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JPH01207347A - ポリマー混合物及びそのポリ塩化ビニル改質剤としての使用 - Google Patents

ポリマー混合物及びそのポリ塩化ビニル改質剤としての使用

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JPH01207347A
JPH01207347A JP63304316A JP30431688A JPH01207347A JP H01207347 A JPH01207347 A JP H01207347A JP 63304316 A JP63304316 A JP 63304316A JP 30431688 A JP30431688 A JP 30431688A JP H01207347 A JPH01207347 A JP H01207347A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2種類の選択されたゴム基材グラフト共重合
体、ニトリル基を含むゴム、及び随時高分子量の熱可塑
性樹脂を含むポリマー混合物、及びこの混合物の、ポリ
塩化ビニルを基材とした成型用組成物用の、特にエンボ
スフィルム製造用の添加物としての使用に関する。
ポリ塩化ビニルは、フィルム製造用の公知の人造材料で
ある。ポリ塩化ビニル成型用組成物は、ポリ塩化ビニル
の他にニトリルゴム、可塑剤をも含み、そして積層の為
に随時更に特殊な添加剤が使用される[西ドイツ国特許
公開明細書(DE−O3)第3.204.144号、ヨ
ーロッパ特許明細書第101,904号参照]。これら
の成型用組成物成分は、粉末の形で存在し、同様に粉末
の形で存在するポリ塩化ビニルとすぐに均一に混合でき
る事が望まれている。
問題のこの種の成型用組成物は、特に要求される性質を
満足しなければならない。即ち、成型用組成物は、高い
靭性、破断強度、柔軟性、弾性、伸び、耐寒亀裂性、耐
熱性、接着性及び耐磨耗性が要求されるだけでなく、更
に例えば、圧延(カレンダーリング)及び深絞り成型加
工が出来、釣り合いの取れた収縮性及び寸法安定性を示
し、装飾仕上げ(例えばエンボス加工)が可能な表面を
形成する事が望まれている。
本発明によれば、本発明の主題の一つでありポリマー混
合物は、ポリ塩化ビニルに添加され、上述した各種性質
全体については勿論全く変化させずに特に低温抵抗特性
を改善したフィルムを与え得ることが発見された。
従って本発明は、 a)25ないし40重量部のアクリロニトリルと75な
いし60重量部のスチレン、σ−メチルスチレン、メタ
アクリル酸アルキル又はそれらの混合物との混合物を、
高度に架橋したジエンゴム粒子にグラフトして得たゴム
含量が20ないし40重量%のグラフトポリマー45な
いし50重量部、b)20ないし35重量部のアクリロ
ニトリルと80ないし65重量部のスチレン又はα−メ
チルスチレンとの混合物を、高度に架橋したジエンゴム
の粒子にグラフトして得たゴム含量が50ないし75重
量%でグラフト収率が60重量%以上、好ましくは80
重量%以上であるグラフトポリマー45ないし10重量
部、 C)アクリル酸CxCs−アルキルエステル及び/又は
共重合体基準で40重量%以下のアクリロニトリルを含
むブタジェンから得た、平均粒径(dSO)が0.1な
いし0.3μmで、ゲル含量が40ないし90重量%で
ある微粒状の部分的に架橋した共重合体10ないし50
重量部、及び d)随時、スチレン又はメタアクリル酸メチルと401
i量%までのアクリロニトリルとの、固有粘度[11(
ジメチルホルムアミド中20°Cで測定)が4dQ/g
以上の、高分子量で非架橋の共重合体5重量部以下  
    1からなるポリマー混合物、特に粉末形の混合
物に関する。
本発明において、グラフト生成物とは、グラフト重合の
反応生成物である。グラフト反応は決し  1て完全に
は行われないので、グラフト生成物は常  :に、本当
にグラフトしたグラフトポリマーと、グ  1ラフトモ
ノマーがグラフトしないで遊離状態で重  1合した共
重合体の混合物からなる。グラフト収率は、存在するグ
ラフトモノマー全体の中で、実際にグラフト重合したモ
ノマーの%を意味する。    1本発明におけるグラ
フト生成物a)は、例えば  ζ25ないし40TII
i部のアクリロニトリルと75 4ないし60iiff
i部のスチレン、α−メチルスチレ  −ン、メタアク
リル酸アルキル、より特別にはスチ  ・レンとの混合
物80ないし60重量%、特に75  ′ないし65!
i量%を、粒状の、高度に架橋したジエンゴム、例えば
100ないし70重量部のブタジェンおよび 0ないし
30重量部のスチレン、アクリロニトリルおよび/又は
(メタ)アクリル酸アルキルからの、平均粒径(d、。
)が0.1ないし0.5μmの、そしてゲル含量が70
重量%以上の粒状ポリマーにグラフト重合させて製造す
る事が出来る。この様なグラフトポリマーの製造は、例
えばモノマー混合物を、ゴムラテックスの序在下、50
°C以上の温度で、ラジカル開始剤、列えば水溶性無機
過酸化物によって開始した乳化重合によって行うことが
知られている。
本発明におけるグラフト生成物b)は20ないし35重
量部のアクリロニトリルと80ないし65重量部のスチ
レン又はσ−メチルスチレンとわモノマー混合物、50
ないし25重量%を、粒大の、平均粒径(dSO)が0
.2ないし0.6μmで、ゲル含量が70重量%以上の
高度に架橋したジエンゴム、特にポリブタジェン、50
ないし75重量%にグラフト重合させて製造する事が出
来る。グラフト収率は、60重量%以上、即ち重合した
モノマー混合物の大部分が、共有結合によってゴムに化
学的に結合している。この様なグラフトポリマーは公知
である。これらは、例えばビニル七ツマー混合物を、ゴ
ムラテックスの存在下、有機ハイドロペルオキシド及び
アスコルビン酸からなるレドックス開始系を使用して乳
化グラフト重合を行って製造する事が出来る。
本発明におけるゴム状共重合体C)は、微粒状の部分的
に架橋した、アクリル酸C,−C,−アルキル、(特に
アクリル酸ブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘ
キシル)及び/又はブタジェンと、40重量%以下の、
好ましくは20ないし35重量%のアクリロニトリルと
からの共重合体である。アクリル酸C,−C,−アルキ
ルとアクリロニトリルとからの共重合体が好ましい。こ
れらゴムの平均粒径(d5゜)は0.1ないし0.3μ
mそしてゲル含量は40ないし99重量%、特に75な
いし99重量%である。これらは公知であり、40重量
%以下のアクリロニトリル、及び80ないし60重量%
のアクリル酸アルキル及び/又はブタジェンからなるモ
ノマー混合物を30°C以上の温度でラジカル乳化重合
させて製造する事が出来る。部分的な架橋反応を行うに
は、特殊な条件を確立しなければならない。比較的低い
架橋密度(膨潤指数によって表される)に架橋(ゲル含
量によって表される)する事が必要である。
この様な架橋密度、架橋度の組み合わせは、例えばアク
リル酸エステルの重合を、1重量%以下の多官能性の共
重合可能なアリル化合物、より特別にはトリアリル化合
物、例えばトリアリル(イソ)シアヌレートを添加して
実施することにより得られる。
ブタジェンを七ツマ−として使用する場合、乳化重合を
、ブタジェンそれ自体が架橋剤として作用する様に実施
すれば(例えば40°C以上、又は60’O以上もの非
常に高温での共重合、又は非常に高い七ツマー転化率の
重合には)、多官能性ビニル又はアリルモノマーを使用
する必要は無い。
本発明における成分d)は、極めて高分子量のメタアク
リル酸メチルホモポリマー、及びメチル 。
ン又はメタアクリル酸メチルと40重量%以下のアクリ
ロニトリルとのなお有機溶媒に可溶な共重合体である。
アクリロニトリル含量が20ないし35重量%のメタア
クリル酸メチル/アクリロニトリル共重合体が好ましい
。ポリマーd)は乳化又は懸濁重合によって製造する事
が出来、DMF中室温で測定して、4dQ/g以上、特
に5ないし14dQ/gの固有粘度[l]を有する。
成分a)ないしd)は、その製造の間、固体含量20な
いし50重量%の水性エマルジョン(ラテックス)とし
て蓄積する。
ポリ塩化ビニルの仕上げに使用するポリマー混合物は、
ポリ塩化ビニルと熔融配合の前に予備混合することが出
来るように粉末状である事が重要である。しかし、ポリ
マー混合物の成分の幾つかは、例えばb)及びC)は互
いに粘着するので、成分a)ないしd〕を互いに混合す
ることは容易ではない。
本発明のポリマー混合物は以下の様にして得ることが出
来る。
即ち、成分a)ないしd)のエマルジョン(ラテックス
)の、必要なポリマー組成に相当した量を混合する。混
合する間、凝集物が生成するのを避ける事が重要である
。即ちラテックスを製造する時でも、各成分は、例えば
乳化剤を検討選択し、そして最適pHを確立して互いに
混合可能にし、エマルジョンが相互沈澱を起こす事を避
ける様にする事が重要である。ラテックス混合を約20
ないし70°Cで実施する際は、混合後又はその途中で
フェノール系抗酸化剤を添加する事が出来る(通常の混
合機を使用する)。
得られたエマルジョン混合物は、通常の方法(例えば電
解質の添加、又は直接乾燥)によって凝集させ、そして
洗浄、乾燥して粉末にする。続く工程で、同粉末はPV
C粉末と混合する。更に添加物、例えば可塑化用低分子
化合物又はポリマーを随時添加する事が出来る。得られ
る粉末状の混合物は、次いで熔融配合して均一にする。
P■Cを含、゛成型用組成物は、均衡の取れた優れた性
質を併せ持っており、特に比較的低温での性質が際立っ
て優れている。
固有粘度は、ジメチルホルムアミド中で測定しf:  
 [M、   Hoffmann    et    
al、、   Polymeranalytik(ポリ
マー分析) I  und  II、 Georg  
ThiemeVerlag社(Stuttgart) 
、  1977年発行を参照]。グラフト収率は分離液
を使用した分画によって定量した[同じ< M 、 H
offmann  et  at、。
Polymeranalytik  I  und  
It参照]。
粉末粒径はdSaで、超遠心法によって測定した[W、
 5choltan  et  al、、 Kollo
ids、 undZ、 Polymere  250 
 (1972)参照1゜実施例 使用ポリマー 成分a): 15重量%の平均粒径(dS。)が0.1μmの微粒ポ
リブタジェン、15重量%の平均粒径(cts。)が0
.4μmの粗粒ポリブタジェン、及び70重量%の、3
3重量%のアクリロニトリルを含むスチレン/アクリロ
ニトリル共重合体(SAN)からのエマルジョングラフ
トポリマー。ポリブタジェンのゲル含量は、80ないし
95重量%である。グラ7トポリマーは、重合開始剤と
して過酸化二硫酸カリウムを使用する水性乳化グラフト
重合により製造した。
成分b): 50重量%の平均粒径(a SO)が0.4μmの粗粒
ポリブタジェンと50重量%の、28重量%のアクリロ
ニトリルを含むスチレン/アクリロニトリル共重合体か
らのエマルジョングラフトポリマー。ポリブタジェンの
ゲル含量は、89重量%である。グラフトポリマーは、
重合開始剤として、キュメンハイドロペルオキシド/ア
スコルビン酸を使用する水性エマルジョングラフト重合
によって製造した。グラフトモノマーのグラフト収率は
80重量%であった。
成分c): 30重量%のアクリロニトリルと70重量%のアクリル
酸n−ブチルからのポリマーエマルジョンで、その平均
粒径(dS。)が0.2μm1ゲル含量が93重量%、
モして膨潤指数(swellingindex)が14
である。この共重合体は、トリアリルシアヌレートを加
えて架橋三元共重合を行い製造した。
成分d): 66重量%のメタアクリル酸メチルと34重量%のアク
リロニトリルからのポリマーエマルジョンでジメチルホ
ルムアミド中で測定した固有粘度が 5.4dQ/gで
ある。
成分b)の比較ポリマーB Bl)  成分b)と同じ組成を持ち、グラフト収率が
52重量%のグラフトポリマーエマルジョン。
B2)  75重量%の、成分Bl又はb)で使用した
粗粒ポリブタジェンと、25重量%の、成分B1又はb
)で使用したスチレン/アクリロニトリル樹脂からなる
グラフトポリマーエマルジョン。
生成物のグラフト収率は49重量%である。
pvc  : に値が70のポリ塩化ビニル。
可塑剤: Pl: ジインデシル7タレート B2: 酢酸ビニル含量70重量%、平均分子量200
.000 g/molのエチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂成分R: 69重量%のσ−メチルスチレンと31重量%のアクリ
ロニトリルからの、固有粘度[vl  (ジメチルホル
ムアミド中で測定)が0.6dQ/gの共重合体エマル
ジョン、 成分a)ないしd)を含む、本発明のポリマー混合物の
製造 成分a )ないしd)のエマルジョンヲ、エマルジョン
のポリマー固形分を基準にして表1に示した混合割合で
混合し、固形分基準で1.2重量%のフェノール系抗酸
化剤で安定化、70ないし90°Cの温度で、MgSO
4水溶液で凝固、濾過、洗浄、そして乾燥して粉末を形
成する。
ポリ塩化ビニル(pvc)成型用組成物及び試験片の製
造 PVC成型用組成物を製造する為に、表1に示すポリマ
ー混合物、PVC1可塑剤(PI、P2)及び樹脂成分
(R)を、表2に示した量(重量基準)で組み合わせ、
更に 2重量%のラウリン酸バリウム/カドミウム(固
体)、0.3重量%の立体障害フェノール抗酸化剤(固
体)及び0.2重量%のエステルワックスと、ミキシン
グロラー上で180°Cで15分間均質化し、それから
190℃で成型し試験片を製造する。こうして得られた
試験片の性質を表3に示す。
表  1 本発明のポリマー混合物と比較ポリマー混合物(*)の
組成(重量部) No、  a)   b)   c)   d)   
Bl)   B2)2*40  −  40  2  
18  −3ネ  40  −  40   2   
      18表  2 PVC成型用組成物の組成(重量部、*は比較する成型
用組成物) [重量部] I   1/100   90   35  −  −
■本 2本/100  90   35  −  −■
本   3本/100     90      35
     −     −rv   1150    
50   −  40  20V本  2*150  
  50    −   40  20■本  3*1
50     50     −    40   2
0表3の値は、PVC成型用組成物中の本発明のポリマ
ー毘合物lが、比較用組成物と比較して伸度及び/又は
低温抵抗性を改善した事を示している。
ゴム含量を上げた比較用成型組成物■*及び■*が意外
にも■及び■よりも低温抵抗性が悪く、更に機械的性質
、例えば伸度及びV 1cat軟化点も良くなかった。
即ち、成分b)の様な従来のゴムでは、それを大量に使
用しても希望する伸度及び低温抵抗性は得られない。
本発明の主なる特徴及び態様は下記の通りである。
■、下記成分、即ち a)25ないし40重量部のアクリロニトリルと、75
ないし60重量部のスチレン、α−メチルスチレン、メ
タアクリル酸アルキル又はそれらの混合物の混合物を、
高度に架橋したジエンゴム粒子にグラフトして得たゴム
含量が20ないし40重量%のグラフトポリマー45な
いし50重量部のb)20ないし35重量部のアクリロ
ニトリルと80ないし65重量部のスチレン又はα−メ
チルスチレンとの混合物を高度に架橋したジエンゴムの
粒子にグラフトして得たゴム含量が50ないし75重量
%グラフト収率が60重量%以上であるグラフトポリマ
ー45ないし10重量部、 C)アクリル酸c*ca−アルキルエステル及び/又は
共重合体基準で40重量%以下のアクリロニトリルを含
むブタジェンから得た、平均粒径(d60)が0.1な
いし0.3μmで、ゲル含量が40ないし90重量%で
ある部分的に架橋した共重合体10ないし50重量部か
らなるポリマー混合物。
2、更に 5重量部以下の、スチレン又はメタアクリル
酸メチルと40重量%以下のアクリロニトリルとからの
、固有粘度[l] (ジメチルホルムアミド中20°C
で測定)が4dQ/gより大きい、高分子量、未架橋共
重合体を含む、上記第1項記載のポリマー混合物。
3、易流動性、乾燥粉末の形の、上記第1項記載のポリ
マー混合物。
4、成分a)ないしd)のラテックスを、凝固が起こら
ない様に混合し、その後得られた混合物を公知の方法で
凝固させる事を特徴とする、上記第1項記載のポリマー
混合物の製造法。
5、ポリ塩化ビニル成型用組成物に、上記第1項記載の
ポリマー混合物の効果量を添加する事を特徴とする、ポ
リ塩化ビニルの改良法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記成分、即ち a)25ないし40重量部のアクリロニトリルと、75
    ないし60重量部のスチレン、α−メチルスチレン、メ
    タアクリル酸アルキル又はそれらの混合物の混合物を、
    高度に架橋したジエンゴム粒子にグラフトして得たゴム
    含量が20ないし40重量%のグラフトポリマー45な
    いし50重量部、b)20ないし35重量部のアクリロ
    ニトリルと80ないし65重量部のスチレン又はα−メ
    チルスチレンとの混合物を、高度に架橋したジエンゴム
    の粒子にグラフトして得たゴム含量が50ないし75重
    量%、グラフト収率が60重量%以上であるグラフトポ
    リマー45ないし10重量部、 c)アクリル酸C_2−C_8−アルキルエステル及び
    /又は共重合体基準で40重量%以下のアクリロニトリ
    ルを含むブタジエンから得た、平均粒径(d_5_0)
    が0.1ないし0.3μmで、ゲル含量が40ないし9
    0重量%である部分的に架橋した共重合体10ないし5
    0重量部からなるポリマー混合物。
JP63304316A 1987-12-11 1988-12-02 ポリマー混合物及びそのポリ塩化ビニル改質剤としての使用 Expired - Lifetime JP2622408B2 (ja)

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DE3742103.4 1987-12-11
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Publications (2)

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JP63304316A Expired - Lifetime JP2622408B2 (ja) 1987-12-11 1988-12-02 ポリマー混合物及びそのポリ塩化ビニル改質剤としての使用

Country Status (4)

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US (1) US4902744A (ja)
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JP (1) JP2622408B2 (ja)
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