JPH0973417A - 多重メモリ制御方法 - Google Patents
多重メモリ制御方法Info
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- JPH0973417A JPH0973417A JP7226361A JP22636195A JPH0973417A JP H0973417 A JPH0973417 A JP H0973417A JP 7226361 A JP7226361 A JP 7226361A JP 22636195 A JP22636195 A JP 22636195A JP H0973417 A JPH0973417 A JP H0973417A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2重化メモリに同一情報を同時に記録する方
法では、両方のメモリのファイルが破壊される可能性が
ある障害には無力であり、簡易な構成と制御で信頼性高
いメモリ制御を可能にする。 【解決手段】 情報用メモリを領域1と2に区分し、各
書き込みが正常であることを示す正常フラグ1と2の領
域を設け、書き込みに際しては正常フラグを無効とし、
続いて領域1にデータを書き込むステップと、データ書
込終了後、正常フラグ1を書き戻すステップと、続いて
同様にフラグを無効、領域2にデータを書き込み、更に
正常フラグ2を正常と書き戻すステップと、読み出しに
際してはまず正常フラグ1を読み出して正常ならば領域
1のデータを正常として読み出すステップと、正常フラ
グ1が無効で正常フラグ2が正常であれば領域2のデー
タを正常として読み出すステップを備えた。
法では、両方のメモリのファイルが破壊される可能性が
ある障害には無力であり、簡易な構成と制御で信頼性高
いメモリ制御を可能にする。 【解決手段】 情報用メモリを領域1と2に区分し、各
書き込みが正常であることを示す正常フラグ1と2の領
域を設け、書き込みに際しては正常フラグを無効とし、
続いて領域1にデータを書き込むステップと、データ書
込終了後、正常フラグ1を書き戻すステップと、続いて
同様にフラグを無効、領域2にデータを書き込み、更に
正常フラグ2を正常と書き戻すステップと、読み出しに
際してはまず正常フラグ1を読み出して正常ならば領域
1のデータを正常として読み出すステップと、正常フラ
グ1が無効で正常フラグ2が正常であれば領域2のデー
タを正常として読み出すステップを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信機器や情報
機器のメモリの保持情報に対する信頼性を高めた多重メ
モリ制御方法に関するものである。
機器のメモリの保持情報に対する信頼性を高めた多重メ
モリ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信機器等を含む情報処理装置
では、様々な設定情報・履歴情報をメモリに蓄え、この
情報を基に、装置動作及び外部の管理制御装置間との動
作が行える。従って、これらの情報は、極めて重要であ
り、電源の停止及び瞬断又はメモリ基板のオンライン挿
抜により損なわれるものであってはならない。従来は、
信頼性の高い情報保持のため、メモリ基板にバックアッ
プ用バッテリを設けることで対応してきた。しかしなが
ら、保持性や電池使用を避けるため、最近はRAMセル
とEEPROMセルからなる不揮発性RAMを用いてい
る。これは、電圧値が、ある値以下(Vstとする)に
なると、RAMセルの内容をEEPROMセルに転写し
て保持し(以下、ストア動作とする)、電圧値が、ある
値(Vrcとする)以上になると、EEPROMセルの
内容をRAMセルに転写して(以下、リコール動作とす
る)、プロセッサ等のアクセスが可能となる。ところ
が、この方式もRAMセルへの書き込み中の電源ONか
らOFF(瞬断も含む)の過渡状態においては、電圧変
動等ノイズによるストア動作の誤動作又は電圧=Vst
より、やや高い電圧値で不揮発性RAM周辺の各種IC
の正常動作が保証されずに、誤った情報がRAMセルに
書き込まれ、電圧=VstでEEPROMセルに誤った
情報が転写される可能性がある。
では、様々な設定情報・履歴情報をメモリに蓄え、この
情報を基に、装置動作及び外部の管理制御装置間との動
作が行える。従って、これらの情報は、極めて重要であ
り、電源の停止及び瞬断又はメモリ基板のオンライン挿
抜により損なわれるものであってはならない。従来は、
信頼性の高い情報保持のため、メモリ基板にバックアッ
プ用バッテリを設けることで対応してきた。しかしなが
ら、保持性や電池使用を避けるため、最近はRAMセル
とEEPROMセルからなる不揮発性RAMを用いてい
る。これは、電圧値が、ある値以下(Vstとする)に
なると、RAMセルの内容をEEPROMセルに転写し
て保持し(以下、ストア動作とする)、電圧値が、ある
値(Vrcとする)以上になると、EEPROMセルの
内容をRAMセルに転写して(以下、リコール動作とす
る)、プロセッサ等のアクセスが可能となる。ところ
が、この方式もRAMセルへの書き込み中の電源ONか
らOFF(瞬断も含む)の過渡状態においては、電圧変
動等ノイズによるストア動作の誤動作又は電圧=Vst
より、やや高い電圧値で不揮発性RAM周辺の各種IC
の正常動作が保証されずに、誤った情報がRAMセルに
書き込まれ、電圧=VstでEEPROMセルに誤った
情報が転写される可能性がある。
【0003】他の従来例として、これらの要因による誤
った情報を基に、電源復旧後又はメモリ基板のオンライ
ン挿入後、装置が再起動することを防ぐため、特開平6
−332805号、特開平5−46494号公報では、
下記の方法で情報の信頼性を高めている。即ち、同一情
報を複数の領域に書き込み、電源復旧後に各領域の情報
を読み出して、それぞれ比較を行うことにより信頼性の
判定を行う。その判定は、少なくとも、2つの領域から
読み出した情報が同一であることをもって正常とする。
更に、他の従来例として、特開平2−125350号公
報では、予めメモリ領域の複数の番地に固定パターンを
書き込み、電源復旧後に情報を読み出した時点で、その
複数の番地の情報が全て予め書き込まれた固定パターン
と一致しているか否かにより、情報の信頼性を判定す
る。図6は、通信装置等のバックアップメモリ制御の一
例のブロック図である。図7には、上記の判定方法によ
るバックアップメモリ制御方式について説明している。
図7では、メモリ領域を領域1(91)、領域2(9
2)・・・、領域N(93)に複数分割している。通常
時、プロセッサ等は、メモリへの書き込み情報が発生す
ると、ステップS81〜S84でその情報を、メモリ領
域1(91)〜N(93)それぞれに書き込む((W
1)〜(WN))。その後、電源異常が発生した時、こ
れらの情報は、EEPROMセルに転写され復旧後にR
AMセルに戻る。この時、ステップS91で領域1〜N
の情報を、それぞれ読み出し((R1)〜(RN))、
ステップS92,S93,S96で領域1の情報を中心
に比較を行い、少なくとも1つの他領域の情報と一致す
るなら、領域1の情報を正しいと看做す。この例では、
2つ以上の領域の組み合わせでステップS94,S9
7,S98と、相当繁雑な判断処理が必要となる。
った情報を基に、電源復旧後又はメモリ基板のオンライ
ン挿入後、装置が再起動することを防ぐため、特開平6
−332805号、特開平5−46494号公報では、
下記の方法で情報の信頼性を高めている。即ち、同一情
報を複数の領域に書き込み、電源復旧後に各領域の情報
を読み出して、それぞれ比較を行うことにより信頼性の
判定を行う。その判定は、少なくとも、2つの領域から
読み出した情報が同一であることをもって正常とする。
更に、他の従来例として、特開平2−125350号公
報では、予めメモリ領域の複数の番地に固定パターンを
書き込み、電源復旧後に情報を読み出した時点で、その
複数の番地の情報が全て予め書き込まれた固定パターン
と一致しているか否かにより、情報の信頼性を判定す
る。図6は、通信装置等のバックアップメモリ制御の一
例のブロック図である。図7には、上記の判定方法によ
るバックアップメモリ制御方式について説明している。
図7では、メモリ領域を領域1(91)、領域2(9
2)・・・、領域N(93)に複数分割している。通常
時、プロセッサ等は、メモリへの書き込み情報が発生す
ると、ステップS81〜S84でその情報を、メモリ領
域1(91)〜N(93)それぞれに書き込む((W
1)〜(WN))。その後、電源異常が発生した時、こ
れらの情報は、EEPROMセルに転写され復旧後にR
AMセルに戻る。この時、ステップS91で領域1〜N
の情報を、それぞれ読み出し((R1)〜(RN))、
ステップS92,S93,S96で領域1の情報を中心
に比較を行い、少なくとも1つの他領域の情報と一致す
るなら、領域1の情報を正しいと看做す。この例では、
2つ以上の領域の組み合わせでステップS94,S9
7,S98と、相当繁雑な判断処理が必要となる。
【0004】更に、他の従来例として、特開平4−30
5743号公報では、正副2つのファイル記憶用メモリ
101Aと101Bに、ファイル毎に同一ボリュームの
書き込みを行う(ステップS110,S111)。読み
出し時には、どちらを正に指定したかを調べ(ステップ
S103,S104)、正側のファイル、例えば、11
1Aからデータを読み出す(ステップS105)。とこ
ろで、このシステムは、前提があって、ファイル111
Aと111Bのどちらが正側になるかは、メモリアクセ
ス実行前に更新記録を調べた上で決定する。つまり、属
性を設定するプロセスがある。一方に不具合があり、更
新がされないと、そちらのファイルは、不具合があると
判定されて古くなり、新の方が正となるという前提があ
る。
5743号公報では、正副2つのファイル記憶用メモリ
101Aと101Bに、ファイル毎に同一ボリュームの
書き込みを行う(ステップS110,S111)。読み
出し時には、どちらを正に指定したかを調べ(ステップ
S103,S104)、正側のファイル、例えば、11
1Aからデータを読み出す(ステップS105)。とこ
ろで、このシステムは、前提があって、ファイル111
Aと111Bのどちらが正側になるかは、メモリアクセ
ス実行前に更新記録を調べた上で決定する。つまり、属
性を設定するプロセスがある。一方に不具合があり、更
新がされないと、そちらのファイルは、不具合があると
判定されて古くなり、新の方が正となるという前提があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のバックアップメ
モリ制御方法は上記のように構成されているので、以下
のような課題があった。即ち、複数の同一情報を読み出
して比較または多数決でデータを得る方法は、回路規模
が大きくなり、かつ処理時間がかかる。異常時には記憶
していた情報を破棄する方法は、再起動に時間がかか
り、かつ履歴情報が得られず障害解析が困難でもある。
また2重化メモリに同一情報を同時に記録する方法で
は、ハードウェアの故障に対しては有効であるが、電源
の瞬断のように両方のメモリのファイルが破壊される可
能性がある障害には無力であり、かつ管理情報ファイル
を持つ必要があった。
モリ制御方法は上記のように構成されているので、以下
のような課題があった。即ち、複数の同一情報を読み出
して比較または多数決でデータを得る方法は、回路規模
が大きくなり、かつ処理時間がかかる。異常時には記憶
していた情報を破棄する方法は、再起動に時間がかか
り、かつ履歴情報が得られず障害解析が困難でもある。
また2重化メモリに同一情報を同時に記録する方法で
は、ハードウェアの故障に対しては有効であるが、電源
の瞬断のように両方のメモリのファイルが破壊される可
能性がある障害には無力であり、かつ管理情報ファイル
を持つ必要があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多重メモ
リ制御方法は、同一情報を含むバックアップ情報用メモ
リを2つの情報領域1と2に区分し、また各情報領域1
ないし2の書き込みが正常であることを示すフラグ1な
いし2の領域を設け、書き込みに際してはまずフラグ1
を無効とし、続いて領域1にデータを書き込むステップ
と、データ書込終了後、フラグ1を書き戻すステップ
と、続いて同様にフラグを無効、領域2にデータを書き
込み、更にフラグ2を正常と書き戻すステップと、読み
出しに際してはまずフラグ1を読み出して正常ならば領
域1のデータを正常として読み出すステップと、フラグ
1が無効でフラグ2が正常であれば領域2のデータを正
常として読み出すステップを備えた。
リ制御方法は、同一情報を含むバックアップ情報用メモ
リを2つの情報領域1と2に区分し、また各情報領域1
ないし2の書き込みが正常であることを示すフラグ1な
いし2の領域を設け、書き込みに際してはまずフラグ1
を無効とし、続いて領域1にデータを書き込むステップ
と、データ書込終了後、フラグ1を書き戻すステップ
と、続いて同様にフラグを無効、領域2にデータを書き
込み、更にフラグ2を正常と書き戻すステップと、読み
出しに際してはまずフラグ1を読み出して正常ならば領
域1のデータを正常として読み出すステップと、フラグ
1が無効でフラグ2が正常であれば領域2のデータを正
常として読み出すステップを備えた。
【0007】または、バックアップ情報も含むメモリに
少なくとも時間的に新しい情報領域1の書き込みが正常
であることを示すアドレスフラグ1と、結果的に直前の
時間の書き込み情報領域を示すアドレスフラグ2を設
け、書き込みに際しては情報領域1対応のアドレスフラ
グ1を無効と書き込み、また情報領域のアドレス値を設
定するステップと、続いて情報領域1にデータを書き込
むステップと、必要データを所要量書き込み終わるとア
ドレスフラグ1を正常と書き戻すステップと、続いてア
ドレス2の値を必要値に設定するステップと、読み出し
に際してはまずアドレスフラグ1を読み出して正常なら
ば領域1のデータを正常として読み出すステップと、ア
ドレスフラグ1が無効でアドレスフラグ2が正常であれ
ばアドレス2の値から時間的に前の領域までのデータを
正常として読み出すステップを設けた。
少なくとも時間的に新しい情報領域1の書き込みが正常
であることを示すアドレスフラグ1と、結果的に直前の
時間の書き込み情報領域を示すアドレスフラグ2を設
け、書き込みに際しては情報領域1対応のアドレスフラ
グ1を無効と書き込み、また情報領域のアドレス値を設
定するステップと、続いて情報領域1にデータを書き込
むステップと、必要データを所要量書き込み終わるとア
ドレスフラグ1を正常と書き戻すステップと、続いてア
ドレス2の値を必要値に設定するステップと、読み出し
に際してはまずアドレスフラグ1を読み出して正常なら
ば領域1のデータを正常として読み出すステップと、ア
ドレスフラグ1が無効でアドレスフラグ2が正常であれ
ばアドレス2の値から時間的に前の領域までのデータを
正常として読み出すステップを設けた。
【0008】または、メモリの書き込み情報領域1ない
しNに対応してそのアドレスとフラグの組からなるフラ
グ情報領域1ないしNを設け、書き込みに際してはフラ
グ1をいったん無効とし、アドレス1の値を設定するス
テップと、メモリのフラグ情報領域1対応の情報領域1
である上記アドレス1の番地にデータを書き込むステッ
プと、続いてフラグ情報領域1のフラグ1を正常と書き
戻すステップと、更に順に、フラグを2無効、アドレス
2の値を設定、対応するメモリの情報領域2にデータを
書き込み、フラグ2を正常と書き戻すステップを、以
後、情報領域Nまで備え、読み出しに際してはフラグ情
報領域1のフラグ1を読み出して正常ならそのアドレス
1の値の情報領域1のデータを正常として読み出すステ
ップと、更に順に、フラグ情報領域2のフラグ2を読み
出して正常ならそのアドレス2対応のメモリの情報領域
2のデータを読み出ステップと、フラグが無効の場合は
対になるアドレス対応の情報領域のデータは破棄するス
テップとを備えてデータを得るようにした。
しNに対応してそのアドレスとフラグの組からなるフラ
グ情報領域1ないしNを設け、書き込みに際してはフラ
グ1をいったん無効とし、アドレス1の値を設定するス
テップと、メモリのフラグ情報領域1対応の情報領域1
である上記アドレス1の番地にデータを書き込むステッ
プと、続いてフラグ情報領域1のフラグ1を正常と書き
戻すステップと、更に順に、フラグを2無効、アドレス
2の値を設定、対応するメモリの情報領域2にデータを
書き込み、フラグ2を正常と書き戻すステップを、以
後、情報領域Nまで備え、読み出しに際してはフラグ情
報領域1のフラグ1を読み出して正常ならそのアドレス
1の値の情報領域1のデータを正常として読み出すステ
ップと、更に順に、フラグ情報領域2のフラグ2を読み
出して正常ならそのアドレス2対応のメモリの情報領域
2のデータを読み出ステップと、フラグが無効の場合は
対になるアドレス対応の情報領域のデータは破棄するス
テップとを備えてデータを得るようにした。
【0009】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1で、11はデータの記録領域Aを、
12は同じくバックアップ用の記録領域Bを、1は領域
Aへの正常書き込みが終了したことを示す正常フラグの
領域を示す。また、(W1)は、プロセッサ等からのフ
ラグAを無効値書き換え制御、(W2)は情報領域
(A)への情報書き込み制御、(W3)はフラグA有効
書き換え制御、(W4)は情報領域(B)への情報書き
込み制御、(R1)はフラグA読み出し制御、(R2)
は情報領域(A)からの情報読み出し制御、(R3)は
情報領域(B)からの情報読み出し制御を示す。
いて説明する。図1で、11はデータの記録領域Aを、
12は同じくバックアップ用の記録領域Bを、1は領域
Aへの正常書き込みが終了したことを示す正常フラグの
領域を示す。また、(W1)は、プロセッサ等からのフ
ラグAを無効値書き換え制御、(W2)は情報領域
(A)への情報書き込み制御、(W3)はフラグA有効
書き換え制御、(W4)は情報領域(B)への情報書き
込み制御、(R1)はフラグA読み出し制御、(R2)
は情報領域(A)からの情報読み出し制御、(R3)は
情報領域(B)からの情報読み出し制御を示す。
【0010】次に、動作について説明する。通常時にス
テップS1で、バックアップメモリへの書き込み情報が
発生すると、プロセッサ等はステップS2で、フラグA
(実際は、1〜2バイトの任意のパターン)の値を無効
値(例えば、all‘1’)に書き換える(W1)。こ
の後ステップS3で、情報領域(A)に情報データを書
き込む(W2)。書き込みが全て完了した時点のステッ
プS4で、フラグAを有効値に書き戻す(W3)。この
間に電源異常が発生した場合は、情報領域(A)への書
き込みが完了しておらず、フラグAは、無効値となって
いる。(W3)を終えると、ステップS6で、プロセッ
サ等は同一情報を情報領域(B)に書き込む(W4)。
テップS1で、バックアップメモリへの書き込み情報が
発生すると、プロセッサ等はステップS2で、フラグA
(実際は、1〜2バイトの任意のパターン)の値を無効
値(例えば、all‘1’)に書き換える(W1)。こ
の後ステップS3で、情報領域(A)に情報データを書
き込む(W2)。書き込みが全て完了した時点のステッ
プS4で、フラグAを有効値に書き戻す(W3)。この
間に電源異常が発生した場合は、情報領域(A)への書
き込みが完了しておらず、フラグAは、無効値となって
いる。(W3)を終えると、ステップS6で、プロセッ
サ等は同一情報を情報領域(B)に書き込む(W4)。
【0011】次に、電源異常が発生し、復旧した際の制
御について説明する。プロセッサ等は、電源復旧を認識
すると、ステップS11で、まずフラグAの値を読み込
み、以下の判定を行う。ステップS13a,S13b
で、もし、フラグAが有効値であるなら、情報領域
(A)の情報が最新情報で、かつ、正常な情報であると
判断し、ステップS14で、情報領域(A)の情報を読
み出す。必要なら、この時情報領域(B)の情報も、情
報領域(A)の情報に書き換えておく。もし、フラグA
の値が無効値であった場合は、情報領域(A)への情報
書き込み中に、電源異常が発生したと判断する。
御について説明する。プロセッサ等は、電源復旧を認識
すると、ステップS11で、まずフラグAの値を読み込
み、以下の判定を行う。ステップS13a,S13b
で、もし、フラグAが有効値であるなら、情報領域
(A)の情報が最新情報で、かつ、正常な情報であると
判断し、ステップS14で、情報領域(A)の情報を読
み出す。必要なら、この時情報領域(B)の情報も、情
報領域(A)の情報に書き換えておく。もし、フラグA
の値が無効値であった場合は、情報領域(A)への情報
書き込み中に、電源異常が発生したと判断する。
【0012】情報領域(A)と情報領域(B)への書き
込み制御は、上記のように、シリアル処理で行われるた
め時間差がある。従って、情報領域(A)への最新情報
書き込み中に、電源異常が発生した場合は、情報領域
(B)への最新情報書き込み制御が行われておらず、最
新情報の最前の情報が正常に保存されている。このよう
に、もし、フラグAの値が無効値であった場合は、領域
Aのデータ書き込み中に異常があったと判断されるの
で、プロセッサ等は、情報領域(B)の情報を読み出
し、最新情報の直前の情報で装置が再起動し、被害が最
小限度にとどめられ、信頼性の高いシステムが得られ
る。
込み制御は、上記のように、シリアル処理で行われるた
め時間差がある。従って、情報領域(A)への最新情報
書き込み中に、電源異常が発生した場合は、情報領域
(B)への最新情報書き込み制御が行われておらず、最
新情報の最前の情報が正常に保存されている。このよう
に、もし、フラグAの値が無効値であった場合は、領域
Aのデータ書き込み中に異常があったと判断されるの
で、プロセッサ等は、情報領域(B)の情報を読み出
し、最新情報の直前の情報で装置が再起動し、被害が最
小限度にとどめられ、信頼性の高いシステムが得られ
る。
【0013】実施の形態2.図2は、実施の形態2の例
を示すものであり、実施の形態1で説明した制御に、更
に、フラグBを設けたものである。図2において、2は
領域Bへの正常書き込みが終了したことを示すBの正常
フラグの領域を示す。また、(W5)はフラグB無効値
書き換え制御、(W6)はフラグB有効値書き換え制
御、(R4)はフラグB読み出し制御を示す。その他の
(W1)ないし(W4),(R1)ないし(R3)は、
実施の形態1と同様のことを示す。
を示すものであり、実施の形態1で説明した制御に、更
に、フラグBを設けたものである。図2において、2は
領域Bへの正常書き込みが終了したことを示すBの正常
フラグの領域を示す。また、(W5)はフラグB無効値
書き換え制御、(W6)はフラグB有効値書き換え制
御、(R4)はフラグB読み出し制御を示す。その他の
(W1)ないし(W4),(R1)ないし(R3)は、
実施の形態1と同様のことを示す。
【0014】次に、動作について説明する。通常時に、
ステップS1でバックアップメモリへの書き込み情報が
発生すると、プロセッサは、ステップS2で、フラグA
の値を無効値に書き換える(W1)。この後ステップS
3で、情報を情報領域(A)に書き込む(W2)。書き
込みが全て完了した時点のステップS4で、フラグAを
有効値以下に書き戻す(W3)。この間に電源異常が発
生した場合は、情報領域(A)への書き込みが完了して
おらず、フラグAは、無効値となっている。ここまで
は、実施の形態1と同じであるが、この後にステップS
5で、フラグBの値を無効値に書き換える(W4)。こ
の後ステップS6で、同一情報を情報領域(B)に書き
込む(W5)。また、書き込みが全て完了した時点のス
テップS7で、フラグBを有効値に書き戻す(W6)。
この間に電源異常が発生した場合は、情報領域(B)へ
の書き込みが完了しておらず、フラグBは、無効値とな
っている。
ステップS1でバックアップメモリへの書き込み情報が
発生すると、プロセッサは、ステップS2で、フラグA
の値を無効値に書き換える(W1)。この後ステップS
3で、情報を情報領域(A)に書き込む(W2)。書き
込みが全て完了した時点のステップS4で、フラグAを
有効値以下に書き戻す(W3)。この間に電源異常が発
生した場合は、情報領域(A)への書き込みが完了して
おらず、フラグAは、無効値となっている。ここまで
は、実施の形態1と同じであるが、この後にステップS
5で、フラグBの値を無効値に書き換える(W4)。こ
の後ステップS6で、同一情報を情報領域(B)に書き
込む(W5)。また、書き込みが全て完了した時点のス
テップS7で、フラグBを有効値に書き戻す(W6)。
この間に電源異常が発生した場合は、情報領域(B)へ
の書き込みが完了しておらず、フラグBは、無効値とな
っている。
【0015】次に、電源異常が発生し、復旧した際の制
御について説明する。プロセッサ等は、電源復旧を認識
すると、まずステップS11とS12で、フラグA,フ
ラグBの値を読み込み以下の判定を行う。もし、ステッ
プS13で、フラグAが有効値であるなら、情報領域
(A)の情報が最新情報で、かつ、正常な情報であると
判断し、ステップS14で、情報領域(A)の情報を読
み出す。
御について説明する。プロセッサ等は、電源復旧を認識
すると、まずステップS11とS12で、フラグA,フ
ラグBの値を読み込み以下の判定を行う。もし、ステッ
プS13で、フラグAが有効値であるなら、情報領域
(A)の情報が最新情報で、かつ、正常な情報であると
判断し、ステップS14で、情報領域(A)の情報を読
み出す。
【0016】もし、フラグAが無効値であるなら、次
に、ステップS15で、フラグBの判定を行い、フラグ
Bの値が有効値であるなら、情報領域(B)の情報が最
新情報の最前の情報で、かつ、正常な情報であると判断
し、ステップS16で、情報領域(B)の情報を読み出
す。この時必要なら、情報領域(A)の情報も、情報領
域(B)の情報に書き換えておく。フラグBも無効値で
あるなら、ステップS17で、アブノーマルシーケンス
として、デフォルトの情報で再起動し、メモリ基板を障
害とする。この実施例の形態によると、フラグA,B両
方の判定を組み合わせて、よりきめ細かな故障部分の特
定が可能となる。
に、ステップS15で、フラグBの判定を行い、フラグ
Bの値が有効値であるなら、情報領域(B)の情報が最
新情報の最前の情報で、かつ、正常な情報であると判断
し、ステップS16で、情報領域(B)の情報を読み出
す。この時必要なら、情報領域(A)の情報も、情報領
域(B)の情報に書き換えておく。フラグBも無効値で
あるなら、ステップS17で、アブノーマルシーケンス
として、デフォルトの情報で再起動し、メモリ基板を障
害とする。この実施例の形態によると、フラグA,B両
方の判定を組み合わせて、よりきめ細かな故障部分の特
定が可能となる。
【0017】実施の形態3.図3は、実施の形態3の例
を示すものであり、履歴情報等バックアップメモリの特
定番地からシーケンシャルに書き込む(アドレスを1番
地ずつインクリメントして書き込む)ようなメモリ制御
において、その情報量が大きく2面分のバックアップメ
モリ容量を設けるのが困難な場合に対応した例である。
図3において、21はデータ記録領域、22はアドレス
A対応の領域、22aはその内のフラグAの正常/無効
(書き込み中)の記録領域、22bはアドレスAのアド
レス値の記録領域で、23,23bはそれぞれ同様にア
ドレスB対応、アドレスB値の領域である。また、(W
21)はプロセッサ等からのアドレスAフラグの無効値
書き換え制御、(W22)はアドレスAのアドレス値イ
ンクリメント制御、(W23)は情報領域への情報書き
込み制御(アドレスAで設定された番地への書き込
み)、(W24)はアドレスAフラグの有効値書き戻し
制御、(W25)はアドレスBのアドレス値設定(最終
のアドレスAのアドレス値)制御、(R21)はアドレ
スAフラグの読み出し制御を示す。
を示すものであり、履歴情報等バックアップメモリの特
定番地からシーケンシャルに書き込む(アドレスを1番
地ずつインクリメントして書き込む)ようなメモリ制御
において、その情報量が大きく2面分のバックアップメ
モリ容量を設けるのが困難な場合に対応した例である。
図3において、21はデータ記録領域、22はアドレス
A対応の領域、22aはその内のフラグAの正常/無効
(書き込み中)の記録領域、22bはアドレスAのアド
レス値の記録領域で、23,23bはそれぞれ同様にア
ドレスB対応、アドレスB値の領域である。また、(W
21)はプロセッサ等からのアドレスAフラグの無効値
書き換え制御、(W22)はアドレスAのアドレス値イ
ンクリメント制御、(W23)は情報領域への情報書き
込み制御(アドレスAで設定された番地への書き込
み)、(W24)はアドレスAフラグの有効値書き戻し
制御、(W25)はアドレスBのアドレス値設定(最終
のアドレスAのアドレス値)制御、(R21)はアドレ
スAフラグの読み出し制御を示す。
【0018】次に、動作について説明する。通常時にス
テップS21で、バックアップメモリへの書き込み情報
が発生すると、プロセッサ等は、ステップS22で、ア
ドレスAのフラグの値を無効値に書き換える(W2
1)。次に、ステップS23で、アドレスAのアドレス
値をインクリメントし(W22)、ステップS24で、
そのアドレス値の示す情報領域の番地に情報を書き込む
(W23)。以降、情報を全て書き込むまで、上記(W
21)〜(W23)の動作を繰り返す。全ての情報を書
き換えると、ステップS25で、アドレスAのフラグの
値を有効値に書き戻す(W24)。この間に電源異常が
発生した場合は、情報領域への書き込みが完了しておら
ず、アドレスAのフラグは無効値となっている。その後
ステップS27で、アドレスBのアドレス値を最終のア
ドレスAと同一の値に設定する(W25)。
テップS21で、バックアップメモリへの書き込み情報
が発生すると、プロセッサ等は、ステップS22で、ア
ドレスAのフラグの値を無効値に書き換える(W2
1)。次に、ステップS23で、アドレスAのアドレス
値をインクリメントし(W22)、ステップS24で、
そのアドレス値の示す情報領域の番地に情報を書き込む
(W23)。以降、情報を全て書き込むまで、上記(W
21)〜(W23)の動作を繰り返す。全ての情報を書
き換えると、ステップS25で、アドレスAのフラグの
値を有効値に書き戻す(W24)。この間に電源異常が
発生した場合は、情報領域への書き込みが完了しておら
ず、アドレスAのフラグは無効値となっている。その後
ステップS27で、アドレスBのアドレス値を最終のア
ドレスAと同一の値に設定する(W25)。
【0019】次に、電源異常が発生し、復旧した際の制
御について説明する。プロセッサは、電源復旧を認識す
ると、まずステップS31で、アドレスAのフラグの値
を読み込み以下の判定を行う。もし、ステップS32
で、アドレスAのフラグの有効値であるなら、アドレス
Aが示す番地までは、情報領域の情報が最新情報で、か
つ、正常な情報であると判断し、ステップS33で、ア
ドレスAの領域のデータをアドレス値のところまで読み
出す。必要があれば、アドレスBのアドレス値を最終の
アドレスAと同一の値に設定する。もし、アドレスAの
フラグの値が無効値であった場合は、最新情報の書き込
み中に電源異常が発生したと判断し、予め定められた別
の手順で、例えば、以前のアドレスBのアドレス値を読
み出す等の処理をする。アドレスAとアドレスBの制御
は、上記のように、シリアル処理で行われるため時間差
があり、情報領域への最新情報書き込み中に、電源異常
が発生した場合は、アドレスBのアドレス値には、最新
情報の最前の情報が書き込まれている番地が正常に保存
されている。従って、もし、アドレスAのフラグの値が
無効値であった場合は、プロセッサ等は、アドレスBに
設定されている番地までの情報を読み出し、最新情報の
最前の情報で装置が再起動する(ロールメモリ方式に対
しては、アドレス値にロール情報を付加することで対処
する)。
御について説明する。プロセッサは、電源復旧を認識す
ると、まずステップS31で、アドレスAのフラグの値
を読み込み以下の判定を行う。もし、ステップS32
で、アドレスAのフラグの有効値であるなら、アドレス
Aが示す番地までは、情報領域の情報が最新情報で、か
つ、正常な情報であると判断し、ステップS33で、ア
ドレスAの領域のデータをアドレス値のところまで読み
出す。必要があれば、アドレスBのアドレス値を最終の
アドレスAと同一の値に設定する。もし、アドレスAの
フラグの値が無効値であった場合は、最新情報の書き込
み中に電源異常が発生したと判断し、予め定められた別
の手順で、例えば、以前のアドレスBのアドレス値を読
み出す等の処理をする。アドレスAとアドレスBの制御
は、上記のように、シリアル処理で行われるため時間差
があり、情報領域への最新情報書き込み中に、電源異常
が発生した場合は、アドレスBのアドレス値には、最新
情報の最前の情報が書き込まれている番地が正常に保存
されている。従って、もし、アドレスAのフラグの値が
無効値であった場合は、プロセッサ等は、アドレスBに
設定されている番地までの情報を読み出し、最新情報の
最前の情報で装置が再起動する(ロールメモリ方式に対
しては、アドレス値にロール情報を付加することで対処
する)。
【0020】実施の形態4.図4は、実施の形態2と3
を併せて実施した例を示すものであり、実施の形態3で
説明した制御に、更に、アドレスBにもフラグを設けた
ものである。図4において、23aはアドレスBの正常
/無効フラグ領域で、その他は先の実施の形態3のそれ
と同じものである。また、(W26)はアドレスBのフ
ラグの無効値書き換え制御、(W27)はアドレスBフ
ラグの有効値書き戻し制御、(R22)はアドレスBの
フラグ読み出し制御を示す。その他の(W21)〜(W
25),(R21)は、先の実施の形態3と同様のもの
である。
を併せて実施した例を示すものであり、実施の形態3で
説明した制御に、更に、アドレスBにもフラグを設けた
ものである。図4において、23aはアドレスBの正常
/無効フラグ領域で、その他は先の実施の形態3のそれ
と同じものである。また、(W26)はアドレスBのフ
ラグの無効値書き換え制御、(W27)はアドレスBフ
ラグの有効値書き戻し制御、(R22)はアドレスBの
フラグ読み出し制御を示す。その他の(W21)〜(W
25),(R21)は、先の実施の形態3と同様のもの
である。
【0021】次に、動作について説明する。ステップS
21ないしS24の書き込み、S25のフラグの書き戻
しまでは、実施の形態3と同様である。次に、ステップ
S26で、アドレスBのフラグを無効値に書き換え(W
26)、ステップS27で、アドレスBのアドレス値を
最終のアドレスAと同一の値に設定する(W25)。そ
の後ステップS28で、アドレスBのフラグを有効値に
書き戻す(W27)。この間に、電源異常が発生した場
合は、アドレスBのアドレス値を最終のアドレスAと同
一の値に設定する制御が完了しておらず、アドレスBの
フラグは、無効値となっている。
21ないしS24の書き込み、S25のフラグの書き戻
しまでは、実施の形態3と同様である。次に、ステップ
S26で、アドレスBのフラグを無効値に書き換え(W
26)、ステップS27で、アドレスBのアドレス値を
最終のアドレスAと同一の値に設定する(W25)。そ
の後ステップS28で、アドレスBのフラグを有効値に
書き戻す(W27)。この間に、電源異常が発生した場
合は、アドレスBのアドレス値を最終のアドレスAと同
一の値に設定する制御が完了しておらず、アドレスBの
フラグは、無効値となっている。
【0022】次に、電源異常が発生し、復旧した際の制
御について説明する。この場合も、ステップS31ない
しS33は、先の実施の形態3と同様である。ステップ
S32で、もし、アドレスAのフラグが無効値であるな
ら、次に、ステップS34で、アドレスBのフラグを読
み出し、ステップS35で、アドレスBのフラグの判定
を行う。フラグBの値が有効値であるなら、アドレスB
のアドレス値が示す番地までは、情報領域の情報が正常
な情報であると判断し、ステップS36で、このデータ
を用いて装置が再起動する。フラグBも無効値であるな
ら、ステップS36で、アブノーマルシーケンスとし
て、デフォルトの情報で再起動し、メモリ基板を障害と
する(ロールメモリ方式に対しては、アドレス値にロー
ル情報を付加することで対処する)。
御について説明する。この場合も、ステップS31ない
しS33は、先の実施の形態3と同様である。ステップ
S32で、もし、アドレスAのフラグが無効値であるな
ら、次に、ステップS34で、アドレスBのフラグを読
み出し、ステップS35で、アドレスBのフラグの判定
を行う。フラグBの値が有効値であるなら、アドレスB
のアドレス値が示す番地までは、情報領域の情報が正常
な情報であると判断し、ステップS36で、このデータ
を用いて装置が再起動する。フラグBも無効値であるな
ら、ステップS36で、アブノーマルシーケンスとし
て、デフォルトの情報で再起動し、メモリ基板を障害と
する(ロールメモリ方式に対しては、アドレス値にロー
ル情報を付加することで対処する)。
【0023】実施の形態5.図5は、実施の形態5の例
を示すものであり、履歴・設定情報等で番地単位でラン
ダムに書き込まれる重要な情報で、かつ、実施の形態1
に示したように、2面分のバックアップメモリ容量を設
けるのが、困難な場合に対応した実施の例である。図
中、41はアドレス*****対応領域、41aはその
内のフラグの正常/無効(書き込み中)の記録領域、4
1bは実際のデータ書き込み範囲アドレスの記載領域で
ある。42,42a,42bはそれぞれアドレス△△△
△△対応領域、同フラグ正常/無効、データ書き込みア
ドレス領域であり、43,43a,43bもそれぞれア
ドレス□□□□□のそれぞれ対応の領域である。図5
中、(W41)はプロセッサ等からの*****番地へ
の(フラグ+情報)の書き込み制御、(W42)は△△
△△△番地への(フラグ+情報)の書き込み制御、(W
43)は□□□□□番地への(フラグ+情報)書き込み
制御、(R41)は*****番地からの(フラグ+情
報)の読み出し制御、(R42)は△△△△△番地から
の(フラグ+情報)の読み出し制御、(R43)は□□
□□□番地からの(フラグ+情報)読み出し制御を示
す。
を示すものであり、履歴・設定情報等で番地単位でラン
ダムに書き込まれる重要な情報で、かつ、実施の形態1
に示したように、2面分のバックアップメモリ容量を設
けるのが、困難な場合に対応した実施の例である。図
中、41はアドレス*****対応領域、41aはその
内のフラグの正常/無効(書き込み中)の記録領域、4
1bは実際のデータ書き込み範囲アドレスの記載領域で
ある。42,42a,42bはそれぞれアドレス△△△
△△対応領域、同フラグ正常/無効、データ書き込みア
ドレス領域であり、43,43a,43bもそれぞれア
ドレス□□□□□のそれぞれ対応の領域である。図5
中、(W41)はプロセッサ等からの*****番地へ
の(フラグ+情報)の書き込み制御、(W42)は△△
△△△番地への(フラグ+情報)の書き込み制御、(W
43)は□□□□□番地への(フラグ+情報)書き込み
制御、(R41)は*****番地からの(フラグ+情
報)の読み出し制御、(R42)は△△△△△番地から
の(フラグ+情報)の読み出し制御、(R43)は□□
□□□番地からの(フラグ+情報)読み出し制御を示
す。
【0024】次に、動作について説明する。通常時ステ
ップS41で、バックアップメモリへの書き込み情報が
発生すると、プロセッサは、ステップS41で、書き込
み番地(*****番地)を設定し、書き込み情報にフ
ラグ(実際は、任意のパターン)を付加して書き込みを
行う。この間に、電源異常が発生した場合は、****
*番地に書き込まれたフラグは、無効値になっている。
データ書き込みが終わると、ステップS43で、フラグ
41aを正常と書き戻し(W41)、更に、ステップS
44で、アドレス△△△△△番地を設定する。アドレス
△△△△△への情報書き込み中に、電源異常が発生した
場合は、△△△△△番地に書き込まれたフラグは、無効
値になっている。このアドレス△△△△△へのデータの
書き込みが終わると、ステップS45で、フラグ42a
を正常と書き戻し(W42)、更に、次のアドレス番地
を設定する。この制御を繰り返し、アドレス□□□□□
への最後の書き込み情報終了後、ステップS47で、フ
ラグ43aを正常と書き戻す。もし、アドレス□□□□
□へのデータ書き込み中に、電源異常が発生した場合
は、□□□□□番地に書き込まれたフラグは、無効値に
なっている。
ップS41で、バックアップメモリへの書き込み情報が
発生すると、プロセッサは、ステップS41で、書き込
み番地(*****番地)を設定し、書き込み情報にフ
ラグ(実際は、任意のパターン)を付加して書き込みを
行う。この間に、電源異常が発生した場合は、****
*番地に書き込まれたフラグは、無効値になっている。
データ書き込みが終わると、ステップS43で、フラグ
41aを正常と書き戻し(W41)、更に、ステップS
44で、アドレス△△△△△番地を設定する。アドレス
△△△△△への情報書き込み中に、電源異常が発生した
場合は、△△△△△番地に書き込まれたフラグは、無効
値になっている。このアドレス△△△△△へのデータの
書き込みが終わると、ステップS45で、フラグ42a
を正常と書き戻し(W42)、更に、次のアドレス番地
を設定する。この制御を繰り返し、アドレス□□□□□
への最後の書き込み情報終了後、ステップS47で、フ
ラグ43aを正常と書き戻す。もし、アドレス□□□□
□へのデータ書き込み中に、電源異常が発生した場合
は、□□□□□番地に書き込まれたフラグは、無効値に
なっている。
【0025】次に、電源異常が発生し、復旧した際の制
御について説明する。プロセッサは、ステップS51
で、電源復旧を認識すると、通常通り各番地のバックア
ップ情報を読み出す。例えば、ステップS52で、**
***番地の情報を読み出した時、(R41)フラグの
値を読み込み、もし、ステップS54で、有効値であれ
ば、ステップS56で、*****番地の情報を取り込
み、無効値なら書き込み中に、電源異常が発生したと判
定し、その情報を破棄する。以下、上記の動作を繰り返
し、△△△△△番地、□□□□□番地についても同様に
行う((R42),(R43))。各番地への書き込み
制御は、上記のように、シリアル処理で行われるため時
間差があり、ある番地への情報書き込み中に、電源異常
が発生した場合は、その他の番地のフラグは有効値であ
り、情報も正常な情報が保持されている。以上により、
バックアップメモリへの書き込み中に、電源異常が発生
した場合にも、多くとも1ブロック番地分の情報損失に
抑えることができる。
御について説明する。プロセッサは、ステップS51
で、電源復旧を認識すると、通常通り各番地のバックア
ップ情報を読み出す。例えば、ステップS52で、**
***番地の情報を読み出した時、(R41)フラグの
値を読み込み、もし、ステップS54で、有効値であれ
ば、ステップS56で、*****番地の情報を取り込
み、無効値なら書き込み中に、電源異常が発生したと判
定し、その情報を破棄する。以下、上記の動作を繰り返
し、△△△△△番地、□□□□□番地についても同様に
行う((R42),(R43))。各番地への書き込み
制御は、上記のように、シリアル処理で行われるため時
間差があり、ある番地への情報書き込み中に、電源異常
が発生した場合は、その他の番地のフラグは有効値であ
り、情報も正常な情報が保持されている。以上により、
バックアップメモリへの書き込み中に、電源異常が発生
した場合にも、多くとも1ブロック番地分の情報損失に
抑えることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、大規模なH/Wと、
複雑な管理用のS/Wを用いないで、電源異常から復旧
した際に、容易にバックアップメモリの最新情報を確認
できる効果がある。
複雑な管理用のS/Wを用いないで、電源異常から復旧
した際に、容易にバックアップメモリの最新情報を確認
できる効果がある。
【図1】 本発明の実施の形態1の例を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態3の例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態4の例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態5の例を示す図である。
【図6】 バックアップメモリ制御の構成例を示す図で
ある。
ある。
【図7】 従来のバックアップメモリの構成と動作を示
す図である。
す図である。
【図8】 従来の他のバックアップメモリの構成と動作
を示す図である。
を示す図である。
1 フラグA領域、2 フラグB領域、11 情報(デ
ータ)領域A、12情報(データ)領域B、21 情報
(データ)領域、22 アドレスA対応領域、22a
アドレスAフラグ領域、22b アドレスA値領域、2
3 アドレスB対応領域、23a アドレスBフラグ領
域、23b アドレスB値領域、41アドレス****
*対応領域、41a フラグ領域、41b 情報領域、
42アドレス△△△△△対応領域、42a フラグ領
域、42b 情報領域、43アドレス□□□□□対応領
域、43a フラグ領域、43b 情報領域、S2フラ
グA無効化ステップ、S3 情報A書き込みステップ、
S4 フラグA正常化ステップ、S5 フラグB無効化
ステップ、S6 情報B書き込みステップ、S7 フラ
グB正常化ステップ、S13 フラグA判定ステップ、
S14 情報A読み出しステップ、S15 フラグB判
定ステップ、S16 情報B読み出しステップ、S22
アドレスA無効化ステップ、S24 情報A書き込み
ステップ、S25 アドレスAフラグ正常化ステップ、
S26 アドレスB無効化ステップ、S27 情報B書
き込みステップ、S28 アドレスBフラグ正常化ステ
ップ、S32 アドレスAフラグ判定ステップ、S33
アドレスA値の情報読み出しステップ、S35 アド
レスBフラグ判定ステップ、S36 アドレスB値の情
報読み出しステップ。
ータ)領域A、12情報(データ)領域B、21 情報
(データ)領域、22 アドレスA対応領域、22a
アドレスAフラグ領域、22b アドレスA値領域、2
3 アドレスB対応領域、23a アドレスBフラグ領
域、23b アドレスB値領域、41アドレス****
*対応領域、41a フラグ領域、41b 情報領域、
42アドレス△△△△△対応領域、42a フラグ領
域、42b 情報領域、43アドレス□□□□□対応領
域、43a フラグ領域、43b 情報領域、S2フラ
グA無効化ステップ、S3 情報A書き込みステップ、
S4 フラグA正常化ステップ、S5 フラグB無効化
ステップ、S6 情報B書き込みステップ、S7 フラ
グB正常化ステップ、S13 フラグA判定ステップ、
S14 情報A読み出しステップ、S15 フラグB判
定ステップ、S16 情報B読み出しステップ、S22
アドレスA無効化ステップ、S24 情報A書き込み
ステップ、S25 アドレスAフラグ正常化ステップ、
S26 アドレスB無効化ステップ、S27 情報B書
き込みステップ、S28 アドレスBフラグ正常化ステ
ップ、S32 アドレスAフラグ判定ステップ、S33
アドレスA値の情報読み出しステップ、S35 アド
レスBフラグ判定ステップ、S36 アドレスB値の情
報読み出しステップ。
Claims (5)
- 【請求項1】 同一情報を含むバックアップ情報用メモ
リを2つの情報領域1と情報領域2に区分し、また上記
情報領域1の書き込みが正常であることを示すフラグ1
の書き込み領域を設け、 書き込みに際してはまず上記フラグ1を無効(書込中)
としてから上記情報領域1にデータを書き込むステップ
と、 続いて上記情報領域1への書き込み終了後にフラグ1を
正常と書き戻すステップと、 続いて情報領域2にデータを書き込むステップと、 読み出しに際しては、まずフラグ1を読み出して正常な
らば情報領域1のデータを正常として読み出すステップ
と、 フラグ1が正常でなければ情報領域2のデータを正常と
して読み出すステップを含む多重メモリ制御方法。 - 【請求項2】 また更に、情報領域2の書き込みが正常
であることを示すフラグ2の書き込み領域を付加し、 書き込みに際して、情報領域1の書き込みが正常終了し
てフラグ1が書き戻された後、情報領域2にデータを書
き込むステップの前に、フラグ2を無効とするステップ
と、情報領域2にデータを書き込んだ後、フラグ2を正
常と書き戻すステップと、 読み出しに際しては、フラグ1が正常でなければ次にフ
ラグ2を読み出し、正常であれば情報領域2のデータを
正常として読み出すステップにつなぎ、 フラグ2も正常でなければ故障が発生したと判定するス
テップを付加したことを特徴とする請求項1記載の多重
メモリ制御方法。 - 【請求項3】 バックアップ情報も含むメモリに少なく
とも時間的に新しい情報領域1のアドレス値を書き込む
アドレス1領域と、情報領域1の書き込みが正常である
ことを示すアドレスフラグ1の領域と、結果的に直前の
時間の書き込み情報領域を示すアドレス2領域を設け、 書き込みに際しては、まず上記情報領域1対応のアドレ
スフラグ1を無効(書込中)と書き込み、アドレス1の
値を設定するステップと、 続いて情報領域1にデータを書き込むステップと、 必要データを所要量情報領域に書き込み終わるとアドレ
スフラグ1を正常と書き戻すステップと、 続いてアドレス2の値を所定の値に設定するステップ
と、 読み出しに際してはまずアドレスフラグ1を読み出して
正常ならば情報領域1のデータを正常として読み出すス
テップと、 アドレスフラグ1が無効であればアドレス2の値から前
の情報領域までのデータを正常として読み出すステップ
を含む多重メモリ制御方法。 - 【請求項4】 また更に、アドレスフラグ2を付加し、 書き込みに際しては、アドレスフラグ1を正常と書き戻
して後、アドレスフラグ2を無効(書込中)と書き込む
ステップと、アドレス2の値を設定するステップの後、
アドレスフラグ2を正常と書き戻すステップと、 読み出しに際しては、アドレスフラグ1が正常でなけれ
ば続いてアドレスフラグ2を読みだし、正常であればア
ドレス2の値から時間的に前の領域までのデータを読み
出すステップにつなぎ、アドレスフラグ2も正常でなけ
れば故障があると判定するステップを付加したことを特
徴とする請求項3記載の多重メモリ制御方法。 - 【請求項5】 メモリの書き込み情報領域1ないしNに
対応してそのアドレスとフラグの組からなるフラグ情報
領域1ないしNを設け、 書き込みに際してはまず上記フラグ情報領域1のアドレ
ス1の値を設定し、フラグ1を無効(書込中)とするス
テップと、 続いてメモリの上記アドレス1の値対応の情報領域1に
データを書き込むステップと、 続いて情報領域1へのデータ書き込み終了後に上記フラ
グ情報領域1のフラグを1正常(書き込み終了)と書き
戻すステップと、 更に順に、次の書き込みのアドレス2の値を設定し、フ
ラグ2を無効とするステップ、メモリのアドレス2の値
対応の情報領域2へのデータの書き込みステップ、フラ
グ2を正常と書き戻すステップを、以後、情報領域Nま
で設け、 読み出しに際してはフラグ情報領域1のフラグ1を読み
出して正常なら上記アドレス1の値対応の情報領域1の
データを正常として読み出すステップと、 更に順に、フラグ情報領域2のフラグ2を読み出して正
常ならそのアドレス2に対応するメモリの情報領域2の
データを読み出していき、読み出したフラグが無効の場
合は対になるアドレスの値対応の情報領域のデータは破
棄することでデータを得る多重メモリ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226361A JPH0973417A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 多重メモリ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226361A JPH0973417A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 多重メモリ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0973417A true JPH0973417A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16843950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7226361A Pending JPH0973417A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 多重メモリ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0973417A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000218824A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-08-08 | Seiko Epson Corp | インク容器およびそれを用いる印刷装置 |
US6401179B1 (en) | 1998-09-05 | 2002-06-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for storing reference information and apparatus therefor |
KR20020089131A (ko) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 기억장치 및 데이터 처리장치와 기억부 제어방법 |
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