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JPH01180932A - ピン・グリッド・アレイicリードピン用高力高導電性銅合金 - Google Patents

ピン・グリッド・アレイicリードピン用高力高導電性銅合金

Info

Publication number
JPH01180932A
JPH01180932A JP348488A JP348488A JPH01180932A JP H01180932 A JPH01180932 A JP H01180932A JP 348488 A JP348488 A JP 348488A JP 348488 A JP348488 A JP 348488A JP H01180932 A JPH01180932 A JP H01180932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper alloy
strength
pin
content
electric conductivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP348488A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohisa Miyato
宮藤 元久
Riichi Tsuno
津野 理一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP348488A priority Critical patent/JPH01180932A/ja
Publication of JPH01180932A publication Critical patent/JPH01180932A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はピン・グリッド・アレイICリードピン用高力
高導電性銅合金に関し、さらに詳しくは、Au−20w
t%Sn共晶ろうのような軟ろう祠(400℃未満)に
よりろう付け接合することができるピン・グリッド・ア
レイICリードピン用高力高導電性銅合金に関する。
[従来技術] 一般に、ピン・グリッド・アレイICの基盤はセラミッ
クからなり、方形のセラミック基盤の表面には数個のI
C素子が搭載され、基盤の電極とIC素子の電極がボン
ティングワイヤを介して結線され、抵抗等が付加されて
回路が形成される。
また、裏面は表面の各電極に対応した入出力用リードピ
ンから構成されている。そして、これらのリードピンは
ヘッダ加工されたピンの頭部をろう付けすることにより
、メタライズされた電極部にろう付けされて接合される
特に、大型コンピューター等に使用されるピン・グリッ
ド・アレイICは、極めて高い信頼性を  ゛要求され
るため、このリートピンの接合にはAu−20wt%S
n共晶ろう(融点280’C)が使用され、水素還元雰
囲気中において400〜500℃の温度でろう付けされ
る。また、リードピンにはN1またはPd下地めっき後
、Auめっきが施されるのが通例である。そして、この
リードピンとしては、Fe−Co−Ni合金(ASTM
規格F−15合金)が使用されている。
しかして、このF−15合金は優れた耐熱性、高強度を
有しているため、リードの変形等の信頼性の面で使用さ
れてきているが、しかし、F−15合金は導電率が3%
IACSと小さく、ICリード線としてはジュール熱が
発生し易く、かっ、熱伝導率が小さいのでIC内部で発
生ずる熱量の放散性が不充分である。
特に、最近のIC素子の高密度化に伴い、IC素子内部
で発生する熱量が増加するようになり、F−15合金は
熱量の放散性か悪いということが指摘され、F−15合
金に代わる祠料が要望されてきている。
このような、要望に対しては銅合金が挙げられるが、−
船釣に銅合金は400〜500℃の温度におけるろう付
け時に軟化し、強度が失われ、硬度1−1v200以上
を保持することは困難である。
また、強度および耐熱性か良好な銅合金はF−15合金
と同様に導電率が小さいという問題がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記に説明したような従来技術の種々の問題点
に鑑み、本発明者が鋭意研究を行ない、検訃jを重ねた
結果、400〜500°Cの温度におけろろうイ」け後
し、ビッカース硬さが200以上、導電率30%IAC
S以」ユ、かつ、耐熱性、繰り返し曲げ性、貴金属めっ
きが優れているピン・グリッド・アレイIcリードピン
用高力高導電性銅−合金を開発したのである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るピン・フリント・アレイICリードピン用
高力高導電性銅合金の特徴とするところは、 N i 3.0〜3.5wt%、Si O,5−0,9
wt%、−Zn 0.05−5wt%、Sn 0.2〜
2.0wt%、Cr  0.001〜0.1wt%、 
Mg  O,001−0,01wL%を含有し、残部C
uおよび不可避不純物からなる〜3− 銅合金であり、かつ、4.50 ℃未満の軟ろう付け処
理後、ビッカース硬さ200以上、導電率30%IAC
S以上、耐熱性、スティフネス強度、繰り返し曲げ性、
貴金属めっき性が優れていることにある。
本発明に係るピン・グリッド・アレイICリードピン用
高力高導電性銅合金について、以下詳細に説明する。
先ず、本発明に係るピン・グリッド・アレイICリード
ピン用高力高導電性銅合金の含有成分および含有割合に
ついて説明する。
N1は強度向上に寄与する元素であり、含有量が3.0
wt%未満ではSiが05〜0.9wt%含有されてい
ても強度向上は期待できず、また、3.5wt%を越え
て含有されると効果が飽和し、導電性が低下する。よっ
て、Ni含有量は30〜3.5wt%とする。
SiはN1と共に強度向上に寄与する元素であり、含有
量が051%未満ではNiが30〜3.5wt%含有さ
れていても強度向上は期待できず、また、0.9wt%
を越えて含有されると導電性が低下すると共に熱間押出
し加工性が悪化する。よって、S1含有量は05〜0.
9wt%とする。
Znは貴金属めっき、錫めっき、錫合金めっきおよびは
んだの耐剥離性を著しく改善する元素であり、含有量が
0.05wt%未満ではこの効果は少なく、また、5w
t%を越えて含有されるとはんだ付け性が悪くなる。よ
って、Zn含有量は005〜5wt%とする。
Sn!j:Cu中に固溶して強度、スティフネス強度お
よび繰り返し曲げ性の向上に寄与する元素であり、含有
量が0.2wt%未満ではこのような効果は少なく、ま
た、2.0wt%を越えて含有されると導電性および熱
間押出し加工性を低下さ仕る。よって、Sn含有重は0
2〜2.0wt%とする。
Crは鋳塊の粒界か強化され、熱間押出し加工性を向上
させる元素であり、含有量が0.001wt%未満では
この効果は少なく、また、0.1wt%を越えて含有さ
れると溶湯が酸化し、鋳造性を劣化さ什る。よって、C
r含有層は0001〜0.1wt%とすMgは不可避的
に混入してくるSを安定したMgとの化合物MgSとし
て、同相中に固定し、熱間押出し加工を可能にする元素
であり、含有量が0.001wt%未満てはこの効果は
少なく、また、0.01wt%を越えて含有されると鋳
塊中にCu十MgCu2の共晶(融点722°C)を生
し、ごの722℃以上の温度に加熱されると割れを発生
し、溶場 −が酸化し、鋳造性が劣化する。よって、M
g含有量は0.001〜O、Olvt%とする。
なお、上記に説明した含有成分以外に、Ag、A1、I
 n、 Fe、 Mnを1種或いは2種以上を02wt
%まで、また、B5Be、 T1、Zr、Pを1種或い
は2種以上をO,1wt%までの含有は、強度、導電性
、繰り返し曲げ性、貴金属めっき性、はんた付け性、は
んだの耐熱剥離性等の特性を問題なく維持することがで
き、」二足含有量までは許容することができる。
[実 施 例] 本発明に係るピン・グリッド・アレイICり一ドピン用
高力高導電性銅合金の実施例を説明する。
実施例 第1表に示す含有成分および含有割合の銅合金を、クリ
プトル炉において大気中で木炭被覆下に溶解し、傾斜式
鋳鉄製の円筒モールドに鋳込み、直径70mm、、長さ
180mmの鋳塊を作製した。
この鋳塊の外周面を25mm面削し、820℃の温度に
加熱し、直径10闘の棒に熱間押出し加工を行なった後
、750’Cの温度から水中急冷を行なった。
比較材No、4はSi含有嵐が0.9wt%を越えて含
有されており、熱間押出し加工時、割れを発生したため
、後の試料調整から除外した。
また、比較材No、11はCrを、比較材N012はM
gを含有しておらず、熱間押出し加工時に割れを発生し
たため、その後の試NIM整から除外した。
次に、酸化スケールを除去した後、1パス加工率約20
%の冷間伸線加工を繰り返し、直径5.2mmの線材と
した。
次いで、lパス加工率約20%の冷間伸線加工を繰り返
し、直径0.50mmの線材を作製し、475°Cの温
度でN2ガス雰囲気中で2時間の焼鈍を行なった後、冷
間伸線加工により、直径0.40mmの線材を作製した
なお、その他の比較材として、市販品のF−15合金の
直径0.40mmの線材を使用した。
このようにして、作製された試料について、以下説明す
る試験条件により試験を行ない、試料ままのビッカース
硬さ、導電率、はんだ付け性、はんだの密着性およびA
u−20wt%9n共晶ろう付けする温度条件である4
25℃の温度で15分加熱処理した後の、ビッカース硬
さ、導電率、スティフネス強度、繰り返し曲げ性および
Auめっきの密着性を調査し、その結果について第2表
に示す。
[試験条件] (1)ビッカース硬さは、マイクロヒラカース硬度計、
荷重100gfで測定した。
(2)導電率はダブルブリッジを使用し、J I S 
I(0505に基ついて測定した。算出法は平均断面積
による。
(3)はんだ付(′:I試験およびはん)aの耐熱剥離
性試験は、φ0.40mmX 80mm1の試験片を酸
洗後、M I L S ’FD −2021尤Meth
od208 Cに括ついて、弱活性フラックスを使用し
、230℃の温度において、5n60〜Pb4.O浴中
ではんたイ」けを行ない、さらに、150℃の温度にお
いて500時間大気中に保持した。後90°曲げを行な
いはんだの密着性を拡大鏡により調べた。
(4)スティフネス強度はφ0.40mmx60mm1
の試験片を用0、曲げ半径40mmで応力を加え、変位
角度か100となる時のモーメントを求めた。
(5)リードの繰り返し曲げ性は、450gの荷重を端
部に吊して、往復90°の一方向曲げを行ない、破断す
るまでの回数を往復1回と数え、試験片数10の平均値
として求めた。
(6)Auめっきの密着性は、下地N1めつき2μ、A
uめっきを3zlを施し、ろつイ・](j温度425°
Cで15分間加熱後、膨れの発生の有無を拡大鏡により
調へた。
第1表 第2表から明らかなように、本発明に係るピン・グリッ
ド・アレイICIリートピン用高力高導電性銅合金(以
下、本発明側として説明する。)は、比較材に比してピ
ン・グリッ)・・アレイIcIリートピンとして、以下
説明するように優れた特性を有していることがわかる。
本発明4−’l’No、IおよびNo、2にたいして、
比較材No、3はSi含有量か0.5wt%未1iRi
であり、N1、Siそれぞれの含有量のバランスが悪く
、ALIろう例は温度に加熱後、ビッカース硬さが20
0以下となっている。
比較材NoはN1含有量が3.5wt%を越えており、
Ni、Siのバランスが悪く、導電率か30%I AC
8未満である。
比較材No、6はN1含有量が3.0wt%未満であり
、N1、S】のバランスが悪く、ビッカース硬さの20
0以上を満足しない。
比較材No、7はZnを含有しておらず、Auめっきお
よびはんだの密着性か悪い。
比較材No、8はZn含有が5.0wt%を越えており
、はんだ付け性が悪く、かつ、導電率も30%IΔCS
未満である。
比較材No、9はSn含有量が0.2wt%未満であり
、導電率は高い値を有しているが、ビッカース硬さが2
00以下であり、スティフネス強度、繰り返し曲げ性は
低下している。
比較材No、 I OはSnn含有熱2.0wt%を越
えており、ビッカース硬さ、スティフネス強度、繰り返
し曲げ性は、本発明材No、lおよびNo、 21同等
の特性を有しているが、導電率が30%jACS未満で
ある。
また、本発明材のNo、]およびNo、2はP−15合
金と比較しても、ビッカース硬さ、スティフネス強度、
繰り返し曲げ性、Auめっき性、はんノコ付け性および
はんだの密着性は同等であり、導電率は10倍以−ヒの
値を示している。
[発明の効果] 以」二説明したように、本発明に係るピン・グリッド・
アレイICIリートピン用高力高導電性銅合金は上記の
構成であるから、400〜500°Cの温度においてろ
う付け処理した後においても、ビッカース硬さは200
以上であり、導電率も3o%IACS以上て、耐熱性、
スティフネス強度、繰り返し1itaiヂ性、貴金属め
っき性に優れているという効果を有するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Ni3.0〜3.5wt%、Si0.5〜0.9wt%
    、Zn0.05〜5wt%、Sn0.2〜2.0wt%
    、Cr0.001〜0.1wt%、Mg0.001〜0
    .01wt%を含有し、残部Cuおよび不可避不純物か
    らなる銅合金であり、かつ、450℃未満の軟ろう付け
    処理後、ビッカース硬さ200以上、導電率30%IA
    CS以上、耐熱性、スティフネス強度、繰り返し曲げ性
    、貴金属めっき性が優れていることを特徴とするピン・
    グリッド・アレイICリードピン用高力高導電性銅合金
JP348488A 1988-01-11 1988-01-11 ピン・グリッド・アレイicリードピン用高力高導電性銅合金 Pending JPH01180932A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008479A1 (fr) * 2000-07-25 2002-01-31 The Furukawa Electric Co., Ltd. Materiau en alliage de cuivre destine a des pieces de materiel electronique ou electrique
US6893514B2 (en) 2000-12-15 2005-05-17 The Furukawa Electric Co., Ltd. High-mechanical strength copper alloy
US7090732B2 (en) 2000-12-15 2006-08-15 The Furukawa Electric, Co., Ltd. High-mechanical strength copper alloy
US7727344B2 (en) 2000-04-28 2010-06-01 The Furukawa Electric Co., Ltd. Copper alloy suitable for an IC lead pin for a pin grid array provided on a plastic substrate
CN102918172A (zh) * 2010-02-24 2013-02-06 株式会社豊山 具有高强度和高传导性的铜合金及其制造方法

Cited By (6)

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WO2002008479A1 (fr) * 2000-07-25 2002-01-31 The Furukawa Electric Co., Ltd. Materiau en alliage de cuivre destine a des pieces de materiel electronique ou electrique
US7172662B2 (en) 2000-07-25 2007-02-06 The Furukawa Electric Co., Ltd. Copper alloy material for parts of electronic and electric machinery and tools
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