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JPH01170011A - エレクトレット化装置 - Google Patents

エレクトレット化装置

Info

Publication number
JPH01170011A
JPH01170011A JP62327285A JP32728587A JPH01170011A JP H01170011 A JPH01170011 A JP H01170011A JP 62327285 A JP62327285 A JP 62327285A JP 32728587 A JP32728587 A JP 32728587A JP H01170011 A JPH01170011 A JP H01170011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electret
sheet
high voltage
electrode
humidifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62327285A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Sato
洋三 佐藤
Kenji Arimoto
憲二 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP62327285A priority Critical patent/JPH01170011A/ja
Publication of JPH01170011A publication Critical patent/JPH01170011A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高分子7−トにコロナ放電を用゛いてエレクト
レットシートを製造する製造装置に関するものであシ、
史に詳しくは高性能エレクトレットシート1−きわめて
短時間に均一にかつ容易に大量生産することのできる装
置に関する。
〔従来の技術〕
エレクトレットは、現在、マイクロホン、スピーカある
いはカートリッジなどの音響変換機器において、振動膜
やバイアス電圧印加用材料として実用に供されており、
さらにスイッチやエアーフィルターなどへの応用も考え
られている。
エレクトレットはその製造方法によって、1)熱エレク
トレット、2)エレクトロエレクトレット、3)ラジオ
エレクトレット、4)メカノエレクトレット、5)マグ
ネトエレクトレット等の多くのものが有る。(例えば物
性、9月号(1971人P516〜P527参照) これらの製造方法の中で4EHC一般的な方法でおるエ
レクトロエレクトレット法、つま9コロナ法は種々のエ
レクトレット化すべき素材である誘電体シートに、常温
で直流高電圧を印加し、′nl#L体表面へコロナ放電
させる事によってエレクトレット化する方法である(例
えば特開昭60−168511鬼〔発明が解決しようと
する問題点〕 一般にコロナ法は得られるエレクトレットの初期電荷量
が多く、又、簡単な方法で短時間でエレクトレット化で
きる等の利点がめるか、印加電圧が低い場合に材料の厚
さが厚いとコロナ放電により注入される電子及びイオン
がp面近くにしか分布しない。また、コロナ放電当初の
注入電子及びイオンが次の電子及びイオンを反発阻害し
て十分なエレクトレット化が達成できないという問題が
ある。これを回避するため印加電圧を上げると、シート
に注入された電子又はイオンによυ7−トの絶縁RZ&
が生じるという間組があった。
本発明はコロナ法によるエレクトレットの長所を損うこ
となく、前記欠点を除くことのできるエレクトレット化
装mを提供することを目的とするものである。
〔間辿点を解決するための手段〕
本発明エレクトレット化装置は、相対する電極によって
シート状物を移動しながら連続的に高圧印加してエレク
トレット化する装置に於て、前記電極間の空間を加湿す
るための加湿装置を設けたことを特徴とする。
〔実施例及び作用〕
次に、本発明の実施例1i−図向い基いて説明する。
図面は本発明の実施態様の1例を示すもので、ロール状
に巻かれ九シート1は案内ロール8及び2を通9、加湿
装置It3にて加湿調整された加湿室3aK送られ、加
湿室3a17−3に設置された高圧印加用のドラム状の
対向電極(アース電極)4に接触し、非接触型の放電電
極5の負極性又は正極性の高電圧で印加されたのち案内
ロール6及び9を経てエレクトレットシート7として巻
数られるものである。
本発明で用いる加湿装置3は加湿室3a内の相対湿度を
60%〜100%の範囲内で湿度設定出来る′6量を有
することが好ましく、例えは水また嫁スチームを多孔装
置からスプレーするような構造が用いられる。また湿度
検出器を設けて遥度設定も出来る構造であれば、よシ好
ましい。
放電電極5としては、針状電極、ワイヤー電極などが用
いられるが、これらのit電極材として体積抵抗率が1
0″″番Ω・α以下の導電性の金塊が好ましい。また、
ドラム状の対向電極4については、%に@定されるもの
でないが、その素材は放′wL’m極5と同様の金属上
使用するのがよい。
エレクトレット化されるべきシートとしては、ポリエチ
レン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系ポリマー
、ポリエステル、ポリカーボネート、弗素系樹脂、無機
材料など体積抵抗率が10ム3Ω・備以上の材料を用い
たフィルム、紙状物、不織布、織物、編物、発泡体など
用いることができる。
次にエレクトレット化の条件としては、印加電界強&t
−5KV/cfIL以上、好ましくは7KV/cm以上
、放電電極と対向電極との間隙を少なくとも105m以
上とするのがよい。印加電界強度が5KV1cmよ)も
低くなると十分なエレクトレット化が困難になるし、放
電電極と対向!極との間隙が10mより小さくなるとコ
ロナ放電が不安定となυ同様にエレクトレット化が困難
となる。
処理温度は常温とするのがよく、処理fA良が^くなる
と冷却が必をとなり、エレクトレット化に長時間を要す
本発明のエレクトレット化装kk用いてコロナ印加する
時の湿度は相対湿度60%以上が好ましく、より好mし
くFi75%以上がよい。
以下実施例によシ本発明の効果をさらに具体的に説明す
る。
なお、実施例中の集塵効率は平均粒子径0.6μのステ
アリン酸粒子を用いて風速5.3α/秒の条件でシート
前後の粒子濃度を求め、その比より算出した。また圧力
損失はシート上流と下流の圧力差を差圧ダイヤフラムデ
ージにて測定した。
〔実施例〕
実施例1 図面に示す装置にて、シートとして平均繊維径1.4μ
、−N1目付soy/m”のボリゾロビレンウエッデを
下と条件でコロナ放電にょシ連続的にエレクトレット化
した。
エレクトレット化条件 印加電圧 直流15xv 電極間距離 201m 処理温度 26℃ 縁破壊は皆無であシ、ウェブは何ら傷つけられることも
なく順幽に運転された。
得られたエレクトlノットウェッブのフィルターとして
の性能を測定し、その結果を表−1に示した。性能測定
には加湿状態その他の安定化のため、2時間運転したの
ちのウェブを用いた。
実施例2 図面に示す装置にて、延伸倍率6〜10倍、巾10m、
厚味8〜15μのポリプロピレン、フラットヤーンフィ
ルムを数十列並べ実施例1と同じ条件にてエレクトレッ
ト化した。
このエレクトレットフラットヤーンフィルムを針山状ロ
ールで網目状に解繊し、カッターにて繊維長20〜50
mに切断した。
得られた小繊維tカードロールに供給して、ウェッブに
成形し、ニードルパンチングして、フィルター目付60
0g/m″、犀み5訂のフィルター材を得た。
得らfしたエレクトレットウェッブのフィルターとして
の性能全測定し、その結果を表−1に示した。
比較例1 図面の装置において、加湿装置の運転全停止した上で実
施例1と同じテスト紮行なった。この時の加湿室の湿度
を測定したところ、相対湿度40%であった。
得うしたエレクトレットウェッブは、絶縁破壊個所が多
く、ウェッブ−面に数Uの穴のめいた物であった。又、
運転状態も放電が不安定で連続処理が出来ない状態でめ
った。そこで印加電圧を直流12KV’!で下げてエレ
クトレット化した。
得られた工l/クトレットウエソブのフィルターとして
の性能全測定し、その結果全表−1に示した。
比較例2 図面の装置において、加湿装置の運転を停止し、加湿室
内の湿度が相対湿度40%のまま、実施例2と同じテス
ト全行なった。
4られたエレクトレットウェッブのフィルターとしての
性能を測定し、その結果0←1に示した。
第1表:フィルター性能 〔発明の効果〕 本発明のエレクトレット化装置を用いてエレクトレット
化する場合、加湿雰囲気に1コロナ放電する事により、
注入される電子及びイオンの反発阻害等がなくなるので
、高電圧で連続的に且つ均一にエレクトレット化された
シートを得ることができる。
そのため、第1表にも示す通り、得られたエレクトレッ
トシートは、公知のエレクトレットに比べ浚れた集塵効
率會示すことがわかる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明のエレクトレット化装置の一例金示す模
式図である。 1ニジ−?、2,6,8,98案内ロール、3:加湿装
置、3a=加湿室、4:対向電極、5:放電電極、7:
エレクトレツトシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放電電極と対向電極を具備し、該電極間にエレクトレッ
    ト化すべきシート状物を配置してエレクトレット化する
    装置において、前記電極間の空間を加湿するための加湿
    装置を設けたことを特徴とするエレクトレット化装置。
JP62327285A 1987-12-25 1987-12-25 エレクトレット化装置 Pending JPH01170011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62327285A JPH01170011A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 エレクトレット化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62327285A JPH01170011A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 エレクトレット化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01170011A true JPH01170011A (ja) 1989-07-05

Family

ID=18197416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62327285A Pending JPH01170011A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 エレクトレット化装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH01170011A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5980379A (en) * 1997-02-27 1999-11-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Defroster nozzle
JP2012503872A (ja) * 2008-09-25 2012-02-09 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 可撓性誘電体を有する可変静電容量システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5980379A (en) * 1997-02-27 1999-11-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Defroster nozzle
JP2012503872A (ja) * 2008-09-25 2012-02-09 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 可撓性誘電体を有する可変静電容量システム

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