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JPH01167424A - 作業機用遠隔制御装置 - Google Patents

作業機用遠隔制御装置

Info

Publication number
JPH01167424A
JPH01167424A JP62322762A JP32276287A JPH01167424A JP H01167424 A JPH01167424 A JP H01167424A JP 62322762 A JP62322762 A JP 62322762A JP 32276287 A JP32276287 A JP 32276287A JP H01167424 A JPH01167424 A JP H01167424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
switch
preset
level
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62322762A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiro Sato
佐藤 清博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diesel Kiki Co Ltd filed Critical Diesel Kiki Co Ltd
Priority to JP62322762A priority Critical patent/JPH01167424A/ja
Publication of JPH01167424A publication Critical patent/JPH01167424A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は作業機用遠隔制御装置に関し、更に詳細に述べ
ると、操作性の改善された作業機用遠隔制御装置に関す
る。
(従来の技術) 例えば油圧制御クレーン等の作業機において、遠隔操作
装置を設け、作業機を手動操作又は遠隔操作のいずれか
によって操作することができる構成が一般によく用いら
れている。このような目的で用いられる従来の遠隔操作
装置は1例えば特開昭81−182821号公報に開示
されているように、可変抵抗器を含みこの可変抵抗器を
調節することによってレベルの変化するアナログ制御信
号を出力し、所要の作業機のエンジンに供給される燃料
の量を調節するための燃料調節部材の位置を、このアナ
ログ制御信号のレベルに応じて制御するように構成され
ている: (発明が解決しようとする問題点) 従来の遠隔操作装置は、上述のように、制御信号がアナ
ログ信号であるため、コネクタの接触不良その他の原因
により制御信号のレベルが変化してしまうという不具合
が時々生じ、可変抵抗器等を操作して所望の目盛にセッ
トしても、それに従う操作位置又は操作状態を確実に得
ることが難しく、操作性が悪いという問題点を有してい
た。
本発明の目的は、従来技術における上述の問題点を除去
することができる、改善された作業性のよい作業機用遠
隔制御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による作業機用遠隔制御装置は、アクチェータに
よって操作される所要の調節部材を、1つ又は複数の子
め定められた操作状態のいずれか1つにプリセットする
ための第1信号を出力する第1スイッチ手段を備えてい
る。第1スイッチ手段は、所要のプリセット状態の数だ
け設けることができる。更に、上記調節部材を一方又は
それと逆の他方のいずれかの方向に向けて操作するため
の指令を行なうために第2スイッチ手段が設けられてお
り、第2スイッチ手段からはその操作方向を示す第2信
号が出力される。第2信号は、例えば、各操作方向に対
応して定められた複数の信号から成る1組の信号でもよ
い0本発明による装置は、更に、第1信号に応答して所
定の値がプリセットされる可逆計数手段を備えており、
該可逆計数手段の計数内容は、第2信号に応答して作動
する計数制御手段によって増加又は減少させることがで
きる。可逆計数手段の計数内容はアクチェータによって
達成されるべき上記調節部材の操作状態に対応しており
、サーボユニットは可逆計数手段からの計数出力に応答
しその時の計数出力に従った操作量が得られるようにア
クチェータの駆動を行なう。
(作用) 第1スイッチ手段の操作によって第1信号が出力される
と、可逆計数手段の計数内容が予め定められた所定の値
にプリセットされる。このプリセット値は、調節部材の
所要の操作状態に応じた値に定められており、サーボユ
ニットは、調節部材がこのプリセット値に応じた操作状
態となるようにアクチェータを駆動制御し、これにより
、調節部材がそのプリセット値に応じた操作状態にプリ
セットされる。この状態において、第2スイッチ手段が
、例えば調節部材を更に正方向に操作する旨の指令が出
されるように操作されると、計数制御手段がこれに応答
し、可逆計数手段の計数内容が例えば増加するように可
逆計数手段を動作せしめる。この結果、調節部材は、そ
のプリセットされた操作状態から計数内容の増加に応じ
た分だけ更に正の方向に操作される。同様にして、第2
スイッチ手段の操作により調節部材を、そのプリセット
された操作状態から任意の操作量だけ更に逆の方向に操
作することができる。上述した正又は逆方向への操作は
第2スイッチ手段による手動操作である。
(実施例) 以下、図示の一実施例により本発明による作業機用遠隔
制御装置を詳細に説明する。
第1図には、内燃機関lによって駆動される図示しない
車輌に搭載されており、該内燃機関1によって駆動され
る、例えばクレーンの如き作業機2の運転制御を行なう
ための、本発明による遠隔制御装置lOが示されている
0本実施例では、遠隔制御装置10は、内燃機関1に燃
料を供給するための燃料噴射ポンプ3のコントロルレバ
−4の位置を遠隔制御し、これにより内燃機関1の機関
速度を調節する構成となっている。
遠隔制御装置10は、遠隔制御のための各種の指令信号
を出力するためのオン/オフスイッチ11乃至17が設
けられている操作ボックス18を有している。オン/オ
フスイッチ11乃至17の各一方の端子は共通に接続さ
れて直流電源+■に接続されており、それらの各他方の
端子は対応して設けられた抵抗器11a乃至17aを介
してアースされている。したがって、スイッチが開いて
いる場合にはその他方の端子のレベルはアースレベルに
等しく、スイッチが閉じられるとその他方の端子のレベ
ルは高レベル状態となる。
図示の実施例では、スイッチ11,12,1.3及び1
5は、内燃機関1の機関速度を所定の値にプリセットす
るための信号A、B、C及びIを夫々出力するために設
けられている第1スイッチ群であり、図示の実施例では
、スイッチ11は2000(rpm) 、  スイッチ
12は1700 (rpm)、スイッチ13は1300
 (rpm)、スイッチ15はアイドル回転速度で7o
O(rp−)に夫々機関速度を設定するのに用いられて
いる。スイッチ14は、後述するスイッチ16.17に
より機関の設定回転速度を任意に変更する手動設定モー
ドを選択する場合に用いられるスイッチであり、スイッ
チ14を閉じると、信号Mのレベルが高レベルとなり、
手動設定モードとなる。
スイッチ18.17は、操作者が押している場合だけ閉
じている押釦スイッチであり、機関の速度の上昇又は下
降を指示するための信号U、Dを出力する第2スイッチ
群を構成している0図示の実施例では、スイッチ16が
閉じられたときに信号Uのレベルが高レベルとなりこれ
により機関速度の上昇を指示し、一方、スイッチ17が
閉じられたときに信号りのレベルが高レベルとなりこれ
により機関速度の下降を指示することができる。
機関速度は内燃機関1に供給される燃料の量に従って定
められ、コントロルレバ−4が、矢印A方向に操作され
ると燃料供給量は増大し、それとは逆方向の矢印B方向
に操作されると燃料供給量は減少する。したがって、信
号U、Dはコントロルレバ−4の操作方向を示している
ことになる。
操作ボックス18から出力されるこれらの2値信号は、
ライン19a乃至19gを介して本体側ユニット20内
の信号処理部21に入力される。
信号処理部21には、内燃機関1の冷却水の温度を検出
するための水温センサ5からの水温信号Tと1図示しな
い車輌用空気調和装置が作動しているか否かを検出する
空調機スイッチ6からの検出信号Cとが入力されている
。@号処理部21は、これらの信号に応答して、その時
々におけるコントロルレバ−4の目標操作位置を示す位
置データFDを出力する0位置データFDはディジタル
−アナログ変換器(A/り)22に入力され、ここで位
置データFDは対応するアナログ位置信号PAに変換さ
れてサーボユニット23に入力される。サーボユニット
23は、後述するように、コントロルレバ−4に連結さ
れた油圧シリンダ24を含んで成りコントロルレバ−4
の位置調節操作を行なうための油圧アクチェータ25と
、該油圧アクチェータをアナログ位置信号FAに応じて
駆動制御するための制御回路26とから成っている。こ
こで、信号処理部21からサーボユニット、23に入力
されている信号VCは、所定の条件下において油圧アク
チェータ25の動作を禁止するための信号である。
次に、第2図を参照して信号処理部21について説明す
る。第2図において、30は可逆カウンタ、40は信号
A、B、C及びIに応答し可逆カウンタ30に所要の値
をプリセットするためのプリセット部、50は信号U、
Dに応答し可逆カウンタ30にセットされている計数値
を増加又は減少させるための信号である加算パルスAP
又は減算パルスSPを可逆カウンタ30の加算パルス入
力端子31及び減算パルス入力端子32に夫々供給する
ための計数制御部である。
先ず、計数制御部50について説明すると、パルス発生
器51からは一定周期でクロックパルスCKが出力され
ており、クロックパルスCKはアンドゲート52を介し
てアンドゲート53,54の各一方の入力端子に印加さ
れている。アンドゲート53の他方の入力端子には信号
Uが印加されており、信号υのレベルが「H」の場合に
アンドゲート53が開かれて、アンドゲート52から、
のクロックパルスCKがアンドゲート55の一方の入力
端子に印加される。一方、アンドゲート54の他方の入
力端子には信号りが印加されており、信号りのレベルが
rHJの場合にアンドゲート54が開かれて、アンドゲ
ート52からのクロックパルスCKがアンドゲート56
の一方の入力端子に印加される。
符号57で示されるのは、位置データFDに応答し位置
データFDの内容が(1111)であるか否かの判別を
行ない、位置データFDの内容が(1111)である場
合にのみ「L」レベルとなりその他の場合にはrHJレ
ベルとなる第1判別信号Daを出力する第1判別部であ
り、第1判別信号Daはアンドゲート55の他方の入力
端子に印加されており、そのレベルが「L」のときにア
ンドゲート55を閉じる。一方、符号58で示されるの
は、位置データFD、水温信号T及び検出信号Cに応答
し、これらの入力情報に従ってレベルが「H」又は「L
」となる第2判別信号Dbを出力する第2判別部である
0図示の実施例では、■水温信号Tが冷却水温50”C
以下を示している場合においてPD= (0100)の
とき、■冷却水温が50″C以上であって検出信号Cが
空気調和装置ONを示している場合であってFD=(0
011)のとき、■冷却水温が506C以上で空気調和
装置OFFの場合であってFD= (0000)のとき
、のいずれかに該当する場合に、第2判別信号Dbのレ
ベルが[L」となる構成である。第2判別信号Dbはア
ンドゲート56の他方の入力端子に印加されており、そ
のレベルがrLJのときにアンドゲート56を閉じる。
アンドゲート55の出力は可逆カウンタ30の加算端子
31に接続され、アンドゲート56の出力は可逆カウン
タ30の減算端子32に接続されている。
アンドゲート52の他方の入力端子には、信号Mと信号
Iがインバータ41により反転されて成る反転信号工と
のアンドをとるアンドゲート61の出力が接続されてお
り、信号M及び反転信号工のレベルが共にrHJの場合
、換言すれば手動操作選択用のスイッチ14が閉じられ
ていて且つアイドル速度設定用のスイッチ15が開かれ
ている場合に、アンドゲート52が開かれてクロックパ
ルスCKがアントゲ−)53.54に夫々供給される。
アンドゲート53に供給されたクロックパルスCKは、
スイッチ16が閉じられて信号Uのレベルが「H」とな
っている間だけアンドゲート55に供給され、アンドゲ
ート55からの加算パルスAPとして出力され、可逆カ
ウンタ30の加算端子31に印加されて可逆カウンタ3
0の計数内容を1パルス毎に1だけ増加させる。すでに
説明したように7位置データFDの内容が(1111)
に達すると第1判別信号Daのレベルが「L」となり、
アンドゲート55が閉じられて可逆カウンタ30の加算
計数動作が停止せしめられる。
一方、アンドゲート54に供給されたクロックパルスC
Kは、スイッチ17が閉じられて信号りのレベルが「H
」となっている間だけアンドゲート56に供給され、ア
ンドゲート56から減算パルスSPとして出力され、可
逆カウンタ30の減算端子32に印加されて可逆カウン
タ30の計数内容を1パルス毎に1だけ減少させる。$
2判別信号Dbは上述の条件の下にそのレベルがrLJ
となり、減算パルスSPの出力を禁止し、可逆カウンタ
30の計数内容がその条件に応じて定まる値以下になら
ないようになっている。
次に、プリセット部40について説明する。オアゲート
41は信号A、B及びCに応答し、これらの信号のうち
の1つがrHJレベルとなることに応答して出力レベル
が「H」となり、この出力レベルの変化は別のオアゲー
ト42を介して、プリセット信号PR3Tとして可逆カ
ウンタ30のプリセット入力端子33に印加されている
符号43で示されるのは、信号I、水温信号T及び検出
信号Cに応答して可逆カウンタ30をプリセットするた
めの信号を出力し、オアゲート42を介してその出力を
プリセット信号PR3Tとしてプリセット入力端子33
に印加する第3判別部である0図示の実施例では、第3
判別部43は、信号Iのレベルが「H」 (アイドルセ
ット状態)であって、検出信号Cが「H」レベル又は水
温信号Tが冷却水温度506C以下を示している場合に
その出力レベルがrLJからrHJに変化する構成であ
る。
可逆カウンタ30は、オアゲート42のいずれかの入力
によってプリセット信号PR3TのレベルがrLJから
rHJに変化したことに応答してプリセットデータ発生
部44から出力されている4つのビット信号Bl、B2
.B3.B4から成るデータを取り込み、プリセット動
作が実行される。
プリセットデータ発生部44には、反転信号工によって
開閉制御されるアンドゲート45゜46.47を介して
信号A、B、Cが入力されると共に、温度信号T及び検
出信号Cが直接入力されており、これらの入力信号の状
態に応じて4つのビット信号Bl、B2.B3.B4の
内容が設定される構成となっている。この目的のため、
プリセットデータ発生部44は所定の変換テーブルが記
憶されているメモリを含んでおり、5ビツトの入力情報
の内容に応じてその出力データの内容が定められる構成
である。
本実施例では、データ(Bl、B2.B3゜B4)の内
容は、信号IのレベルがrlJの場合においては、A=
 rH」のとS(1111)、B=rH」のとき(10
10)、(= rHJのとき(0101)であり、信号
工のレベルがrHJのためアントゲ−)45.46.4
7の各出力レベルが「L」の場合には、水温信号Tによ
り冷却水温度が50°C以上のとき(0100)、水温
信号Tにより冷却水温度が50°Cより高く空気調和装
置がONのとき(0011)となるように変換テーブル
が定められている。
符号48で示されるのは、信号I、水温信号T及び検出
信号Cに応答し、冷却水温が50’Cより高くて空気調
和装置がOFFの場合において信号IのレベルがrHJ
となった場合にリセット信号R9Tを出力する第4判別
部であり、リセット信号R3Tは可逆カウンタ30のリ
セット入力端子34に印加される。可逆カウンタ30は
そのリセット入力端子34のレベルが「L」からrHJ
に変化したタイミングでリセットされその計数内容すな
わち位置データFDの内容が(o o o o)とされ
る。
したがって、プリセット部40は、信号A。
B、Cの入力に応答し各信号に対して予め定められてい
る内容の4ビツトのデータを可逆カウンタ30にプリセ
ットすることができるほか、アイドル速度設定機能とし
て、信号工のレベルがrHJとなった場合、水温、空気
調和装置の0N10FF状態に応じ3種類のアイドル速
度設定が可能となっている。
符号62で示されるアンドゲートは、信号A。
B、C,M、Iに応答し、これらの信号が全て「L」の
場合にのみrHJレベルとなる信号VCを出力するため
のものである。      −上記説明から判るように
、可逆カウンタ30がプリセット部40によっである値
にプリセットされた後、信号U又はDを「H」レベルと
することにより、第1及び第2判別部57.58による
禁止動作が行なわれない範囲において可逆カウンタ30
の計数内容を自由に変更し、目標とする機関速度を任意
に変更しうるものである。
位置データFDの内容は、上述の如く目標とする機関速
度を示しているが1機関速度はコントロルレバ−4の調
節位置に関連して定められるものであるため、ディジタ
ル−アナログ変換器(A/D)22によって得られるア
ナログ位置信号FAは、コントロルレバ−4の制御目標
位置を示す信号となっている。この変換は、機関速度と
コントロルレバ−4の位置との間の関係を考慮して適宜
の重み付けを与えることにより実現しうるものであり、
第1図に示されるディジタル−アナログ変換器(A/D
)22はこのよう′な機能をも有する構成のものである
次に、サーボユニット23について第3図を参照して説
明する。
油圧アクチェータ25に含まれる油圧シリンダ24及び
副油圧シリンダ、いずれも、シリンダチューブ内にピス
トンが設けられて成る公知の油圧シリンダとして構成さ
れており、副油圧シリンダ91の第1受圧室92は、油
圧源である油圧ポンプ93に直接連通されており、副油
圧シリンダ91の第2受圧室94は、電磁弁装置95を
構成する一方の常開型の電磁弁96を介して油圧ポンプ
93に連通されると共に、電磁弁装置95を構成する他
方の常開型の電磁弁97を介して油タンり98に連通さ
れるように構成されている。
第3図から判るように、副油圧シリンダ91のピストン
99の受圧面99aの面積は、反対側の受圧面99bの
面積よりも小さくなるように定められており、従って、
電磁弁97のみが閉じられた場合に、油圧ポンプ93か
らの油圧が第1及び第2受圧室92.94に等しく作用
し、ピストン99の受圧面積の差によりピストン99は
第3図で右手方向に移動する。副油圧シリンダ91のピ
ストンロッド100は、油圧ポンプ93に接続されてい
るボー)101a及び油タンク98に接続されているボ
ー)101bと、油圧シリンダ24と接続されているボ
ー)101c、101dとの間の切換えを行なう方向切
換弁lotに連結されている。
次に、第3図に示した油圧アクチェータ25の動作につ
いて説明する。電磁弁96のみが閉じられて、ピストン
99が右手方向に移動し、ポート101a−101d間
と、1olb−101c間とが夫々連通状態となると、
油圧シリンダ24のピストン102は第3図で左手方向
に移動し、そのピストンロッド103に連結されている
コントロルレバ−4を矢印A方向に移動させる(第1図
参照)、この結果、燃料噴射ポンプ3から内燃機関lに
供給される燃料噴射量は増大することになる。一方、電
磁弁96のみが閉じられてピストン99が第3図で左手
方向に移動し、方向切換弁101のポート101a、1
01bが夫々ポート101c、101dと連通すると、
油圧シリンダ24のピストン102は第3図で右手方向
に移動し、コントロルレバ−4を矢印B方向に移動させ
、燃料噴射量を減少させる。
電磁弁96.97が共に開状態であると副油圧シリンダ
91には油圧が作用しないので、方向切換弁101に設
けられている圧縮ばね101e、101fにより、方向
切換弁lO1は図示の中立位置に位置決めされることに
なる。また、電磁弁96.97が共に閉じられると、副
油圧シリンダ91はこの時の位置決め状態に保持される
上述の如く、油圧シリンダ24は、そのピストン102
が第3図で右手方向に移動することにより燃料噴射量を
増大させ、ピストン102が左手方向に移動することに
より燃料噴射量を減少させるようになっており、電磁弁
97のみが閉じると、燃料噴射量が増大し、電磁弁96
のみが閉じると燃料噴射量が減少する。
次に、これらの電磁弁96.97の開閉を制御する制御
回路26について説明する。制御回路26は、コントロ
ルレバ−4に連結されコントロルレパ−4のその時々の
位置を示す位置検出電圧信号Vdを出力する位置センサ
80を備えている。
位置検出電圧信号Vdとコントロルレバ−4の目標位置
を示すアナログ位置信号FAとは、偏差増幅器71に入
力され1両値号のレベル差に応じた出力電圧Voutが
偏差増幅器71から出力される。この出力電圧Vout
は、その−入力端子に電圧Eaが印加されている比較器
72の十入力端子に印加されており、Vout>Eaの
場合に比較器72の出力レベルがrHJとなり、Vou
t≦Eaの場合に比較器72の出力レベルがrLJとな
る。比較器72からの出力電圧はアンドゲート73の入
力端子の1つに印加されており、アンドゲート73の出
力は、電磁弁駆動用の電力増幅器74に入力されている
出力電圧V outは、また、十入力端子に電圧Ebの
印加されている比較器75の一入力端子にも印加されて
おり、Vout<Ebの場合に比較器75の出力レベル
がrHJとなり、 Vout≧Ebの場合に比較器75
の出力レベルがrlJとなる。比較器75からの出力電
圧は、アンドゲート76に印加されており、アンドゲー
ト76の出力は、電磁弁駆動用の電力増幅器77に入力
されている。なお、アントゲ−)73.76の各他方の
入力端子には、信号VCが入力されている。
この結果、アナログ位置信号FAによって示される目標
位置にコントロルレバ−4が位置決めされたことが位置
検出電圧信号Vdによって確認されるまで油圧アクチェ
ータ25によるコントロルレバ−4の送りが行なわれる
ように、制御回路26による電磁弁96.97の駆動制
御が実行される。
以上詳述したところから明らかなように、第1図に示し
た遠隔制御装置lOによれば、スイッチ11.12.1
3を選択的に操作することにより、機関速度の目標値を
2200.1700゜1300の各回転速度にプリセッ
トすることができ、このプリセットのための信号は、デ
ィジタル形式の信号A、B、Cとして信号処理部21に
伝達される。したがって、従来のアナログ信号を用いる
装置に比べ、所要の情報を確実に送ることができ、例え
ばコネクタの接触不良などにより制御のための情報が誤
って伝達されるという不具合が極めて生じにくく、信頼
性の著しい向上を期待すり ることができる。また、スイッチのオン、オフにより所
望の機関速度のプリセットが可能となるので、操作性が
極めて良好であり、誰でも確実に所望の速度にプリセッ
トを行なうことができる。なお、図示の実施例では、プ
リセット値は3つだけであるが、このプリセット値は任
意の所望の数とすることができるものである。
さらに、スイッチ15の操作により、機関速度を所定の
アイドル回転速度に設定することができるが、この場合
、水温信号T及び検出信号Cの内容に応じてそのアイド
ル回転速度を適宜に変更しうる機能を有しており、従っ
て、機関の運転条件に従って常に適切なアイドル回転状
態を得ることができる。
また、手動操作用のスイッチ14を操作することにより
、スイッチ16.17により機関速度の値をその任意の
プリセット値から上昇、低下させることができる。この
操作もまた2価値号である信号U、Dによって信号処理
部21に指示することにより実行される構成となってお
り、可変抵抗器を用いる方法に比べ、信頼性よくその操
作を行なうことができるものである。
(発明の効果) 本発明によれば、スイッチ等の操作により得られる2価
値号に応答して各種作業用機械の所要の操作部材の操作
位置のプリセットを行なうことができるほか、そのプリ
セットされた位置から正又は逆の方向に移動させる指令
もスイッチのオン。
オフ操作でこれを行なうことができるので、操作性が良
好な上に、制御のための情報の伝達が2価値号によって
行なわれるので伝送路中において生じる各種の雑音等の
影響を受けに<<、制御の信頼性を著しく改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による作業機用遠隔制御装置を備えた作
業機の一実施例を示すブロック図、第2図は第1図に示
した信号処理部の詳細ブロック図、第3図は第1図に示
したサーボユニットの油圧アクチェータの構成と制御回
路の回路図とを示す図である。 2・・・作業機、 4拳・・燃料調節部材、 10・・・遠隔制御装置、 11乃至17・拳・スイッチ。 21・・し信号処理部、 23・・・サーボユニット、 30・・・可逆カウンタ、 40・・・プリセット部。 50・・・計数制御部、 PD−・・位置データ、 PA・・譬アナログ位置信号。 A、B、C,I、M、U、D・・拳信号。 特許出願人   ヂーゼル機器株式会社代理人 弁理士
   高 野 昌 俊

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.作業機の所要の調節部材を遠隔操作するための作業
    機用遠隔制御装置において、前記調節部材を操作するた
    めのアクチェータと、前記調節部材を予め定められた少
    なくとも1つの操作状態にプリセットするための第1信
    号を出力するための第1スイッチ手段と、前記調節部材
    の正逆いずれかの操作方向を示す第2信号を出力するた
    めの第2スイッチ手段と、前記第1信号に応答して所要
    の値がプリセットされる可逆計数手段と、前記可逆計数
    手段にセットされている内容を増加又は減少させるため
    の信号を前記第2信号に応答して前記可逆計数手段に与
    えるための計数制御手段と、前記可逆計数手段からの計
    数出力に応答し該計数出力に従った操作量が得られるよ
    うに前記アクチェータを駆動制御するサーボユニットと
    を備えて成ることを特徴とする作業機用遠隔制御装置。
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