JPH0965931A - 電子イオン歯ブラシ - Google Patents
電子イオン歯ブラシInfo
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- JPH0965931A JPH0965931A JP22292195A JP22292195A JPH0965931A JP H0965931 A JPH0965931 A JP H0965931A JP 22292195 A JP22292195 A JP 22292195A JP 22292195 A JP22292195 A JP 22292195A JP H0965931 A JPH0965931 A JP H0965931A
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- conductive rubber
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Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッド部の外部電極に非金属製のものを用
い、これにより使用者に違和感を与えることのない電子
イオン歯ブラシを提供すること。 【構成】 ブラシ毛3を植毛したヘッド部1と、前記ヘ
ッド部に連接される把持部11と、前記ヘッド部及び把
持部の双方に設置した外部電極2,12を介して口内に
微小電流を供給する電池部32とを備えた電子イオン歯
ブラシにおいて、ヘッド部1に設けられる外部電極2
は、導電ゴムにより形成されるとともに、該導電ゴム製
の外部電極2は、該ヘッド部に形成される開口部7に装
着され、更に、前記導電ゴム製の外部電極2は、開口部
7からの離脱を阻止する抜け防止手段を備えて構成され
る。
い、これにより使用者に違和感を与えることのない電子
イオン歯ブラシを提供すること。 【構成】 ブラシ毛3を植毛したヘッド部1と、前記ヘ
ッド部に連接される把持部11と、前記ヘッド部及び把
持部の双方に設置した外部電極2,12を介して口内に
微小電流を供給する電池部32とを備えた電子イオン歯
ブラシにおいて、ヘッド部1に設けられる外部電極2
は、導電ゴムにより形成されるとともに、該導電ゴム製
の外部電極2は、該ヘッド部に形成される開口部7に装
着され、更に、前記導電ゴム製の外部電極2は、開口部
7からの離脱を阻止する抜け防止手段を備えて構成され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流イオン効果を
もたらす電子イオン歯ブラシの構造に関する。
もたらす電子イオン歯ブラシの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子イオン歯ブラシは、一般に、ブラシ
毛を植毛したヘッド部と、前記ヘッド部に連接される把
持部と、前記ヘッド部及び把持部の双方に設置した外部
電極を介して口内に微小電流を供給する電池部とを備え
て構成されるものであって、近時、歯垢の沈着を除去で
きる等の効果が認められ、また、技術革新による価格の
低廉化も相俟って、広く使用されるに至っている。
毛を植毛したヘッド部と、前記ヘッド部に連接される把
持部と、前記ヘッド部及び把持部の双方に設置した外部
電極を介して口内に微小電流を供給する電池部とを備え
て構成されるものであって、近時、歯垢の沈着を除去で
きる等の効果が認められ、また、技術革新による価格の
低廉化も相俟って、広く使用されるに至っている。
【0003】この種の電子イオン歯ブラシにおいて、電
気的導通が十分に図られることは、歯垢等の沈着除去効
果を向上させる上で極めて大切であり、そのため、従来
一般には、ヘッド部の外部電極に金属製のものが用いら
れている。
気的導通が十分に図られることは、歯垢等の沈着除去効
果を向上させる上で極めて大切であり、そのため、従来
一般には、ヘッド部の外部電極に金属製のものが用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子イオン歯ブ
ラシにおいて、ヘッド部の外部電極に金属製のものが用
いられるものは、ヘッド部の外部電極が口内に入るもの
であるため、当該金属製の外部電極が使用者に違和感を
与えることがあり、その改善が望まれているものであっ
た。
ラシにおいて、ヘッド部の外部電極に金属製のものが用
いられるものは、ヘッド部の外部電極が口内に入るもの
であるため、当該金属製の外部電極が使用者に違和感を
与えることがあり、その改善が望まれているものであっ
た。
【0005】そこで、本発明は、この種の電子イオン歯
ブラシを改良して、ヘッド部の外部電極に非金属製のも
のを用い、これにより使用者に違和感を与えることのな
いようにしたものである。
ブラシを改良して、ヘッド部の外部電極に非金属製のも
のを用い、これにより使用者に違和感を与えることのな
いようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、ブラシ毛を植毛したヘッド部と、前記ヘッド
部に連接される把持部と、前記ヘッド部及び把持部の双
方に設置した外部電極を介して口内に微小電流を供給す
る電池部とを備えた電子イオン歯ブラシにおいて、前記
ヘッド部に設けられる外部電極は、導電ゴムにより形成
されるとともに、該導電ゴム製の外部電極は、該ヘッド
部に形成される開口部に装着され、更に、前記導電ゴム
製の外部電極は、前記開口部からの離脱を阻止する抜け
防止手段が備えられている構成の電子イオン歯ブラシで
ある。
た発明は、ブラシ毛を植毛したヘッド部と、前記ヘッド
部に連接される把持部と、前記ヘッド部及び把持部の双
方に設置した外部電極を介して口内に微小電流を供給す
る電池部とを備えた電子イオン歯ブラシにおいて、前記
ヘッド部に設けられる外部電極は、導電ゴムにより形成
されるとともに、該導電ゴム製の外部電極は、該ヘッド
部に形成される開口部に装着され、更に、前記導電ゴム
製の外部電極は、前記開口部からの離脱を阻止する抜け
防止手段が備えられている構成の電子イオン歯ブラシで
ある。
【0007】本願第2請求項に記載した発明は、第1請
求項の発明において、前記ヘッド部には、基端部が電池
部側の接点部に当接するとともに先端部が前記導電ゴム
製の外部電極に接触して電気的導通を図るコイルスプリ
ングが装着され、更に、前記導電ゴム製の外部電極には
溝が形成され、前記溝と前記コイルスプリングの先端部
とが係合することにより、外部電極に電気的導通が図ら
れるとともに、前記開口部からの該外部電極の離脱が阻
止される構成の電子イオン歯ブラシである。
求項の発明において、前記ヘッド部には、基端部が電池
部側の接点部に当接するとともに先端部が前記導電ゴム
製の外部電極に接触して電気的導通を図るコイルスプリ
ングが装着され、更に、前記導電ゴム製の外部電極には
溝が形成され、前記溝と前記コイルスプリングの先端部
とが係合することにより、外部電極に電気的導通が図ら
れるとともに、前記開口部からの該外部電極の離脱が阻
止される構成の電子イオン歯ブラシである。
【0008】本願第3請求項に記載した発明は、第1請
求項の発明において、前記導電ゴム製の外部電極には、
棒状延出部が一体形成されるとともに、前記延出部が前
記ヘッド部内に挿通されて、一方で、前記開口部からの
該外部電極の離脱が阻止され、他方で、該延出部の先端
部が電池部側の接点部に当接して、外部電極に電気的導
通が図られる構成の電子イオン歯ブラシである。
求項の発明において、前記導電ゴム製の外部電極には、
棒状延出部が一体形成されるとともに、前記延出部が前
記ヘッド部内に挿通されて、一方で、前記開口部からの
該外部電極の離脱が阻止され、他方で、該延出部の先端
部が電池部側の接点部に当接して、外部電極に電気的導
通が図られる構成の電子イオン歯ブラシである。
【0009】本発明によれば、ヘッド部に設けられる外
部電極が導電ゴムにより形成されるので、つまり金属製
の電極でないため、使用時に使用者に違和感を与えるこ
とがない。更に、前記導電ゴム製の外部電極は、開口部
からの離脱を阻止する抜け防止手段も具備されている
の、ゴム製の外部電極であっても長期の使用に耐えるこ
とが可能である。
部電極が導電ゴムにより形成されるので、つまり金属製
の電極でないため、使用時に使用者に違和感を与えるこ
とがない。更に、前記導電ゴム製の外部電極は、開口部
からの離脱を阻止する抜け防止手段も具備されている
の、ゴム製の外部電極であっても長期の使用に耐えるこ
とが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の具体例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0011】本具体例の電子イオン歯ブラシは、図1及
び図2にその全体図が示されるように、概略、ブラシ毛
3を植毛したヘッド部1と、前記ヘッド部1に連接され
る把持部11と、前記ヘッド部1及び把持部11の双方
に設置した外部電極2,12と、前記双方の外部電極
2,12を介して口内に微小電流を供給する電池部とを
備えた形式の電子イオン歯ブラシである。そして、公知
の電子イオン歯ブラシと同様に、把持部11を握って口
内にヘッド部1を入れると、使用者の体液を介して数1
00μAの電流が歯磨き中に口内へ流れる。この電流イ
オン効果により、歯垢が取り除かれる等のクリーニング
効果を発揮するものである。
び図2にその全体図が示されるように、概略、ブラシ毛
3を植毛したヘッド部1と、前記ヘッド部1に連接され
る把持部11と、前記ヘッド部1及び把持部11の双方
に設置した外部電極2,12と、前記双方の外部電極
2,12を介して口内に微小電流を供給する電池部とを
備えた形式の電子イオン歯ブラシである。そして、公知
の電子イオン歯ブラシと同様に、把持部11を握って口
内にヘッド部1を入れると、使用者の体液を介して数1
00μAの電流が歯磨き中に口内へ流れる。この電流イ
オン効果により、歯垢が取り除かれる等のクリーニング
効果を発揮するものである。
【0012】更に、本具体例において、前記把持部11
は、本体ケース21と、本体ケース21に収納される、
尾栓31bを備えた内部ブロック31と、前記本体ケー
ス21に装着固定される、導電プレートからなる外部電
極12とを具備して構成されている。
は、本体ケース21と、本体ケース21に収納される、
尾栓31bを備えた内部ブロック31と、前記本体ケー
ス21に装着固定される、導電プレートからなる外部電
極12とを具備して構成されている。
【0013】以下、各部について説明する。
【0014】ヘッド部1は、先端の一面側にブラシ毛3
が植毛され、ブラシ毛3の後部の同一面に外部電極2が
設置されている。後に詳述する外部電極2は、内部ブロ
ック31の導電軸37に接続しており、これにより電気
的導通が図られている。
が植毛され、ブラシ毛3の後部の同一面に外部電極2が
設置されている。後に詳述する外部電極2は、内部ブロ
ック31の導電軸37に接続しており、これにより電気
的導通が図られている。
【0015】また、ヘッド部1の内部には、更に図3に
示すように、本体ケース21の先端部22を挿入するた
めの嵌合部4と、この嵌合部4から先端方向に連通する
連通孔5が設けられている。前記連通孔5には、コイル
スプリング6が挿通され、外部電極2と電気的導通が図
られている。
示すように、本体ケース21の先端部22を挿入するた
めの嵌合部4と、この嵌合部4から先端方向に連通する
連通孔5が設けられている。前記連通孔5には、コイル
スプリング6が挿通され、外部電極2と電気的導通が図
られている。
【0016】コイルスプリング6は、その基端部が電池
部側の接点部(本例では、導電軸37)に当接するとと
もに、先端部が前記導電ゴム製の外部電極2に接触し
て、前述した電気的導通が図られる。
部側の接点部(本例では、導電軸37)に当接するとと
もに、先端部が前記導電ゴム製の外部電極2に接触し
て、前述した電気的導通が図られる。
【0017】7は開口部で、前記連通孔5に通じてお
り、この開口部7に外部電極2が装着される。
り、この開口部7に外部電極2が装着される。
【0018】前記本体ケース21は、前述した外部電極
12を装着する電極装着部23が正面側に設けられてい
る。前記電極装着部23は、比較的大きな面積を有する
外部電極12の正面側の外部形状にほぼ等しく形成され
ている。また、本体ケース21の内部には、前記内部ブ
ロック31を挿入するための空洞部24が形成されてい
る。
12を装着する電極装着部23が正面側に設けられてい
る。前記電極装着部23は、比較的大きな面積を有する
外部電極12の正面側の外部形状にほぼ等しく形成され
ている。また、本体ケース21の内部には、前記内部ブ
ロック31を挿入するための空洞部24が形成されてい
る。
【0019】前記内部ブロック31は、基本的には電池
部32及び回路基板33を実装するもので、前記本体ケ
ース21内に装着される。前記電池部32からの電力供
給は、回路基板33の先端部及び後端部に設けた端子3
6,36から、導電軸37,37を経由して各外部電極
2,12へなされる。
部32及び回路基板33を実装するもので、前記本体ケ
ース21内に装着される。前記電池部32からの電力供
給は、回路基板33の先端部及び後端部に設けた端子3
6,36から、導電軸37,37を経由して各外部電極
2,12へなされる。
【0020】前記各端子36は、金属板を曲折形成して
構成され、一端を回路基板33に固着し、他端で導電軸
37の端部を押圧付勢して、電気的導通が確実に行われ
るように設けられている。尚、内部ブロック31の後端
部に配設される導電軸37は、尾栓31bから内部に圧
入される。
構成され、一端を回路基板33に固着し、他端で導電軸
37の端部を押圧付勢して、電気的導通が確実に行われ
るように設けられている。尚、内部ブロック31の後端
部に配設される導電軸37は、尾栓31bから内部に圧
入される。
【0021】尚、38はOリングで、ヘッド部1と本体
ケース21間の防水を図っている。同様に、39はOリ
ングで、本体ケース21と内部ブロック31間の防水を
図っている。
ケース21間の防水を図っている。同様に、39はOリ
ングで、本体ケース21と内部ブロック31間の防水を
図っている。
【0022】前記ヘッド部1に設置してある外部電極2
は、図4に示すように、導電ゴムにより形成され、前記
開口部7からの離脱を阻止する抜け防止手段が備えられ
ている。導電ゴムは、本例の場合、合成樹脂に炭素粉末
を添加して構成されている。
は、図4に示すように、導電ゴムにより形成され、前記
開口部7からの離脱を阻止する抜け防止手段が備えられ
ている。導電ゴムは、本例の場合、合成樹脂に炭素粉末
を添加して構成されている。
【0023】すなわち、導電ゴム製の外部電極2は、本
例の場合、下部に溝2aが形成されており、この溝2a
とコイルスプリング6の先端部とが係合することによ
り、外部電極2に電気的導通が図られるとともに、前記
開口部7からの該外部電極2の離脱が阻止される。この
溝2aには突起2b,2bが一体形成されており、該溝
2aとコイルスプリング6の先端部との係合において、
これらの突起2b,2bがコイルスプリング6に押接し
て、電気的導通が確実に図られるように設けられてい
る。
例の場合、下部に溝2aが形成されており、この溝2a
とコイルスプリング6の先端部とが係合することによ
り、外部電極2に電気的導通が図られるとともに、前記
開口部7からの該外部電極2の離脱が阻止される。この
溝2aには突起2b,2bが一体形成されており、該溝
2aとコイルスプリング6の先端部との係合において、
これらの突起2b,2bがコイルスプリング6に押接し
て、電気的導通が確実に図られるように設けられてい
る。
【0024】他方、前記外部電極12は、金属製の導電
プレートで形成され、前述したように、本体ケース21
の電極装着部23に固着される。
プレートで形成され、前述したように、本体ケース21
の電極装着部23に固着される。
【0025】以上のように構成される本具体例におい
て、次に、各部の組立手順について説明する。
て、次に、各部の組立手順について説明する。
【0026】内部ブロック31に電池部32及び回路基
板33を装着し、導電軸37を尾栓31bから内部に圧
入する。導電軸37の先端は、回路基板後部の端子36
と当接し、電気的導通が図られる。
板33を装着し、導電軸37を尾栓31bから内部に圧
入する。導電軸37の先端は、回路基板後部の端子36
と当接し、電気的導通が図られる。
【0027】そして、内部ブロック31を本体ケース2
1に圧入する。本体ケース21及び内部ブロック31
は、後部の摺接及びOリング39により、両者後部の防
水が図られる。
1に圧入する。本体ケース21及び内部ブロック31
は、後部の摺接及びOリング39により、両者後部の防
水が図られる。
【0028】更に、本体ケース21のケース先端部22
に形成してある挿通孔25に導電軸37を圧入する。導
電軸37の後端は、回路基板前部の端子36と当接し、
電気的導通が図られる。
に形成してある挿通孔25に導電軸37を圧入する。導
電軸37の後端は、回路基板前部の端子36と当接し、
電気的導通が図られる。
【0029】一方、ヘッド部1の連通孔5にコイルスプ
リング6を挿入し、更に、ヘッド部1の開口部7に外部
電極2を、その溝2aを下にして圧入することにより、
該外部電極2はコイルスプリング6に固定保持される。
本体ケース21のケース先端部22の凹部にゴムパッキ
ン等のOリング38を装着し、ヘッド部1を該ケース先
端部22に装着する。このOリング38により内部への
液流入を防止するとともに、ヘッド部1の抜けを防止を
図っている。この装着により、外部電極2はコイルスプ
リング6を介して導電軸37と電気的導通がなされる。
リング6を挿入し、更に、ヘッド部1の開口部7に外部
電極2を、その溝2aを下にして圧入することにより、
該外部電極2はコイルスプリング6に固定保持される。
本体ケース21のケース先端部22の凹部にゴムパッキ
ン等のOリング38を装着し、ヘッド部1を該ケース先
端部22に装着する。このOリング38により内部への
液流入を防止するとともに、ヘッド部1の抜けを防止を
図っている。この装着により、外部電極2はコイルスプ
リング6を介して導電軸37と電気的導通がなされる。
【0030】そして、把持部11を握ると、外部電極1
2は比較的大きな面積を備えているので、どのような握
りかたでも使用者の手は外部電極12のプレート本体1
3に接触することとなり、更に、口内にヘッド部1を入
れると、他方の外部電極2が口内で導通して、使用者の
体液を介して数100μAの電流が歯磨き中に口内へ流
れる。すると、別途設けられている発音・発光体(図示
を省略)はメロディー音を発するとともにLEDを点滅
させ、電気的導通が図られていて歯ブラシが正常に機能
していることを知らせる。この電流イオン効果により、
歯垢が取り除かれる等のクリーニング効果が発揮され
る。
2は比較的大きな面積を備えているので、どのような握
りかたでも使用者の手は外部電極12のプレート本体1
3に接触することとなり、更に、口内にヘッド部1を入
れると、他方の外部電極2が口内で導通して、使用者の
体液を介して数100μAの電流が歯磨き中に口内へ流
れる。すると、別途設けられている発音・発光体(図示
を省略)はメロディー音を発するとともにLEDを点滅
させ、電気的導通が図られていて歯ブラシが正常に機能
していることを知らせる。この電流イオン効果により、
歯垢が取り除かれる等のクリーニング効果が発揮され
る。
【0031】図5及び図6は、本発明の他の具体例を示
すもので、本例の場合は、導電ゴム製の外部電極2に、
前記コイルスプリングに相当する部分を一体に形成し、
該コイルスプリングを省略したものである。
すもので、本例の場合は、導電ゴム製の外部電極2に、
前記コイルスプリングに相当する部分を一体に形成し、
該コイルスプリングを省略したものである。
【0032】すなわち、導電ゴム製の外部電極2には、
棒状延出部2cが一体形成されて、該棒状延出部2cが
前記コイルスプリングの役目を担うものである。つま
り、この延出部2cがヘッド部1の連通孔5に挿通さ
れ、該延出部2cの端部が電池部側の接点部(本例で
は、導電軸37)に当接することにより、外部電極2の
電気的導通が図られる。
棒状延出部2cが一体形成されて、該棒状延出部2cが
前記コイルスプリングの役目を担うものである。つま
り、この延出部2cがヘッド部1の連通孔5に挿通さ
れ、該延出部2cの端部が電池部側の接点部(本例で
は、導電軸37)に当接することにより、外部電極2の
電気的導通が図られる。
【0033】本例の外部電極2は、前例のような溝2a
を設けない代わりに、電極下部の左右にフック状の突条
2dを一体形成している。一方、ヘッド部1の開口部7
には、前記突条2dと係合する溝条8を設けている。従
って、外部電極2はその突条2dが溝条8と係合するの
で、該外部電極2の開口部7からの離脱が阻止される。
図面上、連通孔5にも溝条が形成されているのは、ヘッ
ド部形成の際の金型成形に由来するものである。
を設けない代わりに、電極下部の左右にフック状の突条
2dを一体形成している。一方、ヘッド部1の開口部7
には、前記突条2dと係合する溝条8を設けている。従
って、外部電極2はその突条2dが溝条8と係合するの
で、該外部電極2の開口部7からの離脱が阻止される。
図面上、連通孔5にも溝条が形成されているのは、ヘッ
ド部形成の際の金型成形に由来するものである。
【0034】尚、本例の場合は、外部電極2は、その延
出部2cをヘッド部1の開口部7から連通孔5に挿入す
ることにより、該外部電極2をヘッド部1に装着する。
出部2cをヘッド部1の開口部7から連通孔5に挿入す
ることにより、該外部電極2をヘッド部1に装着する。
【0035】このように、本具体例の電子イオン歯ブラ
シは、ブラシ毛3を植毛したヘッド部1と、前記ヘッド
部に連接される把持部11と、前記ヘッド部及び把持部
の双方に設置した外部電極2,12を介して口内に微小
電流を供給する電池部32とを備えた電子イオン歯ブラ
シにおいて、前記ヘッド部に設けられる外部電極2は、
導電ゴムにより形成されるとともに、該導電ゴム製の外
部電極は、該ヘッド部に形成される開口部7に装着さ
れ、更に、前記導電ゴム製の外部電極は、前記開口部か
らの離脱を阻止する抜け防止手段を備えて構成され、そ
して、前記第1具体例では、前記ヘッド部には、基端部
が電池部側の接点部に当接するとともに先端部が前記導
電ゴム製の外部電極に接触して電気的導通を図るコイル
スプリング6が装着され、更に、前記導電ゴム製の外部
電極には溝2aが形成され、前記溝と前記コイルスプリ
ングの先端部とが係合することにより、外部電極に電気
的導通が図られるとともに、前記開口部からの該外部電
極の離脱が阻止される構成の電子イオン歯ブラシであ
り、従って、導電ゴム製の外部電極2は、下部の溝2a
とコイルスプリング6の先端部とが係合することによ
り、外部電極2に電気的導通が図られるとともに、前記
開口部からの該外部電極の離脱が阻止される。この溝2
aには突起2b,2bが一体形成されており、該溝2a
とコイルスプリング6の先端部との係合において、これ
らの突起2b,2bがコイルスプリング6に押接して、
電気的導通が確実に図られるように設けられているもの
である。
シは、ブラシ毛3を植毛したヘッド部1と、前記ヘッド
部に連接される把持部11と、前記ヘッド部及び把持部
の双方に設置した外部電極2,12を介して口内に微小
電流を供給する電池部32とを備えた電子イオン歯ブラ
シにおいて、前記ヘッド部に設けられる外部電極2は、
導電ゴムにより形成されるとともに、該導電ゴム製の外
部電極は、該ヘッド部に形成される開口部7に装着さ
れ、更に、前記導電ゴム製の外部電極は、前記開口部か
らの離脱を阻止する抜け防止手段を備えて構成され、そ
して、前記第1具体例では、前記ヘッド部には、基端部
が電池部側の接点部に当接するとともに先端部が前記導
電ゴム製の外部電極に接触して電気的導通を図るコイル
スプリング6が装着され、更に、前記導電ゴム製の外部
電極には溝2aが形成され、前記溝と前記コイルスプリ
ングの先端部とが係合することにより、外部電極に電気
的導通が図られるとともに、前記開口部からの該外部電
極の離脱が阻止される構成の電子イオン歯ブラシであ
り、従って、導電ゴム製の外部電極2は、下部の溝2a
とコイルスプリング6の先端部とが係合することによ
り、外部電極2に電気的導通が図られるとともに、前記
開口部からの該外部電極の離脱が阻止される。この溝2
aには突起2b,2bが一体形成されており、該溝2a
とコイルスプリング6の先端部との係合において、これ
らの突起2b,2bがコイルスプリング6に押接して、
電気的導通が確実に図られるように設けられているもの
である。
【0036】また、前記第2具体例では、前記導電ゴム
製の外部電極2には、棒状延出部2cが一体形成される
とともに、この延出部2cが前記ヘッド部内に挿通され
て、一方で、前記開口部7からの該外部電極の離脱が阻
止され、他方で、該延出部の先端部が電池部側の接点部
に当接して、外部電極2に電気的導通が図られる構成の
電子イオン歯ブラシであり、従って、延出部2cの端部
が電池部側の接点部に当接することにより、外部電極2
の電気的導通が図られるとともに、外部電極2はその突
条2dが溝条8と係合し、また、棒状延出部2cがヘッ
ド部1の連通孔5に挿入されるので、該外部電極2の開
口部7からの離脱が阻止されるものである。加えて、棒
状延出部2cを一体形成したことにより、コイルスプリ
ングを省くことができる。
製の外部電極2には、棒状延出部2cが一体形成される
とともに、この延出部2cが前記ヘッド部内に挿通され
て、一方で、前記開口部7からの該外部電極の離脱が阻
止され、他方で、該延出部の先端部が電池部側の接点部
に当接して、外部電極2に電気的導通が図られる構成の
電子イオン歯ブラシであり、従って、延出部2cの端部
が電池部側の接点部に当接することにより、外部電極2
の電気的導通が図られるとともに、外部電極2はその突
条2dが溝条8と係合し、また、棒状延出部2cがヘッ
ド部1の連通孔5に挿入されるので、該外部電極2の開
口部7からの離脱が阻止されるものである。加えて、棒
状延出部2cを一体形成したことにより、コイルスプリ
ングを省くことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成さ
れ、ヘッド部に設けられる外部電極が導電ゴムにより形
成されるので、つまり金属製の電極でないため、使用時
に使用者に違和感を与えることがない。
れ、ヘッド部に設けられる外部電極が導電ゴムにより形
成されるので、つまり金属製の電極でないため、使用時
に使用者に違和感を与えることがない。
【0038】更に、前記導電ゴム製の外部電極は、開口
部からの離脱を阻止する抜け防止手段も具備されている
ので、ゴム製の外部電極であっても長期の使用に耐える
ことが可能である等の利点を有するものである。
部からの離脱を阻止する抜け防止手段も具備されている
ので、ゴム製の外部電極であっても長期の使用に耐える
ことが可能である等の利点を有するものである。
【図1】本発明の具体例に係る電子イオン歯ブラシを示
す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図2】本発明の具体例に係る電子イオン歯ブラシを示
す図で、(a)は一部を破断した正面図、(b)は一部
を破断した右側面図である。
す図で、(a)は一部を破断した正面図、(b)は一部
を破断した右側面図である。
【図3】本発明の具体例に係るヘッド部を示す図で、
(a)は正面図、(b)は一部を破断した正面図、
(c)は一部を破断した右側面図である。
(a)は正面図、(b)は一部を破断した正面図、
(c)は一部を破断した右側面図である。
【図4】本発明の具体例に係る導電ゴム製の外部電極を
示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は
背面図、(d)は(b)図の縦断右側面図である。
示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は
背面図、(d)は(b)図の縦断右側面図である。
【図5】本発明の具体例に係る導電ゴム製の外部電極を
示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は
(b)図の左側面図である。
示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は
(b)図の左側面図である。
【図6】本発明の具体例に係るヘッド部を示す図で、
(a)は正面図、(b)は一部を破断した正面図、
(c)は一部を破断した右側面図である。
(a)は正面図、(b)は一部を破断した正面図、
(c)は一部を破断した右側面図である。
1 ヘッド部 2 外部電極 2a 溝 2b 突起 2c 棒状延出部 2d 突条 3 ブラシ毛 4 嵌合部 5 連通孔 6 コイルスプリング 7 開口部 8 溝条 11 把持部 12 外部電極 21 本体ケース 22 ケース先端部 23 電極装着部 24 空洞部 25 挿通孔 31 内部ブロック 31a ブロック本体 31b 尾栓 32 電池部 33 回路基板 36 端子 37 導電軸 38 Oリング 39 Oリング
Claims (3)
- 【請求項1】 ブラシ毛を植毛したヘッド部と、前記ヘ
ッド部に連接される把持部と、前記ヘッド部及び把持部
の双方に設置した外部電極を介して口内に微小電流を供
給する電池部とを備えた電子イオン歯ブラシにおいて、 前記ヘッド部に設けられる外部電極は、導電ゴムにより
形成されるとともに、該導電ゴム製の外部電極は、該ヘ
ッド部に形成される開口部に装着され、 更に、前記導電ゴム製の外部電極は、前記開口部からの
離脱を阻止する抜け防止手段が備えられていることを特
徴とする電子イオン歯ブラシ。 - 【請求項2】 前記ヘッド部には、基端部が電池部側の
接点部に当接するとともに先端部が前記導電ゴム製の外
部電極に接触して電気的導通を図るコイルスプリングが
装着され、 更に、前記導電ゴム製の外部電極には溝が形成され、前
記溝と前記コイルスプリングの先端部とが係合すること
により、外部電極に電気的導通が図られるとともに、前
記開口部からの該外部電極の離脱が阻止されることを特
徴とする請求項1記載の電子イオン歯ブラシ。 - 【請求項3】 前記導電ゴム製の外部電極には、棒状延
出部が一体形成されるとともに、前記延出部が前記ヘッ
ド部内に挿通されて、一方で、前記開口部からの該外部
電極の離脱が阻止され、他方で、該延出部の先端部が電
池部側の接点部に当接して、外部電極に電気的導通が図
られることを特徴とする請求項1記載の電子イオン歯ブ
ラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22292195A JPH0965931A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子イオン歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22292195A JPH0965931A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子イオン歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0965931A true JPH0965931A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16789956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22292195A Pending JPH0965931A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子イオン歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0965931A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6341400B1 (en) * | 1998-05-29 | 2002-01-29 | Hukuba Dental Corp. | Toothbrush |
JP2011024863A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 歯茎マッサージ用ブラシおよび歯茎マッサージ装置 |
US9009901B2 (en) | 2011-09-20 | 2015-04-21 | Braun Gmbh | Oral care devices having automatic mode selection |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22292195A patent/JPH0965931A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6341400B1 (en) * | 1998-05-29 | 2002-01-29 | Hukuba Dental Corp. | Toothbrush |
JP2011024863A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 歯茎マッサージ用ブラシおよび歯茎マッサージ装置 |
US9009901B2 (en) | 2011-09-20 | 2015-04-21 | Braun Gmbh | Oral care devices having automatic mode selection |
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