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JPH01149868A - 高防錆塗料組成物 - Google Patents

高防錆塗料組成物

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Publication number
JPH01149868A
JPH01149868A JP30928787A JP30928787A JPH01149868A JP H01149868 A JPH01149868 A JP H01149868A JP 30928787 A JP30928787 A JP 30928787A JP 30928787 A JP30928787 A JP 30928787A JP H01149868 A JPH01149868 A JP H01149868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
resin
weight
paint
coating composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30928787A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Mase
間瀬 正行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Chemical Co Ltd filed Critical Aisin Chemical Co Ltd
Priority to JP30928787A priority Critical patent/JPH01149868A/ja
Publication of JPH01149868A publication Critical patent/JPH01149868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は金属表面を塗装焼付乾燥して得られた塗膜が防
錆性を有する塗料組成物に関し、詳しくはアルミホイー
ル等に塗装されエツジ部等の鋭角加工面あるいは粗面で
の被覆が十分に行なえうるため、優れた防錆性を付与す
る塗料組成物に係るものである。
[従来の技術] 従来車輌のアルミホイール用塗料は、一般にクリア塗料
が用いられ、アルミニウムの美しい金属感を引き立てて
美観を向上させている。そしてこの塗料は一般にアクリ
ル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂を組み合わせた焼
付塗料が用いられ付着性、耐候性、防錆性が優れている
ためほとんどこの種の塗料が用いられている。
[発明が解決しようとする問題点1 上記の塗料組成物においては、単にアルミ素地との付着
性のみを考慮したものであり、錆の評価についてもカッ
ターナイフにより塗膜にキス゛をっけ、そこからの錆の
発生程度を評価していたにすぎない。
しかし実際の市場における錆は、塗装後半年から1年未
満で金属の切削エツジより糸錆が発生し、意匠外観を低
下させる。このエツジの錆は従来の塗料では塗膜が十分
形成されていない部位からのものであり、−設面からの
錆はほとんど見受けられない。これは従来の塗料では塗
装後の焼付時に塗膜がフロー現象をおこしてしまってエ
ツジ部が露出するためと考えられ、付着性が優れた塗料
であっても前記の点を解決しなければ錆の発生を完全に
抑止する事は不可能と思われる。
特に欧州や北米のように、道路に凍結防止用の塩類を散
布する地域では、この糸錆の発生が顕茗である。この対
策として現在は、アルミホイールの加工部特に切削後の
パリ取りや、エツジ角度を大きくするなどの加工作業に
につで塗料が乗りやすい形状に加工して対処しているの
が実情である。
しかし、前記の加工作業による方法では工数を増すこと
になりコストの上昇をもたらす。そこで本発明は焼付時
のフローが少なく金属表面のエツジ部の被覆性を向上さ
ることにより素地の露出に基づく錆の発生を完全に抑制
することのできる塗料組成物を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明の高防錆塗料組成物は、基体樹脂100重量部(
固形分)に対し比表面積200m2Q−1の%超微粉シ
リカを5〜40重量部含有することを特徴とする。
基体樹脂は焼付によって塗膜を形成するものであればよ
く、例えばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂を主体とし
てメラミン樹脂、エポキシ樹脂等が適宜添加されて形成
されるものである。
超微粉シリカは比表面積が200m2q−’以上のもの
で20mμ以下のものであればよい。例えばアエロジル
380.300などを用いることができる。
この超微粉シリカの量が、5重量部未満では焼付時の塗
膜のフローを防止することが困難であり、40十両部を
越えると塗料粘度が著しく増大し塗装の作業性を悪くし
塗面状態も肌ノアしを起こし光レベリング剤、増粘剤、
消泡剤などの添加剤を添加することができる。
この塗料組成物が塗布される金属は、アルミニウムの他
、鉄、銅、錫、亜鉛などの金属およびこれらの合金であ
り、特にエツジ部を有する場合に有効である。また被塗
物の形状には関しては特に制限はない。
塗装方法は通常のエアスプレーなどで塗布することがで
きる。また上記塗料を重ね塗りして用いることも出来る
[発明の作用と効果] 本発明の高防錆塗料組成物は、基体樹脂100重邑部(
固形分)に対し超微粉シリカを5〜40重量部含有する
ものである。
この塗料組成物は超微粉シリカを添加するため透明性に
優れ、塗料の色調にも影響を及ぼさない。
また超微粉シリカが塗装後の塗膜粘度を適度に調料のフ
ローによる被覆が不十分となることを防ぐことができる
。また塗装作業性においてはタレが発生しにくく、さら
にアルミ顔料の入ったメタリック塗料ではメタルの泳ぎ
を防止しアルミの配向を良くすることもできる。
[実施例J 以下実施例により本発明を説明する。
アクリル樹脂の製造 1リツトルの4ツロフラスコにイソブタノール30重量
部、n−ブタノール20重量部、キシレン10重量部、
ンルベツン#100 40重量部を添加し、窒素ガス気
流下で100〜110℃に加熱撹拌してフラスコ中の窒
素置換を行なった。
次にスチレン32重量部、アクリル酸エチル44重量部
、N−n−ブトキシメチルアクル酸アミド15重量部、
アクリル酸2−ヒドロキシエチル7重量部およびアクリ
ル酸2重量部の混合物に、2゜2′−アゾビスイソブチ
ロニトリル1.911部を溶解し、この混合物を2時間
を要して前記フラスコ中に滴下した。前記混合物の滴下
終了後さらに1時間窒素気流下で加熱撹拌し、次いで2
.2′−アゾビスイソブチロニトリル0.95i1i+
1部を4時間を要して添加し、さらに1時間加熱撹拌し
た後冷却濾過して透明なアクリル基体樹脂を得た。この
アクリル基体樹脂は不揮発分50%、重量平均分子量が
20.700であった。
基体樹脂の製造 前記のアクリル樹脂130重量部にn−ブチル化メラミ
ン樹脂のニーパン208E−60(三井東圧化学株式会
社製NV=60%)20重量部およびエポキシ樹脂のエ
ピコート1001B−80(油化シェル化学株式会社製
)10重量部とを配合しクリア塗料組成物(△)を得た
このクリア塗料組成物(A>80重量部に対し超微粉シ
リカのアエロジル380(比表面積38Q m2 g 
−1粒径約8mμ)を15部混合し3本ロールを3回通
過させ、さらにクリア塗料組成物(A>を80重量部配
合して非常にチキトロビー性の高い透明な塗料組成物(
B)を得た。この塗料組成物(B)中のアエロジル38
0の配合量はPWCで15重間%である。
この塗料組成物(B)をシンナー(酢酸エチル/トルエ
ン/イブゾール150=7/2/1容積比)で希釈し不
揮発分25%の塗装可能な低粘度塗料(B−)を形成し
た。
塗装 予めアルカリ脱脂後、リン酸ジルコニウム系の化成処理
剤により表面処理されたアルミホイールに、上記の塗料
(Blを一般面で25〜30μmになる様にアニスプレ
ーで塗装し、7分間のセツティングタイムを経過した後
、140℃で20分間保持して塗膜を焼付乾燥した。得
られた塗膜は透明性に優れ金属光沢を著しく損なうこと
はなかった。またこの塗膜面にクリア塗料組成物<A)
をシンナーで希釈して上塗りをすることにより光沢に優
れた塗膜を形成することができた。
比較例 塗膜のエツジ部のカバリング性能を比較するため超微粉
シリカを含まないクリア塗料組成物(A>を前記の組成
のシンナーで希釈し不揮発分40%の塗料として実施例
と同様に前処理したアルミホイールを塗装した。
評価 この実施例と比較例のアルミホイールのエツジカバリン
グ性をテスターにより導通試験を行なった。エツジ部が
塗膜で完全に被覆されておれば塗膜は絶縁体であるため
通電しない。しかし被覆が不十分であれば通電が起きる
はずである。テスターの端子を金属面とエツジの塗膜面
上にセットし通電の有無を調べた。
その結果実施例の塗装アルミホイールは、全く通電は認
められなかった。しかし比較例の塗料で塗装したアルミ
ホイールでは全ての箇所で通電が認められ塗膜によるエ
ッチ部の被覆がなさていない事がわかる。
さらに糸錆性試験(塩水噴霧試験を48時間行なった後
、40℃で湿度85%の室内に10日間放置する)を実
施した。
その結果実施例で得たアルミホイールは、−設面はもち
ろんエツジ部からの錆の発生は皆無であった。しかし比
較例で得たアルミホイールは、エツジ部より錆の発生が
数点認められ防錆性が不十分である。
特許出願人   アイシン化工株式会社代理人    
 弁理士 大川 宏

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体樹脂100重量部(固形分)に対し比表面積
    200m^2g^−^1以上の超微粉シリカを5〜40
    重量部含有する高防錆塗料組成物。
  2. (2)超微粉シリカは粒径が20mμ以下のものである
    特許請求の範囲第1項記載の高防錆塗料組成物。
  3. (3)基体樹脂は、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂
    を主成分とする焼付塗料用樹脂である特許請求の範囲第
    1項記載の高防錆塗料組成物。
JP30928787A 1987-12-07 1987-12-07 高防錆塗料組成物 Pending JPH01149868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6040054A (en) * 1996-02-01 2000-03-21 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Chromium-free, metal surface-treating composition and surface-treated metal sheet
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