引っ張り力により切り込み部
からインクシートが切断される場合もあった。

さらに、切り込みを用いた検出は、ロール状のインクシ
ートにおいてこの切り込み部が巻きむらの原因となり、
転写品質の劣化を招いた。

そこで本発明の目的は従来のこのような問題を解決する
ため従来の通りフォトセンサ２組使用によってもインク
シート上の４色の色およびその位置の検出を可能にする
事にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記問題を解決するために、本発明はインクシートのイ
ンク塗布面の両端にマーク領域を設け２組のセンサをそ
の両端に設置する事によりセンサ間の干渉を防止し、さ
らにセンサがインク面を通る事がないので４色インクシ
ートの色および位置の検出を可能にしたものである。

〔作用〕

上記のようにフォトセンサをインクシート両端に設ける
ことでインク塗布面両端に設けたマーク領域を、フォト
センサで検出する構成としたので、インク面上の透過と
マーク領域での透過を分けて考える事が可能になり２組
のセンサのオン・オフの組み合わせで４色の識別が行え
る事になる。

〔実施例〕

以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
１図においてインクシート１はその両端にマーク領域５
を有し、その領域内に検出マーク３が２＆Ｉフォトセン
サ２ａ、２ｂが同時に検出可能な位置に設けられている
。この領域上にフォトセンサ２ａおよび２ｂ（図では透
過型センサの発光側と受光側によりインクシートを挟ん
でいる）が配置されている。

インクシート１がプリンタ本体内で矢印方向に搬送され
る時、フォトセンサ２ａ、　　２ｂによりマークの検出
を行いインクシートの位置を制御部するものである。

第２図は装置全体の構成を表す図である。インクシート
１は印字用サーマルヘッド６とプラテン８の間を通りイ
ンクシート巻取り軸１０によって巻き取られながらフォ
トセンサ２ａ、’ｌｂにより、図示しない制御回路によ
りインクシート巻取リモータの制御が行われる。

一方、印字用紙７はロール状のものがプラテン８をガイ
ドとしてキャプスタン１１とピンチローラ１０に挟まれ
て供給され、印字用紙７とインクシート１の制御を行い
サーマルヘッドがダウンしてインクシートを印字用紙に
密着させて加熱し、カラー印字を行うものである。

第３図にインクシート１の検出用マークのパターン例を
示す０図においてＹ、Ｍ、Ｃ，Ｂｋはそれぞれイエロー
、マゼンタ、シアン、ブラックのインク塗布面であり、
（（イ）と（ロ）はその両端、（ハ）は−端にマーク領
域を有する構成でそれぞれカラー印字の第一色目をイエ
ローとして矢印の方向に搬送される。ここでマークの位
置と、各インク塗布面の開始ラインが一致しないのは装
置側のセンサ位置と、印字位置の相違からくるものであ
る。　ここで、第１の実施例（４のパターンは２組のセ
ンサそれぞれのオン・オフにより４色を検出するタイプ
を示し、右側のセンサをＳ−１左側のセンサをＳ−２と
して遮断時をオンとすれば第４図のような組み合わせで
４色の検出が可能であり、信号の変化する位置と各色イ
ンク塗布面の開始ラインを合わせておくと、位置決めを
行う事ができる０次に第３図の（ロ）を基に他の方法の
インクシート検出の実施例を示す。２組のセンサを前記
第１の実施例と同様に定義して、第５図のフローチャー
トのようにＳ−１がオンの時イエローを検出してカウン
タを０にして、イエロー印字を行う。その後、Ｓ−２が
オンを検出する毎に制御回路のカウンタ（ＣＴ）をカウ
ントＵＰしてそのカウント数によりカウンタ（ＣＴ）が
１でマゼンタ、２でシアン。

３でブランク印字を行う。

この方法は制御フローチャートのカウンタ上限を変化さ
せる事により２＆ＩＩのセンサでさらに多色の色検出を
行う事が可能である。

その他は実施例として第３図の（ハ）は矩形のマークを
インクシートの走行方向に複数個並設しバーコード化し
た例で検出開始用マーク、色検出マーク、位置検出マー
クを並べる事により制御側でモータやセンサのタイミン
グを取りながらバーコードを読み取る事で１＆Ｉｌのセ
ンサで多色の検出を行う事が可能になる。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように実施例１においては、２組のセン
サ間の干渉もなく４色の識別を行う事が可能になる。

また、実施例２においては制御１方式を多色用にする事
で２紐のセンサで多色の検出を行う事も可能になる。さ
らに、実施例３では１組のセンサで多色の検出が可能に
なる。加えてインクシート自体の有効的使用の面からも
従来方式ではインク塗布面間のマーク域のインクシート
走行方向の長さは、プリンタ装置内におけるセンサと印
字位置の距趙はほぼ等しかったのに比べ本方式ではほと
んど０に等しくできるので効率のよいインクシートを得
ることができる。

さらに、２組のセンサをインクシートの両端に設置する
ので相互干渉による誤検出の防止にも有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本方式によるインクシートとセンサの位置を示
す斜視図、第２図は本発明の装置全体の構成断面図、第
３図（化（ロ）、（ハ）はインクシートマークパターン
例を示す平面図、第４図は第３図の例（（イ）の検出パ
ターン説明図、第５図は第３図例（ロ）の検出フローチ
ャート図、第６図は従来方式の斜視図である。 ■・・・インクシート ２・・・フォトセンサ ３・・・検出用マーク ４・・・インク塗布面 ５・・・マーク領域 ６・・・サーマルヘッド ７・・・ロールペーパ ８・・・プラテン ９・・・インクシートガイドローラ ｌＯ・・・ピンチローラ １１・・・キャプスタンローラ 以上 出願人　セイコー電子工業株式会社 イン７シートと７第１ｔソ寸配置δネ第４子視図￥７１
　図 ネ発明躾ＸＭｋ膚を示・１餌曲図 第２図 （イ）　　　　　　　　　　（ロ）　　　　　　　　　
　（）℃イン７シート狽出用マークパフー′／伊１と示
オ平面図第３図 伊Ｈの検出バフーンｓｔｇＦ４図 第４図 汐゛１０めイ突出フロー＋１−） 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数色のインクが一定長で連続的に塗布され本体装置に
   より、加熱されインクの転写を行い、色合成する事によ
   りカラープリントを行う装置において、インクシートに
   規則的に塗布された少なくとも３色以上のインクの塗布
   面の識別をするマーク領域を設け、少なくとも１つのフ
   ォトセンサをそのマーク領域上に配置する事により前記
   インクシートに塗布されたインクの色検出する事を特徴
   とするインクシートの色検出構造。